196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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――居間――
二つずつ飲まれます? ――口に合わなかったら、拷問ですが。
[雷門にそう笑いかけながら、長椅子の向かいに座る。 広い居間と言えど、二人になってしまえば自然と声も潜まって。]
(116) 2013/01/07(Mon) 20時半頃
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[かりかり、と小気味いい音を立て螺子を巻く。 その手を離せばやがて流れ出す、西洋の音。物悲しく懐かしきその音が書庫に満ち溢れ――
その音が不意に、揺れた。 開く扉>>98が、そして訪れた人影が、空気を揺らしたのだと遅れて気がつく。]
……、しの。
[それでも自鳴琴の音は鳴り続ける。 何度も繰り返す旋律が、男の声に絡むように。]
………………。 貴女も、……本を。
[なんと声をかけるべきか。浮かべる表情は曖昧に戸惑ったもの。下ろした髪もそのまま、腰掛けたまま。視線は幾分彼女よりも下にあるこちらから、その赤き姿を見上げた。]
(117) 2013/01/07(Mon) 21時頃
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[廊下の奥では菱川殿が小雀殿を泣かせておりました。 二度も大きく聞こえた『馬鹿』と扉の閉まる音に、ふと短く息を吐きます。
馬鹿なことをしようとしていたのかと、緩く頭を振り、ゆり殿の血が残る絨毯を踏みました。]
(118) 2013/01/07(Mon) 21時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 21時頃
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―書庫―
[開いた戸の向こう側は、探していた場所とはまた別の。
其処に居たのは、己の手を引いてくれた宵渡。 椅子に腰掛け、髪を降ろし。
紙の匂いに囲まれるその中に、物悲しい音色が響いている。 其の音色よりも更に、彼の姿は、声は、見上げる視線は、心細くあるように感じた。 儚い音色を揺らしてしまうと、入ってきた戸を後ろ手に閉める。
本を、探しているわけではないのだと、告げるべく口を開き。 身体の痛みが、表情に過ぎった。]
(119) 2013/01/07(Mon) 21時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 21時頃
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―二階・手前の客間―
……失礼。
[久慈殿に断りを入れてから、薬を置いたままの部屋に戻ります。 手当ての途中であったことを伝える必要はありません。
テーブルの上に広げたままの薬包みに伸ばした手を、途中で止めます。]
(120) 2013/01/07(Mon) 21時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 21時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 21時頃
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[彼女の表情が変化する>>119。 互いに口数は多くない、だからこそその表情の意味を汲み取るように微か首を傾けた。]
……座るといい。
[いつまでも温めていた椅子から立ち上がり、しのへと進めるように一歩退く。空気は再び大きく揺れ、紙の匂いがふわと舞う。]
休めては、……いないだろうな。
[休む場所へと導くために、彼女の手を取った。それも酷く遠い昔の話しのような気もするが、それほど大きく時間も経っていないのだろう。
あれから、色々と有りすぎたと。 ふとつく息は、ごく小さく。]
(121) 2013/01/07(Mon) 21時頃
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[さっきの話の続きです。 そう結んで紅茶を口につけた。 飲み慣れないを抜きにしても、あまり美味くはない。 みつはなかなかどうして上手くやったものだと思う。]
……――さて。
[どれほどそうして雷門と話したか、干し芋と餅を少しと漬物を摘んでから、徐に立ち上がる。]
朧様のところにも、お裾分けしてきます。 書庫にいらっしゃるから、お邪魔かもしれませんけど。
[干し芋と、煎餅。それから小さめの餅を選んで椀にまとめて持っていこう。 逃げたお姫様の行き先が、同じ書庫とは知らぬまま。]
(122) 2013/01/07(Mon) 21時半頃
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――二階・個室――
[小雀留まる籠の中。 雀は孤独にないている。
逃げられぬ様に徐に。 雀の涙を拭ってやろう。 数多の涙を拭えるものか。]
(123) 2013/01/07(Mon) 21時半頃
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[進めてくれた椅子へと、自然と足が向いていた。 物静かで、けれど良く通る低い声の促すほうへ。
顔色はまだ、常よりも幾らか悪い侭。]
[ すみません ]
[暖かな其処へと腰掛けての、謝罪。 小さな箱から響く音に掻き消されるかもしれない大きさで、気を使わせてしまった事へと、休めては居ない、それへの肯定。
小さく吐かれた息に、今度は此方が見上げる番。]
[ かなしい ? ]
[上目に、問いかける。]
(124) 2013/01/07(Mon) 21時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 21時半頃
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……謝る、ことは。
[小さき声音>>124に首を振れば、長い髪がそれに伴い揺れる。顔の前に一筋落ちる髪は払わず、やや俯く視界は罅の入ったままに。
しかし、彼女が問うた声>>124は『おるごおる』の音と共に耳に届いた。相変わらず割れたままの視野のなか、赤い衣をそっと見やりて]
――……、ああ。
哀しい、な。
(125) 2013/01/07(Mon) 21時半頃
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[笑いも、泣きもできぬ。雪解けを知らぬ男の貌。 決して無ではないそれを、ゆらと揺らし]
