196 Fiducia - 3rd:fragrance -
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 23時頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 23時頃
|
[硝煙が、濃い鉄錆が再び、甘い甘い花の香に混ざる。 私は銃を持つ手を下げ、倒れた女の身体を見下ろす。 見届ける男の目には、この演目は如何映る――。]
ウト、様。
[確かに私は彼女を殺した。 ゆりとは違う形で心を抉ったこの人を。 私を殺めてさえ居たかも知れないこの人を、
それ、なのに。 血塗られたステンドグラスの前で、私は膝を突き。]
(26) 2013/01/06(Sun) 23時頃
|
|
これで。 あなたは独りじゃ、無くなったの、ですか。
―――――…
[水の中に入った時のように、視界はぼんやり滲んでいた。]
(27) 2013/01/06(Sun) 23時頃
|
|
[声無き声が、空気を揺らす。]
[ わたしには なにもないから ] [ あなたの すべて ] [ きっと ほんとうには わかれない ]
[武家故にの思考も、生き様も、女が男を装う意味も、仇への執念も。]
[ されど ふるえる ] [ その おもいは ]
[強まる語気に、柄を握る手に篭る力に。 伝わるのだと、告げて。]
(28) 2013/01/06(Sun) 23時頃
|
|
[薔薇の元に寝かせると、水音のする方へ。
少年の時には気付かなかった水路、 そこで手拭いを浸し、戻って顔を拭って。
巫女の顔にもしも深紅が残っていたなら、 手拭いを揉み出しなおして、同じく拭った。]
お三方、同じ手拭いで申し訳御座いませんね…。
[髪や着物の乱れを直し、 少年と同じように手を組ませて。
その上に一度手を重ね、手を合わせた。
みっともない顔など、そう何度も見せてやるものか。 堪える顔は、素直に泣いて見せるよりもみっともない。]
(29) 2013/01/06(Sun) 23時頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 23時頃
|
[「蘇り」に縋りたい自分と、 叶わぬとわかっている自分。
まるでそれは、 自分の中で二人の人物が言い争っているように、交互にやってくる。
銃声>>22を聴いたは、 生者ただ一人の静かな中庭だった。
駆けるような心境にはならぬ。 けれど、重い足取りを音のした方へと向けた。]
また…誰かを弔わねばならぬのですか。
[ぽつり、零し置いて。]
(30) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
|
|
[賢明に紡ぐ声が、二人だけの部屋に響く。]
――さや
[其の音は、声にならない声よりも僅かに強い響きを持って。]
(31) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
|
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 23時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 23時半頃
|
[銃声が響いたのは、その頃か。 ぱぁんと鳴るそれを聞いて今、駆け出せぬ。 亀吉の阿呆が、また誰か逝ってしまったのかと、遠く思って階段より向こうを睨みつけるだけ。]
――ゆっくり食べさせては、いただけないようですね。
[どうするか、と雷門の方へ向く。 もし雷門が向かうなら、ついて行こうか。 もし行かぬなら――彼の言う通り、暫し休めるように居間を整えるか。]
(32) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
|
|
[一度止まった足は、やはり、2階へと向けられる。 そこで、ウトと亀吉、世渡介の姿が目に入って。 アタシは袖に手を入れて、銀色の光る物を――……。]
[ぱ ぁ ん ―――…>>22]
[大きな破裂音と同時、くずおれて、白い絨毯に広がる赤に。 アタシは、手に持った銀色を降ろして。]
…………。
[沈黙。その後。 手に持つナイフを、銃創と重ねる様に、ザクリと指し込む。 死者を冒涜する、酷い行い。]
亀ちゃんは銃を撃ったけど、逸れた。 彼女を殺したのは、アタシ。
(33) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
|
|
[近くから響いた乾いた音>>22、其れは二度目。
一度目の光景を必然的に思い出しながら、共にいる剣士を見た。 部屋の戸を開ければ広がる光景は、しかし一度目とは別の理由に見える>>33
戸惑う視線を、紅く倒れた亡骸へと向けた**]
(34) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
|
|
― 二階 ―
[階段をのぼり、廊下が視界に入る。 最奥、綺麗な色の硝子の前。]
「弔いはあんさんが」
[そう言った女が、倒れていた>>23。
白銀の髪に紅が散る。 その内乾いてしまえば、黒く変色するだろう。
ゆっくりと歩み寄りながら、 硝子の前に膝を突く男に聲をかける。]
………そうやって、血を浴びて。 黒髪にでもなるおつもりですか?
