196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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[言い訳では無い、と。まるで揺らぎの無いこたえ>>118に、私は微かな息を呑んだ。 手の震えは心の震えでは無く、掛けた力に依る震え――だとは、この時判らなかった、けれど。
彼がみつに掛けた言葉自体>>31>>32は、降る冷たさの中、はっきりと聞き取れていない。 判ったのはそのすがただけ。 だから、何が生まれるというのか、私には何も判らなかった。 ただ言葉にするのは、その先に告げられたことにだけ。]
解ってる、 無為に殺めるなど、あってはならぬ、と、
[『理由』と『言い訳』、私はふたつを何処かでひとつに捉えていたのかもしれない。 けれどこの男の口が語る両者には違いがあると判る。 その違いを巧く覚るより前に、告げられる。私だって殺められることを。 ――そんな宣告さえ、彼は如何してこんなに、]
(146) 2013/01/09(Wed) 22時頃
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―― 居間 ――
[首を振るその様子>>130に、回した手で背を撫ぜた。守れなかった手、守りたいと願う手、人を殺してしまった手で。]
……謝ることは、ない。
[その涙は、己がために流してくれるそれか。 そうであっても、そうでなくとも。離されぬ手に、男の切れ長は穏やかに細められる。]
(147) 2013/01/09(Wed) 22時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 22時頃
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[引いていた腕から手を離し、明之進の貌に目を落とす。涙を拭う何かを探すことができればいいけれど、帯に結びつけた袋の中には、芙蓉から貰った薬と、彼から律儀に返された布袋>>72が入っているのみ。 僅か浮かべる苦いそれを隠すよう、首を傾ぐそれに伴いて結い髪は揺れた。
ゆっくりと、『おるごおる』の旋律は速度を落とし]
……落ち着いたか。
[男の衣に押し付けられていた彼の額に掛かる髪を、肌に触れぬよう払う。
かち、と。 最後の一音を立てて音が鳴り止んだ。
男の貌に浮かぶのは、微かな、『哀しみ』の宿る笑み。]
(148) 2013/01/09(Wed) 22時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 22時頃
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―中庭→1F廊下―
[あんなにも優しい男のようには、私は死者の響きを、穏やかには受け止められない。 彼が「彼女」と何を語らったのか、何を語ったのか。それも聞かぬままに。 冷たい死を突きつける白い庭から、私は身を引きずらせ、逃れて行った>>79。
そうして、どんな道を辿り彷徨っていたのか、覚えていない。 雪を避けても尚、何処からか、聞こえてくる気がする、こえ。 死んだ男の。殺そうとした女の。殺した女の。 異郷の陽の光の響きの。 懐かしくも無いのに、懐かしい歌の――。
私を追う者の生きた声>>142さえも、死んだこえの中に混ざって聞こえないまま。 ただ、いきたい――とだけ念じた果てに、其処へと、辿り着いていた。]
(149) 2013/01/09(Wed) 22時頃
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[―――――どたんっ!]
(150) 2013/01/09(Wed) 22時頃
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―書庫前―
[扉の前まで来た時に、其処に倒れ、意識が途切れた。 融けた雪は全身を濡らし、乾いた血、乾かぬ血と混ざり合い。 寄り掛かる形で打った扉に、床に、淡い濃色の水溜りを作る。
其処に掲げられた『Library』の文字も。 近くに在るそのふたりの影>>116>>141も、何も、見えて居なかった。**]
(151) 2013/01/09(Wed) 22時半頃
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亀吉は、右手の内には、未だ黒い銃身を握りしめたまま、だった。**
2013/01/09(Wed) 22時半頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 22時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 22時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 22時半頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 22時半頃
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[意識は声を聞く方にばかり向けていたし、視界は三冊の本を抱えていればそちらにばかり向いてしまって周囲にはうまく利かない。 だから、声色さやかな赤い着物の少女や、それを連れ唇を引き結んでいた平太の姿には、直ぐには気付けないままで。
数歩出ていって世渡介の声を聞いて、生きた人の声でようやく自身の感覚を取り戻した。 そういえば誰かとすれ違った気がする。 それが誰、とまでははっきり気に留めていなかったが、僅かに視界の端、鈴蘭が過ぎったような。 あぁ、と思い至って振り向こうとしたところで、派手な音>>150がした。]
――亀吉、さま!
