221 堕天の姦計
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(『彼は忠実にして真実なる者、 栄光を普く掲げ、慈愛もって僕を導く』)
[門兵は、千の夜と万の朝に、天界の門前で隊を鼓舞するジェフェルの訓辞を耳にし、同じ数だけ凱旋を迎えて来た。斯の使徒の統率に疑いはない。 金の光輪と光の翼もつ純粋の使徒は、智慧と尊貴と勢威の体現か]
(47) 2013/05/09(Thu) 17時頃
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[–––遡るのはそれより旧い記憶。 差し伸べられた手と眩い、眩い ひかり
共に来い、と 告げられた天使の福音]
[自ら母なる深淵を離れんとも、竜は紛うなき神の敵であった。 何処とも知れぬ地の果てでいつしか斃れかけていた醜悪の魔物は、 ––主の僕として今は此処にある]
(48) 2013/05/09(Thu) 17時頃
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[――てんしさま。 自身もその一員であるが、「ヨーランダ」にとって傍にいる彼らひとりひとりが天使さまだった。 人の世の時間に比べれば、随分と永い時を天使として在るが、祈り奉った人としての生涯の記憶がそうさせるのか。 幾度、「てんしさま」と呼びかけて自身も天使であろうにと優しく窘められただろうか。 流石に今ではその癖が出ることはなかったが…… やはり彼女にとって天使とは尊く眩しいものに映るのだ。
その内心が、出自がどうあれど――
湛えられた聖なる光は、みな]
(主の御光はいつでもあなたの御許にあります。 主よ、どうかお守りくださいますよう……)
[>>38一際輝ける隊の長が送り出す声に合わせるように、胸の前で指を組み、先遣隊の無事を祈った。 >>40白い輝きが、祈りに応えるように煌いて。言葉がなくともそれは力強い約束のように感じられた。 自負と慈愛に満ちた微笑が、何も心配はいらないと告げていた。
いつでも、この方は「約束」を守ってくださる。 こちらも大丈夫です――と答えるように微笑みを返した]
(49) 2013/05/09(Thu) 18時頃
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− 天界 >>0直前 −
皆、揃っております。
[ジェフェルに報告するのはひとりの使徒。
隊長を見つめるラピスラズリの眸には真摯な敬愛が宿る。 数多の同期の中、使徒ジェフェルから与えられた「トレイル」の名で識別されるこの使徒は、アクアマリンの淡い色を帯びるエーテルの翼を小さくさやがせて指示を待った。]
(50) 2013/05/09(Thu) 18時頃
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[トレイルがその身にまとうのは長い裾をはためかせる純白のマントとサーコート風の衣。 武装らしきものはなく、ただ、セレスティアル合金のアームカバーをつけている。
わずかに宙に浮いていて歩むことのめったにない足元は素足であった。]
きっとお役に立ちます、 見ていてください。
[遠征はこれが初めてだったが、恐れはない。 ジェフェルの号令がなされれば、同胞たちと共に天の高みから下ってゆく。]
(51) 2013/05/09(Thu) 18時頃
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[隊の後方、殿より一歩引いた中央。常なる配置につく。 勇ましい武器は持たずとも天使の端くれ、破邪の術も心得てはいたが。 先陣を切って魔物を打ち払うには向いていない。癒しと守りの力こそが本懐である。
癒しの力を必要とされることは、仲間が傷つくということ。であれば…… 仕事が少ないことを祈り、そしてこの隊においてその祈りは現実となることを知っている]
(52) 2013/05/09(Thu) 18時頃
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―魔界、本隊後方―
[ミルフィの在り様は、ありし日の自身と重なる。 未だ他の天使と同等とは思えぬ心境などは、自身も全て解消したわけでもなかったが。 ミルフィを一瞥し、次いで>>44配された視線に応じて強く頷いた。
ほどなく傍にミルフィが来たろうか。 あえて、心配するような素振りは出さない。ミルフィもまた、敬い信頼する「てんしさま」である]
ありがとう。よろしくね。 あなたがいてくださって力強いです。
[作戦行動中のこと、長々と余所見はできない。 ミルフィを振り仰ぐと、手短に告げて微笑んだ。 その短いやり取りの中に、思いを篭める]
(……大丈夫、あなたも天使です)
(53) 2013/05/09(Thu) 18時半頃
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[ややあって、ジェフェルの凛とした声>>37が分隊についての指示を紡ぐ。 ノックスに与えられたのは本隊における索敵の任。 それを受けジェフェルへと正対し、薄蒼に真摯なる色を宿した]
お任せください!