[傍にいた小鈴が何かをしたかなど>>33、思いもしていない。]
(35) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 23時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 23時半頃
|
[静寂降りる書庫の中。身じろぐ男が考えるのは招待客一人ひとりのこと。 ぱあてえ、とはこの負の連鎖のことを言ったのだろうか。今はもういない少年へとも思いを馳せる。
その中、一つだけ際立つように思い返すは。 異邦のいでたち、真っ直ぐに此方へ向けられた視線。そして彼女が小さく男に投げかけた言葉。]
…………、
[こうして一人、しじまのなかで、伏せる己。 やはり逃げているだけなのだ。
主人の死と、己が犯した罪に甘えて。 どこまでも、どこまでも。]
(36) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
|
|
[乾いた破裂音>>22に、散らばる髪と共に貌を持ち上げた。それは幾分遠く、けれど乾いた空気にはっきりと大きく響いたもの。
居間から飛び出し、慶を見つけた。 その直前に聞いた音と、同じ。]
あの、音は。
[誰かの命を、奪う音。 ああその音が、己の真ん中で響くなら。 それもまた逃げだということを、どこまでも愚かな男は自覚できずに。]
(37) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
|
|
[そして独り。 寒さから、暖かさから逃れるように足を進めた。広い廊下。果てのない廊下。いくつもいくつも知らぬ扉があった。きっとどれかは彼岸へと繋がっているのだろう]
[ ぱ ぁ ん ――――… ]
嗚呼…鬼が
[また、哂った]
(38) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
|
|
[お嬢様とは生まれも育ちも異なる志乃殿のことも、本当には分かることはないのでしょう。 空気を揺らす微かな声でした。頭が下がるのを止めずに居るのは、否定せずに受け入れるため、赦すため。
名を呼ぶ声は凛と響きます。柄を握る手が強まるのは、堪えきれずに頬を伝う一涙のせい。]
――っ
[顎にと伝い落ちる前に、扉の向うで銃声が響きました。 何度祝えば良いのでしょう。何度鳴けば良いのでしょう。]
(39) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
|
|
みつさん、ウトさんを殺してしまったのは、アタシ。
[ウトの胸に刺さる銀色を、指差して。>>35]
(40) 2013/01/07(Mon) 00時頃
|
|
[武士の沙耶様は涙など流さぬのです。 袖で目端を拭い、志乃殿よりも先にと足を向けます。
同じ銃声を聞き違えるはずがありませぬ。 天宮殿を案じ扉を開けますと、割ったはずの色硝子は元に戻っておりました。 その前に居るのは、5人。否、生きている者は4人。 ウト殿は既に事切れておりました。>>33>>35]
今度は、誰ぞ―――
(41) 2013/01/07(Mon) 00時頃
|
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 00時頃
|
小鈴ちゃんが?
[ぴくり、眉を動かして、二人に歩み寄った。 指さ刺された先>>40、 銀色に目を止め、しゃがみこむ。
確かに、銀色の生える根元から 血が出ているように見える。
けれど――。
抱き上げたウトの体。 背からも血が流れている。
この銀色で、背まで貫くは難しかろう。]
[ウトを再び床に寝かせ、じぃと小鈴の目を覗き込む。]
本当に、小鈴ちゃんが…?
(42) 2013/01/07(Mon) 00時頃
|
|
[その時まで、私は舞台見届ける者の目に気づいて居なかった。 ふっと感じた気配は、その男、世渡介のものが先か、 それとも私を探していたその娘、小鈴>>33のほうが先か。 何れにせよ、膝までもを血に濡らした此処で、漸く顔を上げ、]
――小鈴。
何故。
なぜ!
[死者の胸元を抉る様に、思わず声を張り上げる。]
(43) 2013/01/07(Mon) 00時頃
|
|
[もう一度声を挙げたのは、みつ>>35の声が聞こえた時。 ――ああ、彼女はやはり私を責める。 それだけの言葉ならば、きっと、何も言う事など無かった。]
馬鹿な、ことを。
どれ程努めてみたって、手を汚したって、私は。 あなたたちと おなじ には成れませぬ――。
[顔を上げれば、声掛けられずとも、他に集い来た者たちの顔は見える。 戸惑う目をした赤い服の人も>>34。 それに、あの時倒れ伏していたあの人も>>41。 ここで挙げた声は、まるで居る人全てに向けられたよう。]
(44) 2013/01/07(Mon) 00時頃
|
|
[沙耶の目に涙ひとつも見えないのとは反対に。 血濡れた私の目は、確かに、滴を含ませていた。]
(45) 2013/01/07(Mon) 00時頃
|
|
[二回目の哂い声。 巫女が死に、慶が死に、そして次は――?
