人狼議事


34 灯篭流し

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【人】 手妻師 華月斎

如何にも旅の芸人である、といった風な立ち振舞いに、屋台主の親仁が苦笑した。
そう、まるで外から来た芸人であるかのような立ち振舞いに。

この親仁、知っているのだ。
華月斎と名乗る手妻師は正真正銘、
村で生まれ育った若人なのだと。
ただ、今のその姿出で立ちは都風にかぶきすぎていて、
村の者でもすぐにはあの「月丸」だとは気付かないかもしれないが。

「ぁア、だから何かの見世物だと勘違いされるんだって?
 まぁ、その、…――へへ」

華月斎は何かはぐらかすように、店主に苦笑を浮かべた。

(74) 2009/09/02(Wed) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

そして、その苦笑は、近寄り掛けられた若い男>>68へと
へにゃりと向けられる。

「気休めだと思えば、口にしたそンの願いはただの気休めです。
 ですが、叶ッて欲しいと信じ願を掛ければ
 ――言葉は言霊になるンです。
 言霊の力というのは、あ、大層なもので」

弱そうな笑みに、僅かに自信のような色。
若い男が口にした言葉を拾うように、言葉を続けた。

「そう、まるで魔術奇術かと思えるかのように
 叶うことすら有ると云うモンで――」

(75) 2009/09/02(Wed) 00時頃

【人】 楽士 ウト

[進められるまま家の中にはいり云われた所にすとんと座る]

ああ、そうですか 灯篭祭り…

[一瞬うっとりとした表情を浮かべる]

楽しむというか…ここに この祭りにくるのが わたしの目的でしたから。

[そういって 見えぬ目を菊へと向ける]

(76) 2009/09/02(Wed) 00時頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 00時頃


【人】 後妻 菊

ウトの問い掛けに沈黙した。
後に何処か寂しげな微笑を向ける。

「えぇ。独りなの。」

緩やかに頷くと先に座敷へと上がり、
奥の押入れを開き、様子を見る。

「二人きりの生活だったわ。
 あまり回りに祝福された間柄では無かったの。」

押入れの中を探りながらの声だから、
ウトに背を向ける形で言葉を繋ぐ。
声に悲しみは無く、むしろ明るさすら感じさせる程。

「……でも、とても幸せだったわ。
 ………あぁ、やぁね。変な話してごめんなさい」

其処でウトへ一度振り向いて、苦笑い。

(77) 2009/09/02(Wed) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

其処で、言葉を区切った。
言を止めたのは、その男が願いを口にし始めた>>71時。
灯篭に眼差しを向ける男を、じぃと見詰める。
華月斎の表情からは、相手の事情を知っていたのか否かは覚れない。

ただ、その願い事を黙って聞いて。
ただ、それが伝え終わると共に軽く目を閉じた。

(78) 2009/09/02(Wed) 00時頃

後妻 菊は、楽士 ウトに「さぁ遠慮しないで、あがって?」と座敷へ手で促す。

2009/09/02(Wed) 00時頃


【人】 野伏り 余四朗

>>75 
本当は自分の手で流さないと意味がないんだがね。あんたに今回は頼もうか…

[男の魅力に手渡した]

[不思議と気持ちは軽くなる]

願い…願いねぇ…。餓鬼達が笑ってくれればいいかな。
もう俺は案外ふっきれてるのかもしれないね。餓鬼のお守りと日々の暮らしでせいいっぱいだよ。

あの時は幸せだった。…それだけは忘れたくないな。俺自身にくぎりをつけるためだな。これを流すのは…。

[灯火を見つめながら言った]

(79) 2009/09/02(Wed) 00時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 00時頃


野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 00時頃


【人】 後妻 菊

見えぬ目でもウトの確かな口調が菊へ届く。
言葉一つ一つを大事にしているのだろう。
節々に篭る優しさが菊を自然と笑顔にさせた。

「……そう。お祭りに来ること、が……」

押入れを閉めて、ウトへ向き直る。
囲炉裏を挟んで対面に腰を降ろし、火を灯す。

「今、お茶を煎れるわね…?
 えぇと……もし宜しかったらでいいのだけど」

茶の準備を進めながら言い辛そうにして、

「目的って、何、かしら?」

探り探り、という具合で問う。

(80) 2009/09/02(Wed) 00時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 00時頃


【人】 野伏り 余四朗

>>78
ありがとうね。兄さん。

[立ち上がるとその場を去っていった*]

(81) 2009/09/02(Wed) 00時頃

野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 00時頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 00時頃


【人】 楽士 ウト

[祝福された間柄ではなかったと 告げる声が哀しげで…すこし首を傾げるが

幸せだった そう告げる 声の色を聞き分ける とニコリと笑い]

それは ようございます
幸せな思い出はいつまでも心を暖かくしますもの

[進められた茶にそっと手を伸ばすと]

目的ですか?

