196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 02時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 02時頃
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ああ…
[大丈夫だ、と視線を合わさぬまま頷こうとする。流した視線の先、新たな影に瞬いた、刹那。 薪も薔薇も、二つの匂いが消え去った。 香ばしい―――何かを焼いたような香りがした]
(9) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
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…………………いらない
[人も何も、欲しくない。 項垂れれば、長い前髪が表情を隠し、視線の合わぬまま、笑みを残し黒の少年は姿を消した。 それはきっと、瞬きの間に差し込まれた、須臾の幻]
(15) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
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[さて、意識を取り戻した男の前に、小鈴の姿はあったか。走り去った後ならば、応えようと開いたままの唇は、行き場を無くした雛のように間抜けに開いたまま。新たな人影に、]
…どうぞ
[と、道を開くよう少し後ずさった。 辺りは薪と薔薇の匂いに包まれ、重く圧し掛かるようだった]
(17) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
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[重い匂いを断ち切るような―――赤い、匂い]
…血
[そう、これは血の匂いだ。 温まって感覚が戻ってきている。今ならば、あの刀を下げた少年からも、同じ匂いがするだろうか。
ぽつり、零した後。 それ以上は口を開こうとせず、巫女装束の女が動かないならば、半ば押しのけるようにして居間を出ようと]
(23) 2013/01/01(Tue) 03時頃
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[響いた鐘の音、聞きなれぬ針の音。 現れた黒の少年。 匂い、匂い、匂い。
何処までが夢想で、何処までが本当か。 分からぬまま、表情を隠そうと、俯き加減に男は動き、視線の先は―――]
(28) 2013/01/01(Tue) 03時頃
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小鈴、
[何を、と。踏み出した足は小鈴の後ろ、声を交わすにはやや遠い距離で止まり はたり、と。名を読んだ口元を手で押えた。 応えが返る前に、と踵を返し、次の間へと、奥へと*向かう*]
(30) 2013/01/01(Tue) 03時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 03時頃
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― 玄関付近 ―
[掴まれた袖。呼ばれた慣れぬ名前]
『久慈、様…』
[脳裏に響く甘い声。細い、腕]
――――…やめろ!
[大仰なほどに腕を振る。その手が小鈴に当たろうが構いやしない。梃子摺ったかもしれないが、無理やりにその手を外すと、振り返らずに駆け出した]
(94) 2013/01/01(Tue) 15時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 15時半頃
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[玄関奥の大階段。見上げた先、踊り場に見えた人影に踏み出しかけた足は止まる。噎せ返るような重い、重い花の香り。
思い起こした あか に首を振り、廊下の先へまた駆け出して]
(103) 2013/01/01(Tue) 16時頃
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― 大広間 ―
[やがて行き着く、開かれた他より大きな扉。 もはや止まれぬと駆け込んで――知らぬ光景に足を止めた]
…なに、これ
[広い、広い部屋。 立ち上る食べ物の匂いと、未だ鼻腔の奥に残る薔薇の匂い。混ざった香りに、微かに*嘔吐いた*]
(109) 2013/01/01(Tue) 16時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 16時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 23時頃
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― 大広間 ―
[慣れない油っこい食べ物の匂い。重い匂い。 また少し、空気の粘度が増した]
だい…じょうぶ
[唾を飲み込み、一度固く目を瞑った。ふ、と息を洩らし薄く目を開ける。暫したってから、ゆるゆると首を振った。 カチカチカチ…と規則正しく響く音。 何の音かはわからなかった。それでも、一度だけ聞いたことがある音だと、記憶の引き出しが緩むのがわかった]
(170) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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み、ず
