221 堕天の姦計
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― 魔界の空 ―
[目の前が拓ける。 一面の闇]
…オスカー
[近くにある天使を呼ばう。 振り返り、背後に追い縋る魔物の先頭を焔で貫いて]
いって
[追われながらでは合流も退避も叶わない。 足止めをする、という意思は短過ぎる言葉に省かれ、一瞬おいて魂の声となって言葉の穂を繋ぐ]
(2) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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― 魔界の空 ―
[黄緑の光、聖なる気配が遠ざかる。 柔らかな花弁のように与えられた唇が弧を描いた。 (せめて) 『あの甘怠い小僧は一人では生きられまい』 ( …逃れ) 『誰も帰したくない。お前の戻れないあそこになど』]
相手は わたし
[オスカーを追おうかと揺れる魔物の群れへ、剣を翳す。 好戦の性は、魔竜の心を一時は忘れさせてくれる気がした]
(18) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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ハ…ァ たいした──歓迎
[どれほどの時が流れたか、闇に感覚を塞がれて判然としない]
[本来聖よりも魔に近しい大剣は、敵を斬り、焔を吐き、命を屠るたびに力を増して、強く。同じだけ、重くなった。
振るうごと、構え直す度に少しずつ剣先は下がり、宙に留まるすらも困難。 血と瘴気の残滓がこびり付く亜麻色の奥、右眼に宿る光は鈍く霞んだ]
(28) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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[時間稼ぎには充分か。 オスカーの魂の声は遥か、と判じて、微かに眉を下げる]
どけ…
[左肩に走る熱。 翼持つ魚に喰らい付かれながら、いまや身の丈どころではない巨大な焔の塊を、ずるりと持ち上げた]
…っ
[御しきれなくなった武器を、 投げるのは己を囲む群れの中央。
解き放たれた闇色の焔が周囲を巻き込みながら巨大な火球へ変じる。 焼き尽くされる無数の断末魔を聞きながら、片翼で滑空するようにその場を離れた →]
(34) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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― 重力沼地へ ―
[留まれば蝕まれるばかりと(識って)わかっているが、旧い記憶の底で竜がしたように、魔界を離れたいと求めることはもう出来ない。 (では、どこへ )]
…
[追っ手を確かめることはしない。 向かう先も今はわからない。
オスカーが告げた堕天の使、その名を呼ばうこともなく。 光、を思い浮かべる。差し伸べられた手、共に来いと告げられた言葉]
(36) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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[不意に体が傾き、高度が落ちた]
な、に
[まとわりつく闇、否 暗い触手が翼を捕えていた。
羽撃こうと空を打つ動きを阻まれ、剣を持たない右手で闇の腕を掴む]
…っ
[その手首、また足首、胴へ絡み付く、 ぬめるおぞましい感触]
(落ちる)
[急速に沼めいた地が近づいていた]
(38) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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― 沼地 ―
[重い、濃い瘴気が胸を灼く。 搦めとられるまま仰向けに墜落し、翼と体を縫い止められた]
どけ…
[右手で掴んだ触手を引き裂く。 グジュ、と嫌な音を立てて闇が散り、濃密になる瘴気に噎せる。起こそうとした右肩に直ぐさま別の触手が重みを乗せ、蹴り上げた足に幾重にも巻き付いて。 みるみる黒い影に覆われて、白銀の鎧が沼地に輪郭を沈ませた]
──グ
[口内に入り込んだ触手を噛み千切れば、苦い(甘い)闇の味]
(41) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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[ 『揺籠』 『深淵は母』 覚えるのは懐かしさ。 胸の上を這い回る触手の感触に顰めた顔も、闇の沼に沈みかける。
(わたしは、拒む)
僅かに覗いた右手の指先が緩く曲り、蠢く触手を掻いた**]
(43) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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― 重力沼地 ―
[苛烈な火花を散らして、重なるように巻き付く闇の腕が幾度も弾ける。
損なわせるたび濃密になる瘴気、引きずり込んだ獲物を深く篭めようとする泥の沼]
───ァアア!
