221 堕天の姦計
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─ 本隊 ─
[隊の左方に居ながら、警戒の目は前後に、更には上下にも向く。 広く視野を取り、隊を害する事象を逸早く見つけ出す役目は生前より行ってきたもの。 天へ召し上げられて尚、培われた経験は残され、常に前線へと遣わされてきた。 その任は今も、そしてこれからも変わらず在り続けるだろう]
《憤怒の谷》の洞窟……牢獄か。
[索敵目的>>72を耳にして、小さく呟きを零した。 無事であるよう、心の中で祈る。 焦燥を抱いてしまうのは周囲を漂う瘴気のせい。 衰弱しているのならばさぞ辛かろうと、救出対象である同胞を案じた]
(76) 2013/05/09(Thu) 23時頃
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[>>63名を呼ぶ声。ヨラニエル――様。
心の内に未だ「ヨーランダ」の欠片を残す彼女の耳に届く名は、神の使途として下賜された名。 神の御心であるからにはその名を栄誉に思いこそすれ、拒むものではない。 しかし時折、ああ、それが私の名であったかと奇妙な心地で受けてしまう。
自らもすぐにそうしてしまう癖に、様付けをされてしまうと「そんな器ではない」と言ってしまいたくなる。 それをしないのは、幾許なりと己を誇れるようになったのは。 それが選ばれしものの権利であり義務であるからだ。 ただ祈り続け、ほんの僅かその力が救った人の数よりも、地上の苦しみは無数であり。 それでも祈った生涯に、無力な自分の何処に光輪を授かる程の理由があるのか、分からず惑ったこともあった。
それでも纏う光は在り続け。そしてここに天使が在る]
(私も同じです……)
[この天使にもいつか分かる日が来るだろう―― 穏やかな気持ちでミルフィの小さくとも確かな翼を見遣る]
はい……頼りにしていますよ。ミルフィ「さま」
(77) 2013/05/09(Thu) 23時頃
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[マリエルが咳払いした意味は気に留めず、その言葉を吟味する。]
洞窟に牢獄。 サイモンはそこに幽閉されているだろう、と。
[マリエルの述べた推測とジェフェルの手の中の水晶が示す方向とを思考の中で重ねてみた。]
推測が目撃情報になれば精度の上で向上です。 ── 待っています。
[そう告げて、マリエルとケヴィンを見送った。]
(78) 2013/05/09(Thu) 23時頃
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[地の底にあって、淡い天光の水晶から射す>>68 示される前方、その果にあろう渓谷を思う]
[ (怒りならば識っている)]
憤怒のたに
[非常に 狭い 谷。 勿論、天の軍勢にとって危険のない場所など魔界には存在しないが]
(79) 2013/05/09(Thu) 23時頃
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[そのままトレイルはジェフェルの傍らにあり、遭遇する事物や、それに対する各天使の対応を見ている。
と、呼びかける声に、アクアマリンの翼は淡い輝きを増した。
下問に応えるは凛とした声。]
襲撃は、我々がサイモンと合流した直後に。
(80) 2013/05/09(Thu) 23時頃
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[本隊より少し進んで、彼らの肉声が届かないところまで来ると、 天の軍勢に相応しい天使という仮面はすぐに剥がれる]
あーーーーーーっ。 やんなっちゃう。
どうして、天使って階級とか言葉遣いにうるさいのかしらねぇ。 お陰で慣れない物言いをして疲れたわ〜。
[悪逆の限りを尽くしていたマリエルも、 今や神の威光を正しく理解しその前にひれ伏す存在であったが、 表層的にあらわれる言葉や性格は厳格とはとても言えないものであった]
(81) 2013/05/09(Thu) 23時頃
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[ああ、このように己も思われていたのかと。不思議な感慨を抱きながら応える。 あなたも「てんしさま」なのだと言うかのように]
