196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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[次いで寄るのは壁に凭れる芙蓉殿の傍。>>8:82 姿を表情を見れば、芙蓉殿の死も近いのだと知れます。いつ手負ったものでしょう。気付かなかったと目を伏せます。]
薬売りが怪我をしてどうする。
[紡ぐ五文字に眉を顰めました。>>8:83 『“さや”けき灯』に、ぐと唇を噛みます。]
見事。
[伸ばした手を一度止め、間を空けた後に背伸びをして芙蓉殿の髪を撫ぜました。>>8:85]
(0) k_karura 2013/01/13(Sun) 03時半頃
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[距離等関係もなく明瞭に聞こえた久慈殿の言葉>>8:84に、ゆるりと顔を向けます。]
嗚呼、久慈殿。 言いはしなかったが、私は主に幼い頃の己を重ねていた。勝手に、だがな。
だから――― ―――怯えても良い。真っ直ぐに、軸を持って、生きてくれ。
[『殺そうともした』という言は飲み込み、目を伏せたのです。]
(1) k_karura 2013/01/13(Sun) 03時半頃
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わきまえろと、言ったではないか。
嗚呼、死んだ今となっては詮無いこと。
……沙っちゃん、か。 今にして思えば随分と懐かしい呼び方だ。
[小雀殿の呼び声と柔らかな笑みに>>2、お嬢様の声もまた柔らかくなるのでした。]
芙蓉の傷は、あれは――小雀が?
(3) k_karura 2013/01/13(Sun) 11時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
k_karura 2013/01/13(Sun) 12時頃
沙耶は、志乃を信頼の目で見た。
k_karura 2013/01/13(Sun) 13時半頃
沙耶は、志乃を体の前に座らせ、髪を手に取った。荒れておるのう
k_karura 2013/01/13(Sun) 14時頃
沙耶は、朧に手を振った。
k_karura 2013/01/13(Sun) 14時頃
沙耶は、明之進に手を振った。
k_karura 2013/01/13(Sun) 14時半頃
沙耶は、隅に行った芙蓉殿に視線を向けます。
k_karura 2013/01/13(Sun) 14時半頃
沙耶は、芙蓉殿に頷きを返します。
k_karura 2013/01/13(Sun) 15時頃
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[小雀殿の視線は下がります。瞳の陰りを見逃せません>>4。]
そんな目で、芙蓉が見れるなら見るといい。主の『敵』を、討ったのだから。
[見れないのならそのような目をしてくれるなと咎めますが、小雀殿の涙>>5に唇を噛むのです。]
嗚呼、やはり私は、主に何も言えぬな。
(9) k_karura 2013/01/13(Sun) 22時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
k_karura 2013/01/13(Sun) 22時半頃
沙耶は、小鈴に、にゃーお
k_karura 2013/01/14(Mon) 00時半頃
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―赤の服―
[目の前でゆっくりと命の灯が消えていきます。 消されていきます。
どんなに首を振っても、砂は落ちていくだけでした。
不条理だと嘆く事もありません。
天宮殿の生きる意思すら奪ったのは、お嬢様なのですから。
斯様な『未来』>>5を選ばせたのは、お嬢様なのですから。]
(14) k_karura 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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[やがて迎える天宮殿の終焉の頃。床に横たえられた天宮殿の遺体の傍に膝を着き、白レースの着いた赤の洋装を見下ろします。お嬢様が拾い上げた赤と白の服です。
お嬢様の返り血にも染まったかのような、赤でございました。
生きた証。死んだ証。 ――赤 死。]
(15) k_karura 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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[血塗れの頬に触れ、小指の先で天宮殿の唇をなぞります。 唇の上に乗る赤は紅のよう。]
全く、なんという格好をしておる。
これではまるで―――
(16) k_karura 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
k_karura 2013/01/14(Mon) 02時半頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
k_karura 2013/01/14(Mon) 16時半頃
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[小雀殿は顔を他へと向けられました。>>11]
結局のところ、芙蓉を『敵』だと思えなかったということであろう? ほら、主のせいで芙蓉は苦しんでおる。
(33) k_karura 2013/01/15(Tue) 01時半頃
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敵は敵。 斬って捨てるしか己の生きる道がないというのなら、斬るまで。
そういうものであろう?
小鈴。
(34) k_karura 2013/01/15(Tue) 01時半頃
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―――そうで、あったのに、なぁ。
[お嬢様が視線を向けるのは天宮殿と風伯殿。 斬って捨てる相手の事など、考えたことも、考えようとした事がありませんでした。 それは、『背負っていきよう』とは考えようとしなかったからです。
次いで芙蓉殿と、顔を背けたままの小雀殿へと目を向けます。
志乃殿への問いかけに、沙耶様は黙って志乃殿の手を繋ぐばかりでした。>>10]
(35) k_karura 2013/01/15(Tue) 01時半頃
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嗚呼。ふたつ、聞いても良いだろうか。
ひとつ。 小刀を人に投げても気負いのない主は、やはりくノ一なのだろうか。 結局私は、主が何者であるかまでは知らなかったからな。
ふたつ。 主は亀吉の、どんな「未来を信じていた」>>5のだ?