“哀しくないね”と……かの少年は言ったが。
増す、ばかりだ。
[もう二度と聴くことは叶わない、少年の果敢無き声>>1:#4を思い出す。彼は何を思い、男を、他の客を呼んだのだろうか。もうその意図すら、誰も知られない。
視線は動かず、しのを見る。彼女は“かなしい”のだろうか、尋ねるように。
ゆら、とまた旋律は揺れた。 それはこの部屋で待ち合わせた客人の訪れか、或いは男の漏らした息か。]
(126) 2013/01/07(Mon) 21時半頃
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[長い髪がかかる貌を、見上げる。 泣きたがっているように、己には見える貌。]
[ やさしい ひと ]
[哀しみは増すばかりだと口にする彼に、哀しげな笑みを向けた。 己の想いは、其れが語る。]
――、
(127) 2013/01/07(Mon) 22時頃
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[不意に漏らした一言は、旋律の揺れに紛れるか、それとも。]
(128) 2013/01/07(Mon) 22時頃
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病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 22時頃
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[自鳴琴の合間に聞こえる、彼女の小さな声>>127。切れ長は僅か大きく開かれるものの、ぎこちなく口角は上がる。 しのは以前もそうして言ってくれた。 ――やさしい、と。]
…………、
[だからこそ。 もう一つ、甲高い音の合間に聞こえた声に、一対の瞳は瞬きて]
(129) 2013/01/07(Mon) 22時頃
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――書庫――
[幾つか部屋を巡るうち、Libraryの看板を見ている。 西洋文化には詳しくないが、洋書を手に入れんとしていたくらいだ、多少の単語だけなら意味が判る。 そこが書庫だと確信を持って、戸を片手で叩く。]
――朧様、いらっしゃいます?
[自鳴琴の音。その響きを異なる響きで揺らした。]
(130) 2013/01/07(Mon) 22時頃
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――何を、今更疑うことがある。 あれはただの薬売り。芙蓉の薬売りだ。
[商人に身をやつしているかと芙蓉殿を疑いもしましたが、信を置いて薬を買い求め、蓬の香りする軟膏を少しとはいえ肌に乗せたではありませんか。
着物を見つけた洋服箪笥の中、手拭いの様なハンカチーフを見つけました。 手伝ってくれるはずでした志乃殿の不在を心寂しく思いながら、寝台に腰を下ろし、小袖の襟に手をかけます。 晒した左腕に殺菌・消炎効果と解熱作用のある軟膏をたっぷりと塗り込みむと、傷にひんやりと沁みるものですから強く目を瞑ってしまいます。 刻み葉を落とさぬ様にと腕を上げ、ハンカチーフで巻きつけて端を咥えてぐいと引きました。]
(131) 2013/01/07(Mon) 22時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 22時頃
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[ゆっくりと、部屋に満ちた音色は速度を落とす。 その音が終わってしまう前に、再び指先は螺子へと伸びたが]
ああ…………、いる。
[扉の外から聞こえた別の音>>130に、はきと通るよう音量を上げて答える。 誰のものかはすぐにわかった。故に、視線は扉に注がれ。
扉が開き、その人が姿を現せば。 常のように、小さく頭を下げて迎えるのだ。]
(132) 2013/01/07(Mon) 22時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 22時頃
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「アタシと一緒じゃ」
[そう苦笑する小鈴>>68に、静かに言葉を向ける。]
弔う心が同じなら、 どなた様も、私が拒む理由は御座いません。 [他に聲はあがらぬよう。 小鈴と共に二人で、ウトを運ぼうと手を伸ばす。
抱えかけたまま、近付いてきた菱川が小鈴に何か囁くなり、 猫のような目からほろほろと涙が溢れて>>106。
[「行けない」という小鈴の背を>>109、無言で見送った。
そして、小鈴を心配そうな目で追う菱川からの耳打ち。]
(133) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[ぎこちなく上がる口角を見上げて、ひとつ頷いた。
続けた言葉は、彼に意外だったのだろう。 けれど心からの、想い。]
、――
[終わりに近付く音色に、囁きは邪魔されず。
廊下からの声、開く扉へ、視線を向けて。 其処に立つ人物を確かめれば、身を硬くするのは反射のように。 けれど、それ以上の過剰ではなかったのは、先程の優しい手の暖かさ故に。]
(134) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[いる、と返る声に、良かったと内心ほっとして戸を開けた。 これで朧ともすれ違っていたら何をしているのだと落胆に肩を落とすところだった。 が、軽く頭を下げて迎えられた先、ちょうど今しがたすれ違いを起こした相手を見つければ、軽く目を見開く。]
――お邪魔でしたかね。
[言いつつ控える気はなく、中へ。 片手の椀を朧へ差し出した。]
書庫では拙いかと思いましたけど、何か食べんと消耗してしまうでしょう。 この屋敷にあったもんですけど、悪くはなさそうですんで。
(135) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[開く扉>>123に、びくりとして。]
は、入ってくるなあぁぁ。
[動揺する目から、涙が零れて。]
(136) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[菱川に一言だけ告げて。
随分と焦っていたようなので、 耳に届いているかは分からぬが。]
…さて、 ここから中庭まで一人で運ぶには骨が折れます。
―――亀吉様、お手伝いいただけないでしょうか?
