221 堕天の姦計
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
クラリッサに3人が投票した。
ローズマリーに2人が投票した。
ミルフィに2人が投票した。
オスカーに1人が投票した。
クラリッサは村人の手により処刑された。教会の鐘が厳かに鳴り響き、法の執行を宣告した。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ミルフィが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、ジェフ、パティ、ローズマリー、ノックス、トレイル、オスカーの6名。
|
― 鏡の迷宮 ―
[快楽に噎び泣くミルフィを腕に捕えたまま 堕天使の体は端からほどけて闇に溶けていく。
不定形の闇そのものとなってミルフィを包み込んだのは、 堕天使の影。
鏡の床が大きく波打ち、漆黒に染まって、 もろともに全てを呑み込んだ。]
(0) 2013/05/15(Wed) 00時頃
|
|
― 妄執の書庫 ―
[椅子に顎を載せて寛いだ姿勢で、 隻眼に宿る深淵は横たえられたローズマリーだけを映す]
……あいしている
[愛を真としながらも、独占欲を示すことは無い。 激情が、神の枷が施す洗脳を揺さぶるかと、 視線を注いだ]
かえれ、わたしと共に
(+0) 2013/05/15(Wed) 00時頃
|
|
[純粋なひかり。 己をそう呼ぶ魂の声に、縋るように聞き入って]
真の、救い手に。
[>>4:102 音として告げられる言葉にも、また縋る。 そう、今ならばなれるはず。 罪を犯したこの身なら。 ノックスの憤怒を、ただひとりを求めるヨラニエルの愛を、目の当たりにした自分なら。
魂だけではなく、手を触れようと、伸ばした**]
(1) 2013/05/15(Wed) 00時頃
|
|
[己を貪り尽くすかの様に蹂躙されても、抗いなどしない。 力が残っていようと、きっとそれは変わらなかった。]
じぇ、ふぇる……さ、ま…
[闇へと変じ、己を包みこむ其の方の名を紡ぐ声は、淫欲に蕩けて。 堕ちいくまま、身を任せる。]
(+1) 2013/05/15(Wed) 00時半頃
|
|
[ヨラニエルの光によって傷つけられた肉体が、ヨーランダの闇によって癒されて行く。 やがて元から大きかった翼が、ひと周り大きく再生されれば、胸の上に乗せた女を、両腕と両の翼で包んだ。 タコのある無骨な手で女の髪を撫で、漆黒の翼で背を撫でて]
よーらんだ。 えいえんに、おれのものだ。
[その心を、自分という檻に閉じこめ鍵をかけた]
(+2) 2013/05/15(Wed) 00時半頃
|
|
[……傷を負って、ひん曲がった翼がはじけ飛ぶ。 が、直後に身の危険を感じ……その刃を右手でつかみ取った。 オスカーの顔つきが、一気に強くなり、トレイルをにらみつける。]
……今、何しようとしたの? 翼以外の所切ろうとしてたでしょ。
[そう言って、トレイルの顔をにらみつけた。 聖なる力は、まだ完全には消えてないみたいだった。 嫌、むしろ同居する闇の力に必死で抵抗しようと強くなっているからか、聖なる翼は一瞬で生え替わる。]
(2) 2013/05/15(Wed) 00時半頃
|
|
[心乱されながら集められた闇が、それでも傷を癒していく。 ヨラニエルの祈りは、その価値を覆される最悪の形で無為に帰していく]
は……あ…… ケヴィンさま……
[それを悲しむことはなく。 ようやく解放された濡れた唇から大きく息を吐いて。熱に融ける瞳でうっとりと色の変わった昏い瞳を見つめ。 ただ操られる人形の如く]
はい……えいえんにあなたのものです。
(+3) 2013/05/15(Wed) 00時半頃
|
|
[己を抱き締めるその肌に触れているだけで、喘ぎが洩れる。 深淵の中、小部屋の床に降ろされれば>>*0、快楽に滲んだ瞳で見上げ。]
わた、し……
[己の欲と問われたそれに即座返せなかったのは、悩んでではなく。 ただ火照る身体が、言葉紡ぐを遮ったから。 一度深く息を吸って、切なげに吐きだし。]
あなたに、のぞまれたい。
あなたが、ほしい。
[どんな抱かれ方であっても良い。 ただ望んで欲しいのだ、と。強欲な願いを紡ぐ。]
(+4) 2013/05/15(Wed) 00時半頃
|
|
− 重力沼地 −
[刃を握り、睨みつけてくる紅の暗い輝き。]
翼を落としても見えなかったのですか? 深淵。
[ほんの少しだけ困ったように微笑む。]
(3) 2013/05/15(Wed) 01時頃
|
|
私は"使徒"です。 答えはそれで充分でしょう。
[聖なる翼が生え変わるところを見ても、眼差しは揺らがない。 闇に浸食され穢れた異形の半身はそのままそこにあるのだから。]
あなたは、 …違う。 私の捜している"誰か"は魔物ではない。
──討ちます。
[握られたままの光の刃を、そのまま押し込むべく力をかけた。]
(4) 2013/05/15(Wed) 01時頃
|
|
― 重力沼地 ―
[影と入れ替わるようにして沼地の上空に現れた堕天使は、 無駄な言葉を費やすことなく、地上へ瘴気を飛ばした。
沼地の間で争う二人の間を狙い、瘴気が槍となって飛ぶ。 沼に突き刺されば、小さな爆発を起こすだろうそれ。]
(5) 2013/05/15(Wed) 01時頃
|
|
―――トレイル。
"それ"は、もう"堕ちて"いる。 おまえが手を出すこともない。
[槍の後を追って降下し、差し招くように呼ぶ。]
(6) 2013/05/15(Wed) 01時頃
|
|
オスカー。
おまえがしようとしていることは良い。
だが、"これ"は"私のもの"だ。 おまえの手にはやれない。
[オスカーへ向ける目は、うっすらと笑っていた。]
(7) 2013/05/15(Wed) 01時頃
|
|
[そして]
私が、疎ましく、要らなくなったなら。 あなたの手で、殺してほしい。
[最も我侭で、身勝手な願いも紡いだ。**]
(+5) 2013/05/15(Wed) 01時頃
|
|
[攻撃を仕掛けた刹那、瘴気の槍が目の前に突き立ち、周囲の闇ごとトレイルの身体を吹き飛ばす。
朱斑の翼が闇の水面に捉えられ、トレイルは仰向けに押さえ込まれた。]
──…っ !!
