196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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──居間──
[雷門を見送って、居間の中を振り返る。 赤々と燃える薪が爆ぜて居るのは、初めて見る造りだが、ひと目で西洋渡来のものと判る暖炉だった。
中に幾人かの人の姿を認め、頭を下げる。]
お邪魔しても、よろしいですか。
(6) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
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[中に、先程名を聞いた娘──小鈴の姿を見つければ、ひょこりと近寄り、声を掛けようと唇を開く。]
こ
[其の時──、何かの音が、重く長く、屋敷に響いた。>>0:#10]
(18) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
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[音は何度鳴り響いたことか。
ゴォォォオオオ―――――ン………
ゴォォォオオオ―――――ン………
ゴォォォオオオ―――――ン………
重く棚引く耳慣れぬ音に視線を僅かに周囲へと彷徨わせた刹那、唐突に、小鈴が走り出した。]
(19) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
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[何処へ向かうやら。 かなり慌てた様子だったので、引き止めるいとまもない。]
……。
[小鈴が廊下へと飛び出す寸前に聞こえた微かな男の声を思い出し、千早の袖に隠れた白い手を、強く握り込んだ。]
(21) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 02時半頃
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[紺鼠の色無地を纏った、少し背の高い青年から返事が在ったのは、走り去った小鈴の背が、廊下の角を曲がり見えなくなった頃であったろうか。 やや間が空いた間に彼が見たもの聞いた声は、ゆりには未だ見えては居なかったが、何も問いはせず]
どうも。
[一言礼を云い、小首を傾げて青年の表情を見遣った。
呆気に取られたように、唇を開けた顔。 咄嗟の小鈴の逃走に驚いたものと見えるが、真相は知らず。]
(27) 2013/01/01(Tue) 03時頃
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[何処か陰のある青年の脇を通り過ぎ中へと入ろうとしたゆりの耳が、ぽつりと零された呟きを拾う。]
……血?
[僅かな血の香を嗅ぎ取る程の鋭敏な嗅覚はゆりにはない。
只、手拭いの下の疵はまだ痛み──熱を発して居たから、己の血が香ったかと、視線を踵へと落とした。]
(32) 2013/01/01(Tue) 03時頃
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[今度は姿が見えなくなる迄見送りはせず、居間の中へ。 長い髪を高く結い上げた、背の高い男>>0:140に挨拶をするより先に、ゆりの足は止まった。
射干玉は、部屋の中央辺りをじいと見詰めて居る。]
(39) 2013/01/01(Tue) 03時頃
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わたしの ため……? [>>35背から掛けられた声に、直ぐには気付かぬ様子。 僅かに開いた朱唇が、掠れた声を発した。]
(45) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
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[一つに束ねた濡羽色の長い髪が、ふるりと揺れた。]
…………ない。
[小さな、掠れ声。]
(49) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
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[己の声にハッとして、背後に現れた気配を振り返る。 しかし直ぐにまた、少年が消えて仕舞うのではと、視線は戻る。
案の定、既に其処に くろ は居らず、戸惑い揺れる射干玉は、艶やかな着物姿の人物へと向いた。]
(50) 2013/01/01(Tue) 04時頃
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いま───
[潰した南天を塗ったような紅い唇が小さく開く。]
其処に、男の子が居ましたか?
(53) 2013/01/01(Tue) 04時頃
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……?