またひとつ、命の灯が消えた。誰が、誰を。 名前を知る幾人かの顔が浮かぶ。名を知らぬ、輪郭もおぼろげな顔が浮かぶ。
確かめようと、廊下を駆ける。赤い道を辿って、階段を上り―――**]
(46) 2013/01/07(Mon) 00時頃
|
|
[部屋の前からでは廊下の奥の些細までは見えません。 白雪の絨毯に、じわと赤が広がっていきます。
何が起きたか伺い知るには、色と耳に届く言葉だけで充分ではないでしょうか。]
(47) 2013/01/07(Mon) 00時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 00時頃
|
…そうですね。
たとえ一時、染めてみたところで、 生え伸びてくるは生まれ持っての髪色…。
[ふぅ、と深く息を吐く。 彼>>44もまた、「小鈴がやった」というのだろうか。
小鈴に縫い留めた視線>>42はそのままに。]
(48) 2013/01/07(Mon) 00時頃
|
|
[部屋の扉が開いて、沙耶が姿を現す>>41。 向けられた問いに。]
アタシがここに来た時、 ウトさんと亀ちゃん、世渡介さんが居た。 アタシは亀ちゃんが、危ないと思った。 それ……
[名を知らない『ぴすとる』を指差し。]
があったとしても。 ゆりさんの事があったから。 恐怖や疑心から、亀ちゃんに何かするかもって。 亀ちゃんは『それ』を撃ったけど。 さっきの木原様みたいに、当たらずに逸れて。 殺したのは、アタシ。
(49) 2013/01/07(Mon) 00時頃
|
|
本当だよ。
[覗き込む目>>42に、こくりと頷く顔は。>>42 少し泣きそうに、小さく笑んでしまった。
このまま、撤回する気はないけど。 アタシがやったと、はっきり言っているのに。 その言葉を、一度でも疑ってくれた事が、信じられなくて。]
(50) 2013/01/07(Mon) 00時半頃
|
|
[小鈴からの応え>>49が返って来ると、]
…わかりました。 小鈴ちゃんがやった、ということですね。
ならば…
[亀吉の青い目に一瞥をくれてから、 再び小鈴に視線を戻し、右手を振り上げて…。
小さく笑むのには>>50、束の間躊躇ったが、 思い切り、頬を目掛けて叩き込もうと。
そう、我が実母が自分を叱責する時と同じように。
止める聲や、手はあっただろうか。]
(51) 2013/01/07(Mon) 00時半頃
|
|
危ない? 小雀。主は―――どちらを助けたかったのか。 ウト殿か、それとも亀吉か。
[すらすらと言葉が小雀殿の口からこぼれます。 『殺したのは、アタシ』>>49
赤に染まるのは、最早天宮殿の足の先だけではありませんでした。 腰の刀はそのままに、唇を結んで奥へと足を向けます。
血を吸った絨毯の踏み心地は良いものではありません。
ナイフの刺さったウト殿を見下ろした後、 今にも溢れそうな滴を認め、天宮殿の頬へと平手を振り下ろすのです。]
亀吉の、心は、何者ぞ! 何処にある!
(52) 2013/01/07(Mon) 00時半頃
|
|
[みつの言葉に>>51に、頷いて。
振り上げられた手に、一度びくりとする。 見世物小屋の興行主を、思い出してしまって。 だけど。ぎゅっと目を閉じて、受け入れる。]
(53) 2013/01/07(Mon) 00時半頃
|
|
[どちらをと聞かれれば>>52、少しきょとりとして。]
亀ちゃんだよ。
[亀ちゃんが危ないと思って、ウトを殺したと言ったのだから。]
(54) 2013/01/07(Mon) 00時半頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 00時半頃
|
――べちんッ。
[鈍い音が鳴った。 じん、と痺れる掌。
背後、亀吉の方からも似たような音が響いた>>52。
打たれた小鈴はどのような顔をしているだろう。 見なければならぬ。目を逸らしてはならぬ。]
(55) 2013/01/07(Mon) 01時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る