196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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[他に音のしない館の中で、芙蓉が唾を飲み込む音ははっきりと聞こえた。
じっと文字盤を見詰めて居れば、あることに気付く。 時計の針が、逆さに動いて居る。]
───…。
[遅れ馳せながら芙蓉が喉を鳴らしたわけにを理解する。
零れた呟きの小さな音は、耳には届けど意識には届かず。 早足で階段を駆ける蝶を追って、何も云わず後に続いた。]
(283) 2013/01/04(Fri) 22時頃
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──回想 二階──
[廊下に並ぶ扉を一つ一つ開けて確かめる芙蓉の傍に、大人しやかに立って居る。 足早に階段を上った足は痛んだが、声一つ上げず、浮かぶ微笑も穏やかなもの。
後から来た亀吉が裸足で居るのに気付いて目線は下方へ向くけれど、居間で会った時のように長く其処へ留まることはなかった。
芙蓉が勧めた部屋に亀吉が入るのを見た後、隣の部屋を示され、頷いて中へ入る。 扉を閉ざす前に、小さな声で]
ありがとう。 おやすみなさい。
[と、呟いた。*]
(284) 2013/01/04(Fri) 22時頃
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―二階・客室―
[小雀殿のアドバイスも要因のひとつでありました。志乃殿に笑みを向けられたのは。 隣に座った志乃殿の声>>250に、邪魔ではないと首を振りました。]
寝物語に私の――平太の話でもと思うたが。また、な。
[肩へとかけられる毛布>>257の心遣いをどうして拒否出来ましょう。 一枚しかないのならば同じ一枚にと裾を持つ手が止まり、戸の叩く音>>255に身を強ばらせます。
三度目の音に、ふと息を吐きました。 柄に触れた手を下ろすのでした。]
(285) 2013/01/04(Fri) 22時頃
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[はっきりとした笑顔は消えても、その名残は未だ表情に。少しひやりとしていた螺子も、握りすぎたのかぬくまっていた。 「綺麗」――ああ、そうだ。これは綺麗な音だと。 頷いていいのだろうか。そう確かめるように朧を見た。伸ばされた手。一度瞬かれた瞳は]
……っ
[怯えの色を滲ませずに済んだ。 不意に現れた慶の言葉に、思考は切り替わる]
おる、ごおる…
[名前がつけば、新たな顔を見せるかのように。穴が開きそうなほどに「おるごおる」を見て]
(286) 2013/01/04(Fri) 22時頃
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――少し前:勝手場――
>>281 [微笑む瞳に潜む影。 ああ。そないな顔したらあかん。 わしはおなごの悲しむ顔は見とうない。]
知ったようなことを言うのは好きやおまへんが。 普通のおなごなんておりませんのや。 おうてきたおなごみぃんな何かを抱えとりました。 もちろん男にも抱えとるやつはおります。 男の方が適当なやつは多いんですけどな。
[冗談をはさみ言葉を続ける。]
えらいお人はこうも言うてはります。
過ちて改めざる是を過ちという。
(287) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/04(Fri) 22時半頃
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弔い……
[螺子を巻いていた手が止まる。巻きすぎていたそれはすぐには止まらず、明るい響きを奏で続ける。 あか しろ くろ 声、視線……剣士の瞬き。 裡にある思考は、想いは男には量ることは出来ない。風伯の手にあった傘を見逃した男には、ただ―― どうして"言葉"を信じられようか]
(288) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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外に居るのは、大方薬売りだろう。
[志乃殿が扉を開くと、確かに芙蓉殿がおられました。 傷を負っていることを志乃殿に知られるのは構わないのですが、芙蓉殿に訊ねたいことがある今は、さて如何しようかと、一先ずは芙蓉殿の顔を見るのでした。]
(289) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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― 居間 ―
[朧は己の姿を見れば何やら思う事或る様子。>>264 構わず座るが、やがて言葉少なに零された其の言葉に、己が格好を見下ろした。 袖から胸から腰からべったりと、血糊の染みた青朽葉。 己は嗚呼、と納得した後、ひとつにっと笑い]
着替える―――… と、云ってもなァ。 己の服ときたら、此の襤褸一枚よ。
[兎に角今は冷えるのだ。 血のついた姿で歩きまわることより、温まる事を優先させても罰は当たらんまい。]
(290) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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― 勝手場 ―
[戻って見れば、 菱川や小鈴の姿はあっただろうか。
洗い終えた野薔薇の茶器を手に取り、 じぃ、と眺める。
この屋敷に入って、どれくらいの時間が経ったのか分からぬが、 短い間に不可思議な出来事、 物騒な事件が相次いだように思われる。]
(291) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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……そう。ありがとう。 物知りだね。
[ふっと笑んで。>>287 大広間へ行く>>279と聞けば、こくりと頷いて。]
アタシ、適当にどっかの窓、壊してみる。
[さらりと、酷い事を口にする。 大分、頭が冷えてきて。 今やるべき事は、それだと思ったから。]
[そうして、小さく手を振って、別れた。]
(292) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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あ、の
[着替えがない、という慶に視線を合わせないまま声をかける]
青い、の。ごめんなさい
[落としてしまった。色も変わってしまったから、もしかしたら気づいてないかもしれないけれど。 薄青は濃青に、そして――あかに。 一日が過ぎるよう、最後はきっと、黒になる]
(293) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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―時は遡り、―
[沙耶の傍に居た、その赤衣の人>>239に放った言葉。 声にならぬ声、もとより届くべきものとも思わずに――。 返ってきたごく小さな音色に、思わず瞬いていた。
