34 灯篭流し
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「きっと親切な方には、お祭りの何処かで もう一度お会い出来るとおもうのだけれど…」
今、口にしている言葉すら希望的観測ではあるものの。 それ以上は流石に相手が嘘を向ける年齢でも無いと思ったか、
「お財布は……難しいかもしれないわね……」
やや下方へ視線を落し、小さく繋いだ。
「この時期は、泊まる所も 前もって話をつけておかないと埋まるのが早いの。 ……今からだと……」
宿の事情にはあまり詳しくはない菊だったが、 此れから当日にかけての人の多さからすると難しい。 そう、判断した唇は言葉を濁らせた。
(45) 2009/08/31(Mon) 01時頃
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此処からだと、瞽女宿であれば未だ可能かもしれないが。 ああいった物は基本的に『組織』であるから、 組織外の人間を快くは受け入れないかもしれない。 それに――。
「ねぇ、あなた…… えぇと、私はキク、というのだけれど。 あなたの名をお伺いしても宜しいかしら?」
此れも何かの縁だろう、 折角だから村や祭りを少しでも楽しめるのなら、と考える。 もしも名を聞けたのならその名を一度呼んで、
「好かったら。もし、好かったらで良いのだけれど。 家に一つ、都合がつけられる部屋があると思うの。 其方は……どうかしら……?」
探り探り、という具合で。 相手の表情を窺いながら、小さく問い掛ける。
(46) 2009/08/31(Mon) 01時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2009/08/31(Mon) 01時頃
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[相手の細かな表情はわからないが 言葉の端々に気を使う様子が感じられて少し落ち着きを取り戻す]
そうですね…財布は…もう でも、それより大事な物はちゃんとここに在りますし。
[手にした三味線と杖と腰にしっかり結わえた小さな荷物をしっかりと確かめて]
財布の中身は…ほんとにその日の稼ぎだけですし この村の賑わいようなら、また歌って稼げばどうにかなりそうです。
[そういって目を細めた]
(47) 2009/08/31(Mon) 01時半頃
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店からの帰り際、店先に白い服の女性と見慣れぬ客の姿。 二人の会話を耳に留めると、宿無しと思しき客にすれ違いざまに一言。
「来るか?」
声をかけて、返事を待つこともなく店の外へと歩き始めた。
(48) 2009/08/31(Mon) 01時半頃
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灯篭の材料を集めに、店を回った。
見本となる和紙を念入りに見つめ、触れる。 結局、心に響くものには巡り合えず。
手ぶらのまま、竹を探しに森の中へと足を運ぶ。 しばらく歩き回った後、一本の竹の前で足を止めた。
目を閉じ、幹に手を翳してしばらく其の声を聞いていた。
(49) 2009/08/31(Mon) 01時半頃
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ただ…まったく 見も知らぬ場所で 止まる所がきまらないのは不安で…
[そういいながら 見えぬ目をしかめていると]
キクさまですか。 綺麗なお名前ですね。 菊の香りは邪気を払うともいわれてますし あの黄色い色がわたし好きです。
[そういって香りを思い出すかように目を瞑る]
ああ、わたしですか? わたしはウトと申します。 お師匠様がつけてくださった名前でどういう字をかくのか どういう意味なのかもわからないのですが… よく ウトウトしているので お前にぴったりだと アネ様たちによく言われてました
[あどけなく笑って 改めて挨拶を交わす。]
(50) 2009/08/31(Mon) 01時半頃
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やがて静かに目を開けて、目の前の竹に頷いた。
森からの帰り道、店に立ち寄って、蝋燭を購入した。 そうして向かう先は村の外れ、いつ崩壊しても不思議ない廃屋。 ふらり、己が根城へと*入って行った*
(51) 2009/08/31(Mon) 01時半頃
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お部屋を? 菊さまのお宅の?
[思ってもない相手からの誘いに戸惑ううちに いつの間にか気づけば菊の息が感じられるほどまじかで覗き込まれていて]
それは 願ってもない事で…
[そう返事をしようとした途端 耳元に声が届く>>48]
わたし・・・ですか?
[驚いたように跳ねて振り返る]
(52) 2009/08/31(Mon) 02時頃
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大事な物、と示された三味線と杖と腰にしっかり結わえた小さな荷物。
「そう……それなら良いのだけれど。」
其れを菊もじっと見て、微笑みを浮かべる。 瞽女という人を見るのは初めてで、話に聞くばかりだったから菊は彼女の苦労を推し量り切れはしないが、
「あまり身体に負担を掛け過ぎないようにね…」
せめて、という言葉に代える。
「有難う。ウトさんの名も……」
どういう字を書くのか、どういう意味なのか。 其れを知らぬと本人は言い、菊は思う所があったが。 知らぬという事は本人が知るべき時があるのだろう、と
「とても、いい名前よ…」
告げて、微笑するだけに留まった。
(53) 2009/08/31(Mon) 02時頃
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それでもあどけない笑みには同じ様に笑うが、 此方の問い掛けにウトが応答しようとした時だった。
「……?」
ウトと似たような印象を持ちながら、 声をかけてきた男を見遣った。
「……お知り、合い?」
男はすぐに歩き出してしまっていたから、 恐らくはウトだけに届く声量で問い掛ける。
(54) 2009/08/31(Mon) 02時頃
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[名前を褒めてくれた女に嬉しそうに]
久しぶりに人から名前を呼んでいただきました
[と頷きながら]
今の方は? 菊さまご存知?
