196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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[柔らかに笑み、見えぬ涙を零しつつ。 始まりの『愚者』の顔をして。
嗚呼それも。
繋がる『未来』のなければ、誰も知り得ぬ *冬の御話* ]
(247) anbito 2013/01/17(Thu) 04時半頃
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病人 雷門は、メモを貼った。
anbito 2013/01/17(Thu) 05時頃
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― と或る港町の商館 ―
嗚呼……糞ッ、御前さんも頑固だなァ。
[もう幾度目の押し問答となるか。手を変え品を変え交渉してくる此の福耳男、いっそ其の耳たぶ引っ張ってやろうかとも思うが押しとどめる。 一応雇い主であるからだ。 ――未だ、今のところは。]
きっかり一年。 此れは最初から決まってたんだよ。 本日を以って己は此処を辞める。 幾ら積まれても折れねェ、諦めな。
[眼鏡を外し、己は溜息ひとつ。 何故斯様なことになっているかと云えば、話は一年前に遡る。]
(248) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時頃
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― 回想:一年前 ―
[と或る港町を歩いておると、偶然武士と異人との争いに出くわした。両者の言い分、聴いていれば何やら些細な誤解が生じている様子。聞いていられなくなった己はぱっと出て行って其れを仲裁したのだ。 其れを見ていた福耳持つ恰幅の良い男に、はっしと腕を掴まれた]
己に、「通訳」を? 御前さん、本気で其れを云ってんのか。
[曰く男は商人で、異国語を理解する人間を捜していたらしい。 然して己とて人探しの旅の途中。笑って断ろうとすれば、金なら幾らでも積むと懇願される。]
……ったく分かった分かった、受けてやるよ。 然し期間は一年こっきりだ。其れでも良いのか?
[金に目がくらんでなぞおらん―― とは、云えんが。 人の多い港町ならば、捜し人の手がかりひとつ見つかるやもしれぬ。然して、たまには人助けのひとつもしようと思うたのがひとつ。 斯様な派手な黄色衣には、己はどうも弱いらしい。]
[然うして己はどういうわけか、此の港町で通商に携わることとなった。]
(249) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時頃
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[四十近くにしてはじめた慣れぬ仕事。 いちいち求められる契約書には骨が折れたし、送られて来る荷物は己とて見たことの無いものばかり。異人を狙う悪党どもの暴力沙汰に巻き込まれることもあれば、若い娘が一人、商船に潜り込んで海を渡っちまったと云う珍事なぞもあった。
忙しい日々の合間を縫い、港町を訪れる者達に聞きこみを続けた。
然し一年掛けて得た収穫といえば、芙蓉の紋の薬売りの評判が上々という噂に、かの晩のことは矢張り夢では無かったのだと安堵を得たことぐらいか。]
(250) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時頃
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[果てしない聞きこみに疲れれば、己は異人館を訪れてすてんどぐらすの前に立つ。 趣味といえば其の位。 其れすらもただ、遠き黒の館に思い馳せるばかりだ。
異教の開祖の復活を描くすてんどぐらすに、己はぼんやりとかの童子を弔った者はいたのだろうか、と考える。 考えても尽きぬこと。童子は、自らのことは何一つ語らずに消えてしもうた。 故に己は、童子の魂が『Heaven』に在ることだけをひっそりと祈った。]
[―――然様にして月日は流れ、また雪の季節が訪れた。]
(251) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時頃
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― 現在:と或る港町の商館 ―
[其れから押し問答を続けること16(0..100)x1回。 漸く―― 漸く、福耳の旦那を唸らせることに成功した。]
次の職なんざ決まってねェよ。 元々根無し草だったんだ、死にゃァせん。
[行先を案じられけらりと笑う。 いまでは己が身を包むは襤褸で無し。然し布が上等にいくら変われども、色だけは変わらぬ青朽葉。此れもまた襤褸になるのだと思えば笑いも溢れる。 然様な己の様子を見ていた福耳旦那、『斯様な話があるのだが』と、一通の文を差し出した。]
………… 学校?