それは問いからずれた答えだった故に。 ややあって、そのことばの形を、掴んだために。]
―――。
[それは硝子らんぷに灯る火に似た、何処か眩しいもの。 故に、私にはその時、返せる言葉が、何も無かった。]
(294) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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―2階客間―
[長椅子の上に伏しながら、小さな机の上の硝子らんぷを、見るともなく、ぼんやり眺める。 冷たい部屋にひとり閉じこもる様、籠に飼われた兎そのもの。
こんな風にこもっていた時、頬を叩いて叩き起こして。 手を引いて外に連れ出した人が居たことを思い出す。]
(295) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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[袴を纏った剛毅な姉は、飛ぶ鶴のように自由な人。 そして商いで得る西洋の品々によく関心を持ち、私にも教えた人だった。 父が買い付けた舶来の銃をあたしにも見せろと強く請い。 怯える私と反対に、姉は手に取り仕組みを眺め、成程と感心していたものだった。
――そんな姉ほど、私は強くも自由でも無い。 今の私には銃も無く、鋭い刀剣も、腕の強ささえも無かった。 そして、信じ貫く、願い定める、心の強さもまた、無かった。]
(296) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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[と、ふと気づく。 らんぷの置かれた机の下には、引き出しが一つ付いていた。 少し重みのあるそれを引き、覗き見たのは、ごく他愛ない興味からだったが、
――大きく見開かれた青色を、机上の灯りはただ照らす。
誰が仕舞ったものなのか。誰が置き忘れたものなのか。 まるであたかも初めから、誂えられてたかのように。 あの時大広間に転がっていた、数多の舶来の品々。 その一つにも似ていて、異なるようでもあって――。]
(297) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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…… ぴすと る 。
[それは確かに、思い出の中のひとつとも似ていた。
微かな記憶の糸を手繰り寄せ、恐る恐る手に取ってみる。 硬い銃身、六丸の弾倉、同じ数だけ有る弾薬――。 流石にこんなものを実際に撃ったことはない。 それでも、知識の中にあるそれに触れた時に、思う。
誰があの子を殺したとしても。 ――誰が私を殺そうとしても。]
大丈夫。私、は、
[ たったひとり でも、生きられる、と。 冷たい部屋、伝う花の香――胸の奥、静かに何かが熾りゆく。**]
(298) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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[こっくり、こっくり。 うとりとする準備をしていれば、明之進の声で眼を開ける>>293]
……ん。 『そら』、のことか?
[いまも薔薇の下で童子を包み共に眠るは、夏空が如き青へと変わっていた織物。>>119 己は右眼に明之進の姿を映し、何やら微笑ましくなって]
なァに、己の物じゃァ無い。 どうして己に謝る理由があるんだい。
[にっとひとつ笑ってみせた。]
(299) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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[扉が開くのに、ほぅと一息つく。 が、中にいたのがふたりであるのに、おやと瞬く。 何かを尋ねるふうの唇の動き。囁くほどしか話せないのをまだ知らぬから、何か二人で込み入った話があるのではないかと感じてしまう。]
――お取り込み中でした?
[尋ねるのは、二方ともに対して。 決定権は部屋主の平太にあると思うているが、もしも赤い着物の少女が残るでも去るでも、自身としては構わない。]
(300) 2013/01/04(Fri) 22時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/04(Fri) 22時半頃
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/04(Fri) 22時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/04(Fri) 22時半頃
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[彼らに何の話があるかはしらねども、其処に立っていた芙蓉の問い>>300にふるりと首を横に振った。
部屋の主が扉の向こうの薬屋を見ずに当てた>>289のだから、きっと先約は其方なのだろうと考えて。]
[ わたしは ろうかに ]
[そう告げて、小さく頭を下げ、芙蓉の横を通り過ぎようと。]
(301) 2013/01/04(Fri) 23時頃
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[様々考えたが――、
全てがあの少年の言のままならば、 彼に協力した者がいたのではないかと。
招かれた者一人一人は、顔も合わせた事の無い者同士。 が、それを知るは互いのみ。
あの少年と顔見知りであり、 あの少年の「意向通り」彼を殺した者が居たとしたら…。
でなければ、自分と同じように此処に招かれて、 あの少年を殺したい程の念を抱くまでの何があったと言うのだ。]
(302) 2013/01/04(Fri) 23時頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/04(Fri) 23時頃
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そら………
[笑顔の名残は完全に消え、恨めしそうに慶を見、またすぐ]
うん…あ、…そ、なんだ
[けれども慶のものではないと聞けば、謝ることはなかったかと、途切れ途切れになってきたおるごおるを手持ち無沙汰に触れ]
此処は…暖かいけど …………人を殺したら、そういうのも感じなくなるのかな
[ぽつぽつと、強張りの溶けた舌は根拠のない思考を紡ぎ始める]
(303) 2013/01/04(Fri) 23時頃
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[おやおや、珍しくしおらしいと思えば直ぐに気に障る。明之進の其の表情の変化すら微笑ましく、にまりと笑う己は余計に厭な顔をさせるだろうか。 が。 続く言葉>>303に、己はぱちりとひとつ瞬いて]
さァなァ―――……。 御前さんは、
[続ける言葉には少々悩む。 まだ汚れたままの、冷えた手を暖炉に翳しながら]
……人を、殺したことは無いのかい?