(あなたにもこんな日があったのですか……? 私も、いつかあなたのようになれる日が来るのでしょうか。
――ケヴィンさま)
[かつて彼女の魂を掬い上げた光を思う。 言葉よりなお雄弁に語る力強い背中を]
(82) 2013/05/09(Thu) 23時半頃
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[ヨラニエルの傍らに立つミルフィに、天青の瞳を向ける。 戦場のただ中で果て行く命>>62。 その魂を掬い上げた時、掛けた言葉を覚えているだろうか。]
Dominus quasi vir pugnator Omnipotens nomen eius 《主はいくさびと。その名は主。》
[ミルフィがその意を理解することを、 或いは問いかけてくることを、沈黙のうちに待ち続けている。]
(83) 2013/05/09(Thu) 23時半頃
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[かつて、どうしようもなく眩しく思えた「てんしさま」の>>65声。 心配をかけてしまったか、と。信頼を返すように笑みを返す]
はい。行きましょう、パティエル。
(84) 2013/05/09(Thu) 23時半頃
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[トレイルの声は快く響く。 迷い無き返答に、是、と頷きを返した。]
我々が目標を達成し、 心が天界へと飛翔する空隙を狙うのは、 敵なれば常套の手段。 天界の門に帰り着くその時まで、 一瞬たりとも気を抜くことはまかりならない。
しかし、サイモンの元に辿り着くまでなにもなければ、 我々の警戒が緩む暇もない、と考えるだろう。
牢獄の前に一度、大規模な襲撃があるとみるべきだ。
[トレイルの見識を讃え、それに付け加えて注意を促す。]
(85) 2013/05/09(Thu) 23時半頃
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しかし、憤怒の谷、か。
[噂程度には聞いたことはある。 峻険な山の合間を縫う、深く狭い谷。 一軍で、容易に塞げもしよう。]
―――無論。 なんであれ、主の威光を遮るものなどない。
[自明のこととして、そう口にする。]
(86) 2013/05/09(Thu) 23時半頃
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[そうしてほっと一息つくと、傍らの人物に話しかける]
ふふ、副隊長どのはやっぱりアタシに きちんとしていてもらいたいのかしらね?
一応、ああいうみんなの集まる場所じゃそうするようにしてるんダケド。 新しい子のお手本にならないでしょ?
[問いかけなのか独語なのか自身にも判然としていない。 ただ、自身で言葉を発することがないケヴィンには 自然と素顔を見せやすいのは確かだった]
……っと、ちょっとおしゃべりし過ぎちゃったわね。 これだけ瘴気に当てられていると、サイモンの神経が不安だわ。
急ぎましょう。
[《憤怒の谷》を目指して速度をあげる]
(87) 2013/05/09(Thu) 23時半頃
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[斥候に出た二柱は既に視力では捉えられない彼方]
[声なき副隊長の傍らで、字通りに羽根でも伸ばしていようか。
ローズマリー 旧い名を呼ばう形へ唇は動いた]
『彼、羊の檻の中に留まるとも。鳩の翼は白銀をもっておおわれ、その羽毛の黄金をもっておおわれるごとし』
(88) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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[知識だけでないものを教え与えてくれるジェフェルの、「試し」と「諭し」にも似た眼差しをラピスラズリの明眸は見上げる。]
牢獄に至る前に一度、大規模な襲撃が… 先遣隊を分けたのは、少人数となって襲撃を誘うためでしたか?