[再び閉じていた瞼をあげる。壁に寄りかかり少しずり落ちるような、中途半端な姿勢を持ち直す。差し出されたものに反射的に手を伸ばし]
………傘、みたい
[受け取ったそれは、傘とは違う硬い感触で。落とさないよう手に力を込めれば、水面が微かに震えた]
ありがとう、ございます
[視線を一度も合わさないまま、ほとんど気のせいかと思えるほど僅かに頭を下げた]
(175) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
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あの傘…柔い、傘だった、のです
[使い慣れないがゆえに何処かおかしい口調。 普段の幼子のようなそれから矯正されたものは、結局完成しないままで。
声音の優しさにも気づけない。 ただ、揺れる水面をじい、と見ていた]
(186) 2013/01/02(Wed) 00時頃
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[何かから――恐らくそれは、伸ばされた手ではなかった――逃れようと咄嗟にしゃがめば、手に持った器から水が零れ袖を濡らし、そのまま床へと滑り落ちた。
取り落とした薄青の敷物は透明な器を受け入れ、割れこそはしなかったものの、薄青は少しずつ濃青へと変わっていく]
(188) 2013/01/02(Wed) 00時頃
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[穏やかな声が耳に入る。 それに応えることはまだできず、空になった両手で口元を覆い、浅く短い息をいくつも吐いて、呼吸を整える]
ごめ、なさ…
[拒絶する、という意識はなかった。 掠めた手が怖いわけでもなかった。 くぐもった声で謝罪の言葉を幾つも紡ぎ、やがてそれは小さく、聞こえなくなった]
(200) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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[顔を良く見てないからかもしれない。 目を見れば、違うとわかるかもしれない。
ようやく整った息は手の内で温もりを帯び、湿った手をそろそろと下ろして着物に擦り付けた。
ゆっくりと頭を上げて、男の顔を見ようと―――]
(202) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
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[首を振った。強く、強く振った]
ごめんなさい
[呂律の回らない幼い口調で、けれどはっきりと呟いて、急いで立ち上がり――けれどそれは覚束なく、時間がかかったろう――そのまま大広間を出るため駆け出そうと]
(207) 2013/01/02(Wed) 01時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時頃
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[怯えた子供の目には目の前のことすらよく見えない。 声に、言葉に含まれた「優しさ」も「哀しさ」も。
ようやっと立ち上がった所へ差し出された羽織は、考える間もなく受け取り、一度掴んでしまえば、自分からは手離すことが出来なくなってしまった。それは、今は濃青に変わった敷物のように。 何かに縋らないと、立てないと]
……か、ざき
[不思議な響きだ、と繰り返した。 名乗るまでは、思考が追いついていなかった]
(219) 2013/01/02(Wed) 01時頃
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[廊下の先、明るい着物が目に入った。
小鈴が大広間に入ってきたことは、気づいていなかった。耳にも入っていなかった。けれど―――
手を、そっと握り締めた。 掴まれた袖。払った右手。触れたのは――?]
…こ、
[呼ばわりは、中途で止まる。 どうせ顔を合わせれば、何を言えばいいのかわからなくなるのだから、と。否応なく顔を合わせる次の機会まで、嫌なことを先送りにしようと。
そう、この館は―――閉ざされているのだから]
(220) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時半頃
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[そう、この館は閉ざされている。 開かない、と扉に向かっていた小鈴を男は見ていた。驚きはあったが、焦燥はなかった。此処に留まることはきっと、望んだ通りだから]
…ぁ、えっと…
[羽織りを掴んだまま、さて階段を上ってみようか、と考えていたはずが。背中を見ていたのは思ったより長い時間だったらしい。先延ばしにしようと思っていた矢先、気まずげに視線を泳がせる]
………悪かった
[言葉と同時に羽織りを握り締め、一瞬だけ小鈴の顔を見るとやはりそのまま逃げ出そうと一歩踏み出した]
(233) 2013/01/02(Wed) 02時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 02時頃
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[小鈴のあげた大きな声に肩を跳ねさせ、思わず足は止まった。視線を向けることなく、紡がれる言葉を、今度はきちんと考えながら聴く]
嫌なこと、て えと …………悪くない
[小鈴は、悪くない。具合も悪くない。 首を振りながら、そう言葉にし、口を開き下唇を噛んだ。もぞり、と羽織りを動かして、ややあって再び口を開く]
えと…気にしない、から 行っていい?
