196 Fiducia - 3rd:fragrance -
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、守護者が1人、追従者が1人、賞金稼が1人、人犬が1人、病人が1人、錬金術師が1人、狂人が1人、半狼が1人、首無騎士が1人、邪気悪魔が1人、弟子が1人、一匹狼が1人、鱗魚人が1人いるようだ。
|
ねえ。見て見て。パン持ってきたんだ。 みんなにはナイショだよ?
(0) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
抱えたパンは焼きたてそのもの。
館内に柔らかな匂いを運んでいく。
微笑む少年は誰の前にも姿を現す。
まるで粉雪を思わせるように。
(#0) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
[肉の薄い背が角を曲がって完全に見えなくなって仕舞う迄。 射干玉はじ──と、その背を見て居た。]
(-0) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
「気に入ってくれたかな?
君の為に用意したパーティ、君のために用意した人たち。」
(#1) 2013/01/01(Tue) 02時頃
柔らかな笑みで、柔らかな声で。
ともすれば美しい聖譚曲にも感じられよう。
ともすれば哀しい天華にも感じよう。
黒の少年は君達の目の前に現れて、ただ微笑む。
(#2) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
/* まじかよ
wwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwww
そこで首無!?
(-1) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
どんな質問を投げかけようと、黒の少年は答えない。
どんな表情を見せようと、黒の少年は笑んだまま。
この白銀に君達を閉じ込める。
透明な傘を手に、またもや少年は消えていく。
(#3) 2013/01/01(Tue) 02時頃
「これで君も哀しくないね。」
(#4) 2013/01/01(Tue) 02時頃
「Wish you a merry Christmas.
And a happy New Year...」
(#5) 2013/01/01(Tue) 02時頃
もうそこに、少年の姿は ない。
(#6) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
― 大階段 ―
[探検をするのなら処女地に限る――とは云わないが、足は自然と人の声の少ない場所を求める。 二階にはなにがあるのかと、こつりこつり階段を上っていけば、その途中に二つの姿が在った]
やや、其処のお二方。 話の最中に後ろを失礼するよ。
[ひとつ声を掛けて通り過ぎる事としよう。 そのために二つの姿に近付いた、その時]
(1) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 02時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 02時頃
|
/* \メモのアンカ日付まちがえた/
ゆりちゃんお帰りなんだよ。 …ってゆりちゃん、よな?>>0:198とかとても 灰がすくねええええええええ
さてオスカー君にあいましょうそうしましょう
(-2) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
|
― 一階・キッチン ―
[自分の言葉に返ってきたのは、頷き>>0:352。 先程から、女子の声を聞いていない事に気付く。
見るからに弱っている様。
外も寒かった。 健康体でも、上手く声が発せないこともあろう。
早く温かいものを、と動く。
家人がこのまま現れなければ、 食事もこちらで用意すべきだろうか。
茶葉を探すのと同時に、 どのような食材があるのかも頭に留めておく。]
(2) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
|
―大階段・踊り場―
[天宮殿は実際にブーツを履いたことがないようです。 雨や寒さだけではなく、草履よりも早く走れることや脚への防護にもなることまでは知らない口調でした。>>1:362]
雪にも、適しているのだ。 だから外の雪にも足が濡れずに済んだ。 機会があれば試すと良い。
一度履けば草履に戻れなくなるやも知れぬな。嗚呼、一番は履き物など脱いでしまうことだが。
(3) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
|
/* 錬金術wwwwまじかwwwww
初めてだぞ!! シリーズ初めて入れた役職引くとか、なんなの私は!! 老いぼれ爺だってやるときゃやるのよ! とかそんなんか、そんなんなのか!!
(-3) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
|
あっ…。これ、は…西洋の茶葉、でしょうか…?
[金属の箱を開けてみれば、 緑茶とは違うけれど、茶色く乾燥した葉っぱを見つけて。
くんくん、と匂いを嗅ぎつつ、菱川の眼前へと差し出した時…]
……っ! な、何の音、でしょう?
ここへ来てすぐ、動いていないことを確認した踊り場の大時計。 それが鳴った>>0:#10 などとは思わない。
唐突な大きな音に、顔が強ばる。]
(4) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 02時頃
|
[告げられた名>>361に、こくこくと頷きつつ。 居間を出ようとして、距離が近くなった明之進に。]
うん。でも。 久慈さんは、もう大丈夫なの? [先程まで、肩を震わせていたなと思って。 そんな風に問いながら、小さく首を傾げた。]
(5) 2013/01/01(Tue) 02時頃
|
|
──居間──
[雷門を見送って、居間の中を振り返る。 赤々と燃える薪が爆ぜて居るのは、初めて見る造りだが、ひと目で西洋渡来のものと判る暖炉だった。
中に幾人かの人の姿を認め、頭を下げる。]
お邪魔しても、よろしいですか。
(6) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
…―――っ、あ?
[踊り場を飾る大時計がけたたましく音を立てた。>>0:#10]
此れは…………
[それを合図として。 巻き戻る時計の針を、己は見た。 其処から起こるすべての奇妙な出来事の間、己は息を吐く間も無く]
(7) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
/* そんなわけで天声作業完了。 ねむ、い。
う、っぐぐぐ…。
(-4) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
[そこへ、何かの大きな音>>0:#10が鳴り響いて。 重なる声>>#12に。]
――……ッ!
[びくりと大きく肩を震わせて、薄らと涙の滲む目で、逃げる様に走り出した。 走る私を、時計の音>>#14が追い立てる。 時間を、つい先程に巻き戻したみたいに。]
(8) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
ああ…
[大丈夫だ、と視線を合わさぬまま頷こうとする。流した視線の先、新たな影に瞬いた、刹那。 薪も薔薇も、二つの匂いが消え去った。 香ばしい―――何かを焼いたような香りがした]
(9) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
――エントランスにまだ武士姿が見えた頃――
そうですね、忍冬は金創によく効きますれば。 ――今でなくてよろしいので?
[痛みに眉を寄せるのを見てしまったら、今すぐに入用なのだと思い込んでいた。 が、今でも取引ができようものを後で>>0:215と申すのだから、相応の理由が目の前の客にもあるのだろうと、算盤を仕舞う。]
では、後ほど。 もしよろしければ、またこちらからお伺いします。
(10) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
いいえ、瑣末なことなのですよ。 何たって貴方様は我々商人にとって全く当たり前のことを言いなすったのですから。 秘密は守りますとも、言われなくともね。 ただし当たり前こそ大事なこと。肝に据えましょう。
[続く耳に心地よい響きには、底の読めない笑みをにぃと浮かべて。 瞳の裏を探ろうとするのは、気付いていながら見せはせぬ。]
もしもお買い上げいただけるのでしたらうちとしてはまこと有り難いお話ですから、期待の一つも致しますよ。
[冗談で誤魔化すのは、さて通じるか。 通じなくとも、もう別れ時。]
(-6) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
/* ところでおまかせこわい 邪気悪魔、だと
デフォが雷門さんに朧さんでしたうわあ
とりあえず自分と沙耶さんにセットしてみる
(-5) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
哀しい? 哀しくない者など、この世の中に居りましょうか。
[とんだ不景気で、加えて大口客は皆舶来好み。 それでも艶姿で薬売りの口上述べる空しさ哀しさには、慣れすぎてその深さ気付けず。 疑問符浮かべた表情、その目が瞬きの間とぷんと暗くなる事も、自分自身では気づかぬままに。 少年との邂逅をほのめかす言葉>>0:252に口角あげるころには、すっかり元の黒鳶色。]
また会えますか。それは有難い。 ではその時に道聞きすればよいと、しばし宴を楽しむことにいたしましょう。
(11) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
[最後の忠告>>0:254は、少し困ったように聞き入れた。]
己の信条貫いて、斬られ恨むほどの人生でもありますまいが。 お優しい忠告、痛み入ります。
――ただ、困りましたことに。 そうしたお武家様は、あまりこのような薬を最近はお買い上げいただけないものでございまして。 この首も、まだ暫くは蝦蟇油の世話になる事もありそうにない、と言った次第でございます。
[首筋をついと指先で斬りながら、ゆるく笑い。 冗談めかしてその手をひらりと振ってから、階段を登る背を見送ることになった。]
(12) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
――エントランス:ウトと――
新しい血。雪に染みを作るくらいですから、血が多いか足の傷か。 何にせよ放っておけば酷くなる一方でしょうし、早く手当するに越したことはないでしょうね。
[確かに、廊下には目立ち難いが点々と赤い跡。 ふと、老爺とした会話を思い出し――そして、視界の端に過ぎったような、連れ立つ姿。 もしかすれば、と思うも、目が合いそうなら会釈をした限りで、詳しい顔立ちまではあまり覚えがない。 怪我なぞせんでよろしい>>0:308、というウトの言葉で、思考の脱線を止めた。]
ええ、健康ほど尊いものはありません。 皆々健康であれば平穏安泰で……うちは商売上がったり、と。
[ひょいと肩を竦める。常々纏わり付く二律背反だ。]
(13) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
熱冷ましも、いくらか揃えはありますが。 生憎万病の湯でも治らぬ病には、手立ての薬はありません故、お気をつけあそばせるのが良いでしょう。
[額ではなく頬に手添える>>0:312のに、病に伏せる熱ではなさそうだと、隅に置けない慶を見やる。 まさか自分の方への熱だとは、考えてもみない。]
ええ、宜しくお願いします。 うちも少ぅし、見て回ります。
[まずはあの老爺を伺おう。 傷病人はことさら気遣う姿勢であった。 雪見にと外を離れなかった男を動かした少女が、気がかった。]
(14) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
…………………いらない
[人も何も、欲しくない。 項垂れれば、長い前髪が表情を隠し、視線の合わぬまま、笑みを残し黒の少年は姿を消した。 それはきっと、瞬きの間に差し込まれた、須臾の幻]
(15) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
あまり、男を誘うようなことを言いなさるもんじゃぁありませんよ。 思わずまけてしまいたくなるでしょう。
[囁かれた紅い蝶の頬には、まだ常と変わらない笑みを向けるだけ。]
(-7) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
[背にかかる声>>0:339、はぁいと一声返して自分は血の跡を辿ることにする。 既に老爺自身と、ウトが出会っていると知らぬままに。 跡は、居間の方>>0:315へ。]
(16) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
[さて、意識を取り戻した男の前に、小鈴の姿はあったか。走り去った後ならば、応えようと開いたままの唇は、行き場を無くした雛のように間抜けに開いたまま。新たな人影に、]
…どうぞ
[と、道を開くよう少し後ずさった。 辺りは薪と薔薇の匂いに包まれ、重く圧し掛かるようだった]
(17) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
[中に、先程名を聞いた娘──小鈴の姿を見つければ、ひょこりと近寄り、声を掛けようと唇を開く。]
こ
[其の時──、何かの音が、重く長く、屋敷に響いた。>>0:#10]
(18) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
/* 亀吉君: 挟まるなどと、何にも気にすることはありませんよ? きにしない、きにしない。 天声はただのフレーバーですから。
とメモで謂いたくとも謂えないので、こちらに。 ほら、天声入ると色彩の見栄えが変わってしまうのでね。
(-8) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
[音は何度鳴り響いたことか。
ゴォォォオオオ―――――ン………
ゴォォォオオオ―――――ン………
ゴォォォオオオ―――――ン………
重く棚引く耳慣れぬ音に視線を僅かに周囲へと彷徨わせた刹那、唐突に、小鈴が走り出した。]
(19) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
[瞬き、紡がれる謝罪の言葉に>>1:365、お嬢様は頷き赦すのです。]
嗚呼、異人のように見える。 気を悪くされるな。
[更に一歩二歩と傍に寄り、首を傾げて視線を合わせようとされました。]
(20) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
/* さて、お犬様。 しかし吊られポジションであるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。 ぼくはあたまがいたいです。合掌。
きっとあれだね、殺されかかっても薬で耐えるんだね。ヤク中ヤク中っと。
(-9) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
[何処へ向かうやら。 かなり慌てた様子だったので、引き止めるいとまもない。]
……。
[小鈴が廊下へと飛び出す寸前に聞こえた微かな男の声を思い出し、千早の袖に隠れた白い手を、強く握り込んだ。]
(21) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
[天宮殿の青を覗き見れたのはどれ程の時間でありましたか。 ほうと感嘆の息を吐きます。]
硝子のように綺麗なものを、奇異とは思えぬ。私は。
その髪も、白髪の老体達とは比べ物にならず。 申し分あるまい。
[西洋文化を好ましく思っておられるお嬢様にとって、 異人は排斥するものではありませんでした。]
(-10) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
|
― エントランス ―
[その声>>0:#12は、館内から聞こえたのか、外から聞こえたのか。 外からなら、このままこの館に隠れていた方が良いのかもしれないが。 見つかったら、逃げられない気もするし。]
[館の外へ出ようと、入口の扉を開けようとして。]
開かない……!
[涙の滲む瞳。煩い心臓。 踵を返そうとして、ばさ、と、物音がすれば、大きくびくり肩を震わせて。 けれどもそこには、自分をこの館へと招いた黒の少年の姿があった。>>0:#17]
(22) 2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 02時半頃
|
[重い匂いを断ち切るような―――赤い、匂い]
…血
[そう、これは血の匂いだ。 温まって感覚が戻ってきている。今ならば、あの刀を下げた少年からも、同じ匂いがするだろうか。
ぽつり、零した後。 それ以上は口を開こうとせず、巫女装束の女が動かないならば、半ば押しのけるようにして居間を出ようと]
(23) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[夢のようなすべてが過ぎ去った後、 残るのは狂おしい程に広がる異国の華の香だけ。**]
(24) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
扉、開かなくなってるみたいなんだけど、開けてくれる? ゴメン、アタシ、もう帰らなきゃ。
[煩い心臓を努めてなだめながら、そう言うけれど。 返ってくる返事は無く。]
アタシのため? どういう意味……。
[そう問うても、やはり返事はなく、少年が姿を消せば。 何かのカラクリだろう、とは頭の隅で。]
哀しくない……。
[続く言葉の意味は、分からなかった。]
(25) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[階段を上がる足音>>1が聞こえ、樋口殿の出で立ちにさっと目を配ります。 招待客のお一人でしょう。 お嬢様は動きません。後ろを通るからと動く必要がないからです。
間近で響く鐘の音に緊張が走ります。 咄嗟に右手は柄を握り、鍔を浮かせた左腕には傷の痛みが小さく走ったのです。]
(26) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 03時頃
|
/* あっ
(-11) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[紺鼠の色無地を纏った、少し背の高い青年から返事が在ったのは、走り去った小鈴の背が、廊下の角を曲がり見えなくなった頃であったろうか。 やや間が空いた間に彼が見たもの聞いた声は、ゆりには未だ見えては居なかったが、何も問いはせず]
どうも。
[一言礼を云い、小首を傾げて青年の表情を見遣った。
呆気に取られたように、唇を開けた顔。 咄嗟の小鈴の逃走に驚いたものと見えるが、真相は知らず。]
(27) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[響いた鐘の音、聞きなれぬ針の音。 現れた黒の少年。 匂い、匂い、匂い。
何処までが夢想で、何処までが本当か。 分からぬまま、表情を隠そうと、俯き加減に男は動き、視線の先は―――]
(28) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
/* 鐘と針の音わすれてたよばかあ>< という誤魔化し発言
(-12) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
―まだその音の鳴り響かない、大時計の前―
[実際にブーツを履く女子は、雪道にも適している、と今体験してきたような話し口で語る>>3。 以前に聞かされていたこの舶来の品の利点、他にも幾つかあった気はしたが、直に履く機会もなければ忘れてしまったままだった。 だから、この彼女の勧めは、信じていた。]
はい、是非に。
………、
[――履物がなければ、雪道は無事に歩けませぬ。 実際に血の滲む裸足で此処まで巡りついた者が居た等と思わぬまま、私はほんの少しだけ疑問を抱いてもいた。 純粋に動きやすさの点で裸足の方が良い、などの解釈もここでは思い浮かばなかったのだ。]
(29) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
小鈴、
[何を、と。踏み出した足は小鈴の後ろ、声を交わすにはやや遠い距離で止まり はたり、と。名を読んだ口元を手で押えた。 応えが返る前に、と踵を返し、次の間へと、奥へと*向かう*]
(30) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[そして、より確かな言葉で女子は言う>>20。 異人のように、と。 そのまま、彼女の方から距離を詰められる。
「気を悪くされるな」、とも彼女は告げていたけれど。 しかし、その手が伸びてくることが無くとも、私はまた少しだけ身構えた。 勘違いを赦されたことへの安堵より、この目を覗き込まれつつあることへの緊張が勝る。
――結局、少しの間、私の瞳は女子の視線と合わさっていた。 その時微かに耳に触れたのは、娘の息遣い、囁くかのようにも聞こえる声。 青い眼が大きく瞬き、僅かな間息が止まる。]
――――、
[私は、ほぅ、と息を吐いた。微かに、声が零れた。 少しだけ、目許が緩んでも居た。]
(31) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[何処か陰のある青年の脇を通り過ぎ中へと入ろうとしたゆりの耳が、ぽつりと零された呟きを拾う。]
……血?
[僅かな血の香を嗅ぎ取る程の鋭敏な嗅覚はゆりにはない。
只、手拭いの下の疵はまだ痛み──熱を発して居たから、己の血が香ったかと、視線を踵へと落とした。]
(32) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
あなた、お姉様と同じようなことを言う。
(-13) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
――居間近く――
[血の痕を辿り、着いたのはまた暖かな大部屋だ。 戸に手をかけようとした所で、屋敷中聞こえるのではなかろうかという音で鐘が鳴る。 ゴォン、ゴォーーーンと余韻を引いて、けたたましく鳴るその音に、何か唯ならなさを感じて視線を彷徨わす。]
――おっと。
[その隙に、まろぶように走り出る姿、もうひとり、ほっそりした男の姿。 二人と真逆に、手をかけるまでもなく開いた戸の奥を伺い見る。 白装束は見覚えもあった。先に雷門翁と連れ立って歩いていたのも、確かこの白装束。 エントランスの方向から何か声がするものの、反響してうまく聞き取れず。 ならば、と戸の奥へ踏み入った。]
(33) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 03時頃
|
哀しくない? 死んだら、哀しくならない、とか?
[涙が一粒零れて、頬を伝った。**]
(34) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
/* 最初はエントランス→居間→廊下とかおもってて 勘違いに気づいてエントランス→廊下→居間なのはわかったんだけれど ええっと
あれ? まあいいか(ねむい あとで・・ふろ・・あいた・・
(-14) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[手拭いに滲む あか を目にし、巫女の唇が描くは下弦の月。
己を押し退けて小鈴を追い掛けようとして居た青年に、その表情は見えなかったかもしれないが。]
(-15) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[時計は未だ見ていない。 なれば時戻るも知らぬが――針の音が、やたらに耳につく。]
もし、お嬢さん。 貴方様も呼ばれなさった方で?
(35) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[鈴蘭の女子の前に居て、ふと耳に届いた男の声>>1。 通り過ぎ行くらしいその男に、瞬いて。 ふと振り向こうと、して――、]
っ!
[突然に響き渡る音色は、すぐ傍に在る大時計から。 私は思わず耳を塞いだ。左手の内の異邦の文が絹と擦れる。 掻き消えそうな程に混じる誰かの声。 花の香りの中で確かに伝う、温かな匂い。 そして畳まれた傘、紅の眼――そう、黒いわらべのすがた。]
(36) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
>>0#10
えらい大きい音でんな
>>0#12
…音だけやない。 なんや人の声も聞こえますで
[>>0#14 0#15 うわー。ほんまやめてほしいわ。 怖い怖い。なにこの音。なにが起きてるん。 おなごの前で格好悪いこともでけへんし。 まずは唖の娘の方を見て安心させな。]
お嬢はん安心しい。わたしがおります。 おみつはんも安心してください。 何かが起きたらわたしが何とかします。
…それとおみつはん、それお茶でいいと思います
(37) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
/* しかし、本名が太助ってのは決まっているんだが、姓が決まらんでね 姓ってどんなのがいいのかな……家紋で決まったりしないのかな
(-16) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
>>0#16 >>17#
…なんや小僧か。どこ行ってたんや。 ここお前の家か? ああ、ちゃうねん。ちゃうねん。喉渇いてもてな。お茶をな。貰おう思てな
>>1
「気に入ってくれたかな? 君の為に用意したパーティ、君のために用意した人たち」
ぱーちー? ああそうやったな。 やっぱりお前はここの子かいな。 みなはん読んだのはお前なんか。 聞きたいことは尽きひんのやけどな。 なんせ色々ありすぎて。
なあおみつはん。お嬢はん
(38) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[今度は姿が見えなくなる迄見送りはせず、居間の中へ。 長い髪を高く結い上げた、背の高い男>>0:140に挨拶をするより先に、ゆりの足は止まった。
射干玉は、部屋の中央辺りをじいと見詰めて居る。]
(39) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[所在を問う声>>1:#12は、雪道で浪人が発した言葉と重なります。 じりと左足を下げます。 建物の内では西洋を真似ずに履き物など脱げば良いと>>29思っておられましたが、時計の針が逆巻くなど怪異が起これば撤回したくなるものです。]
少年!
[芳ばしい香りに眉を寄せ、少年の紡ぐ言葉に息をのみます。]
(40) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[落ち着けわし。何が起きてるんや。 この童どこから来たんや。
――幽霊――
ないない。そんなのあらへん。 見たない。見たない。見なあかんのに。 小僧の方を見ることでけへん。]
(41) 2013/01/01(Tue) 03時頃
|
|
[異人じみた装いの中、私の見たことのある異人のうち、何処にも見覚えのない、紅い灯の瞳。 黒いわらべの告げた言葉は、何故にはかない声に聞こえる。 かれがうかべた柔らかな笑みは、何故に、――哀しい。]
まっ て 、
[私はわらべに、手を伸ばしていた――、 舞う雪、風花のよう、無くしたすがたを掴むことは叶わない。 私は右手を力なく下ろし。 ただ、暫し呆然と、天井を見上げていた。**]
(42) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
亀吉は、館で下駄を脱ぐこと思いつくのは、何時のことになるのやら。**
2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
「これで君も哀しくないね。」
なにが哀しいや!
>>#6 ……あれ、どこいった。どこいきよった
[あり得へん。おかしい。]
おーい小僧
[おかしいおかしい。]
隠れてないで。どこいったんや
[冗談やめてえや。]
大丈夫です。おみつはん。お嬢はん。 わしが居てはりますさかい
[ほんま堪忍してください。神様、仏様。]
(43) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
|
[ゆりが見詰める先に、立って居るのは黒衣の少年>>0>>#0。 初めから其処に居たのだろうか。 小鈴や青年に気を取られて居て、全く気が付かなかった。
射干玉は紅の双玉に吸い込まれる。
鼻腔を擽る香ばしい匂い。]
ぱん?
[少年の言葉を鸚鵡返しに繰り返し、首を傾げた。]
(-17) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
[背後で聞こえた声>>30に、勢い良く振り返る。 そこに居たのは、追っ手ではなく。 口元を手で押さえる様子、踵を返すのを見て。]
久慈さん……!
[とととっと駆け寄り、がしぃっと、着物の袖を掴んでしまう。 頭の中は、何一つ整理できていないけれど、一人で居るとパニックを起こしそうで。 とてもとても、怖くて。**]
(44) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
|
わたしの ため……? [>>35背から掛けられた声に、直ぐには気付かぬ様子。 僅かに開いた朱唇が、掠れた声を発した。]
(45) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
|
[やはらかな笑み。やはらかな声。 抱えた籠に入ったものの匂いとは知らねど、嗅ぎ慣れぬ香りもまた、やはらかに。
なれどゆりは、少年の云う意味を捉えかね、迷う。]
(-18) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
|
2人目か、それは喜ばしいな。 主の姉が稀有ではないという証であろう?
[身構えた天宮殿の大きな瞬き>>31と、目許の僅かだが緩む様に、 お嬢様もぱちと瞬くのでした。]
……私は、変なことなど言ってはいない。
(-19) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
やはり、茶葉でよいのですね。 急須の代わりになりそうな物も見つけました。 後は湯が沸くのを待つだ…
[言いかけて、あの少年の姿が視界に入った>>#0。
扉は――、
……開けっ放しだったかもしれない。 そこから入ってきたのだろうか。
何かいい匂いのものを抱えて、その少年は立っていた。]
(46) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
|
[射干玉から、光が消える。 感情の窺えぬ、漆黒の瞳が少年を見詰め]
わたしの ため──…?
[暖炉の薪の爆ぜる音にさえ掻き消える小さな声で、もう一度問うた。]
(わたしが かなしい から?)
(-20) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
|
貴方、は…
[言葉を紡ごうとして、菱川の言葉が先に少年へと投げかけられる>>38 「なぁ」、と振られて、]
えぇ、貴方様は… どうして私をここへ招いて下さったのですか?
[疑問を投げかける。
けれど、返ってくるものは何もなかった。]
(47) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
|
[声はかけたが、反応はなく。 一点見つめる視線の先に、探し求めていた童を見れば、動かぬ少女にも得心いった。]
ああ、なんだ、こんなところに。 帰り道を後で――
[聞いても、と続けるより先に、童が口を開く。 君の為に用意したパーティ、君のために用意した人たち。 すぐにはその言葉の意味するところに気付けずに、瞬く。]
うちのために、何をしようって。 うちはこんなぱぁてぃなんぞ、開いてもらえる謂れもないし、してほしいなんて言うたことも。
[笑ったままの童に、困惑行き着くところまで行って言葉を重ねる。 しかし返答はなく、笑みの形が崩れることもない。]
『これで君も哀しくないね』
[それを残して、また黒は煙と消えた。]
(48) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
|
わたしは
(おれは)
かなしいの?
(哀しんで居るのか?)
(-21) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
|
[一つに束ねた濡羽色の長い髪が、ふるりと揺れた。]
…………ない。
[小さな、掠れ声。]
(49) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
|
……わからない。
[揺れるは髪のみならず。 低めのやはらかな声もまた、戸惑うように揺れた。]
(-22) 2013/01/01(Tue) 03時半頃
|
|
[己の声にハッとして、背後に現れた気配を振り返る。 しかし直ぐにまた、少年が消えて仕舞うのではと、視線は戻る。
案の定、既に其処に くろ は居らず、戸惑い揺れる射干玉は、艶やかな着物姿の人物へと向いた。]
(50) 2013/01/01(Tue) 04時頃
|
|
[意味深な言葉>>#4>>#5を残して、 あの少年はまた、姿を消す。
今度は目の当たりにした。 扉から出て行ったのではなく、少年は 消えた のだ。
消えた少年の姿を探す菱川の姿>>43を視界におさめながら、 茶葉の箱を両の手でぐ、と掴む。
どれだけ力を入れても、手の震えは止まらない。 力が入っているのかもわからない。]
…な、………。
[とんでもない所へ来てしまったのだろうか。 ふと、具合いの悪そうな女子に視線を移す。
怖がっていたりしないだろうか。 怯えているようなら近くへ寄り、背に手を添えてゆっくりと摩った。]
(51) 2013/01/01(Tue) 04時頃
|
|
[世の中は不条理や。
美しいおなごは病になり。
初老の男は巫女にもてて。
罪のないわしらはこない辺鄙なとこ連れてこられ。
どんなけ人殺しても刑受けんとのうのう生きてる奴もおるというのに。
せやけど、わしはおなごを怖がらせとうないし、悲しませとうない。 わしはおなごが喜んでくれればええ。 その為やったらわしは何でもできる。 わしら生きてんねや。若い血が流れてんねや。 世の中のおなごというおなごはみーんな幸せにしてやるで。 わしは天下の世渡介や。**]
(52) 2013/01/01(Tue) 04時頃
|
|
/* 世渡介wwwwwwww
(-23) 2013/01/01(Tue) 04時頃
|
|
いま───
[潰した南天を塗ったような紅い唇が小さく開く。]
其処に、男の子が居ましたか?
(53) 2013/01/01(Tue) 04時頃
|
|
[一体、これは何のパーティなのでしょう。何をもって宴なのでしょう。
薬売りの薬を望んだのはお嬢様ですが、それでも「用意した」という言葉にざわりとされています。>>#2
少年の声は柔らかであり厳かであり。 その微笑みは全てを受け止めるが如く慈悲に溢れている様に見えたのです。
身を匿う場所にしては目立つこの館で、本当に、本当に――]
(54) 2013/01/01(Tue) 04時頃
|
|
……申し訳ない?
[はっと振り向く様相に、驚かせたろうかと謝罪を口にする。 消え行く童を捉えられなかったのもまた、己のせいやもしれぬ。 そうだ、そうだ。消えてしまった。間違いなく今目の前で。 狐ではない、人影が、不意に。]
え、えぇ、見ておりましたよ。 うちの手を引いてここまで連れてきた男子に違いありません。 狐に化かされたんと、思うてました。
[声は僅かばかり震えていたかもしれないが、ゆるりと首を振って振り払った。 消えてしまったものに恐怖を覚えても後の祭り。 掠れた声>>49はうまく聞き取れなかったが、巫女装束にゆっくりと近づいて、視線の高さを合わせようと膝を折る。]
(55) 2013/01/01(Tue) 04時頃
|
|
[ぐらぐらと、湯が沸く音がした。
此処にいる者以外の所へも同じく少年が現れ、 言葉を残し、消えたことはまだ知らぬ。
この事を、皆に伝えた方が良いだろう。
けれどこのような話を、 平静を保って聞ける者ばかりとは限らぬだろう。
何か温かいものを呑み込むことで、 少しでも落ち着いて話を聞いてもらえたら。]
(56) 2013/01/01(Tue) 04時頃
|
|
うちは芙蓉。薬売りをやっております。 あの童に招待状をもらった一人。
お嬢さんは如何なさいました? ――同じ境遇なれば、狐とはもう言えそうにありませんね。
[懐の、しわのついた招待状を差し出す。 同じ立場と分かれば少女も安堵するかもしれない。 そして、己もまた同じく安堵をもらえると、そう考えて**]
(57) 2013/01/01(Tue) 04時頃
|
|
[この館の中に、 何人の客人が招かれているか把握してはいない。
先程の小さな器の数だけ持って行こうか。]
菱川様、お嬢さん、お茶…運ぶの手伝っていただけますか?
[物音がしたのはこの館の入口の方。
茶を持って居間へ戻る間に、 大方の人物に出会えるのではないかと考える。]
すぐ、淹れますので。
[急須と違って、 茶漉しの付いていないそれの中で茶葉を蒸らす。
茶器も湯を注いで温めておくべきか。 十五のそれに注ぎ入れる際、柄の付いた茶漉しを通した。]
(58) 2013/01/01(Tue) 04時半頃
|
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 04時半頃
|
……?