…ええ、予測される襲撃に、不意はつかせません。 むしろ、先遣隊と連携をとって挟撃という手も。
[導かれる声に宿るのは知的で曇りない敬愛。 だが、出過ぎた意見はしないよう、そっと翼を肩に寄せる。]
(89) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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[>>75名を呼ぶミルフィの声に、頷きを返す。 頭を垂れる鉾使いの姿は、まだ御使いを崇める者のそれに近い。
けれど、いずれは――]
参りましょう。
[>>84まっすぐに微笑みを向けてくるヨラニエルへ、同じ視線で応える。 共にある、仲間]
(90) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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[牢獄。《憤怒の谷》。聞こえ来る言葉に眉を顰める。
癒しの光をすぐにでも、届けられればいいのに――願えども、今は信ずる他はない。 彼女にできるのはかつても今も、祈ること。
想い、祈れば光輝は増し、天使たる身となったヨラニエルの祈りは、それそのものが力となり得る。 うっすらと守るように不可視の想いの翼が広がる。 空気に混じる邪を祓うように抗うように、ただ静かに聖なる力が増していく。 少しだけ、空気に優しさが加わった。
この光さえあれば、正しき光があれば。信じる心が「ちから」だった。 そして、必ず届くと信じている]
(91) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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[小隊の長たる御使いが口にするのは、聞くもおぞましき谷の名]
……山をも裂くほどの、「憤怒」……
[神の怒りは、憤怒などではない。 地を裂き、雷を落としても、それは戒めを与えるためのもの。
激情の名を冠したその場所に、同胞は囚われているのだろうか]
……サイモン。 もう少しだけ、待っていて。
[水晶の照らす闇の先を、見つめた**]
(92) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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[小隊に合流して以来マリエルと言葉は交わしていない。時折交錯する視線、あるいはまた。
左の手を握り、感触の記憶を醒ます]
[出立の前、天の門前においてマリエルの左腕へ触れた。 嵌められた銀の腕輪へ滑り、掴む強さまでは見せず柔く。
篭めた念いは、無言のうち––つまり言葉足らず]
(93) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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[トレイルへ向ける視線は柔らかい。 その明晰なるを嘉して、指先を頬へ伸ばす。]
ゆえにこそのケヴィンだ。
[声に宿るのは、揺るぎなき信]
―――挟撃の形となれば、 我々の優位はより増すだろう。
そのように試みるとしよう。
[意見を容れ、翼を合わせる。 白光とアクアマリンの光が、互いに響き合った。]
(94) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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ー 偵察隊 ー
[本隊を離れるや否や、言葉を崩したマリエルに、くしゃり、と笑みをこぼす。 心地よい戒律も、清らかな祈りも、彼女には堅苦しいものらしい]
[だがすぐに、表情を引き締め、行く先を指差す。 先を急ごう、ここは気を抜いていてよい場所ではないと。 例え、彼女から見てここが故郷であっても、故郷の方は彼女をもう、仲間とは見てくれないだろうから]
(95) 2013/05/10(Fri) 00時頃
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[隊が進む先を見据える厳しい視線が、 ほんのいっとき、微笑に変わる。 先行しているマリエルとケヴィンがどうしているか、 容易に想像できたため。
マリエルが魔であったころのことは知らぬ。 だが、なぜ自分の隊に組み入れられたかの経緯は 上官たる天使より聞かされていた。
マリエルの腕にある銀の腕輪は 聖性を付与するために使徒の翼を織り込んであるらしい。 その一部が、己のものだ、と。]
(96) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[それが真実か、確かめたことはない。 腕輪を通じて力を送ることもできる、 いざとなれば、掣肘することもできる、 とも聞かされたが、試したことも、試そうと思ったこともない。
いずれにせよ、マリエルは隊の欠くべからざる一員である。 それだけは、確かな事実だった。]
