196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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― 先刻、居間 ―
[西洋風の湯のみや暖炉へと、視線を迷わせていた。 声を上げ名を名乗りあう中にも入れずに。
怪我人をじろじろと見てしまうのも趣味が悪いと、そちらは余り見ないようにはしていたが。 其の当人の視線が此方へと向いたならば>>166、唯戸惑い見詰め返すようになる。]
(171) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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―居間―
[交わされた挨拶の、幾つかを胸に留める。 菱川と名乗る呉服屋>>141は、少々そそっかしい印象。 彼の言葉を受けて名乗る>>150書庫番は宵渡。世渡介とは正反対に、そっけない素振りで部屋を出ていった。
そして、もう1人。赤い着物の女性。
動く唇>>126が、何を唱えたかは汲み取れず。今度は読唇術でも見に付けようかと内心肩をすくめた。 挨拶に応えないこと自体には、違和感は抱かない。人には様々な事情があり、現に彼女は暗い表情で俯いてしまった。普段なら何か気遣う素振りを取るかもしれないが、それより今は手に持った桶が先だ。
ちょうど芙蓉の姿を見止め>>155、胸を撫で下ろした。]
(172) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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いいえ、あたしのほうこそそそっかしくて。 居間の話は聞いていたんに、伝え忘れてしもうたなんて。 芙蓉さんがここにおってほっとしはりましたわ。
[時間を定めていなかったことは、自身も失念したままだ。 もとより穴だらけの約束事。 なのに律儀に守ろうと詫びをくれる薬売りに、ゆったりとした笑みで返す。 けれどそれもつかの間。 広げられた鞄>>155。西洋の物に似せられたそれに、ちょうど手当ての最中と気付き、隣に座る女性を見遣った。]
…そちらの、お方。もし、お名前頂戴してもよろし? 噂話に挙げてばかりで名前も知らないんは、ちょいと心苦しくて。
[彼女の警戒を解くような語り口調を保ったまま、芙蓉に水を差し出した。]
(173) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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― 一階、エントランスから移動 ―
[覗き込むように問われる言葉に、勢いよく首を横に振る>>169 血の巡りの所為でくらりと眩暈がしそうになったが、気力で堪え。
遠慮がちに、またひそやかよりも小さな音が鳴る。]
(174) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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み、ず
[再び閉じていた瞼をあげる。壁に寄りかかり少しずり落ちるような、中途半端な姿勢を持ち直す。差し出されたものに反射的に手を伸ばし]
………傘、みたい
[受け取ったそれは、傘とは違う硬い感触で。落とさないよう手に力を込めれば、水面が微かに震えた]
ありがとう、ございます
[視線を一度も合わさないまま、ほとんど気のせいかと思えるほど僅かに頭を下げた]
(175) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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[口を噤む男>>167は己は見下ろし続ける。 逸らされ続け重ならぬ視線に思うことは、単純に、此れを覗けないのは勿体無いと云うがひとつ]
そうか、ならば其れは良かった。 己はそう哀しそうだったかな。 年を取ったせいか寂しがりになっちまってなァ。
[見下ろしたままけらりと笑った。 ちらりと此方を伺う仔兎のような視線を見れば、ひらり手をひとつ振ってやろう――と、したのだが]
……ん?
[突如此の襤褸の事に触れられた。>>168 己は男に向けゆるり首を傾げる。]
(176) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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そうだなァ。 此奴ァ己の普段着だ、冷えるにはとうに慣れた――…が、
[ふと、居間に置いてきた男女を思う。 みつと明之進、彼らは暖かくしているだろうかと]
うむ、場所を移すとしよう。 居間なら己が先程いた場所だ、暖炉もある。 付いてきな。
[そういえば探検をしようと出てきたはずだが、探検は一時中断だ。 進行方向に背を向けて、一足先に階段を下りはじめた。]
(177) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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[ところで千早姿の彼女は、足元の労しさと裏腹にのんびりとした>>166風情。 彼女の周りがどこか暖かい空気なのは、傍にある暖炉のせいか、それとも。と考えたところで、白檀の中に混じる違う香りに気付いた。]
あら、お紅茶。珍しいものをお飲みですなあ。 あたしも見たことくらいはありますが、ほんに遠くから見たことがあるくらいで。 これを淹れるんは慣れてないと難儀でしょうに。
[くるり、居間を見渡す。 淹れたのは、あの髪を纏め上げた女性だろうか。
書庫番と赤い着物の女性の姿がないのに気付いたのは、その時だった。]
(178) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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[自分以外の、14人に会った。 その後、暫く薔薇のアーチの下で身を潜めていたけれど、館の中が騒がしくなる様子もない。 あの声>>0:#12は、外からだったのかなと思う。]
[何事かを小さく呟いた後に、立ち上がって、庭を後にした。]
(179) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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―大階段・踊り場―
[針が廻り、廻るのは個の時間でありましょう。 天宮殿の呟き>>124が氷刃の様で、沙耶様は顔を歪めてしまいます。 腕から滑り落ちた水色の衣が足元で広がるように、心の内で広がるものは、何と形容したら良いのでしょうか。
樋口殿の、何処か探る様な視線から顔を背け>>130、 久慈殿>>103と小雀殿>>121の気配に唇を強く結びます。 近付く様子があれば、今にもこの場から立ち去っておりました。]
(180) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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──少し前 居間にて>>151──
[冗談めいた笑いと言葉に一切の否定はない。 唇が近づけられても微動だにしない。
喩ひ、小鳥が南天を啄むように、その唇がゆりのそれへと重ねられたとて、白い相貌に浮かんだ笑みは翳りもしない。]
(181) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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[唾を飲み込む姿、首を振る所作。 大丈夫といった声も、いくらか心許ない。
閉じられる瞼、暫くして持ち上がる睫毛。 壁に寄りかかるその身体。 伸ばされた手には少しばかり男も安堵したが、それでも。]
傘……嗚呼、あの幼子の?
