196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 04時頃
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[笑っているような。]
“もうここから出られない”
[泣いているような。]
“ここには君たちだけ”
[怒っているような。]
“見つけて”
[愉しんでいるような。]
“―――僕を殺したのは”
[不思議な声。]
(43) 2013/01/03(Thu) 04時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 04時頃
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 04時頃
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―大広間―
音は確かに、こちらから……
[男の足は早くない。 けれどもしかし、急いた速度で。 朧を隣に、慶を後ろに歩みを進め。 大広間の扉に佇む人影を見付けたならば。]
芙蓉君。
[安堵したような顔を見、声をかける。]
大丈夫ですか、中は…。
[まさかゆりが来ていると思いもよらず。]
(44) 2013/01/03(Thu) 04時頃
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あゝ。
[と、喉から呼気が押し出されて漏れる。
近づかずとも。 確かめずとも。
ひと目で判る異様な有様に。]
死んで、 仕舞った。
[呟きは誰へ向けてか。 >>36背後で問う声も意識に上らぬ程、視線は只管に、胸から傘を生やした くろ へと、注がれて居る。]
(45) 2013/01/03(Thu) 04時頃
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のう小僧。 わしはどないしたらええんや。
あかん。なんでか知らんが涙がとまらん
[余りにも儚い声で。 心の底を揺さぶりおって。 どこにおんねや小僧。 お前は何がしたいんや。**]
(46) 2013/01/03(Thu) 04時頃
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うちは大事ない。 それから、ゆり様とお会いして、足を見て簡単なことはさせていただきました。
[雷門は手当のために奔走していたというから、これは伝えねばならないと。 そのまま、扉の開くを聞く。]
すれば、この次第でして。放ってもおけず飛び出してきたところです。
[軽く指させば、油っぽい料理の匂いが、どこの部屋にも満ちる薔薇光に混じって届く。 その奥側に、鉄錆のような匂いが混じれば、眉が寄る。]
(47) 2013/01/03(Thu) 04時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 04時頃
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嗚呼、それは有難う。 ならばゆりさんは……
[手当はすんだのだと謂う。 感謝と共にゆりの所在を聞いた所で、無駄な問いであると知る。
長い四角の奥に座る黒と。 それを見詰めるゆりが見えた。]
ゆりさん。
[足は迷わず彼女の側へ。 そして瞼を覆うように、荒れた指が後ろから伸びる。]
………このようなもの、見てはいけません。
[それは幾分落ち着いた声。]
(48) 2013/01/03(Thu) 04時頃
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皆様、余り近付きなさいませぬよう。
[現状維持。 浮かぶその言葉は不自然なほどに冷静であり。]
見て佳いものではありません。
[芙蓉へと向ける目は、ゆりを遺体から引き離し預け様として。 ゆりが拒むならばそれも上手くは *いくまい*]
(49) 2013/01/03(Thu) 04時半頃
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しんでしまった。
[もう一度、同じ音を繰り返し、ふらり。 中へと踏み出しかけた足を止めたのは、背後より伸びて来た、荒れた指。
視界を遮られ、落ち着いた声を耳許に聞いた。]
(50) 2013/01/03(Thu) 04時半頃
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――ッ。
[近付きませんよう。 その雷門の言葉を聞き、中に踏み入ろうとしたのをすんでで押し留める。 ゆりには雷門がついている。 心奥でそう頷き、己は大広間より前、扉のそばで控えることにした**]
(51) 2013/01/03(Thu) 04時半頃
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病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 04時半頃
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「見てはいけません。」
[雪に染む水のように、雷門の声が染み入って来る。]
────はい。
[瞼を覆う手もそのままに、操られるようにこくりと頷いた。
亡骸から引き離そうとするならば、一切の抵抗はなく、芙蓉が引き受けてくれるならば、大人しくその傍に在る。]
(52) 2013/01/03(Thu) 04時半頃
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ゆりは、雷門の腕に触れて擦れた衣から上る白檀の香を、深く吸い込んだ。**
2013/01/03(Thu) 04時半頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 05時頃
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―少し前・居間―
[小さな勘違い>>1:435には早々に気付き、片付けはみつと鈴に任せることにして。 芙蓉の言葉遊び>>444に、大仰に肩を竦めてみせた。]
何言いはりますの。 芙蓉さんはお勤め中でしたのに。
[薬鞄に視線をやって、目配せ。 その傍にいたゆりにも会釈をすると、今度こそ居間を後にした。]
(53) 2013/01/03(Thu) 10時半頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 10時半頃
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―大階段→大広間―
[時計は時を知らせるもの。では、13度目の鐘の音は何を知らせているのでしょう。
