196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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[氷を踏みしめる裸足の裏。 痛むのは冷たさの所為、だけでも無かったのかもしれない。 凍える手は、その時するりと拳銃から抜け落ちて――、 私は雪の上に膝を突く。近い地面に、赤を更に纏う刃が落ちるのが見える>>29。
こうして、傘無き傘の男が、私とみつを止めていた。 ――の、だったが。]
(56) 2013/01/08(Tue) 22時半頃
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―― 居間 ――
[その場所に、男は足を踏み入れた。 慶とすれ違う間際に、その声を聞いた場所。 明之進と共に、『おるごおる』の音を聴いた場所。 そこはぽっかりと無人にて、煌々と暖炉の赤だけが目に眩しい。
卓の上には、誰かの残した茶器が置かれたまま。 それに手を付けることはなく、長椅子にゆっくりと腰を下ろす。
――静寂と、火の爆ぜる音。 ここに来たその時と、何も変わらぬと言うのに。]
……聞こえない、か。
[小鈴が聴いたという、誰のものともわからぬ声音。 しかしこの不思議な洋館で微かな夢を描く。もしも死人と話せたら、そんな果敢無い幻想を。]
(57) 2013/01/08(Tue) 22時半頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 23時頃
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―大広間―
[暖炉の横に下げられた足袋を見て、 大広間に在る、タロットカードを始めとした幾つかの細々としたもの>>2:#6>>2:#7>>2:#8は全てサンタクロースからの贈り物だと思い至りました。 スピネルの眸の異人女が表紙を飾る雑誌も。
此れもでしょうかと手を伸ばしたのは唐傘でした。 風伯殿が持っていたものと同じかまでは覚えておりませんでした。
異国の祭事。ならばと見上げますと壁際に宿木が飾られておりました。 呪いの宿木でございました。
そんな折、不意に声が聞こえてきたのです。 『を…った』と。]
――っ
(58) 2013/01/08(Tue) 23時頃
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……な、ぜ、
[雪の上、私は立ち上がれぬまま、その光景をただ見るばかりだった。 男がみつに言葉掛ける、あまりにも 優しい、すがたを。 老いて荒れて尚強い指が、女の首に触れ――締め上げるのを。 ――命奪ったその人を、抱き締め弔う様までを。
雪の静かに混じるこえ。 私はかじかみ震える手を、黒い銃へと漸く伸ばし。 片手を血に染めた男を、青い目でにらみ、白い息を吐く。]
(59) 2013/01/08(Tue) 23時頃
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―――あなただって、結局は、それを言い訳に!
[声も潜めず叫ぶ声は、おのれ自身にも突き刺さる。
『あんさんもあたしも、言い訳が欲しいだけでしょう?』 それは私が殺したウトから、さいごに突きつけられたこえ。 みつの刃の意志を見て、引き金を引こうとしたことだって。 それを言葉にして告げるならば、結局は―――…]
(60) 2013/01/08(Tue) 23時頃
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[刃を隠すように廊下を歩き、二階へとあがるべく大階段の前。
血に濡れた足跡は幾つも、其の中に珍しい履物が混じれば、気付き易く。
手当ての手伝いをすると、己は沙耶へと頷いたのに、用事を済ませ駆け付けるのには、休んだ時で遅れてしまったようだ。
申し訳なさを感じながら、其の足跡の続く先へと向かう先を変える。]
(61) 2013/01/08(Tue) 23時頃
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[扉を開けた先、廊下に人影はあったか。 しろを染めたあか あかはいずれくろへと変わっていくだろう]
……
[自らを守るようにぐ、と腕を掴む。足音を立てぬように、鬼を起こさぬように、廊下を進み、さっき女が入っていった部屋の扉を開けた]
いない、か
[誰もいない部屋。 それだのに、何処からか声がした。首を竦め慌てたように扉を閉めその勢いで廊下を進む]
(62) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 23時半頃
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[雪の静かは静かに非ず。 六花の中に、ひらり、はらりと混じる、幻かもしれぬこえ。 この時私には、未だそのいろも形もはっきりとは聞こえずに。 ただ――何故か胸を鈍く刺してくるような響き。]
………誰、なの、
[一度手放した銃に手が届いても、それを雷門に向けることはこの時、無かった。 着物の膝、羽織の肘越しの白い地面が、冷えた銃身が、こえが、身を痛めつけ、動きを鈍くする。]
(63) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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[まだ夜明けは来ないのだということは窓の外の暗がりからも分かるのです。では、丑三つ時でしょうか。パチリと薪のわれる音だけが響くはずの室内で、何方かの密やかな声が聞こえるのです。
ヒョーヒョーと、鵺が、鳴くのです。]
何処に、いる……。姿を現せ!