[>>48結局返事も待たずに足早に去っていく男の方を見やりながら首を傾げた]
(55) 2009/08/31(Mon) 02時頃
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菊は瞳を瞬かせた。
「……い、いいえ。」
同様の問い掛けがウトからも返ったからだ。 否定の声と共に首を左右に緩く振り、 遠くなっていく男の背を目で追った。
「多分、知らないとおもうのだけど…」
顔を確り見る事は出来なかった。 声から察するに、恐らく、という所だが。 確信は無い。
(56) 2009/08/31(Mon) 02時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2009/08/31(Mon) 02時頃
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[男の後姿を見送りながら]
どこのどなたか 菊さまもご存じないですか…
でも 先ほどの方も あの方も… お姿はわたしにはわかりませんが
声だけは もう一度きけば きっとわかります
[そういって朧の後姿に頭をさげました]
(57) 2009/08/31(Mon) 02時半頃
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[しばらくそうしておりましたが 菊の振り返り]
本当にもしよろしければ 土間なりとも 貸していただけたら嬉しゅうございます
[そういって 菊に向かうとお願いしますと深々と頭を*さげました*]
(58) 2009/08/31(Mon) 02時半頃
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菊はウトの姿をじっと見ていた。 確りとした口調と、男の後姿に向かい下がる頭を。 姿はわからねど、声を聴けば解るというのは、 彼女だからこそ言える事なのだろう。
「そう……。 追おうにも、あの方は足が速くて無理だわ。 ……また何処かで会えるといいわね。」
だから言って、菊は微笑した。 人の様々な思いが集まり、触れ合い、流れていく灯篭流し。
「じゃあ、私の家に案内するけれど。 あまり期待しないでね、お世辞にも綺麗とは言えないの。」
望めばきっと偲ぶ思いと合間見える事も叶うかもしれない。 少しずつ慌しさを装い始める村の空気を感じながら、 菊はウトを家屋へと誘う笑顔を*向けた*
(59) 2009/08/31(Mon) 02時半頃
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後妻 菊は、メモを貼った。
2009/08/31(Mon) 02時半頃
野伏り 余四朗は、メモを貼った。
2009/08/31(Mon) 10時半頃
団子屋 たまこは、メモを貼った。
2009/08/31(Mon) 13時半頃
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「まったく」
手を腰に当て、去っていく男の姿を見送る。
「せめてもうちょっと愛想がよけりゃあさ」
顔を顰め、息を吐いた。 視線は空になった団子の皿へと向けられている。
少し沈黙をした後に、もう一度息を吐いた。
店先から声をかけられる。 どうやら行商人達もそろそろお暇するらしい。
「はあい」
勘定をひのふの数え、まいどと、笑う。 ほとんどは菊の方から貰っているので、最初の分だけだ。 腰を上げた男達と視線を合わせながらの立ち話だ。
(60) 2009/09/01(Tue) 11時頃
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「それにしても、お客さんらも良い時期にきたねぇ」
祭りの気配のする村の様子を軽く眺め、 全くだという声に軽く笑みをかえし頷いた。 がんばんなよ、またどうぞ、と見送りをする。 さて、と皿の片づけをすました。客はこれで一区切りだ。
「親父ぃ、灯篭ってもう用意済んでんだっけ」
祭りの話をしたので、もののついでとばかりに話をした。 用意は済んで、奥に置いているらしい。 奥へ下がるとそれを手にして、少しだけ目を細めた。
「それにしても ――、 もう、 こんな時期なんだねぇ…」
しみじみと呟いたたまこに、親父はガラじゃないと笑った。 うるさいねえ、と笑い返す。 数年前より笑い返す声が、ひとっつだけ少なかった*
(61) 2009/09/01(Tue) 11時頃
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……こうも人が騒がしい中で一人で歩くのは寂しいもんさな。…自業自得だがな。
[片手は灯篭を持ちもう一方は繋ぐ相手もなくただ歩いている]
…………少し冷えてきた。…夏も終わるね。
[少し冷たくなった手を懐に仕舞うと歩き始めた]
(62) 2009/09/01(Tue) 12時半頃
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月の照る夜 森の片隅にある竹林に、規則正しい木こりの音が響く。 やがて大きな葉擦れの音の後、森は再び静寂を取り戻した。
翌日 男は三十糎程に伐られた竹を手に、団子屋の店奥の一角を陣取った。 懐から小刀を取り出すと、静かに竹を削りはじめる。
(63) 2009/09/01(Tue) 12時半頃
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……………