志乃殿を伴い階段を下る最中に、時計は泣き止みました。 針は逆さまに廻ります。廻り続けます。
不可思議なことだと眉を寄せ。 人の集まる気配に大広間に辿り着く頃には、どれ程の人が集まっていたでしょうか。何を見聞き出来たでしょうか。
血にまみれた死体を見てしまえば、人を斬った感触が思い出され、動揺されるでしょうに。
見つけて――嗚呼、だれ、が。**]
(54) 2013/01/03(Thu) 10時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 10時半頃
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―居間を出て、1F廊下―
[先刻散々歩き回ったおかげで、場所さえ聞けば大広間に向かうのはたやすい。 尤もかなりの時間を居間で過ごしたせいで、風伯はとうにいなくなっているかもしれないが。
奇しくも、かの人は自分とは違う方向の廊下>>5。慶と出くわさなかったのは幸いといったところか。
足早に着物の裾を捌く。その下に履いたブーツは、雪に強くても着物とは不釣合い。 どうにも足元を引っかけながら、それでも大広間に急ぐ。 その音>>#1がしたのは、ちょうど中庭近くに差し掛かった頃か。]
(55) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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[破裂音は、懐かしく遠い海の向こうで聞いた銃声に似ていた。 鐘の音は、ちょうど中庭で聞いた音と同じだった。 十三度。音を鳴らし、その後でどこかの扉が開く>>#2。]
…。
[響く声が、した。 愉しむような>>#9異国の少年の声>>#9>>#10が。]
(56) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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隠れ鬼、ですかえ?
[返答はない。] にしても物騒ですなあ。
『僕を、殺したのは―――…』
[その言葉に、一度見た英国のわらべ歌を思い出す。]
(57) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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誰がこまどり殺したの、 それは私よ、雀が言った。 私の弓で、私の矢羽で、 私が殺した、こまどりを。
[おまえさんが、興味本位で手に入れた「まざあ・ぐうす」の歌集。 結局おまえさんは買っただけ。一度も手に取りはしなかった。
『誰が 死んだのみつけたの?』。]
(58) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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扉の音、ということは、扉のあるところを探せばいいんかねえ。
[なら大広間はお誂え向きだ。 しかし彼の遊びに素直に乗る気にもなれず、天邪鬼を起こして中庭に下りた。 今だに降り続く雪。全てを吸収する無音。 アーチを無視し、また水路に脚を浸す。
ぴちゃん。
今ここに飛び込めば、冷たすぎて心臓が止まってしまうだろうか。]
(59) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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―時は遡り―
――薬売りの芙蓉、様。
はい。もしの時は、お世話になるやも知れませぬ。 その。――宜しく。
[紋のほうを名乗った男>>1:422に、小さく会釈しつつ。 その瞳から薄らと見て取れた、言葉にせぬ憧れの色。 私がこの時感じたものは怯えでは無かったが――、 言うなれば、安堵と戸惑いが混じったものを覚えていた。]
(60) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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[私はこの間、幾人かの顔をちらほらと見ていたのだが――。 ゆりの方は、その名乗りの時に一瞥して以来、見ていなかった。
故に、そのくちびるが描くいろを私は見ていない>>1:420。 その射干玉が沙耶に向いていた時、どんな顔をしていたかも。 それが私に向いていた時、本当は、何、に目を引かれていたのかも。]
(61) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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―大広間―
[死体を見つけるのは、あたしの役目ではない。 だから多少遅れても困りはしないだろう。
案の定寄り道のおかげで既に人集りが出来ていて、遠めにしかその死体を見ることは出来なかった。
けれど遠目でもはっきりと分かる。 あの少年が、命を落としているということ。]
(62) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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[「みっちゃん」――茶器を預かってくれた女>>1:439に、小さく頭を下げた。 ここでふと、紅茶の不思議な風味の訳、もしかしてと閃いたのだが――今はちゃんとした指摘ができる時でも無く、特に何を言うでも無かった。]
ではまた、みつ、様。 皆。
[改めて名を、確かめるように口にして。 その場の面々に背を向け、居間を後にした。
「みつ」。確かにあの時小鈴にそう告げていたではないか>>1:413。 思い返せば、あの意地悪じみた男からの呼び名を鵜呑みにして使っていたなど。この妙な心地悪さは、きっとその所為だ。]
(63) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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[こういう時は、どういう表情を作ったらいいんだろう。 まず浮かんだのはそんな発想。 いや、違う。困惑している。 噎せ返る薔薇の香り、散らかった大広間。その中に混じる強い血の臭い。夢ではない、これは現か。遊びでもない。少年は、死んでいる。]
あんさんは、何がしたいん。
[呆然と、死体に向かって呟いた。]
勝手に呼び出して、勝手に話しかけて、仕方ないから探したらほんとに死んどるやないの。
あんさん、あたしをもてなしてくれはるんやろ?
