196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 19時頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 19時半頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 19時半頃
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―二階客間―
それは、手当の後で か。
[生憎と、手当の途中で発砲音を耳にして廊下に出たものですから、元の部屋に薬の類も布も置いたままでございました。
別行動をと望まれる志乃殿>>3:198>>4殿の言葉に首を振りそうになり、結局のところ頷くのでした。 言葉の理由を測ることなく。]
気を、つけよ。
(13) 2013/01/06(Sun) 21時半頃
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私は―――然様なこと、気にしてはいない。 ただ、心苦しいのは、手負いの未熟さのみ。
[離れる身を互いに気遣い、そっと上げる瞳に映るのは、志乃殿の首を傾げる様。 小さく笑みを向けました。 小雀殿のお言葉通り、可愛く笑えていれば良いのですが。]
――相分かった。
(15) 2013/01/06(Sun) 22時頃
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……嗚呼、ひとつ話をしよう。
2年前の事、我が木南家の主君が刃傷沙汰を起こした。 重い沙汰は揺るがず、綸言汗の如し。
君主の口から出た言葉は汗のようなもの。引っ込めることは出来ぬ。
公儀の決定を理不尽だとし、町衆や武家からも主君だけが重い罪を科された事に憤慨し、言うのだよ。
『何故仇を討たぬか』と。 『忠を果たさぬのか』と。
(17) 2013/01/06(Sun) 22時半頃
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仇の首を、亡き殿の墓前に供えること。
それこそが忠であり親孝行であると、思っていた。
[其れは、女である事を歪めた理由の一つ。心を歪めた理由の一つ。]
同志共にうち揃って切腹すれば、賞賛の声は公儀を脅かし、武勇は末代までの語り草となろう。
(19) 2013/01/06(Sun) 22時半頃
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これ程、誉れ高い死に場所が他にあろうか! 他に、死に花を咲かせられようか!
[知らず柄を握り締めるのです。強く、強く。 雪降る今夜こそが、決行の日でございました。]
(20) 2013/01/06(Sun) 22時半頃
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嗚呼、私は、哀しいのだ。 少年の言葉は正しかった。
今は少しばかり。 哀しくはないという言葉もまた、正しいのだろう。
[応えになるでしょうか。志乃殿の言葉の応えに。]
(21) 2013/01/06(Sun) 22時半頃
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沙耶は、長く喋り過ぎたとばかりに溜息1つ*
2013/01/06(Sun) 23時頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 23時頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 23時頃
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[お嬢様とは生まれも育ちも異なる志乃殿のことも、本当には分かることはないのでしょう。 空気を揺らす微かな声でした。頭が下がるのを止めずに居るのは、否定せずに受け入れるため、赦すため。
名を呼ぶ声は凛と響きます。柄を握る手が強まるのは、堪えきれずに頬を伝う一涙のせい。]
――っ
[顎にと伝い落ちる前に、扉の向うで銃声が響きました。 何度祝えば良いのでしょう。何度鳴けば良いのでしょう。]
(39) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
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[武士の沙耶様は涙など流さぬのです。 袖で目端を拭い、志乃殿よりも先にと足を向けます。
同じ銃声を聞き違えるはずがありませぬ。 天宮殿を案じ扉を開けますと、割ったはずの色硝子は元に戻っておりました。 その前に居るのは、5人。否、生きている者は4人。 ウト殿は既に事切れておりました。>>33>>35]
今度は、誰ぞ―――
(41) 2013/01/07(Mon) 00時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 00時頃
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[部屋の前からでは廊下の奥の些細までは見えません。 白雪の絨毯に、じわと赤が広がっていきます。
何が起きたか伺い知るには、色と耳に届く言葉だけで充分ではないでしょうか。]
(47) 2013/01/07(Mon) 00時頃
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危ない? 小雀。主は―――どちらを助けたかったのか。 ウト殿か、それとも亀吉か。
[すらすらと言葉が小雀殿の口からこぼれます。 『殺したのは、アタシ』>>49
赤に染まるのは、最早天宮殿の足の先だけではありませんでした。 腰の刀はそのままに、唇を結んで奥へと足を向けます。
血を吸った絨毯の踏み心地は良いものではありません。
ナイフの刺さったウト殿を見下ろした後、 今にも溢れそうな滴を認め、天宮殿の頬へと平手を振り下ろすのです。]
亀吉の、心は、何者ぞ! 何処にある!