[その視界へ言葉とともに降臨する者の姿に、トレイルは息を呑む。]
(8) 2013/05/15(Wed) 01時頃
|
|
─ 妄執の書庫 ─
[唇を重ね、肌を重ね。 身に付けていた布鎧もいつしか床に転がった。 激情に流されたマリエルを腕に抱き、薄蒼に色欲を映して何度も彼女を求める]
───ローズマリー
[神の束縛から解き放たんと、魔であった頃の名で呼びかけ]
苦しみからの解放を────
愛は、ここにある
[それを示すように、幾度も優しくマリエルを、抱いた**]
(9) 2013/05/15(Wed) 01時頃
|
|
[……次の瞬間に放たれた瘴気。>>5 爆発と共にトレイルから距離を置く。 そうしてトレイルの姿を突き刺すような眼で見ながら言い捨てる。]
……騙し討ちしようとする"神の僕"なんて初めて見た。 あーあ。折角仲間が出来たと思ったのに。がっかり。
[続くジェフェルの言葉に、>>7オスカーはまたも口を尖らせる。]
僕、別にトレイルをどうこうしようとか考えてないのに…。 ま、いいけど。
[ジェフェルに逆らう理由もないし、そんな実力も持っていない。 ここはジェフェルに任せるべきと考え、一歩下がる。]
(10) 2013/05/15(Wed) 01時頃
|
|
[使徒ジェフェル。 創造主の完璧を具現していた姿は今や無残なつぎはぎとなり、唇に引かれるのは酷薄な色。 皆に慕われ敬われていた隊長は闇の長となったのだと知る。
もっとも、その事実は、一度、魂で交わった時に気づいていた。 けれど、虚飾の宮殿はその記憶を覆い隠し、トレイルはこれまで、ジェフェルのことも自らのことも、清廉潔白な使徒であることを疑わなかったのだ。
けれど、]
あ、 あぁ…
[肉体と魂が引き裂かれそうに痛む。]
(11) 2013/05/15(Wed) 01時頃
|
|
賢明な判断だ。
[一歩下がったオスカーへ頷き、 トレイルの側へ降り立つ。 粘つく闇に捕えられたそれを見下ろし、]
驚いたのか?
[浮かぶ表情に目を細め、]
―――私だ。 なんの、変わりもなく。
[鋭いかぎ爪を備えた右手を伸ばした。]
(12) 2013/05/15(Wed) 01時頃
|
|
[異形の右手が迫れば、トレイルの左胸に宿ったものが激しく反応する。 それもまた、かの使徒/堕天使に由来するものだと知る。]
ここまで──私は、
[戦慄く声を自らの手で封じる。 闇がじわりとその背を引き込んだ。**]
(13) 2013/05/15(Wed) 01時半頃
|
|
ぱてぃえる
[神の威光を心身に宿した射手は、天の傲慢の体現でもあった。 純粋で─ただ純粋なひかり、 天の敷いた道を外れながらも、神の手を離すまいとする魂に触れて]
わたしは、深淵にかえる
やみを知り やみにいだかれて ぱてぃえる、闇之民の救い手になるため つみをえて いきのびて
[そして神へ、無情の主へ弓を引け。 伸ばされた手>>1に左手を重ねて、エリシェバの姿は闇に溶け消えた**]
(+6) 2013/05/15(Wed) 01時半頃
|
|
[トレイルの胸に宿った自身の欠片が脈打ち、呼応する。 芽吹くのも、もう間もなくだろうか。
右手の爪でトレイルを指し、その反応を楽しみながら、 オスカーへと声を掛ける。]
まだ魔界にあって、光に縋るものがいる。 おまえの慈悲の矢を撃ち込んでやったらどうだ? きっと、よろこぶ。
[唆す言葉を投げたあと、 闇を呼ぶ為に左手を挙げた**]
(14) 2013/05/15(Wed) 01時半頃
|
|
そうだね。 僕、別の所に行った方が良いのかもしれない。
[軽く頷く。内心、さっき勃発しかけた争い、そして騙し討ちされた事が大変気に入らなかった様子である。 トレイルの方を一瞥し、冷たく睨み付け、オスカーは闇の中へと消えていく**]
(15) 2013/05/15(Wed) 02時頃
|
|
─ 闇の中 ─
[ケヴィンはタテガミのように伸びた髪を気にしてかきあげる。戦闘の邪魔になる髪はいつも短く切りそろえていた。この長さは初めてだ。 ヨーランダに治療させたのはいいのだが、再生した肉体は以前と全く同じにはならず、いくつかの変異を得ていた。人間という肉に縛られた存在から生まれたせいか本来の性質か、闇に溶けたり変形したりといったことは、苦手としていたのだが]
[黒髪の頭頂から覗くのは、狼のような三角の耳。よく鍛えられて小さく締まった尻から覗くのは同色の尻尾。 身にまとうのは、騎士の略礼装に似せた物になっている。雑に作った服が神聖攻撃の前に無力だったことを踏まえての変更だ。 襟のあるシャツにネクタイ、裾の長い上着は腰布で一度縛り、背へと流してある。足元はブーツ。そして、首元には狗がするような太めの革の首輪があった。 それらのすべてが黒で、背には聖印を上下逆さにした冒涜の紋章が入っている]
(+7) 2013/05/15(Wed) 02時頃
|
|
[満たされるまで甚振られた悦びも、女と交わった興奮も、今は落ち着いている。 闇と共鳴し、自分に何が出来るかを手探りしているところだ]
[闇は自身。自身は闇。 闇あるところは、望めば全てが知覚可能で、闇を自らの一部のように動かして使役出来る……はずなのだが、どうも自分はそれが苦手のようだった。出来なくはないが、自分で知覚したり行動したりする方がずっと早い。 ケヴィンは広い肩をすくめた。まあいい、堕天使にだって向き不向きはあるのだ]
[逆に、造作もなく出来ることは……。 閉じ込めること。心や体を縛ること。締めあげ、押し潰すこと。 「檻」……とはよく表現した物だと、自分で思う]
(+8) 2013/05/15(Wed) 02時頃
|
|
[深淵の上、魔界に遊びに行ってみようか、と思うが、今はまだ早そうだ。 もう少し、ここで力を蓄えたい]
[……代わりに、魂の声を飛ばすことにした。 位置はとても分かりやすい。魔界に顕現している、黒く深く大きな闇]
『ジェフ、俺だ。 ヨーランダが堕ちたぞ』
[まるで、副隊長が隊長に「偵察が終わった」とか「味方の救出が出来た」などと言うような気軽さで。 ELを抜いて呼びかけた]
[ケヴィンが堕ちたことにはもうとっくに気づいているだろうし、そうでなくともこの交感で気付くだろうから、特に触れずに。 ジェフェルの姿を思い浮かべて、体に甘い震えが起こるのを楽しんだ]
(+9) 2013/05/15(Wed) 02時半頃
|
|
[竜は魔界を見渡す]
[散った光は鈍く、弱く、あるいは損なわれてある]
