221 堕天の姦計
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[消滅を、願うことなどできない。 それは、禁じられていることだから。
殺してくれと、頼むこともできない。 それは、罪を唆すことだから。
このまま深淵に沈み、狂ってしまえば。 あの全てを包み込む存在に、この身を委ねてしまえば。
―――そんな考えが心に忍び込んだ時、 抱き留める手の、求める声の強さに、意識が目覚める。]
(56) 2013/05/16(Thu) 22時頃
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―――トレイル。 ああ。…私は、進まねばならない。
私は罪を犯した。 天への罪ではなく、もっと―――。
[伏せられる目。それは、決意の色を持って上げられる。]
選択を促したものたちに、感謝を。
[重ねられた両手に、自身の手を被せる。 そうして、自身の心を解放した。
聞こえる限りの場所へ、届けと。]
(57) 2013/05/16(Thu) 22時頃
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皆、聞こえるだろうか。 私だ。―――ジェフェルだ。
まずは、皆に謝らねばならぬことがある。
今、おまえたちを魔界に惑わせ、 深淵に沈めた原因の多くは、私にある。 恨むもいい。非難するもいい。軽蔑するのもいい。 その権利は全て、おまえたちの上にある。
(58) 2013/05/16(Thu) 22時頃
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だが、一番謝らねばならないのは、 私が、おまえたちを見ていなかったことだ。
私の目は、天を、神のみを見ていた。 最も信頼し、助け合うべきおまえたちを見ずに、 ただ神のみを信じ、愛してきた。
私は、愚かだった。
(59) 2013/05/16(Thu) 22時頃
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もう遅い、と嗤ってくれて構わない。 いまさらのこと、と捨て置いてくれて構わない。
だが、私はおまえたちに伝える。
ケヴィン。ノックス。ミルフィ。パティエル。 ローズマリー。ヨーランダ。トレイル。そしてオスカー。
私はおまえたちを求め、愛する。 応えずともよい。 決して応えられずとも、 私はおまえたちを求め、愛し続ける。
今このときより、ジェフェルはジェファとなる。 それが、証だ。
(60) 2013/05/16(Thu) 22時頃
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―――そして、深淵なる竜。 クラリッサ。 私は、おまえも求める。
母なる深淵。父なる天。 今の私には、どちらもが必要だ。
受け入れずとも構わない。 ―――愛している。
(61) 2013/05/16(Thu) 22時頃
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[思いを告げ終えたとき、 堕天使の姿に、ひとつの変化が現れる。
不定形の闇蠢いてた翼が消失し、 新たに背より伸びたのは、暁の薄紅宿すエーテルの翼。
十字架の丘の空を背に映したように、 仄かな光を放っていた。]**
(62) 2013/05/16(Thu) 22時頃
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[この魔界の中で、自分を探しに来ると答えたオスカー。 彼もまた――おそらくは、魔の力を自らのものとしたのだ。 瘴気満ちる中で、自由に飛び、見ることのできる力を]
[神の手は届かないと言ったノックスを思い出す。 救いではなく、たったひとりを求めたヨラニエルを思い出す。 罪を得よと告げたクラリシエルを思い出す。
闇に呑まれた者たち――彼らは、本当に「呑まれて」しまったのだろうか?]
(63) 2013/05/16(Thu) 22時半頃
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[馬鹿げている。 闇を身に宿してなお、彼らが安らいでいると、信じたがっている。 今の己のみじめな姿を、どうにか正当化しようとして。 皆同じだと、思いたがっている。
この姿では、天には還れまい。 魔に心を売り渡すこともできない]
(64) 2013/05/16(Thu) 22時半頃
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[>>58自らを嗤う「半端者」の耳に、その声は届いた]
ジェフェル……様?