(52) 2013/01/07(Mon) 00時半頃
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左様。 ウト殿を守る為にウト殿を殺めたではなく、亀吉を想ってのことか。
[何故そのような問いをするのかとでも言いたげな小雀殿>>54の頬に、相馬殿の右手が振り上げられました。>>51
時同じくして平手の音が響きます。
髪色は赤に染めようとも白のまま。>>48 青の色硝子は脆く見えました。>>59 ステンドグラスが戻ったように、壊れて戻るとは分かりません。
天宮殿の胸倉を掴み、ぐと引き寄せます。 壊れてくれるなと涙する青硝子を見詰めます。]
外見を同じであろうとして、如何する。 本当にこわいのは、怖いと思っておるのは―――
(60) 2013/01/07(Mon) 01時頃
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[異国の外見というのならばウト殿も同じ。
ウト殿の為に、人の死に、泣いてはくれぬお嬢様が向ける憐憫など、きっと不要なものでございましょう。**]
(63) 2013/01/07(Mon) 01時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 01時半頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 15時半頃
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―二階・廊下奥―
[天宮殿の震える唇が何を紡いでおるのか聞き取れず、読み取れず仕舞いでした。
男子の性を今は気にせず、お嬢様は額と額をこつりと合わせたのです。まるで熱を測る様に。熱を分けるように。 白髪と黒髪がさわと触れ合います。
命じるような言葉も、願うような言葉もかけません。口で言うは易いのですから、態度で示されたのです。]
主がウト殿に何をされたのか、何故引き金を引いたかは、聞かぬ。
ウト殿が死んだはウト殿自身のせい。 小雀が亀吉を守るために、殺したのだ。
小雀は、主を信じている。
[掴んでいた襟を静かに離しました。]
(100) 2013/01/07(Mon) 15時半頃
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[顔を上げて周囲を見渡しますと、にこりと笑みを浮かべた相馬殿が見えました。刃物を持っていると注意を促す様は武家の如くでありました。
姿のない志乃殿を追うことはありません。 交わした約束と誓いがあればこその別離でしたから。
弔いは任せて階段の方へと向かいます。 正確には薬を置いたままの部屋にです。
近くか遠くか、久慈殿の姿を認めて口端を持ち上げました。]
(101) 2013/01/07(Mon) 17時頃
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[一歩踏み出せば間合いに入る距離まで久慈殿の傍に寄ります。 柄にかけた手を下ろし、今はただじつと様子を窺うのです。]
死にすぎ? 嗚呼、まだ朝は来ぬのに。
(104) 2013/01/07(Mon) 17時半頃
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沙耶は、「鬼」の言葉に眉を寄せます。
2013/01/07(Mon) 19時半頃
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可笑しなことを言う。鬼だと? 鬼など何処におる。
何処に――
[大広間で少年を殺めたのは誰か。曖昧にされたままの問いに答えがあるとするならば、「鬼」が一番分かりやすいのでしょう。 お嬢様の案じたように「13番目」だとしても。 己が内にある「狂気」だとしても。
久慈殿から、逃げるように顔を背けます。]
主が、鬼でない保証など あるまいて。
(111) 2013/01/07(Mon) 20時頃
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[廊下の奥では菱川殿が小雀殿を泣かせておりました。 二度も大きく聞こえた『馬鹿』と扉の閉まる音に、ふと短く息を吐きます。
馬鹿なことをしようとしていたのかと、緩く頭を振り、ゆり殿の血が残る絨毯を踏みました。]
(118) 2013/01/07(Mon) 21時頃
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―二階・手前の客間―
……失礼。
[久慈殿に断りを入れてから、薬を置いたままの部屋に戻ります。 手当ての途中であったことを伝える必要はありません。
テーブルの上に広げたままの薬包みに伸ばした手を、途中で止めます。]
(120) 2013/01/07(Mon) 21時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 21時頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 21時半頃
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――何を、今更疑うことがある。 あれはただの薬売り。芙蓉の薬売りだ。
[商人に身をやつしているかと芙蓉殿を疑いもしましたが、信を置いて薬を買い求め、蓬の香りする軟膏を少しとはいえ肌に乗せたではありませんか。
着物を見つけた洋服箪笥の中、手拭いの様なハンカチーフを見つけました。 手伝ってくれるはずでした志乃殿の不在を心寂しく思いながら、寝台に腰を下ろし、小袖の襟に手をかけます。 晒した左腕に殺菌・消炎効果と解熱作用のある軟膏をたっぷりと塗り込みむと、傷にひんやりと沁みるものですから強く目を瞑ってしまいます。 刻み葉を落とさぬ様にと腕を上げ、ハンカチーフで巻きつけて端を咥えてぐいと引きました。]
(131) 2013/01/07(Mon) 22時頃
