196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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[エントランスで話をしていると、そこを通りかかる姿と、扉へ向く視線に気付いて。>>339]
えっと。世渡介さん。 ……外に用事?
[ちょん、と、扉を指差しつつ。]
(346) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 17時半頃
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人の所業ではない? ならば慶様は、あの少年が人の子ではない何か…と?
[人の子ではないとしたら、神か仏か物の怪か…。 何れにせよ、得体の知れぬものは少々気味が悪い。]
「恐ろしい」、…そうかもしれませぬ。 けれど私は「知りたい」…の方が強いように思います。
[再び此方に向いた両の眼>>314に、そう返す。
そういうものだと知ってしまえば、 恐れることもなくなるのではないだろうか、 とは、胸の内。
今後起こる事柄を知らないが故の、 呑気な考え。
向いた眼の持ち主が、何かに幸せを感じているなど知らぬまま。 それを知る時は、訪れるのだろうか。]
(347) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
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>>346 子鈴はんやおましたかいな。 外に用事やゆうわけやありませんねやけど。 この扉ばかになてしまいましてな。
せやせや用事。 疲れたさかい休めるところ探してまんねや
[愛らし仕草に愛らし表情。 まこと可愛らしいおなごやな。]
(348) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
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[掛けてくれた声に、小さく頷く>>343
唇は動いても、音にならない。 部屋を去る背中>>345には告げきれず、其の腕をとん、と叩けたなら、ゆっくりと唇が、ありがとうと動いた。]
(349) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
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[志乃殿も久慈殿も、室内へと入ってこられます。 詫びるように頭を下げる志乃殿を手で制します。>>342]
いや。私でもあっても急に是れを見たのであれば驚く。 西洋のものに慣れぬあなたが驚くのも、無理はない。
……嗚呼、待て。
[刀を見た後何も言わず背を向けた久慈殿に声をかけました。>>345 脇差を1本、袴の帯から抜きます。]
考えはしないか。 もし――人形ではなく、無頼の者だったとしたら――などとは。
(350) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 17時半頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 17時半頃
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[腕に触れた手に振り返れば、「ありがとう」は理解できた。頷くでもなく、僅かに眉を上げて首を傾げた。 かけられる制止。振り返ったまま視線を流せば、剣士は短刀を抜いていた]
……だったら
[皆死ぬだろうか、否、それよりも]
…切るのか?
[この館に来てより怯えてばかりの瞳に、反抗的な光を宿る]
(351) 2013/01/02(Wed) 18時頃
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[気遣わせてしまった申し訳無さと、理解して貰えた安心とで複雑になりながらも、お侍の言葉には頷きで答え。]
―― ?
[脇差を袴から抜き、部屋から出ようとする彼へと問いかける剣士。 戸惑いながら、二人のやり取りを見詰め。]
(352) 2013/01/02(Wed) 18時頃
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うん。『ばか』になったみたい。 [その表現が、ちょっと面白くて。 小さく笑いながら、真似て返してみて。]
休めるところ? んー……。 一階は、ぐるぐる回ったけど、無さそうかな? まだ見てない所もあるけど。
……二階、かな?
[そう言って、朧の顔を、問う様に見上げる。]
(353) 2013/01/02(Wed) 18時頃
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>>353 二階か
[大きな階段昇った先か。]
これは朧はんでしたかいな。 先ほどはどうも。 涼しげな顔してにくいにくい。 色男でっせな。
で二人はどこぞに行かれますの?
[わしはこれから二階で寝ようか。 そう思いつつも二人も気になる。]
(354) 2013/01/02(Wed) 18時頃
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切る。
腕だろうが、胴だろうが、顔だろうが、何処だとしても。
[久慈殿の瞳に宿るのは何でしょう。 何を、擁しているというのでしょう。
まるで切る事を、刀を振るう事を咎めるような瞳を、じと見据えました。]
(355) 2013/01/02(Wed) 18時頃
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えっと。 しょーねん……この会の招待状くれた少年と。
[自分の招待状を取り出して、指差しつつ。]
アタシは、外に出られそうな場所も、探したいなって。 ……世っちゃんも、一緒に散歩する?