[紛れもなく、彼の御使いの声。 皆を惑わせ、沈めたと、ジェフェルは告げた。
ケヴィンから送られたイメージを思い出す。 禍々しい闇を纏う、ジェフェルの姿――]
(65) 2013/05/16(Thu) 22時半頃
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[ふと、聞こえる魂の声。 誰かが僕を呼んだような……。
思わずあらぬ方向を見る。]
何が……どうなるだって?
[オスカーは、きょろきょろと見回す。 続いて聞かれた声には>>60……首を傾げる。]
貴方は、今まで僕達のことを愛してなかったとでも言うの? 僕は、ずっとみんなのこと、好きだけどな……。
[そう呟く。]
(66) 2013/05/16(Thu) 22時半頃
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……って。そんな事してる場合じゃないか。 今はノックスとお話してるんだっけ。
[ノックスの方を向き直り。]
……力、欲しいよ。 だって僕……力を手に入れて、みんなを幸せにしたいもん。
ただ……
[そういって、オスカーは右の羽根を見つめる]
この右の羽根が、いつまでたっても変わらないんだよね。 ……最初は、時間が経てば染まるんじゃないか、とか思ってたけど、もしかしたらそうじゃないのかもしれないね。
[そう言いつつも、遊ぶように羽根をぱたぱたさせる。]
(67) 2013/05/16(Thu) 23時頃
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[立ち上がり、深淵より届く声を掴む。 その声が、副隊長のものか、ケヴィンのものなのか。 そんなことはもう、どうでもよかった。]
私は、この魔界に王国を作る。
[問いに対する答えは、断定。]
魔界に一片の秩序をもたらし、 私が愛し、求めるものを手元に集め留め置く場を。
この手の届く限りを求め、手に入れて、 力を蓄え、手が届く場所を増やし、
(68) 2013/05/16(Thu) 23時頃
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―――いずれは、深淵も、天界も この手に収めたい。
(69) 2013/05/16(Thu) 23時頃
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……ジェフェル様。
[泉のほとり、偽りの天蓋を見上げて応える]
私は、聖でも魔でもない存在と成り果てました。 誰かに無理矢理変容させられたわけではなく、 ただひとり魔界を彷徨ううちに、 勝手に惑い、罪を犯し、汚れたのです。
私は、ここで貴方の為したことを、何も知りません。 けれど……。
[彼の声は、深い後悔の果ての決意に聞こえたから]
(70) 2013/05/16(Thu) 23時頃
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貴方の本当の苦しみを知ることはできません。 貴方を救うこともできません。
ただ――求めて下さるのなら、 おそばに参ります。
都合の良い居場所を求めるのでは無く、 私は私の罪を背負って、償う道を探したいのです。 償って、許されて、天に還りたいのではなく、 すべての魂のために尽くす道を探したいのです。
貴方は、貴方自身の道を、お示し下さい。 ……ジェファ様。*
(71) 2013/05/16(Thu) 23時頃
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[数多の波瀾を引き起こしたジェフェルは、 こうしていればトレイルの腕にも抱き止めてしまえる身体だった。 人並みに苦悩し、悔いて、傷ついて。
けれど、
絶望の淵から目覚めてもたらされた言葉は、世界を包む。]
(72) 2013/05/16(Thu) 23時頃
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[闇に染められ、漆黒を選び、そして今──暁へ。 堕ちた使徒はあまねく夜を経て蘇る。
神に所属する名を捨て、自らの選んだ名を名乗る、魁の星となって。]
(73) 2013/05/16(Thu) 23時頃
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─ 魔界上空 ─
[ジェファの声に辺りを見回すオスカー>>66をただ見詰め、自身はその声に何の反応も示さない。 他で吐き出した言葉を改めてこの場で紡ぐ必要は無いために]
皆を幸せに、か。
[何を以て幸せとするのか。 それは敢えて聞かなかった。 聞いて、吟味する必要はない。 やりたいことをやらせれば良い]
ああ…ここにいても染まるだろうが、時間がかかりそうだな。 深淵に行けば、直ぐにでも染まるだろう。
──深淵に行きたいか?