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[部屋の前の血溜りは乾ききってはおりませんでした。端の方に転がった西洋人形も、お嬢様の黒のブーツにも、あかが飛んでおりました。]
……嗚呼、ひどく、臭う。
[額を拭った袖口にも、あかが移るのでした。 刀を胸に抱き、目を伏せました。]
(142) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
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―2階・廊下―
[暫し休んだ後で廊下に出れば、さて、そこに居らしたのはどなたでしょう。
鬼か、鵺か、猫か、それとも―――人か。]
死に花を―――咲かせず、犬死だけは、しとうない。
[ウト殿は既に運ばれた後でございました。 部屋の前と廊下の奥と。御二人が事切れた証を見つめ、色硝子に散った証を遠くより見つめて、死の色を塗り重ねている様に唇を強く結ばれたのでした。]
(149) 2013/01/07(Mon) 23時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 23時半頃
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―回想・廊下奥―
[額のあか>>142は天宮殿と額を合わせた時に、熱と共に移ったものでございました。>>143 簡単に襟元を掴めたからでしょう。 銃を持たぬ天宮殿の手がお嬢様の首にかかるなど、小指の先程も案じておられなかったのは。
近い距離で二度頷くのです。是と。]
私は、武士だ。虚言は言えぬ。
[離れた距離で天宮殿が頷き返されると、お嬢様の口角が上がりました。 言いたい事が伝わったと心弛んだのでした。*]
(161) 2013/01/08(Tue) 00時頃
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―2階・廊下―
[部屋の扉が開く音>>159に左の足がじりと下がりました。 菱川殿と分かると鍔から親指を離します。]
亀吉だけを探しているのか。生憎と私は、知らんが、何用だ。
[後から出てくるはずの小雀殿の姿はありません。]
して―――小雀は?
(168) 2013/01/08(Tue) 00時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 00時半頃
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然様な子供の遊びを! ……しているはずが、なかろう?
[隠れんぼには鬼が必要ですから、久慈殿が落とした言葉とも引っかかるのです。>>170 猫の行方に見せる笑顔は拍子抜けがする程でした。]
な。まさか窓からっ
[飛び出せるのでしょうか、外へ。 ステンドグラスを割ったお嬢様でしたが、小雀殿の行動に、また笑顔を見せる菱川殿に驚きを隠せません。]
(177) 2013/01/08(Tue) 00時半頃
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私は、今、その遊びをすべきかどうかと訊ねているのだ。
そうか。 主がしようとしている隠れんぼは、過ぎた遊びなのだな。
[隠れんぼには良い記憶がありません。 神社の境内の奥まったところに隠れ、とっぷりと陽が暮れても見つけてくれる鬼は居なかったのですから。 暗がりの中、膝を抱えて泣く事も出来ず仕舞い。]
……小雀は、あれでも娘御だぞ。 良いのか。
[この館から出る事が出来たと喜び跳ねて居たのでしょうか。]
(184) 2013/01/08(Tue) 01時頃
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[菱川殿への物言いに含むのは焦燥でした。
隠れんぼには良い記憶がありません。 けれど――]
(191) 2013/01/08(Tue) 01時頃
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[天宮殿の命を獲るとも聞こえる言葉でした。>>190 ピストルも、ナイフも、まるで刀も玩具だとでも。
知っているのは何をと菱川殿を見るのです。 そうして、少し話題を変えるように尋ねます。]
嗚呼、そういえば。 私を部屋に運んでくれたと聞いた。
遅くなったが礼を言う。 かたじけない。
して―――
(195) 2013/01/08(Tue) 01時半頃
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[『お侍はん』と呼ばれて平太様の顔に戻られたのは、その後でのことでしょう。]
……構わぬ。申せ。
少しだろうが、たっぷりだろうが、私は構わぬ。
(197) 2013/01/08(Tue) 01時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 01時半頃
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―回想・二階廊下―
[鬼の場所を示す指の先>>188を振り返る事は出来ませんでした。 人ではないモノ、國の異なる者は誰であるかなど、確かめたくはなかったのです。
久慈殿が持つ西洋の本に目が留まります。 大事そうに、抱えておりました。
迷うような口ぶりに、短く息を吐きます。]
(200) 2013/01/08(Tue) 01時半頃
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私だって、鬼と―――言いたいのか。主は。
鬼とはなんぞ。人喰らう鬼か。
[薄く、薄く嗤いました。 鬼と呼ばれるには、人を幾人斬れば良いものでしょう。]
(203) 2013/01/08(Tue) 01時半頃
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