[世間話の如く、問いかけは出来るだけあっさりと。]
(304) 2013/01/04(Fri) 23時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/04(Fri) 23時頃
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いや。 それよりも早く中に入れ。
[薬売りを招く用など、見られればすぐに知れてしまうでしょうから。>>300 志乃殿も取り込み中ではないと首を横に振っております。>>301
蓑の下に隠していたはずの返り血の着いた小袖を肩にかけ、腰の刀を手に持つ様を見れば、休むところだったと知れるでしょうか。]
嗚呼、待て。
[廊下に出る志乃殿を一度引き止めました。長椅子の上の人形を手に戻り、手渡します。]
無くて損はなかろう。
[例えば誰かに投げたり。例えば、他の用にも使えたり出来るのではないかと、手渡すのでした。]
(305) 2013/01/04(Fri) 23時頃
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[唇を開き、また閉じて。答えを返すのに時間がかかった]
―――…ない、よ
[掌がちくりと痛んだ。見ればおるごおるを、まるで布や羽織りみたいに握り締めていて、そっと手の力を緩める]
……あるの?
[おそらくそうなのだろう、と。予感から逸らすように目を瞑って問いを返す]
(306) 2013/01/04(Fri) 23時頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/04(Fri) 23時頃
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/04(Fri) 23時頃
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― 1階の部屋 ―
[洗い物を終えて、世渡介と別れ、1階の廊下を歩く。 適当な室内に入れば、窓枠に手をかけて。]
や っ ぱ り、あ か な い……!
[きょろり、辺りを見回して。 見つけたのは、薔薇のモチーフの重厚な燭台。 全力で投げた。]
(307) 2013/01/04(Fri) 23時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/04(Fri) 23時頃
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[此方へと渡される人形>>305には、少し驚いて。 此れが役立つ場面は想定できないまま、寂しくないようにだろうか等と考えて、其れを両腕に抱き、頷きを返す。
居た部屋の扉が閉まったならば、敷物の厚みに足音は殆ど立たぬ廊下、其の壁に体重を預けた。]
(308) 2013/01/04(Fri) 23時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/04(Fri) 23時半頃
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……客間、辺りに。 何か着物が……
[確かに、何もないものを着替えろと言うには無茶がある>>290。これだけ誂えられたものがある屋敷の中ならば、着替えもきっとあるだろうと考えるが、如何せん勝手はわからない。 何か貸すべきだろうか、櫨染の上着に手をかけて、ふとそこで動きが止まる。
ぽつと落ちた、明之進>>303の声に。]
……、…………。
[何も、紡ぐことは出来ず。 指先はやはり、冷たく。]
(309) 2013/01/04(Fri) 23時半頃
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(全ての者と言葉を交わした訳でもなし…。)
[思い直してふるふると頭を振る。
一人で考え込んでしまうは、良い結果を生まぬ。 当人はどうだか知らぬが、側目から見ては。
一人で勝手に考え、一人で勝手に決め、 あの人は逝ってしまったではないか。
それが武士の生き様だと言って。]
……さて、
[金属製の桶だろうか。 それに水を汲み、雑巾らしきものをその中に入れて手に持つ。
そうして、誰もいない勝手場を後にし、 血溜りの残るであろう大広間へと。]
(310) 2013/01/04(Fri) 23時半頃
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―回想:大広間―
[中庭にと向かう一行をお嬢様は追うことはありませんでした。
穴を堀り、花を手向けてしまえば。 黒の少年の静かな姿を、誰でもなく父御や兄御、同志達と重ねてしまいそうになるからでした。
傍に誰ぞ寄る気配に背けていた顔を上げたのは、いつ時の事でしたか。*]
(311) 2013/01/04(Fri) 23時半頃
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……そォかい。
[予想通りの答。>>306此奴は人を殺した人間にも見えん。 大事そうに握り締めるは、音の途切れたおるごおる。 己は其れを横目で見遣り、口を開く]
嘗て―――… と或る名家の気の狂った次男坊が、家督求めて兄を夜襲したのさ。 其の次男坊を斬り、後始末をつけたのが妾腹の三男坊。 結局三男坊が家を継いだ。 然し家の評判は地に落ちて、そいつも今や宛ても無き風来坊よ。
[只の醜聞。只の昔話。 話す言葉に感情等、一切篭もりやせん。]
(312) 2013/01/04(Fri) 23時半頃
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