196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/05(Sat) 16時半頃
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―二階・廊下・階段近く―
[ゆり殿の射干玉は>>2:372お嬢様が畏れたもの。ですから、天宮殿にも同じく向けられ、自分を守るために発砲したのではないかと。或いはただの、事故。芙蓉殿が促す>>9理由も分かります。
けれど、亀吉がと>>14階段を上がってきた方々に名を 示すのは、何故でしょう。 視界の端で、風伯殿がゆり殿の身を抱いております。> >28
傍らの志乃殿を背に隠し、唇は震えます。]
(55) 2013/01/05(Sat) 16時半頃
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[私がそれを嘘と知らぬ言も>>2:411。 場を静めようと試みたその気配も>>0。 何かを紡いだくちびるの息遣いも>>19。 真白な意識の中には、届かない響き。
“おにんぎょう”。 ただそのことばだけは、繰り返して、ぶり返して、聞こえた、気がした。]
(56) 2013/01/05(Sat) 16時半頃
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[母の訓えが、口を突く。
己のが身に危機を感じたなら、 相手を殺めてでも生き延びろと。
身に染み付いた訓えに寄り、客を殺めかけ、逃げてきた。]
(何故、ですか…母上。 もう、武家の家督など、血などどうでもいいではないですか。)
[飯盛女に身をやつし、客と言われれば男に抱かれ。 そうまでして育てていた坊も喪った。
この血、残して何になりましょう。
このような事になるならば、 納屋であの人が腹を召した時、自分も死んでしまえば良かったのだ。
皆、勝手に人に託して死んでゆく。 母も、夫も。腹を痛めて産んだ、坊でさえも…。]
(57) 2013/01/05(Sat) 16時半頃
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[崩れる白衣、白雪の敷物、紅の大輪咲き広がり。 黒銀の銃身、淡色の襟、淡色の頬、白い睫毛と前髪にも、紅い小花は咲き乱れ。
椿の花弁は、裸足の爪先に触れる。 まるで赤い靴履かせるように。]
(58) 2013/01/05(Sat) 16時半頃
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[名を呼ぶ声>>6が耳に触れる、意識に入る。 それは仮面脱がぬままの呼び掛け。何処か遠くからに聞こえる声は、それでも耳を突く。応える声持たぬまま。 目に映る人の顔。近づいてくる足音。 注がれる視線を肌で感じるよう、触れる空気は冷たい。
来たる人の中には、あの、沙耶>>24の姿も。 手負いの様よりも、その手に握られた刀の煌めきが目の内に焼きつく。 一歩踏み出す彼女に、私は微かに震える青をを向けて居た。]
(59) 2013/01/05(Sat) 16時半頃
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[――誰があの子を殺したの、と。 ――それは私よ、と。 そう問い答えずとも、誰が殺したかは見て知れること。 昔の古傷からの怯えは、今手を下したことからの怯えに変わっていた。
だから。間違いなく、私はこの場で――、
それなのに。 黒鳶の主の彼は、ただ此処を離れるようにだけ言った。>>9 低い声で、それだけを。]
如何、して、
[私はただただ、此処から動けぬまま。]
(60) 2013/01/05(Sat) 16時半頃
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[ふっと感じた視線のひとつ>>28。 そっと目を向ければ、あの男の姿があった。 老いた瞳の、その奥にある色を、一瞬だけ垣間見る。]
……如何、して。
[私は、無言の男に、薬売りの男へ向けたものと同じ言を零す。 声は、さっきよりさらに、震えていた。]
(61) 2013/01/05(Sat) 16時半頃
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―二階―
[散る花を抱き、足を見れば治療の済んだものと知れる。 芙蓉の言通りであろう、頷き、ゆりの肩を一度撫でた。
同時期か、上がる声は。 大きく上がる事のないと思っていた声に。 駆け出す足音に、視線は少年から外れ。]
……芙蓉君、菱川君、此処はお任せします。
[男はゆりをそっと離す。 赤に身を染め、階段を降りる。 逃げた朧を、まるで幼子の様な影を追いかける様にして。]
(62) 2013/01/05(Sat) 16時半頃
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[今は亡き夫が、割腹する前日に不意に言ったのだ。 「お前は野薔薇に似ている、大丈夫だ」と。
後になって知った、野薔薇の花言葉。 「痛みから立ち上がる」という意。]
私はあの花ほど、強くはない…。
[恥ずかしくも心を寄せていたのだと気付く。 この薔薇の中に眠る御仁に。
暖炉の前で、あの視線に暖まったのが始まりか。
踊り場の、大時計に視線を縫い止める。
異教の神に縋りつこうか。 奇跡が起こるなら、この御仁の「蘇り」を、と。**]
(63) 2013/01/05(Sat) 16時半頃
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[離れる間際、目を離す間際。 唇は音なく紡ぐ。 その言や、向けた舶来混じる青にしかわかるまい。
慶の遺体を、それに泣くウトを、みつを。 他にもある顔を、ひとつひとつ眺め。 その度に雪は降り積もる。]
私は、朧君を。
[死から離れ。 男の意識は、殺めた者へ。 殺めらるる者から離れ、手を下したものへ。
『郷愁』を追いかけるようにして。]
(64) 2013/01/05(Sat) 16時半頃
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[「殺しては、なりませぬ」、と。>>46 そうみつが響かせる、訴える声さえも、まるで、何処か――、]
あ ぁ 。 殺して、は。
[いいや違う、と。これは私を責める声だ、と。そう思い直す。 この子を殺したのは私。 ただ過去の幻を見た故にゆりを撃ったのは私。 芙蓉が告発した通り、此処に立つのは招かれざる人殺し!]