[広がる闇]
[長い尾を打ちふるい、欠けた巨翼で闇を駆って、 竜は母なる揺籠に帰らんと飛んだ]
(+10) 2013/05/15(Wed) 11時頃
|
|
[余韻冷めやらぬ身体を抱えてへたり込む彼女の傍でケヴィンが服装を改める>>+7を見、増えてしまったパーツにくすりと笑む。 聖なる天使であれば、禁忌を犯した罰のように見えたかも知れないが。不思議と似合ってみえるのがとても愉快なことに思えた。 心のありようの他に変化の感じられないこと、ケヴィンと違うことを寂しがれば、この髪が黒いことを教えてくれたろうか。
己の乱れた修道服を見下ろして、その皮肉に笑う。 ああ、神への信を捨てたのに、神の教えを守るものの服を選ぶのか 望んだものが"その時"だったから、その時の姿になってしまったのだろう。 全ての力を使い切って、もうこれで楽になっていいのだと許しを得て。雄大な翼の天使に抱かれる。 望みの通りのようでいて、何か一つ決定的に違う。 彼のものになりたかった、その通りになった。けれど何か違う]
(+11) 2013/05/15(Wed) 11時半頃
|
|
[だが、そんなことはどうでもよかった。どちらにしても、しあわせになれたのだから。
堕ちた天使が信仰者の服を着る皮肉もそれはそれで面白い。それを着たまま悦びを得る背徳も、とても気持ちがよいものだ。 またその姿で抱いてもらえたらしあわせだろうが、少し違う気がする。
闇を集める感覚は、光ある場所で光を集めるに似て、すぐに自在になった。 闇で白い天使であった時によく似たローブを作り出し、念じればケヴィンによく似た堕天使を象った杖ができた。 満足そうに小さな堕天使を眺めると、ふいとその杖を消した]
(+12) 2013/05/15(Wed) 11時半頃
|
|
― 鏡の迷宮 ―
[翼を畳み、姿見の前に端座していた]
[鏡の中、エリシェバの容良い唇が動く。今はもういない誰かの名呼ぶ形に]
[宝物を抱くよう、古びて掠れた本を取り出す。 書庫から持ち出した唯一冊を、波うつ鏡面へ沈めた。 鏡の水底へ、仄暗い闇の抱擁のうちへ、供物を捧げ]
(+13) 2013/05/15(Wed) 11時半頃
|
|
アリルイヤ エリ、シェバ <我が光は我が誓い>
たまわりものを (あなたに似せた姿を)
[返す。を省き、 左手を伸ばして水面に触れる。 白い指先が闇に沈んだ直後には、全身を鏡の胎内へ呑み込まれていた]
[開くものの魂に、克明な追体験を与える妄執の書。
エリシェバは、かつて深淵に呑まれた古い天使の末路を負う]
『 ── …! 』
(+14) 2013/05/15(Wed) 11時半頃
|
|
― 鏡の迷宮から深淵へ ―
[永劫の責め苦が喉裂いて迸らせた絶叫、を最後に聞いて
痩せた男は開かれた書を鎖す。 闇に呑まれた「天使」を映す鏡も、閉じられたページの中へ、吸い込まれて消えた]
めでたしめでたし、とね
[緩く上下に振って別れを告げ、右腕ごと、書を焔に包む。
僅かなインクの悪臭と灰を残して全てが燃え尽きれば、 隻腕で短髪を掻き上げて笑った]
ただいま**
(+15) 2013/05/15(Wed) 11時半頃
|
|
[その色が白から黒に変わっただけ。 ただくるりとオセロのように、ひっくり返ってしまっただけ。 そんな簡単なことに"天使"は気づかないのだ。気づかず苦しみを選ぶのだ。
そう思うと魂のどこかが抗議めいたざわめきを発したが。 それ以上にしあわせの余韻が強かった]
(+16) 2013/05/15(Wed) 11時半頃
|
|
[闇との親和が進んだのか、"外"の気配が幾分感じ取れるようになってきた。
誰かがヨラニエルの名を口に上らせていた。もう戻れない、いや、捨てた名をまだ呼ぶものがいることが、煩わしく感じられた。 神の為のヨラニエルは消えて、ケヴィンの為のヨーランダになった。そのはずなのだ。]
よらにえる。その名はすてた。 もう、よらにえるはいない。
[闇に落ちる前、聞いた声を思い出し、こうすれば聞こえるだろうかと、煩わしさに誘われるまま吐き捨てた]
(+17) 2013/05/15(Wed) 12時頃
|
|
― 重力沼地 ―
[闇に消えていくオスカーを背中で見送り、 トレイルの上に屈み込んで、唇に指を伸ばした。]
わかるだろう? おまえの中に流れ込む闇が。
[闇に呑まれつつある使徒の姿。 昏い光が瞳を過ぎる。]
おまえは器だ。 意志無く、ただ与えられたものを受け入れるだけの。 注がれた天の気を零し、 闇と混沌で満たしてやろう。
(16) 2013/05/15(Wed) 12時頃
|
|
[トレイルをさらに沈めようと、手を掛ける。 そのとき、ふと自分の足が目に入った。
深淵に繋がる沼に浅く浸かった軍靴。 赤熱する鋼の色をした金属の肌に 這い上がる黒蔦の文様が浮かび上がる。
深淵に、浸蝕されている。]
―――……。
[無言で闇の沼に手を差し入れ、トレイルの体を掬い上げる。 自身の翼で包み込み、共に闇へと溶けた。]
(17) 2013/05/15(Wed) 12時頃
|
|
― 十字架の丘 ―
[そこは、無数の十字架が立ち並ぶ場所。 永遠の黄昏の中、乾いた風が吹き渡り 亡者たちの嘆き、呻きが途絶えることなく響くところ。
救われなかったもの、神に呪われたものの亡霊が、 十字架に掛けられ、或いは地を這いずり、 虚ろな姿で彷徨い続ける荒漠の墓所。
林立する十字架のひとつにトレイルを掛け、 具現化した瘴気で手足を縛り上げる。]
痛むか? すぐに、馴染む。
[未だ使徒であるその体を、瘴気は苛むだろう。 構わず作業を終え、展翅された体を見上げる。]
(18) 2013/05/15(Wed) 12時頃
|
|
私を受け入れよ。 おまえが、求めたものだ。
[言葉とともに、手を差し伸べた。]
(19) 2013/05/15(Wed) 12時頃
|
|
[重なった唇から、紅い舌がちろちろと絡みつく。 其れに応えて自身も奥深くまで求めるうちに、 身体のそこかしこにほんのりと火が灯った]
ノックス……
[見上げる瞳は娼婦のごとく蕩けて。 されるがままにひんやりとした石造りの床に 身体を横たえる]
(20) 2013/05/15(Wed) 13時頃
|
|
は……ぁ……ん……
[豊かな胸を唇が伝い ロングスピアを握る手が秘所を這い回ると 我慢できないように甘ったるい声が漏れ始めた。