[大階段の方へ、と。逃げていいか、と聞いたのは、男にとっては大きな一歩だった]
(250) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
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……うん
[行ってらっしゃい。行ってきます。 交わされたことのないやり取り。 悪いことは何もないのに何故謝るのだろう。ついさっき、謝り通しだった男は、小鈴の笑みに内心首を傾げた。
そのまま向かったのは大階段。一家族暮らせそうな広さだった]
(268) 2013/01/02(Wed) 03時頃
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[一段、上がってみる。手に持ったままの羽織が膝に触れ音をたてた]
………
[足を戻し周囲を見渡した。誰の目もないことを確認すれば、袖は通さずに、そっと肩にかけてみる]
……寒く、ない
(272) 2013/01/02(Wed) 03時頃
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[けれど結局羽織は脱いで両手に抱えるようにした。そのままゆっくりと階段を上り始める。
踊り場にたどり着けば、初めて見る西洋の時計。その針の動きに、胸中言い知れぬ不安を見つけ、足を*止めた*]
(275) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 03時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 16時頃
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― 大階段踊り場 ―
[カチカチと響く音。音に合わせて動く針。 ああこれか―――一度だけ聞いた、あの屋敷で聞いた音。動く針の動きを指先で追った]
……変
[やがて飽けば背を向けて、更に階上を目指す]
(323) 2013/01/02(Wed) 16時頃
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― 二階 ―
[草履から覗く足袋が、柔らかなものに触れた。下を向けば、廊下は白銀の柔らかな敷物に覆われていて]
……冷たく、ない
[その場にしゃがみ、そっと触れてみた。 雪のようでいて、雪とは違う。 黒い館に白い廊下。鯨幕みたいだ、と脳裏に浮かぶ光景に首を振った]
(327) 2013/01/02(Wed) 16時頃
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[並ぶ扉。もし中に誰かいたらどうしよう、と開くことを躊躇っていれば]
……ん?
[響いた鈍い音に首を傾げ、音がした方から反対の壁へと無意識に後ずさりながらも、その扉を見つめていた]
……………え、っと
[何か、出てきた。ああそうだ、見かけたことがある。酷く顔色の悪い少女。さっきよりずっと、酷い顔だった]
(329) 2013/01/02(Wed) 16時頃
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…………
[かける言葉も、手を貸すことも、選べずに沈黙が暫く続いただろう。困ったように視線を下げれば、毛布が床を引き摺っていた]
………それ
[左手で羽織りを握り、右手で毛布の端を指差す。大丈夫か、と相手の顔をじい、と見て]
(331) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
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……なに?
[残念ながら、この男に何かを理解しようと努力する気概はなかった。音の出ない唇をいくら見つめても言葉はわからず。ただ部屋の中を指差していることはわかったから]
…何か、あった?
[そう聞いて、扉まで行くと部屋を覗き込む。なんだかわからない、と手に持ったままの羽織を握り締め、中に入ることはまだせずに]
(335) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
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[声と同時に駆け込んできた少年……には今は見えない剣士]
なにか、なんだろう
[いつの間にか半歩踏み込んでいた足をひっこめて、首を傾げる]
(336) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
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[覗き込んだ部屋は、思ったよりも明るかった。透明な器みたいなものの中で火が燃えている。きっと、それのせいだろう]
えっと…
[少し高くなった場所に人一人寝るには充分な大きさの柔らかそうな布団。布団、というには少し躊躇われる厚みだったが。 その上に、何か、人形が………]
なん、だ これ
[反射する青い瞳。 この館に青い瞳を持つ者がいると未だ知らぬ男は、見慣れぬその造形に、一歩踏み出すことができず固まっている]
(338) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
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