(65) 2013/01/05(Sat) 16時半頃
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[今と過去とを彷徨う中、 聴こえた聲>>52に顔を向ける。
「いいえ」、と聲をあげることはしなかった。
慶から貰った言葉は 途中で紡ぐをやめられたまま――。
その先など、本人が言って呉れねばわからぬ。
涙はまだ出ない。 縋っておるのだ、異教の神に。奇跡に。]
(66) 2013/01/05(Sat) 17時頃
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( さ や 。 )
[私はくちびるだけでその名を紡ぎ。 震えたままの青色を、彼女の方へと、合わせた。 何時でも私を斬れる筈の、武士の刀持つその人へと。
未だ弾薬の込められた拳銃、握ったままの私の腕は。 けれど未だ、ただ下に降ろされたまま。]
(67) 2013/01/05(Sat) 17時頃
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[手摺に助けを借りながら、ゆっくりと立ち上がる。
弔いをせねばなるまい。 巫女と、慶。
二人の弔いを。**]
(68) 2013/01/05(Sat) 17時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/05(Sat) 17時頃
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―中庭―
[足跡を辿り、訪れたのは中庭。 寒い此処に姿はあろう。 男の意識はただ『殺めた者』に今は注がれ。 白に色付く赤を辿りて、なくした傘を差し出す様に。 掛ける声は、伸ばす指先は後ろから。]
………今日は、大変寒く御座いますね。
[変わらぬ優しさを *もってして*]
(69) 2013/01/05(Sat) 17時頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/05(Sat) 17時頃
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/05(Sat) 17時頃
病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/05(Sat) 17時頃
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[階段の方、男の叫び、転がる物音も響いてきた筈なのに、今はそれも遠く。 この場から、ゆりの傍から離れ行く者たちを追うことも無く。 けれど雷門が去り際に残した音無い言葉>>64は、確かにこの目に映っていた。]
――――、
[頷くでもなく、ただ小さく息を零すのみ。]
(70) 2013/01/05(Sat) 17時頃
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猫だからね。
[『機転が利く』とかではないよと、ふふっと、笑って。>>7]
……うん。開いても、出られない。 多分、他の窓も。
[こくりと頷いて。 不安げないろ>>12。かけた声>>5に。]
ううん。 アタシは強いから、大丈夫。
[猫目を、細める。 そこに、何か弾ける様な音>>3が届けば。 咄嗟にみつに向けた視線が、重なる。>>10]
[音のした方へ行くと言うのに、頷いて。]
(71) 2013/01/05(Sat) 17時頃
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[相馬殿の声>>46はお嬢様に向けられたものでした。 人殺しを殺すのであれば、お嬢様もまた。 そして、殺してはならぬのであれば、お嬢様もまた。
少しばかり見せていた刀身を目前の高さに上げて鞘に収めます。 そうして、1歩、また1歩と、廊下の奥へと追い詰めるように天宮殿に近寄られるのです。 互いに人の命を奪った器物を持ちながら、対照的に黒い銃身は下げられたまま。
お嬢様の名を紡ぐ天宮殿に、何も返しはしません。]
……。
(72) 2013/01/05(Sat) 17時頃
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[動き出す女>>68に視線を投げた。あたしはきっとみっともない顔をしているのだろう。 拭うことはしない。これが、あたしだから。
残されただけの無様な女。死ぬことも叶わぬ運命を負わされた女。これがあたしだから。
女と目が合う>>66。否定の言葉はなかった。彼女の表情から心中は察せない。けれどあの男の心中は、手に取るようにわかった。]
(73) 2013/01/05(Sat) 17時半頃
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人殺しの、 亀吉。
[息を吐き、じつと震える青を見つめ、問うのです。]
笑止。主がそれを持つ理由も、殺した理由も必ず在る。 無ければ――ならないものだ。
言え。 言わねば、殺す。
それは狂気だ。見逃すことは――出来ない。
(74) 2013/01/05(Sat) 17時半頃
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[足元の血溜まりが、ブーツを、着物の裾を染める。 温かい。血溜まりの海など、故郷の海には程遠いけれど。]
銃の音が、しましたなあ。
[先程の破裂音。何度か過去に耳にしたそれの正体を、自分が間違える筈もない。]
誰か死んだんやろ?