身体の線をなるべく隠す為の ゆったりとした白のドレスをいつの間に取り払うと、 身軽さを売りとするノックスの 細身だが引き締まった身体と直に触れ合わせ、 その肌を愛おしげに撫でる]
(21) 2013/05/15(Wed) 13時頃
|
|
ノックス……。 もっと……もっと愛して
[ノックスが求める度に抑制が効かなくなる。 はしたない声を書架内に響かせながら、 快楽に流されるまま身体を求め、受け入れた。
仄かな火はやがて激しい炎となって身を焦がす。
此れを罪と呼ぶならば、 いっそ炎で灼き滅ぼされてしまえばいいーー]
(22) 2013/05/15(Wed) 13時頃
|
|
─ 深淵 ─
[タテガミのような毛を揺すり、くつろいで待っていれば、間もなく堕天使が現れた。 見違えた、という感想には目を細めてかるく笑んだ]
[……そして目の前にして、このジェフはあまり「しあわせ」そうではないな、と内心首をかしげる]
[ゆる、と意識の触手を伸ばすようにして、魂を添わせる。いつだったか、今ははるかに過去のような気がするが、そうやって彼の正体を確かめた時のように。 そうして触れて、堕ちた闇が違うのだろうか、と直観した]
[何故だろう。彼が使徒で自分が人間だったからなのか。天使が火で出来て、人が土で出来ている、と言っていたのは誰だったか? ともかく、彼と自分の違い、彼の有り様は興味深く、また、魅惑的でもあった]
[なるほど、クラリッサが自身を「堕天使より優しい」と称した時は、悪魔も堕天使も同じではないかと思ったが、どうやら少し違うもののようだ。 ……そのどちらかというのならば、自分は悪魔に近いもののような気がする]
(+18) 2013/05/15(Wed) 14時半頃
|
|
ヨーランダは、ここだ。
[闇色の片翼を開いて、そこに身を寄せていたヨーランダを見せる。 捕え、自分が女にした娘の黒髪を、やわり、と撫でた]
(+19) 2013/05/15(Wed) 14時半頃
|
|
― 深淵 ―
[影は魔界を自由に遊ぶが。 竜自身は、もう深淵より浅いところに用を感じていなかった。ただ待つということは不快ではない。時は無限]
ク…ァ
[大きな欠伸と昏焔の息を漏らして、深淵の一角に秩序を生む。 生まれた薄暮の空間で寛ごうと「寝台」を喚び出した]
(+20) 2013/05/15(Wed) 14時半頃
|
|
[かかる重みに、羽毛の寝台が軋んで鳴いた]
[巨躯を寝そべらせた淫猥のオブジェは、互いを貫き媾合う、人に似た複数の姿。 絶え絶えに喘ぎ、極まっては掠れた矯声を上げて痙攣する彼らは、いつからそうしているのかを覚えてもいないだろう。 枯れることなく溢れ泡立ちながら零れる精と蜜を求めて、寝台の下には見る間に混沌の群れが集う]
……少し硬いが、まあいい
[彼らもかつて天使だった>>1:80>>1:81ことに、興味は抱かない。 忘我のまま振られぶつかる不規則な腰の動きが「寝台」全体を揺らして、丁度良い揺り籠と思われた]
(+21) 2013/05/15(Wed) 14時半頃
|
|
[「俺のものだ」と堕天使の齎した言葉の数だけ染められたように。 閉じ込めるように包み込む翼の齎した温もりの量だけ囚われたように。 今やケヴィン以上に彼女にとって重要なことは何もなかった。
ケヴィンのものとして扱われるこの身が心地よい。神のものだと思うよりも余程。
>>+19翼が開いて。うっとりと身を寄せていた胸板から顔を外してちらりと外を仰ぎ見る]
(ああ……そういえば隊長も堕ちているのでしたか…)
[ジェフェルの闇の刃が貫いたと聞いている。 ケヴィン以外の者に対する認識は軽くなっていて。 あれほど金に揺らぎ無く輝いていた隊長が変わり果てたその姿に、強い衝撃は受けなかった]
(+22) 2013/05/15(Wed) 16時頃
|
|
[ただ、訝しく思う。 堕ちたのであれば、神の枷から解放されたはずなのに。 その顔を見て思い起こすのは、最後の力尽きるまで悩み抜いたヨラニエル自身。 あるいは、そう。 ヨラニエルの心臓を射る瞬間のパティエルの方が、堕ちた己やケヴィンよりも今のジェフェルに近いように思えた]
(どうして……?)
[ただ疑問を思い浮かべるも、ケヴィンが何も言わなければ率先して何かを言うつもりはない。 不思議そうに首を傾げるだけだ。
>>*12その声に嘲りの調子を感じたとしても、むしろこの幸福が分からないのなら可哀相にと思っただけだった]
(+23) 2013/05/15(Wed) 16時頃
|
|
[魂の触手を振り払われても特に不快には思わず、むしろ苛烈な暗い輝きを心地よいものと感じた。 とても、やさしくしたくなる。同時に、苦しめたくもなる。そしてまた、酷くされたくなる……。 堕天して、見る影もない異形と化してもなお、この「隊長」は美しい──]
神の決めた契約の形などいらんさ。 もっと頑強な檻の中に閉じ込めてある。
……ミルフィ?
[変わり果てたジェフを見ても、特に感情を乱さないヨーランダ。従順さへのご褒美として、やわい耳をかるく噛みながら、視線と頭頂の耳はジェフへ向いている]
そうか。それならば歓迎せねばな。
[かつての仲間でどうやって遊ぼうかという想像と、そしてジェフの複雑な心境を薄々と察して、くす、と小さく笑った]
(+24) 2013/05/15(Wed) 17時頃
|
|
……なあ、ジェフ。 クラリッサは貴方には、「やさしく」はしてくれなかったのか? 誰もそうしてくれないのならば、俺が貴方の過去を閉じて鍵をかけてやろうか。少なくとも今よりは、「しあわせ」になれるぞ。
[こころからこの堕天使の力になりたいという気持ちと、 違う道を示された時に、どんな反応をするだろうかという悪戯心と、 そしてまた、挑発すれば、自分にまた刃を向けてくれるのではないかという甘い期待と、 ……相反する気持ちは、しかしすべて欲望に忠実なもの]
[提案をして、堕天使を見つめた。ケヴィンの腰の向こう、犬のような尻尾が楽しげにゆらゆら揺れている]
(+25) 2013/05/15(Wed) 17時頃
|
|
[堕してなお抱えたそれを手放せばこんなに楽になれるのに。 と、見せつけてやろうという気持ちもどこかにあったか。 そうでなくてもこの娘はそうしただろうが]
ぅん……
[>>+24甘噛みされれば幸せそうに目を細めて、悦びを隠しもしない小さな嬌声をあげた]
(+26) 2013/05/15(Wed) 18時頃
|
|
[手を伸ばした先で、クラリシエルの姿がぼやけ始めた。 闇を透かして、薄らいでゆく]
…………!