[口元に手を当てて言葉を探します。 「アタシじゃないよね」と否定し、孤独を慰めようとする言葉と頬を伝った涙を思えば、行き着くのは唯1つ。>>6]
(36) k_karura 2013/01/15(Tue) 01時半頃
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亀吉を……好いて? いた、のか。
[適切な言葉であったかどうかと、小さく首を傾げました。*]
(37) k_karura 2013/01/15(Tue) 01時半頃
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[では目を逸したのは――と問おうとして開いた口が閉じるのです。>>38]
終わった後では、詮無いことだな。 信じたのが間違いであったかどうか、確かめる術など本人に尋ねるより他はないのだから。
[名を呼んだ事もお嬢様としては第一歩でございましたが、さらりと猫の様に躱され隠されました。>>39 とおーい。ただ其れだけ、とおいのだと知れば充分だとばかり。]
何度も言うが、沙っちゃんなどと気軽に……。 わきまえろ。とおい身分というのなら。尚の事。
小雀。寄ろうとするな。
(41) k_karura 2013/01/15(Tue) 03時頃
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[ふぅと長めに息を吐きました。 天宮殿の望む幸せとは何か、思い付く事は出来ません。]
然様、か。それは良い未来―――だったな。
[だった、としか言えません。]
さぁ。 少なくとも、「無理は、いけないんだよ」と私の頭を撫でた主は、イイひとだと思うがな。
[小雀殿の小さな笑みの理由は、伝わっておらぬようでした>>39。*]
(42) k_karura 2013/01/15(Tue) 03時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
k_karura 2013/01/15(Tue) 03時頃
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[命落としたお嬢様達が今もこの場に留まっているのです。 天宮殿の声>>26>>-355が聞こえてもおかしくはないでしょう。
何処にと見渡しても、その姿はありません。 姿は紅を差した骸、声はおなごの様な高いものだけでした。
天宮殿の顔に視線を戻し、指先は右の目尻に赤を乗せて引きます。]
(80) k_karura 2013/01/15(Tue) 16時半頃
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然様、こうすればもっと。見た目だけでも、必要なことだろう。 姉御を追うのなら。
見た目を変えねば、分からぬこともある。心の内まで心の有り様まで、誰も見えぬ。
[姉御のようになりたかった。姉御と共にありたかった。そのどちらもと天宮殿はおっしゃいます。>>-356 さぞ理想の姉御であったのでしょう。 言葉から、既に故人なのではと察して眉を微かに寄せました。
思い返すは青い瞳と白髪を褒めた時のこと。>>1:-13]
私では、亀吉の姉御の代わりになどなれぬが――大丈夫だ。 私の近くに居る時も、笑えていたと思うぞ。
(81) k_karura 2013/01/15(Tue) 16時半頃
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[天宮殿の声は震えているようにも聞こえました。 左の目尻から離れた指先からパラと欠けて、光になって消えていきます。 場に留まる時間はもうないということでしょう。]
(82) k_karura 2013/01/15(Tue) 16時半頃
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亀吉。 人は死ねば生まれ変わるという。 私の中の鵺は主が殺した。私はまた、自分が何者かと問うのだろう。 その答えを見つけるのは、次の世――だな。
何もない――はずは、もうないのだから。
[何もない。何者でもないと嘆いてばかりでございました。 その嘆き哀しみを終わりにしたいと思うのです。]
嗚呼、こんな言い方をするのは可笑しいと思うが。
(83) k_karura 2013/01/15(Tue) 16時半頃
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[小さな囁きを残し、目を伏せました。**]
(84) k_karura 2013/01/15(Tue) 16時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
k_karura 2013/01/15(Tue) 16時半頃
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―回想・1日前―
『決行は明日の日没後ぞ!』
『『おー!』』
[同志達が一斉に拳を上げました。あまり大きな声は出せぬものですから密やかに、密やかに。その中には沙耶お嬢様の姿もありました。 士気が高まる中、広げられた館の図面を指差しながら持ち場を決めていきます。
各自解散の後、父御に呼び止められました。月見をしようと縁側に座ります。 花のような粉雪が舞う中、手渡されたのは1つの書簡。
これはとお嬢様が父御の顔を見上げますと、日頃の厳しい顔のまま、父御はおっしゃるのです。]
(101) k_karura 2013/01/15(Tue) 23時頃
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[討ち入りに加わらず、生きてこの書簡を後世に伝えよとおっしゃるのです。
お嬢様は首を横に振りましたが、父御は一度下した決定を取り下げる方ではありませんでした。
最後の離脱者として、父御と兄御と同志達から離れたのです。ひとり。**]
(102) k_karura 2013/01/15(Tue) 23時頃
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―雪道―
[齢十八の武家のお嬢様は諸事情故に少年武士の格好をされています。 これも今日この日までと志に努めていらっしゃいましたが、今は同士と別の道をただ一人。 哀しさと悔しさと供に、ただお一人。
簑に着いた白は赤を吸い、お嬢様の歩いてきた道に小さな証を残すのでした。 複数の誰かを斬ったという感触だけは、残っているのです。
白ばかりの道の途中、真暗な冷たさは孤独を増していくようです。 光の扉の先、見えた光景に瞬きを繰り返し、大広間の光景にハと息を飲みました。]
(103) k_karura 2013/01/15(Tue) 23時頃
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[繋いでいたはずの手がないのです。 軟膏を塗り、手当をしたはずの左腕はじくりと痛むのです。 撃ち抜かれたはずの額に孔など空いていないのです。]
……私は、何処に……いた? 生きて、いる?