[妙におっとりとした声は、異様に映ることだろう。 返答があったか否か。待つこともせず、ふらり、音のした方向へ歩いた。血塗れの、足で。*]
→二階へ
(75) 2013/01/05(Sat) 17時半頃
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[目前に上がっていた刀が、鞘に収められる>>72。 それに瞬く暇も無く、距離を詰められる。 動かないまま血に染まっていた足は、追われ追い詰められるように、廊下の奥の方へと後ずさっていた。
咄嗟に呟いた彼女の名は、ただ空気の中に溶けるばかり。 無言の沙耶の眼差しは、間近に。 私は目を震わせながらも、それでも、真っ直ぐに向き合った。]
(76) 2013/01/05(Sat) 18時頃
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―――――はい。
[「人殺しの」。
そう。そう呼ばれて然るべきなのだ。 緊迫の中に、安堵に似たものが微か胸の内に混じる。]
(77) 2013/01/05(Sat) 18時頃
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― 大広間 ―
[酔っ払いの問いに、風伯は答えを返さなかった。通り過ぎる二つの影。机に隠れるようにしてそっと覗き見れば、赤く染まる手。血まみれの酔っ払い。
―――鬼の宴か
今座り込んでいる此処は何処だ。 響く乾いた音は、あれは――鬼の笑い声だろうか]
(78) 2013/01/05(Sat) 18時頃
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[>>74この拳銃を、持つ訳は。]
私は。
誰かに、殺められてはなるものか、と。 ただのひとりであっても、生き延びようと。 見つけたこのぴすとるを取りました。
[弱い心を、信じられぬ心を認めれば、それは苦しいものだけれど。 それでもはっきりと告げる、答え。]
(79) 2013/01/05(Sat) 18時頃
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ガッシャアァァァン。
[廊下の奥には色のついた綺麗な窓>>1:421がありました。 光が入ればさぞ綺麗でしたでしょう。
天宮殿を突こうと大きく振りかぶった鞘尻は僅かにずらされて、窓を割ったのです。
白雪混じる寒風に煽られて顔を左手で覆いて身を崩し、天宮殿がどんな選択をされたのか見届ける間もなく、白の敷物の上に倒れました。
階段の方で聞こえた声も、物音も、今は遠く。 悪戯猫の問いに何と答えたのか思い出す間もなく、意識が遠のいたのでした。**]
(80) 2013/01/05(Sat) 18時頃
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[けれど、ゆりを殺した訳は――、]
そして、私は。 あの、お方、に。 おゆり様、に。
[そう静かに切り出すも。 は、と荒い息が挟まる。瞳の揺れは波のように増す。]
私の、心を、
殺されそうに、なったから、です。
[ゆっくりと吐きだした理由は、まさに狂気の沙汰と見做され得るもの。 譬え人を殺める身分であったとしても、だろう。]
(81) 2013/01/05(Sat) 18時頃
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[背後、すぐだ。 問い詰める声、大きな物が落ちる音、息を詰めるような緊張感、そして駆け出す音。 声は、朧と慶の。何かが落ちてからは、朧の声がするのみだ。 それらを組み立てれば、何が起きたかは自明で。けれどそれを理解しようとするのを、脳が拒む。 雷門が行くと申し出れば、それを止める道理はなかったのだけれど。]
おみつさん、行きます?
[弔いのためにみつが立ち上がれば、同行を申し出る。 若く見えた世渡介よりは、まだ荒事にも自分のほうが向いていようと。]
(82) 2013/01/05(Sat) 18時頃
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世渡介さん、なら、少しの間お任せします。 それから平太様も、この部屋空けてしまい。 こんな染みの前、居づらいでしょうに。
[そう言い残して、ゆりの遺体を運ぼうと抱き上げ、階段を下る。 それがつまりもう一つの血溜まりを目撃するに等しいということは、すっかり頭から抜け落ちたままに。]
(83) 2013/01/05(Sat) 18時頃
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[煌く大きな鞄があった。空を見上げる鳥があった。 はっきりと人を写し取った本があった。 ―――輝きを持たない、刃物があった。
それを取り上げ、そっと刃に掌を押し付ける。なまくらは皮膚を傷つけることはなく、それでも、焼くには立つだろうと懐にしまいこんだ。
悲鳴、はっきりとした足音。 それらは全部、聞こえていた。
それでもまだ、この広い部屋は出ずに、立ち上がりあかを眺めていた]
(84) 2013/01/05(Sat) 18時半頃
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