いいえ、何も。 あなたが謝罪することなど、ありません。
[謝罪の意を滲ませた言葉に、目許をやはらげ首を振った。]
あゝ──やはりあなたも。 わたしも、あの子に連れられて此処へ。
[一見女のような、綺麗な貌に綺麗な着物。 言葉には少し訛りがある。
目線を合わせられ、ふと言葉を途切れさせた。]
(59) 2013/01/01(Tue) 04時半頃
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[名乗りを聞き乍ら、真正面から見据える双眸。 軽く首を傾げた後、射干玉の眼差しは探るように頬の稜線を下り、喉元へ至る。
女のものとは違う喉仏の隆起を見れば、ひとつ頷いて。]
(60) 2013/01/01(Tue) 04時半頃
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わたしは、ゆりと申します。
[結い上げ髪の男が話を聞いて居たならば、芙蓉を見た後、其方へも視線手向け、白烏神社の巫女であると告げる。]
芙蓉さんと同じく、招待状を頂きまして。
[緋袴の帯に挟んだ招待状を差し出し、小首を傾げた。]
他にも、同じように異国の風貌の男の子に招待状を渡され、此処へ連れて来られた方が居られます。 案外、あの子がお狐様の化身やもしれませんね。
[茶化すでもなくそう云って、芙蓉の差し出した招待状と、己の持つ招待状の装丁を見比べる。]
(65) 2013/01/01(Tue) 05時頃
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[全く同じ箔押しの装丁。流麗な文字。 少し皺の入った紙に視線を落とし]
ところで……ぱぁてぇと云うのは、何です?
[書かれた文字を目でなぞり乍ら、世間知らずを披露した。]
(66) 2013/01/01(Tue) 05時半頃
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──居間──
[芙蓉と、見る気あらば、結い上げ髪の男。二人が招待状を目にしたことを確認し、元通り帯に挟む。 芙蓉の目線はまだ近くあったろうか。
変わらず低い姿勢保って居れば、手は芙蓉の肩へと伸びる。 会ったばかりと云うに頓着する様子はなく、無造作に、そして呆気無く──『他人』の境界を踏み超え肩に触れた。
避けられず、厭がる様子もなかりせば、手はすぅと肘まで下り、着物に隠された身体つきを探るように、一度手に力籠める。]
(73) 2013/01/01(Tue) 11時頃
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[ゆりが身動げば、ぬくまった空気の中、千早に焚き染めた白檀が仄かに薫る。
伸ばした手を差し戻し、何事もなかったようにやはらかな微笑湛えたまま、ひょこ、と一歩離れた。]
座りませんか。
[問うように小首を傾げ、暖炉の前の長椅子へ、芙蓉の手を引いてゆこうとする。
ひょこ。 ひょこ。 ひょこ。
雷門の手拭いで巻かれた右の足を長く床に付けないよう、少しおかしな歩き方で長椅子へと至れば、芙蓉が腰を下ろすのを待って自分も腰を落ちつけた。]
(74) 2013/01/01(Tue) 11時頃
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今、雷門さんと云う方が、雪で切れて仕舞った疵の手当をして下さると云うので、待って居るのです。
[ほら、と。緋袴の裾をからげ白い足を見せる。 草履も履いて居らぬ、霜焼けで赤く染まった裸足の足に、あか の滲んだ手拭いが巻かれて居る。**]
(75) 2013/01/01(Tue) 11時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 11時半頃
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[芙蓉や朧とどんな話をしていたか。 居間の扉を開け入って来る者があった>>76。
銀盆に載った茶器を携え、色無地の地味な着物を身に付けた女は、一見すれば館に仕える使用人にしか見えない。 長椅子でなく床に座するを見れば、尚そうとしか思えず]
ありがとうございます。 あなた、こちらのお屋敷の方ですか?
[受け取った茶を膝の上で両手に包み尋ねた。]
(78) 2013/01/01(Tue) 14時頃
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[把手の付いた白い器もまた、見慣れぬもの。 女が飲むのを見て、自分も真似て把手を摘み、顔に近づけた。
鼻先に広がる湯気は、酸味の強い独特の香り。 此れはゆりにも覚えがあった。
白烏神社の氏子から日々献上される品々の中に、珍しい舶来の茶があった。父でもある宮司が淹れてくれた茶が、丁度こんな綺麗な紅色をして居たのを思い出す。
確か──]
紅茶。
[と、云うのであったか。 一口啜って、独特の味わいに目を細めた。*]
(79) 2013/01/01(Tue) 14時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 22時頃
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──居間>>93──
朧さんと仰るのですか。 夜を渡る朧月夜。──風雅な名前ですね。
異国の言葉に、お詳しいのですか。
[>>101朧が軟膏を芙蓉に求めるのを聞いても、金子の類を一切身に着けて居ないゆりは、自身で薬を求めることはしない。 >>102朧が顔を背けたのに気付けば、とろりと眦を下げ]
何を謝っておいでです?