(64) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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[ふと、何処かから聞こえる声に足を止めた。]
――、?
[首を回して辺りを見渡しても、其の声の主の姿は見えず。 そもそも其れは声なのだろうか、と疑問を抱く。 曖昧な響きを持つ、音色。]
(65) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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[あかは避けて大階段を下りる。 一階に下りて止まりかけた足。骨の上、色無地を握り締めそのまま玄関の扉へと歩み寄った。
開かないことは知っている。 そして、やはり外に出たいわけではなかった。
扉に背を預け、首をめぐらせた]
(66) 2013/01/08(Tue) 23時半頃
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…鬼がいるなら 姿が見えないのかな
[この館に入って来た時、広さに目が眩み満足に眺めることもできなかった。今は、薄暗い廊下に沈む影がすべて、あかに見えてしまうから。やはりじっとは見ていられない。 声から逃げるように、そして暖かさを求めて一番近い扉へと向かう。最初のあの時のように。開いた先、腰掛けの傍にいた二人がいることを心のどこかで期待して]
(67) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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[其の正体は、どう目を凝らしても見えず。 首を傾げて、止めていた歩みを続ける。
足跡を辿り、其の先は閉じられた大広間の扉。
取っ手へと手をかければ、中を確かめるようにゆっくりと開く。]
(68) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 00時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 00時頃
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[男は、揺らめく炎の暖かさに、暫し呆然としていた。 手の中にある自鳴音を、かりかり、と巻き、その暖かな空間へと満たしていく。]
……、……
[何か物音が、聞こえた気がした。 物哀しく、それでいて繊細な旋律の合間に、誰かの――ざわめきが。]
あなたは、
[問うても、答は帰るかどうかも知らず。]
(69) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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― → 居間 ―
きょうは ……寒い、よ
[うん、と頷いた。だから暖かい所にいて欲しかった。中庭に眠ることは知らず、まずは、と居間の扉を薄く開いた]
……朧、さん
[思わず、といった風に名を呼んだまま足は踏み出せず。背中は寒い廊下に晒したまま]
(70) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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[唇を開いた刹那、その空間の扉が開く。 『おるごおる』の旋律は揺れ、その訪問者に視線は真っ直ぐに向いた。
呼ばれる名>>70に、切れ長は瞬きを、ひとつ。]
……、明之進。 貴方か。
[無意識に、呼ばれたその名を辿るように呼び返し。彼の胸のうちは知らず、ただ僅かに唇は弧を描いた。]
……暖まるといい。
[踏み入れられぬ扉。 手招きはせどただ低く、声音は誘い]
(71) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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13番目? 何かあったん。
[彼女の話>>48は興味深いことが多い。気づけば話にばかり集中してしまう。
小鈴とそうして、いくつか話をしているうちに、ついに出てもいいか>>50と声があがった。 仕事の依頼をしたのはこちらだというのに、蚊帳の外にしてしまっていた。 本も既にいくつか積まれている。]
――申し訳ない。 勿論、ええけども、これ。
[朧に、小さな布袋を軽く投げ渡す。 じゃら、と重めの音がする袋。開ければ、丁度居間での取引の"多め"の分が入っている。]
(72) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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お仕事して頂いたんですし、お給金はきちんとせんとね。 こちら商人、金勘定はまからないのが筋なんです。
[嘘偽りのつもりなく、堂々と笑顔で。 背中を見送る前に、一言だけ残してから。]
(73) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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[促されれば、視線は足元と朧の顔を往復し、色無地から離した手は宙を数度掴んだ]
……は、い
[ややあって頷くと足を踏み入れ、扉を閉じた。 暖炉からはやはり視線を逸らし、それでも腰掛けの前へと回って――部屋に朧一人だと、確認する]
………
[続く言葉を持たず、無言のまま、腰掛けの前に立ちすくんでいる]
(74) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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[鋭い声>>64
広間の戸の開く音に、彼女はどうしただろう。 驚いたか、此方へと刃を向けたか、それとも。
彼女に会えたなら、己の手にした、刀には到底及ばない刃を見せよう。
其れから、さて。 続け聞こえてくる響きの正体を、彼女が知らぬ様子であれば、何ぞ見えぬものへと話かけてみようか。
無知故に、其の声が何であるかの見当もつかない、恐れを知らぬ声で。**]