[この小隊を率いる明達たる使徒の判断に異を唱えることはない。 これまでも彼の統率により数多を翔け、阻むものを打ち破ってきた。 その手腕や立ち振る舞いに抱く憧憬は計り知れない。 一つとして見落とさぬ決意を返す言葉に籠め、蒼白き燐光伴う翼をはためかせ隊の左方へと就いた]
(54) 2013/05/09(Thu) 19時頃
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[先行偵察の任を帯びたケヴィン>>40が肩を叩いてくる。 そこに籠められた意を察し、快活な笑顔を向けた]
心配無用! 副隊長は自分の役目に集中してください。
[同じ殉教者でありながら副隊長の地位に居るケヴィンもまた憧憬の対象。 人として軍属していた時から得手としていた槍を握り締め、向けられた思いに心奮わせる。
翼を広げ先行する二つの光を見送ると、薄蒼を周囲の闇へと向け。 瘴気に紛れ窺うものが居ないか、隊の目として警戒網を広げた**]
(55) 2013/05/09(Thu) 19時頃
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[ジェフェルに見出され、「トレイル」となる前の記憶は曖昧だ。 それまでは「個」という概念はなく、神をたたえる歌の一節、あるいは天を満たす光の一部として存在し、記憶も経験も皆で共有していた。
その「絶対平等」の時代から「秩序」へと組み込まれたトレイルを貫くのは向上心。
使徒ジェフェルを師とも手本とも思って傍らにある。]
(56) 2013/05/09(Thu) 19時頃
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− 魔界 −
[知識としては知っていても、初めて訪れる場所。 マリエルとケヴィンが偵察に赴くことになり、トレイルはふたりに情報を渡しておく。]
サイモンが消息を断ったのはこの辺りです。
[紗のように薄い地図に小さな光で示されるポイント。]
(57) 2013/05/09(Thu) 19時半頃
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─ 魔界 ─
[深く深く、降り立った先は闇。 光届かぬ故の黒だけでなく、息を潜め、澱み続ける悪意の黒]
…………。
[>>3隊長の翳す水晶の光、>>17護り手の腕の中へ現れた大盾を目にすれば、小さく安堵の息が漏れ、己が息を詰めていたことを知る]
……お願いします。
[マリエルとケヴィンが索敵へ出るのを見送り、クラリシエルが右翼へ、ノックスが左翼へ位置を取るのを確かめる。 自らは隊の後方寄りへ立ち、弓を構えた]
(58) 2013/05/09(Thu) 20時半頃
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[視界の端でノックスが手を下げたのがわかる。 恐らく、傍らにあるエリシェバが何事かを囁いたのだろう。
エリシェバ――
自身にとってはクラリシエル、という呼び名のほうが 馴染みのある御使いの視線を感じ取ると、 一度だけそちらに目をやった>>23]
(59) 2013/05/09(Thu) 22時頃
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[右前方に、闇を切り裂き閃く炎を見る。 >>45かつては神敵であったという名残を、僅かにその翼へ留める天使の仕業]
……お見事です。
[己の矢を放つことはなく、静かに呟く]
(60) 2013/05/09(Thu) 22時頃
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[マリエルとケヴィンが先行で出るを見送る。 堂々たる天使が飛び立つ様に、微か目を細めて。]
ジェフェル様。 俺…
[かけられた声>>44に、隊長の顔を見上げる。 何かを言いたげに幾許か逡巡を挟んだものの、肩に触れられた指先に目を伏せ。]
─…いえ、何でもありません。 隊長の指示の御ままに。 …お心遣い、感謝します。
[頭を垂れると、指示された通りヨラニエルの傍元へと向かった。]
(61) 2013/05/09(Thu) 22時半頃
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[不安を感じるのは、天使となって日がまだ浅い身だから、だけではない。 何故己が羽を与えられたのか、未だに理解が出来ないからだ。
生前の自分は、決して清らかであったとは言えない。 幼い自分と弟妹達を残して、両親は天へと召されてしまった。 周りの大人達は誰も助けてなどくれず、ただ唯一手を差し伸べてくれた人は神の信徒で。 その人に恩を返す為、弟妹達の居場所を守る為、自分は戦場に立つことを選んだ。 罪深いことだと嘆かれても、置いていかないでと泣かれても、それら全て振り切って。 大切な者達が穢れを負う事の無い様、己が全ての罪を背負うのだと、神に誓い。 そして、数多の命を奪った挙句、命を落としたのだから。
己の往く先は、地の底の果てだろうと。 死の褥に抱かれながら、そう思っていた。なのに。]
(俺は何故、此処にいられるのだろう。)
[羽を背に頂いてからずっと胸の内に在る、疑問。 あの時己を掬い上げてくれた眩い光>>44には、何度も問おうとして、問えぬまま。]
(62) 2013/05/09(Thu) 22時半頃
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ヨラニエル様。
[常に後方にて控え、同胞を助くる力に秀でた天使の御許に寄り、名を呼ぶ。 微笑みと共に短くも温かな言葉>>53を向けられれば、恐縮混じりに頭を下げて。]
ありがとうございます。 その御言葉に応えられるよう、俺の力の限りを尽くします。
[戦う術しか持たぬ身だからこそ、己が出来る守り方も一つしかない。 それもまた天使としての在り方として正しいのか、と。 自問の内にありながらも、ヨラニエルの思いに触れたことで迷いは胸の奥底に押し込めた。]
(63) 2013/05/09(Thu) 22時半頃
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[ジェフェルの力強い声音が濃い闇の中、 辺りの瘴気を振り払うかの勢いで響く>>38]