---それは 偲ぶ事。

[ゆっくり 茶を 飲みながら答える]


それと、亡き人の想いを果たせてあげくて。

(82) 2009/09/02(Wed) 00時頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 00時頃


【人】 後妻 菊


「そう…」

亡き人の思いを、ということは、
灯篭流しには"商売"目的では無いという事だ。
其れを聴き、菊は静かに頷き双眸を伏せた。

「では、もう灯篭は購入されたのかしら?」

菊がみた所、灯篭を所持している様には見えず。

「……私もウトさんと、一緒なの。
 だから灯篭を用意しようと、思って。
 ……好かったら、今から見に行って見ない?」

お茶も程ほどに問い掛けてみる。

(83) 2009/09/02(Wed) 00時半頃

後妻 菊は、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 00時半頃


【人】 楽士 ウト

灯篭はまだ…

[そういって 懐に手を当て困ったように首を傾げ]

明日になって 門付けにまわればと思ってましが…でも 祭りならば 通りに立てば

[にこりとわらって嬉しそうに菊に顔を近づける]

わたしも見に行きたいです。

(84) 2009/09/02(Wed) 00時半頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 00時半頃


【人】 後妻 菊

行きたいと返れば近づく顔に柔らかな笑みを見せた。
そっと手を差し伸べて、相手の手を取ろうとする。

「じゃあ、善は急げというもの。
 少しだけ、見て回って来ましょう?」

手を取ったなら立ち上がり、二人で家の外へ出るだろう。

(85) 2009/09/02(Wed) 00時半頃

楽士 ウトは、後妻 菊につられて 賑やかしげな通りを歩くだろう

2009/09/02(Wed) 00時半頃


【人】 手妻師 華月斎

都の火は華やかで熱く、激しく。
時には幾重もの屋根を呑みこんでしまうかのような火。
そう、まさしく「荒々しく」、華月斎には思われた。
対して、今手元にある此の灯篭の火――村の火は、
甚く懐かしく、優しく感じられた。

目の前に居た若者も、似たようなものを感じていたのだろうか。
そんな風に内心思う。

「……ん」

ぱちり。瞬いたのは、その若者>>79から灯篭を託された時だった。
言葉から察するに、彼もまた灯篭をその手で
流しに向おうとしていたのだろうか、と思った。
僅かに不思議さを湛えた手妻師の眼に相手の表情の色が映る。

(86) 2009/09/02(Wed) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

「―――…そうさね。ずっとずっと、笑ってて欲しいナ」

言葉の主が若人に向けて浮かべた笑みは、

「俺もさ、此処に戻ってきて、あァ、
 ボウズ共や親仁や皆、元気にしてるなって分かる度、
 あァ、良かったなってすごく思うンさ」

大袈裟に明るく見せた「華月斎」のそれではなく、
純粋に穏やかな「月丸」のそれだった。

(87) 2009/09/02(Wed) 00時半頃

【人】 楽士 ウト

[そっと手をとられるとはにかみながら]

思い出します…

[ぽつりとつぶやく]

わたしは…お師匠さまや姉さまに不義理をしてしまって…“座”から外れなければならなくなって一人旅をしていたのですが

途中 やはり一人旅をずっと続けているという御方と会って
その御方とふたりでしばらくあちらこちら巡らせていただきました
物を写さぬ目にも巡る四季と変わる風景が走馬灯のように流れる

(88) 2009/09/02(Wed) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

区切りをつけるためという若者の言には、
ほんの少し、ほんの一瞬、目を伏せた。
けれど、それもすぐに小さな頷きへと変わった。

そして、礼の一言と共にその場を離れた相手に、またナと一声掛けて。

「―――あァ、灯篭、確かに受取りました」

残された灯火の中の思いを見詰めるかのように、
暫しの間、光を眺めていた。

(89) 2009/09/02(Wed) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

そのまま屋台の傍でぼうっとしていたものだから、
通りを歩いていてつまづきかけた客の肩が当たった時は
大層驚いたのだった。

「っと、気ィ付けて下さいよ…――あいたたた」

気をつけるのはお前の方だ、と店主に窘められつつ。
通り過ぎた客の居た方を振り返った時。
ちら、と目についた二人連れの女性。
一人は見知った顔のように見えたが、
彼女に手を取られているもう一人は――さて、と首を傾げる。

(90) 2009/09/02(Wed) 00時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 00時半頃


【人】 後妻 菊

「"座"から…?」

道中、手と祭の温もりに身を預け。
ぽつぽつと交わされる言葉に首を傾いだが、
あぁ、なるほど、瞽女組織の事か、と至る。

「そう……貴方にも色々、あったのね…」

色々と言葉は浮かんだが、余計な事は言わなかった。
変わりに掴む手を少しだけ強めた。

「其の旅は、楽しかったのでしょう?」

ふわりと笑んで、問い掛ける。
其処でちらりと視線に入る男の姿>>90
どうやらあちらも此方に気付いた様で視線がぶつかるか

(91) 2009/09/02(Wed) 00時半頃

【人】 楽士 ウト

[小さな村でも いや小さな村での祭りだからこそか 人ごみに手をひかれながらも 怯えながら足をすすめる ぶつかり合う人の声が大きく響いてそちらの方に顔を向けて]

大丈夫ですか?