(75) 2013/01/09(Wed) 00時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 00時頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 00時頃
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[交わされる言葉は少なく、ただ西洋の音律がゆっくりと居間に満ちていく。 切れ長は手元の『おるごおる』に落とし、そのまま眺めていたが]
――……ああ、座るか。
[長椅子の前で止まった明之進>>74に、場所を譲ろうかと腰を上げる。広い部屋の中、並び座るのも確かに居心地悪かろうと、結い髪を揺らし。]
……何か、あったのか。
[佇むその様子に、僅かその貌を伺うよう覗き見て]
(76) 2013/01/09(Wed) 00時半頃
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何か そう、何か ……また、人が死んだだけ
[腕の中から消えた本。手離した何かが今、目の前に]
…おれ、は おれも 鬼なのかな ぬえ、なのかな
だから…わからないから もう
[普段、あまり口数の多くない男は、やはり少ない語彙の中、混乱を表に出す。どうすればいいかわからなかった。何をしようと、あの灰色に手を出したのか、自覚するのが怖かった]
(77) 2013/01/09(Wed) 00時半頃
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[今までにも、不思議な形で誰かの声を聞いた気がしたことがある。雪に乗り、風に乗り、意識の中でぼんやりと。 けれどそのどれとも違う形で響く声は、「きこえはるの」、と。 私は、ここに、非ざる筈の声を思う。]
ウト、様。 如何、して、
[泣いているのか、笑っているのか、それとも――、 雪の中に舞い届く響きからは、上手く感じ取れない。 初めに抱いたのは戸惑いで――。]
(78) 2013/01/09(Wed) 00時半頃
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[背筋にひんやりと伝ったものは、きっと本当に身体の凍え。 殺した人の声がする。寒さのうちで、ふっと意識が暗く傾く。 ――死、の語がふわりと心に過る。]
……… だ め、
[死者たちの方を、雷門が居た方を一瞥する余裕も無く。 私は、何とか身を起こし、膝を擦り、屋根のある方へと――]
(79) 2013/01/09(Wed) 00時半頃
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病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 00時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 01時頃
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――……っ 人、が
[刹那息を飲む。また、骸が増えたのか。 乾いた破裂音はそれを示していた、のだろうか。中庭に並ぶ骸の数を知らぬ男は、薄き唇を結び。]
貴方は、…… ……明之進、だろう。
明之進という人を、俺は、知っている。
[鬼、鵺、と口走る彼をなだめるように。 『おるごおる』の音色を聞いた彼は、確かに――幼き中、柔らかな笑みを見せた。 故に彼がどうして、鬼になろうか。]
(80) 2013/01/09(Wed) 01時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 01時頃
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[扉の開く音>>75に柄へと手が伸びます。 開ききった時には抜刀を済ませて切先を入室者へと向けておりました。
部屋の奥から入口へは相当な距離がございましたが、奇怪な声が聞こえる声です。 何が起こるかは、分からないのです。]
―――ま
[紅い着物を纏う志乃殿に息を吐き、刃を鞘へと収めました。]
(81) 2013/01/09(Wed) 01時頃
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…人、かな そうかな 何も知らなくても、いいのかな
[人の命の、重さと軽さだけは嫌と言うほど知ってしまったけれどそれだけで。人とはなんたるものかと、わからぬまま、それでも朧の言葉に少しだけ、手の力を緩めた。 それでも、続く問いへの答えに、ぎり、と奥歯をかみ締める]
(82) 2013/01/09(Wed) 01時頃
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人、でしょう?
[情けなさに涙が滲んだ。 己の未熟さに腹が立った。
人であって欲しいと、願いを口にして]
(83) 2013/01/09(Wed) 01時頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 01時頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 01時頃
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うん。時計っていう物は、本当は12なんだって。 でも、音が13回鳴った。 だから、集められた人以外の、誰かが居るかもって。 木原様が。
[確か、そんなような内容だったなと。 思い返して喋りながら、自分で小さく頷いて。 そうしている内に、朧が席を立とうとすれば。>>51]
あっ。ごめんなさい。 また、お邪魔しちゃった。
[去る背にそう告げながら、向けられた視線には小さく頷いて。]
[芙蓉が何かを放れば>>72、それを目線で追って。 続く言葉>>73に、猫目はきらきらと。]
かぁっこ、いー。
[感嘆の声が漏れた。商人さん、かっこいい!]
(84) 2013/01/09(Wed) 01時半頃
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貴方は、人だ。 ……俺が、知っている。
[男はただそれだけを繰り返す。 たとえ何も知らずとも、今から憶えていけばいい。彼が『おるごおる』の螺子の巻き方を知った、そのときのように。 立ち上がれば彼を見下ろす形になるが、視線はただ、柔らかく。]
(85) 2013/01/09(Wed) 01時半頃
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