221 堕天の姦計
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─ 歪んだ天界 ─
…此処が何処か、ということより。 同胞達と合流することが先決ですね。 恐らくは散り散りにさせられたのでしょうが、それに何か法則でもあるのか…
[案じる思いは多々あれど、隊の同胞は皆気高く清らかで。 闇に飲まれるなど、思うことすらなく思案を続けて。]
そうだ、マリエル様。 ケヴィン様はご一緒ではなかったですか? 俺は、此処に来る直前までヨラニエル様のお傍に居たんですが…
[傍らのマリエルにそう問いかけた所で、ヨラニエルの声>>79が聞こえた。 届いて、と切なる願いが胸に響き───]
(85) 2013/05/11(Sat) 16時頃
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─ 歪んだ天界 ─
…ヨラニエル様?
[名を呼び周囲を見回すも、その姿を見つけることは出来ず。]
…───っ、何、
[代わりに見つけたのは、 こちら目掛けて飛んでくる白く濃い靄の塊。**]
(86) 2013/05/11(Sat) 16時頃
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─ 暴走の実験室 ─
[道を間違えたのかと思った]
[しかし、慌てて振り向いてぎょっとする。洞窟から出て来たはずの道がない。平らな壁になっている。 思わずぺたりと触ってから、ぬるりと冷たく湿った感触にすぐに手を離す。顔をしかめて、自分の胸甲の下、厚布になっている部分で拭いた。黒い涙の染みの上に、良く分からない染みがまた増えた]
[仕方なく、そのまま薄暗い部屋の中、壁づたいを歩き始める。 翼でも引っかけたのか、ビーカーがひとつ落ちて、カツーンと床が鳴った。 思わず足を止めるが、その音で何かが飛び出てくると言う事はなさそうだった。ケヴィンは翼をぴったりと畳み、大きな手足を縮める様にして、歩きを再開する]
[ジェフェルに。 敬愛する小隊長に無性に会いたかった。 他のメンバーの前では不動で鉄壁の副隊長の顔でいなければいけないが、彼の前でならただの一天使であれる。きっと、心を落ち着けて、いつもの盾の天使ケヴィンとして、皆の元に戻れるだろう]
[壁づたいの向こう。扉がある。そちらを目指していた足がふと、止まった。 警戒の色を浮かべて、盾を握りなおす]//
(87) 2013/05/11(Sat) 17時頃
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[闇は己、己は闇。 意識を凝らせば望む場所へと瞬時に転じる。 闇の中で己の紫黒を繰れば、誰がどこに居るかも直ぐに把握が出来た。 この世界の中で、清らなる気配の位置は良く判る]
…1……1……2……3……1…プラス1、と。
結構バラけたんだな。
[現時点での光の位置を把握すると、闇に同化し別の場所へと飛んだ。 目指すのは、酔花咲き乱れる魔性の花園]
(88) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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─ →淫花平原 ─
[纏う闇は周囲の闇に同化させ、花園へと降り立ちその中を歩み進む]
────トレイル、様?
[以前と同じ呼び方でトレイルの名を呼ぶ。 花の香りの中に居る彼はどんな様子だったか。 引き連れる闇は隠すが左腕の蛇は隠さぬまま。 相手の様子を窺い見る*]
(89) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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― 暴走の実験室 ―
[開けた扉の先から、温い空気が流れ出す。 狂気と妄執と知への飽くなき欲が醸す、澱んだ熱の残滓。
ここに何者が訪れたのか、闇に同化したときに"視えて"いた。]
―――ケヴィン。
[厳粛な声音を作り、壁際にある光へ呼びかける。 偽りの光輝を纏い、闇の徴を幻影で覆って。]
無事なようだな。 なによりだ。
[小隊長としての言葉は、ごく自然に唇をついて出た。]
(90) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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[静かで聴き慣れた声>>90に、肩から力を抜いた。 扉ごしだったとはいえ、これほどに会いたいと思っていたジェフェルの気配に気づかなかったとは、我ながら不覚だ。 盾を下ろし、いつもの姿に足早に近づく。自然と笑みが浮かんだ]
[のに]
[なぜかあと数歩というところで、足が勝手に止まった。 自分でも理由が分からないままに、なぜかそれ以上進むことを、体が拒絶する]
[……?]