[白ばかりの道の前に人影を見つけ、紅く冷たい頬を拭います。 それは透明な傘を持つ異国の少年でした。
柄に手を伸ばしたお嬢様の手を、冷たい手でそっと握るのです。 耳元で囁く声は、諭すような祈るような声でございました。]
(104) k_karura 2013/01/15(Tue) 23時頃
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“―――生きて”
(105) k_karura 2013/01/15(Tue) 23時頃
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[とても難しいことですが、本当は簡単なことだとおっしゃるのです。
ひょーひょーと啼く儚い声は、もう内から聞こえません。
鵺はもう、墜ちたのですから。]
っ、少年! ……主は、結局 何者だったのだ……。 何故、殺されたのだ。
[答えは返っては来ませんでした。少年と繋いだ手は離れ、道の半ばにまた ひとり。]
(106) k_karura 2013/01/15(Tue) 23時頃
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……嗚呼、そうだな。
私は死んだ。だが、生きている。例え夢でも構わぬ。 今生きていることを嬉しく思う。
私には―――望む未来>>86があるのだから。 心を曲げず、そうあるべきだと決めつけず。 沙耶でなくとも平太でなくても構わぬ。 何者であっても良いと、言うてくれる者がいるのだから。
どのようにしても、生きて―――…
[被っていた笠を脱ぎ、するりと髪を縛る水色を解くと口に咥えました。 束ねた長い髪を持ったまま、脇差を抜きます。 髪に宛てがい、下から一気に振り抜きました。]
(107) k_karura 2013/01/15(Tue) 23時頃
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[ゆっくりと頭を振り、髪を払います。 愛しさや、慈し、渇望だけを残すように。>>51 黒髪は風に流され、蝶のようにひらひらとはらはらと舞い落ちていきました。
少年に案内された道はどれだったでしょう。 辿り着いた洋館は何処にあったでしょう。 記憶を頼りに歩くのです。
ざくりと雪道を踏みしめて、呼ぶのです。]
(108) k_karura 2013/01/15(Tue) 23時頃
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――嗚呼、答えて。
[白い息を吐き出しながら、やわらかな雪の上に膝を着きぼすりぼすりと叩くのでした。**]
(109) k_karura 2013/01/15(Tue) 23時頃
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―生道―
[花のような粉雪が舞う夜明けでございました。 木南家当主を初め、同志の方々は主君の仇討ちに屋敷に押しかけ、見事敵の首を討ち取ったのです。そのまま主君の眠る墓の前に捧げ、皆々割腹されたのです。
辞世の句を遺して、華々しく忠義に散っていかれたのです。
討ち入って本懐を遂げようが遂げまいが、不埒者として召し捕らえられ死罪は免れるはずがないのです。 よくぞやったと世間は褒め称えましたが、離脱した者の中には不忠を責められ自害された方もおりました。 主犯の木南の家は取り潰され、お嬢様は家を失ったのでした。]
(110) k_karura 2013/01/15(Tue) 23時頃
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『へぇ。木南は、確か討ち入りなさったっつーお侍さんの名ではなかったとですかね』
[薬売りの問い>>65に答える者はおりましても、『木南沙耶』の名を知る者はおりませんでした。
もしもご存知の方が居らしたら、哀しげな色を浮かべて斯様におっしゃるかもしれません。]
『お可哀想に。2年前に亡くなられたと、聞き及んでおりまする。』
[『木南沙耶』なる者など、とうに世から消えていたのです。**]
(111) k_karura 2013/01/15(Tue) 23時頃
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