いいえ、何も。 あなたが謝罪することなど、ありません。
[謝罪の意を滲ませた言葉に、目許をやはらげ首を振った。]
あゝ──やはりあなたも。 わたしも、あの子に連れられて此処へ。
[一見女のような、綺麗な貌に綺麗な着物。 言葉には少し訛りがある。
目線を合わせられ、ふと言葉を途切れさせた。]
(59) 2013/01/01(Tue) 04時半頃
|
|
[名乗りを聞き乍ら、真正面から見据える双眸。 軽く首を傾げた後、射干玉の眼差しは探るように頬の稜線を下り、喉元へ至る。
女のものとは違う喉仏の隆起を見れば、ひとつ頷いて。]
(60) 2013/01/01(Tue) 04時半頃
|
|
[茶は入った。]
それでは、参りましょうか。
[金属製の盆しか見つからなかったので、 それの上に茶を乗せて勝手場を出る。
手伝いを了承してくれたなら、 二人にも茶の乗った盆を渡して。
途中誰かと会ったなら、 「お茶はいかがでしょう」と、声を掛けながら居間へ。
他によい場所があれば、そちらへと向かった。]
(61) 2013/01/01(Tue) 04時半頃
|
|
[花の香り。少年の持っていた何かの香り。
そして新たに、茶の香りが館の中に広がり始める。**]
(62) 2013/01/01(Tue) 04時半頃
|
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 04時半頃
|
[巫女の紅の唇が、くっきりと下弦を描いたは、「お嬢さん」と呼ばれた次の刹那。 対の射干玉を僅かに細め、やはらかに匂い立つような笑みを見せた。
されど。 くろ の少年に動揺していた顔が笑みへと変わる前。ほんの僅かな間垣間見せた、隙。 ──笑っていない漆黒の瞳と、対照的な下弦の唇が形作るつくりものの顔に、芙蓉と名乗った男は気付くや否や。]
(-24) 2013/01/01(Tue) 04時半頃
|
|
嗚呼、気に入ったとも。だが解せぬ。
[苦しげな声でした。 傍に居る天宮殿と樋口殿にも見えているのだと思いはすれど、 此れだけは言わずにおられませんでした。]
――私の胸のうちの哀しみなど、どうして主が知っておろう! 此処に、こんな、場所に、わたし独りで――
[「Wish」「you」「happy」 意味が知れたのは3単語のみ。]
――私の、幸福など、どうして。
(63) 2013/01/01(Tue) 05時頃
|
|
……。
[娘としての幸福を。武家の娘としての幸福を。武士としての幸福を。 何を願われたのでしょう。
少年の姿が消えても暫くの間は、 強く刀の柄を握ったままでありました。**]
(64) 2013/01/01(Tue) 05時頃
|
|
わたしは、ゆりと申します。
[結い上げ髪の男が話を聞いて居たならば、芙蓉を見た後、其方へも視線手向け、白烏神社の巫女であると告げる。]
芙蓉さんと同じく、招待状を頂きまして。
[緋袴の帯に挟んだ招待状を差し出し、小首を傾げた。]
他にも、同じように異国の風貌の男の子に招待状を渡され、此処へ連れて来られた方が居られます。 案外、あの子がお狐様の化身やもしれませんね。
[茶化すでもなくそう云って、芙蓉の差し出した招待状と、己の持つ招待状の装丁を見比べる。]
(65) 2013/01/01(Tue) 05時頃
|
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 05時頃
|
[全く同じ箔押しの装丁。流麗な文字。 少し皺の入った紙に視線を落とし]
ところで……ぱぁてぇと云うのは、何です?
[書かれた文字を目でなぞり乍ら、世間知らずを披露した。]
(66) 2013/01/01(Tue) 05時半頃
|
小鈴は、ここまで読んだ。
2013/01/01(Tue) 06時頃
|
―時計の鳴る前―
上手など、気の聞いた言葉など掛けられぬ老いぼれですよ。
[それもウトの茶目っ気や冗談があってこそ。 自ずと男も冗談を折り混ぜて返す言葉になるだろう。]
嗚呼、雪道にも血が残って折りましたか。 足を怪我しているようでして、ないよりはと手拭いを巻いて差し上げましたが。 本当に、酷くなる前に治療を施さねば。
[曇る顔に思うのは、怪我をしている者への憂いか。 芙蓉と言葉交えるを知らず、そう思いを過ぎらせる。]
気遣いは当たり前のことで御座いましょう。 人は支えあい助け合う生き物でしょうて。 『ええお人』だと思うて頂けるのは、私も嬉しいことですしね。
[支えあう、嗚呼、そう謂ったのは。]
(67) 2013/01/01(Tue) 08時頃
|
|
薬屋のお坊ちゃんをお知りでしたか。 ならば是非、怪我の御仁は居間の方にいらっしゃると思いますので。
[水場に急ぐ足。 エントランスでとの声を耳にすれば、一度振り返り会釈を見せた。 離れる間際交わす言葉に、返す声は潜めたもので。]
(68) 2013/01/01(Tue) 08時頃
|
|
強か、と。 ………ええ、そうで御座いますね。
[白、舶来、雪、唐傘、赤。 全てが郷愁に重なっては、雪華のように溶けていく。 曖昧な笑みに、気を使わせたかと苦笑を漏らし。]
いいえ、お美しくあられますよ。 見知らぬ老いぼれひとつに気を遣える、心のお優しい御方だ。 やわでないのなら、尚更に。
[冗談に、返す言葉は茶化すものでなし。 強かでそして心優しき印象を持ちながら、男は背を向け歩き出す。]
(-25) 2013/01/01(Tue) 08時半頃
|
|
[ウトと別れ、水場を探す。 足は幾度も部屋の扉を開け、その度に腕に残る冷たさを思う。 力の落ちた身体の負担にならぬよう、力を込められる事の無かった指を。 手拭いを巻いた、赤に染める足を。 郷愁に重なる、射干玉を。
ひとつの扉に手を掛けた時、大きく響くは鐘の音か。 聞き慣れることのない振り子時計の嬌声。 其れは冷えた空気の中、男の耳にも届き。
やがて現れるは、黒の幼子。]
(69) 2013/01/01(Tue) 08時半頃
|
|
[美しい聖譚曲、哀しい天華、男に聞こえるのはどちらでもない。 優しく果敢無い、それは『えれじい』。 微笑む顔に、その黒に、重ねる色は黒壇の。]
嗚呼、 。
君は哀しいのか? 君は辛いのか?
それとも私を。
責めて、居るのか?
[弱々しく腕を伸ばす。 幼子に重ねる郷愁は、雪の様。]
(70) 2013/01/01(Tue) 08時半頃
|
|
往かないでくれ。
逝かないでくれ。
―――壇。
(-26) 2013/01/01(Tue) 08時半頃
|
|
―一階・大広間―
[果敢無く消えた幼子に伸ばした腕は、必然と扉の取っ手を握る。 消え行く雪華を掴もうとして引いた手は、その扉を開けることになろう。 ギイイ、と重い軋んだ音を拡散し。 茶を運ぶ数人に、その音は届くことになるだろう。 広がる光景は見たことのない、此れは『ぱーてぃー会場』と謂うものか。
だだ広く長四角の机には雪のように輝く白の布が敷かれ。 蝋燭は三本、真ん中が高く左右は低い…銀の柄に貫かれ立っているものが等間隔に並ぶ。 長四角の中央に鎮座する、丸焼きにされたものは鶏とは違う様。 柊の葉、赤く丸い実、部屋奥の樅の木、ぶら下がる輝かしい飾り。 火をくべた暖炉の側には、足指の分かれぬ足袋の様なもの。
そして拾四脚の…―――椅子。
『Wish you a Merry Christmas. And a happy New Year...』
読めぬ異国の文字が、席に並んで在る。]
(71) 2013/01/01(Tue) 08時半頃
|
|
……………。
[瞬く暇もない。 けれど男はひとつ深く息を吸い、吐き出し。]
食べるものには困らぬようだ。 飢える事はありませんね。
[呑気とも取れる言葉を *呟いた*]
(72) 2013/01/01(Tue) 08時半頃
|
|
[異国、異邦、舶来。 それらが郷愁を引き寄せては。
責めている。
責めている。
そうとしか、感じられぬ。
そうでなければなんと謂うのか。 『哀しくない』など、誰が謂うのか。]
(-27) 2013/01/01(Tue) 08時半頃
|
|
哀しく、など。
[無いわけが …―――ない。]
(-28) 2013/01/01(Tue) 08時半頃
|
病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 09時頃
|
/* ptを考えるのですよ、雷門さん。
【遭遇、秘話メモ】 秘話済: ゆり、ウト、芙蓉、亀吉、志乃、小鈴、沙耶、オスカー 遭遇済・未秘話: 菱川
未遭遇・未絡み: 慶三郎、明之進、おみつ、朧
……ふむ。 頑張って動かなければなりませんね。
(-29) 2013/01/01(Tue) 10時頃
|
|
──居間──
[芙蓉と、見る気あらば、結い上げ髪の男。二人が招待状を目にしたことを確認し、元通り帯に挟む。 芙蓉の目線はまだ近くあったろうか。
変わらず低い姿勢保って居れば、手は芙蓉の肩へと伸びる。 会ったばかりと云うに頓着する様子はなく、無造作に、そして呆気無く──『他人』の境界を踏み超え肩に触れた。
避けられず、厭がる様子もなかりせば、手はすぅと肘まで下り、着物に隠された身体つきを探るように、一度手に力籠める。]
(73) 2013/01/01(Tue) 11時頃
|
|
[ゆりが身動げば、ぬくまった空気の中、千早に焚き染めた白檀が仄かに薫る。
伸ばした手を差し戻し、何事もなかったようにやはらかな微笑湛えたまま、ひょこ、と一歩離れた。]
座りませんか。
[問うように小首を傾げ、暖炉の前の長椅子へ、芙蓉の手を引いてゆこうとする。
ひょこ。 ひょこ。 ひょこ。
雷門の手拭いで巻かれた右の足を長く床に付けないよう、少しおかしな歩き方で長椅子へと至れば、芙蓉が腰を下ろすのを待って自分も腰を落ちつけた。]
(74) 2013/01/01(Tue) 11時頃
|
|
今、雷門さんと云う方が、雪で切れて仕舞った疵の手当をして下さると云うので、待って居るのです。
[ほら、と。緋袴の裾をからげ白い足を見せる。 草履も履いて居らぬ、霜焼けで赤く染まった裸足の足に、あか の滲んだ手拭いが巻かれて居る。**]
(75) 2013/01/01(Tue) 11時半頃
|
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 11時半頃
|
/* あ……れ、あと367pt……?
(-30) 2013/01/01(Tue) 12時頃
|
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 13時頃
|
/* >>0:292 ようだ、が重複しててつらい
(-31) 2013/01/01(Tue) 13時半頃
|
|
― 一階・居間 ―
[居間までの道すがら、幾人かに声を掛けただろうか。
慣れぬ扉を片手で開けるのは心許無く、 共に参った者があれば一旦盆を託し、 両の手で扉を開く。
中に入り、人影の増えた様を見てはぺこりを頭を垂らした。]
お茶を入れて参りました。 よろしければどうぞ。
(76) 2013/01/01(Tue) 13時半頃
|
|
[盆が置けそうな台を見つけ、そちらへと。 小さな取手付きの白い茶器の中には、 赤味の強い茶色い茶が湯気をあげている。
此処へいる者も皆、あの少年に招かれたのだろうか。
台の横。 床に座し、自分も一つ取って啜る。
ほう、と一つ息を吐き、 身の内から暖まるを感じた。**]
(77) 2013/01/01(Tue) 13時半頃
|
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 13時半頃
|
[芙蓉や朧とどんな話をしていたか。 居間の扉を開け入って来る者があった>>76。
銀盆に載った茶器を携え、色無地の地味な着物を身に付けた女は、一見すれば館に仕える使用人にしか見えない。 長椅子でなく床に座するを見れば、尚そうとしか思えず]
ありがとうございます。 あなた、こちらのお屋敷の方ですか?
[受け取った茶を膝の上で両手に包み尋ねた。]
(78) 2013/01/01(Tue) 14時頃
|
|
[把手の付いた白い器もまた、見慣れぬもの。 女が飲むのを見て、自分も真似て把手を摘み、顔に近づけた。
鼻先に広がる湯気は、酸味の強い独特の香り。 此れはゆりにも覚えがあった。
白烏神社の氏子から日々献上される品々の中に、珍しい舶来の茶があった。父でもある宮司が淹れてくれた茶が、丁度こんな綺麗な紅色をして居たのを思い出す。
確か──]
紅茶。
[と、云うのであったか。 一口啜って、独特の味わいに目を細めた。*]
(79) 2013/01/01(Tue) 14時頃
|
|
/* pt配分が出来てない子が居ますね。 はい、わたしです。
(-32) 2013/01/01(Tue) 14時頃
|
|
[名乗る声>>0:361に、明之進、とまた声に出さず唇だけで紡ぐ。まだ尋ねたいこともあったけれど、すると居間を後にしようとする彼を視線で見送ることしか出来ず。]
………………。
[小鈴が彼を気遣う>>5のと、暖炉の傍に新たな見知らぬ客人が訪れる>>18のはそう変わらぬ刻にだっただろうか。 巫女の装束を纏った彼女へ、会釈しようと瞳を伏せた刹那]
………っ!
[鳴り響く、鐘の音>>0:#10。先ほど書斎へと向かう前に見た、階段傍の大時計の音だろうか。止まっているようにも見えたが、と微か首を傾げたところで]
(80) 2013/01/01(Tue) 14時半頃
|
|
……、おい、どうした小――……
[走り出す、傍らの少女>>8。その名をしかと呼び終える前に、もうその場から彼女は走り去っている。
去り行くその足音と鐘の音にかき消されるように聞こえた声>>#12に、無意識に抱いた焦燥感をも確認する暇も無く]
(81) 2013/01/01(Tue) 14時半頃
|
|
/* どうやらこの中には、村人が1人、守護者が1人、追従者が1人、賞金稼が1人、人犬が1人、病人が1人、錬金術師が1人、狂人が1人、半狼が1人、首無騎士が1人、邪気悪魔が1人、弟子が1人、一匹狼が1人、鱗魚人が1人いるようだ。
……多いな!\(^o^)/
(-33) 2013/01/01(Tue) 14時半頃
|
|
/* 処刑よりは襲撃されたい。ぴちぴち。しかし初回襲撃はさみしい(1d発言厳しい的な意味で)。まぁどの道早めにCO。
(-34) 2013/01/01(Tue) 14時半頃
|
|
[少年は何も応えず、消えてしまいました。]
見つけた死に場所を失い、迷う今の私には、なにも――
[沙耶様の微か音にした声は、 決して人には見せぬ弱さを擁したものでした。*]
(-35) 2013/01/01(Tue) 14時半頃
|
|
[無意識に結い髪に手櫛を通す。どこと無く女々しい男の癖。そのうちに明之進も小鈴を追うように居間から姿を消し、残されたのは男と、巫女装束の娘か。 彼女に振り返るその途中、彼女と同じくして>>39男もまた動きを止める。]
……いつから、
[そこに、と。 捜し求めた真紅の瞳>>#1が、そこに居た。 此方の声はまるで聞かぬというように、彼が一方的に告げる声音は聞くも涼やかに、軽やかに。厳冬の中の暖かさを感じるこの場に、そぐわぬような色を持ち。
問おうと思っていた全て、封じられたように紡ぐことはできず。 黒髪の娘が落とした声>>45が、くっきりと聞こえたような気が、した。]
(82) 2013/01/01(Tue) 14時半頃
|
|
[洋館。
落ちる、赤色。 倒れる、――。
鳴る音、去り行く日。 佇む男。]
『――、て……くれるって 言った、よね』
[脳裏に、身体の奥底に、こびりついたような声が 少年の声>>#4に、呼び覚まされて――]
(83) 2013/01/01(Tue) 14時半頃
|
|
[少年は何も応えず、消えてしまいました。]
見つけた死に場所を失い、迷う今の私には、なにも――
[沙耶様の微か音にした声は、 決して人には見せぬ弱さを擁したものでした。*]
(-36) 2013/01/01(Tue) 14時半頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 14時半頃
|
―時計の鳴る前・雷門と―
人は支えあい、助け合う。>>67
[その言葉にひっそりと、笑みを返す。ああこの御人は、ほんに。]
…ほんに。
[潜め返された言葉に、その背中に。それだけしか返せなかった。]
(84) 2013/01/01(Tue) 14時半頃
|
|
[あたしは海の女だ。雪の儚さはないが、趣の違う逞しさなら持ち得よう。 この御人は人がよすぎるのだ。 あたしは海の女だ。日ノ國に擬態し形を変えた水。いつか水に還る。]
(-37) 2013/01/01(Tue) 14時半頃
|
|
― 時計の鳴る前に ―
[おみつの、菱川の。 気遣われる言葉に、視線に、顔を俯けた。
誰かと話すのは、慣れない事過ぎて。
どうして良いのかわからなくなる。]
[ しの ]
["もうあなたには な はないのです" そう己に告げた、己の大好きなひとの名を借りる。]
(85) 2013/01/01(Tue) 14時半頃
|
|
/* やっとプロローグ読み終わった ゆりをほりおこしたいですねえ>>0:357最後とか
(-38) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
|
[前髪が作る影の中に、遠い日の幻を見る。
己を閉じ込める木枠の中。 名も性も自由も消え。
冷たく狭いあの日々の中、暖かかったのは、母の形見の着物と しの で。]
(86) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
|
[血が、跳ねるような鼓動と共に、冷たく身体を駆け巡る。 罐の近くに立っているというのに、冷えた両手は暖まらない。
あの日も、そうだった。 雪が降り、暖炉という名の罐は暖かく、『此方へ』と呼ばれてその傍に寄った。 その、後に――]
――……っふ、……
[男がようやく息をすることを思い出したのは、新たに姿を現した薬売り>>57の名乗る声が耳に飛び込んできたそのときにだった。
あれほど冷たかった両の手は、赤々とした火の暖かさにすっかり染まり温もっている。まるで先ほどまでのそれが夢だったかのように。いつの間にか姿を消していた少年もまた、そうだったと言うように。]
(87) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 15時頃
|
/* 下弦を描く 口角を上げる 口端を上げる
・・・・おれのは間違っている気が、する んむむ そして朧さんきてるから表に でれるか どうだ
(-39) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
|
―時計の鳴る前・雷門と別れ―
[ああ、そういえば。芙蓉には声をかけた>>16ものの、怪我の御人が居間>>68だということは伝え損ねたか。 戻ろうかとも思ったが、蝶の舞う着物は既に見当たらず諦めた。 ふと交わした秘密の会話を思い出す。 彼も、]
(88) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
|
あら、こんな毛色違いにまけてくださるなんて、そりゃお上手ですなあ。 でもあたし、あんさんのことは嫌いになれなさそうやわ。深い意味でなくね。
[常と変わらない笑み。 自分と、同じ。]
(-40) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
|
「お仲間」。
[独り、廊下で呟く。 それは殊更あの男が強調した言葉だ。 自分をからかうような笑い声>>0:355を思い出して、唇を噛む。一瞬。ほんの一瞬だが、あの声を聴いた瞬間自分の顔から笑みが消えたのがわかった。 立ち去る前に彼に囁いた言葉は、自分で考えてもなんと子どもっぽい。]
(89) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
|
あんさんは、 …嫌な御人や。
[殺意、まではいかない。嫌悪までもいかない。 ぎりぎりの昂ぶりを、その言葉に込めた。
「恋う」などなぜ自分に赦されよう。 自分は与えられるのみ。 そうではなければ自ら手にする。 そちらは生来の気性だから、とうに捨てた。]
あんさんこそお幸せに。 探してるかどうかも知りやせんけど。
[零れた皮肉。少しずつ、捨てたはずの気性が自分の中に戻っていく。]
(-41) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
|
ああ、嫌だ。 考え事なんてしてる場合じゃないですわ。
[我に返すよう自ら言い聞かせて、水場を探し歩き出す。]
(90) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
|
/* 粕髦bでptすげー削れる!!!
ていうかゆりの残りptが大変なことに。
(-42) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
ウトは、芙蓉が既に居間にいるとは知らず。
2013/01/01(Tue) 15時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 15時頃
|
― 鐘の音響く頃に ―
―― っ
[身体の奥底を痺れさせる様な音色に、元々立ち竦むようだった己は、いよいよ怯えに力が入らなくなる。 辛うじて傍の机の一つに手をつき、倒れるのを堪えた。
其れらが何であるか、おみつ>>4も菱川>>37も分からないようでは会ったけれど、一人きりではない事は、確かに心の支えとなる。
警戒心と怯えと、それから嫌悪の混じる眼差しを、姿を見せた黒の少年へと向けた。]
(91) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
|
[ わたし ]
[ りゆうは わからないけれど ]
[ あなた すきじゃない ]
(-43) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
|
――、 、
[何かを彼へと告げようとして、音を持たない其れは規則的な怪奇音に掻き消された。
館内を包むのとはまた違う、別の嗅ぎ慣れない香りが鼻腔を掠める。
知らぬ単語の意味に興味はない。 赤い眸が何を見つめているのかも分からない。
けれど、哀しみは簡単に無くなってしまえるのだと言いたげな少年に反発する、意地なのかもしれない。]
(92) 2013/01/01(Tue) 15時頃
|
|
[続けて巫女が――ゆり>>65が名を名乗り、芙蓉と名乗った薬売りと同じように招待状を差し出す。男も遅れて、握ったままのそれを胸の前に掲げた。]
俺も、……同じだ。 朧。 宵渡朧、……、……書庫番。
[遅れて名乗りを上げた。刹那、口について出そうになった職を飲み込み、書庫番だと言い直した。]
ぱあてえ、……会合だ。 ……宴会、でも間違いは、ない。
[巫女の疑問の声>>66に、自然と答を返す。 まだ世間一般に知られることのない、西洋の言葉。だがそれは男にとって良く知るものだった。 煌びやかな装束と、行き交う多数の人々。富裕層の、享楽の場。しかしそこまで言にすることはなく]
(93) 2013/01/01(Tue) 15時半頃
|
|
/* 読み終わった!!!やった!!!遅いぞおれ!
そしてやっぱりゆりだった!(ptで確認する
(-44) 2013/01/01(Tue) 15時半頃
|
|
/* …
書き終えたロールが、バグで全て吹っ飛んだ時の心境について
(-45) 2013/01/01(Tue) 15時半頃
|
|
― 玄関付近 ―
[掴まれた袖。呼ばれた慣れぬ名前]
『久慈、様…』
[脳裏に響く甘い声。細い、腕]
――――…やめろ!
[大仰なほどに腕を振る。その手が小鈴に当たろうが構いやしない。梃子摺ったかもしれないが、無理やりにその手を外すと、振り返らずに駆け出した]
(94) 2013/01/01(Tue) 15時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 15時半頃
|
―中庭―
[ぼんやりと回想に耽っている間に、あの好々爺の姿まで見失ってしまったらしい。 仕方なく、自分ひとりで水場を探す。
水場。水。水の音。 懐かしい、水の音。]
そんなもの、ありやせん。
[ばっさりと切り捨てたのは、自らの声。]
(95) 2013/01/01(Tue) 15時半頃
|
|
/* どこいこうかなー2階いきたいけどうぬぬう あとゆりの秘話のあれをどっかで思い起こしたい
(-46) 2013/01/01(Tue) 15時半頃
|
|
[中庭に踏み入れた瞬間、薔薇の匂いに咳き込んだ。反射的に着物の裾で顔を隠した。 香を焚き染める趣はないから、着物からは先刻濡れた雪の匂いしかしない。あああれだけ転んだ甲斐があったものだと、この時ばかりは思った。雪は全てを吸収する。薔薇の匂いすら取り込んで浄化してしまう。]
ほんに、ここのご主人は、けったいな趣味をお持ちなことで。
[皮肉まじりに眉を顰めても引き返さなかったのは、 …水音が、したから。]
(96) 2013/01/01(Tue) 15時半頃
|
|
[ 紺碧の海などそこにはない。理解している。 あるのは富豪の享楽場だ、理解している。
黒い外壁に、赤い薔薇。他の色薔薇もあったけれど、なぜか赤ばかりが目についた。 目の端には弓状の通路があり、蔦と薔薇で飾られている。「あーち」というのだろう、くぐる気はしない。 その下の地面は落ちた花びらで彩られ、「びろうど」にも勝る絨毯となっていた。くぐる気はしない。
他にも黒い「てーぶるせっと」がある。「てぃーたいむ」などする気になれない。
自分は、水を。 ]
(97) 2013/01/01(Tue) 15時半頃
|
|
ゴォォォオオオ―――――ン………>>0:#10
(98) 2013/01/01(Tue) 15時半頃
|
|
/* やばい、>>52菱川さんに弟子入りしたくて仕方ない
(-47) 2013/01/01(Tue) 15時半頃
|
|
/* おおとあぶない ちと前の時間軸なのね。と。
ああしかし明の設定がテンプレすぎて うぬぬぬ
ふぁーだめだねむいかみんするかな・・
それならば・・
(-48) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
[異国の少年が、そこにいた。 くろとあかの庭におあつらえ向きの様相で。 差し出された>>#0「パン」は受け取らず、代わりに視線を傘にやる。
そこだけは、入り混じらぬ 透明。]
あんさん、あんな寒い雪ん中に女独り、よう放りだしてくれましたなあ。
[少年は答えない。 だからあたしも、応えない。
ただ、お互いに、微笑んだまま>>#3。]
(99) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
[幻か、幽霊か。
暫く得体の知れないものが居た場所を見詰めていたが。
気遣い、摩ってくれる手の暖かさにはっとした>>51 己も身体を預けた机に支えられていたが、緊張は彼女の手にゆっくりと解ける。 同時に、これほどに誰かを近くに感じたのは久しぶりで、おろおろとし始めた。
しかし気を遣ってくれるおみつも不安げに見え、どうしようかと迷うこと暫し。 感謝が伝わるよう、安堵を少しでも返せるよう、慣れない手付きでおみつの背へと、力弱くも撫でる、真似をする。]
(100) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
[――暫く、罐の火を眺めていた。 途中ふわと香った白檀>>74がこちらまで流れたものの、顔をあげることはせず。 ゆりと芙蓉が座ったことにすら気がつかず、依然として佇んだまま。
だがふと、思い出したように振り返る。]
芙蓉、……といったか。
[長椅子に並び座る中性を思わせる彼へ。]
切り傷に効く軟膏は、持っていないか。 あれば、譲ってほしい。
[書籍を扱う職業柄故に、手先の怪我が多い。あの洋書をまた見に行くのならば、それも必要になるだろうと考えたのだった。持ち合わせはあると、帯につけた小銭入れを手繰り寄せ。]
(101) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
[自然と下を向いたその切れ長は、ゆりが晒していた白き足元>>75を視界に映す。はたと気がついて、ぎこちなく顔を背ける。]
……、……すまない。
[年若き巫女のそのような姿を不躾に見るわけにいかぬと、己に言い聞かすように呟いた。]
(102) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
[玄関奥の大階段。見上げた先、踊り場に見えた人影に踏み出しかけた足は止まる。噎せ返るような重い、重い花の香り。
思い起こした あか に首を振り、廊下の先へまた駆け出して]
(103) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
[おみつの手伝い、己にできるだろうかという不安を抱きながらも頷いた。 湯のみもどきの数は多い。 それほどの数のひとに会うかもしれないという予感は少し気を遅らせる。 けれど、彼女の手伝いはしたい。 あまり重いものは持てはしないが、茶くらいならば何とかなるだろう>>58>>61
館の造りに詳しくない故に、茶を用意してくれた彼女の後から、そろそろと付いていく形になる。]
(104) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
[興味を失ったのは、自分のほうが先だった。 少年から目を逸らし、水の音の方向へ進む。 招待主が館にいることだけはわかったのだ、今は必要ない。
不可思議なものなど、ことなど、 それを見る瞳など、 自分が充分に身を持って知っている。]
この様子だと、あんさん、どうせ必要になったら出てきてくだはるんやろ? じゃあ、後で呼んでくださいな。
[少年に向けて無愛想に言い、彼に背を向けた。水音はこちらだ。…ああ、やはり。]
(105) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
[池、というには少し形容が足りない。 さらさらと循環する音。恐らくどこかから絶え間なく水が流れてきているのだろう。どちらかというと「水路」のほうが正しい。 さすがにこの場所まで黒で出来てはおらず、石で舗装されている。 泳ごうと思えば泳げる深さだが、せいぜい足を浸すのが精一杯。 しかし循環しているおかげで、水自体は清潔でありそうだ。]
さすがに湯浴みは無理だろうけどねえ。 ああでもあまり冷たいと、傷口に滲みたりするんやろうか。
[ふと心配になり、腕をまくる。口鼻を塞ぐ手がなくなったせいで、思いきり薔薇の香を嗅ぐことになった。 けれど今は気にならない。それよりは、今、水を。水に、触れる。手を伸ばす。指で、水面を弾く。瑞々しい海原を思い出しながら。]
(106) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
[ …ぴちゃん ]
(107) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
/* 気付けば意図せず魚COしている自分。
いやまぁ、おまかせですよ?私。おまかせですよ? 設定がふぃーっしゅ。にぴったりすぎてふくよねwwwwwwwww
(-49) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
[伏せられた睫毛の先、釣られるように見たのは――あか。 慌てて引き戻した視線が、逸らされる前に捉えた笑みに、剥き出しの項が怖気立った。
階段上の三人、異様な取り合わせ。あの――巫女も。
文字通り、逃げるように向けた背を、巫女はどんな瞳で見ていたのか。知ることもなく、知りたくもなく、今も男は逃げるように駈けるのみ]
(-50) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
―暫くして・エントランス―
[さて、水場になる場所を見つけたはいいが、そこまで怪我人は歩けるだろうか。 水は、冷たかった。当然といえば当然だった。そのまま足を浸けさせるのも躊躇われ、桶代わりになるものに水を汲んで運び今に至る。 雷門の姿もない、芙蓉の姿もない。]
こないなことなら、最初から居間で待ち合わせればよかったかねえ。
[ふぅ、と重い溜め息を付く。 とりあえずは先に居間に向かったほうがよさそうだ。]
→居間へ*
(108) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
― 大広間 ―
[やがて行き着く、開かれた他より大きな扉。 もはや止まれぬと駆け込んで――知らぬ光景に足を止めた]
…なに、これ
[広い、広い部屋。 立ち上る食べ物の匂いと、未だ鼻腔の奥に残る薔薇の匂い。混ざった香りに、微かに*嘔吐いた*]
(109) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
|
― 一階・居間 ―
[其処に居る誰かを見ては、また少し身体を縮こまらせた。 初対面相手への、癖になりかけている。
おみつの誘導のままに茶を運び終えてから、己も一杯を頂戴した。 おみつの横にちょこりと座り>>76>>77 窄めた口で息を吹きかけ、ちびりと一口。 嗅いだことのない香りと共に喉を滑り落ちていく、暖かい茶の感覚。 ほぅ、と息を吐くのは反射のように。]
(110) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 16時頃
|
[男が再び暖炉の炎に目を向けていると、新たにやってきた気配>>76。赤き衣の姿もあっただろうか>>104。振り返り、会釈をする。 浮かんだ疑問は巫女が口にしてくれた>>78から、男から問うことはなかった。]
……、頂こう。
[招待状を袖へと入れ、卓の上へと手を伸ばす。繊細な茶器に無骨な指を絡め、そっと持ち上げる。不躾とわかっていながらも、立ったままそれを眺めた。
陶器の乳白色と、内側に籠められた紅色。明かりが茶器の中に差し込めば、紅色は黄金色にも変化する。 薫り高い液体を口に含み、ふ、と短く息を吐いた。以前味わったことのあるものと似た、繊細な味。喉元を過ぎる苦さと微かな甘み。これも西洋の文化が齎した一品である。]
……飲んだことが?
[紅茶、とその名を口にする彼女>>79に短く尋ねた。神社でも西洋のものに触れる機会が多いのだろうかと]
(111) 2013/01/01(Tue) 16時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
[西洋風の椅子のようなものでは、誰かの怪我の治療をしているらしかった。 それに口出しするものも何もない。 むしろ、このまま此処に居てしまうのは治療の様子を見ているようで、具合が悪いのではないかと思う。
此処は火もあり暖かいけれど、一杯のお茶を頂き終えたら、どこか別へと移動すべきか、思案した**]
(112) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
|
/* よしおいつーいたー もう少しゆっくり出来るかと思ったら意外と忙しかったよ元日。
しかし瞑想振りがひどい。こんな男で大丈夫か。
(-51) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
/* 一応方向は、決めた。 用心棒として勤めていたのが富裕層の家。 主人が西洋に渡航する前に殺されて、それから刀が握れなくなった。 主人といっても次期のほうかな。グライメージには一平太。
(-52) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
|
/* それで、守らなきゃいけなかったのに守れなかった。 けどまた新たに守りたい人を見つける。 見つけたいですね。見つかるかな。
(-53) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
|
/* ゆりたんの
発言量
すっげえええええええええ
(-54) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
|
/* まだ会ってない人が多い。やべえ。 コミュ障やべえ。
(-55) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
/* 居間:ゆり、芙蓉、朧、おみつ しのが離脱直前。
かな?集まりすぎかー。んー。
(-56) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
|
―大広間―
[部屋に足を踏み入れる。 血を注ぐ湯は、傷を洗う水はないかと部屋の奥。 その時か、背後にて声と音がしたのは。]
もし、大丈夫ですか?
[踵を返す。 嘔吐いた青年は入り口付近で姿を確かめたもの。 不用意に近寄れば何処かへ走り去ってしまうであろうか。 何かに怯えたようにも見える、その彼へと近寄り それでもいくらかの距離をもって。]
気分が優れぬようなら、座っては如何でしょう。 それとも横になれる場所を探しますか?
