221 堕天の姦計
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―魔界・涙の泉―
[「ジェファ」の元へ向かうべきかと、顔を上げる。 今なら、この魔界の空を飛ぶこともできるだろう。 だが、すぐには身体が動かなかった。
深淵に落ちたという皆は、今どのような姿になっているのだろう。 落ちることもできず、光の使徒のままでいることもできなかった自分を、 皆は――どう思っているのだろう]
[首を振る。 償うと決めたのだ。責められるなら、それが自分の役目だ。 もう行く手を共にすることができない者がいても、それぞれが選ぶ道だ。
そう考えたとき、泉の向こうに人影が現れた]
(37) roku 2013/05/19(Sun) 13時頃
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[>>28自分の名をよぶ声の主は、痩身の男]
貴方は――
[片方の翼が折れてはいたが、淡緑の翼の持ち主「オスカー」でないことは明らかだった。 その抑揚は、彼ではなく]
クラリシエル……?
[かつて、光はまだそこにあるかと問うた者に似ていた]
(38) roku 2013/05/19(Sun) 13時頃
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―涙の泉―
[唯一知る名を呼べば、記憶にある御使いと似ても似つかぬ姿をしたその男は、笑みを含んだ表情で頷いた。 似ても似つかぬ、ならばこちらも同じこと。かつての純粋な輝きは、今や斑に闇を交えて、どっちつかずの姿となっている。
うつくしい、とまっすぐに評されれば、胸の奥が僅かに痛み、熱を帯びた]
世の救い手に……そう、成れると良いのですけれど。
[その望みは、今も変わらぬもの。だから、頷く表情は微笑。 触れてくる魂を、そっと受け止めた]
はい、ジェファ様のもとで、新しい道を。 迷うかも知れません、道を違えることがあるかも知れませんが、それでも。 この身の内にある、光と闇をほんとうに知るために。
――貴方は?
[行く、と言うのなら、同じではないのだろうと]
(40) roku 2013/05/19(Sun) 19時半頃
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―涙の泉―
[>>40魔物、と名乗る男の「祝福」を受ける。 暗い色の翼も、折れた翼も、「うつくしい」と思った]
……ありがとう。 使徒以外の何者かになるなど、考えたこともなかった私に、新たな在り方を教えてくれて。
いつかまた、会えたなら。 その時は……はい、私自身も、楽しみです。
[波立つ水面へ、斑に染まった手を浸し]
名を、教えて下さいますか?
(42) roku 2013/05/19(Sun) 21時半頃
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―涙の泉―
[>>43男が首を傾げるのへ、明るい笑みを向けた]
……そうかも知れません。それでも。 貴方は私を壊すこともできたのに、そうしなかった。
[天界から見れば、この姿は十分すぎるほど壊れているのだろう。 だが、今の自分は自らの道を選び取ることができる。選ぼうとすることができる]
だから、ありがとう……クラリッサ。 貴方の行く手にも、栄えがありますように。
[静かな泉に細波を残し、闇に溶け行く姿へ、そう言葉を贈った]
(44) roku 2013/05/19(Sun) 22時頃
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―そして―
[ジェファの興した王国の軍には、斑の射手の姿があった。 神に与えられた名とかたちをそのままに、 ただその肌も鎧も、不規則な白と黒に彩られている。
神に愛でられし射手、かつてそう評された弓の腕は健在。 天の加護を喪った後、たゆまぬ努力で身につけた。 光の矢と闇の矢を自在に放ち、敵を射貫く。
まだ若いこの王国を護るため。 全ての魂を救い、己の罪を償うため。 自分の力で、自分の道を。
――彼の魔竜に、己の真なる姿を見せられる日は、そう遠くはないだろう*]
(45) roku 2013/05/19(Sun) 23時頃
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