[華月斎へと声を掛けた]

(92) 2009/09/02(Wed) 01時頃

【人】 楽士 ウト

[>>91 菊の優しげな声色に]

ええ、泣けば泣くほど事は…

---でも 

ええ その旅を思い出すと
わたしにも…幸せな事しか思い出せず

一緒に旅したその方がいつも懐かしそうに語っていたのが この村の灯篭祭りの事

(93) 2009/09/02(Wed) 01時頃

【人】 楽士 ウト

色とりどりの灯篭がいっせいに暗い洞窟から広い海へ
流れていく様が

本当に美しかったと

いつもいつも 語ってくれました

(94) 2009/09/02(Wed) 01時頃

【人】 懐刀 朧

完成した灯篭をくるくると回して眺めている。
団子屋の親父の視線に、軽くそれを持ち上げて見せた。
脇に置かれた団子とお茶。代金を支払うと、店を後にする。

墓地
苔の生した一つの墓石の前。灯篭を静かに置き、祈った。

墓地へと墓参に来た人たちを見つけては
黙って灯篭を掲げ、想いを乗せて行く。

そうして、灯篭流しの時が来れば
口を閉ざしたまま、人々と共に行くのだろう**

(95) 2009/09/02(Wed) 01時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 01時頃


懐刀 朧がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(懐刀 朧は村を出ました)


【人】 後妻 菊

ウトと共に男へと近づいて。
菊はあれ?と首を傾いだ。
記憶の片隅に引っ掛かる影があるが、出てこない。
晴れそうな霧なのに、晴れてはくれない。

「……」

少しばかり考え込んだところに、ウトの声。

「ええ、本当に――。
 其の方の謂っていた通り、綺麗なのよ」

笑みを浮かべて、

「きっとあなたが此処へ辿り着けたのも、
 大事な人達の思いが導いてくれたからかも、
 しれないわね――。」

一つ、頷きを見せる。

(96) 2009/09/02(Wed) 01時頃

【人】 楽士 ウト

その方の在所がこの村だと。
なので せめて…
あの方の魂を 灯篭に込めて 流して差し上げたいと

[ぼんやりとしか見えないが色とりどりの灯篭が優しい光を揺ら揺らと放っている。それはまるで遥かな海にむかって浮かぶ天船のように女の目には映るだろう]

(97) 2009/09/02(Wed) 01時頃

後妻 菊は、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 01時頃


後妻 菊は、手妻師 華月斎とウトを交互に*見遣った*

2009/09/02(Wed) 01時頃


楽士 ウトは、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 01時頃


楽士 ウトは、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 01時頃


楽士 ウトは、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 01時頃


【人】 手妻師 華月斎

はた、とその女性と目が合って。
暫く、きょとりとしていた。
傾げていた首を、更に傾げた。

「……ん、あァ」

丸く見開かれていた華月斎の目は、大丈夫かと自分に掛けられた声の方へ移った。
近くで見ると、その女性の姿、眼差しの色がより良く見える。
ああ、瞽女か、と察した。

「あァ、いンや、大したことはありませんで」

彼女らが互いに交していた言は、通りの賑やかさに紛れて上手く聞こえていなかったのだが。
僅かに聴き拾えた瞽女の言葉に、何かピンときたらしく一度だけ瞬いた。

(98) 2009/09/02(Wed) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

けれど、先によみがえった記憶は――

「―――…お菊さん?」

都へ出てからも、この時期だけは月丸は常に村へと戻ってくる。
その度に村の衆の顔はきちんと目にしている筈なのだが――。

「お菊さん、っすよね?」

とりわけ、彼女のその薄い眉、小さな目は一目見て、
ああ、あのお菊さんだ、と判るような特徴的なものであったように思えたのだが。
何故か、自分の知っている「お菊さん」であると言い切る自信がなかったのだった。
その位、村の記憶が、薄れてきていた。

(99) 2009/09/02(Wed) 01時頃

野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 01時頃


【人】 楽士 ウト

[菊が誰かに近づく様子]

菊様の…お知り合い?

[手妻師 華月斎へ会釈をする]

(100) 2009/09/02(Wed) 01時半頃

【人】 楽士 ウト

[華月斎の手元をみて揺らめく光を見つめると]

あなたも燈篭を?
どなたかの御縁を

[静かに尋ねた]

(101) 2009/09/02(Wed) 01時半頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 01時半頃


野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2009/09/02(Wed) 01時半頃


【人】 野伏り 余四朗

― 村出口 付近 ―

……ねぇな

[ごそごそ懐を探ると子供達の土産に買った玩具をどこかに落としてきたようだ。村の出口に向かっていた足を返し]

…あそこかね。

[先ほど立ち寄った店に足を向けた]

(102) 2009/09/02(Wed) 01時半頃

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犠牲者 (0人)

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村を出た人達

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