[妬いてしまう御節介は受け入れられるか、果たして。]
(113) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
|
/* わし的予想 −しの−は男。性別が書いていないしたぶんね。 おみつはん 以前同村させてもらったと思います。選択肢の落とし方とかに見覚えが。あと絡みでの感触。
(-57) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
|
[憂う視線。 手に持つは唐傘の赤。 少年の様子に、これ以上の怯えを孕まぬ様気はつけているものの。 何が彼を刺激するか、男には判らない。
故に。 不用意に言葉をかけるのもやめ、近付き過ぎるのも気を掛け。 老いぼれが只物憂げに、少年を見遣っている。]
(-58) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
|
/* 居間のところ、弟子入り先は沙耶たん。
菱川さんに弟子入りしたいんだけど。ものすごく。
(-59) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
|
/* ちなみに世渡介は男もいけます。 但し華奢で美しい男娼。ほぼ元ネタ通りです。
(-60) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
|
/* ちなモデルは西鶴の好色一代男の世之介です。 菱川は江戸版の好色一代男で絵を担当した菱川師宣です。 …さて書いてきますか。
(-61) 2013/01/01(Tue) 16時半頃
|
|
―エントランス―
[ふと、傍で騒ぐ声>>94がした。 見れば年若い男女が、揉みあっているような。]
あまりこういうことには、首を突っ込まないのが吉ですわなぁ。 …おや。
[そうしていると男のほうが駆けていく。 愛らしい猫の目をした少女のほうは、泣いている>>34ように見える、が…。]
…。
[さすがに涙を流すうら若い乙女を、見過ごすのはいかがなものか。]
…もし。 ええと、あんさんも、…招待客でしょうなぁ。 あたしはウト。ちょいと用があって居間に行こうと思いはるけど、もしよかったらあたしと一緒にいきましょ?
[恐る恐る声をかけてみた。もっとも、躊躇ううちに逃げられてしまったかもしれないが。]
(114) 2013/01/01(Tue) 17時頃
|
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 17時頃
|
[伸ばした手は振りほどかれて。>>94 大仰に振られた手は、頭に当たって、反動で尻餅をついた。 駆け出す背を、そのまま見つめて。]
……バカだなー……アタシは。
[ポツリと、呟く。 逆に、涙は止まった。恐怖も。頭も冷えた。 生まれた時から、手を振りほどかれなかった事は無い。 いつもの事。分かっていた事。 時計の針が巻き戻った、いつもの自分。]
[交換条件も守られず、奪われるばかりだったけど。 アタシは一人で、戦い続けられる。大丈夫。 口元を手でふにふにして、笑みの形に作って立ち上がった。]
(115) 2013/01/01(Tue) 17時頃
|
ウトは、小鈴に向けて、おっとりとした笑みを向けたまま**
2013/01/01(Tue) 17時頃
|
/* あっ、駄目じゃん。 小鈴、居間から来てるじゃん!しかも今小鈴来たじゃん!!!!!
(-62) 2013/01/01(Tue) 17時頃
|
|
/* 会ってない人。 朧、おみつ、世渡介、明之進、亀吉、ゆり、しの、沙耶
おい。多いぞ。
(-63) 2013/01/01(Tue) 17時頃
|
|
[立ち上がった所で、声をかけられて。>>114]
うん。アタシも招待客だよ。 ……小雀 小鈴。
[今、この名前を口にするのは酷く苦痛だったけど。 やはり他に何も浮かばないのだから、仕方ない。]
居間……。 ……うん。そーだね。
[にこりと笑って、頷いた。 隠し持っているナイフの場所に、そっと触れる。大丈夫。]
(116) 2013/01/01(Tue) 17時頃
|
|
/* 小鈴、一匹狼かなー?
(-64) 2013/01/01(Tue) 17時頃
|
|
[想像より気丈な返答>>116に瞬きしつつ、裏腹に胸を撫で下ろす。]
鈴ちゃんね。よろしゅうに。
[苗字には、触れなかった。 言葉遊びのようなそれ。恐らく自ら選んだものではない。自分も似たような理由で苗字を忌んでいるから、そういった機微には敏い。 代わりに親しみを込めて愛称で呼び、お決まりの挨拶を口にする。 彼女の持つナイフには、気付かない。]
(117) 2013/01/01(Tue) 17時半頃
|
|
[居間に着けば、想像以上の人の多さに驚くだろう。]
あらまあ。
[のんびりとそう言ってから、怪我の人を、芙蓉を、雷門を探して。 初めましての御人には、同じような挨拶と名乗りを。
愛想良く会話を交わしながら、ともあれまずは、手に持った桶をどうにかしなければ。**]
(118) 2013/01/01(Tue) 17時半頃
|
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 17時半頃
|
うん。宜しく。
[ふふっと、笑って。>>117 居間に着くと、ナイフの場所に触れながら、室内を見回して。 ウトに一瞬遅れて、室内へと足を踏み入れた。]
[そうして、長椅子に座るゆり>>74と、朧>>111の姿を見つければ。]
さっき、驚かせちゃった? ごめんね。
[ふふりと、すまなそうに、少し眉を下げて笑う。 こちらへ近寄る姿>>18、私の名を呼びかけた声、逃げる視界の端に捕えていた。 背中にかけられた声>>81、僅かに届いた。]
(119) 2013/01/01(Tue) 17時半頃
|
|
[テーブルの上を見る。 その上には、茶色の飲み物と、15個の見慣れない茶器が置いてある。 ほうじ茶だろうか? 茶器の数は、招待客の人数分だろうか?]
[居間に居る人、今までに会った人の数を、頭の中で数える。 少年を含めれば、あと2人か。]
[初めて会う人に名を名乗られたなら、名乗り返して、居間を後にした。]
(120) 2013/01/01(Tue) 18時頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 18時頃
|
― 大階段 ―
[まだ見ていない場所を検めようと、居間を出れば。 大階段の傍に、3人の人影が見えて。]
あれは、亀ちゃんー……と。 あと、2人。
[茶器の数と人数が、合った。 けれども、15人以外に招かれざる客も居るかもしれないし。 そもそも、招待客と主賓合わせて15人と確認した訳でもないけれど。]
[そのまま、また、別の場所へと足を向ける。]
(121) 2013/01/01(Tue) 18時半頃
|
|
―大階段・踊り場―
[傍で、何処か苦しげな声が聞こえた>>63。 黒いわらべの姿が消えた後、私はゆっくりと、面を彼女の方へ向ける。 未だ、茫然とした心地だった。何の表情も作れなかった。]
――――…、
[「哀しい」、の語。 まるで見透かしてきたように黒いわらべが言い放ったは、鈴蘭の主に対してで。 また、今此処を通り過ぎようとしていた男に対してもか。 ――それは勿論、私自身に対しても、]
(122) 2013/01/01(Tue) 18時半頃
|
|
[喜ばしい、とさっき瞬いて密かに話していたことも。 変なことなど言ってない、と呟いたことも。 あの時、少しだけ、私も「うれしかった」のを覚えている。 時計の音に妨げられること無ければ、何か一つくらい零せていただろうか――。]
――――何も、無い 、
[今、此処で微かに聞こえてきた彼女の声。 其処に弱さの色があるように、感じられた。 誇り高さとも気丈さとも違うような、迷い、の語。 それを聞いて零した呟きは、半ば無意識に。]
(-65) 2013/01/01(Tue) 18時半頃
|
|
私にも、もう、居ない、
(-66) 2013/01/01(Tue) 18時半頃
|
|
― 中庭 ―
[辿りついたのは、異国の花咲く庭。 『ばら』と聞いたものが、半円……アーチを描く。]
[アーチをくぐると、中から花に触れた。 噎せ返る様な、香り。 くさい、と言われていた事を思い出して。]
キミも、一人なの?
[疎まれている様子の薔薇に、小さく苦笑をして。]
哀しい?
[黒の少年の言葉を思い出して、そんな事を聞いてみたりして。 そっとアーチに背中を預けて座って、少し目を閉じた。**]
(123) 2013/01/01(Tue) 18時半頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 18時半頃
|
……、 ない。
[酷く掠れた声で、呟きが洩れる。 いくつか近づく気配の存在>>103>>122もこの間に在り、その中で誰かに呼ばれた気がして、階下に振り向いたが――、 ふと小さな歯車の音が鳴っている気がして、今度は大時計の方に、顔を向けた。]
ああ、動いて―――― え?
おかしい。 これでは、時が遡っている――、
[その針の進みが異常であると、直ぐに察した。 ――未だ甘く薫る花の色、胸の内は、定まらない。**]
(124) 2013/01/01(Tue) 18時半頃
|
|
[そんな、異様な心地で針の進みに目移りしただったものだから。 私は、踊り場を覗きに来た者たちのすがたを、ついにこの目ではっきりと意識することは無かったのだ。**]
(125) 2013/01/01(Tue) 19時頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 19時頃
|
― 一階・居間 ―
[其の部屋への新しい来訪者達が名乗ることはあっても>>118>>120、唇が開くだけで挨拶を返すことも出来ない。 居心地の悪さに俯きがちになれば、顔に出来る影がより一層顔色悪く見せる、それにも気付けない。
ひとから隔離され過ごした年月は余りに長く、思いやりも賑やかさも優しさも気遣いも、何もかもに戸惑ってしまう*]
(126) 2013/01/01(Tue) 19時頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 19時半頃
|
/* かえってきてログに眼を通す時 さいしょに内緒話を抽出して にやにやにやにやにやにやするのがわたしです
(-67) 2013/01/01(Tue) 19時半頃
|
|
[丁度紅茶を飲み終えた頃だろうか、暖かな空気が微かに揺れる。顔を上げれば、異邦の風貌が垣間見える女性>>118と、駆け去った少女>>119の姿がある。]
……、……いや。 貴女の自由、だろう。
[咎める理由も、その気もなく。僅か首を振りて小鈴に返した。
小鈴と共に来た女性が名乗れば同じように言を返し、また茶を運んできた彼女らへも視線を向ける。 名前を訊くことは叶ったか叶わなかったか、どちらにせよ男は卓に茶器を戻し、長らく佇んでいた暖炉の前を離れる。炎に照らされた頬が少し、火照っていた。]
(127) 2013/01/01(Tue) 20時頃
|
|
[卓や長椅子の合間を抜け、居間を出る前、すれ違った赤き衣の娘>>126。思いのほか悪く見えるその顔色に二三度瞬く。 温度差で気分でも優れないのだろうかと、思う。]
…………、
[暫し、その歩く速度を緩めて]
(128) 2013/01/01(Tue) 20時頃
|
|
[己のぼやけた視界にも、水色纏う武士の姿は凛として映る。 其処に在るは娘であることに気づいたのはそう、其の零す声を耳にしたからだ]
…――― ?
[右半分だけの視界は生憎と盗み見には適さず、女の横顔に向けた視線は容易に気づかれよう。 聴き取れなかったか弱き言葉の続き、凛とした立ち姿の奥に探る]
(-68) 2013/01/01(Tue) 20時頃
|
|
大丈夫か。 ……休んだほうが、いい。
[視線は交えることなく、その声だけを落とし]
(-69) 2013/01/01(Tue) 20時頃
|
|
………………。
[結い髪を揺らし、居間を後にした。 廊下に出れば幾分温度の低い空気が、熱に当てられた頬を叩き冷ます。
あの少年の声を聞いた刹那の、身体を巡った冷たさとはまた別の、冬独特の空気。 見知らぬ招待客、消えた少年、そしてあの呼び覚まされた記憶。忘れていたわけではないけれど、遠ざけていたあの、出来事。
ふるりと被りを振ればまた、結い上げた髪が肩へと滑り落ちる。意味のないため息を一つ。 一度外に出ようか、そう決めて玄関へと向かう。]
―― → エントランス ――
(129) 2013/01/01(Tue) 20時頃
|
|
/* きゅん
(-70) 2013/01/01(Tue) 20時頃
|
|
― 大階段・踊り場 ―
[少年の姿を己とて等しく此の眼に焼き付けたし、摩訶不思議な言に思う所も勿論あった。 それでも少年の行く末よりも異人らしき男と武士らしき女の姿に興味惹かれたのは、恐らく己の年嵩たる所以だろう。
男は少年のかげを追うように其の背に手を伸ばし>>42、 女はかたく凛として刀の柄を握り締める。>>64
其の奥に何を想うかを、己は識りたかったのだ]
(130) 2013/01/01(Tue) 20時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 20時頃
|
[視線を注ぎ、呼吸に耳を傾けた。 されど掠れたつぶやき>>124のはじまりは聴き取れず、己は異人らしき男の心境を独り、推測する遊戯に耽る]
…… 哀しくなど、 ない?
[口に出したひとつの回答はごく小さく]
(-71) 2013/01/01(Tue) 20時頃
|
|
[ 『Wish you a merry Christmas』>>#5 ]
[嗚呼其れは、かつて耳にしたことがある切支丹の祝詞だ。 少年が己の前から姿を消したのも、此処に集められた者共が己に見せる、郷愁に似た奇妙な心地も。 此れはある種の奇跡であり、異教の神が己に与えた救済だと思えば]
(*0) 2013/01/01(Tue) 20時頃
|
|
[飢えた獣の如く貪欲に愛を求むる者に、説得力のある事象と共に目の前に提示された救済を、否定する理屈などあろうか。 己が胸のうちに抱くはただ、感謝の念。]
[縋らせて貰おう。 わらべが起こした奇跡を、信じさせて貰おう]
[けれど。それでも、もし………]
(*1) 2013/01/01(Tue) 20時頃
|
|
[御前まで己を裏切ると云うのなら――――― ** ]
(*2) 2013/01/01(Tue) 20時半頃
|
|
[観察の時を断ち切られたのは、異人らしき男が其の視線を上げたからだった>>124。 つられて己も顔を持ち上げる。 カチ――… コチ――… と、規則正しく刻むぜんまい仕掛けの音]
時が遡る……? 嗚呼。
[つかと一歩歩み寄り、壁掛け時計へと肩を寄せた。 細かい装飾の美しい舶来時計、其の左向きに回る針は、確かに前に目にした物とは逆向きだ]
まるで時が逆巻きに向かっているかの如き光景だな。 少年が奇跡を起こしたか。
[異人らしき男の左隣に立ちその端正な顔を見た。 青き瞳を覗き、にっとひとつ笑ってみせる。]
(131) 2013/01/01(Tue) 20時半頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 20時半頃
|
/* 沙耶がちょっと襲撃されたい役職っぽい?>秘話
いまのところ赤窓ひとりで使い放題とか、 たのしすぎて&プレッシャーでしんでしまいそうだ。
(-72) 2013/01/01(Tue) 20時半頃
|
|
[近くを通った長身>>129を、顔を上げて見送るように。
少し考えれば、先に去った其の背を追いかけるように立ち上がる。 近くに居るおみつの肩を軽く叩き、音のないありがとう、を唇で作ると、一つ礼をし居間を出た。]
(132) 2013/01/01(Tue) 20時半頃
|
|
― 一階廊下 ―
[居間の中との気温差に、ふるりと震える。 先に館の入り口側へと向かおうとする背を追いかけようと、歩き出す。
手にしているのは相変わらず、白い招待状、唯一つ。]
(133) 2013/01/01(Tue) 20時半頃
|
|
―― エントランス ――
[玄関扉の前まで出れば尚、冴ゆる。 櫨染の羽織の裾を払い、その取っ手に手をかけた。]
…………、ん
[引く。 ――けれど、動かぬ扉。
押し戸だろうか、向こうへ力を籠めてもやはり、動かない。 もう一度押し、動かず、また引き、動じぬ。 ただ取っ手の金属が擦れる甲高い音が、高い天井に吸い込まれるように響く。 錠はどこにも見当たらず、からくりかと扉の表面に触れるも、指先に引っかかるものもない。]
(134) 2013/01/01(Tue) 20時半頃
|
|
……故障、……
[それにしても、力ずくで開かないのもおかしい。この館に来たそのときも、扉の調子が悪くも感じず、違和感も無かった。
―― 一つ、別の可能性が頭を過ぎる。 けれど口には、できなかった。]
(135) 2013/01/01(Tue) 20時半頃
|
|
― エントランス ―
[扉との押し問答をする背中を、エントランスの隅っこでおどおどと見詰めている。 かける声も持たないし、己の腕力では力になれない事は分かっている。
開かないらしい、と其の様子を見て取れば、不安げな貌になった。]
(136) 2013/01/01(Tue) 21時頃
|
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 21時頃
|
[扉に向き合っていて気がつかなかった気配>>136に、扉から離れてようやく気がつく。最後まで握っていた取っ手から手のひらを離せば、思いのほか指先まで冷え切っている。]
……扉が、開かない。
[緩慢な動作で振り返り、眉根を微かに寄せた。 不安げな様子に輪をかけることになるとは思えど、今の様子を見ていたのなら嘘を教えることもない。 近づいて、首を僅かに傾けた。]
……、外へ? けれど、冷える。
[遠巻きに顔色の悪さを示し、外へ出るのはお勧めできないと首を振る。]
(137) 2013/01/01(Tue) 21時頃
|
|
[外へ、と問われ、ふるふると首を横に振る>>137
此処が開かないのならば、別の扉を探しては? 唇は幾度か、空気を噛んで。 小さく指を振るだけの身振り手振りで伝えようとしてみる。]
[ そとへ いきたい のでしょう? ]
(138) 2013/01/01(Tue) 21時頃
|
|
>>58 あ、ああ、もちろんです。 おなごのか細い手は大事にせななあ。
[なにやら思案しながらも茶を用意してくれてはる。 おみつはんはしっかりしておまはんな。
安心せい。なーんも起こらへん。 起きたとしてもなんとかなる。 わしは天下の世渡介や。 わしにでけんことはない。]
>>61 「それでは、参りましょうか」
へえ、わたしはこれを持てばええんで。 はいはい。向かいまひょか。
[声をかけられ三人居間へ、今はすぐにも他のと集まんのが良案か。]
(139) 2013/01/01(Tue) 21時頃
|
|
そぉかい。 それじゃァ其れは、褒め言葉として受け取っておこうか。
[嫌だと言われれば嬉しくなる。 信じられるからだ、甘言よりも嫌悪の感情のほうが余程。]
己こそ、か――――。 嗚呼、態々有難うな。
[口元が自然とにやり、歪む。 捨て台詞のように吐かれる皮肉のうちにすら、女のうちにある昂ぶりを手応えとして確かめた。]
(-73) 2013/01/01(Tue) 21時頃
|
|
――一階・居間――
>>76 [異国風の扉を開けようとするおみつはんから盆を受け。扉が開いて盆を返す。 まばらに人がいるのを見てぽんっと頭を軽く垂らしまして。ぽつり。まだ見たことない顔もおるなあ。]
「お茶を入れて参りました。 よろしければどうぞ。」
>>77 [おみつはんは丁寧に赤い茶を茶器に入れてくれてはる。 どうら、ここはここは一つわしも飲ませてもらいまひょ。]
ほな一杯いただきます。
[聞えたかどうかはわからんけど。 そそくさ茶を配はる、おみつはんとお嬢はんに一言。
来てから一度も暖まってない身体に温かいものがすぅーと入て来る。 ああ、わしは生きてんねやなあと実感するものや。]
(140) 2013/01/01(Tue) 21時頃
|
|
[立ち去っていく女の背を見ていれば、左目がずきりとひとつ痛む。 傷が血を流しているような気がして、己は薬売りと話す傍ら其処にそっと手のひらを宛てた]
奇跡でも起こらない限り、幸せなど見つからないさ。
[無論ぬめりとした血液の感触は無い。 何度も確かめてしまうのだ。時折眼の中で痛む古傷が、実際に開いているわけではないと……もう、識っているのに]
………おれのような、ひとごろしには。
[去りゆく背中に向けた呟きは、その耳に入らなかっただろう。 きっと。*]
(-74) 2013/01/01(Tue) 21時頃
|
|
>>110 [茶を運び終えたお嬢さんはおみつはんの隣りに座り。 一息ついたあと、わしははじめてみる顔の人々に挨拶をする。 人と人は縁で結ばれとるさかいな。]
>>118 どうもはじめまして。わたし性は菱川。名は世渡介。 着物売りをしとりましたが、今は神社、仏閣巡っておりまして。へえ。 [>>129 居間を出ていく男を尻目に、それについてく女を横目に。派手な黄色の羽織の男に挨拶をと。 こない不安な気持ちでいると安心できるは人の温もりか。]
(141) 2013/01/01(Tue) 21時半頃
|
|
[その唇から、音は漏れない>>138。 首を振る様子から、外へ出て行きたいわけではないようだ。
掲げられた、指先。その仕草は何かを伝えるように。話すことができないのだろうか、刹那間を持たせた後に]
……あぁ。 無理にとは、考えていない。
[その意を何とか汲み取り、ゆっくりと首を振った。その後僅かに目を細め、感謝の意の笑みを作ってみせる。]
……貴女は、どうしてここに。
[外に出る用でなければ、男自身に用事だろうか? 書くものを用意したほうがいいのかもしれぬと、問うた後に気がつき顎に手を当てた。]
(142) 2013/01/01(Tue) 21時半頃
|
|
/* ミスッタ ウトサンオンナヤナイカ
(-75) 2013/01/01(Tue) 21時半頃
|
|
[無理に出たいわけ、ではないらしい。 笑みを向けてくれるのを見、それならば一応良かった、と言えるのだろうかと、懸命に動かした指先を降ろして。]
、――
[此方への問いに答えようとして、近くに居る相手への内緒話のように口元に手を当てた。 彼の頭が下がったなら、小さい声は辛うじて聞き取れる音量で。]
(143) 2013/01/01(Tue) 21時半頃
|
|
[ やすむ のに ]
[ どこか ばしょ を ]
[ ごぞんじ かと ]
[先ほど落とされた言葉への返事にもなる。 この館の中を全く詳しくない己は、調理場と居間と此処しか知らず。]
(-76) 2013/01/01(Tue) 21時半頃
|
|
/* なんか俺、日本語がおかしい
(-77) 2013/01/01(Tue) 21時半頃
|
|
[指先が口元に当てられる仕草>>143。視線を彷徨わした後、片手で結い髪を押さえて屈む。幾分差のある身長差は、それで漸く縮まる。]
――……、
[やがて耳に届いた声に、暫し姿勢はそのままで考え込んだ。けれどそれは長くはなく、屈んだ体勢を元の高さへ戻し、手櫛を通しながら髪から手を離した。 一階は大体の場所を見てきた故に、判断した答は。]
……ここには、ない。 二階があった、恐らくそこに。
[そこで言葉を切り、暫しの沈黙。 上背の高い位置から見下ろすせいか、やはり赤き衣に映える顔色は良くない。]
……良ければ、そこまで。
[失礼だろうかと思いながらも、手を差し出す。かつて――に、そうしたように。 例えそれを拒んでも良いように、控えめな距離だったけれど]
(144) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 22時頃
|
何やらの音が、耳につきますな。
[暫くの沈黙の後、それを破ったのは男の方であった。 静かな空間に耐え切れなかった、というよりは それを助長させる針の刻む音を、青年に聞かせまいとして、だ。 その時計が逆に動き、遡る動きを見せているなど露知らず。 大時計の前に立つ、まだ見ぬ人の顔さえも知らず。
此れだけ食事が並んでいるのだ。 もしやと思い目を向ければ、飲み水の入ったらしい透明の急須が見える。 急須と謂うにはやや縦長く、多くの量が入っていそうである。]
お水でも。
[少しは楽になるであろうか。 そう、差し出す湯飲みもまた *透明な*]
(145) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
――少し前:居間――
いいえ、驚かせてしまったかと。 ご気分を損ねていなければ良いのですが。
[視線を合わせれば、目元が緩む>>59のがわかる。 強張っているものより、そちらの方が好ましいのは自明のこと。 連れられてきたのだ、と聞けばやはりと思う。 そして、合っていたはずの視線が徐々に下がる>>60のを感じれば、はじめは何かと瞬き、その先にあるものに勘付いて理解する。 その行為の意味に気づいてしまったからこそ、目の前の巫女に同じことをしようとは、ついぞ思い至らなかった。]
(146) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
/* なんで思い至らなかったの: 自分が性差に頓着しないから、確かめようとする≒頓着する質の人≒見た目通りの性なのだろうと思い込んだ
(-78) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
[綺麗な流線に、美しさを感じる。 花がほころんだような笑みに、ああ落ち着いたようで良かったと心から思う。
商い人の性分か、表情のほんの僅かな違和には気づけど、まだ緊張が残っていただろうかと、深くその意味を探ろうとはしない。]
(-79) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 22時頃
|
白鳥神社の、ゆり様。 よしなに、よろしくお願い致します。
[名乗りを聞けば>>65、認識を深めるよう繰り返す。 結髪の男にも向いて、芙蓉を名乗った。 宵渡朧。風情ある名だと思うよりも早く、続く音を唇が繰り返した。]
……書庫番。
[その響き>>93を耳が逃すことはない。 しかしこの屋敷の、ではなかろうと、はやる心はひとまず抑えて招待状の箔押しをなぞる。]
えぇ、他にも何人かお顔を拝見させていただきました。 老若男女……と言って差し支えない多様さでございましたね。 嫌ですよ、狐に化かされて気づけばみぃんな胡麻塩頭、なんて。
[何処の絵草子だか、そんなことをのたまって。 からりと笑うも、続くゆりの疑問>>66に笑みは消える。]
(147) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
それが、まこと申し訳ないことながら。 西洋のことにはとんと疎いものでして、ねぇ。 宴だか何だか、そういうもののことを海の向こう方ではそう呼ぶようですよ。
[この屋敷に来てからの、僅かばかりの知識で答える。 世間知らねば品物売れぬ、物知らずとは言わないが、西洋の知識を取り入れるだけの機会には恵まれなかった。 朧が意味を躊躇わず口にする>>93のには、助かったという思いと、合わせて期待が、また募った。]
(148) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
[この男は、西洋のどれほどに通じているのだろう。 書庫番であると言う。どれだけの書物に触れたのか。
探究心と興味が、朧へと視線を向けさせる。]
(-80) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
[ふと耳を掠めた男の声。感じる視線。 私はこの時、彼の方を向かず一瞥したままで、一言だけ返していた。]
哀しくない。
[口に出してみれば、なんと頼りない響きだろう。 私は、私の心を偽る言を吐く。 男の問いに対する偽りの解を吐く。
――呟いた嘘が、少しはほんとうに。 「哀しくない」心持ちにしてしまえば良い。 言ってみれば、そんな思いからだった。]
(-81) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
[ゆりの帯に挟まれる招待状を確認し、自分も懐に仕舞い直す。 そうして意識を招待状に向けていたから、立ち上がろうという意識は薄れて、やすやすとゆりの手>>73は肩口に触れること叶った。 拒絶というほど、拒絶はしない。 好奇の目に晒されるは、経験のないことじゃなかった。 顔を合わせてどれだけも経たないのに触れるまでされたのは初めてだが、怪訝に一度身を強張らせただけで、腕をなぞる指先は着物の奥の形を知ることになる。]
(149) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
―― 少し前:居間にて ――
[居間から出る寸前、響いた声>>141は柔らかい語り口の自己紹介。 数瞬遅れてつと振り返れば、世渡介と名乗った若い男と視線が交わる。薄い唇を、躊躇わず開いた。]
宵渡、朧。 ……書庫番だ。
[名乗ったその前後、彼の視線が別所へ動いた。不思議に思うものの声は重ねず、居間をそのまま後にする。
男のあまりに素っ気無い返事を、不快に思ってしまったのだろうか。宴会の場に空気を悪くすべきではない、後で謝るべきだろうか。考えるも、一度居間を出てしまった以上戻るのも気が引けてしまった。]
(150) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
―大階段・踊り場―
[その男を、ふっと一瞥し――、 彼が大時計まで寄って口にしたこと>>131に、ぱちりと瞬いた。]
奇跡、と呼べるほど芳しいものとは。 そうした心地は、致しませ……
―――何、を。笑うのですか。
[自分とも距離が近づいているその人に、振り向こうとしたところ、男に瞳を覗き込まれた。 重なる視線。にっとした笑み。 私はまた僅かに目を逸らし、視線を泳がせる。]
(151) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
――案外と、積極的な御方で?
[冗談めいた笑いが、滑る指を追いかけた。 まだ近い視線の距離。唇も近づけて、そっと。]
(152) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
/* コピペして切るとこ間違えた
(-82) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
何を、探しておいでなのです。
[薔薇と熱に混じって白檀の香る、濃密な妖艶さ。 囁き声は、巫女の動きの意味を探るように。]
2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
何を、探しておいでなのです。
[薔薇と熱に混じって白檀の香る、濃密な妖艶さ。 囁き声は、巫女の動きの意味を探るように。]
(-83) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
[何事もなかったように、指先は離れる。 笑みさえ湛えるゆりの様子>>74には、何ぞ今の触れ合いの意味など残っていなさそうで、瞬く。
ひょこ、と足取りのおかしさだけが、代わりに目についた。]
ゆり様、
[座りませんかと促され、こちらも立ち上がりはするものの。 視線は先よりもずっと下の床面を気にしてしまう。 緋袴に隠れて見えなかった、足先。そこからちらと覗くのは、素足でも足袋でもない、白い布。 長椅子を勧められ、しっかりと薬鞄を手にして座れば、袴の裾から覗くのは、赤の滲んだ白い手拭い>>75。 それ以上にも赤い脚に、これは血止膿止だけでは済まないかもしれないな、と表情を苦くした。]
(153) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
[その隙に芙蓉>>101、と呼ばれれば、思案顔のままだったので険しい顔が書庫番に向く。 が、軟膏の所望と分かればそれもすぐに和らいだ。]
書庫番さんの傷となれば、金創ではなさそうですね。 蘆薈と蜜蝋の練ったのに致しましょう。浅傷にはこれ以上のものはございませんで。
[自分自身常に携帯する薬品だ。 値の張るものではないが、効果は実証済みである。 ゆりの傷よりは話が早そうだと、薬入れに満たされた薄黄みの軟膏を差し出した。]
茶器を揃えた面々がやってきた>>76のは、その頃だ。 嗅ぎなれた茶の匂いではないそれに奇妙に感じるも、雪の降るさなか、火があっても温かな茶は救いだった。 ゆりがそれを手にとったのもあり、自分も手を伸ばす。 口をつけることはないまま、近くに茶器を下ろした。]
(154) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
――お身体を温めるのも、大事なことですよ。
[随分冷やしたらしいゆりには、静かにそれを告げて。 更に訪れる人が増える>>118ならば、場所を作らなければと身をよじる。 が、扉の方に目線を向けて、はっとした。]
申し訳ない、ウト様。 あの玄関先で、とのお話でしたのに。
[約束を違えるなど、あってはならない。 時刻は定めていない落ち合いではあったが――そも時刻など知り得ないが、それにはまだ気づかないまま――非礼をすぐさま詫びる。 薬鞄を広げている身、ゆりの手当てに難儀している最中なのは伝わったか、否か。
彼女の抱えているものに、水が満ちるのを知れば有難いとまた深く詫びた*]
(155) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
/* 喉が たりねえ
(-84) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
/* そんなに見ないで>< なんもないよ><
(-85) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
/* ここは陰謀州だ!
飴などないわかるな!
秘話ごばして削除してる場合でもないし長文連投してる場合でもないんだ!!
うん、素直に助けてほしいよね……
(-86) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
/* 志乃は秘話で言葉をかけるための設定なのかしら。 いいなあ、なるほどだ。
(-87) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
/* 他にも秘話誤爆してないかすごく焦っている
(-88) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
[長身が戻った後に返された答えに、こくり、頷いた>>144
気遣ってくれているけれど、踏み込まれてこない距離感はどこか安心するもので。]
―― ?