[それでも、現し身の手は重なった。ほんの、僅かの間]
『闇を知り、闇に抱かれて』
[途切れ始める声は、そう聞こえた。 その声も、見つめる瞳も、やがて、闇に消えた]
(23) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
|
|
…………あ、
[支えを無くした手が空を切る]
私は、何を……
[縋ろうとしていた、導きを求めていた。 半ば魔竜に還っていた者に。 ヨラニエルを天ではないどこかへ連れ去った者に。
けれど、]
『真の救い手になるため……罪を得て、生き延びて』
[最後にそう聞き取れた言葉は、ひどく魅惑的な誘いだった]
(24) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
|
|
[神に創られ、神の御為に生きてきた。 使命を取り上げられてしまえば、人に還ることも、魔に還ることもできない。 罪を犯した自分は、光に還ることすらできないだろう]
真の救い手に、
[使徒でありながら、誤った思い込みで同胞を傷つけた。 その現実から、ごまかしで目を逸らす。 どうしようもなく間違っていることに、気付かない]
(25) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
|
|
[ゆらり、歩き出す。 身の内にまだ光はあるけれど、肌を撫でる瘴気を払う力は残っていない。 昏く染まった双眸で、更に昏い闇の中を、進んでゆく。
ふいに、景色が一変した。**]
(26) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
|
|
[ジェフの反応に、ピクピクと獣耳が動く。 短い返答。短い感想。だからこそ、何かのさざ波があるのを感じたが、特定は出来なかった。 長い付き合いではあるが、その心中までは推しはかれない。 そういう「根本的な違い」のようなものを、天使時代も感じたことがあった。その度に、「ああ、この方はヒトではないのだな」と思ったものだけど]
分かった。 貴方の好きに。
[これ以上引きとめても得られる物はないと、こちらも視線を外した。 腕の中の娘をひとつ撫でて]
……ヨーランダ。 しばらく誰かに遊んで貰え。
[己なしではいられないようにした娘を、しかしごく軽い調子で突き放し、翼を広げる。 タテガミと尾を揺らして、闇の中に浮かんだ]
(+27) 2013/05/15(Wed) 18時半頃
|
|
− 重力沼地 −
[ジェフェルが屈み込んで距離を詰め、闇に去ってゆくオスカーの姿を視界から消した。 重い闇の枷に囚われて、そして突きつけられた事実の衝撃に喘ぐトレイルの唇に擬された指からは煌めく闇が滴る。 灼ける鉄のように肌に烙される瘴気。
「おまえは器」「意志無く、ただ与えられたものを受け入れるだけ」
冷徹にそう宣言するジェフェルの冥い眼光に、トレイルは喉を反らせて声を震わせる。]
…おっしゃる、とおりです。
私には初めから選択肢など、与えられたこともありませんでした。
(27) 2013/05/15(Wed) 19時頃
|
|
[闇に溺れさせようとする手の圧力。 浅く乱れた息の下から、ラピスラズリの色は大いなる存在を仰ぐ。]
私はあなたに見出されて、命じられて、注がれて 此処にあります。
私がもつのはただ──"想い"だけ。
(28) 2013/05/15(Wed) 19時頃
|
|
あなたが与えるものを、この器は受け入れるでしょう。 その意味が、目的が、なんであれ、満たされるままに。
けれど、私/想いはそれを"育て"ます。
そして、変えます。
(29) 2013/05/15(Wed) 19時頃
|
|
[蠢く汀が耳の側にまで迫り上がる。 どよめき響く深淵の呻き。
沈められる──
その間際、不意にジェフェルは視線を落とし、無言で闇の沼からトレイルを抱き取った。
身体が軽くなる。 そして、二人の姿は光なき翼に包まれ消えた。]
(30) 2013/05/15(Wed) 19時頃
|
|
− 十字架の丘 −
[闇の沼から掬い上げられ、その当人の手によって今度は十字に架けられたトレイルは、伏せていた顔を上げて自分を包む世界を視界に入れる。
荒涼たる地平を埋め尽くす磔刑具の群れ。 そこでは風すらも哭く。]
ぅ…
[筋をねじ切ろうとするかのような瘴気の束縛に声を噛み殺し、ジェフェルの誘いに首を振る。]
…私は闇に屈するのは厭です。
(31) 2013/05/15(Wed) 19時頃
|
|
―重力沼地―
あ……っ!
[固い岩の地面に降ろした筈の右足が、ずぶずぶと沈みゆく]
泥……!?
[思わず踏み出した左足も]
…………!
[ようやく存在を思い出したかのように、背中の光翼を羽ばたかせる。 その途端、足元から泥が立ち上がり、 蛇のように身をよじって、使徒の翼に絡みつく]
(32) 2013/05/15(Wed) 19時半頃
|
|
いや、いや……っ!
[瘴気の泥は肩を捕らえ、腕を戒め、逃れることも矢を射ることも許さない]
こんな……、
[仲間と共に戦っていたときは、この程度造作なく排除できたのだ。 今はただ、ひとり。 弓を取り落とさずにいるのが精一杯]
くっ、
[飛翔を試みるのは無駄と、翼の動きを止める。 途端、泥の蛇はあっさりと動きを緩め、白銀の鎧の使徒はぬかるんだ地に落ちる]
(33) 2013/05/15(Wed) 19時半頃
|
|
ぅ……あ、
[身を起こすと、髪からも、顎からも、泥が垂れ落ちる。 汚れた掌に、まだ光はある、まだ]
ここ、は。
[見渡せば、瘴気漂う沼地。 周囲には、誰の姿も見えない――が、僅かに、何者かのいた気配を感じた]
…………。
[恐る恐る、足を踏み出す。ぬかるんではいるが、底なしに沈むことはないようだ。 飛び立とうとさえしなければ、絡みつくつもりはないようだ。 慎重に進んでゆくと、泥の中に異なる色彩を見つけた]
(34) 2013/05/15(Wed) 19時半頃
|
|
これ、は……御使いの、翼。
[拾い上げたそれは、泥に汚れながらも、美しいライムグリーンを保っていた。 だが、持ち主の身体から離れ、輝きを喪っている。 付け根から、鋭利な刃で断ち切られたように見える。>>2]
私たちの他にも、御使いが…… ああ、なんて酷い目に。
どこにいるの、 まだ、生きているのなら……
[たすけなければ**]
(35) 2013/05/15(Wed) 19時半頃
|
|
[>>+27突然離された温もりに戸惑う。 離れたくないと懇願するより先に、急に自分の居場所を見失ったような不安に支配されて。 どうしたらいいか分からなくなって、しばし呆然とした。
気を取り直した時にはもう、そこに一人で。 へたりこんだまま闇をただ見つめていた。
――ミルフィが来た、と隊長が言っていたか。
一人になってみると少しだけ、ケヴィンのこと以外にまわす思考の領域が増えたとでも言えばいいのか。 ぽつりと思考が浮かんで、まだ「光」が残っていた時のことを思い出す。 きっと己が光を手放してもあの未熟ながら強い天使ならば光を担ってくれると、そう思ったのだったか。 結局、堕ちてしまったのかと落胆を覚えたけれど。