[と、不思議そうに尋ねた。]
(163) 2013/01/01(Tue) 23時頃
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[>>104紅茶を運んで来た女性の後から、もう一人の女性>>104。 更に異国風の鮮やかな色彩を身に纏った女性>>118。 その後、小鈴も居間へと戻って来た>>119。]
いいえ、然程ではありません。お気になさらず。
[小鈴へはそう答え、緩く頭を振る。]
(164) 2013/01/01(Tue) 23時頃
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[居間はあっと云う間に賑やかになった。 千客万来とはこのことか。 機を見て名乗り、共に暖炉を囲む。
>>111紅茶について問われれば穏やかに頷き]
はい。村の方からの差し入れにあったのです。 とは云え、頂いたのはたった一度きりです。 たくさん頂きましたので、時々飲んで居りました。
[その後は、白檀の香とやはらかな微笑を纏い、人々の話を聞いて居たが、長い黒髪の女性>>110が所在なげに身体を縮こまらせて居るのを目に留めれば、束の間、様子を探るようにじっと射干玉のまなこは其処で止まった。]
(166) 2013/01/01(Tue) 23時頃
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──少し前 居間にて>>151──
[冗談めいた笑いと言葉に一切の否定はない。 唇が近づけられても微動だにしない。
喩ひ、小鳥が南天を啄むように、その唇がゆりのそれへと重ねられたとて、白い相貌に浮かんだ笑みは翳りもしない。]
(181) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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[芙蓉は怪我に気付くや手当を始めてくれたよう。 金がない──とは云わず、足元で行われる治療に身を任す。
求めはしない。されど与えられるものを拒みもしない。 それがゆりの在り方。
───そうするように、定められた在り方。]
(193) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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[ウトが携えた盥の水は、自分の為に用意されたもののようだ。雷門から何か聞いて来たのだろうと、話の流れより推測する。
会ったばかりの人間に世話を焼かせて居るのに、見下ろす眼差しに緊張はない。畏まりもせず、自然体で手当を受けた。]
(195) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 00時半頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時半頃
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──少し前 居間にて>>159──
[みつと名乗った女性は屋敷のものではなかった。]
まあ。これはとんだ失礼を致しました。 お気遣いありがとうございます。
[非礼をさらりと詫びて、改めて茶の礼を述べる。 紅茶については、軽い説明>>166の後]
淹れ方については、さて。 いつも宮司様が淹れて下さりましたので、わたしはとんと。
でも、とてもよい香りです。 正しい淹れ方は存じませんが、これだけ美味しいのですもの。 わたしには十分です。
[云って、また一口。紅い茶を飲んだ。]
(239) 2013/01/02(Wed) 02時頃
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──居間──
[出てゆく者あらば、来る者もあり。 新しく増えた人影>>203>>223>>236を順に見遣る。
それら全て、中身のなくなった茶器を盆に戻し、空手を緩く膝の上で組んだかたちで、治療が終わるのを待つ間のこと。]
(254) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
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──芙蓉の治療の間──
[>>228冷たい水を含んだ綿布が疵口を拭う。 足先に鋭い痛みを感じ、僅かに柳眉をひそめた。
しかし、霜焼けでじんと熱を持った足裏にはその温度こそ心地好く、痛みが走る度に爪先がぴくりと丸まるけれど、手で軽く袴の膝部分を摘み脹脛まで晒した右足は芙蓉に預けたまま。
世渡介と芙蓉の会話を聞くともなしに聞く。]
(265) 2013/01/02(Wed) 03時頃
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……───。
[奥の揺り椅子まで一直線に居間を横切って行った武士は、視界の隅で認識する程度に留まったが、その後に入って来た絹織物で髪を覆い隠した青年と、直ぐ後に続いて来た少年武士に、射干玉の視線は吸い込まれるように引き寄せられた。
穏やかな眼差しはそのままに、黒目がちな瞳が鈴蘭を追う。
>>267此方へと視線が向けば、その刹那眼差しは交わろうか。]
(273) 2013/01/02(Wed) 03時頃
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