[瞬きをして、ジェフェルを見つめる。 そういえば……彼はひとり、なのだろうか? サイモンは? 共に行ったはずのパティエルやトレイルは?]
(91) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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―歪んだ天界―
[考えてのことではなかった、ただそこに在る同胞へと向けた叫びが届いたのか。 あるいはマリエルにも届いたかも知れないが、その魔物が同胞とは認識していないヨラニエルには与り知らぬことだった。
>>86ミルフィが反応を示す。 しかしその視線はこれだけの距離にあって焦点をこちらに結ばない。 やはり見えていないのか。
また、この距離にあってなお、口の動きが見えるだけで声は聞こえなかった。 ただ、問いかけるような思念が届き来る。しかしそれは酷く遠くに感じられた]
(92) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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[すぐそこに魔物がいるというのに、何故かそれが伝わらない。 焦りだけが身を焦がす。
それに、ああ。あれは低級な魔物ではない。 より高位な魔族ではないか。 あの魔族にまやかしでも見せられているのだろうか。 それ程の相手に己の力が通じるかは分からない。ただ、救いたい一心だった。 ミルフィが鉾を取らぬなら己が戦うしかない。
杖に急速に光が集まっていく。 聖なるものを癒し、邪なるものを滅する白き浄化の炎。 余力を考えるゆとりもなく一心に燃える]
邪なるものよ――滅せよ。
[同胞の窮地を救わんと、輝く杖を振り上げた――**]
(93) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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どうした?
[ケヴィンの足が止まる。 ああ、それは正しい。 それ以上近づけば、気付いてしまうだろうから。 光ではなく、闇を戴いていることに。 天青の瞳が宵闇に沈んでいることに。]
―――残念だが、任務は失敗だ。 サイモンは、闇に呑まれた。
[闇に染まってなお、明白な虚言は弄せなかった。 ただ言葉を削ぎ、意味を惑わせる。 自らの手で深淵に落としたという事実を、包み隠す。]
(94) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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ケヴィン。 こうなった以上、我々は生きねばならぬ。
―――私と共に、来い。
[見えざる壁を破り、一歩、踏み出した。]
(95) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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[任務失敗>>94 それを聞いて、ケヴィンの表情が沈痛なものになる]
[我が第7096小隊は……、危なげない戦いぶりだったとはいえ、このような魔界深い場所まで来て……しかし神の命を果たせなかったのか。 闇に呑まれる……それがどんなことなのか、ただ想像するだけでも肌が粟立つようだ。サイモンの苦痛と絶望はいかばかりだっただろう。 ……自分が無意識にジェフェルに違和感を感じたのだとすると、彼がそれを目の当たりにした苦しみのせいだったのかもしれない]
[魂の声でジェフェルに牢獄のイメージを送る。 サイモンと同じく囚われていた者たち。囚われたという情報すら届かなかった、絶望の中で心を殺された天使や人間たち。 彼らを救うことはできなかったけれど、闇落ちだけは回避した。彼らの魂はきっと、神の御もとに還っただろうと]
(96) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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[生きねばならぬ>>95。その言葉に強くうなづく。 生きられなかった者たちの為にもそうしなければならない。 小隊の誰一人欠けず、天界に戻らねばならない]
[ジェフェルが一歩を近づく。 再び、体の奥の何かが疼いた。 ケヴィンは眉を顰め、その訳の分からない感覚をねじ伏せて、こちらも一歩を踏み出す]
[行く。 自分は、この人の副隊長なのだから]
(97) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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− 淫花平原 −
[咲き乱れる花の蜜の濃厚な香りは、熟れて落ちる寸前の果実にも似て、甘いけれど、どこか危うい。
トレイルは翼を広げて宙へと距離を取った。]
(98) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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[上空から俯瞰すれば、植物の間に白い姿が倒れ伏しているのが見えた。
注意して近づけば、折り重なる亡骸と知れる。 旺盛な植物は骨の間からも伸びていた。