[雪解けを含み重い着物に足を取られて転んだ、というような、生易しいものじゃぁない。 起き上がる気配がないとあらば、来た道真っ直ぐ振り返って数歩歩み寄る。]
(152) 2013/01/09(Wed) 22時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 22時半頃
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…うん、あの ごめんなさい 泣いたり、して
[顔を隠したい、と僅かに俯いてもきっと意味の無い距離。子供みたいに、と目元を赤くし、未だ手が櫨染を掴んでいることに気づいていない。 おるごおるが止み、静寂が通り過ぎれば、視線を泳がせながらも顔をあげ]
………ぁ
[これが雪解けだろうか、と小さく笑みを返した]
(153) 2013/01/09(Wed) 22時半頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 22時半頃
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おるごおる…
[巻きなおさなければ、とようやく手を離す。 離してから、握り締めていたことに気づき、ぎゅ、と拳を作ると隠すように手を下ろそうと]
あ、の 本 ありがとう、ございました
[表情を綻ばせたまま感謝の言葉を紡ぐ]
(154) 2013/01/09(Wed) 22時半頃
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[彼の手がやがて離れる>>154、暖められた空気が二人の合間に入り込み、その距離を思い知らされる。 下ろされる手を、追いかけてしまわぬように。 男もまた、拳を作り]
……いや。 楽しめた、かな。
[綻んだ表情が煌々と照らされる。その眩しさにまた積みし雪は解けゆく。 『も・の・とおん』を彼は見つけただろうか。鬼となってしまった己と、この洋館を繋げたそれを。]
(155) 2013/01/09(Wed) 23時頃
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……、……どうして、だろう。
[『おるごおる』の音のない居間にも、何かのざわめきが聞こえてくるよう。 すと、眼を細め、それは遠くを見るような。]
鬼に、……なりたくなど、なかったのに。 ……慶殿を、殺したくは、
[積みし雪の中、いまだ解けぬは罪し業。 解ける最中に流れ出すは、彼の前だからか。]
(156) 2013/01/09(Wed) 23時頃
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―書庫前―
[本を抱える芙蓉とすれ違う。 小さな会釈のみを向けようと思ったが、彼は深く思考にもぐりこんでいるらしく、此方へ視線を向けていないように見えた。
あのままでは転んでしまうのではないだろうか、と其の背を気にしていると、廊下に響いた、床を強く叩く音>>151>>152
亀吉が倒れた音なのだと、書庫の前へと視線を向けて気づく。 ぐっしょりと濡れ汚れた身体は力無く。 沙耶が駆け寄ろうとするならば、繋いだ手は離れてしまっただろうか。
"らいぶらりぃ"が何なのか、"あいびき"が何なのか。 知らぬ己には亡霊の声も、さして気にはならぬ侭。]
(157) 2013/01/09(Wed) 23時頃
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―書庫前―
[菱川殿よりも先に天宮殿をと広い屋敷内を歩く内に、書庫の近くまで辿り着きました。前方より本を抱えた芙蓉殿が見えたからです。 声をかけようかと逡巡されている内に、過ぎてしまわれました。 それ程貴重な本なのかと、先も本を抱き締めていた久慈殿を思い出します。]
いや。私の考えすぎだ。
[亡霊は何もしてこないでしょうが口賢しい事はしてくるようです。
『…は…らいぶらりぃにて…あいびき…か…』
樋口殿の揶揄う声に、振り上げた拳をすぐ横の壁に叩きつけました。]
然様な、こと!
(158) 2013/01/09(Wed) 23時頃
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楽しい…?