[小さく首を傾げた。 疲れたから休む、とは言っていたけど。]
(356) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
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……それを おれに、言うのは
[唾を一つ飲み込んだ。 意識して瞳に、肩に、足に力を込める]
おどしているのか ……怯えて、いるのか
[もしも本当に寝台に潜んでいたのが人形でなければ、声を出さぬこの女子も、自分も。剣士が駆けつけた時には死んでいたのかもしれないが。それでも
それでも、いいと―――]
(357) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
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>>356 せやなぁ
[休みたいとこではあるけども。出られへんのも困ったことや。]
わたしもついてってええんですか?
[冗談交じりで冷やかしつつも。 洒落にならないことあらば、いつかは役立つこともある。]
散歩ついてきますわ。 ええでっしゃろか? 朧はん?
[またまた冷やかしかましたけれど。 朧は反応示したやろか。 宵渡の旦那に小雀お嬢。 妙な取り合わせやけどついてきましょか。]
(358) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
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[脅しのつもりはありませんでした。 久慈殿は無頼の者ではないのですから。
怯えているのか。 唇を強く結んで否定を見せます。 是と言えるはずがないからです。>>357
例え命を落としたとしても、志乃殿と久慈殿が息絶えていたとしても、 四の死人の出さぬ事こそが、武士の在り方でしょう。
生きよという遺志を、曲げてでも。]
先の問いの、答えの続きだ。
[身を強ばらせる久慈殿を見据えたまま、脇差を元に戻します。]
(359) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
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[生きた志乃殿よりも顔色の良い人形を腕に抱え上げました。]
この部屋で休むのだろう。更に顔色が悪くなった気がする。 常の薬があれば早く飲め。
なければ―――
[増えた荷物をじと見つめます。 この人形を担保に薬を買えるだろうかとお考えなのでしょう。 人形は館のものですから、その考え自体がおかしいのですけれど。]
なければ尚の事、大人しくしていると良い。
[出ていこうとした久慈殿よりも先に、部屋を出たのでした。**]
(360) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 18時半頃
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ん。勿論、いいよー。
[猫目が細まり、にゃはっと笑う。>>358 確認する様に、朧に視線を持ち上げた。**]
(361) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
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[元に戻る短刀。ふ、と肩から力が抜ける。 頭の中は混乱しきり。珍しくも長く口にした言葉。何を言ったかあまり覚えていなかった。
武士――のつもりなのだろうか。 言葉にすれば、それこそ切られそうなことを考え、目の前を通り過ぎていく水色の着物を見送った。
その後思い出したように呟いた言葉は、耳に届いていればそれこそ先ほどの比ではない騒ぎになったかもしれないが。そう、想像するが故に低く、潜められた呟きだった]
(362) 2013/01/02(Wed) 19時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 19時頃
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[戻した机は、部屋に対して斜めだったが、それを気にするでもなく、部屋を出た剣士の姿が遠くなれば、ようやく次の扉を目指そうと、今度こそ一歩踏み出した。
どれも同じような寝台ならば、寝るのが大変そうだ、と考えながら]
(363) 2013/01/02(Wed) 19時頃
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[二人の間に、以前にどのようなやり取りがあったのかは知らない。 二人其々に、貫きたいものがあるのだろうと、思う。]
―― 、、
[脇差を元へと戻し、人形を抱えて部屋を出るお侍の言葉へ返事は出来ず。 水色の着物を見送るのは、対していた彼に似る。]
(364) 2013/01/02(Wed) 19時頃
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>>361 [笑い顔にはあどけなさ。 視線の先が朧に向かう。 微笑ましくもありますな。
今宵の闇は深いんやろかな。 落ち行く雪が照らしてくれれば。 道行く人も安心できる。 雪の明かりはあまりに儚く。 僅かな期待も消えてまんねやろな**]
(365) 2013/01/02(Wed) 19時頃
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[問いかけたい言葉を飲み込み、二人目の背中を見送った。 手にしていた毛布を、人形の寝ていた寝台へと戻す。
身体を休めるべき場所の、暖かく柔らかな感触を確かめ。]
……――
[されど、其処へと横になることは無く、部屋を出る。 廊下に二人の背はまだ見えたか。
水色の着物のお侍を、*探す*]
(366) 2013/01/02(Wed) 19時半頃
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[呟きを耳にした少女の反応は気づかずに、そのままへ屋を出て廊下を進んだ。柔らかい敷物のせいか、足音はほとんどなく。それは雪と一緒だと思えた。
そうしていくつか先の扉を開き―――*閉めた*]
(367) 2013/01/02(Wed) 19時半頃
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― 居間 ―
野薔薇――……?