[聞き慣れぬ言葉に、己は首を傾げる。]
(252) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時頃
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[福耳旦那は、「学校」を寺子屋の如きものだと説明した。 知人であると或る商人が異国流を真似て建てる、武家や商家の子弟を集め異国の物事を伝える施設だという。 然様な施設の師匠役に、己に白羽の矢が立てられたというわけだ]
はァ……。 時代は、どんどん変わっていくものなのだなァ……。
[己は、かの屋敷で赤の提灯職人と交わした言葉を思い返していた。 かの男は此の変わっていく時代を、いま如何見ているのだろうか―― 然様な事を思いながら住所を見れば、此処より幾分か西方。
と云うよりも、己が命を救ったかの教会に程近い場所ではないか。]
(253) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時頃
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[己は文に目を落としてしばし熟考した。――然うして]
………分かったよ。 其の話、受けてやろうではないか。
[まるで、定めとでも云うべきものに呼ばれているかのように思ったのだ。
それに、其れは無論此の日ノ本でも初めての試みであろう。己のような者に任せるとは依頼人もまた変わり者だが、変わり者の名こそ天下に響く。]
[己が名をあたらしき時代の香に載せて運んでいくならば、 何時か捜し人のもとへも届くであろうと、信じているから。]
(254) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時頃
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― 西方の教会 ―
[学校への挨拶を済ませた後、己は世話になったあの宣教師のもとに顔を出すべく教会へと向かう。 到着した頃は既に夕刻。 色硝子を通して赤き日の差すに、己は一時ただ目を奪われた。]
……おや、宣教師は居ねェのか。 相も変わらず襤褸っちい教会だなァ… ―― ん?
[ようやく宣教師の不在に気づき周囲を見渡せば、蹲りなにやら書き物をしている坊主が一人。どうやら此の坊主は坊主で、難しい問題に没頭するあまり己の姿に気づいておらぬらしい。 其れを覗きこみ、ひょいと紙を取り上げる]
なになに……。 "Blessed are those who believe without seeing me."
「見ずして信ずる者は幸なり。」 ……さね。
[驚く童子を見下ろして、己はにっとひとつ笑ってみせた。]
(255) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時頃
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[坊主は近くの家の子であり、此の教会に通っているらしい。其の語り口から身分卑しからぬ家であり、教会通いはお忍びであることが伺えた。 聖書を見つけたは良いものの異国語がちっとも判らぬ。お願いだから教えてくれ―――然様なことを頼まれたのも束の間。 漸く夕陽が差していることに気づいたのか、坊主は飛び上がった]
あー…… 分かった、分かった。 今度此の近くに学校ってのが出来んだ。 暇なら坊主も通ってきな、幾らでも己の知識を教えてやる。
だからそら、日が暮れる前に帰ってやれ。 今頃其の世話係が心配しているだろうよ。
[時を気にしながらも未だ懇願してくる坊主に向け、ひらりと手を振る。すると坊主は礼を云ってぺこりとひとつ頭を下げ、己にくるりと背を向けた。 家の躾が良いのだろうと、ひとつ笑う。]
(256) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時半頃
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……あ、そうさね。
[走る坊主の背を呼び止めた。 不思議そうにする坊主に、己はひとつ畏まり]
ところでつかぬ事をお聞きするが、 己は慶と申す者だが、御前さんの名は何と云ったかな。
[何時か、何処かで口にした口上で問いかける。 すると坊主が口にした名に、己はひとつ目を瞬かせた]
(257) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時半頃
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[其れは、己が決して忘れはしない名。]
…… 『正次郎』 ?
[襲いかかる郷愁をほろりと口から零すように、其の名を呼び返した。 然し、其の問は直ぐに間違いであったと識らされる。 己を見上げてにやりと一言。 「祥慶」の「祥」なのだと坊主が云うたからだ。]
『祥慶』 ――――…、
[目出度きことの兆し。]
(258) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時半頃
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………っは!