今のヨーランダにはそれを否とすることはできない。 「光」という重荷を一方的に押しつけて、その重みに耐えられなかった所で責めることなどできるはずもない]
(+28) 2013/05/15(Wed) 20時頃
|
|
[ただ、どうしているか、と気にしてみれば。 その居場所は感覚として知覚できた。魂の今の在り様もいくらか感じ取れた。 「遊んでもらう」と言うには、堕ちたばかりの天使はそぐわない気がする。 ただ押しつけた責任を思う程度の思考もまだあって。
それとは別にもう一つ――気になる名前もあったが。 様子を見に行くのもいいかと思う。
そこへ飛ぼう、と立ち上がれば翼が生えた。 光輪に似た光の翼とは違い、ただ闇色をしているだけでなくケヴィンの持つような肉感めいた翼。 ケヴィンのように雄大とはいかなかったが、交わり合った影響だろうか。 離れてもちゃんとケヴィンのものなのだという証拠のようで嬉しかった。 新しい己が翼を、愛しむように一撫でして。
――飛んだ]
(+29) 2013/05/15(Wed) 20時半頃
|
|
─ 妄執の書庫 ─
[下から見上げてくるローズマリーの表情は煽情的で、名を呼ばれると身体の奥底から欲望が次々と湧き上がってくる]
ローズマリー……
もっと 声を聞かせて
[触れるだけじゃ物足りない。 向けられる瞳も、愛おしげに触れてくる手も、ほっそりと括れた腰も。 果てはローズマリーの心さえも自分のものにしたいと、強欲な願いが身を占めた]
(36) 2013/05/15(Wed) 20時半頃
|
|
[神の枷から解き放つために。 己が欲を満たすために。 自らをローズマリーに埋め、中からローズマリーを穢してゆく]
愛してる ローズマリー
俺で全てを満たしてあげる
[繋がりながら囁き、耳を食み、吸い付くように弾力のある双丘へ触れて。 愛を注ぐ度にあがる声を耳にしながら、飽きることなくローズマリーを抱き続けた]
(37) 2013/05/15(Wed) 20時半頃
|
|
[黒い羽の残滓を落としながら、>>*2>>*3闇の蠢く空間へと舞い降りる。 髪とローブの色が黒く染まり、白の天使がそっくり反転したかのようなこの姿を見てミルフィはどう思うのだろうか。
それとも、舞い降りたものの姿を把握できるような状態ではないのだろうか。
闇に親和した眼は、淫らさを増したミルフィの姿を捉える]
(+30) 2013/05/15(Wed) 21時頃
|
|
─ 羽毛の寝台 ─
[夜鳥のように羽音をたてずに、深淵を飛ぶ。 はためいては目にはいろうとするタテガミを、うっとおしそうにかきあげた。 目指すのは広大な深淵においてもなお巨大な姿。魔竜クラリッサ。 風をひとうちして着地し、翼をたたんだ]
いい趣味だな。
[たどりついた場所>>+21で、生きた寝台の上に竜を見つけて小さく笑う。 天界において、見た事がある顔がみっつ、よっつ。どれも恍惚と忘我を浮かべ、ただ揺れている。 竜の巨躯に組み敷かれる快感を想像して、ケヴィンは喉をゆるく鳴らした]
……聞きたい事があるのだ。
(+31) 2013/05/15(Wed) 21時頃
|
|
― 深淵の小部屋 ―
[寛ぎを楽しむ竜、魔界に留まる影とは別に、 闇の一部は降り落ちて、ほんの小部屋ほどの秩序>>*0を覗き込む]
…ふん
[愉しそうだな、と笑うような静かな声。 ひとり弄ばれるままのミルフィ>>*9を映した隻眸は一度瞬いた]
(+32) 2013/05/15(Wed) 21時頃
|
|
[とはいえ、今は別件だ。 焔竜を見上げて、ケヴィンは尋ねた]
ジェフがどうしてあんなに頑ななのか、貴方なら何か知っていないか。 俺は彼を誘惑したいのだ。
[すでに治っている胸の傷が甘く疼いた気がして、黒衣につつまれた胸板にゆるく指を這わせた]
(+33) 2013/05/15(Wed) 21時頃
|
|
― 寝台 ―
[ミルフィの前に舞い降りた堕天使を認めてか、 竜の前に現れた堕天使を認めてか]
なにかな
[瞬いて影の眸は去り、 竜の右眼はケヴィンの方を向いて昏色の焔を灯らせた]
(+34) 2013/05/15(Wed) 21時頃
|
|
………
[沈黙が落ちる。 闇が凍る程の間、響くのは枯れ果てた矯声]
ジェファ…
お前は何故、それをわたしに聞く?
(+35) 2013/05/15(Wed) 21時頃
|
|
[竜の返答を待つ間、魂の触手を伸ばして、羽毛の寝台をくすぐる。 その感情と感覚を舐め取っては、楽しんだ]
……なぜか? なぜだろうな。 たぶん、貴方が悪魔だからだ。
[ゆらりゆらり、と尻尾が動いた]
(+36) 2013/05/15(Wed) 21時頃
|
|
悪魔か
[深淵の眼差しが一度伏せられて、 尾を緩く持ち上げ、その場で振り下ろした。
重い打擲を受けた天使の背中が裂けてあかが噴き出す。 掠鳴を長く奏でて絶頂を極める天使が寝台を軋ませた]
あの者を誘惑したい、 その望みの根源はどこにあるのだろうな…
[右の前肢の上に顎を乗せた休む姿勢のまま、 血に塗れた尾を元通り躯に沿わせる]
(+37) 2013/05/15(Wed) 21時半頃
|
|
……んっ……。
[竜の尾が天使を打った瞬間、ケヴィンも小さく鳴いた。 偶然か意図的か、丁度交感している最中だった天使から漏れ伝わった激痛で、かるい到達を得たのだ]
……ふ。
[一度タテガミごと頭を振り、ぺたりと後ろに寝た獣耳を立てなおした]
なんだって……根源? そうだな……答えになるか分からんが。
俺が彼を敬愛していて、憎んでいて、欲望の対象としていて、そして支配されたいからだろうな。 どれが一番重要なのか、自分自身でも分からん。
(+38) 2013/05/15(Wed) 21時半頃
|
|
[答えを得て、竜は寝そべるまま首を振る]
わたしは不思議に思う お前達はしばしば、所有や支配を欲する 『あなたは私のもの』 『私はあなたのもの』──
神に似せて造られた者達だから、神の強欲に似るのか? 長く天の支配を容れてきたからなのか…?
……闇は、全てを呑み込み抱くもの
[尾の先端をゆらりと揺らして、溜息めいた灼毒の息を零す]
(+39) 2013/05/15(Wed) 22時頃
|
|
[ケヴィンを見つめる隻眼は笑いの形に歪んだ]
ジェファはまつろわぬ魂、だ
… わたしを──タダで何でも教える、軽薄な粘土竜とでも?
[ケヴィンよりも深く知っていることがあったとして、容易く教示する気はないと告げる]
(+40) 2013/05/15(Wed) 22時頃
|
|
― 妄執の書庫 ―
[本体>>+39と親和して、影もひそやかに息を吐く]
[床に散らばった銀の腕輪の欠片を幾つか掌に拾い上げて、 チリと鳴るひかりを戯れに転がした]
(+41) 2013/05/15(Wed) 22時頃
|
|
[竜の返答に、瞬きをする]
その「お前達」は誰を指す? 「堕天使」か? 「ヒト」か?