[何が、と混乱しつつも困っていないのならと口を噤む。 くろは見た。けれどやがて来るだろう灰色を恐れて放り出してしまった。 最後まで眺めれば、それこそ楽しい話もできたろうに。次があれば……と分からぬ先を考える]
(159) 2013/01/09(Wed) 23時半頃
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………
[薪の爆ぜる音を消すように、ぽろぽろと零れ落ちる言の葉を拾い上げる。慶の名を聞けば、再びあの色見本が頭をよぎった。 空の色。 灰色ではない空をくれた人。
死んで欲しくは、なかった。 それだけで、一度はこの手で、と考えたこともあった。けれど――]
(160) 2013/01/09(Wed) 23時半頃
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[何処かからかうような声音が聞こえる気がするが、無視だ、無視。 そもそも誰宛だかすら、わからない。 それなら自分がするべきことは、目の前の亀吉か。 壁を叩く音>>158には、軽く制止しながら。]
一応行き倒れの前や、荒事はよしたって。
目ぇ、開け。 聞こえとる?
[亀吉の肩に、頬に触れてみる。 動かない身体は酷く冷たくて、一瞬嫌な予感が駆け巡るが、違う。 手を合わせた場所は、じわりと熱を返してくれた。]
相当冷えとりますね。これだけ濡れりゃ当然のお話ですけど。 気付けの類は用意ない、起きるの待つしかない、といったところなんですが。
[それでも放置しておく訳にはいかない。 さて薬湯と着替えと火と、どれが先決か。]
(161) 2013/01/09(Wed) 23時半頃
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朧さん、が鬼と言っても …やっぱり、おれにとっては人、なんです
[人を殺しても笑える。きっと、泣ける。 温もりを分け与えることができる。 慶も、風伯も、あの輝く髪を持った鬼ですら、きっと]
……だから、その
[傷つかないで欲しかった。 けれど心を痛める人でいても欲しかった。 矛盾を処理しきれずに、先に払われた前髪をかきあげる]
……………よく、わからなくなった すいません
(162) 2013/01/09(Wed) 23時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 23時半頃
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[ドンと壁叩く音が重なりました。>>150>>151>>152 もう一方の音の元を見れば、扉前の血溜りに落ちた天宮殿の身が在りました。
一足遅かったというのでしょうか。 天宮殿を鬼とし、鬼退治があったのでしょうか。
芙蓉殿の声に、竦んだ背が伸びました。]
……言われずとも分かっておる。
[お嬢様が叱られたではありませんか。]
(163) 2013/01/09(Wed) 23時半頃
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[結い髪を落とし中庭で嘆いた、あの時からは随分と前を向けるようになった。それでもまた心の底に燻るものは消えゆかず。 だから、不意に唇から零れた弱さは、雪解け水の甘さなのだろう。抱きしめたぬくもりが未だ手の中に残る、彼への。]
……いや。
俺も、わからない。 ……だから見つける必要が、ある。
自分の手で。
[明之進に言うのではなく、己の中に落とし込むように。ああ、と低く漏らしたため息は、彼へと向けて]
(164) 2013/01/09(Wed) 23時半頃
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[先に天宮殿に寄ったのは芙蓉殿でした。>>161 志乃殿を気遣いながらお嬢様も傍にと駆け寄ります。
ブーツや裾が濡れるのも構わずしゃがみ、手を鼻先へと伸ばして吐息を確かめてから漸く眉間の皺が消えます。]
ただ、冷えているだけなら……然様か、良かった。よかった。
そこの――いや、この部屋は駄目か。
[見上げた先に「Library」の文字を見つけ、相応しくないと首を振りました。 『ひとごろし』の声には、首を横には振れませんでした。
男と振舞うお嬢様自身も、ひとごろしなのですから。]
薬売り。大広間なら火も、ある。穢れが残ったままだが、ここからは近いはず。
(165) 2013/01/09(Wed) 23時半頃
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[やがて男は、長椅子の片方に腰を下ろした。 隣に彼が座るかどうか、促さずにただ動かず。]
……しかし、……
不思議だ。
[燃え尽きぬ暖炉の炎。 煌々と館内を照らす灯り。 そして窓の外は相変わらずの――闇。]
夜が、明けない。 ……、もう、陽が昇ってもおかしくは、ない。
[館の扉が開けられぬと気づいたときから、この洋館の中をさ迷い歩いた。短く見積もっても、夜明けが来てもよい頃合だろうに。]
……、永遠に。 出られぬと、思うか?