[みつが隣で呟いた花の名>>344を、聞き逃さずに問い直す。 無論其の花を己は識らぬ。 ふたたび茶器を彩る小花を見る。]
ふむ、野薔薇か。
御前さんがそう云うのならそうに違いない。 またひとつものを識った。
[実際に野薔薇であろうと無かろうと関係あるまい。 此の花は野薔薇なのだと、己は信ずることにしたのだ。]
(368) 2013/01/02(Wed) 19時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 19時半頃
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[戸惑いがちに話すみつ。>>347 何処か怯えるが如き姿に、先程の青い眼の兎を思い出す。
みつの話は理解にそう難くない。 たねも絡繰もある奇術であると知れたほうが怯えずに済むというものだろう。それに奇術を見せられれば、その裏を暴きたくなるのも人の性だ。 然し、己は]
あやつの正体などは己は識らん。 が、童子のやらかしたことは 「奇跡」としか呼びようの無いものであろうよ。
[己は、たねも絡繰も無いものを見たかった。 正面より見たみつの表情を確かめ、視線は再び茶器へと]
御前さんとはどうやら違う考えをしたようだな。 己は……奇跡の絡繰なぞ、知らぬままの方が面白いと思う。
(369) 2013/01/02(Wed) 20時頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 20時頃
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― 居間 ―
え、えぇ…。
[訊ねるような声>>368に、びく、と。
違っただろうか。
蔦のある白き花弁――、秋には赤き実を付けた。 山野で見かけたそれを「あれは野薔薇というのだ」と、 教え聞いた遠き日。
窺うように、再び茶器を眺める慶の横顔を注視する。 「そうに違いない」とまで言われ、 元々さほど自信もあった訳ではなく、初めこそ戸惑ったが…。
相手の様子にふ、と小さな笑みを浮かべた。]
(370) 2013/01/02(Wed) 21時半頃
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[あの少年について知りたいと思った。 正体を暴く、などという大層な考えではなかったけれど。
それが慶の言う「奇跡」>>369というものならば、 そういうものだと受け止めよう、と。
そう思えるだけの拠り所が、 己にとってはまだ足りていなかった。]
奇跡、ですか。
[何度願い、夢見たことだろう。 喪った者たちが息を吹き返す様を、 我が子が再び、この腕に抱かれる熱を、重みを。]
(371) 2013/01/02(Wed) 21時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 21時半頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 21時半頃
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―居間から、鈴蘭の主が去りゆく前―
[暖炉の火が、ちら、ちら、と眼を焼くように照らす中。 私はただ静かに、瞬くその人>>319の瞳に。 ひそやかな声で交わすその言葉に、――青い眼をさらに丸くした。]
―――、……
[その時、私のくちびるは、囁くよりもよりはっきりと動いていた。 けれど声は、辛うじて聞こえるか否か程に擦れていた。]
(372) 2013/01/02(Wed) 22時頃
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―― 一階・エントランス ―― 中にいるなら……、会える。
[そのはずだ、と小鈴>>285に返した。いざとなれば扉を壊す選択肢もある、きっと何とかなる――それは、未だふわと浮かぶ薔薇の香に思考を絡め取られた、浮ついた思考だろうか。
そのうちに、この場に姿を現すもう一人>>339。 微かに頭を下げ、そちらへ向き直る。]
……、?
[世渡介>>354の言がよく理解できず、軽く首を傾ける。何かしただろうか、考えるがやはり思い当たることはない。 小鈴の視線を受け取れば>>353、小さく頷いて二階であることを示す。恐らく招かれた客の数以上には部屋はあったはずだ、と。
どこに行くかは、まだ考えていなかった。小鈴が言う>>356それにただただ任せていたが]
(373) 2013/01/02(Wed) 22時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 22時頃
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[そして、彼女からの名乗りがあった時>>320。 大きく瞬いた私にはその時、確かに――二つの名が聞こえていた。 一つは小さく呟かれ、もう一つはもっとはっきりと。]
木原、平太。
[私は、後者の名を、男としての名を、繰り返した。]
――ありがとう、ございます。 お名前、教えて下さったこと。
(374) 2013/01/02(Wed) 22時頃
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[私はそれから、黙って鈴蘭の君を見送った>>324。 彼女が去り際、何を見止めていたのか判らぬまま――。]
(375) 2013/01/02(Wed) 22時頃
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