[差し出された手に、幾度か瞬きした。 大きな手のひら、相手の切れ長の瞳、もう一度手のひら、もう一度。 視線の往復を何度か繰り返してから、漸く意図に気付き、己の手を彼の手に近付ける。
ひやりとした指先に触れるには、戸惑いの所為でまた少し時間を要する。 引っ込められてしまうのが先だったかもしれない程に。]
(156) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 22時頃
|
― 一階・居間 ―
[ほう、という息を、 傍らに座した赤い着物の女子からも聞いた。 やはり温かい飲み物は良いものだ、 などと暢気なことを考えていると、]
いえ、私はここにお招きいただいた者です。 勝手場をお借りして淹れて参りました。
ただでさえ外はあの雪。 図々しくも温かい茶など頂きたく…。
私以外にも客人がいらしている様子。 こちらのお屋敷の方がいらしたならお任せしたのですが、 見掛けませんで。
私は 相馬みつ と申します。おみつ、と、どうぞ…。
(157) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 22時頃
|
[千早を羽織った、巫女様>>78…だろうか。
巫女様の傍らには、 艶やかな髪を高く結い上げた男>>111の姿も。
茶の礼には軽く頭を下げて応じ、 屋敷の者かと問われれば、 巫女様と傍らの男の瞳を交互に見た後、 しれっと己の勝手を告白する。]
(158) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
[茶を啜り、 また一つほう、と息を吐く。
美しい巫女様である、と 不躾にならぬ程度に眼福を噛み締め、 その唇が「紅茶」と紡ぐ>>79を耳にしては]
巫女様は、こちらをご存知なのですか? 淹れ方はこれでよかったのでしょうか。
あいにく、淹れなれた茶が見つからなかったもので。
[教えを請うような声で訊ねた。]
(159) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
/* ゆりと志乃はおとこのこだよね? ゆりはそうだと踏んでいるけど志乃は違うかしら。 俺ァどっちも行けるンでね。へへえ。
(-89) 2013/01/01(Tue) 22時頃
|
|
[居間を出る前、菱川の視線を感じ、ちらとそちらを向いた。 ぺこ、と小さな会釈を残す。
先刻の言葉>>43は嬉しかったと、微かに口元を緩ませて。]
(-90) 2013/01/01(Tue) 22時半頃
|
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 22時半頃
|
ねぇ。この洋館には、キミ一人で住んでるの?
[他の14人が全員、招待客ならば。]
バラも、キミも、一人ぼっち? バラとキミが一緒なら、一人じゃないか?
[ふふっと、小さく笑って。]
……キミは、哀しいの?
[何かのカラクリを使って消えた、黒の少年。 この館のどこかには、居ると思うのだけど。 虚空に呟く言葉の返事は、どこからも返っては来ない。]
(-91) 2013/01/01(Tue) 22時半頃
|
|
[となりに立つは端正な面立ちをした異人らしき男>>151、然し口を開けば語るは日ノ本の言葉。 怪奇に怯えるが如き姿がかすかに微笑ましい]
なァに、己とて芳しいものとは思っちゃおらん。 『くりすます』とは異教の宴だろう。 異教の神は奇跡を起こし信者を増やすと云う―――…、 ん?
[言葉の間にも男の瞳に視線を向ける。 深き青色の艶めく変化を追っていた所で、その瞳がずらされた]
なにをって、愛想笑いさ。 真顔で覗かれても御前さんも困ろうよ。
……そう怯えなくとも良いだろう?
[己に怯えられれば、微笑ましいどころか哀しいものだ。 首をこてり傾げながら眉を下げて、哀しさを表現してみせる。]
(160) 2013/01/01(Tue) 22時半頃
|
|
―― 少し前・居間にて 芙蓉と ――
………………。
[顔を上げた彼>>154はどこか険しい表情だった故に、面倒な頼みごとだっただろうかと数度瞬く。けれどそれは杞憂だったようで、すらと答えるその声音に微か口角を上げて頷く。]
ありがとう。 ……これを。
[軟膏を受け取り、その手へ代金を乗せる。いつも購入する薬代よりもほんの少し、多めだった。]
(161) 2013/01/01(Tue) 22時半頃
|
|
/* 勿体ないから、ソロールはしたくない、けど! 誰かに遭遇しようと思うと、戻る事になっちゃうコマッタ! どーしよう。
(-92) 2013/01/01(Tue) 22時半頃
|
|
[芙蓉に近づいたその刹那、薄い唇を結んだまま男はじっとその双眸を己が切れ長に映した。
度重なったこちらに向けられる視線の強さに、そしてその意に。どんな解があるのかと探すように。]
(-93) 2013/01/01(Tue) 22時半頃
|
|
[――― 此処にも強がりがひとり。]
[先程も『哀しくない』 と 返された。 そんな返答の頼りない響きといい、目前で揺れる青の色といい、 この男、誂うには至極面白い。]
[嗚呼、そんな意地悪は交わす視線から透けてしまうだろうか]
(-94) 2013/01/01(Tue) 22時半頃
|
|
/* 意訳:亀吉かわいいわぁ
それにしても慶の下衆っぷりが酷い。
(-95) 2013/01/01(Tue) 22時半頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 22時半頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 22時半頃
|
[彼女がうつむいた後、暫しの沈黙が降りた。 せわしなく動くのはその視線、男は黙って身動き一つ取らぬ。
階段を上る前に、倒れないように。躓かないように。その気遣いはあまりに子ども扱いだっただろうか?独り気まずさを感じ手を引きかけ、半端な位置でまた動きを止める。 その手が、差し出されようと動いたことに気がついたのだ。]
……失礼。
[冷えた手のひらを彼女の手の下に差し出した。握ることは無く、支える姿勢。それは従者が主人を導くようなそれ。]
……、では。
[視線をもう一度合わせ、先導するように歩き出す。歩幅は狭く、速度は遅い。ゆるりと、廊下を奥へと進む。]
(162) 2013/01/01(Tue) 22時半頃
|
|
/* のどg
陰謀飴ちゃんないのが辛いよね…
(-96) 2013/01/01(Tue) 23時頃
|
|
/* 鳩だったので灰を後回しにしていたのだが、「病人」だとっ
人狼を「戦意喪失」させるという、何と何と。
単に襲撃させないという意味なら腕でも切り落すかと思っていたのだが、精神的な意味でも、ね。
(-97) 2013/01/01(Tue) 23時頃
|
|
──居間>>93──
朧さんと仰るのですか。 夜を渡る朧月夜。──風雅な名前ですね。
異国の言葉に、お詳しいのですか。
[>>101朧が軟膏を芙蓉に求めるのを聞いても、金子の類を一切身に着けて居ないゆりは、自身で薬を求めることはしない。 >>102朧が顔を背けたのに気付けば、とろりと眦を下げ]
何を謝っておいでです?
[と、不思議そうに尋ねた。]
(163) 2013/01/01(Tue) 23時頃
|
|
[>>104紅茶を運んで来た女性の後から、もう一人の女性>>104。 更に異国風の鮮やかな色彩を身に纏った女性>>118。 その後、小鈴も居間へと戻って来た>>119。]
いいえ、然程ではありません。お気になさらず。
[小鈴へはそう答え、緩く頭を振る。]
(164) 2013/01/01(Tue) 23時頃
|
|
[指先が触れる>>162 己ではない冷たさに支えられ、手引かれた。 先導される速度は、此方を確りともの。]
、――
[あ、と何かを言いたげに唇は開くも、それ以上を紡げずにすぐ閉ざされる。
此の優しさが普通なのかどうか、己には判断できないでいる。 支えられる手の位置も、此の侭でいいのかも分からない。
触れた宵渡の指先を、無意識の不安が、きゅ、と握ってしまった。]
(165) 2013/01/01(Tue) 23時頃
|
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 23時頃
|
/* やべえ おぼろん(誤解のある言い方)の紳士っぷりやべえ
(-98) 2013/01/01(Tue) 23時頃
|
|
[居間はあっと云う間に賑やかになった。 千客万来とはこのことか。 機を見て名乗り、共に暖炉を囲む。
>>111紅茶について問われれば穏やかに頷き]
はい。村の方からの差し入れにあったのです。 とは云え、頂いたのはたった一度きりです。 たくさん頂きましたので、時々飲んで居りました。
[その後は、白檀の香とやはらかな微笑を纏い、人々の話を聞いて居たが、長い黒髪の女性>>110が所在なげに身体を縮こまらせて居るのを目に留めれば、束の間、様子を探るようにじっと射干玉のまなこは其処で止まった。]
(166) 2013/01/01(Tue) 23時頃
|
|
/* ptが足りない事件。 え、あと3時間あるの?
(-99) 2013/01/01(Tue) 23時頃
|
|
――くりすます。 そんな語も、あぁ、聞こえた気がします。が。 異教にしても、奇跡ならばもっと良きものを、
[>>160そっくりそのまま「異教」の語を用いて、口を噤んでから。 愛想笑い、などと聞いても如何も頷けぬまま(問うたのは自分だが)瞳の色を今しばらく男から外していた。 今、怯え、があるとするならば。 それは怪異とすら呼べる針の動きよりも、或いは――、]
怯えて等、居りませぬ――、 ですから、斯様な哀しい顔をなさいますな。
[こう答えること自体が、この男自身に対する怯えがあると示しているようなものだったろう。 それでもまだ、ちらりと彼の方を見遣ることは出来たから、浮かべてみせた顔の色も幾らかは察していた。 ついでに、彼の纏う着物の状態も。]
(167) 2013/01/01(Tue) 23時頃
|
|
――ここは些か寒う御座います。 御仁、あなたも、斯様な襤褸で冷えやしませぬか。
[実際に男が纏う着物が温くないものか否かは知らない。言ってみただけだ。 ブーツを履いた女子は、その点寒さも和らいでいるだろう、とは思いつつも――]
お二方とも、場を移しましょう。暖の取れる間に。 此処は洋館なれば、暖炉を設けた居間も 何処かにありましょう。
[これは話を逸らすための方便であり。 同時に、本当に暖が欲しかったからでもあった。 衣に薄く被っていた雪は融けきり、冷えと重みの両方を増す。 芳しからぬ心地からの寒気も――あったのかもしれない。]
(168) 2013/01/01(Tue) 23時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 23時頃
|
[――判っていた。 この男の眼差しの中に在る色を垣間見ていたからこそ「意地悪」なるものの思い出がよみがえり、抱く怯えを増していた。]
(-100) 2013/01/01(Tue) 23時頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 23時頃
|
/* といっても居間がフルハウスすぎるので、言ってみたは良いけれど二人とも大丈夫かな、とも。
しかしあまり人と会ってないのでできれば私だけでもおじゃまpp……
(-101) 2013/01/01(Tue) 23時頃
|
病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 23時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
[移動の間に、口を開くことはない。 場を和ませるような会話術は、書籍で学んではいなかった。否、ただ浸っていたかったのかもしれぬ。こうして歩いた日々に、――
静々と歩くこと数歩、冷えた己が手に重ねられた手が、無骨な指先を握る感覚>>165。 漸く我に返った男は、立ち止まりて傍らを見下ろす。]
……もう少し、遅く? それとも、担ぐか。
[歩く速度か、それとも気分が悪いのか。覗き込むようして、問いかける。]
(169) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
― 大広間 ―
[慣れない油っこい食べ物の匂い。重い匂い。 また少し、空気の粘度が増した]
だい…じょうぶ
[唾を飲み込み、一度固く目を瞑った。ふ、と息を洩らし薄く目を開ける。暫したってから、ゆるゆると首を振った。 カチカチカチ…と規則正しく響く音。 何の音かはわからなかった。それでも、一度だけ聞いたことがある音だと、記憶の引き出しが緩むのがわかった]
(170) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
― 先刻、居間 ―
[西洋風の湯のみや暖炉へと、視線を迷わせていた。 声を上げ名を名乗りあう中にも入れずに。
怪我人をじろじろと見てしまうのも趣味が悪いと、そちらは余り見ないようにはしていたが。 其の当人の視線が此方へと向いたならば>>166、唯戸惑い見詰め返すようになる。]
(171) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
[向けた視線。手を伸ばしても届かない距離。 男の知る寿命からすれば、老人といってもおかしくない、皺の寄った肌。
顔の見えない誰かみたいだ。 怯えている自覚はなくとも、また固く、目を瞑った]
(-102) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
―居間―
[交わされた挨拶の、幾つかを胸に留める。 菱川と名乗る呉服屋>>141は、少々そそっかしい印象。 彼の言葉を受けて名乗る>>150書庫番は宵渡。世渡介とは正反対に、そっけない素振りで部屋を出ていった。
そして、もう1人。赤い着物の女性。
動く唇>>126が、何を唱えたかは汲み取れず。今度は読唇術でも見に付けようかと内心肩をすくめた。 挨拶に応えないこと自体には、違和感は抱かない。人には様々な事情があり、現に彼女は暗い表情で俯いてしまった。普段なら何か気遣う素振りを取るかもしれないが、それより今は手に持った桶が先だ。
ちょうど芙蓉の姿を見止め>>155、胸を撫で下ろした。]
(172) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
いいえ、あたしのほうこそそそっかしくて。 居間の話は聞いていたんに、伝え忘れてしもうたなんて。 芙蓉さんがここにおってほっとしはりましたわ。
[時間を定めていなかったことは、自身も失念したままだ。 もとより穴だらけの約束事。 なのに律儀に守ろうと詫びをくれる薬売りに、ゆったりとした笑みで返す。 けれどそれもつかの間。 広げられた鞄>>155。西洋の物に似せられたそれに、ちょうど手当ての最中と気付き、隣に座る女性を見遣った。]
…そちらの、お方。もし、お名前頂戴してもよろし? 噂話に挙げてばかりで名前も知らないんは、ちょいと心苦しくて。
[彼女の警戒を解くような語り口調を保ったまま、芙蓉に水を差し出した。]
(173) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
― 一階、エントランスから移動 ―
[覗き込むように問われる言葉に、勢いよく首を横に振る>>169 血の巡りの所為でくらりと眩暈がしそうになったが、気力で堪え。
遠慮がちに、またひそやかよりも小さな音が鳴る。]
(174) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
み、ず
[再び閉じていた瞼をあげる。壁に寄りかかり少しずり落ちるような、中途半端な姿勢を持ち直す。差し出されたものに反射的に手を伸ばし]
………傘、みたい
[受け取ったそれは、傘とは違う硬い感触で。落とさないよう手に力を込めれば、水面が微かに震えた]
ありがとう、ございます
[視線を一度も合わさないまま、ほとんど気のせいかと思えるほど僅かに頭を下げた]
(175) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
[口を噤む男>>167は己は見下ろし続ける。 逸らされ続け重ならぬ視線に思うことは、単純に、此れを覗けないのは勿体無いと云うがひとつ]
そうか、ならば其れは良かった。 己はそう哀しそうだったかな。 年を取ったせいか寂しがりになっちまってなァ。
[見下ろしたままけらりと笑った。 ちらりと此方を伺う仔兎のような視線を見れば、ひらり手をひとつ振ってやろう――と、したのだが]
……ん?
[突如此の襤褸の事に触れられた。>>168 己は男に向けゆるり首を傾げる。]
(176) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
そうだなァ。 此奴ァ己の普段着だ、冷えるにはとうに慣れた――…が、
[ふと、居間に置いてきた男女を思う。 みつと明之進、彼らは暖かくしているだろうかと]
うむ、場所を移すとしよう。 居間なら己が先程いた場所だ、暖炉もある。 付いてきな。
[そういえば探検をしようと出てきたはずだが、探検は一時中断だ。 進行方向に背を向けて、一足先に階段を下りはじめた。]
(177) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
[ すみません ]
[ こういう の 、 なれて いなくて ]
[こうして手を取られることに、長い時間誰かに触れることに。 慣れない指先が小さく震えて、縋る様。
其れが申し訳なくて、情けなくて、恥ずかしいような気さえしてくる。]
(-103) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
[ところで千早姿の彼女は、足元の労しさと裏腹にのんびりとした>>166風情。 彼女の周りがどこか暖かい空気なのは、傍にある暖炉のせいか、それとも。と考えたところで、白檀の中に混じる違う香りに気付いた。]
あら、お紅茶。珍しいものをお飲みですなあ。 あたしも見たことくらいはありますが、ほんに遠くから見たことがあるくらいで。 これを淹れるんは慣れてないと難儀でしょうに。
[くるり、居間を見渡す。 淹れたのは、あの髪を纏め上げた女性だろうか。
書庫番と赤い着物の女性の姿がないのに気付いたのは、その時だった。]
(178) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
[自分以外の、14人に会った。 その後、暫く薔薇のアーチの下で身を潜めていたけれど、館の中が騒がしくなる様子もない。 あの声>>0:#12は、外からだったのかなと思う。]
[何事かを小さく呟いた後に、立ち上がって、庭を後にした。]
(179) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
/* ごろろろろ
(-104) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
…痛みます? やせ我慢されてるなら、こっそり言っておくんなまし。あたし1人に言ったところで、誰も構いやしませんよ。
[のんびりとした会話から隠すように、こっそりと問うた。]
(-105) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
―大階段・踊り場―
[針が廻り、廻るのは個の時間でありましょう。 天宮殿の呟き>>124が氷刃の様で、沙耶様は顔を歪めてしまいます。 腕から滑り落ちた水色の衣が足元で広がるように、心の内で広がるものは、何と形容したら良いのでしょうか。
樋口殿の、何処か探る様な視線から顔を背け>>130、 久慈殿>>103と小雀殿>>121の気配に唇を強く結びます。 近付く様子があれば、今にもこの場から立ち去っておりました。]
(180) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
[喜びを識る時、絶望に打ちひしがれる時、 西洋硝子が如き此の眼差しはどんな色に輝くのだろう。
背を向けた先の男に対して、己が裡で意地の悪い好奇心が滲む。 嗚呼、識りたい。 後で見る機会があるならば。
―――いまは一度、逃げられはしたが。]
(-106) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
/* すまん小鈴ちゃん。
オスカー抜きだと13人で、自分を抜かしたら12人や…。
キリのいい数字がいいかと思って15にしただけなんだ…
(-107) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
[当然のことながら、 居間にあの浪人風情の姿は、ない。
皮肉を投げて背を向けた。その背中に向けて投げられた、呟き。
後半は上手く聞き取れなかったが、最初の1節だけは聞こえて。]
『奇跡でも起こらない限り、』
[眉を下げる。 その直前まで苛立っていた筈なのに。
漣立つ。ここまで感情が一度に揺さぶられるのは久しぶりで。
眉を下げる。]
(-108) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
──少し前 居間にて>>151──
[冗談めいた笑いと言葉に一切の否定はない。 唇が近づけられても微動だにしない。
喩ひ、小鳥が南天を啄むように、その唇がゆりのそれへと重ねられたとて、白い相貌に浮かんだ笑みは翳りもしない。]
(181) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
[──慣れて居るのだ。そう云ったことに。]
───… 。
[朱唇は解け、隙間より溢れ落つる言葉の代わりに、淡い呼気だけが漏れた。 いいえ、なにも──。舌と唇が形作る、音にならぬ音。
離れる間際、指先に力籠め、着物の下の靭やかな筋肉を羨ましげな──或いは、愛おしげな──手付きで撫ぜた。*]
(-109) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
[ええ、おまえさん。 奇跡を手繰ろうと辿り着いた先がここなら、碌な結果などありゃせん。*]
(-110) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
[わたしには なにも ない]
[何者でもない 何者にもなれない わたし]
2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
/* 話してない人が居る居間に戻りたいけど。 大集合になっちゃう。 ううう……困った。困った。
(-111) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
/* ときめきもものき!!!!!!
かーーーーーーわいいなぁーーーーーー
でれっでれやでぇ
(-112) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
[唾を飲み込む姿、首を振る所作。 大丈夫といった声も、いくらか心許ない。
閉じられる瞼、暫くして持ち上がる睫毛。 壁に寄りかかるその身体。 伸ばされた手には少しばかり男も安堵したが、それでも。]
傘……嗚呼、あの幼子の?
[唐傘は水を汲む時に、一脚の椅子に立てかけていた。 透明な、其れに連想しうる傘。 男の持つ『時代遅れ』の傘には、透き通る色など在りはせず。
微弱に揺れる頭と、合わされない視線には少し苦笑を浮かべた。 そっと溢す男の声は、憂いて優しく。]
(182) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
/* 今気付いたけど、ゆりと芙蓉は何してんのwwww しかもアンカーふいた。
(-113) 2013/01/01(Tue) 23時半頃
|
|
/* まだ会ってない人:朧、雷門、藤之助ちっぷのなんとかさん(ごめんなまえ未だ覚えてない)、ゆり、しの、小鈴
もうすこしがんばりましょう
(-114) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* あと88www ちょっと、今まで飴に頼りすぎて居ましたね。
く、くそう。
(-115) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 00時頃
|
[ほんの少し、裡に入る。 拒めばすぐに離れよう。 『拒絶』は男のよく知るひとつ。 しかしても。]
無理は、なさいませんよう。
[側へと踏み込む。 透明な湯飲みを渡した老人の指先が、そろりと肩へ向かおうとして。]
(-116) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* 雷門さんやさしいほれる 小鈴ちゃんごめんね 女の子殴るとかゆるされざるよ・・・!
(-117) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* 安価ミスは表で修正しないと、読み返す時不便なんだよね……。
(-118) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
[天宮殿と樋口殿が大時計に視線を向けています。>>131>>151
『哀しくない者など、この世の中に居りましょうか>>11』 その様に言われたのは芙蓉殿でございました。
訝しむ黒鳶の暗さには、何も言えず仕舞い。 薬売りの哀しみと困り事>>12とが繋がりますのか分かりはせず、 『優しい』などと意外な言葉に、首筋に当たる指先が氷の刃のようにも見えて、 唇を強く結んでおりました。
哀しみを抱きながらも、生きがいの為に、誰もが日々を生きるのでしょうから。 そう、 哀しみや幸福などに考え到るよりも、目の前の事象に意識を向けると良いのです。]
(183) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
[芙蓉殿の正体を疑いはしましたが、この方は骨の髄より「商人」だと感じたのでしょう。 お嬢様は「当たり前のこと」に頷き、信を置きました。 斯様な腹も底も瞳の裏も読めぬような笑みを浮かべるのも、商人然りと。]
分かっておろうに。 全てを買う用などありはしないと、 私を見れば分かるではないか。
[もしもももしもの話だと、眉を寄せて不快を表すのでした。]
(-119) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* ちょっとときめきすぎてやばい
おちつけやさい
(-120) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
無理は、しないでいい。 ……女性に手を取らせるのは……、軽率、だったか。
[まだ会ったばかりの彼女、ましてや男よりも遥か年下のように見える。苦行ではないか、と。]
(-122) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* ちょっとまってねいまあきのしんをDL中
(-121) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
……、……俺は、手摺だ。
[最後に付け加えたのはこれもまた冗談なのだけれど、当の本人はちらとも笑わないのだから、伝わるかどうかは知れず。]
(184) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* 俺が、手摺だッ!
(-123) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* 沙耶綺麗なんだよなー。 大時計組とも会話したいんだよなあ。
大立回りの場に居合わせたかったんだ!ぐすり。
ところでウトはどのフラグに向かいたいんですか← ゆりがまさかの悪女など…
たぶらかしキャラをやるには、あたしのスキル(PC的にもPL的にも)じゃ負けますって!
(-124) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* ゆりにおへんじしたーい けど 回復してからだな… ペース配分考えんといかん 陰謀は何度きても難しい
しかしなに、志乃可愛いんだけど…なに…なんなの…?なんでこんなにかわいいの?
(-125) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* ですよねwwww>アンカー
(-126) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* つーかこの喉の減り方、みんな秘話使ってるよね?ね?
超気になるなぁ。わくわく。
(-127) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
― 大広間 ―
[庭を後にして、そのまま館の中を歩いて。 辿り着いた先、目の前の扉を開ければ、そこは、料理が並び飾られた大広間。]
あっ! おっちゃん。
[アタシのお地蔵様発見。>>182 猫の目を細めて、ふふりと笑んで、小さく手を振れば。 同時に、明之進の姿>>175も、目に入り。]
あっ……。さっき、は、失礼しました。
[ぺこりと小さく頭を下げて、それだけ告げて。 その場を辞した。]
(185) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* 冗談のオプションは、かつての主人が「ねー朧つまんなーい、冗談言ってじょうだーん」とか言うので仕方なく覚えた延長。
(-128) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
あの傘…柔い、傘だった、のです
[使い慣れないがゆえに何処かおかしい口調。 普段の幼子のようなそれから矯正されたものは、結局完成しないままで。
声音の優しさにも気づけない。 ただ、揺れる水面をじい、と見ていた]
(186) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* 会ってない人。 明之進、亀吉、沙耶
役職がわからんな。世渡介は守護者かもしれないけど。 小鈴は飛び入りだから一匹狼じゃないし(メタ
(-129) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
[ふるり、また首を横に振る。 哀しませないように、己の感情を伝えようと、距離を詰めて。]
[ いやじゃ ない ]
[ ほんとうに わたし ]
[ て にぎるなんて ひさしくて ]
[ だから ]
(-130) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* 雷門さん明之進がそこはかとなく色気の在るオーラで僕は眩しい。 手摺は色気のいのじもない!ざんねんでした!
(-131) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
[伸ばされた手は、迷うように揺れた視界に不意に現れた。皺の寄った、けれど固そうな手]
ひ……っ
[喉奥が引き攣れたような、醜い悲鳴。 頭に伸ばされた手の記憶。 逃げ出して、背を向けて、あの手が何を望んでいたのか、今もわからぬまま]
(-132) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
[クリスマスと新年の祝いを、確かに少年は告げておりました。 異教の宴>>160>>167だと樋口殿が良く知っていると顔には出さず、お嬢様はざわつく胸の内を整えようと息を吐き、落ちた水色の着物を拾い上げました。
何を見て愛想笑いと称すのか、樋口殿が哀しい顔をするのか。 お嬢様の周囲に居た殿方等は常に、敵方の動向やお味方の動向や手配した首尾といった難しい話をしておりましたから、このようなやり取りにはどう口を挟んだら良いのか困ってしまうのです。
時計の針が逆さに廻るというのに、時は逆さに廻らぬ様で。
其のような時でした。 天宮殿が場を移そうとおっしゃったのは。>>168]
(187) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* 志乃ちゃんおんなのこなの!?
あわ 俺の女の子発言で方向転換を余儀なくされていたら ごめん 実は性別それとなく聞き出そうと思ってただ なん て
(-133) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
/* いやでも ちょうかわいいんだけど
ちょうかわいいんだけど なんなの ちょうかわいいんだけど
(-134) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
[何かから――恐らくそれは、伸ばされた手ではなかった――逃れようと咄嗟にしゃがめば、手に持った器から水が零れ袖を濡らし、そのまま床へと滑り落ちた。
取り落とした薄青の敷物は透明な器を受け入れ、割れこそはしなかったものの、薄青は少しずつ濃青へと変わっていく]
(188) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
――ええ。
[哀しそうだったかな、の問いにのみ>>176、目を見ずにぽつりと返す。 下駄で底上げしてもなお低い背、それを見下ろす体躯の男。 そんな、寂しがりだと笑うこの男の手前、今の私の心境は、大きな狐の前の兎にも似ているような気がする。 実際改めて男を窺い見た時、仔兎のようと思われていたことには、気づかなかった。]
2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
――ええ。
[哀しそうだったかな、の問いにのみ>>176、目を見ずにぽつりと返す。 下駄で底上げしてもなお低い背、それを見下ろす体躯の男。 寂しがりだと笑うこの男の手前、今の私の心境は、大きなけものの前で縮こまる兎にも似ているような気がする。 実際改めて男を窺い見た時、彼に仔兎のようと思われていたことには、気づかなかった。]
(189) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
[伝えようとする言葉は掠れる息漏ればかり、どれ位伝わったかは分からない。
手摺だと告げる彼の手を、もう一度軽く握って。]
[ てすり より やさしい ]
[冗談を面白く返す言葉を知らず。 心遣いに、目を細めた。]
(190) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
ええ。 舶来のものでしょうかね?
[柔らかく、怯えを孕まぬよう。 慣れない様な口調は、微笑むに留めるだけ。 水は波を生んでいる。 だからか、嗚呼、放っておくことなど出来はしない。]
(191) 2013/01/02(Wed) 00時頃
|
|
[ほんの微かに嫌味を籠めて言った心算だった指摘。 それに男が首を傾げながら返してきたのは、とうに慣れた、との答え>>177。 それでいてなお、提案に是を返す。そして、付いてきな、と。]
―――…はい。
[館の住人にも見えぬこの男、何と暖炉の在り場所に既に辿り着いていた。 思えば私は、館の他の居室のことを何も知らない――。
私は、階下に向かいつつある男の広い背をちらと眺め。 それから、此処に居た鈴蘭の主はどうするかと見遣った。]
2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
/* なんか矛盾してると思ったら表に一発言挟み損ねてる…
(-135) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
[ほんの微かに嫌味を籠めて言った心算だった指摘。 それに男が首を傾げながら返してきたのは、とうに慣れた、との答え>>177。 それでいてなお、提案に是を返す。そして、付いてきな、と。]
―――…はい。
[館の住人にも見えぬこの男、何と暖炉の在り場所に既に辿り着いていた。 思えば私は、館の他の居室のことを何も知らない――。
私は、階下に向かいつつある男の広い背をちらと眺め。 それから、鈴蘭の主はどうするかと、一度見遣った。]
(192) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
[芙蓉は怪我に気付くや手当を始めてくれたよう。 金がない──とは云わず、足元で行われる治療に身を任す。
求めはしない。されど与えられるものを拒みもしない。 それがゆりの在り方。
───そうするように、定められた在り方。]
(193) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
/*慶ちゃん何を企んでいるの……!
(-136) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
[喉を押し潰した様な声。 微かに指が躊躇するも、やはりその腕は伸ばされて。 咄嗟にしゃがむ青年の肩を、微か。 ほんの微か、掠めた。
薄い青が濃いものへ変わって行く。 伸ばした指が次に触れるのは、透明な其れ。 落とされ、投げ出された、透明。]
お怪我は、ありませんか?
[其れでも声色を変える事はない。 只管に柔らかく、優しさを保つ。]
(194) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
誰もが哀しみを抱いている。
されど、同じ哀しみを持つ者など、どうは居るまい。
「君も」ということは、主が一番哀しいのだろう。なのに何を笑う。何故私の手を引く。
主の為に用意したぱーてぃであろう。 主の為に用意した人たちであろう。
そうでは―――ないのか?
[少年へと問いかける声を聞き咎める者はおりませんでした。]
(-137) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
[ウトが携えた盥の水は、自分の為に用意されたもののようだ。雷門から何か聞いて来たのだろうと、話の流れより推測する。
会ったばかりの人間に世話を焼かせて居るのに、見下ろす眼差しに緊張はない。畏まりもせず、自然体で手当を受けた。]
(195) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
[首を振る動作の勢いのよさ>>174に、少々驚いて身体を逸らしたのは一瞬のこと。
また再び、男は身を屈めた。今度は髪を押さえることが出来ず、さらと流るる黒髪が胸の前にするりと落ちる。]
……、……そうか。
[暫く思考を巡らせたのち、緩く首を傾けた。 魚のように跳ねる結い髪が立てた音に、低く呟いた男の声は消え。
今までより確と聞こえた言葉>>190に、二三度瞬きて――やがて微かに、笑った。]
それは、……光栄。 ……、……名を知らぬ方。
[そういえばまだ、名前を聞いてはいなかった。またその表情の変化が見られるといいと告げた声に、彼女は名を教えてくれるだろうか**]
(196) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
/* あああ申し訳ない…全く意味わからないつなぎになってしまった…>手摺 なんだよ手摺って…ってなるよねこれ 気をつけないと
首を振る〜から声は消え、までの後に秘話、その後に手摺、だったんだ。ばか者。気をつけなさい俺。
(-138) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
私は、なにも致しませんよ。
[掠めた指先を男は眺め、ひとつ細い息を吐く。 其れは自嘲、そして自責。 人に容易に踏み込んではならぬと、分かっていて踏み込んだ己への。
踏み込めば『拒絶』が来るを知り。 踏み込まねば『拒否』と成るを知り。
この指先はなにをすることも出来ぬと。 嗚呼、この洋館が男を責め立てているのだ。]
(-139) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
[暖かい場所に行っては、着物に着いた血が固まって取れなくなる可能性があります。 取れぬ事と、この不可思議な館でさ迷い独りになる事と、天秤にかけたのは僅かな時間でした。
纏う衣と口調のせいでしょう。 年を取ったと>>176おっしゃる以上に樋口殿は年嵩の様に見えたのです。
背を向ける樋口殿と、その背を眺める天宮殿。 その時、お嬢様の方を見ている方は誰もおりませんでした。 微かに動くその唇を読む者は、誰もおりませんでした。]
――嗚呼、承知した。私も行こう。
[様子を伺うような天宮殿の視線>>192に頷きを返し、着物を畳み直しながら階段を下ります。]
(197) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
[流れる黒が、綺麗だと思った>>196 己の声を幾重にも濾過すれば、此の滑り落ちる音色になるのだろうか、と考える。]
……
[名を知らぬ、と聞こえ。 本来なら声を潜める内緒話のようにして、精一杯伝わるようにした**]
(198) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
/* まだ誰にも名乗っていませんよ、沙耶様!