[火花が散り、瘴気が増す。 もがく動きも、力を奪われ続けるうち、じわりと沈むように鈍くなっていく。 弱い入り口を探り体内へ潜り込む闇の舌に吼えて、
また昏い火花が沼地に瞬いた]
(65) 2013/05/12(Sun) 12時頃
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― 闇の中 ―
[懐かしい深淵 <アビス> に、似た深い闇。
ひかりを視た気がした。 瞼を開き、手負いの竜は隻眼を瞬かせる。 伸ばされた腕、手を取れと呼ぶ声]
…こんなところに
[いたのか、貴方は]
(72) 2013/05/12(Sun) 15時頃
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〜 聖なるかな 〜
[人の世の片隅で消滅するはずだった魔竜を、天界へ連れ帰った光の大天使。 純粋な、光輝の使徒だった。 主命によって魔界に遣わされ、二度と帰らなかった彼。
深淵に呑まれて消えたと聞いた。 万の夜と億の昼を門前で待つうち、いつしか門兵を任された。
深淵に呑まれて消えたと聞いた。 本当は、神の意に反した罪で魔界へ投げ落とされたものと、聞いた。
深淵に呑まれて消えたと聞いた。 竜を産んだ深淵が、彼を永久にその腕に抱いたのだと知った]
(73) 2013/05/12(Sun) 15時頃
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[闇に射したひかりは、伸ばした指が触れた直後、闇に転じる。 渦巻く呪詛に戦慄いた。
そして気付く。 魂に触れたこの腕は、彼の大天使のものではない]
(74) 2013/05/12(Sun) 15時頃
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― 重力沼地・我が神は我が誓い ―
『わたしの主 <あるじ> とは、わたし自身の誓いに他ならない』
…ぐ、ぁ
[触手の泥沼に波紋が起きる。 外から犯す闇に抗して、裡から押し返す。
その力の相は、今や光と闇の渾然と入り交じるもの]
[葛藤。 魔へと誘う、神の敵たる本性。 (──けれどまだ) クラリッサの魂に触れた「誰かの腕」を探すように、沼を裂いて伸ばした指は虚空を握った*]
(77) 2013/05/12(Sun) 15時半頃
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― 重力沼地 ―
[沼地の波紋が広がり、泡立つ闇が盛り上がった。 どろりと輪郭を崩しながら立ち上がるのは巨竜の形]
[完全に沼地から這い出すと、ドラゴンの輪郭は広げた片翼を打ち鳴らし。 濡れ犬めいた仕草でブルと体を揺すった]
……
[崩れ落ちる闇の断片。 バラバラになった触手が水音を立てながら沼地に落ちていき、
残るのは小さく竜翼を畳んだ青年]
(102) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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[纏う鎧は、こびりついた瘴気に汚れている。亜麻色の髪も穢れに黒く染まっていて、溜息に似た声を漏らした]
あぁ…
[変化は外見に及ぶ。 純粋な仮初めたる左腕と左の翼は雪のような白のまま。
右の前腕を覆う硬い鱗は、白銀の手甲で隠れる範囲。 生来の暗紫を取り戻した右の翼は──どうしようもない。
ただ小さく折り畳んで背に沿わせ、触手の沼地を踏んでゆっくり歩き出した]
(108) 2013/05/12(Sun) 22時頃
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クラリッサは、暗い空を仰いだ
2013/05/12(Sun) 22時頃
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[闇深い荒れ地を歩いていく。 そこかしこから覗く低級魔族は、視線一つで追い払った]
…
[困ったように瞼を伏せる。 力強い加護のイメージが魂に触れて、左手を胸に当てた。魔界から脱出するのなら、 (道を拓くのはわたしの役目) 剣はない。
それ以上に、担える心がこの魂にあるだろうか。
誰も、天に帰したくない。 ひかり満ちるあそこへ、神の御許へ、渡したくない]
(119) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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― 荒れ地 ―
[首を振る。 見下ろす左の掌は、細く優美なかたちに下賜された神の造形]
…… 『聖なるかな 聖なるかな 聖なるかな 昔いまし 今いまし のち来りたまう主たる全能の神 天と地は汝の栄光に満つ』
[讃詠を謳うために与えられた声は高く、それ以上に、固い。情感に乏しいのは威厳と規律を示すため、だったか]
『聖なるかな』
[近くに光の気配はないかと探りながら、またゆっくりと歩き出した]
(127) 2013/05/12(Sun) 23時頃
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― 妄執の書庫 ―
[岩の転がる荒れ地を行き、細く開かれた鉄の門扉の前に立つ]
ここ
[聖なる気配が通っていった>>126僅かな光粒を、指先で掬い取った。 そのまま、中へ歩く]
(131) 2013/05/12(Sun) 23時頃
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― 妄執の書庫 ―
[禍々しい静謐が埋める書庫。 書架の間を歩き、座る天使>>142を認める]
マリエル
[では、鏡の中に覗いた姿>>67はまやかしか。 恥ずべき安堵を得て、複雑に微笑んだ]
無事、一人?
[距離の離れたまま立ち止まり、大幅に省かれた言葉を掛けた]
(146) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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[驚きの表情を見返して、微かに頷く]
魔物の群 と、 沼にはまって
疲れた
[墜落した、というように小さく手振りをして]
ロ── マリエル …近づいても?
[その場に留まったまま小さく呟いた]
(155) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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