[唐傘は水を汲む時に、一脚の椅子に立てかけていた。 透明な、其れに連想しうる傘。 男の持つ『時代遅れ』の傘には、透き通る色など在りはせず。
微弱に揺れる頭と、合わされない視線には少し苦笑を浮かべた。 そっと溢す男の声は、憂いて優しく。]
(182) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 00時頃
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[天宮殿と樋口殿が大時計に視線を向けています。>>131>>151
『哀しくない者など、この世の中に居りましょうか>>11』 その様に言われたのは芙蓉殿でございました。
訝しむ黒鳶の暗さには、何も言えず仕舞い。 薬売りの哀しみと困り事>>12とが繋がりますのか分かりはせず、 『優しい』などと意外な言葉に、首筋に当たる指先が氷の刃のようにも見えて、 唇を強く結んでおりました。
哀しみを抱きながらも、生きがいの為に、誰もが日々を生きるのでしょうから。 そう、 哀しみや幸福などに考え到るよりも、目の前の事象に意識を向けると良いのです。]
(183) 2013/01/02(Wed) 00時頃
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……、……俺は、手摺だ。
[最後に付け加えたのはこれもまた冗談なのだけれど、当の本人はちらとも笑わないのだから、伝わるかどうかは知れず。]
(184) 2013/01/02(Wed) 00時頃
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― 大広間 ―
[庭を後にして、そのまま館の中を歩いて。 辿り着いた先、目の前の扉を開ければ、そこは、料理が並び飾られた大広間。]
あっ! おっちゃん。
[アタシのお地蔵様発見。>>182 猫の目を細めて、ふふりと笑んで、小さく手を振れば。 同時に、明之進の姿>>175も、目に入り。]
あっ……。さっき、は、失礼しました。
[ぺこりと小さく頭を下げて、それだけ告げて。 その場を辞した。]
(185) 2013/01/02(Wed) 00時頃
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あの傘…柔い、傘だった、のです
[使い慣れないがゆえに何処かおかしい口調。 普段の幼子のようなそれから矯正されたものは、結局完成しないままで。
声音の優しさにも気づけない。 ただ、揺れる水面をじい、と見ていた]
(186) 2013/01/02(Wed) 00時頃
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[クリスマスと新年の祝いを、確かに少年は告げておりました。 異教の宴>>160>>167だと樋口殿が良く知っていると顔には出さず、お嬢様はざわつく胸の内を整えようと息を吐き、落ちた水色の着物を拾い上げました。
何を見て愛想笑いと称すのか、樋口殿が哀しい顔をするのか。 お嬢様の周囲に居た殿方等は常に、敵方の動向やお味方の動向や手配した首尾といった難しい話をしておりましたから、このようなやり取りにはどう口を挟んだら良いのか困ってしまうのです。
時計の針が逆さに廻るというのに、時は逆さに廻らぬ様で。
其のような時でした。 天宮殿が場を移そうとおっしゃったのは。>>168]
(187) 2013/01/02(Wed) 00時頃
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[何かから――恐らくそれは、伸ばされた手ではなかった――逃れようと咄嗟にしゃがめば、手に持った器から水が零れ袖を濡らし、そのまま床へと滑り落ちた。
取り落とした薄青の敷物は透明な器を受け入れ、割れこそはしなかったものの、薄青は少しずつ濃青へと変わっていく]
(188) 2013/01/02(Wed) 00時頃
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――ええ。
[哀しそうだったかな、の問いにのみ>>176、目を見ずにぽつりと返す。 下駄で底上げしてもなお低い背、それを見下ろす体躯の男。 寂しがりだと笑うこの男の手前、今の私の心境は、大きなけものの前で縮こまる兎にも似ているような気がする。 実際改めて男を窺い見た時、彼に仔兎のようと思われていたことには、気づかなかった。]
(189) 2013/01/02(Wed) 00時頃
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[伝えようとする言葉は掠れる息漏ればかり、どれ位伝わったかは分からない。
手摺だと告げる彼の手を、もう一度軽く握って。]
[ てすり より やさしい ]
[冗談を面白く返す言葉を知らず。 心遣いに、目を細めた。]
(190) 2013/01/02(Wed) 00時頃
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ええ。 舶来のものでしょうかね?