(97) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[――……―…―…… …
あの日も祈り続けていた。主よ、神よ、お救い下さいと。一心に。 ただ命が喰い潰されていくばかりの時間。 ヨーランダはただただ己の身ではなく子供らを、寄る辺なきものたちの未来を祈った。 祈りは彼女のいのちを削った分だけいのちを与えた。
やがて費えるその時に、絶望ではなく希望を得て逝けたのは物言わぬ天使の輝きに迎えられたからだった]
(98) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[欠くべからざるのは、他の者も同じこと。 白銀の射手たるパティエルもまた その妙技で己と隊を幾度も救ってくれた。
同じ使徒として、自分が小隊を任される以前より、 幾度か共に戦いへと赴いたことがある。 肩を並べ、背を預けて戦ううち、 友情と呼ぶべきものが、己の中に芽生えるのを覚えた。
だからだろう。自分が小隊長となったとき、 隊の一員としてパティエルを呼び寄せたのは。]
私の後ろを、君に任せたい。
[そんな風に要請したのだ。]
(99) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[>>89襲撃を予測するトレイルと隊長の会話に、案ずる気持ちが湧かないと言えば嘘になる。 と同時に、あの方ならば大丈夫と思う気持ちもまた大きかった。 それに――]
(マリエルさまもいることです……)
[当のマリエルが何を思うかは露知らず。 純真にただ、魔界をその身を以って知る心強い方だと信じている**]
(100) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[索敵の合間、隊列の状態を確認し、自身の配置の微調整をする。 右後方中空には敬愛する小隊長ジェフェルとその参謀たるトレイルの姿。 ジェフェルが持つ水晶が先遣する二つの光が向かった方へと光を伸べ、隊の行く先を示し続けているのが見えた。
その下方にあるはノックスと同じ殉教者であるヨラニエルとミルフィ。 想いを力とし、治癒を得手とするヨラニエルには幾度か世話にもなったか。 ミルフィについては未だ知らぬところも多く、その実力も未知数。 けれどジェフェルが直々に召し上げたと言うのだから、敬虔たるや篤いものを秘めているのだろう。
その後方に輝く白銀の使徒パティエル。 静たる佇まいは周囲に冷静さを生み、白銀の弓より放たれる矢は行く先導く一条の光として周囲を鼓舞する。 その姿に己が士気を高めたことは一度や二度ではない]
(101) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[右方に立つエリシェバを見遣れば、位置を隊のやや前方へと移していた。 それぞれの配置を鑑み、それに倣いノックスもやや前方へと進み出る。 常は門番として佇む彼の姿は幾度も見かけていた。 背に抱く羽は自分とは異なる形をしており、それ故に帰依した者であることが知れる。 しかしそれはここに於いては些事に過ぎない。 主の下に居るものは、須らく信頼すべき同胞なのだから]
(102) 2013/05/10(Fri) 00時半頃
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[ケヴィンの指差す動作を見やると>>95 言葉にはせず頷き返すのみ。
瘴気に当てられるのはサイモンだけではない。 自身も、また噎せ返るほどの濃い瘴気に顔を顰める。
ここに長くいたらどうにかなってしまうかもしれない。 胸に去来する心持ちは怯え。 此処はもう馴染みの故郷ではなかった]
(103) 2013/05/10(Fri) 01時頃
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[力を奮い起こそうと、 右の手に鞭を挟んで腕輪ごと左腕を掴む。
出立前、クラリシエルがそっと触れた柔らかい手の感触>>93 そして、その腕輪に織り込まれているという ジェフェルの勁く美しい翼に想いを馳せる>>96
魔族であった頃には存在をせせら笑っていた、仲間たちとの絆。 それが今は何にも代え難いと――思う。
瘴気を振り払うように翼を広げて 敵の目をくぐり抜けるように細心の注意を払って闇の中を滑空すると、 やがて山間の奥深く裂けた谷《憤怒の谷》が眼前に見えた]
(104) 2013/05/10(Fri) 01時頃
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― 《憤怒の谷》 ―
……いくらこそこそ隠れて飛んでいるからたって、 やけに敵さんに会わなかったわね。
[その事実に不審を感じながら]
向こうさんもこういう時だけは利害が一致するのか、 珍しく連携とってるのかもね。 サイモンを見つけた瞬間に襲い掛かられたりして……。
ま、だからといって探さないのはガキの使いよねぇ。
[推測が目撃情報になれば。 小隊参謀の言葉>>78に従うべく、 峰に沿って谷を急降下していった]
(105) 2013/05/10(Fri) 01時頃
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