死して土に還った、というよりは花が肉を食ったごとき光景にわずかに目眩がする。
あるいはそれは迎え撃つような花の香りのもたらす酔いのせいかもしれない。]
(99) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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[再び空へ逃れようとするも、翼の動きは鈍い。 地を踏まぬトレイルの足は花を折ることなく、波間に漂うごとく滑る。
その時、名を呼ぶ声がした。>>89]
(100) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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[聞き知った声、耳に覚えのある調子。 けれど、視界に入るその者の姿は、トレイルを警戒させた。
左腕を締めつけるごとき黒い蛇。 そして、あるべき場所に「見えない」もの。]
ノックスの声を借りて語るおまえは何者ですか。
(101) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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─ 淫花平原 ─
[花踏まぬトレイルの足。 方やノックスは花園を踏み荒らし、漂う香をより一層濃くさせる。 影響受けぬ身故に他へ与える影響に頓着しない]
──何言ってんすか、トレイル様。 俺は俺っすよ?
[警戒されるのは致し方ない。 隠すべきを隠しても、神の僕として必要な部分を補うことはしていないのだから。 己は己だと告げ、以前と変わらぬにこやかな笑みをトレイルへと向けた]
(102) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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[ノックスの踏みしだいた花が蜜を滲ませる。 砕かれた身をむしろ誇るがごときその香りは、今や知覚を狂わせるほど。
けれど、トレイルは背筋を伸ばして近づく相手へと正対した。]
残念です。 わたしには、あなたの顔が…見えません。 背の翼も、また。
あなたの身に何がありました?
(103) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[失態をどうとられるか。 そっとミルフィ>>84の様子を伺っていると、微かな笑い声が届く。 どうやら全く気にされていない様子のようだ]
ごめんねぇ。アタシこっちのほうが楽だからさ。 これでいかせてもらうわね。 天界に戻っても上にはチクらないでね。
[などといつもの調子に戻るも、 ミルフィに顔つきがかわれば、また自身も笑みを消した]
(104) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[ひとまずはミルフィの思案を聞いて>>85]
そうね。とりあえずは合流を目指すってとこかしら。 ジェフェルも「なるべくなら離れるな」って言ってたし。
……ああ、ここに飛ばされてきた時、 アタシ、洞窟の中で先行の3人とも離れていたから 他の人の状況はちょっとわかんないのよね。 まあ、ケヴィンならジェフェルと連絡とってるだろうから 大丈夫じゃない?
ヨラニエルも近くに飛ばされているかはわからないけれど、 まずそっちから合流目指しましょうか?
(105) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[ケヴィンからイメージを受け取った瞬間、 今まで知ることの無かった感情が心を染め上げる。
―――彼らは還ったのだ。 自分には、許されぬ場所へ。
羨望。いや、これは嫉妬だ。 許されぬ、大罪たる。]
(106) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[歩み寄るケヴィンの瞳は純粋な光をたたえ、 それもまた、自身の心を責め苛んだ。
信じることに揺がずにいられる心への嫉妬。 その信を裏切らざるをえない屈辱。 自分を闇に落としたなにものかへの怒り。
渦巻く負の感情は、歪な欲望を結実する。
この揺るがぬ巌の如き天使を、 踏みにじり、打ち砕いて闇の泥濘に這い蹲らせたい、と。]
(107) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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……ケヴィン。
[声に感情は乗せぬ。]
"彼ら"を、殺したのだな。
[冷静さの奥に、酷薄な刃を隠し、]
―――おまえは、そうすべきではなかった。 神の手が救うよう指示したのは、サイモンのみ。 他のものへの救いは、神の意ではなかった。
[神の言葉に似せて、毒を注ぐ。]
おまえは、おまえ自身の浅慮によって 神のみわざを汚したのだ。
神の意志ではない。 おまえ自身の弱い心と浅はかな正義感で、 彼らの命を絶ったのだ。
(108) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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――― 過ちを、幾度繰り返すのだ?