[柔らかく、怯えを孕まぬよう。 慣れない様な口調は、微笑むに留めるだけ。 水は波を生んでいる。 だからか、嗚呼、放っておくことなど出来はしない。]
(191) 2013/01/02(Wed) 00時頃
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[ほんの微かに嫌味を籠めて言った心算だった指摘。 それに男が首を傾げながら返してきたのは、とうに慣れた、との答え>>177。 それでいてなお、提案に是を返す。そして、付いてきな、と。]
―――…はい。
[館の住人にも見えぬこの男、何と暖炉の在り場所に既に辿り着いていた。 思えば私は、館の他の居室のことを何も知らない――。
私は、階下に向かいつつある男の広い背をちらと眺め。 それから、鈴蘭の主はどうするかと、一度見遣った。]
(192) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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[芙蓉は怪我に気付くや手当を始めてくれたよう。 金がない──とは云わず、足元で行われる治療に身を任す。
求めはしない。されど与えられるものを拒みもしない。 それがゆりの在り方。
───そうするように、定められた在り方。]
(193) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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[喉を押し潰した様な声。 微かに指が躊躇するも、やはりその腕は伸ばされて。 咄嗟にしゃがむ青年の肩を、微か。 ほんの微か、掠めた。
薄い青が濃いものへ変わって行く。 伸ばした指が次に触れるのは、透明な其れ。 落とされ、投げ出された、透明。]
お怪我は、ありませんか?
[其れでも声色を変える事はない。 只管に柔らかく、優しさを保つ。]
(194) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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[ウトが携えた盥の水は、自分の為に用意されたもののようだ。雷門から何か聞いて来たのだろうと、話の流れより推測する。
会ったばかりの人間に世話を焼かせて居るのに、見下ろす眼差しに緊張はない。畏まりもせず、自然体で手当を受けた。]
(195) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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[首を振る動作の勢いのよさ>>174に、少々驚いて身体を逸らしたのは一瞬のこと。
また再び、男は身を屈めた。今度は髪を押さえることが出来ず、さらと流るる黒髪が胸の前にするりと落ちる。]
……、……そうか。
[暫く思考を巡らせたのち、緩く首を傾けた。 魚のように跳ねる結い髪が立てた音に、低く呟いた男の声は消え。
今までより確と聞こえた言葉>>190に、二三度瞬きて――やがて微かに、笑った。]
それは、……光栄。 ……、……名を知らぬ方。
[そういえばまだ、名前を聞いてはいなかった。またその表情の変化が見られるといいと告げた声に、彼女は名を教えてくれるだろうか**]
(196) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 00時半頃
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[暖かい場所に行っては、着物に着いた血が固まって取れなくなる可能性があります。 取れぬ事と、この不可思議な館でさ迷い独りになる事と、天秤にかけたのは僅かな時間でした。
纏う衣と口調のせいでしょう。 年を取ったと>>176おっしゃる以上に樋口殿は年嵩の様に見えたのです。
背を向ける樋口殿と、その背を眺める天宮殿。 その時、お嬢様の方を見ている方は誰もおりませんでした。 微かに動くその唇を読む者は、誰もおりませんでした。]
――嗚呼、承知した。私も行こう。
[様子を伺うような天宮殿の視線>>192に頷きを返し、着物を畳み直しながら階段を下ります。]
(197) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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[流れる黒が、綺麗だと思った>>196 己の声を幾重にも濾過すれば、此の滑り落ちる音色になるのだろうか、と考える。]
……
[名を知らぬ、と聞こえ。 本来なら声を潜める内緒話のようにして、精一杯伝わるようにした**]
(198) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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[只、冗談めかしたつもりだった。 然し青い目の兎が頷いた>>189ので、己は一度驚きに眼を瞬かせ、そうしてやはり笑った]
そうか―――… そぉかい。
[「哀しい」――そう見えたのならそうなのだろう、否定はせぬ。 其れは裡より滲み出る侘しさか。 世の同情を受け襤褸を哂われ寒さに耐え忍び生きて幾年か、虚勢を張るような気骨はとうの昔に折れたのだ。]
(199) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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[穏やかな声が耳に入る。 それに応えることはまだできず、空になった両手で口元を覆い、浅く短い息をいくつも吐いて、呼吸を整える]
ごめ、なさ…
[拒絶する、という意識はなかった。 掠めた手が怖いわけでもなかった。 くぐもった声で謝罪の言葉を幾つも紡ぎ、やがてそれは小さく、聞こえなくなった]
(200) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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