[望むはそれかとあたりをつけ、オスカー>>67に問いをもう一度投げかけた]
(74) 2013/05/16(Thu) 23時頃
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………。
[ノックスの言葉>>74に、表情は変えずに短く縦に首を振る。]
自分で行こうともしたんだけど、どうも上手く闇とか、操れなくて。 多分、全部染まってしまえば、自由に操れるよね。
………それに。 僕、……ケヴィンにもう一度会いたい。
[オスカーは確りとノックスの方を見て言う。 彼は……せめて彼だけは、不幸せにしちゃ、駄目だ。]
(75) 2013/05/16(Thu) 23時半頃
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あなたは、私の予想を遥かに超えて高く羽搏く。 追いかけてゆくのは大変です。
けれど──この満たされる温かさはすべての源。
[愛する者と築いてゆく世界ならば、笑顔でいられる。 傷ついても手を差し伸べられる。
それはすべてにつながるはじまりとなろう。]
(76) 2013/05/16(Thu) 23時半頃
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[皆に賛同されずとも、理解さえされなくてもよかった。 第7096小隊は既に存在せず、全員を貫く戒律もない。 この先、魔界に地歩を築くのならば、 反発するものなど、いくらもでてくるだろう。]
それでも、私は求め欲する。
[解き放たれた心のままに、愛することを。]
(77) 2013/05/16(Thu) 23時半頃
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─ 魔界上空 ─
[静かに返される肯定の頷き。>>75 それにクスリと笑みを零した]
ああ、染まってしまえば自由に繰れる。 こんな風に。
[翼持たぬ身を支える紫黒の闇。 右手を軽く揺らせば細い紐状となってノックスとオスカーの周囲を巡る]
ケヴィンに? …ふぅん。 行けば会えるよ、ケヴィンだけでなく、他の奴らにも。
(78) 2013/05/16(Thu) 23時半頃
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パティエル。
[泉のほとりよりの声を、胸に抱く。]
私も、おまえの罪を背負うことも、救うことも、 できない、と思い知った。 私にできるのは、ただおまえを求めることのみだ。
おまえが、おまえの意志で私の元に来てくれるのならば、 それは、なにより嬉しい。
私が描く道に、おまえの道を書き加えてほしい。
(79) 2013/05/16(Thu) 23時半頃
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[ノックスが闇を操るのを、目を丸くして見ている。 こんな事も出来るんだ。知らなかった。
真似して左手を伸ばしてみるも、オスカーの生み出す闇ははノックスのと比べると形も歪だった。 手を伸ばして、自身の闇に左手を突っ込もうとすると、その闇は空気に溶けるように消えていく。]
……んー。やっぱ難しいなぁ。
[そう言いながら左手を見つめる。]
……他のみんな?ふぅん………。
[思い描くのは、かつてここに入ったときに一緒にいた仲間達。 ……あの人達は、幸せだろうか。]
(80) 2013/05/16(Thu) 23時半頃
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[同胞たちを信頼し、敬愛していた。 世界に信頼があるならば不信が、 敬愛があるならば侮蔑と嫌悪が、 存在することを知りながら知ろうとしなかった。
純粋なる使徒が抱くことは無いものだと。
いつか、知りたいと願う。 不信を乗り越えた信頼を、 嫌悪を克服した敬愛を。 斑の闇を宿すこの身ならばこそ、それが叶うと信じたかった]
(81) 2013/05/17(Fri) 00時頃
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─ 魔界上空 ─
[真似をして闇を繰ろうとするオスカー>>80を見て、けらと楽しげに笑った]
後の楽しみにしとけ。 深淵でもう片方も闇に染めれば、いくらでも繰れるようになる。
(82) 2013/05/17(Fri) 00時頃
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――はい。 拓きましょう、新たな道を。
(83) 2013/05/17(Fri) 00時頃
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