任務、了解いたしましたわ。
主の栄光の前に、恐れるものなどございません。
副隊長どの。 よろしくお導きください。
[ジェフェルとケヴィンの尊顔に交互に視線を向けて、 しっかりと頷いた]
(64) 2013/05/09(Thu) 22時半頃
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[後方には癒やしの力持つヨラニエルが控え、それを守るように鉾を携えたミルフィがたつ。 共に、人として生まれ、神に殉じた者たち]
……何も、心配は要りません。
[消えゆく火花を見つめながら、彼らへはそう声をかけた。 御使いとなって間もないミルフィ、御使いとなってからも長い間、「てんしさま」と口にしていたヨラニエルへ]
(65) 2013/05/09(Thu) 22時半頃
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[彼らが――皆が、仲間の力を信じていることは知っている。 我らの身に賜った神の力がある限り、恐れるものなどありはしない]
[自分は神の御手によって生まれ、神の御元で育った。 人の世界も、魔の世界も、訪れたことこそあれ、深く知ることはない]
[穢れ、迷い、憎悪、執着、それらの感情の名は知っていても、 身の内に宿したことはない]
[それらを知る「彼ら」の力が、必要なのだ]
(66) 2013/05/09(Thu) 22時半頃
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ええ、どうぞご安心なさってくださいな。
無茶はしない……。 副隊長どのとご一緒でしたら、 させてもらえないでしょうから。
[常はマイペースな性分であったが、 ヨラニエルの声>>30には無視しがたい想いを感じる。 彼の人の優しさに応えるべく言葉を紡ぎ、 柔らかい笑みを向けた]
(67) 2013/05/09(Thu) 22時半頃
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― 本隊 ―
[隊列を整え、前進する本隊にあって、 自身は中空やや後方、全体を容易に見渡せる位置につく。 灯火と掲げた水晶は、絶え間なく光を前方へ放っていた。
取るに足らぬ魔との遭遇はあれど、 未だ、脅威となる敵の影は無い。
この先で待ちかまえているか、 襲撃の機を窺い、闇に潜んでいるのか。
警戒の手を四方へ伸ばしながら、闇の地を進む。]
(68) 2013/05/09(Thu) 22時半頃
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[呟き>>60が聞こえたわけではない。 隊の後方に兵が寄り過ぎていようか、と眺める眼差しは静。ただ光輝の翼を抱く純粋の使徒の上には僅か長く留まった。
配列のバランスを測り、自らの位置を前方寄りへ修正した]
(69) 2013/05/09(Thu) 22時半頃
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[トレイルが指し示す地図>>57を覗きこんで、 小さな交点の場所を確認した]
ああ、この辺りは《憤怒の谷》と呼ばれるところですわ。 その名の通り、山脈と山脈の間に とても狭くて深い谷が横たわっています。
なんでもとある魔族が魔族同士の争いに破れて、 その怒りがあまりに激しすぎ山をも裂いたことから その名がついたとか……。
……失礼。 観光ではありませんでしたわね。
(70) 2013/05/09(Thu) 23時頃
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《憤怒の谷》…怒りがあまりに激しすぎ山をも裂いた、と。
[マリエルの話にアクアマリンの翼の先が動く。 その情報が今日の作戦に影響するものかと推し量るように。]
(71) 2013/05/09(Thu) 23時頃
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[コホンとひとつ咳払いをすると、続ける]
確か、谷の右手の峰の中腹に洞窟があって、 そこを牢獄として使っていましたから……。
サイモンはそこに幽閉されているものと推測しますわ。
我々は谷や洞窟の周辺を探って参ります。
[隊の面々に索敵目標を告げると、 翼を広げてケヴィンとともに飛び立っていった]
(72) 2013/05/09(Thu) 23時頃
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トレイル。
[自ら名を与えた使徒を傍らに招き寄せる。]
サイモンを捕えた者共が、救出を予測していたならば 我々を襲撃すべく奸計を練っているであろう。
連中は、いつ我々を襲撃してくると見る?
[意見を聞くのと、試問するのと、半々ほどの問い。]
(73) 2013/05/09(Thu) 23時頃
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[均質とも見える、個無き無数の光の中から ひとつを選び出し、名付けて個と為す。
結びつけたのは、直感。 例えるならば、恋にも等しき霊感の導き。
使徒としては稀なことなれど、 個としての才を欲し、気質を愛して、手元に置いている。]
(74) 2013/05/09(Thu) 23時頃
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[ヨラニエルの傍らに立ち、彼女の声に篭められた思いを感じて。 そこにかけられた声>>65に、身体ごと顔を向ける。 白銀に包まれた美しい使徒。]
パティエル様。
[清らかな光宿すその名を口にし、頭を垂れて応える。 正真正銘神の御子であるその方から必要だと思われているなど、想像もし得ないで。]
…そうですね。 全ては神の御心のままに。
[そのまま前方に視線を動かせば、クラリシエルやノックスの姿も見えただろうか。**]
(75) 2013/05/09(Thu) 23時頃
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