[伸ばした指が、ケヴィンの胸を指す。]
おまえのその手は、
既に、穢れている。
[瞳の奥、昏い紫が輝いた**]
(109) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[正対するトレイル>>103を見据えたまま、歩みは止めずに更に近付いた]
顔が見えないって……ああ、これにやられたのかな。 それじゃあ翼も見えなくて当然っすよ。
[足元の花を散らすように踏み潰す。 その香りのせいにして違和を打ち消そうとしてみるが、どうだったか。 緩く首を傾げばくすんだ色の髪がさらりと揺れ。 浮いた位置に居るトレイルを見るために顔が僅かに上を向いた]
何かあったって言われてもなぁ。 副隊長達と一緒に居たのに、いつの間にか変な宮殿に飛ばされてたことくらいっすよ。
ああ、あそこなら休めそうだったっすよ。 調子悪いなら案内しましょうか?
[敵地たる魔界にて休息が出来る場所は貴重なはず。 誘うようにトレイルに右手を差し伸べた]
(110) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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〜 今はない小さな国のはなし:表面 〜
「赦し」を教義とするその異教は、その始まりにはきっと、なにかの愛があったのだろう。 ただ、彼らはどこかで道を間違えた。 「赦し」に値段をつけ、金でやり取りをするようになってから、それはごく薄くて軽いものになってしまった。 なのに、そこに価値を認める人にとってはそれは重く確かなものなのだった。……まるで金貨が紙幣に換えられるように。
貧しく、けれど正しく清らかな小国の人々の生活は、あかい屋根の遠い国の教会を受け入れた時から、狂い始めた。 酒も暴力も浮気も……そして殺人も、後で懺悔して金を積めば赦される。そんな価値感が、疫病のように国を覆って、 そして、 正しい神のもとで、正しい生き様をしている民はあっという間に少数派になってしまった。
(111) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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幾本の槍を折り、幾本の剣を砕いて、彼はそこに立って居た。 武器を持たず、ただ、盾のみを右手に、攻め入る人々を説得した。新しい教義に従う人々、古きを駆逐しようとする人々と、声だけで戦った。 低く落ち着いた声で、臆さず、卑しめず。……我々は誰も傷つけない、何も否定しない。ただ、昔ながらの暮らしを続けたいだけなのだと。神の下で、節度と教義を守っていたいだけなのだと。 そして、籠城する人々を守り続けた。幾枚もの盾が砕かれても何度でも。 不安の嘆きがあがれば励まし、泣き声が聞こえれば、低く穏やかな声で讃美歌を歌って。
……最後の砦を守り続けて、立ったまま死んだ彼の名は、 放蕩の果てに滅びた小国の歴史と共に、忘れられて久しい。
〜 表面・終 〜
(112) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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[とそこに聞こえるのは、 傍らにたつ人への声。
それが何故自身にも聞こえるのだろう。 訝しげに思いながら、声を返して。
ミルフィの呟き>>86に、 同じように偽りの蒼穹を見渡すが、 未だそれらしき光は見えない]
(113) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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―涙の泉―
[誰の姿も見えない。 光持つ者の気配を、全く感じない]
何が、起こったの……。
[使命を同じくする同胞と共にあれば、何も恐れるものは無かった。 ならば、今は?
満ちる瘴気のただ中に、行く手も退路もわからぬままに、ひとり。
白銀の使徒の心の内に生じる、小さなざわめき。 「不安」「焦燥」そう呼ばれる類の感情であることに、気付かれぬまま。 意識の乱れは、忍び寄る影への認識を遅らせた]
(114) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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