[此奴、中々才気のある坊主ではないか! 坊主が去り一人となった教会にて、己は何やらとても嬉しくなって、遠慮もせずにくっくっと笑い出してしまった]
此奴ァ随分とお目出てぇ話だなァ。
嗚呼……。己が身にも、なにか良いことが有りそうだ。
[其れは微かな予感。 否――― 其れを人は恐らく、『希望』と呼ぶ。]
(259) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時半頃
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[坊主との出逢いが、己にとっての祥慶と成り得るだろうか。
懐の小石を握り締め、己はゆぅるりと考える。 然し――若し其れが期待はずれであったとしても、 己は未だ希望を抱き続けることが出来るだろう。
いつか、どこかで。 美しいひかりのなかで巡り合うことを、
己は、いつまでも―――― 「信じている」**]
(260) wiosna 2013/01/17(Thu) 06時半頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
wiosna 2013/01/17(Thu) 06時半頃
芙蓉は、そしてしごと いろいろ表のことも考えてきます**
mmsk 2013/01/17(Thu) 09時半頃
芙蓉は、寝ぼけて変なactした記憶ならあるけど見つからない。よかった。
mmsk 2013/01/17(Thu) 10時頃
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[共に、と声を交わしたまだ幼き面影>>8:-69が、不意にぐにゃりと歪んだ。水面に石が投げ込まれたかのように。美しい鏡面が、罅割れたかのように。]
きっと……
否、必ず――……
[頷きて、その腕を取ろうとした。『おるごおる』を掴もうとした。しかし指は空回り、歪んだ視界は白雪に沈んでいく。何故、と。どうして、と。
まるで全てが夢であったかのように 泡と消え、全てが逆さに戻りゆく。]
(261) oranje 2013/01/17(Thu) 13時頃
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[極彩色の洋館、その中で見た『も・の・とおん』の中庭。 積もる雪、流るる赤、深い闇。
果敢無き闇、落ちる背、悴む足、冷たき瞳、弔う手、笑う眦、細き声、駆けし猫、猛き華、聡し蝶、熱き指、――
その刹那に見えた紺鼠に手を伸ばす。俯いた、それでも眩しい明かり。『おるごおる』の音のような哀しさを持った人。届かず、やはりそれも空を切り、泡となり行くその前に。
今度こそ、守ると。一緒にいると決めた、彼の人へ。]
必ず、貴方と――
[小さき箱から流れ出した哀しき旋律は、やがてはその声をも掻き消して]
(262) oranje 2013/01/17(Thu) 13時頃
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[湖の近く、佇むような建物。 黒い異国の、蒸気機関。 飾り立てられた、大広間。
ああどれも、西洋の夢物語語る絵画のようで、絵本のようで。 その全ての頁を捲り、遠い旅をしていたような。 果敢無き夢を、見ていたような――]
(263) oranje 2013/01/17(Thu) 13時頃
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[虎落笛が鳴る夜は深く、冷たい。 男は一人、その名と同じように宵を渡り歩く。結い上げた長髪が静かに、背を追うように跳ねた。
時折口元から立ち上る、息の凍った白い靄が、目元に落ちる浅黒き影をぼかす。世界の全ての色が彩度をなくし、白と黒とその中間とで構成されているよう。
この色を、確かこう表現するはずだ。]
……も、の、とお……ん
[馴染みがないはずの響きがどうしてこうも、胸を締め付ける。
――否、本当は知っている。その理由も、その意味も。 だから目の前に現れた黒き衣と紅き瞳の少年に、男はただ表情を歪めた。]
(264) oranje 2013/01/17(Thu) 13時頃
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――そうだな、……哀しく、ない。
[口から滑り落ちた声は、少年が姿を消して暫くの後に辺りに響く。 泣いていた、あの幼き少年の前で、どうして哀しいと言えようか。]
(265) oranje 2013/01/17(Thu) 13時頃
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[胸に満ちるのは虚しさ、耳に残るは『おるごおる』の音、瞳に焼きつくは守ると決めた人の姿。 全てが満たされぬというのに。 それでも、決めた一つは。]
…………、生きなければ。 生きて、いかなければ。
[もしまた、彼と会えるなら。守り通すことが出来る希望があるのなら。 その明かりあればこそ、“哀しく”ないと。
故に男は、一歩踏み出す。 粉雪舞う宵闇の中、朧月を探すように、静かに**]
(266) oranje 2013/01/17(Thu) 13時頃
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―港町―
我等姉妹、両親に旅立たれ、母の実家を頼る旅路でございます。 髪を切り男の身なりをしておりますのも道中の心配があればこそ。 妹は病弱ですが、薬代はあまりに高く。
どうぞ憐れと思い、お恵みを。 1日だけでも構いませぬ。何か仕事を下さいませぬか。
(267) k_karura 2013/01/17(Thu) 15時半頃
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[女である事を隠すことなく、お嬢様は仕事が欲しいと方々に頭を下げて回りました。宿屋の玄関で客の足を洗うことも、井戸水汲みも、畑を耕すことも、異国の館で子守りをすることも、商隊警護に当たることも、厭いはされませんでした。
生き方も在り方も変えたお嬢様でしたが、『木原平太』の名前だけは変えませんでした。『木南沙耶』の秘密を知ってしまえば、残る手掛かりは平太の名前だけでしょうから。変えることなど出来なかったのです。]
ん、なんだ? まこと。私の手をじっと見て。 左様な事。構わぬ。必要だからやっていることだ。
いいから。まことは早く体を丈夫にすることを考えよ。今のままでは刀などとてもとても。
[ふわと柔らかな笑みを浮かべて、心配顔のまこと殿の髪を梳き、慰めるのでした。**]
(268) k_karura 2013/01/17(Thu) 15時半頃
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―街道―
[港町を出た街道でのことでした。 陽の傾き様に足を早めておりますと、前方より悲鳴>>198が聞こえました。見れば 白いワンピースを覗かせた>>182少女が腕を無頼の者に掴まれているではありませんか!