[灯篭の朝顔を見やって思いを馳せる]
随分と…あの時は俺も悩んだものだね。いや、今日までずっと忘れられなかったさ。いなくなっても俺を苦しめるもんだから流しちまおうってね。…あなたとの思い出を。
[道端にしゃがみ込んでいつの日かを思い返している]
ああこの道も一緒に歩いたねぇ。確か。 夏は朝顔のついた小袖をよく着てたか…。手癖が悪くてよく怒られたっけ…結局元に戻っちまったが…。
[疲れた様に目をつぶった**]
(64) 2009/09/01(Tue) 12時半頃
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団子屋 真剣な表情で、無言のまま、竹を削って{3}時間。 徐々に竹は灯篭の外見を成していく。
机や床には、竹の削り屑が積もりゆくままに。
(65) 2009/09/01(Tue) 23時頃
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…もうそろそろ行くかい。
[ダルそうに体を起こしながらじょじょに灯り始めた家の明りをみると、どこかに歩きだした*]
(66) 2009/09/01(Tue) 23時頃
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野伏り 余四朗は、メモを貼った。
2009/09/01(Tue) 23時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2009/09/01(Tue) 23時頃
野伏り 余四朗は、メモを貼った。
2009/09/01(Tue) 23時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2009/09/01(Tue) 23時頃
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「さぁサ、皆の衆の思い、 この華月斎がわだつみまでお送り致しますゆえ、 宵が帳を照らします此の灯火に、願事をお載せ下さいな」
威勢の良い声が響いた。 祭囃子の華やかさにも似た響きの若者の声。
華月斎。そう自称した男の瞼には紅化粧。 その瞼の奥の黒い瞳は屋台主の顔を捉え、 そして次に、すぐ傍に居た客らの眼をちら、ちらと見据えた。
「ほら、其処の兄ちゃん達も。 折角この祭りの時にいらしたンだ、願事一つ、どうですかい?」
金は取らぬから、と一つ付け加えて。 小銭を要する手妻か何かの見世物かと 勘違いされたことがあったためである。
(67) 2009/09/01(Tue) 23時半頃
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[>>67賑やかな男の声にふと立ち止まる] [金はいらないの言葉に近寄った]
願い事は口にしても叶うものかね。気休めじゃないかい?
[浮かぶ灯火を見つめながら]
あんたが魔術でも使えるんなら頼むがね。まあ無理だろうさ。
(68) 2009/09/01(Tue) 23時半頃
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ウトを家屋へと案内する。 言葉通りとても綺麗とは言えない藁葺き屋根の家だ。
「さぁ、此方です。 お布団も御一人分でしたらご用意できますから」
がらりと扉を開けて、手で入る様促すと
「土間だなんて寂しい事言わずに、どうぞ。」
にこりと微笑を見せる。
(69) 2009/09/01(Tue) 23時半頃
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[菊の後をゆっくりとあるきながら 祭りの気配を楽しんで]
このお祭りは…灯篭祭り?
[菊から そうだと返事を貰えれば満足そうに頷いて]
ああ、わたしは ちゃんと 来れたんだわねぇ
[そう 嬉しそうに呟いた。]
(70) 2009/09/01(Tue) 23時半頃
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[じいと手元の灯篭を見つめた]
そうだね。俺の願いは過去から逃れたいね。忘れたい人がいるのさ。水に流して全部ね…
[歪んだ笑いを浮かべる]
俺は生霊に取り付かれてるのさぁー…。女のね…。いや夢みたいなものか。…俺はまだ覚めてないんだね。
[手放すことに戸惑いながらも灯篭を男の側に置き火を付けた]
灯篭の灯火は暖かくていいものだね…。荒々しくなくてさ。
(71) 2009/09/02(Wed) 00時頃
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「えぇ、灯篭祭りですよ」
菊は道中、ウトへ返答した。 周囲の喧騒を楽しそうに見つめては頷いて。
「折角いらしたんですから楽しんでいってくださいね。」
嬉しそうに呟くウトへ小さな言葉をかけただろう。
(72) 2009/09/02(Wed) 00時頃
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ああ…ありがとうございます。 こんな時間におじゃまして申し訳ないですわ
[そういって 家内に入る。、が他に誰か家人がいる気配は感じられず。]
ここで…菊様はお一人で?
[つい 口を滑らせた]
(73) 2009/09/02(Wed) 00時頃
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