そして、役職を迷わせるような事をしてばかりです。
芙蓉殿に信を置いたとかって、まるで追従者みたいじゃあないですか! 赤窓で何か囁いているみたいじゃあないですか!
(-140) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
[只、冗談めかしたつもりだった。 然し青い目の兎が頷いた>>189ので、己は一度驚きに眼を瞬かせ、そうしてやはり笑った]
そうか―――… そぉかい。
[「哀しい」――そう見えたのならそうなのだろう、否定はせぬ。 其れは裡より滲み出る侘しさか。 世の同情を受け襤褸を哂われ寒さに耐え忍び生きて幾年か、虚勢を張るような気骨はとうの昔に折れたのだ。]
(199) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
痛みはします。……でも。
[構わないのです。 ウトの気遣いに、返るは密やかな囁きと笑み。]
(-141) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
/* ぽっいっんっとっがっっっ!!
オスカーに秘話無双とかしている場合じゃなかった。 更新後は計画的に使います。
(-142) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
[穏やかな声が耳に入る。 それに応えることはまだできず、空になった両手で口元を覆い、浅く短い息をいくつも吐いて、呼吸を整える]
ごめ、なさ…
[拒絶する、という意識はなかった。 掠めた手が怖いわけでもなかった。 くぐもった声で謝罪の言葉を幾つも紡ぎ、やがてそれは小さく、聞こえなくなった]
(200) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
[返された笑みと途切れた言葉は、何か含みを持っている様子。 あらまあ、と目を細め、少しだけ意地の悪い問いを。]
…お好みで?
[返答を待つことはしない。咎めもその逆に興味を示すこともしない。 ただこちらも、ゆるやかに笑みを湛えたまま。]
(-143) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
[静かに手当てを受ける様子>>193>>194のゆりに安堵する。 こうなれば自分の役割は終わったも同然。 あと心配事があるとすれば、好々爺の風伯がまだエントランスで待ってはいないだろうかということだ。]
ここは、専門家にお任せしたほうがよろしかろねえ。 芙蓉さん、ほんにありがとうね。
[余計な口を挟むこともないだろう。 彼にゆりを委ね、さて自分はどうしようと頭を巡らせる。 やはり風伯を探すべきか、それとも。]
(201) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
/* ウトのメモにふいたww
いま、いくよ…。
(-144) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
[ しの と よんで ください ]
[緩く、微笑む。
其れが"己の名だ"とは告げなかった。
本当の名は己には名乗る資格の無いものだった。 名は仮初めのものだとも、告げる事も出来なかった。
けれど、少しだけ、 見えないものに近付いてみたく思えば、嘘はつけなかった**]
(-145) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
志乃は、朧と共に、階段を上り二階へと向かう**
2013/01/02(Wed) 00時半頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
[顔を良く見てないからかもしれない。 目を見れば、違うとわかるかもしれない。
ようやく整った息は手の内で温もりを帯び、湿った手をそろそろと下ろして着物に擦り付けた。
ゆっくりと頭を上げて、男の顔を見ようと―――]
(202) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
― → 居間 ―
[一度横を見れば、凛とした武士は困り顔。>>187 しまった、此れは少々やらかしてしまったか。 己はひとつ頭を掻き]
…… 嗚呼。 逢引の最中に話し込んでしまい申し訳無かったな。
[さて、此の冗談が通じる相手だと良いが――。 ともあれ共に行くとの言を聞けば>>197、背を向け、階段をとんと下りていく。その間振り返ることは一度もせず。
先程来た道をそっくりそのまま引き返して居間の扉を開いた。 それは――まるで、時を巻き戻すが如く。]
(203) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
/* ちょっとまったどうしてこうなtt
いやれいせいになるなひとまずつっぱしれ
(-146) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
はい、いろ………
[灰の色、人の成れの果て。
記憶にあるそれと酷似していた、その―――髪の色]
(-147) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
|
[その女子も、提案に是を返した>>197。 私が彼女から今聞いたのは、確かにその返事だけだった。 それより前に何かの言葉紡ぐような仕草は、私の目には映って居なかった。]
では。
[だから私は、そのまま、男の背を追う形で静かに段を踏み始めた。]
(204) 2013/01/02(Wed) 00時半頃
|
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時頃
|
/* はぁはぁ……皆の文章が眼福すぎる。 和あぁぁぁぁぁ和ぁぁぁ!! 和だよぉ和なんだよぉ!!
あぁたまらん。
(-148) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
― 居間 ―
…ふぅ。
[自分で淹れた茶を飲み終えてしまうと、 空になった茶器を盆に戻して改めて室内を眺める。
その中ふと、目を止めた。 少し変わった格好の女性>>178が、こちらを見ていたような。
手をつけていない茶を一つ手に、 その女性へと歩み寄る。]
よろしければ、どうぞ。 初めて淹れたもので不安でしたが、 飲める代物ではあるとかと…。
(205) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[ただ――、 あの時>>180、彼女の手から滑り落ちた布地。 その布も今はもう腕の中に戻ってきていたが。 心持ちまでは如何だったろう。
花の香に紛れて見失いそうになる程の、異なる微かな匂い。 それが血の色であるとは未だ気づかぬまま、少しばかり、心許無いざわつきを胸に抱く。 何処か気に掛かるは、一度、おのれのよく知る或る人と重ねてしまった故か。
階段を下りながら、私は少しばかり、目を伏せた。]
(206) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
/* しかしこのキャラ恋愛難しいの。 だっておとこのこなんだもん。
(-149) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[首を振った。強く、強く振った]
ごめんなさい
[呂律の回らない幼い口調で、けれどはっきりと呟いて、急いで立ち上がり――けれどそれは覚束なく、時間がかかったろう――そのまま大広間を出るため駆け出そうと]
(207) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[ところで…… の話であるが、 居間には己の予想以上の人数がいた]
……… おォ? 皆さんお揃いでいらっしゃる。
[識る顔も識らぬ顔も等しく見渡して、愛想良く――と云うには些か人相の悪い顔で笑ってやろう。 暖炉の側の腰掛けはやはり人気の場所なのか、人が集まっている様子。 老いぼれは暖炉のある壁の反対側へ引っ込むことにするか。]
(208) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
/* 世渡介の役回りが掴めない。 ロールが回せない大ピンチ。
(-150) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
/* 朧と志乃の所には行けないし。 居間は全員集合なんだよー!
でもやっぱり、大広間には行っちゃいけなかったぜ。 あぁあぁ。どーしよー!
(-151) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
/* 誤字た…
(-152) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時頃
|
/* 役職は狂人。 どんな結末がよいのかさて。
(-153) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時頃
|
[聞こえなくなる謝罪と、そして再度はっきりと発される謝罪。]
………いいえ。 謝るべきは私の方でしょう。
[確りとした、けれど柔らかな声。 そしてそこに含まれるのは。 ここには無いはずの『哀しさ』。]
嗚呼、君。
[急いて立ち上がる姿には、少し困った顔を向け。 受け取られるかも分からぬまま、羽織をひとつ脱いだ。 枯れた色のそれを、青年へと渡す。]
風伯雷門と、申します。 濡れたままでは風邪を引いてしまう、外へ行くのなら此れを。
[駆け出す前に差し出せたとて、受け取ってもらえるかどうか。]
(209) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[私はその時、彼のまことの心を読んだ訳では無かった。 ただ、この男が哀しそうな顔をしてみせていたから、哀しそうだと頷いただけの心算だった。 しかし何処かで、私は彼から滲むものを察してはいたのかもしれない。 それもはっきりと意識することは無かった、けれど、]
――――、
[その時男から返ってきた声色で>>199。 この時こそ本当に、滲む何かを見てしまった――ような、気がした。けれど。]
(210) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
/* みんなおおひろまこいよ!(
はうううらいもんさんかっこよすぎて あうあう
(-154) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[扉の開く音に気付いた>>203のは、その時だった。 反射的にそちらの方向に視線を向けると、まず現れた出くわしたくなかった人物。 先ほどの秘密事を思い出して、全身が強張る。
しかし逃げる間もなく茶が差し出され>>205、]
おおきに。 初めてでこない美しいお色、あんさん、お上手ですなあ。
[断れもせず、受け取った。顔に張り付けるはいつもの愛想笑い。手が震えていることに、気付かれなければいいが。]
(211) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[灰色。 青年が発した其れは、何か思い入れの在る色なのだろう。
男にとって其れは。 黒壇と、男の持った赤い唐傘。
謝罪にはゆるりと首を振った。 そして羽織を差し出すに至る。]
君が怪我をしていなければ、それでいいのですよ。
[そんな言葉を *添えて*]
(-155) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[そうしている間にかの人は自分とは真逆の方向に向かう>>208。 安堵は、紅茶の湯気に隠した。]
ああ、美味しい。
[そう言って今度こそ平常な笑みを作ってみせる。 居間に増えたのは、これで幾ばくの人か。増えた顔ぶれが新しくあれば同じように挨拶と名乗りを。*]
(212) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
あ、あいび―――っ 男子同士で左様な事、あるはずがないっ!
[逢引>>203というのは男女が隠れて逢うものですから。 過剰とも言える反応を、お二人はどう思われるのでしょう。 咳払いをして無理にでも話を変えることにします。]
そういえば。 招待状を渡してこの館に招き、先程姿を消した少年が言っていたではないか。
君 も ――と。
だから、私も、主達も、哀しく見えるのだということだろうよ。
[樋口殿が天宮殿の弁を否定をしなかったからでしょう。>>199 目を伏せる天宮殿とは対照に>>206、顎をあげてお嬢様は階段を下りるのでした。]
(213) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[すぐにその場を辞そうと踵を返しかけたけれど。 しゃがみこむ姿、取り落とされる器、色が変わっていく敷物>>188を見れば、自分が原因だと。 酷く嫌な事をしてしまったのだとか、嫌われたのだとか、思って。
状況が分からないから、他に理由があるのかもしれないけれど。 彼を労わる雷門の様子>>194を見て、どちらにしても、自分はこの場に居ない方が良いだろうと、その場を後にした。]
(214) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
…………逢引などではありませぬ。
[>>203踊り場を発つ前に、それだけは告げておいた。 やはりこの男、意地の悪い年寄り狐か――流石にそこまで口にはしなかった。 それでも、もはや信じないとばかりに踵を返すことは無く、 素直に彼の後をついていったのだった。
降りている間、男の方から振り向かれることは無かった。 おのれからもこれ以上言ってやる言葉も無く、ただ静寂のままに階段を踏み、床を鳴らしていった。]
―→1F・居間―
2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
/* >>213 あ、あんび―――っ
に見えて (σωσ*)はい? ってなりましたよね。 いやはやびっくり。
(-156) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
/* お、おおおお、お もしや小鈴さん来てた、だと、申し訳ない!! 作業しながらだと取りこぼしていけないな><
(-157) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[その一方で、ゆりの足に触れる薬売りの手元を見遣る。 赤に触れる艶やかな指。
先程いずれとも交わした囁きを思い出し、小さく笑う。彼と同じ、常の笑顔で。]
あまり女を惑わすようなことをすると、妬く人間が出てしまいますよ。
[先程の、たわごとの仕返し。]
(-158) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時頃
|
/* 朧としのは何囁いてんの?何囁いてんの?(*゜▽゜*)
>>214超かわいい。
そしてウトはどこに向かいたいんだろう本当に最早行方不明。
(-159) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
/* ばかばかおれのばかー><
明もきづいてなかったということでろるかえそう・・
(-160) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[気を他に注いでいたからか、少女の明るい声が耳に届くに時間が掛かった。 歳をとると、目だけでなく耳も廃れる。 いけないと、ひとつ息を吐く。
少女の方を向いた時には、すでに遅くあったか。 離れていく背を見遣るしか出来ず。
離れていく背を、見遣るしか、出来ず。
否、違う。 そうとしかしなかったのはお前じゃないか。
咎め責め立てる、声がする。]
(215) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時頃
病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時頃
|
[小さなその背に、重ねる郷愁。 其れは重なりもしないはずの、体躯。
その背を見遣るしか出来ず。 その背を見遣るしか成さず。
この指を伸ばさなかったのは、男自身。 後悔と、自責と、『哀しみ』だけが降り積もる。
男の明星は、遠き日に爆ぜたのだと。 少女が知れば、なにを思うであろう。]
(-161) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
逢引などではありませぬ。
[>>203踊り場を発つ前に、それだけは告げておいた。 やはりこの男、意地の悪い年寄り狐か――流石にそこまで口にはしなかったが。 戸惑わない訳ではなかったが、それでもしれっと否定できる程度のもの。]
ああ。ある訳が、無い。
[余計に戸惑ったのはその「女子」>>213の反応だ。 鈴蘭の着物の立ち姿と、そのかんばせから、女だと思い込んでいたのだから。青い目は明らかに混乱を滲ませていた。 その過剰な反応、咳払いを聞けば、とりあえず抱いた疑問は伏せたまま――。]
(216) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[それから、変えられた話題の方に、ぱちりと瞬いた。 目の前で消えてしまった、黒いわらべが告げてきたこと。]
―――…そうか。
なれば、皆。
[それ以上は、一度口を閉ざして。 此方を振り返ることも無く進んでいく男の背を、俯きがちなまま、ただ静かに追って行った。]
―→居間―
(217) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
色は…確かによい色ですね。 私もお先に頂きました。
…よぅく、体が温まりますよ。
[茶器を持つ手が震えているのを>>211視界の端で捉え、 つ、と視界から外す。
美味しいとの声を頂戴すれば>>212 余り表情豊かではない顔にも安堵の色が浮かんだか。
どこか落ち着かない様子を感じたが、 訊ねたりはせず、 挨拶と名乗りなどあれば、それに応じで返した。]
(218) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[怯えた子供の目には目の前のことすらよく見えない。 声に、言葉に含まれた「優しさ」も「哀しさ」も。
ようやっと立ち上がった所へ差し出された羽織は、考える間もなく受け取り、一度掴んでしまえば、自分からは手離すことが出来なくなってしまった。それは、今は濃青に変わった敷物のように。 何かに縋らないと、立てないと]
……か、ざき
[不思議な響きだ、と繰り返した。 名乗るまでは、思考が追いついていなかった]
(219) 2013/01/02(Wed) 01時頃
|
|
[ふる、と最後に首を振った。 答えを求めない言葉は嫌いだった。なんて言えばいいかわからなくなる。 答えを求められれば、どう応えればいいかわからず頭が真っ白になる。
結局それ以上何も言えないまま、青い敷物を残して縺れそうになる足を動かして広間を後にした]
(-162) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
ああ、やっぱり別嬪さんや
[聞えぬようにぽつりと呟く。 小さな会釈に微かな微笑み。 心湧き立ち胸躍る。 瑣末なことで喜ぶなどと、自制の気持ちも多少はある。
しかし細かいことは気にしたら負け。 その微笑みを確かにもろた。 美しい人からの微笑みは男でも女でも嬉しいものやさかい。]
(-164) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
/* ちょっと 目をはなしたら だれがどこにいるかわからんくなってもうた
(-163) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
[廊下の先、明るい着物が目に入った。
小鈴が大広間に入ってきたことは、気づいていなかった。耳にも入っていなかった。けれど―――
手を、そっと握り締めた。 掴まれた袖。払った右手。触れたのは――?]
…こ、
[呼ばわりは、中途で止まる。 どうせ顔を合わせれば、何を言えばいいのかわからなくなるのだから、と。否応なく顔を合わせる次の機会まで、嫌なことを先送りにしようと。
そう、この館は―――閉ざされているのだから]
(220) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
/* しのさんから秘話来てたー! ねえこれどういうこと。僕どうしたらええの。 とまあ中のひとはそう思っています。
(-165) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
― 少し前:大階段の踊り場 ―
[叫び声が、高い天井に木霊した気すらした>>213]
……ほぅ?
[男子同士と云いながら「まるで生娘の如き反応」。 青い目の兎にもさらりと否定され、思わずにやりと笑ってしまったのは悪い癖だ。 其れを咎められる前に本人の方から話題を変えられたのは、此の勢いでは幸いだったのか――然し、話は面白い方向にずれていく。
皆寂しく見えるのは、あの黒き童の所為なのだと]
成る程、其れ故か。 己の眼にはどうも…―――、
[そして己は、男>>217に倣い口を噤む。 此ればかりは心の中に留めておくことにしよう。*]
(221) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
[己の眼にはどうも、
どいつも此奴も皆、赤子の如く見えるのだ。]
(*3) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
/* しのさん遊び人かな? 遊び人は入ってたかな。 としどろもどろに。
(-166) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
[枯れた色の羽織は男の手を離れた。 それだけで男はひとつ、安堵の息を吐く。 怯えるものは判らねど、切欠つくりしは男自身であると、そう思うが故。 繰り返される姓。 嗚呼、其れにさえ幻聴が聞こえてしまいそうな程。 其れでも『哀しさ』を悟られぬよう、更なる怯えを生まぬよう。 男は青年の名を聞きだそうとはしなかった。 踏み込もうと、しなかったのだ。
青年が、少女が、老人から離れていく。
誰も揃わぬ『ぱーてぃ会場』は、其れでも『哀しくない』のだろうか。 そんな思いを馳せながら。]
(222) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
/* ていうか今更だけど、雷門って老年って年じゃないよね(遠い目
(-167) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
……ごめんね。
[その場を辞す時に呟いた声は、邪魔をしない様に、聞こえない様に。 空気を僅かに震わせた程度に、微か。]
[友達ができるかも、と。 アタシ『も』、この会を楽しめる様にと、言ってくれたのに。
アタシは、やっぱりダメで。 手にできるものなど、何もないのだと。]
(-168) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
/* そして芙蓉とゆりの治療がどのタイミングだかわからんくてご挨拶できにゃい
二人とものどなさげだしなぁ
どうしよう。
(-169) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
―居間―
[花の香立ちこめる寒気から、茶の――紅茶の薫り伝う温もりへと。 辿り着いた先には、知らぬ顔が一人、二人……結構、居た。 その出で立ちは様々成れど、招待客たちだろうという想像はつく。そういえばあの男――雷門は、歳も男女も括りもない様子>>0:137と言っていた。
その雷門の姿は此処には見えない。 未だ雪の中に立ってはまさか居まいか、などと淡く思いながら。 私は彼の視線の無いこの部屋に、俯き加減のまま、踏み入った。]
(223) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
/* 落胤 明之進 (茄子) 邪気悪魔
漢字ばっかや 二階いこうとおもってるんだけれどほんきでログよめてないのでふたたびかくにんのたーん! かざきさんかっこいいよおおおうおおおおおお
(-170) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
[お二人に女子であると見破られている事など、お嬢様は思いもしておりません。>>221
ですから声高に隠そうとするのです。
隠そうとすればする程怪しく、天宮殿を混乱させているのだ>>216と、樋口殿の口角を上げさせるのだと、早くお気付きになって頂きたいものです。]
(224) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
― 現在:居間・窓辺にて ―
[居間を真っ直ぐに窓辺へと歩いていけば、其処には一風変わった木製椅子がひとつあった。椅子の脚となる部分に二本の湾曲した板があり、地に接していないのだ。 舶来の品であることは間違いなかろう。時計よりは余程単純な絡繰に見えて、そのかたちの意味を推し量るはどうも難しい。
椅子である以上、座る為に出来ているのだろう。 己はひとつ覚悟を決めて、椅子に腰掛けてみた]
おォ、揺れる。 此れは――… 中々楽しいものだなァ。
[此れが『ろっきんぐ・ちぇあ』と云うものだとは識らぬ儘、年甲斐もなくゆらんゆらんと前後に揺れて楽しむ。]
(225) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
[居間へと到る迄の間、宵渡殿に手を引かれる志乃殿と遭いました。
向かっている方向は階段でしたから、お嬢様は初めて顔を見る宵渡殿に会釈をしつつ、 一言告げるのでした。]
踊り場の時計を見ると良い。不可思議な事が起きているぞ。
(226) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
――居間:朧との取引――
[手渡された銭>>161は日頃取るよりも多く、その重みの違いに軽く目を開く。]
こんな軟膏で、いただいてしまってよろしいのです? 商人たるものいただいたお銭はお返しできませんよ。
[軽く笑うも、銭勘定の違いに変わりなし。 彼には何らか返さねばなるまい。]
(227) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時半頃
芙蓉は、朧とは又話す機会を持とう、と思いつつ、居間を出るのを見送った。
2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
――紅茶をもらったあと――
みつ、様。おみつさんのほうが、よろし? うちは芙蓉。見ての通り薬売り。
[彼女の名乗り>>157通りおみつさん、と呼ぶときは、訛りまじりのまま、素の口調で。 もう一人名乗る>>141のを聞けば、着物売りだったと。]
世渡介さん、なぁ。うちも休んで、お寺さん巡れたらどんなによろしいか。 生憎この鞄一つ以外に、飯の種になるもんがないもんで――と。
[同じ商人、訛りを聞けば、日頃言葉を気にしていても緩んでしまい、誤魔化すように薬鞄を見た。 ウトから水桶をもらい、綿布を浸して、ゆりを見やる。]
――薬屋に傷を放っておけなど、酷なことは言われますまいね?
[言って手拭いを解かせてもらう。 傷を拭うには冷たいか。湯を沸かすだけの環境はありそうだ。 けれどまずはと、裂傷多い足を拭う。 彼女の在り方>>193など、知らぬまま。]
(228) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
[背後で聞こえた声>>220に、一度肩を震わせて、振り返れば。]
……。
[猫目を見開く。 距離を取るべきなのだと思って、その場を辞してきたのだから。]
……『こ』?
[『こ』の付く人か物が他にあるのかと、視線を巡らせて。 見当たらずに、首を傾げ。]
……アタシ?
(229) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
[少女の呟きひとつ拾える耳を持っていれば、背を追う一歩に成り得ただろうに。 震えた空気は雪の無音に掻き消され。 男は少女の背を見つめるのみ。
男の元を離れた青年が、彼女を追いかけてくれはしまいかと。 歳は少しばかり離れていても、仲良くなれはしまいかと。 淡く寄せる期待も、雪華のように溶けて消えるとは知らぬまま。
『哀しくない』と呼ばれた此処は、如何して、こうも。
『哀しい』。]
(-171) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
/* 思わず0pt調整に必死になってしまった
(-172) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
[さむいと言っていた明之進の姿を探すが、 見つからない。
茶でも飲めば大分ましになるだろうに。
またどこかの影に隠れているのかと、 暖炉から離れて物影などを探してみる。
壁伝いに歩いて見れど、探す影は見つからず。]
…ぁ、
[目に入ったのは明之進ではなく、 先程親切にしてもらった慶が、 なにやらゆぅらゆぅら揺れている様>>225。]
(230) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
/* >>146から察するにやはりゆりは男みたいですね
(-173) 2013/01/02(Wed) 01時半頃
|
|
[椅子に掛けて揺れながら、己は居間の様子に耳を傾ける。
脳裏に浮かぶ姿の片方――被せた毛織物を『要らぬ』と突き通した童子の如き青年は、どうやら此処にはいない様子。 そしてもう片方、まるまって眠っていた女の方は]
……お。
[声>>205を耳にして、己は顔をそちらに向けた。 もうひとり其処にいるは先程の南の女――ウトか。>>211 みつはどうやら女中の如き仕事をしている様子。「ぱぁてぃ」の中でも相変わらずの堅さが可笑しくて、くっくっと笑いがこみ上げてきた]
(231) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
/* 2524
1は+、2は−
(-174) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
―居間―
[ぱちりと瞬いたのは、その女>>211の顔を見た時。 気に留まったのは、顔立ちと出で立ちに、いわば「異郷」か「異国」かをふっと感じたから。 見えるのは笑みばかり、その手に震えが走っていたことにも私は気づいて居なかった。
そんな彼女から、挨拶と名乗りがあれば>>212、私は彼女の名を復唱しながらふと思い出し、顔を上げていた。]
そういえば、名乗っておりませんでした。
[そういえばと言ったのは、鈴蘭の女子(……?)と年嵩の男のことを意識したから。]
亀吉、と申します。 ――その。宜しく。
[>>218名乗りに応じて返す声あれば、やはり同じように、確かめるようにしてその名を口ずさみ。]
(232) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
/* 21……は、出しておいてなんだが若過ぎないかい…… ウトとかあきのしんとか軒並み年上になってしま、う、よ?
30-1とかにしてみようか、これで21出たら諦めよう
(-175) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
/* 極端だなオメエ。
(-176) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
[そう、この館は閉ざされている。 開かない、と扉に向かっていた小鈴を男は見ていた。驚きはあったが、焦燥はなかった。此処に留まることはきっと、望んだ通りだから]
…ぁ、えっと…
[羽織りを掴んだまま、さて階段を上ってみようか、と考えていたはずが。背中を見ていたのは思ったより長い時間だったらしい。先延ばしにしようと思っていた矢先、気まずげに視線を泳がせる]
………悪かった
[言葉と同時に羽織りを握り締め、一瞬だけ小鈴の顔を見るとやはりそのまま逃げ出そうと一歩踏み出した]
(233) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 02時頃
|
/* 大広間にも暖炉あるじゃん!って主張はできたなそういえば……。 >>222雷門ちゃんごめんよまじごめん!!
(-177) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
/* そして何より居間組にごめん、と二人とも来てくれてありがとう。
(-178) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
[先程怒らせた手前、視線が合えばどんな表情をするか――悪戯心が再び頭をもたげる斯様な時、まともに働かぬ此の目がもどかしい。 ぼやけた視界の中でもウトの衣装の黄色はやけに鮮やかだ。
嗚呼…… あの色を、己は覚えようか。]
(-179) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
[ぽつねんと大広間に一人、唐傘へと手を伸ばす。]
「寒いな…今日は、冷えるぞ。」
[他に聞かせることのない言葉遣い。 其れは記憶を辿り発せられたもの。 逆巻きの時計を知る事はないが、まるで刻が戻るよう。 『哀しくない』といわれてきた此処は、如何してこうも『哀しい』のか。
雪の色に似た頭、青が注す瞳。 彼も『拒絶』を示していたと思い返すことさえ、遠き日の様。 あの彼は如何しているであろうと、館を彷徨えばいつかは出会うだろうと。
嗚呼、まずは水場だ。 ゆりの足をどうにかしてしまわなくては。 今は其れだけが、男の足を急かしている。]
(234) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
/* もうランダムなんて信じない! でも年齢設定何処の辺りにしていいか超迷う!!
沙耶小鈴亀吉(18)<世渡介(19)<<明之進(24)<ウト(26)<みつ(27)<朧(28)<<<慶(38)<<雷門(43)
うーんおみっちゃんと同い年くらいがいいかなあ
(-180) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 02時頃
|
― ちょっと前 ―
はい、おみつとお呼びください。 芙蓉様、へぇ、薬売りを…。
[華やかな着物を身に纏ったこの薬売り>>228は女性 …ではなさそうだ。
このような格好で方々旅をしているのだろうか。 女の一人旅と間違われあわや…、 などということは無いのだろうか。
余計な節介とは重々承知しているので、口にすることはないが…、 じぃ、と着物を眺めた。
菱川と話す様を見れば、 お二人は気が合いそうだ、などと感想一つ抱く。]
(235) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
雷門は、床に落ちた濃青の敷物を手にとって。
2013/01/02(Wed) 02時頃
|
/* Q.ところで明はなににびくびくしてるんでしょうか
A.わかりません
どうしてこうなった にげすぎだぞこいつ
らいもんさんかっこいいしこすずかわ、かわええ かわええええ
(-181) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
―居間―
[ブーツをかつりと鳴らし天宮殿の後に居間へと入りますと、お嬢様にとっては見知らぬ顔ばかり。 その中に芙蓉殿を見つければ、少しは心安くなるというものでしょう。
室内に漂う香りは薔薇でもパンでもない、西洋の茶の香り。 先に入った樋口殿は、もう窓辺で安楽椅子に揺られております>>225。]
名乗る程の事でも―――ありますまい。
[パーティを開くただの一夜限りの顔合わせ。]
(236) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
>>228
あんたも向こうの生まれかいな。ましてや商人と来たもんで。 仲間がでけて嬉しゅうおますな。 へえへえ。薬屋で。そりゃ忍耐のいる商売で…
[ウトはんに芙蓉はんはわしと同じ生まれなんかな。 生まれといっても広いもの。 なまりといっても違うもの。 異国も一つじゃおまへんからな。]
(237) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
[斯く様にして暫し独り上機嫌に揺れていれば、此方へひとり歩いてくる気配がある。>>230 顔を傾けて、片目を細めながら其の姿に焦点を絞った]
ん。 ――みっちゃんかい?
[思い当たったのは立ち居姿に。]
(238) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
/* >>159 おみっちゃんかわええなあ・・(ほっこり
さてゆりちゃんのターン
(-182) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
──少し前 居間にて>>159──
[みつと名乗った女性は屋敷のものではなかった。]
まあ。これはとんだ失礼を致しました。 お気遣いありがとうございます。
[非礼をさらりと詫びて、改めて茶の礼を述べる。 紅茶については、軽い説明>>166の後]
淹れ方については、さて。 いつも宮司様が淹れて下さりましたので、わたしはとんと。
でも、とてもよい香りです。 正しい淹れ方は存じませんが、これだけ美味しいのですもの。 わたしには十分です。
[云って、また一口。紅い茶を飲んだ。]
(239) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
[挨拶終われば気が抜けた。 ぼーっと考え事をする内に何時の間にやら人も仰山いてはりますな。 おっと浮かれる場合やおまへん。 一つのことに捉われて周りが見えない悪い癖。
初見の人もちらほらと。 壁によっかるおっさんや。わしより背低い若侍。 挨拶したほがええやろか。様子を見て聞て考えよ。 他にも誰かいたものやろか。 いてはったら挨拶したほがええかな。 挨拶もらえば返すやろ。]
(240) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
……悪かった??
[悪い事をしたのは、アタシだ。 頭の中が疑問符でいっぱいで、猫目を瞬かせれば、一瞬目が合って。>>233]
[一歩踏み出すのを、今度は袖掴む事なく。]
待ったー!!!
[声だけで一生懸命呼び止めて。 急いで言葉を続ける。]
(241) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 02時頃
|
……しの。
[低い声音は一つ、それを知り。 彼女に届くだけの空気を、震わせた。]
(-183) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
―― 一階・廊下 → 大階段 ―― ――……ありがとう。
[赤い衣の君の名は、極小さく告げられた。だから唇の内側で反芻するように呟き、大きく音にすることはしなかった。
廊下を横切る間の会話は、極端に少ない。 そんな中、階段の方から歩いてくる一行と遭遇すれば、黙って会釈をする。その中、一際目を引いた鮮やかな水色の小袖を着用した女性――に、男からは見えた――とすれ違う瞬間に、告げられたのは>>225]
……、不可思議?
[深く問う合間にも双方は歩み続けており、すぐに距離は離れた。故にただ一つ頷きて、再びしのを先導し歩いていく。押し黙り、一体何があるのだろうかと考えるも結局その答には至らずに。 階段の踊り場にたどり着くのには、そう時間は掛からなかった。]
(242) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
―― 大階段・踊り場 ――
[足元に注意を払いながら、踊り場に踏み入れる。そのまま次の段へと進んでもよかったのだが、やはり先ほどの言葉>>225が気になり立ち止まる。]
時計、と……
[探さずともそれはすぐに、見つかった。 据えつけられた壁掛け時計。かち、こち、と小気味良い音を立てるそれ。眼を細めてその全景を眺めるも、異変は特に見つからない。しかし――]
……、……不可思議。 ああ、これは……からくり?
[双眸が吸い寄せられたのは、過去へと巻き戻るように巡る針。そう、ただのからくりの仕掛けられた時計だと、男は思ったのだ。元が正しく時を刻んでいたと知っていれば、それもまた別だったのかもしれぬけれど。
傍らのしのは、この時計をどう見るか、言葉はかけずにそっと視線を向けて。]
(243) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
/* うおおおこすずかわえええええ まてよ、まてよ!?おい、おまえちゃんとまてよ!!(PCにいってる
そしておおはしゃぎおっさんかわええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
(おちつけやさい
(-184) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
アタシこそごめん。 理由あって、ちょっと、かなり、怖くて。動転して。 嫌な事をした。 ……で、アタシは全然気にしてない。
[謝罪の言葉に思い至る事は、一つしかないので。 気にしてくれたのだろうかと、そう告げながら、こくこく頷いて。 ……それならば、先程大広間で見た光景は?]