私のお嬢様にと、抜いた刃の前を向けるのでした。]
(269) k_karura 2013/01/17(Thu) 15時半頃
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[追い剥ぎの人数は小規模でしたが、数度斬り合い隙を作って逃げるので精一杯でございました。]
……ふぅ。ここまで来れば街も近い。 奴等も追ってはくるまいよ。
そなた、どこぞ怪我は――
[怪我の是非を問いますと、その方は背にかかる白髪を揺らし、青い瞳をお嬢様に向けるのです。目尻と口許の赤もまた印象的でありましたが、お嬢様が屍に施した通りの装いでしたので、驚きに唇が震えます。]
かめ、きち……亀吉なの、か?
(270) k_karura 2013/01/17(Thu) 15時半頃
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[土に汚れた亀吉殿の頬に掌を宛がい、じつと青色を覗き込みました。そうして、ふと表情を緩めるのです。]
嗚呼、亀吉だ。 ――変わらず、綺麗な青をしておる。
……ふっ。その格好は如何した。家は如何した。 亀吉、亀吉……。また、また逢えた、な。
[お嬢様は俯かれ、泪を一粒溢されました。夕陽が眩しいのだと、強がりとともに。**]
(271) k_karura 2013/01/17(Thu) 15時半頃
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[極彩色の洋館、その中で見た『も・の・とおん』の中庭。 積もる雪、流るる赤、深い闇。
果敢無き闇、落ちる背、悴む足、冷たき瞳、弔う手、笑う眦、細き声、駆けし猫、猛き華、聡し蝶、熱き指、震える銀糸――
その刹那に見えた紺鼠に手を伸ばす。俯いた、それでも眩しい明かり。『おるごおる』の音のような哀しさを持った人。届かず、やはりそれも空を切り、泡となり行くその前に。
今度こそ、守ると。一緒にいると決めた、彼の人へ。]
必ず、貴方と――
[小さき箱から流れ出した哀しき旋律は、やがてはその声をも掻き消して]
(272) oranje 2013/01/17(Thu) 17時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
oranje 2013/01/17(Thu) 17時頃
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―薄暮の街道>>269>>270―
[目前の暗い影は、刃を抜き、暴漢どもを怯ませた。 私はただただ必死に、助けてくれたその人と、逃げに逃げた。 どんな風体の、人相の士であるか。その声の聴き覚えも。 逃げている間、其処まで意識する余裕は無かったのだが――、
追ってくる足音ももうしなくなった頃。 街も近い、と。怪我は、と気遣う声に安堵した時。 私はその響きのいろに気付き、瞬いた。]
―――――…
[息を切らしたまま、私は剣士に振り向く。]
(273) sakanoka 2013/01/17(Thu) 20時半頃
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[髪は短く切られていたが、確かに――。 間近に見るその瞳のいろも。顔出ちも。背の高さも。 その肩越しにもう一人見えた、覚えのある人影も。 ああ、やはり、その凛とした声色も――。]
さや、
[私は濡らしたままの青い目で、その人を見る。 その人の震えるくちびるが、私の名を紡ぐ。]
沙耶、
[転んで少し痛んでいた頬に、掌の熱が伝わる。 胸の奥から出かけた声が、詰まる。 震える目に、確かに、その人の緩んだ面持ちが映る>>271。]
(274) sakanoka 2013/01/17(Thu) 20時半頃
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沙耶!
[俯いたその人を、抱き締めたくて、私は両手をぐっと伸ばした。 ごとん、と手から鞄が落ちるのもそのままに。]
ああ、逢いたかった。 あなたに、逢いに、此処まで、来た。沙耶、
また、あえた、やっと、あえた、 さや、さやぁっ―――…!
[強がれない私は、ただ其処に確かに居る彼女の前で。 差した紅も崩れる程に、咽び、声をあげて泣きじゃくる。**]
(275) sakanoka 2013/01/17(Thu) 21時頃
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芙蓉は、お邪魔虫な予感がしたので沈んでいる。
mmsk 2013/01/17(Thu) 21時半頃
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―薄暮から、宵に。―
[事の次第を打ち明けたのは、街に辿り着き、幾らか涙も落ち着いた頃。 未だ、路銀には十分な余裕がある――。 しのの顔色も少し見ながら(それが余計な心配だったと、しても)私はふたりに、今夜はもうゆっくりと休もう、と促した。]
家には、時折文を送るだけになりました。 お父様たちも、私が出ていくに不便は無いとのことで。
――ああ、ちゃんと、「捨てられ」た。
[何時か沙耶が言ってくれた通りに>>1:-295。 旅籠に掛けられた提灯を眺めながら、沙耶に。]
(276) sakanoka 2013/01/17(Thu) 21時半頃
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