(64) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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[それとも何か、死後の世界にでももてなしてくれるというのか。 傘は背中に突き刺さる。あれは、自ら命を絶とうと思ってしたものではない。 あれは、誰かに殺された跡だ。誰に?ここが閉鎖された館であるというならば、誰に?]
[さすがにそれを口にするのは憚られた。 人集りを見渡す。その中に風伯の姿を見つけて胸を撫で下ろした。冷静な様子>>49であるのを見れば更に安堵する。 彼の言動は、奇妙には映らなかった。だって自分も、恐れや怯えという感情は全く湧きあがらなかったから。ならば同じだろう?]
風伯さん、やっと会えたわ。 …お弔い、したほうがええんやなかろか。
[人目につかないようにするならなおのこと。]
(65) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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[あるいは自分の言動こそ、傍目には奇異に映ったかもしれない。 死に対する、恐れの稀薄さ。 いかに取り繕ってみせても、はじめから持ち合わせていないものを出しようもなく。
「弔い」を提案すると同時に、鈴に耳打ちされた事態をそのまま雷門へも。**]
(66) 2013/01/03(Thu) 11時半頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 11時半頃
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―未だ少し時は遡り。1F廊下―
[どの位か歩いた先で、声が聞こえた。 少し遠くから見えたのは、先にすれ違った>>1:226、赤衣の主の手を引いていた彼に――。 先に居間を出て行った、あの年嵩の男>>1:434のすがた。 そして雷門もまた其処に居た――雪降る外に立っていた彼は、ちゃんと館の中に居た。
しかし、開いている戸や窓が無かったか、と彼らに尋ねることもせず。 悪気無かったのだろう細い荒れた指に。意地悪と侘しさも共に在ったような気がした彼に。一歩踏み出して確と向き合うことも、今はできぬまま。 私はそっと、反対側へと歩き出していた。 その様はきっと、無用なまでに臆病な仔兎にも似て。]
(67) 2013/01/03(Thu) 12時頃
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―それから―
[他に居間を出た人とも出くわさず歩く様は。 ただの一匹、はぐれて彷徨うけもののよう。 護ってくれる剛毅なあの人は此処には居らず。 背を押す言葉授けた、あの人と似ている彼女も――、]
――――…
[ふっと。夢幻の如く消えた黒いわらべのすがたが脳裏に過り――不意に耳を突かれたのは、丁度その時。]
(68) 2013/01/03(Thu) 12時半頃
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―大広間―
[戸の外に芙蓉が行くならそちらへ、男よりも若い力のあるものの元へとゆりを引き渡す。]
女性がみられるものでは在りません。 ……とは謂え、事を目撃する権利は誰にも等しく在りましょうか。
[声は誰にも届くよう、少し強く放たれる。 そこに表れる事のない怯えに、不信を持たれることも在ろうか。 訪れたウトに促され、やや考えるように沈黙し。 頷き、潜めた声で何事か囁いた後。]
(69) 2013/01/03(Thu) 12時半頃
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― 大広間 ―
[白装束が部屋の中へと入って行く。 雷門と薬売り――芙蓉が「ゆり」と呼んだ其れの行方を追うが如く、己も雷門の後に続き中へと入った。
鉄錆の匂いは漂う異国の花の香を塗り替えるが如く。 雷門が皆を止める>>49を聞かず、己はすたすたと其の先へと歩く。]
(70) 2013/01/03(Thu) 12時半頃
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…――― 嗚呼。 死んじまったのかい、 …御前さんは。
[己の眼に映るは、散らばる舶来品に囲まれた黒き背。 まるで玩具を散らしたが如き光景の只中で、白き机から童子は己を見上げていた。
背より生える、澄んだ水の如き西洋の傘。 童子の命を奪ったのは紛れも無く其の傘なのに、白き頬に微笑み浮かべる姿は嗚呼、まるで無常の幸福の中に在るが如し。]
(71) 2013/01/03(Thu) 13時頃
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[左眼の奥にある傷からじわりと血が滲みだす心地がした。 ぬるり。滴る生暖かな血は涙の如し。
無論、其れは幻覚だ。
されど視えぬ筈の左眼を染める色は 「あか」。
暖炉に灯る火の色よりも 野薔薇の先につく実の色よりも 身を巡る茶の色よりも 懐かしき唐傘と提灯の色よりも
より赤く、あかく、
己を責め立てるのは、 …―――赤き「聲」。]
(72) 2013/01/03(Thu) 13時頃
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