[ふ、と笑って]
……ふむ。 俺という物は、ジェフより貴方達に似た存在なんじゃないかと思っていたが、それはどうやら思いあがりだったらしい。 ……貴方達も、俺の理解の範疇に収まらない存在だ。 巨大すぎて、純粋すぎる。
[使徒と悪魔をまとめて「貴方達」と、さらりと口にして]
(+42) 2013/05/15(Wed) 22時頃
|
|
まつろわぬ魂? ん……。 タダじゃなければ、何か教えてくれるのか?
[悪魔と堕天使の取引も、騙し合いになるのだろうか。 それとも、「全てを抱く」この竜はまともな取引をする気なのだろうか? とりあえず、時間はある。遊びを提案されたならば、乗るのが興というものだろう。先程、予想外の快楽を貰った借りもある]
何が欲しい?
[笑った。 何もかも失ったばかりの身だ。竜の欲しがる物を持っているとは思えないが]
(+43) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
|
|
んっ…………はぁ……
[ノックスの求めに応じたのか、甘い吐息が漏れ出る。 見つめられる薄蒼は劣情に満ちていて、 それがまた新たな疼きを呼ぶ]
ノックス……
[身の裡を快楽が支配して、 秘所は溢れるほどに蜜を湛える。 自ら強請るようにノックスに身体を摺り寄せ。 その名を呼ぶ以外に出来ない]
(38) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
|
|
[愛してる。
その音を聞く度に愛おしくなる。 腕だけでは足りなくて、 純白の翼を大きく広げてノックスの身体を覆う]
(39) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
|
|
ひらり
ひらり
――白い羽が二人の身体の上に舞い落ちた
(40) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
|
|
そうだな…
[身を起こし、寝台を降りる。 黒の床を踏むのは人に似せた脚に変じて、数歩。
ケヴィンの目前まで歩み寄る頃には、黒衣を纏った焔髪隻眼の痩せた男を象った。 背後で羽毛が散って、寝台は闇に消え失せる]
支配というものを
[ほぼ高さの変わらない視線を交わらせ、ケヴィンのネクタイを右手で掴んだ]
わたしを、支配してみせろ
(+44) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
|
|
―深淵の小部屋―
[蠢く闇に捉えられている。一人で捉えられている未だ堕ち切らぬ天使を見遣る。 その瞳には憐憫の色があった。
白き天使であった時と変わらないようでいて、少し"色"のついた、慈愛の微笑みにも似た顔で。 優しく声をかける]
ミルフィさん……可哀相に。 まだ……もらえていないのですね? 苦しいでしょう……
"それ"を受け入れるまで、許してもらえないのですか?
[そこにあるのは"誰"でもないただの闇。 一人でそこから快を得よとは。 それはとても愛を知る者のやりようではないと、悲しそうな目で、捉える闇を眺める。
この闇を仕掛けた者は「人の愛」を知らないのではないかと考えて。 ちらりと、ケヴィンの傍で垣間見たジェフェルに感じた違和感>>+23を思い出していた]
(+45) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
|
|
あなたは、今、何を求めているのですか?
[寄しくも既に問われたものとは知らぬまま問うた。 一人留め置かれる内に変わったものがあれば、違う答えが返るかもしれない問い]
(+46) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
|
|
[竜が身を起こす。 確かな大質量と空気の動きは、やがて輪郭を曖昧にする。現れた痩身は、つい少し前にこちらに跨って誘惑し、心臓まで掴んでくれた時の姿]
[近づく姿を、特に緊張もせずに待った。 ネクタイを掴まれ、喉が締まると、甘い心地よさが湧きあがったが]
……なんだって?
[その言葉には、さすがに驚いた。 頭頂の耳が別々の方向を向き、またクラリッサを向いた]
支配を、されてみたいと言うのか、「エリシェバ」。 ……神に支配されていた今までの時間は、堪能できなかったのか? それとも、神とは違う何かが欲しいというのか。
(+47) 2013/05/15(Wed) 23時頃
|
|
[ただ、自分に出来る出来はないは別として]
片翼片目のやさしい魔竜か。 俺の物に出来たら、さぞ心地よいだろうな。
[一歩を踏みこみ、噛みつくようにその唇に口づけた。 二股の鋭利な舌を、前回は味わう余裕もなかったから]
(+48) 2013/05/15(Wed) 23時頃
|
|
― 十字架の丘 ―
[首を振って拒絶を示すトレイル。 同じ高さに浮かび上がり、 髪に、頬に、左の掌を滑らせる。]
闇に屈するのが厭なら、
[トレイルの柔らかな髪を掻き上げ、 互いの額を触れ合わせた。]
(41) 2013/05/15(Wed) 23時頃
|
|
[ほんの一瞬、影より聞こえた声に視線を投げて、 瞼を閉ざす。]
(42) 2013/05/15(Wed) 23時頃
|
|
[誓いの名を呼ばれれば鋭い眉が跳ね上がった。 僅かな間をおいて、]
エリシェバは神のもの足り得なかったからな 愛するも憎むもなく無為に飼い殺し、そのうち飽いて投げ捨てたのだろう
[クラリッサの穏やかな声は嘲弄の響きを滲ませる]
欲しければ求めよ、然らば──…
[塞がれて、声は途切れた。 深淵の顎 <あぎと>を緩めて歯列を開く。
ネクタイを引き絞った片腕は、滑りケヴィンの胸に触れた]
(+49) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
[深淵に堕とされる己が身を嘆きなどしない。 人として在った己は、死す時全ての罰を受け地の奥底に堕ち往くものだと信じ、罪を重ね哀しみを生み出し続けていたのだから。
現実として迎えたその時は、差し伸べられた"光"に手を伸ばし、掬い上げられたけれど。 何よりもただ、差し伸べてくれた方の声に応えたい一心で、だった。
神に仕える身になったのも、この方が望んでくれたから。
仮にあの時差し伸べられたものが"闇"であったとしても。 己は迷わず、その手を取っていた。]
(+50) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
[だから。 今こうして深淵へと導かれたこの身を幸福と思いこそすれ、嘆く事など何も無い。 他ならぬこの方が、連れ出してくれたのだから。]
……ん…っ
[つ、となぞる指>>*2に走る震えにも、ただ悦びしか感じない。 けれど。]
… ?