……具合、悪いの? 大丈夫?
[おっちゃんの羽織も持っているし、具合でも悪かったのかなと。 ここまで歩いて来たのだから、大丈夫なのかもしれないし。 他に何か理由があるのなら、聞くべきではないのだろうけど。]
(244) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
[意地の悪い問いとは思わずに、問い掛けには暫し紅茶の表面に立つ紅い波紋に視線を落とし、考えこむ仕草。]
やも、しれません。
[直ぐに顔を上げ、くすりと笑みを深めた。
身を切る寒さを。冷たさを。 求めたは己であったから。
好き──とは、少しく意味合いは異なれど、大意に於いては相違なきことかと。]
(-186) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
[洋館を始めとして強く残るだろう記憶に名を刻まれる事を恐れたのです。 そういえば、名乗っておられない>>232のはお嬢様も同じ。 亀吉と天宮殿が名を告げても、右腕に絣地の水色を提げたまま、口を閉ざしているのでした。
温もりの元である暖炉からぐるりと室内を見渡します。]
……。
(245) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
/* >>177きゅんとした
んーなんてこたえるかな、明は。 つかまてよ?にげるなよ?!
(-185) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
― 居間・ちょっと前―
[また増えた人影に>>232、茶を携えて近付く。]
亀吉様も、よろしければどうぞ。
[室内であるのに、頭を覆っている男へと茶器を差し出した。
頭の布に束の間目を留めるも、 今宵は様々な出身の者が集っているようだ。
自分が知らぬだけで、様々。 この国も広いのだろう。]
(246) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
―― 二階・廊下 ――
[時計から離れ、残りの階段を上りきる。 漸くたどり着いた二階の廊下は、白銀の敷物が敷き詰められていた。男の大きな影が足元に落ちその路を曇らせば、傍らの彼女の着物が赤く色を変化さす。 それはあの少年と出遭ったときの、雪路によく似ている。]
……客間か。
[並ぶ扉の一つを開けば、やはりそこは客間であった。ここまでくれば、手摺の役目はもう既に無きに等しい。 暖まり、体温の同化した手のひらを、彼女の手の下からそっと退かした。]
ここで休むと、いい。
[小さく礼をし、踵を返す。廊下を二三歩あるいたところでふと、その足を止め。振り返ればまだ彼女は、廊下にいるだろうか。]
(247) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
……手摺が必要ならば、何時でも勤める。
[だからまた、呼んでくれて構わない。 けれどそこは言葉にはならず]
(-188) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
/* ところでかめりあさんの日本史知識は小学校で止まってるので、浪人とか没落武士の実情については一切合切よくわかりません!
うぃきぺでぃあ先生があんまり仕事してくれないねん
(-187) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
…………では。
[小さな別れの言葉と共に、結い髪を揺らしてその場を後にした。]
(248) 2013/01/02(Wed) 02時頃
|
|
―中庭―
[『えんとらんす』に向かおうとした足は、どこをどう間違えたのか。 今は中庭の雪を踏む。 ウトと交わした言葉通りに、見つからぬならと向かったはずで在ったと謂うに。
はらりはらりと舞い落ちる雪。 其れは噎せ返るほどの薔薇に降り積もる。 赤も隠してしまう白。 ばさりとひろげた唐傘は赤。 濡れた敷物ひとつ腕にかけ、水路が在るのを目に留めた。 さすがに此処まで冷えた水で足を濯ぐ訳にもゆくまい。 一頻歩き疲れた男は舞い落つる雪を、すと見上げた。
白い、白い、雪。 唐傘に雪が積もり行く。 嗚呼、あの日もこんな風にして。
街には雪が *降っていた*]
(249) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
[小鈴のあげた大きな声に肩を跳ねさせ、思わず足は止まった。視線を向けることなく、紡がれる言葉を、今度はきちんと考えながら聴く]
嫌なこと、て えと …………悪くない
[小鈴は、悪くない。具合も悪くない。 首を振りながら、そう言葉にし、口を開き下唇を噛んだ。もぞり、と羽織りを動かして、ややあって再び口を開く]
えと…気にしない、から 行っていい?
[大階段の方へ、と。逃げていいか、と聞いたのは、男にとっては大きな一歩だった]
(250) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
― 居間・窓際 ―
[ゆぅら、ゆぅら。 可笑しな腰掛けに乗った慶の顔が、 こちらに向く>>238のを見た。]
あ、はい。みつ、です。 お茶、お飲みになられましたか?
[ゆらゆら揺れる慶の顔を追いかけて、 無意識に自分の首も左右に小さく揺れる。]
(251) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
―― 少し前・居間にて ゆりと ――
……ありがとう。
いや、……詳しくは。 ……職業柄、少し。
[名前を褒められれば、面映く。西洋の言葉もまたそう多くを知らぬからと、ゆりの言葉>>163には小さく首を振るに留める。
けれど、その細き足から目を背けた直後の彼女の表情は終に見ることは叶わなかった。そちらに目を向けてしまえばまた自然と、足元は目に入ってしまう。]
…………。
[故に、尋ねられるそれには答えられなかった。]
(252) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
/* 多分そこらへんに朧さんが志乃かわいいっていってる灰があるんじゃないかと
…あれ、あんまり灰つかわないっけ、わすれた
(-189) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
嗚呼、その――いや、何でもない。
[だんまりを続けても愛想の一つも浮かべないのでは、悪い印象で覚えられては困りもの。
志士達に呼ばれ慣れた名を名乗るべきかと考えあぐね、結局はただ会釈をするのみに留めたのです。]
(253) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
──居間──
[出てゆく者あらば、来る者もあり。 新しく増えた人影>>203>>223>>236を順に見遣る。
それら全て、中身のなくなった茶器を盆に戻し、空手を緩く膝の上で組んだかたちで、治療が終わるのを待つ間のこと。]
(254) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
[……刀帯びてブーツを履きながら、それでも女物の着物纏う姿。 まさか彼女はこれで女子に見えぬ心算でいたのでは。 考えればさらに思考が乱れるしかなく、この件は一度頭の隅に追いやった。]
――そう、でしょうか。
[それとは別に少し、名乗る程のことは、という言>>236。 間違っている――とはっきりとは言えなかったから、疑問符は強くは出さなかったし、名乗りを促すことも無かった。
尤も、本来の「パーティー」――富裕の享楽に集う機もある一族、「天宮」の家の名は、私も此処では告げていなかったのだが。]
(255) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
―― → 現在 一階・エントランス ――
[途中、誰ぞ出会うことはあっただろうか。 男は再び玄関扉前に戻ってきていた。]
………………。
[しのに答えたように、今は外には出なくともいい。 だが、いつかは出なくてはならぬ。そのときになって出られないと焦るよりは、今この問題を解決したほうが良いのではないか。
再び扉の取っ手に手をかけ、引く。 押す。
引く、押す。]
………………。
[やはり、扉は動くことはない。硬く閉ざされ、びくともしない。巨大な岩を相手にしているような、虚無さすら感じるほどに。]
(256) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
/* >>230 !!さがされていたうれしい
箱はなれるまえにざっとよんでおかねば
(-190) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
[此方へ近づく姿をじっと見ていれば、問いかけに答える声がした。>>251間違いの無かった安心に、眉根に寄せていた皺が緩む]
嗚呼、矢っ張り。 御前さん、此処に来てまで働いているのかい?
[ぱぁてぃの客になっておきながら働くというのも酔狂な話だと、冗談めかして揶揄してみよう。 そうしてなにやら配っているらしき、茶のことを訊ねられる]
茶はまだ戴いていないなァ。 異国の茶と云っていたか……? [訊きながら、ゆぅらりゆぅらりをぴとりと止める。]
(257) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
[『悪くない』のは、具合だけではなく?>>250 再び紡がれた言葉に、頷いて。]
……ありがとう。
[にこり、微笑み。]
あ。うん。引き止めてごめん。 行ってらっしゃい。
[小さく手を振って、見送った。]
(258) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
/* 手に持っている絣の小袖は男物。 しかし、今着ている小袖は鈴蘭柄で確かに女物、か。
女子に見えぬ心算でした、よ!wwwwwwwwwww >>255
(-191) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
―少し前 居間>>239―
いえ、これだけ勝手をすれば、 家人と思われても致し方ないでしょう。
気遣いというよりも、 私が温かいものをいただきたかっただけ、ですので。
[紅茶について淹れ方までは知らないと言われたが、 飲んだことのある方に、「美味しい」と言われれば上出来だろう。
勝手に致したこと。 初めて淹れる茶。
淡々とこなしたように見えて、 内心では大分心の臓に負担をかけていたらしい。
自信のないことをする時にはいつも、 母の厳しい叱責の声と、頬を打つ痛みが頭を過ぎる。]
(259) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
― エントランス ―
[朧に話す事があった、と。 居間に戻ろうとして、別の場所で探し人を発見。>>256]
[扉を引いたり押したりする背に、音も無く近付いて。]
おぼろさーん。
[背のすぐ傍、微かな声で、名前を呼ぶ。 驚くかな、と、悪戯心いっぱいで。]
(260) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
―少しだけ前・居間―
[ぎぃ、と幽かにロッキング・チェア――と言う名は知っていた――の軋むような音は聞こえたが、其処に座る男の傍には向かわなかった。 椅子揺らすさま>>225、まるでどこかこどものよう。私は何か言おうと一瞥して、結局何も言えず仕舞いだった。 この舶来品ではしゃぐ、身形悪そうな男が、「くりすます」――奇跡を謳う「異教」のことを知っているような言動。 その違和感はあった筈なのに、何故か頭から抜け落ちていた。
さて――その男が「みっちゃん」と呼んでいた人。 彼女がその男の元に向かう前のことだったか、紅茶の茶器を手渡された>>246。]
ありがとう、ございます。
[一礼してから、その場で啜ってみた感じは、記憶の中の風味と何かが違う。直ぐにはそれが淹れ方の所為だと思いつかないまま、ただ瞬いていた。 そんな紅茶を手に持ったまま、そっと向かうは暖炉寄りの端っこに。冷えたままの絹の被りも羽織も、これで少しは温まろう。]
(261) 2013/01/02(Wed) 02時半頃
|
|
/* ゆぅらりゆぅらりしてるみっちゃん
かわいすぎわろた
わろた…………!! (きゅーん
(-192) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
[この事実を、他の客人は知っているのだろうか。 あまり騒ぎ立て、宴会の席を乱したくはない。本当に出られないのなら、窓からでも外には出られる。
もう一度、あの少年を探すべきだろうか。 それとも、扉が壊れる予兆があったか確かめるべきだろうか。
すぐに判断はつかず、無意識に玄関扉との格闘を再開し始めたその時、不意に後ろから声がする>>259。]
……、……小鈴か。 驚かすな。
[突然のことに瞼を瞬いて驚きを表現したものの、それ以上の表現はなく。取っ手から手を離し、少女へと向き直る。彼女はこの扉の異変を知っているのだろうか。]
……扉を、見に来た?
(262) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
/* >>261 ありがwwwwとうwwwwww
はしゃぐおっさんじゅうはっさい
(-193) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
いえ、働いている…という訳では。 ただ温かいものを、と思ったのですが… 家人の方が見当たらなかったので。
[やはり不味かっただろうか。 揶揄されて、伏し目がちになる。
ぱぁてぃという言葉を慶の口から聞けば>>257、 勝手場での出来事を思い出す。
暖まったはずの背にぞ、と寒気が走った。
あの少年が消える様を、 まるで今、目の前で起きたことのように…。]
あ、まだ…でしたか。 お持ちします。紅茶という代物だそうで。
[揺れていた椅子が止まると、自分の首も動きを止めた。 そして紅茶というのを取りに、台の方へと。]
(263) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 03時頃
|
―そして結局、―
[鈴蘭の主は会釈のみだったな、と。 何か言い淀んだような>>253仕草を思い出しながら。 私は暖炉の前で、不思議な紅茶をまた啜る。
何かが違う――と小言を述べるのは余裕があればの話。 本当に冷え切っていた今は、温もるものがあるだけで、落ち着いたものだった。]
――――、美味しい。
[小さく感想を呟き、視線は紅茶の水面から、ふと近くに居る人へ。 巫女の身形をした人の>>254、その足元へと瞳は向く。]
(264) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
──芙蓉の治療の間──
[>>228冷たい水を含んだ綿布が疵口を拭う。 足先に鋭い痛みを感じ、僅かに柳眉をひそめた。
しかし、霜焼けでじんと熱を持った足裏にはその温度こそ心地好く、痛みが走る度に爪先がぴくりと丸まるけれど、手で軽く袴の膝部分を摘み脹脛まで晒した右足は芙蓉に預けたまま。
世渡介と芙蓉の会話を聞くともなしに聞く。]
(265) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
[鈴蘭の絵柄は男子には相応しいものではありませんでした。 それでも、お嬢様はおっしゃるのでしょう。自分は男子だと。
今更女子に戻って、何者になるというのでしょう、と。]
現に、名を知らずとも不便はなかったではないか。 先程まで。
主を亀吉と呼ばずとも、な。
[天宮殿は下の名前だけを口にされました。 本名とも偽名とも知れぬ名を。>>255]
(266) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
[相馬殿が天宮殿に渡しておられる紅茶というのはほの苦く、お嬢様の好みとは少し離れておりました。
その茶の香りに白檀が混じっていたのは気のせいではありません。
誰ぞと見渡した中に、ソファに座り器を傾けながら、芙蓉殿に脚を預けているゆり殿がおられました。 姿格好を見れば巫女と分かるもの。
血の香りのする着物を持ち、手を見れば潰れたマメだらけ。 左様な女子が何処におりましょう。
知らず知らずのうちに、視線を背けるのでした。]
(267) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
……うん
[行ってらっしゃい。行ってきます。 交わされたことのないやり取り。 悪いことは何もないのに何故謝るのだろう。ついさっき、謝り通しだった男は、小鈴の笑みに内心首を傾げた。
そのまま向かったのは大階段。一家族暮らせそうな広さだった]
(268) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
むむっ。やりおる。
[瞬きに、驚きは見てとれたものの。>>262 大きな反応は見られなかった事に、ちょっと悔しそうな、楽しそうな顔で言う。]
……。ううん。扉、開かないでしょ? 居間を走って出た時、真っ先にここに来たの。 アタシは、朧さんに、この事と。 黒の少年に会った事、言い忘れてたなって思って。 探そうと思って、ここに。 [黒の少年を、一緒に探していたのに。 会った事、伝え忘れていた。]
(269) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
矢張り小童、此処にも居ないのか。 呼び寄せておいていったい――― …みっちゃん?
[みつは何やら浮かぬ顔。>>263 ひととき考えて其の理由に思い当たった時、苦笑いが零れてしまったのは悟られなければ良いが。生真面目な性根、動いていないと気が済まない性質の人間は確かに、何処にでもいるものだ。
取りに行くというみつを追うように、己は椅子から立ち上がり]
……どれ、己も行くとしよう。 同じ館の客という立場、 みっちゃん一人に働かさせる訳にもいかん。
[とは云えど、向かった所で荷物になることは目に見えているが。 嫌がられ断られたとしても勝手に付いていくことにする。]
(270) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
……って、言ってもさ。 アタシのためになんとか、また哀しいとかなんとか。 それで、最後に何か言って、消えちゃったんだ。
でも、扉が閉まってるの、確認した後だから。 この館のどこかには居るんじゃないかな?
あとねー。一応。 外の空気吸いたかったら、中庭があったよ? そこからは、出られそうにないけど。
(271) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
/* ぱーてぃー会場に行きたい 超行きたい!!!
この居間でまったりモードをどうにか打破しなければ。 暖炉がまるで、こたつになっている……!
(-194) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
……───。
[奥の揺り椅子まで一直線に居間を横切って行った武士は、視界の隅で認識する程度に留まったが、その後に入って来た絹織物で髪を多い隠した青年と、直ぐ後に続いて来た少年武士に、射干玉の視線は吸い込まれるように引き寄せられた。
穏やかな眼差しはそのままに、黒目がちな瞳が鈴蘭を追う。
>>267此方へと視線が向けば、その刹那眼差しは交わろうか。]
2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
[一段、上がってみる。手に持ったままの羽織が膝に触れ音をたてた]
………
[足を戻し周囲を見渡した。誰の目もないことを確認すれば、袖は通さずに、そっと肩にかけてみる]
……寒く、ない
(272) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
……───。
[奥の揺り椅子まで一直線に居間を横切って行った武士は、視界の隅で認識する程度に留まったが、その後に入って来た絹織物で髪を覆い隠した青年と、直ぐ後に続いて来た少年武士に、射干玉の視線は吸い込まれるように引き寄せられた。
穏やかな眼差しはそのままに、黒目がちな瞳が鈴蘭を追う。
>>267此方へと視線が向けば、その刹那眼差しは交わろうか。]
(273) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
[楽しそうな声音>>269に、目を細めて僅か微笑む。もう少し大げさなほうがよかっただろうかと考えるが、期待に沿えるような動きが出来るとも思えず。
次いで小鈴が口にするその事実に、男は微か、首を傾いだ。それをわざわざ伝えに探してくれたのだろうかと、親切さに頭の下がる思いを抱いた。]
……わざわざ、すまない。 俺もあの少年とは、会った。
すぐに、いなくなったが……。
[尋ねたいことの一つも訊けず、また彼も答えず。 だがそこでふと、一つ気になることがあった。胸の前に垂れた結い髪を、右手で払いながら問う。]
この扉が、開かなくなったのは。 ……、少年と、会った後に、か?
[硬く閉ざされた扉。逆回りの大時計。 からくりや故障と片付けるには、多すぎる、気がしたのだ**]
2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
/* おぼろさんww 今度は朧さんの喉が、すでにww 話しかけてごめんww
(-195) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
[茶を取りに行く背後、 立ち上がり付いてくるのを感じて>>270]
あ、いえ…そのような… 働くというような、大層なことはしておりませんし。
[そのような事を言うが、 此方へと来る足は止まりそうもない。
盆を置いた台まで寄ると、茶を一つ取って差し出した。]
少し、冷めてしまったかもしれませんね…。
[淹れたての熱を知っているからこそ、 失われた熱にも敏感になる。]
(274) 2013/01/02(Wed) 03時頃
|
|
/* 秘話が沢山埋まってるのだろうなー。 終わってから見るのが、楽しみ。
私から秘話ったのは、オスカー君だけだw
(-196) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
[けれど結局羽織は脱いで両手に抱えるようにした。そのままゆっくりと階段を上り始める。
踊り場にたどり着けば、初めて見る西洋の時計。その針の動きに、胸中言い知れぬ不安を見つけ、足を*止めた*]
(275) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
[そのこと>>266に、私は瞬いて。 思わずきょとりと鈴蘭の主の方を振り返っていた。]
その。 それは確かに、そうで――、
[多少の呼びにくさこそ無い訳ではなかったが、事実、それ以上の不都合など何も無かった、筈だ。 だからまともな反論が出来ず、暫くの間、言い淀んだ後。]
あなたは、―――、
(276) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
/* 動くか。動かないか。 とりあえずロールをあげようかと思ったけど、文章練っておこう。
(-197) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
[楽しそうな声音>>269に、目を細めて僅か微笑む。もう少し大げさなほうがよかっただろうかと考えるが、期待に沿えるような動きが出来るとも思えず。
次いで小鈴が口にするその事実に、男は微か、首を傾いだ。それをわざわざ伝えに探してくれたのだろうかと、親切さに頭の下がる思いを抱いた。]
……わざわざ、すまない。 俺もあの少年とは、会った。
同じように、すぐいなくなったが……。
[尋ねたいことの一つも訊けず、また彼も答えず。 中庭のことを聞けば、頷いて記憶する。けれど出られないというのなら、この館に蔽われているということなのだろう。]
何にしても……
……また、探す必要はあるのか。
[硬く閉ざされた扉。逆回りの大時計。からくりや故障と片付けるには、多すぎるそれ。何か意味があるのか、尋ねる必要を感じていたのだ。 小鈴もまた彼に会いたいのだろうか、問うように見つめた**]
(277) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
――いえ。なんでも、ありませぬ。
[放ちかけた言葉は、あまりにも声が大きすぎた。 口を閉ざし、一度鈴蘭の主から視線を離す。 それから、一度目が合った、裸足の巫女すがた>>273の方へと向き直った。]
(278) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
/* そいえば、今回は舞台が雪の降る洋館だったので。 サブIDの六花(雪の結晶の異称)の方でお邪魔してみました。 doubtです。
(-198) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
[ゆり殿の射千玉>>273と交わすお嬢様の瞳は、何色をしていたでしょう。 何を見ておられるのか。 手にした着物か、それとも腰の刀か、足のブーツか。
背けた視線を上げ、様子を伺います。]
(279) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
[逸らされた視線。 追うは射干玉。
芙蓉を初めて見た時と似た探るような眼差しが、男にしては細い肩や、横顔のまるみ帯びた頬へと、今暫くは注がれる。]
(280) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
[そう言えば…と。]
慶様も…、 先程の大きな音を耳になさったかと。
勝手場にて茶の支度をしておりました時、 あの音の直後。
私にこの文を差し出した、 黒髪の…赤目の少年を見ました。
よくわからない事を申して、 最後には雪のように消えてしまいました。
ぱぁてぃとは、…なんなのでしょう。 私共は…一体…
[あの少年の消える様を思い出しては、 またぞぞ、と背に這う寒気。]
(-199) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
[花とはまた異なる甘さの香、漠然と感じてはいたのだが、 今一度その人の方を向いて、もしかして、と思う。 その人の瞳はこの國の人の黒に似て、しかし更に深みあるように見える射干玉。]
お足を悪く、されたようですか。 ――雪道で無理でもなされたか。
[青い瞳が何の履物も無かった足へとまた下りる様は、その射干玉の眼差しを避けるようでもあった。
近くには若い男子>>240も、巫女装束の人に治療施していた人>>228のすがたも捉えられたか。 さっきの名乗り、それに気付いてない素振りがあっても無くても。 私は改めて「亀吉」の名を名乗るものだった。]
(281) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
[特に隠すことでもないのだろうが、 動揺を誘うのを杞憂して、声を潜めて話をした。
皆の前に等しくあの少年が姿を現したなどと、 思いも寄らなかったので。]
(282) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
働き過ぎに見えるさね、怠け者からしてみれば。
[冗談を云いながらみつの後ろ>>274を歩いて行く。 そうして辿り着いた台の上に金属の盆、未だ幾つか並ぶ白い陶磁器。 その中のひとつ、渡された茶器は未だ十分に熱を持っているように思えたが、みつは冷めたことを気にするらしい。]
もとより熱い湯は苦手である己には丁度良いのだろうな。 有難う、戴こう。
[立ったまま、赤い色した茶を口に運んだ。 行儀に反することは識っているが、今更然様なことを気にする風体でもあるまい]
(283) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
亀吉。 ハッキリと物申せ。
[言い淀んで>>276口を閉ざし視線を離す>>278天宮殿に、お嬢様は溜息を落とします。
先程の言葉>>253と同じであるのに、天宮殿のはそのままには出来ませんでした。 じつと遠くにある青を見つめたのです。]
(284) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
亀吉は、茶を取りに遠ざかる足音ふたつ。見送るでもないまま紅茶を啜る。
2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
そっか。朧さんも会ったんだ。 どこ行ったんだろーね?
[首を傾げて。>>277 問う様な視線には、こくりと頷いて。]
うん。あと、外に出られそうな場所も。
[外からも人が入れないなら、自分にとっては安全なのかもしれないけど。 出られないままなのは困るし、退路が無いのは不安だ。**]
(285) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
[強い口調で名を呼ぶ様は、
天宮様の姉上様と同じでしょうか。
それとも、穏やかにしか呼ばぬ方でありましたでしょうか。
西洋硝子の様に綺麗だと評した青は、離されて遠く――]
(-200) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
――… 良いなァ。
[ほ、と吐き出した一息は、白く成らずに空に消えた。 斯様な繊細な茶の味を愉しむのは何時以来の事か。 言葉で語らずとも、良い年をして緩む顔に感情が滲み出ているのであろう]
西洋の茶器は愛らしいものだなァ。 此の花の名を、己は識らぬ。
………ん?
[茶をちびりちびりと口にしていれば、こそりと囁かれるが如く問われる言葉。>>282 其の内容に、己は少し緩んだ顔を締めて]
(286) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
|
っ、 ―――――。
[>>284刺さるかと思われるほどはっきりとした呼び掛けに。 射抜くかと思われるほど真っ直ぐ感じる視線に。 私は、鈴蘭の主の方を振り向かざるを得なかった。 言い淀んだは向こうもだが、それを言い返すことも出来なかった。
まるで本当に、この方は―――――。 勿論そんな筈はない、と理解しながらも。 私は、一度剣士のほうへと身を寄せた。]
(287) 2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 03時半頃
|
[やはらかな微笑浮かべた唇の上。 射干玉が見て居たのは鈴蘭の着物でも、腰に佩いた刀でも、足を包むブーツでもない。
着物の下の骨格と腰つき。刀を握る手の大きさ。纏う空気。 ──それら、装いの下の本質。
一度背けられた視線が再び合わされば、鈴蘭の武士にだけわかるように、紅が僅かに円弧を深めた。]
(-201) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
[そう。 ――本当にこの方は、剛毅なお姉様に良く似たお方だ。 時におのれのことを棚上げにしつつ、有無を言わせぬかと思わせる程に強い口調で呼び寄せる様は。]
失礼、しました――、
[弱まった声は、意識して声を潜めたから、だけでもおそらく無かっただろう。 立場を弱くする者のある種の気弱さ、にも何処か似ている。
それでも、告げるべきことは、はっきりとした言葉で告げた。]
あなた、ご自身の名を厭われているのかと。 そう、感じたのです。
(-202) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
そう、でしょうか…。
自分一人で飲んではバツが悪いので、 茶器の一揃え分入れて参っただけです。
[熱い湯が苦手>>283、と言うのには幾分か安堵しつつ、 既に幾人から美味いとの言葉を頂戴してはいても、 人の味覚とは実に様々で…。
慶の評も気になりはしても、 人様が何か口にするところ見るのは憚られるので、 空いた茶器などの整理などして手の暇を埋める。]
(288) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
[未だ名を知らぬ鈴蘭の君に、身を寄せて、囁く。 硝子にも似た青い瞳を見詰めてくる眼差しを、今度は、逸らすことは無かった。**]
(289) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
「良いなァ。」
[その言葉と共に吐き出された息>>286に、 緩んだ表情に、胸中でほぅと小さく安堵の息を吐く。
茶器を褒める声を聞き、 空いた茶器を手にして自分もまじまじと眺めた。]
(290) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
[>>281自分より背の低い青年の声に、鈴蘭を見て居た瞳は流れるように隣へ移る。]
えゝ、少々。 此処へ来る途中、草履を失くしまして。
[信じるか否か。そんなことには頓着しない。]
(291) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
[ゆり殿は物ではなく者を見ておられました。>>280 居心地の悪さを感じ、だらりと左腕は下げたまま、一歩横へと移動します。 それでも射干玉は追うものですから。]
……不躾に眺めて、何用か。
(292) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
[それでも、唇の紅が綺麗に弧を描くものですから。
そろりと左手が鞘に伸びるのです。
神輿を前にし、動けぬ武士の様ではありましたが。]
(-203) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 04時頃
|
[みつが語る話に、ん。と頷きながら耳を傾ける。 先程からの何処か浮かぬ顔、半分は其れか。 すべてを聴き終わった後、己は少し間を開けて考えた後]
嗚呼――……「御前さんも」、見たのだな。 時計の鳴ったあのときに。
そうして童子は言ったのだろう。 「此れで御前も哀しくないのだ」 ――と。
"Wish you a merry Christmas, And a happy New Year" ……?
[己が見た童子とみつの見た其れが同じであるはずがない。 が、「同じであるような気がした」。 ゆっくりゆっくり、一言ずつ口にする異国の言葉。 そうして己は、みつをじっと見る。]
(-204) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
/* みんなの艶が…すげぇな。
(-205) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
[蒼に見える眼差しが足元へと下りる。 視線を避けたようにも見え、射干玉はゆるりと細められた。
蒼を縁取る睫毛と、絹より零れた前髪の色は銀。 珍しい色彩だと、不躾な視線が亀吉の瞼の上で踊る。]
(-207) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
/* わっ びっくりした
(-206) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
[ふうと長めに息を吐きましたのは、ゆり殿の視線が離れた故。>>291
ですから、射干玉の次に青を見たのです。>>284 ゆり殿を向いていた青がお嬢様に戻ります。傍に寄る様に背を伸ばし、何を言うのかと身構えました。>>287]
(293) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
[あの時計が鳴った瞬間、己とみつの見たものは――……
同じであるような気がしたのか。 それとも、「同じであって欲しかった」のか。]
[同じであったと云うならば、 矢張り其れは、奇跡の他に何であろうか?]
(*4) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
/* 本当に、物ではなくて者(本質)でしたよ、ゆり殿!
こう、動きに色香があるよね。 いきなり触るとかも含めて、されるがままなところとかも。
賢者いたっけ?って役職編成調べてしまった。 何だろう、何だろう!
(-208) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
/* わぁわぁ、亀吉殿のお姉さんと似てる!(/ω\*) 棚上げ、ねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-209) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
お気に障りましたか。 只、凛々しいお姿と、つい目で追って仕舞っただけなのですが、失礼を致しました。
[不快を表す言葉に、間を置かず低い声音で非礼を詫びる。]
(294) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
[みつに真っ直ぐに視線を送り、確かめる。 黒の童子が、同時に等しく現れていたと云うことを。
常識的に考えれば有り得ないことだ。 若し本当に起こり得ていたとしたら、そんなものはそれこそ「奇跡の所業」でしか無く―――然し。
荒唐無稽な事を語る己は、 柄にも無い至極真剣な顔をしていたに違いない**]
(295) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
…も?
[慶の言葉に首を傾けて。
次いで紡がれる言葉は、あの少年が言ったままのもの。]
そう、です。 うぃすあ めり…
[聞き慣れない言葉をゆっくりと、 けれど躓きもせずに唱えるのを、復唱しようとするも上手くいかず。]
〜〜〜っ、とにかく、 慶様がいま仰られたのと、同じような事を申しておりました。
[焦れた様を誤魔化してみれば、 じっとこちらを見る目に、恥じらいもせずに視線を返す。
何か大変な事態になっているのでは、と。 そればかりが気になって。]
(-210) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
|
[刀の鞘へと伸びた左手。 気づけど、芙蓉に預けた足も、寛いだ姿勢も崩さず。
あたかも其れは、このまま斬られても構わないと示して居るようでもあった。]
(-211) 2013/01/02(Wed) 04時頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 04時頃
|
/* くっそ!!!! みっちゃんかわいいい!!!!!!
くっそ!!!!!(ばんばんばんっっっっ
(-212) 2013/01/02(Wed) 04時半頃
|
小鈴は、ここまで読んだ。
2013/01/02(Wed) 04時半頃
沙耶は、亀吉殿の囁きに頷き許し、返事を躊躇うのです。*
2013/01/02(Wed) 04時半頃
|
名を、厭う?
[名前自体を厭いている訳ではないのです。 名前を残すのを、厭うて居るのです。
この違いを上手く伝える事が出来ましょうか。]
私は、己の家に生まれた事を良かったと思っているし、 父上から頂いた名前も好ましく思うている。
だから、亀吉の感じたものは、少し――違うのだ。
(-213) 2013/01/02(Wed) 04時半頃
|
ゆりは、待って居る。湯と手拭いを探しに行った、雷門の帰りを。**
2013/01/02(Wed) 04時半頃
|
[慶と話をして、 自分達の前以外にも彼の少年が現れていたことを知る。
あの時計の鳴った直後――。 本当に直後の出来事だった。
恐らくほぼ同時、 もしかすると少しの時間差も無かったかもしれぬ。
そんなことが、人に…?