[亀吉に「木原」と呼ばれた長刀の持ち主は、 明之進と話をしているように見受けられたので。]
(137) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[椅子を、開かないだろう窓に思いきり投げつけて。 俊敏な猫は、さっと窓枠をくぐる。 その動作は、流れる様に。]
[2階から飛ぶ位、元より平気だ。 それに窓から出ても、『出られない』事は分かっている。]
[どこにも逃げられない館の中で、アタシは逃げている。]
(138) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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……いや、そんなことは
[こういう場合には、己が答えてもいいのだろうか。しのと芙蓉>>135が出会うその合間に、男は低く声を落とした。
何用かと問うような視線、それを送るその前に、芙蓉から差し出されたのは一つの椀>>135。中に入れられた干し芋や煎餅に視線を落とし、もう一度彼を見る。]
……、……あ、りがとう。 気を……遣わせたか。
(139) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[やや躊躇い、されど厚意を無駄に出来ぬと両手でそれを受け取った。重い砂が身体に満ちるように疲れをも感じていたが、食欲もまた同様でわきあがる気配もない。 しかし、生きているなら。それも食べねばならぬ。そう背を、叩かれたような。
しのも何か口にしたのだろうか、居間でのやり取りを知らぬ男は彼女へもまた視線を向け。そして双眸を芙蓉へと戻す。]
用向きは、これだけ…… ……では、ないだろう。
[自鳴音の音が、止む。 椀を掴む手は螺子を回すことはなく]
(140) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[薬と、食事と。 どちらもが酷く苦手で、身構えてしまうのは癖のようになっている。
居間で会った時のように、苦笑をさせ退場させたい訳ではない>>99 彼らの交流を、邪魔するつもりもない。 先程身をもって証明してくれた"大丈夫"を疑いたいわけでもない。
それでも]
―― っ、
[芙蓉の差し出すものへと宵渡の手が伸びるのを見れば、小さく息を呑んで。 彼らの話を邪魔しないよう、じっと、身を縮こまらせる。]
(141) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 22時半頃
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[部屋の前の血溜りは乾ききってはおりませんでした。端の方に転がった西洋人形も、お嬢様の黒のブーツにも、あかが飛んでおりました。]
……嗚呼、ひどく、臭う。
[額を拭った袖口にも、あかが移るのでした。 刀を胸に抱き、目を伏せました。]
(142) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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―少し前、廊下奥で―
[>>100ふいに合わさる額の熱さ。白に重なる、長い黒髪。 声は掠れ、擦れてほとんど声にならず。 ひどく胸が高鳴って、は、と息が零れて――。 私はそのまま、触れた熱を、触れた感覚を、避けずに居た。
そんな沙耶は、私とウトとの間にあったことを問わなかった。 小鈴の言を信じる旨を――彼女が私を信じている、とも告げた。 庇ってくれた小鈴が、さっき私に囁いた答え。 私は何も持たない手を、おのれの胸に当てていた。]
――――、
[額が離れ、襟が離された後。 私は、一度、うんと頷いた。]
(143) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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[誰かの声が、何処からか聞こえた、気がした。 此処に降らぬ雪に、風に、ふわり舞って伝い来るように。 その所為で、酷く高鳴っていた胸が、またつきりと、甘い程に痛んで。 私は暫く、その場から、動けずにいた。]
(144) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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―そしてそれから、―
[どの位してか、はっと私が振り向いたのは、小鈴のその声が>>106聞こえた時だった。 世渡介と何があったのか、この時耳に触れた言葉からは巧く察せられないまま。]
( 、)
[涙零して去る彼女の方>>109、ある一つの名前を呼びかけて、咄嗟に追おうとして――地に崩した脚が動かなかった。 やがてその背を追うのは世渡介その人>>114。 ――私は、ただただ見送るばかりになってしまっていた。]
(145) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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