……ぁ…
[指差された其処から出でた闇と、告げられた言の葉>>*3>>*4に見せたのは、惑いと。]
…い、や…
[微かな、けれどはっきりとした拒絶の意。]
(+51) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
[だって、嫌だ。 己にとって、この方が全てで。 他の何からも、与えられたいものなんか無いのだ。
それが快楽であっても、苦痛であっても。 罪と知って尚与えられたいと願うのは、この方だから。
なのに。 闇は容赦無く己に絡み付き、包みこんで快楽を与えてきて>>*9。 残された言葉>>*10は、己を絶望に落とすに値するものだった。]
(+52) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
や…ぁ……
、…、……い、や…
[独り、床に横たわりながら拷問にも似た耐苦に嗚咽を洩らす。 素直に快楽に身を任せれば、もっと楽にもなれるだろう、けれどこの快楽に身も心も明け渡すことなんて出来ない。
己を導くのは、神でも悪魔でもなく、あの方だけ。 ましてこんなものに屈することなど出来るはずがない。
例え此処に永遠に置き去りにされたとしても。]
じぇ、ふぇる…さ、ま…っ
[心は、頑なに"光"を求めるだけ。]
(+53) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
[以前と変わらぬジェフェルの掌の感触。 髪の付け根に潜り込む指も、ゼロになる距離も。
渇いた唇をもれる息が掠れる。]
…、 …、 私は、 …闇に屈するのは厭です。
私は、 あなたが 闇に屈するのが厭なんです。
(43) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
ずっと、あなたの傍にいて、 見守っていて…
知って いました、私は。
[縛められた腕の代わりに、翼はぎこちなく差し伸べられる。]
あなたが闇を求めて堕ちたならいい。 けれど、あなたはずっと光を求めていた。
(44) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
[牙扉が緩められ。通行が赦されれば舌を滑りこませて。 この牙で食いちぎられたい、と興奮を覚えるが、今は横に置く。 黒翼を広げて前へ回し、やわり、と男の体に這わせた]
[クラリッサの言葉をそのまま聞けば、「愛して憎むこと」が、「神の所有物」であることの証明だというふうにも聞こえる。 それは、「支配・所有しない」悪魔が、「全てを受け入れる」という先程の言葉の対角に思えた]
[──では、この竜の本当の望みは、 支配されることそのものではなく、 愛されることなのか? それとも、憎まれることなのか?]
[翼で男の体を愛撫する。 この檻で、この竜を捕らえ<愛す>ることが出来るならば]
(+54) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
今は、あなたの苦しみをわけてください。
ジェフェルさま…。
(45) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
初めにありしごとく、今も、いつも、いつまでも──
(46) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
……、 ………?
! よ、ら…… っ
[気が狂いそうな程の責苦に耐える中、ふと。 己以外の気配に気付き、意識をそちらへ向ける。
降り立った其の姿>>+30を見れば、一瞬瞳を驚愕に見開くもすぐ快楽にそれを歪めて。 静かに問う声>>+45>>+46を、喘ぎながら聞く。 それには、微か、熱い息を零して。]
… ひ、かり
[小さく、けれどはっきりとした言の葉を紡いだ。]
(+55) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
[互いを求め合う中で書庫に響く淫靡なおと]
は……… ローズ マリー ───
[おとに合わせて零れる声は重なり。 一つとなりてその時を迎える。
掻き抱くローズマリーの翼が持ち上がり、周囲を真白へと変えて]
[舞い落ちる白い羽の下、魂をも重ねたローズマリーを自分の精《欲》で満たした]
(47) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
───ローズマリー。
[名を呼んで、ローズマリーの頬にかかる白い羽を指先で払い除ける。 そのまま手を頬に這わせ、彼女の反応を窺った]
(48) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
― 闇の中 ― [闇の中を歩きながら、オスカーは新しく生え替わった右翼を撫でる。 中々自身で思ったようには堕ちることは赦されないみたいだ。
……まどろっこしいな。
憂いの眼で、今だに聖なる光を残そうとするが如く光る右翼を見る。 彼の光が抜けきれないのは、純粋な性格であるのが由来なのだろうか。]
(49) 2013/05/15(Wed) 23時半頃
|
|
[>>+55快楽に喘ぐ声が、しかし苦んでいるようにしか見えない。 その理由をヨーランダはよく知っている。 身体だけが感じているからだ。心まで犯されてようやく解放される。 それぐらいに"天使"とは愚かなのだ。
「光」と答えるを聞いて。 瞳は憐憫の色を深めた]
光など、求めても――苦しみしか、ありませんよ。
[あえて冷たく、言い切るように告げた]
(+56) 2013/05/16(Thu) 00時頃
|
|
[絡む舌先は悦を探り、快を引き出す。 翼が触れ合い、震え、
──愛撫の触が忍ばせたケヴィンの心を感じ取ったか、 不意に隻眼の光が硬く冷たいものへ変じる。
腔内にあった舌を噛み裂きながら、片腕で胸を押した]
…… …やはり、わからんな
(+57) 2013/05/16(Thu) 00時頃
|
|
もう、いい 矢張りこの性には合わないものか
[背に這わされた翼の扉が、解かれるならばそのまま宙へ逃れよう。 ──逃れようという心を無意識に晒して]
(+58) 2013/05/16(Thu) 00時頃
|
|
…
人の子よ。 あれは多くを望み──いや、唯一つを望み、自らを責苦のなかにおく魂
[光は普く照らすと見せて必ず影を捨て、 闇は全てを呑み、光を遮りながら光に焦がれる]
堕天したお前に救えると思うな お前は人の子の魂を救えた。充分だろう
[笑うような響きで言った]
(+59) 2013/05/16(Thu) 00時頃
|
|
― 鏡の迷宮 ― [出た先は、先程エリシェバと共に訪れた所。 此処の何処に、僕が望む救いがあるのだろうか。 そう思い、周りを見渡すと……成る程。ジェフェルの言った意味が分かった。 "そこ"は、ジェフェルが先程訪れた、"望む場所を映し出せる鏡"の場所>>4:27。]
……。
[オスカーは呆然とその鏡を覗き込む。 光を残す不幸せな天使達。それはもう数える程しか残っていない。 だけど、闇に耐えてきた分、辛そうな印象を受ける。
……勿論、オスカーが望んでいる……深淵の様子も、鏡の端でぐるぐると写している。]
………みんな、救ってあげなきゃ。 僕が救ってあげなきゃ。
(50) 2013/05/16(Thu) 00時頃
|
|
………ち、がう
[己を見つめる瞳>>+56に、憐む色が濃くなる。 それと、冷たく言い切る声両方に、頭を振ろうとするも身体は思うように動かなくて、いやいやをするように微か震えるしか出来ず。
まともな会話など、出来る訳もなく。]
(+60) 2013/05/16(Thu) 00時頃
|
|
― 十字架の丘 ―
私の、この姿を見ても、 まだそう口にするのか?
[額を離し、差し上げる両手。 その端から、闇へとほどけていく。
溶け行く体。それを朱班の翼が抱く。]
(51) 2013/05/16(Thu) 00時頃
|
|
私の求める道は、 ただ、苦しみと嘆きのみが満ちる道だぞ… ?
[呟く。独白のように。]
(52) 2013/05/16(Thu) 00時頃
|
|
[クラリッサの舌は、ヨーランダの甘く柔らかい物と違い、 しかしこちらも悦いものだった。 熱の交感を楽しみ、そしてクラリッサの背で翼を閉じ合わせようとした、時]
──!!!
[敏感な舌肉から、全身を貫くような痛みと快楽に、声にならない声を上げた。 胸を押されれば、翼はほどかれ、たやすく一歩をよろめく。ケヴィンの唇の端から、赤黒い血の筋が、太く滴った]
(+61) 2013/05/16(Thu) 00時頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る