まだ閉じ込められた事実を知らぬ内でも、 言いようのない不気味さを感じていた。**]
(296) 2013/01/02(Wed) 04時半頃
|
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 04時半頃
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 04時半頃
|
――居間――
おや。
[慶との再びの邂逅>>203に、片眉上げる。 後ろには先ほど取引を先に伸ばした武士姿の。蓑を脱ぎ、着物を着替えてはいるが、その凛とした瞳見間違えることもない。 が、向こうから求められなければ、取引は再度行われはしない。 他にも見知らぬ男子の顔>>223見るが、軽い会釈をするばかりですぐの対応をすることはまだない。
山梔子を挽いた粉を薬鞄の奥から引っ張りだす。少し日が経っているが、おそらく問題はないだろう。 刻み煙草の葉を揉み、包帯を裂く。 もうひとたび綿布を水でよく洗って浸し、山梔子の粉と刻み煙草を包んで折りたたみ、それをゆりの右足の傷にあてがって包帯で止めた。]
さて。 あまり、完璧な仕事じゃぁありませんから、変に痛むようならここを出てからすぐにお医者様に見せるとようございます。
[本音を言えば赤くしもやけになった脚も山梔子湯につけてやるべきなのだが、桶の中身が湯でなく水であるから、今時分は断念した。]
(297) 2013/01/02(Wed) 04時半頃
|
|
[手当をしながらか、終えてからか、世渡介の言葉>>237に笑いかける。]
向こう、と言われるほど遠くの生まれじゃぁござんせん。 お仲間と言われますのは、悪い気はしませんがねぇ。 訛りももう随分抜けたつもりでしたのに、これじゃぁかたなし。
[旅歩きをする質ではなく、山寄りの茅葺きから下野に下るばかりの行商ぐらし。 行動の幅広くなければ、抜ける訛りも抜けやしないものだと自覚する。]
(298) 2013/01/02(Wed) 04時半頃
|
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 04時半頃
|
凛々しい、などと……。
[射干玉が離れる前のこと。 くすぐったさを覚える言葉ではありますが、 即時に述べられた侘び>>294とは裏腹に、 治療中とはいえ、頭も下げず変わらぬゆり殿の姿勢。
左手を鞘からそおっと離しました。 刀はお嬢様にとって、自身の命を守るための物ですから。]
ただ、言葉にすれば良いというものではあるまい。 真に申し訳なく思えば自然と頭は下がるもの。 自然と態度に表れるもの。
[次は、気を付けよと結ぶのでした。**]
(299) 2013/01/02(Wed) 04時半頃
|
|
/* 求められなければ、だと。>>297
「もしよろしければ、またこちらからお伺いします。」>>10
って言われたし、というか治療中だから声かけにくいよね。
「薬売りはいつから医者になった。」とか言えない。
(-214) 2013/01/02(Wed) 05時頃
|
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 05時頃
|
/*
二ヶ月ぶりに村に入って思う。 皆さんうまくてしにたい。
楽しいけど、拙くて…拙くて…>< 気を抜くと色々変わってしまう
ふわっふわしててごめんなちい><
襲撃だと即死ねないのよね 吊っていただけたら…
いや最後まで頑張るよ。ふわふわおみつ…
(-215) 2013/01/02(Wed) 05時頃
|
|
/* 沙耶メモ!ありがとう!
ずっと思ってたけど、あんびさんですよね? 違ったらどうしよう。
まだ絡めてない… 小鈴もニアミスしてたぽいし、雷門さんにもまだ…
亀吉からの小言はいついただけますか…!?ハァハァ
(-216) 2013/01/02(Wed) 05時頃
|
|
/* すんすん。 実家の布団が冷たいで御座る。
さむいいいいいいいおおおおいいいいいいいおいいいいい。
(-217) 2013/01/02(Wed) 05時頃
|
|
>>281 わたしは世渡介。 性は菱川。名は世渡介。 しがない呉服屋の息子です。 今は神社仏閣巡ってます。
[亀吉と名乗る男にはそないなふうに伝えたやろか。 美しい白銀がちらりと見えたような気がしたが。はて? 綺麗な顔した男やったな。]
(300) 2013/01/02(Wed) 07時半頃
|
|
>>298 いんや。そないなことおましませんがな。 十分立派。いやあ立派な話しぶり。 東西南北言葉が混ざれば。こないに強いのありゃしません。 まさに敵なし。四神も腰抜かします。
東西南北言いましても。ちょっと大げさに言うただけで。気を悪うせんとってくださいよ
[芙蓉はんとは気軽に話せる。 なまりが似てると気分も上がる。 ひょんなところで会うことに意味があんねやな。]
(301) 2013/01/02(Wed) 08時頃
|
|
ほなわたしはそろそろ休ませてもらいますわ。 てきとな部屋で寝させてもろてもええんでっしゃろ。 面倒なこと考えるのは嫌になってしまいましてな。ほなさいなら。
[誰かが聞いてたらそれでええ。聞いてないならそれもよし。 出ていく前に話してない人と話したやろか。 よう覚えてへんけど話したんやったら話したんやろな。 いろんなことがあったせいか。 疲れも疲れ。呆けとるわ。 異国の小僧は何を考えてねやろ。 わしらなーんも関係ないのばかり連れてきよってからに。 年いったのもわっかいのも男も女も。 ほんま何を考えてんねやろ。]
(302) 2013/01/02(Wed) 08時頃
|
|
[部屋の場所。誰かに聞いてきたらよかったわ。]
すんません…ここ勝手場や。
りぶられぇ? ここはちゃうかな。
入りまっせ……ここもちゃうがな。
邪魔するでぇ………
[…………。 なんや余計疲れてもたな。 間取りの勝手も違いよるさかい検討がつかん。 廊下におるもどないしよか。**]
(303) 2013/01/02(Wed) 08時頃
|
|
/* 今のところ話した人 芙蓉はん・おみつはん・ゆりはん・亀吉はん・子鈴はん・朧はん・雷門はん・ウトはん・しのはん
まだ話してない人 沙耶はん・慶三郎はん・明之進はん
一通り話しておきたいな。
(-218) 2013/01/02(Wed) 08時頃
|
|
/* 話せると思って居間についていって長居したのは悪かったかな。みなさんすみません。
(-219) 2013/01/02(Wed) 08時頃
|
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 09時頃
|
あゝ、これは、これは。 重ね重ねご無礼を。
[指摘を受ける>>299のと、手当が終わる>>297のが、ほぼ同時。 芙蓉の手の甲に自らの手をそっと添え、この場に引き留めてから、居住まいを正し、鈴蘭の武士へと向き直った。
その時にはもう、亀吉と話して居たかもしれないが、視界には入って居るだろうと、座したままながら深々と頭を下げる。]
わたしはゆりと申します。 見ての通り、故郷の白烏神社に仕える巫女でございます。
もし宜しければ、お名前を伺っても──?
[上げた顔。表情は変わらず、春を思わすやはらかな笑み。 自ら名乗らぬ御仁の名を求めた。]
(304) 2013/01/02(Wed) 11時頃
|
|
[鞘に伸びた手が元の位置に戻るまで、射干玉はじっとその動きを追って居た。
空手の怪我人を相手に、何を感じたやら。 凛然とした姿勢とは裏腹の、刀に頼る脆い心が見える。
武士の装束も、刀も、上からの物言いも。 全てが おんな を覆う鎧であるのか。]
(-220) 2013/01/02(Wed) 11時半頃
|
|
[顔を芙蓉へと戻す前の刹那。
唇の あか が。 ぐにゃりと歪んだ。]
(-221) 2013/01/02(Wed) 11時半頃
|
|
[首尾よく名を聞けたやいなや。 拒まれても追求はせず、笑みを深めるだけ。
手当をして呉れた芙蓉の方へ向きを戻し、首尾よく丁寧に巻かれた包帯に目を落とす。]
ありがとうございます。 薬を売るだけでなく、治療もお出来になるんですね。
[すぅと伸びた手が芙蓉の手を包む。 引き寄せ、握る手に感謝の意を籠めた。**]
(305) 2013/01/02(Wed) 12時半頃
|
|
[外との温度差でぬくまった手で、芙蓉の手の甲を撫でる。 その手付きは何処か艶かしい。
芙蓉の目を見詰める射干玉は静かに瞬き、唇の あか が、妖しく弧を描いた。*]
(-222) 2013/01/02(Wed) 12時半頃
|
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 12時半頃
|
/* 実はゆりにはハートフルバッドエンドしか用意していません。 恋愛村にあるまじきキャラクター設定。
なので恋愛には多分なりません。
(-223) 2013/01/02(Wed) 13時頃
|
|
/* 恋愛推奨村なのに、すみません。
ハートフルボッコエンドじゃなくて、 ハートフルバッドエンドな辺りに、良心を感じて頂きたく。
(-224) 2013/01/02(Wed) 13時頃
|
|
[その男子>>300からの名乗りを聞いた時のこと。 しがない呉服屋の、と語る彼は家の名を伏せなかった。 だから商家の身分としては同じでも、――やはり、自分とは違う人。そう、思った。]
菱川、 よど、すけ。
[おのれの容貌に彼が何の感想を胸に抱いたか、はっきりとは判らなかったが。 その視線の色を確かめるより前に、彼の自己紹介、ぱちりと瞬いていた。]
その、宜しく。 ――この國の寺社を、広く廻って居られるのですね。菱川様。
[まるで繰り返すかのような呟き付け加えながら、軽い会釈を。 そのうちに彼が休む旨を伝えて居間を辞する頃>>302、見送るという態でも無く、私は扉が開く音を聞いていた。]
(306) 2013/01/02(Wed) 13時頃
|
|
うらやましいよ。 広く世を渡れる翼持つあなたが。
[呟きが洩れたのは世渡介が場を辞する頃。 低めた声、特に彼の背に届くとは思わずに、ひとりごちる。]
(-225) 2013/01/02(Wed) 13時頃
|
|
[私は巫女すがたの人>>291の答えに、その射干玉を見ずに口を開いた。 その声色は何処か女としては低い音色、とも感じたが――、 私は未だそれを深く気に留めてはいなかった。]
失くされるようなもの、ですか。 ――ともあれ、お気を付け下さいまし。
[少し怪訝さ滲みながらも、至って普通に気遣う形の言葉を返す。 この時は、飽く迄平然と振る舞えた、筈だ。]
(307) 2013/01/02(Wed) 13時頃
|
|
[それから、私は鈴蘭の君に向き合っていた。 射干玉のいろが彼女の方をも眺めていたこと、ふたりの遣り取りを聞くまでは気付いていなかったのだが――。
先程の曖昧な態度に許しをくれた彼女の手前。 ふと、髪と同じ白銀の睫毛が、微かに震えていた。 ――直ぐに震えを止めてから、私は答え躊躇う様子の剣士の目を見詰める。]
(308) 2013/01/02(Wed) 13時頃
|
|
[鈴蘭の主をつい目で追って仕舞ったと話す射干玉の主。 その視線の踊る先は彼女の佇まいだけではなかったと、私は気づいていた。 微かに、睫毛が震えていた。
喩えるならば、好事家の興味を引いてしまったかのような、そんな心地で――。 異人の面影を濃く伝える眼のいろ、細い毛のいろに、今も尚この人の眼は向いてはいないかと。 私は、其方を窺い見ぬままに気に掛ける。]
(-226) 2013/01/02(Wed) 13時頃
|
|
[与えられた名そのものを厭う様子の娘に会っているが故に。 私自身もまた、おのれの家に思うところがあった故に。 つい、目の前の彼女もまたそうかと思ってしまっていた。]
然様、ですか。
[名を、生まれた家を、好ましく思っていながらも、それを名乗ろうとしない訳。 情けなくも、この時私は、彼女の意思を巧く察せられないままだった。]
何が違うのか、――私には判りませぬ。が。 うらやましい。 あなたには誇れるお家が在るという事が。
(-227) 2013/01/02(Wed) 13時頃
|
|
/* おなごばっかりと思いきや、そのうち三人はおとこだったことににやにやが止まらない。 もっと百合の花咲き乱れる村になるかと思った。
さすがあんびたんの村です。
(-228) 2013/01/02(Wed) 13時頃
|
|
[ぱちりと瞬いたのは、その人の名乗りを聞いた時>>304。]
ゆり。
[日頃広く町の外を出歩かぬ身でもあり、聞いた神社の名には覚えが無かった。とはいえ特に詮索するという事も無く。 ただほんのそっとだけ、巫女の方を見遣る。 その人が鈴蘭の君に名を尋ねる様に――開き掛けた口を閉じ。 青色はただ、今一度鈴蘭の君の方へと。]
(309) 2013/01/02(Wed) 13時半頃
|
|
/* よっしゃログ読み終わった!と栞代わりにぺたり 時間が時間(昼飯とか)なので表は出られないけど
えーと 個室内描写って詳細はないんよなあ 洋風和風?どっち?
まあ統一しなくていいんだけれど さて、どうすっかねえ
白銀の廊下、はめもめも。
(-229) 2013/01/02(Wed) 14時頃
|
|
/* ゆりは、もうちょっと人形ぽくしたかったんですが、気付いたら結構自我のしっかりした感じになっていましたね。 演じててホラーっぽいと思う。
明らかにハートフル欠乏症なので、軌道修正入れたいところ。
(-230) 2013/01/02(Wed) 14時頃
|
小鈴は、ここまで読んだ。
2013/01/02(Wed) 14時半頃
|
/* でも、心理描写や深い内面の機微は、表では控えめにして、得体のしれなさは維持したい。 秘話で出し始めるのももう少しあとかな。
ウトにはもっと心動かされても良かったかもしれない。……が、眠いと心の動きが鈍くなるのです。 くうぅ。
(-231) 2013/01/02(Wed) 14時半頃
|
|
[ はい ]
(-232) 2013/01/02(Wed) 14時半頃
|
|
……くっ、くく、 いや、失敬。
[みつが童の如く焦れるものだから、其の姿が可笑しくて笑うてしまう。 己が言葉を習った時もきっと同じ有様だったに違わない――と、懐かしき心地で見ていれば]
つまり、己も遭ったと云うことさ。 同じ時、同じことを云う赤目の童に。 信じられぬなら確かめてみればいい、青き瞳の男と水色の武士も、其処に共に居たからな。
[そういえば、ふたりの名を聞きそびれていた、と。真摯な眼差しを正面より見据え、斯様な「関係の無いこと」を己が裡で思った。]
(-233) 2013/01/02(Wed) 14時半頃
|
|
[ところでこの居間に踏み入った時、広げられた鞄が一つ視界に入っていた。その様相は古式のものに見え、形は何処か舶来の品のよう。]
――不思議。
[今、それをまた思い返し、ぽつりと呟く。 此方に会釈向けながらも、ゆりの手当てに心向けていたその人が鞄に向かっていた様から>>297、鞄の持ち主は察せられる。 彼の少し高く聞こえる声が、さっき世渡介と話していたのも。聞くとはなしに聞いていて――、]
お仲間、か。
(310) 2013/01/02(Wed) 14時半頃
|
|
うらやましい。
[「哀しく」見えるのは。なれば、皆。 何時かのその言葉が過れども。 意図せず洩れた呟きは、さて誰に向けたものだったか。**]
(311) 2013/01/02(Wed) 14時半頃
|
|
―― 一階・廊下 → 大階段 ――
[呼ばれ、頷きを一つ。>>242
歩く中の口数少ない空間は、忙しないよりも幾倍も日常に近い。 宵渡の触れる手が次第に温もりを取り戻すのを感じながら静かな歩みを進めれば、舘の玄関で話したお侍と誰かの姿。>>226
すれ違いには小さな会釈を残し、お侍の告げる不可思議へと近づいて。]
(312) 2013/01/02(Wed) 14時半頃
|
|
/* ptたりねーなぁ。 一人一人に細かく返すなら、人数絞らないといけないね。
今のところ、亀吉くんと明之進くんがいい反応。 もっと虐めたい。 沙耶様ももっとつつきたい。 男装女子なので女子と恋愛するなら沙耶様がいいなぁなんて。
最初の委任はまだ雷門さん。 芙蓉さんに遊んで遊んでってしてて、反応次第ではこっちに委任もありやも。
もちろん、今後心動かされる相手がいれば、そっちに委任する感じで。
(-234) 2013/01/02(Wed) 14時半頃
|
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 14時半頃
亀吉は、これで此処で何人を見たものか。すれ違った顔を、思い出す。**
2013/01/02(Wed) 14時半頃
|
―― 大階段・踊り場 ――
[その不可思議を、己は理解できなかった。
時計(其れ)を初めて目にしたのだから。
"からくり"かと呟き其れを見やる宵渡の様子から、これが不可思議なのだろうとは理解する。 確かに、面妖な箱だと思うだけ。
手を引いてくれる彼の視線を感じたならば、唯少し、首を傾げて。]
(313) 2013/01/02(Wed) 14時半頃
|
|
[己が眼は一度みつから離れ、茶器を映す。 取っ手のついた陶器に付けられた絵は、白き五枚の花弁を持つ可憐な花。花から伸びた蔦の先に赤き実が散る。 白の中に一点の赤。 其れはまるで、童の摩訶不思議な赤目が此方をじぃと見ているようにも思えるのだ]
人の所業では無かろうなァ。
[すこし温い茶をまた一口啜る。 其の熱がじわりと己をあたためた。]
なに。……恐ろしく思うか。
[再び正面よりみつを見る。 当の己はといえばただ、今は――幸せで**]
(314) 2013/01/02(Wed) 14時半頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 14時半頃
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 15時頃
|
/* 亀吉はんぇ どうか幸せになってください。むかってください。
(-235) 2013/01/02(Wed) 15時頃
|
|
―― 二階・廊下 ――
[雪道に似た色の敷物を歩む。 一歩、一歩。 宵渡が本来歩むには遅すぎるだろう速度で、其処へと辿り着いた。
開かれる扉の一つ、その奥はこの舘に相応しい佇まいの一室。 此処で休んでも良いのだと言って貰って、頷いた。
案内の終わりを告げて離れる温もりに、ふと心細さを感じる。 せめて感覚を留めようと、その手を胸元で握り締めた。]
(315) 2013/01/02(Wed) 15時頃
|
|
[売り口上は時計の針よりも流暢に述べられるもの。 芙蓉殿と菱川殿の会話も流暢でございました。 呉服屋の息子が放蕩息子で構わないのでしょうか。 神や仏に祈りたい何かでもあるのでしょうか。>>300
芙蓉殿は手当をされておりますし、斯様に人の多い場所で薬の話をするのは憚られます。>>297 向こうから求められなければと芙蓉殿はお思いでしょうが、 「またこちらから」>>10とおっしゃったのも芙蓉殿。
また、後程と先に延びれば延びる程、じくと鈍い痛みが治まる時が延びましょう。]
(316) 2013/01/02(Wed) 15時頃
|
|
/* 壱首半狂/守追犬病稼錬/弟邪鱗 ダミー込みで14人遊び人はないか。 正直いって誰がどれなのかわからんな。
(-236) 2013/01/02(Wed) 15時頃
|
|
―― 、
[音にならない感謝を述べて、頭を下げる。 宵渡の姿が見えなくなるまで見送るべくその場に立っていると、ふと振り返る彼が小さな一言を落とす。]
(317) 2013/01/02(Wed) 15時頃
|
|
[それは、甘えてしまいそうな言葉。
少し目を丸くして、 不意に、彼から視線を外しかけて、 しかし、もう一度貌を見て、 口元に弧を描く。]
(-237) 2013/01/02(Wed) 15時頃
|
|
[もう一度、頭を下げて。
宵渡の背が見えなくなってから、扉の開いたままの客間へと入る。]
(318) 2013/01/02(Wed) 15時半頃
|
|
[天宮殿の白銀が生来のものだと睫毛の色が証しております。>>308 青の瞳は暖炉の火を遠くに受けて翠が差し、お嬢様の目に真っ直ぐに向けられています。
お嬢様も視線を逸らせません。 耳に届いた感情を示す言葉にゆっくりと瞬きます。
何故、天宮殿はそのように言われるのか、と]
(319) 2013/01/02(Wed) 15時半頃
|
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 15時半頃
|
うらやましい? 何故、誇れぬ家名を背負たままで居る。 主は武士とは違うだろう。家と主君が大事な武士と違うのなら。
縛るものなど、捨ててしまえば良かろう。
[主君も家も捨てて牢人の様に。]
(-238) 2013/01/02(Wed) 15時半頃
|
|
[主君も家も捨てて牢人の様に。
そう胸に抱いた想いの先は、樋口様にも当てはまるのでした。
外見とは違い、異教の宴を知る様や刀を差しているお嬢様に対して物怖じせずに『逢引』などと冗談をおっしゃったり、か弱き言葉の続きを探るように横顔を見る様は、如何にも裕福な武家の出であるように見受けられました。]
(-239) 2013/01/02(Wed) 15時半頃
|
|
[方々の名前をただ耳にし、強くと求められなければお嬢様が名を告げる事などないと思うておりました。 居住まいを正し深々と頭を下げたゆり殿の名前を求める声>>304は強いるものではありません。傍の天宮殿が向ける青>>309もまた。
けれど、気圧されたかのようにお嬢様は口を開くのです。 己の名を、告げる為に。]
木南、沙耶――――
[ゆり殿や芙蓉殿にまで届くか届かぬかの小さな声で、本名を。 次いで明確に、偽りの名を。]
――木原平太 と、申す。
(320) 2013/01/02(Wed) 15時半頃
|
|
[ゆり殿の春めいた笑みは、お嬢様がこれまで踏み固めてきた雪のような鎧を解かすような笑みございました。>>304
刀を振るは、自身の心身を守るため。 男と装うは、自身の矜持を守るため。
ゆり殿に感じたのは―――畏れ。 巫女の装いも、芙蓉殿へ向けられる仕草も、何もかもが女らしいのに。
低めの声と、歪む あか が。 お嬢様とは反対に男を内包しているようにも見えるのです。 異なるものを内包しているようにも見えるのです。
少年の瞳の あか にも 見えたのです。]
(-240) 2013/01/02(Wed) 15時半頃
|
|
― 二階客間 ―
[机に白い招待状を預け、洋館に相応しい室内をくるりと見渡す。 置いてある多くの物を、其の正体を憶測で判断していく。
居間の、ゆりの腰掛けていたのと同じもの、其の縁をそっと撫で。 厚手の毛布が掛けられた、此れは寝具か。 暖かな灯りの元、硝子に閉じ込められた炎には触れぬようにして。]
(321) 2013/01/02(Wed) 15時半頃
|
|
/* おとんに話しかけられて全くろるに集中できない。 やはり寝入った後でないと…。
帰省して箱にへばりつくダメ娘。
(-241) 2013/01/02(Wed) 15時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 16時頃
|
[ゆるゆると部屋を横切り、扉とは反対側にある窓の前に立つ。
白銀に染めきった景色。 されど、染め飽きぬ粉雪達は、未だ已むことを知らず。]
…… ――
[硝子に薄ら映る己は、相変わらずの顔色をしている。
もう一人の己は唇を幾らか動かして、溜息を吐いた。]
(322) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
|
/* しのの めもが かわいすぎて はげる さかのかさんかな?とぼにゃり しかしわからん
(-242) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
|
[ あ ]
[ う ]
[ は ]
[ は ]
(-243) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
小鈴は、ここまで読んだ。
2013/01/02(Wed) 16時頃
|
[意味のない一文字の羅列。
息漏れだけが部屋に響く。
何年も、何年も、声を出さずに 何時しか音色は枯れ果てた。
其れで良いと思っていた。]
(-244) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
|
― 大階段踊り場 ―
[カチカチと響く音。音に合わせて動く針。 ああこれか―――一度だけ聞いた、あの屋敷で聞いた音。動く針の動きを指先で追った]
……変
[やがて飽けば背を向けて、更に階上を目指す]
(323) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
|
……失礼。
[女らしく紅を引いた唇に>>305視線は一時縫い止められ、払うように身を翻しました。傷の痛みに構う事なく、左手は鞘を強く掴みます。
暖かな部屋から外へ、扉を開けるのです。
薔薇の香りだけが変わらず、漂っておりました。*]
(324) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 16時頃
|
/* 弟子入り先やばい 迷うやばい
おぼろん(また誤解ある言い方)なの? おぼろんに弟子入りなの?
(-246) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
|
[窓から離れ、寝具の傍へ。
休む場所をと探して、そして此処へと案内してもらったのだ。 本来の目的を果たそうと。
そこに掛けられる毛布をはがし]
(325) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
|
[ドガゴッ。]
(326) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
|
― 二階 ―
[草履から覗く足袋が、柔らかなものに触れた。下を向けば、廊下は白銀の柔らかな敷物に覆われていて]
……冷たく、ない
[その場にしゃがみ、そっと触れてみた。 雪のようでいて、雪とは違う。 黒い館に白い廊下。鯨幕みたいだ、と脳裏に浮かぶ光景に首を振った]
(327) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
|
/* ?!!!?wwwwwww どうしようかなーどう接触はかるかなーって考えていた、らwwwwww くっそだいすきだ!
(-247) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
|
[廊下に、あるいは階下にも響いたかもしれない鈍い音。
手にした毛布を其の侭引きずって、慌てて部屋の外へ出、ぜえはあと荒く息をする。]
[ なにか いた ]
[あわあわ、恐怖に慄いている。]
(328) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
|
[並ぶ扉。もし中に誰かいたらどうしよう、と開くことを躊躇っていれば]
……ん?
[響いた鈍い音に首を傾げ、音がした方から反対の壁へと無意識に後ずさりながらも、その扉を見つめていた]
……………え、っと
[何か、出てきた。ああそうだ、見かけたことがある。酷く顔色の悪い少女。さっきよりずっと、酷い顔だった]
(329) 2013/01/02(Wed) 16時頃
|
|
― 二階廊下 ―
[毛布を手に、悪い顔色をより悪くして、何かに怯える貌で震え。
ふと、廊下に視線を向けたならば>>327]
―― 、
[驚きすぎて困惑で涙を浮かべそうな眼で、ふるふる、首を横に振る。]
(330) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
/* ごめんなさい。二人とも顔色悪くてwww
(-248) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
…………
[かける言葉も、手を貸すことも、選べずに沈黙が暫く続いただろう。困ったように視線を下げれば、毛布が床を引き摺っていた]
………それ
[左手で羽織りを握り、右手で毛布の端を指差す。大丈夫か、と相手の顔をじい、と見て]
(331) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
/* 沙耶さんも来れるかな? とでかい音たててみるよ!
わーい。
(-249) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
/* 齟齬はない、かな・・・うんたぶん 待ちましょうちゃんと
(しのがかわいすぎて震えながら
(-250) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
/* wktk
(-251) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
[毛布を引きずっている事は気にしないまま。
毛布を握らないほうの手で、今までいたドアの向こうを指差して、もう一度首を振る。]
[ だれか へんな だれかが ]
[何とか伝えようと、唇だけが必死に動く。
如何して欲しいのかも如何したいのかも吹き飛んで、驚いた事象だけを伝えようとしている。]
(332) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
―2階―
[階上から聞こえた音>>326に、 俯いていた顔を反射的に上げます。 物を倒したような、 人が倒れるような音に脚を向け、駆け出しました。]
何事かっ
[二階の廊下には志乃殿と久慈殿の姿がありました。]
(333) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
――一階廊下――
[ほうぼう歩くも客間の場所がわかりゃせん。 わしはなんでここにおんねやろ。
西へ東へ。北。南。いろーんなものを見てきたが。 こない変わったところは始めてや。 場所だけ変ならいざ知らず。 おわす御仁も変わりものばかり。
わしは平平凡凡な人間や。 ちぃーとばかし遊びが好きなだけの男や。]
(334) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
……なに?
[残念ながら、この男に何かを理解しようと努力する気概はなかった。音の出ない唇をいくら見つめても言葉はわからず。ただ部屋の中を指差していることはわかったから]
…何か、あった?
[そう聞いて、扉まで行くと部屋を覗き込む。なんだかわからない、と手に持ったままの羽織を握り締め、中に入ることはまだせずに]
(335) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
[声と同時に駆け込んできた少年……には今は見えない剣士]
なにか、なんだろう
[いつの間にか半歩踏み込んでいた足をひっこめて、首を傾げる]
(336) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
…っ、そのような言葉、聞いたことがないもので、 ど、どこかのお国言葉でしょうか。
それともこのお屋敷…、異国の?
[笑われてしまうと、焦れから羞恥へと表情の色を変えて。 聞きなれない言葉はどこか、呪いのようでもある。]
同じ時、同じこと、同じ赤目の…童。
[信じ難いことである。 けれど「確かめてみればいい」と言う慶の目は、 真っ直ぐと自分を見据えており。 確かめるよう、じぃとこちらも見つ返す。
最初にこの男に話を切り出したのは、 既に互いに名を知っていた故なのだろうか。
先程茶を渡した頭を覆った男・亀吉が、 慶の言う「青き瞳の男」とは未だ気付いていなかった。]
(-252) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
[なにかあった、の言葉に髪が乱れるくらい頷いて>>335 お侍が駆けつけてくれるのを見、また頷いた。>>333
部屋の中、寝具に横たわるのは己の半分くらいの大きさの、精巧な西洋人形。
其れに驚き逃げようとして、引きずった毛布が、重心を重く造られた机を倒したのだと、部屋の中を見れば直ぐにその理由は知れること。
それでも、誰も居ない場所だと思い込んでいたのと、天井を空ろに見つめる青い硝子玉は、咄嗟に見れば恐怖心が煽られたのは理解されるだろうか。]
(337) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
/* 明之進かーわいー! 沙耶たんはすはす!
世渡介ちゃん!やること迷ってるならおいでよ!
(-253) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
[覗き込んだ部屋は、思ったよりも明るかった。透明な器みたいなものの中で火が燃えている。きっと、それのせいだろう]
えっと…
[少し高くなった場所に人一人寝るには充分な大きさの柔らかそうな布団。布団、というには少し躊躇われる厚みだったが。 その上に、何か、人形が………]
なん、だ これ
[反射する青い瞳。 この館に青い瞳を持つ者がいると未だ知らぬ男は、見慣れぬその造形に、一歩踏み出すことができず固まっている]
(338) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
――エントランス――
[なんや玄関か。 どうれ、万面の雪見させてもらおか。]
……っ
[さよか。開きませんか。 これやからあきませんねや異国の扉は。 居間に戻るか。どこぞにいぬるか。 思い思いに巡るとしましょか。]
(339) 2013/01/02(Wed) 16時半頃
|
|
/* さてどうする。現在おんは四人。 二階にいけば4人の多角。 行くとしてもさらっと部屋に入るがよしか。
(-254) 2013/01/02(Wed) 17時頃
|
|
/* 遊び好きな菱川殿と会話出来る機はあるでしょうか。
何か遊びを教えて貰いたいものよ。
(-255) 2013/01/02(Wed) 17時頃
|
|
/* 部屋に入るって、自分の部屋に引きこもるってことです。
(-256) 2013/01/02(Wed) 17時頃
|
|
[早い鼓動を押さえつけ、お侍と巻き込んでしまった誰かの行動に頼る。
部屋の中へとは入れずに、恐る恐る覗き込み。 引きずったままの毛布を無意識にきつく握り締めた。
此のような部屋には己は不釣合いだ、と。 意識下に感じていたからこそ現れた西洋人形は、部屋の主の如く、寝台に治まっていた。]
(340) 2013/01/02(Wed) 17時頃
|
|
[何事かあったと示すように志乃殿は激しく頷かれます。>>337 いつでも抜けるよう柄を握ります。 久慈殿の後ろから室内を見やりますと、先程と同じような寝台がありました。 けれどその上、別のものが置いてありました。
慎重に近寄ります。 青の硝子瞳>>337は、まるで生気のない天宮殿の青のように見えました。]
……安心、しろ。 西洋のものだが、これも人形だ。
[無頼の者ではなく動かぬ屍体でもなく人形と知ると、息を吐いて柄から離した手を人形に伸ばします。 幼い子を助け起こすように、人形の半身を起こしました。]
(341) 2013/01/02(Wed) 17時頃
|
|
[人形だと、お侍の手で動かされる其れを見て、軽く安堵の息を吐く。 毛布を引きずり部屋へと漸く入っていけば、何やら酷く慌て騒いでしまった事を詫びようと、何度も二人へと頭を下げた。
ふと、寝台の上に起こされた西洋人形に視線を向ける。 人のようでひとではない、精気の無い白い肌をした独特の貌は人形だと判っても少し怖く感じた。]
(342) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
|
………人形、か
[布で作ったそれとは違う、白い肌。身を起こした姿は本物の幼子のようで。知らず引き寄せられていた視線を外し、倒れた机を直そうと]
…何も、怖くないだろう
[隣で震える影に声をかけ、部屋に入った]
(343) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
|
― 居間 ―
[慶の瞳が動く>>314のにつられ、自分の目も茶器へと向く。 残念ながら、あまり花には詳しくはない。
花を生けるを母に習っても、 ありのままあるが良いではないかと思ってしまう性質で。 どのように見事に生けられた花も、 窮屈そうに見えてしまうのだった。
身を隠すよう、ひっそりと暮らしていた頃に山野で見た、 あの花に似ているように思う。 この白き五枚弁。]
野薔薇…でしょうか?