(166) 2013/01/09(Wed) 23時半頃
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[答えは、自らの手で。 俯くように頷いたまま、骨が入った懐を拳を作った手で押さえた。これは答えを相手に求めようとした証。このままでは…いけない、と]
おれも…探します 全部よくわからないままだから、それじゃ 駄目だ、って
[人と言ってくれたから人になろう。 モノノ怪といわれた黒い気は押し込めて あれが、鬼かどうかは…確かめなければならないけれど]
(167) 2013/01/10(Thu) 00時頃
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……生きとるから、安心し。 ごめんな。
[おそらく、無意識であっただろう行為。 咎めてしまったのを、柔らかく謝罪しながら。]
やっぱり、皆に聞こえとるんな。 どういう絡繰なんだか……
[ゆっくりと深く息をつくが、しかし今はそちらに意識を回していられない。]
大広間。そうしますか。 居間の方にも暖炉はありますけど、近いほうがいいでしょう。
世渡介さん。おるんやろ。
[菱川世渡介その人の、鬼探しの目的を知らぬから。 男手があるに越したことないと呼びつけるが、さて。]
(168) 2013/01/10(Thu) 00時頃
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[解放のやり方も何も知らない、己は芙蓉と沙耶のやることを眺めるばかりで、手も出ない。]
(169) 2013/01/10(Thu) 00時頃
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[手を離し、朧が腰掛けた椅子の柔らかさを確かめる。座れば、そのまま前を向けば火が目に入る長椅子。 背凭れに手をつき、とん、とん、と数度叩いて首を傾げた]
不思議、だらけだ
[座るか座るまいか、考えながら相槌をうち、結局ほとんど朧の方を向くように、半分あぐらをかいて腰掛けた]
(170) 2013/01/10(Thu) 00時頃
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―回想・大広間―
[刀は武士の魂、神器であろうと、人斬りの道具という面は拭えません。 志乃殿の見せる包丁は生活の為のもの。
どちらも人を活かすものですが、刀は台所に相応しからず、包丁は魂に相応しからず。>>132
見つめる志乃殿から視線を離す事はありませんでした。>>133 確かに願いであったからです。 今までに聞いたどの声よりも、どの言葉よりも、はきりと断られました。>>134 反対にお嬢様の声は弱く。]
主は、生き様を見つけたではないか……。
(171) 2013/01/10(Thu) 00時頃
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おれは…
[出られるか、どうか。その考え方はなかった。ただ――]
出られなくて、いいと 思って …それだけ、です
(172) 2013/01/10(Thu) 00時頃
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[手を出さず、と言うよりも何をすべきか戸惑うような赤着物には、うってつけの仕事がひとつ。]
勝手場へ行って、湯沸かしてきてくれる人が必要なんですが。 お願い、聞いていただけます?
[もし聞き届けてくれるなら、薬缶へ湯と、それから置きっぱなしの小桶に水も汲んできてくれれば有難いと、告げる。 断られるなら、自分で行くまでのこと。]
(173) 2013/01/10(Thu) 00時頃
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沙耶は、咄嗟に菱川殿の名を呼んだ芙蓉殿の口を塞ぎます。
2013/01/10(Thu) 00時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/10(Thu) 00時頃
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んむ。 なにすん……
[呼びつけて直ぐ、口元を塞がれ。 若干の息苦しさと話しにくさで、抵抗する。 出てしまったものは戻らない。これ以上執拗に呼ぶ気はないが、世渡助が聞きつけていたらもう間に合わぬ。]
(174) 2013/01/10(Thu) 00時頃
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[芙蓉のお願いに、少し戸惑って>>173 沙耶の方を見てから、彼女もそうして欲しいだろうと判れば、ひとつ頷いた。
一人で湯を沸かせるのかは不安だったが、おみつがやっているのを見た>>0:344ので。 きっと、大丈夫、だと思う。]
(175) 2013/01/10(Thu) 00時頃
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