[ぼそ、と呟いた。]
(344) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
|
/* なにこのはーれむやべえ。
(-257) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
|
[恐怖、だったのか。わからないが、今は酷く慌てているようだ。悪いことは何もないのに、頭を下げてばかりいる。
机を戻し、ふと、窓の外に目を向けた]
………
[戻した視線は、剣士の佩いた刀へと舞い戻る。 しかし何も言わずに、そのまま部屋を出ようと背を向けた]
(345) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
|
[エントランスで話をしていると、そこを通りかかる姿と、扉へ向く視線に気付いて。>>339]
えっと。世渡介さん。 ……外に用事?
[ちょん、と、扉を指差しつつ。]
(346) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
人の所業ではない? ならば慶様は、あの少年が人の子ではない何か…と?
[人の子ではないとしたら、神か仏か物の怪か…。 何れにせよ、得体の知れぬものは少々気味が悪い。]
「恐ろしい」、…そうかもしれませぬ。 けれど私は「知りたい」…の方が強いように思います。
[再び此方に向いた両の眼>>314に、そう返す。
そういうものだと知ってしまえば、 恐れることもなくなるのではないだろうか、 とは、胸の内。
今後起こる事柄を知らないが故の、 呑気な考え。
向いた眼の持ち主が、何かに幸せを感じているなど知らぬまま。 それを知る時は、訪れるのだろうか。]
(347) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
|
>>346 子鈴はんやおましたかいな。 外に用事やゆうわけやありませんねやけど。 この扉ばかになてしまいましてな。
せやせや用事。 疲れたさかい休めるところ探してまんねや
[愛らし仕草に愛らし表情。 まこと可愛らしいおなごやな。]
(348) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
|
[得体の知れぬものは気味が悪い。
けれど自分にとって一番怖いもの。 …それは「喪う」ということ。
自分以外の者全てを喪って尚、 「死んではならぬ」「生きねばならぬ」と、 遠き日の母の訓えが無意識に自分を縛る。]
(-258) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
|
[掛けてくれた声に、小さく頷く>>343
唇は動いても、音にならない。 部屋を去る背中>>345には告げきれず、其の腕をとん、と叩けたなら、ゆっくりと唇が、ありがとうと動いた。]
(349) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
|
/* 「子」鈴 おうふ。誤字った。すみません。 メモではちゃんと変換されたのに(憤慨)
(-259) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
|
[志乃殿も久慈殿も、室内へと入ってこられます。 詫びるように頭を下げる志乃殿を手で制します。>>342]
いや。私でもあっても急に是れを見たのであれば驚く。 西洋のものに慣れぬあなたが驚くのも、無理はない。
……嗚呼、待て。
[刀を見た後何も言わず背を向けた久慈殿に声をかけました。>>345 脇差を1本、袴の帯から抜きます。]
考えはしないか。 もし――人形ではなく、無頼の者だったとしたら――などとは。
(350) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
/* きゅん
(おちつけ
(-260) 2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 17時半頃
|
[腕に触れた手に振り返れば、「ありがとう」は理解できた。頷くでもなく、僅かに眉を上げて首を傾げた。 かけられる制止。振り返ったまま視線を流せば、剣士は短刀を抜いていた]
……だったら
[皆死ぬだろうか、否、それよりも]
…切るのか?
[この館に来てより怯えてばかりの瞳に、反抗的な光を宿る]
(351) 2013/01/02(Wed) 18時頃
|
|
/* あ、さっきのきゅんは>>350にです。更新して見えて、きゅん。 さらに>>349見て きゅん くっそふたりともかわいい
(-261) 2013/01/02(Wed) 18時頃
|
|
[気遣わせてしまった申し訳無さと、理解して貰えた安心とで複雑になりながらも、お侍の言葉には頷きで答え。]
―― ?
[脇差を袴から抜き、部屋から出ようとする彼へと問いかける剣士。 戸惑いながら、二人のやり取りを見詰め。]
(352) 2013/01/02(Wed) 18時頃
|
|
うん。『ばか』になったみたい。 [その表現が、ちょっと面白くて。 小さく笑いながら、真似て返してみて。]
休めるところ? んー……。 一階は、ぐるぐる回ったけど、無さそうかな? まだ見てない所もあるけど。
……二階、かな?
[そう言って、朧の顔を、問う様に見上げる。]
(353) 2013/01/02(Wed) 18時頃
|
|
/* カップの花は野薔薇であってるのだろうか。 花の知識がない。 調べたんだけど、自信がない。
女子力ェ…
梅も桜もバラ科なんだねー 梅も桜も好きだ。
薔薇モチーフのピアスとかときめく程度には女子だよ。
(-262) 2013/01/02(Wed) 18時頃
|
|
/* 朧はんおったんか。 危ない危ない誤爆するとこやった。 ロールちゃんと把握せな。
(-263) 2013/01/02(Wed) 18時頃
|
|
>>353 二階か
[大きな階段昇った先か。]
これは朧はんでしたかいな。 先ほどはどうも。 涼しげな顔してにくいにくい。 色男でっせな。
で二人はどこぞに行かれますの?
[わしはこれから二階で寝ようか。 そう思いつつも二人も気になる。]
(354) 2013/01/02(Wed) 18時頃
|
|
切る。
腕だろうが、胴だろうが、顔だろうが、何処だとしても。
[久慈殿の瞳に宿るのは何でしょう。 何を、擁しているというのでしょう。
まるで切る事を、刀を振るう事を咎めるような瞳を、じと見据えました。]
(355) 2013/01/02(Wed) 18時頃
|
|
/* 二階乱入してぇ! 空気の読まない冗談いわせたい。
(-264) 2013/01/02(Wed) 18時頃
|
|
えっと。 しょーねん……この会の招待状くれた少年と。
[自分の招待状を取り出して、指差しつつ。]
アタシは、外に出られそうな場所も、探したいなって。 ……世っちゃんも、一緒に散歩する?
[小さく首を傾げた。 疲れたから休む、とは言っていたけど。]
(356) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
|
|
……それを おれに、言うのは
[唾を一つ飲み込んだ。 意識して瞳に、肩に、足に力を込める]
おどしているのか ……怯えて、いるのか
[もしも本当に寝台に潜んでいたのが人形でなければ、声を出さぬこの女子も、自分も。剣士が駆けつけた時には死んでいたのかもしれないが。それでも
それでも、いいと―――]
(357) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
|
|
/* ぎゃふん。>>357直後しのに秘話ろうとおもってたのにたいみんぐのがした・・(りせきってた
ま、まとう・・
(-265) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
|
|
>>356 せやなぁ
[休みたいとこではあるけども。出られへんのも困ったことや。]
わたしもついてってええんですか?
[冗談交じりで冷やかしつつも。 洒落にならないことあらば、いつかは役立つこともある。]
散歩ついてきますわ。 ええでっしゃろか? 朧はん?
[またまた冷やかしかましたけれど。 朧は反応示したやろか。 宵渡の旦那に小雀お嬢。 妙な取り合わせやけどついてきましょか。]
(358) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
|
|
[脅しのつもりはありませんでした。 久慈殿は無頼の者ではないのですから。
怯えているのか。 唇を強く結んで否定を見せます。 是と言えるはずがないからです。>>357
例え命を落としたとしても、志乃殿と久慈殿が息絶えていたとしても、 四の死人の出さぬ事こそが、武士の在り方でしょう。
生きよという遺志を、曲げてでも。]
先の問いの、答えの続きだ。
[身を強ばらせる久慈殿を見据えたまま、脇差を元に戻します。]
(359) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
|
|
/* 上手く病人COになっていれば良いのですが。>>359
(-266) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
|
|
[生きた志乃殿よりも顔色の良い人形を腕に抱え上げました。]
この部屋で休むのだろう。更に顔色が悪くなった気がする。 常の薬があれば早く飲め。
なければ―――
[増えた荷物をじと見つめます。 この人形を担保に薬を買えるだろうかとお考えなのでしょう。 人形は館のものですから、その考え自体がおかしいのですけれど。]
なければ尚の事、大人しくしていると良い。
[出ていこうとした久慈殿よりも先に、部屋を出たのでした。**]
(360) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
|
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 18時半頃
|
/* 世渡介を使っていたら見る文章がすべて関西弁で聞こえてくる不思議。
(-267) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
|
|
ん。勿論、いいよー。
[猫目が細まり、にゃはっと笑う。>>358 確認する様に、朧に視線を持ち上げた。**]
(361) 2013/01/02(Wed) 18時半頃
|
|
[元に戻る短刀。ふ、と肩から力が抜ける。 頭の中は混乱しきり。珍しくも長く口にした言葉。何を言ったかあまり覚えていなかった。
武士――のつもりなのだろうか。 言葉にすれば、それこそ切られそうなことを考え、目の前を通り過ぎていく水色の着物を見送った。
その後思い出したように呟いた言葉は、耳に届いていればそれこそ先ほどの比ではない騒ぎになったかもしれないが。そう、想像するが故に低く、潜められた呟きだった]
(362) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 19時頃
|
[近くにいれば聞こえただろうか。誰かに聞いた、思い込みの中にある女子の姿]
おなごは ………笑っているだけでいい、って
[その言葉とは真逆とも言える剣士の姿。 張り詰めて見える背中に向けられた視線は、再び床に落ちた]
(-268) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
|
[戻した机は、部屋に対して斜めだったが、それを気にするでもなく、部屋を出た剣士の姿が遠くなれば、ようやく次の扉を目指そうと、今度こそ一歩踏み出した。
どれも同じような寝台ならば、寝るのが大変そうだ、と考えながら]
(363) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
|
怯えているのは、
私ではなく、
主であろうに。
[久慈殿の側を通る際に落とした呟きは、 精一杯の強がりのつもり、でした。]
(-269) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
|
/* !!!!
ときめきがとまらないぜ
そしてごめんもういないかな、とおもって秘話でしのちゃんだけにしたんけど まあいいか これ耳に入ってたらそれこそ ただじゃすまされないだろうおもってな・・・
(-270) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
小鈴は、ここまで読んだ。
2013/01/02(Wed) 19時頃
|
[二人の間に、以前にどのようなやり取りがあったのかは知らない。 二人其々に、貫きたいものがあるのだろうと、思う。]
―― 、、
[脇差を元へと戻し、人形を抱えて部屋を出るお侍の言葉へ返事は出来ず。 水色の着物を見送るのは、対していた彼に似る。]
(364) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
|
>>361 [笑い顔にはあどけなさ。 視線の先が朧に向かう。 微笑ましくもありますな。
今宵の闇は深いんやろかな。 落ち行く雪が照らしてくれれば。 道行く人も安心できる。 雪の明かりはあまりに儚く。 僅かな期待も消えてまんねやろな**]
(365) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
|
[通り過ぎる瞬間は伏せられた視線。 落とされた呟きには僅かに睫毛が震え、そうして羽織りを握る手に力が篭った。ただ、それだけ。
反抗する気持ちは長くはもたない。 お互い様だとしても、きっと弱いのは―――男の方だった]
(-271) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
|
[笑った事がやや気に障ったか、変わらず控えめな言い回しの節々から気色ばむ様子が見えて微笑ましい。 己はますます面白くなって、細まる眼に其れが滲み出す]
なァに心配するこたァ無い。 ただの異教の挨拶さね。 ……たしか、 『貴殿に良き降誕祭がありますよう、 そして良い新年を迎えられますよう』 ってところ……、
[気づけばじぃと互いを覗き合う形になっていた。 こう、正面切って伺われることは得意ではないのだ。 まるで左目を覗かれているが如き心地がして――思わぬ内にそれを手で隠していた]
なんだい、なんだい、みっちゃん。 そう見つめられりゃァ年寄りだって照れるさね。
[己はみつへ向いていた身を再び正面向かせ、盆の載る台へと視線を反らす。 冗談めかして笑ってみせれば、奇妙な動きも紛れようか]
(-272) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
|
/* 沙耶が病人かなぁ! わくわく
(-273) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
|
/* すごい叙情的な世渡介になってきたwww
(-274) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
|
/* >>314 ティーカップはウェッジウッドのあのストロベリー柄、のいめーじ
(-275) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
|
[微かに耳に捉えた呟きに、毛布を握る指先が緩んだ。]
[ おなご は ]
[唇が、彼の言葉を追う。
男として生きる事を止めなければならなかった己。 女としての生き方も教わらぬまま、人の目に晒されぬ様閉じ込められ、生きてきた。
密やかに、密やかに。 其れでも己が生きている事を疎まれ、毒を盛られ死にかけた。
お侍のように強さも無く、おなごでもない生き物。 毒の名残は身体を蝕み続け――
そんな己は、如何生きればいい?]
(-276) 2013/01/02(Wed) 19時頃
|
|
/* ああやっぱりそうなんだ
しのぐらが男に見える補正だけじゃなかったか・・
あ、かいてないけど 勿論ト書きの中は明視点なんだぜ、と
(-277) 2013/01/02(Wed) 19時半頃
|
|
[問いかけたい言葉を飲み込み、二人目の背中を見送った。 手にしていた毛布を、人形の寝ていた寝台へと戻す。
身体を休めるべき場所の、暖かく柔らかな感触を確かめ。]
……――
[されど、其処へと横になることは無く、部屋を出る。 廊下に二人の背はまだ見えたか。
水色の着物のお侍を、*探す*]
(366) 2013/01/02(Wed) 19時半頃
|
|
[お侍の背中を見つけたならば、声にならない声をかける。 其れよりも、追う足音が存在を知らせていただろうけれど。]
[ あなた は ]
[衣擦れが聞こえる距離まで近付き、どうしても伝えたい言葉を、必死に紡いだ。]
[ わたし は ]
[ あなた の ように なりたい ]
(-278) 2013/01/02(Wed) 19時半頃
|
|
/* んーとつぎどうしようかな
もうすぐ夕飯でそのあとすぐにはもどってこれないから・・ 部屋はいる、かなあ、うん
(-279) 2013/01/02(Wed) 19時半頃
|
|
[呟きを耳にした少女の反応は気づかずに、そのままへ屋を出て廊下を進んだ。柔らかい敷物のせいか、足音はほとんどなく。それは雪と一緒だと思えた。
そうしていくつか先の扉を開き―――*閉めた*]
(367) 2013/01/02(Wed) 19時半頃
|
|
[想いは、正しく言えば息漏れの其の一言とは違っていたかも知れない。 其れでも、決して間違いではなかった。
大人しく、と言われた癖に、此の一言を告げに急いでしまった事を咎められるだろうか。
其れでも、伝えたいと思った。
お侍でもおなごでもない己は、如何生きれば良いのか。 自らの道に確りと立とうとしている、此の人のようになれたならば、解るような気がした**]
(-280) 2013/01/02(Wed) 19時半頃
|
|
― 居間 ―
野薔薇――……?
[みつが隣で呟いた花の名>>344を、聞き逃さずに問い直す。 無論其の花を己は識らぬ。 ふたたび茶器を彩る小花を見る。]
ふむ、野薔薇か。
御前さんがそう云うのならそうに違いない。 またひとつものを識った。
[実際に野薔薇であろうと無かろうと関係あるまい。 此の花は野薔薇なのだと、己は信ずることにしたのだ。]
(368) 2013/01/02(Wed) 19時半頃
|
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 19時半頃
|
/* 弟子CO伝わったら良いね。
(-281) 2013/01/02(Wed) 19時半頃
|
|
[戸惑いがちに話すみつ。>>347 何処か怯えるが如き姿に、先程の青い眼の兎を思い出す。
みつの話は理解にそう難くない。 たねも絡繰もある奇術であると知れたほうが怯えずに済むというものだろう。それに奇術を見せられれば、その裏を暴きたくなるのも人の性だ。 然し、己は]
あやつの正体などは己は識らん。 が、童子のやらかしたことは 「奇跡」としか呼びようの無いものであろうよ。
[己は、たねも絡繰も無いものを見たかった。 正面より見たみつの表情を確かめ、視線は再び茶器へと]
御前さんとはどうやら違う考えをしたようだな。 己は……奇跡の絡繰なぞ、知らぬままの方が面白いと思う。
(369) 2013/01/02(Wed) 20時頃
|
|
奇跡でもなければ―――… 己は、此処に居ちゃいかん。
[ぽつり、と。]
(-282) 2013/01/02(Wed) 20時頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 20時頃
|
異教…?お詳しいのですね。
[他意は無く、それに触れたことが無い自分にとって、 ただ、感心するばかり。]
私は異教のことはよく…、いえ 全く存じ上げませんけれど。
『良い新年を迎えられますよう』ですか…。 悪い言葉ではないのですね。
[願い拝む心。その心を知って、恐れが薄れるを感じた。 意味を知る前と後では、こんなにも印象が違う。
じぃと見すぎただろうか。 「照れる」と言い、顔に手を翳して体を他所へ向けるのを、]
は…、こ、これは失礼致しました。
[「肝要な話は、相手の目を見て話せ」と、 幼き頃より叩き込まれた。それが体に染み着いておるのだ。]
(-283) 2013/01/02(Wed) 20時半頃
|
|
― 居間 ―
え、えぇ…。
[訊ねるような声>>368に、びく、と。
違っただろうか。
蔦のある白き花弁――、秋には赤き実を付けた。 山野で見かけたそれを「あれは野薔薇というのだ」と、 教え聞いた遠き日。
窺うように、再び茶器を眺める慶の横顔を注視する。 「そうに違いない」とまで言われ、 元々さほど自信もあった訳ではなく、初めこそ戸惑ったが…。
相手の様子にふ、と小さな笑みを浮かべた。]
(370) 2013/01/02(Wed) 21時半頃
|
|
[あの少年について知りたいと思った。 正体を暴く、などという大層な考えではなかったけれど。
それが慶の言う「奇跡」>>369というものならば、 そういうものだと受け止めよう、と。
そう思えるだけの拠り所が、 己にとってはまだ足りていなかった。]
奇跡、ですか。
[何度願い、夢見たことだろう。 喪った者たちが息を吹き返す様を、 我が子が再び、この腕に抱かれる熱を、重みを。]
(371) 2013/01/02(Wed) 21時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 21時半頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 21時半頃
|
………慶様?
[大勢集うこの居間の中、 その声が、呟きが耳を打つ。
本来ならば自分がここに在ってはいけない、 といった口振りに、胸の内がざわつくを感じた。
あの少年の事もそうだが、 この慶という男の事もまた、「知りたい」という欲求を、 密かに抱き始めている。]
(-285) 2013/01/02(Wed) 22時頃
|
|
―居間から、鈴蘭の主が去りゆく前―
[暖炉の火が、ちら、ちら、と眼を焼くように照らす中。 私はただ静かに、瞬くその人>>319の瞳に。 ひそやかな声で交わすその言葉に、――青い眼をさらに丸くした。]
―――、……
[その時、私のくちびるは、囁くよりもよりはっきりと動いていた。 けれど声は、辛うじて聞こえるか否か程に擦れていた。]
(372) 2013/01/02(Wed) 22時頃
|
|
ちがい、ます。
[確かに私は彼女とは違い、武士としての縛りは持たない。 故に、もっと自由になれる身であると思われるのも自然で、]
です、が、
……でき、ない、
[それでも。何故、に答えられぬままに否ばかりと口にする。 力ないこと示してしまったかのように擦れた小声。 くちびるの動きまで伝わっているかさえ、この時の私には解らなかった。]
(-286) 2013/01/02(Wed) 22時頃
|
|
―― 一階・エントランス ―― 中にいるなら……、会える。
[そのはずだ、と小鈴>>285に返した。いざとなれば扉を壊す選択肢もある、きっと何とかなる――それは、未だふわと浮かぶ薔薇の香に思考を絡め取られた、浮ついた思考だろうか。
そのうちに、この場に姿を現すもう一人>>339。 微かに頭を下げ、そちらへ向き直る。]
……、?
[世渡介>>354の言がよく理解できず、軽く首を傾ける。何かしただろうか、考えるがやはり思い当たることはない。 小鈴の視線を受け取れば>>353、小さく頷いて二階であることを示す。恐らく招かれた客の数以上には部屋はあったはずだ、と。
どこに行くかは、まだ考えていなかった。小鈴が言う>>356それにただただ任せていたが]
(373) 2013/01/02(Wed) 22時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 22時頃
|
[そして、彼女からの名乗りがあった時>>320。 大きく瞬いた私にはその時、確かに――二つの名が聞こえていた。 一つは小さく呟かれ、もう一つはもっとはっきりと。]
木原、平太。
[私は、後者の名を、男としての名を、繰り返した。]
――ありがとう、ございます。 お名前、教えて下さったこと。
(374) 2013/01/02(Wed) 22時頃
|
|
[私はそれから、黙って鈴蘭の君を見送った>>324。 彼女が去り際、何を見止めていたのか判らぬまま――。]
(375) 2013/01/02(Wed) 22時頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 22時頃
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 22時頃
|
……、…………ああ、いや
[再びの見上げる視線>>361、そして彼からの問いかけ>>358に。少し考えた後、ゆると首を振る。それは決して否定ではないが]
……俺は、一度中庭に。
[四方を閉ざされている状況を一度目にしておこうかと二人に視線を向け、軽く頭を下げその場を去る。
一度新鮮な空気が吸いたい。そうもまた、考えていた。]
―― → 中庭 ――
(376) 2013/01/02(Wed) 22時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 22時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 22時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 22時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 22時半頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 22時半頃
|
/* 「武士――のつもりなのだろうか。」>>362
そんな事言われたら、どういうつもりかと問い詰めるのでございましょうなぁ。
反抗する気持ちw 弱いのは久慈殿の方wwwww
(-287) 2013/01/02(Wed) 22時半頃
|
|
/* 志乃、殿!? こ、これは弟子! 病持ちの志乃殿が本当に「病人」になってしまうよ!
「あなたのようになりたい」と言われると無性に照れるものですね(/ω\*)
おなごでもないwwwww あぁ、やはり男の子でwwww
(-288) 2013/01/02(Wed) 22時半頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 22時半頃
|
んまァ、爺だからなァ。
[長く生きてりゃその分物知りにもなろう。 みつと己とでは見たところ十は差があるか。或る時にはうら若き娘のようにも、また或る時には疲れ果てた老婆のようにも見えるから定かでは無い、が。
耳馴染まぬ言葉を「悪い言葉ではない」と、受け入れるときの素直さはまるで童女の如く。 真っ直ぐに此方を見る眼差しには、爺の欺瞞すら暴かれるかのようで]
や、良いんだよ。
己が悪いのさ――… 御前さんは、そのままでいればいい。
[謝るみつにひらりと手を振ってみせた。]
(-289) 2013/01/02(Wed) 22時半頃
|
|
[中庭に行く>>376と聞けば、こくりと頷いて。]
世っちゃんはどーする? [自分と朧、どちらと行動するだろうか。 こてりと首を傾げて。]
んっ、と。 アタシは、居間の窓から見よっかな。 一番近いし。
(377) 2013/01/02(Wed) 23時頃
|
|
[真っ直ぐな視線はいまも己が顔に注がれているだろうか。 己は其れから逃れるように茶器に意識を注ぐ。だから――左隣のみつが咲かせた花を、己は見逃していた。>>370
己の言葉に反応するみつの声は、納得したという様子ではない。 其れで良いのだ、と思う。 己はゆっくりと飲み続けてきた茶をくっと飲み干し、野薔薇の描かれた白き湯呑を銀盆の上へと置いた]
……そうさね。 斯様なあたたかき異国の茶を口に出来ること、 其れ自体が既に己にとっては奇跡。
みっちゃんは――… なにを奇跡と思うかい。 異国の神にどんな奇跡を望む?
[随分話し込んでしまった。 此の問いを、此の問答の最後の問いとしようか。
己は視界にみつの姿を映さぬまま、一言問う。]
(378) 2013/01/02(Wed) 23時頃
|
|
― 居間 ―
[自分が出た時より、若干人が増えていた居間。 足を踏み入れて、すたすたと窓際まで歩くと、窓枠に力を入れ。]
[あ か な い……!]
[同じ様に一つづつ確かめていく様は、ちょっと異様だったかもしれないが。]
(379) 2013/01/02(Wed) 23時頃
|
病人 雷門は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 23時頃
|
―― 中庭 ――
[闇の中へ一歩、踏み出す。 垂れた横髪が冷えた空気にふわと遊ぶ。]
……寒い。
[反射的にそう、声を落とした。まだ暗い中に慣れない視界は、中庭に居る先客>>249に未だ気づかず。 弧を描く飾り枠に、絡みつく多数の薔薇。その下を頭を屈めて潜る。 芳香と、空気の冷たさと、館に切り取られた空の高さに、その下で刹那足を止めた。]
――いつしかに冬凪けりな宵の海 氷と見ゆる冬の夜の薔薇
[つと零れた和歌は、先客へと届くだろうか。]
(380) 2013/01/02(Wed) 23時頃
|
|
/* >>326 志乃 ふいた。
(-290) 2013/01/02(Wed) 23時頃
|
|
―少し前・居間―
おみつさん、ですな。よしなに。
[つかの間彼女の表情が緩んだ>>218のが見て取れ、親しみをこめた笑みを返す。 もう1口、「かっぷ」に口を。そうして、少し前から続く同郷の者同士とおぼしき>>228>>235>>237>>298>>301会話に、暫く耳を預けていた。
本音を言うと、この「紅茶」というものの味はあまり慣れない。 みつの淹れ方のせいではないだろう。日ノ國の茶とは異なる酸味と苦味に、ぴり、と舌が痛む。 もちろんそんな感想は億尾にも出さず、時間をかけて飲み下す。
そうしているうちにも増える人>>232。]
(381) 2013/01/02(Wed) 23時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 23時頃
|
亀吉さん、どうぞよしなに。
[彼も姓を名乗らない。そういえば慶もだったか。 もう今更、そこを気に留めるのは止めた。もう1人は名乗る気すらないよう>>236だし、あの赤い瞳の異人を見るに、訳有り者が集められていても不思議はない。]
(382) 2013/01/02(Wed) 23時頃
|
|
[ところで話を訛り言葉に戻すとすれば、 菱川の言う「同じ生まれ」が連帯感を生むというのなら、彼の抱く「親近感」は偽のものだろう。
もちろん彼の心を読んだわけではないから、あくまで想像の範疇、しかも自身も思いもつかぬようなもの。
自分に対してと違う砕けた口調の芙蓉と、菱川と。 言葉が自分に作り出すのは、「親近感」ではなくちりちりとした「疎外感」のみ。]
(383) 2013/01/02(Wed) 23時頃
|
|
『お仲間か』>>310。
[質のいい布で髪を隠した彼が零した言葉に、気付かぬわけがなかった。 ゆるぅく、密かに苦笑する。彼が呟いた>>311のは、まさに自分が思ったことそのまま。]
(384) 2013/01/02(Wed) 23時頃
|
|
…………。
[みつが己が名を呼ぼうとも、己は頑として振り向かぬ。 然し―― 確かに其の耳に届くよう胸の内を零した時点で、
己は自覚する。
身体を巡る異国の茶の齎す温かさに、 真っ直ぐな娘の眼差しに、 堅く締めていた心の帯が少し、ゆるむ]
(-292) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
/* まとめありがとう! ってメモに貼り忘れている… 感謝感謝
まさかこの和歌作るだけでこれだけ時間が掛かっただなんてそんな…
(-291) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
『うらやましい』
ええ、ほんに。
[苦笑の中に漏れた相槌は、聞こえるかどうかも定かでない程小さい。]
(-293) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
―どれほど経ったか、いつだったか―
[居間に集まる人影は、思い思いに散っていく。 距離を取りたい者、距離を寄せたい者、とかく人は他人と物差しを使いたがる。 それは、自分も同じ。
人の引いた暖炉傍、ただじっとゆりの足が治療されていくのを見ていた>>265。 きぃ、きぃ、遠くで軋む音がする。何かの番が揺れているのだろう。そこに慶とみつがいるのは分かっていた。敢えて気付かぬフリをした。それよりは今眼前で行われるやりとりのほうが興味深く、「かっぷ」に口を付けるふりをしてはこみ上げる笑いを堪える。]
(385) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
[威勢のいい「少年武士」。 ついに観念したのか、「彼」が告げた名は2つ。 ああ、なんてかわいらしい。]
木原さん。よしなに。
[恐らく、女性名のほうが真の名だろう。 彼が望むなら、聞こえたことは秘密にしておこう。]
(386) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
[窓を一つ一つ確かめつつ、暖炉の傍の芙蓉とゆりに、ちらりと視線を向ける。]
[ゆりが探していた薬屋さんは、このひとで。 ゆりの足は、治療済である事を確認。]
(387) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
/* いつのまにか、宵の海(=夜空)は穏やかになった。氷のように見える冬の夜の薔薇よ。
前半は自分で作って、後半はぱくってます。 夜空は穏やかに見えるけど、それを見上げる薔薇は氷のように見えて寒いねって意味です。
(-294) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
―中庭―
[見上げる夜空は、宵を溶かし込む海の様。 この館の黒とはまた違う趣。 重ねる郷愁とはまた違う色。 積もりゆく氷、鮮やかな薔薇の影から声が届いた。]
今日は、大変寒く御座いますな。
[声のした方向を見遣る。 唐傘に積もっていた白が、とさりと足元へ落ちた。]
お素敵な詩で。
[柔らかな笑みで、男は在る。]
(388) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
―回想・居間―
左様か。 亀吉の「哀しみ」が、それに関わることで無ければ良いな。
少年の言う通りであれば、「捨てられる」のではないか。
できないものが、できる―――と。
[出来るのならば、天宮殿は喜ぶのでしょうか。それとも苦しむのでしょうか。 掠れた声は、ただ力ないことだけを表していたようには聞こえず。]
(-295) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
[窓全部、確認を終えた。 開かない事の、確認になってしまったが。]
[そうして、別の部屋へ移動しようとした所で、先程も見た、茶器を持つ人>>371が目に入って。]
えっと。この館の人? それとも、招待された人?
[聞いていなかったなと思って、今頃確認。]
アタシもお茶、貰っていい?
(389) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
……、……あ
[思わず、声が漏れた。 中庭の奥、先客は柔らかく笑みを浮かべていた>>388。はたと瞬き、頭を下げる。一歩、身を屈めた枠から抜け出した。]
申し訳ない……お耳汚しを。
[吐く息は氷りて、恥じる貌を隠す。 積もる雪を踏みしめ、その傍へと寄った。]
……貴方も、あの少年に?
[他の者と同じように、問いかけながら。]
(390) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
[合間に交わされる密の言は、自分の意地悪心を打ち消した。 ああ、彼女は、]
…欲のない、御人ですなぁ。
[定められた在り方>>193。自分がそれを知る由もないが、 巫女でありながら男性に触れられても微動だにしない彼女は、ただ「あるがまま」なのだろうと。]
妙な縁を申しますとねえ。 あたし、あんさんの血の跡を追いかけて、この館に来はったんよ。
[自分を導く、人の身体を流れる温かいもの>>0:216。 生きる証を。]
だからほんのすこぅし、入れ込んでしまったのやもしれませんなあ。
[あれだけ怪我の主を探したのは、無意識に興味を抱いていたのだろうと。]
(-296) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
―居間―
[ちら、ちらと燃ゆる火の傍で、未だ熱の残る紅茶を口に含む。 落ち着かぬ心地、宥めるような温もりではあったが――。
とうとう空になった茶器の底、静かに見下ろしていた時。 新たに入るその人の気配、窓枠軋むような音に顔上げた。]
こす ず ――さん?
[何故か窓の一つ一つを開けようとする仕草>>379。 幾つかの怪異は目の当たりにすれど、未だ「閉じ込められた」意識の無かった私は、彼女の行動の意味を測りかねていた。 ただ、見詰める限り判ったことは。]
ひらか、ない。
(391) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
[名前を呼ぶ声>>391に、くるりと振り返って。 続く言葉に、無言でこくこくと頷く。]
[館全部を確かめたわけではないから、まだ騒ぎにしない方が良いだろうと思っての事だけど。 静かに行ってはいても、一つ一つ確かめる仕草は怪しくて、今更かもしれない。]
[……今更、かもしれないが。一応。 耳元でこしょこしょと、付け足しの現状報告も。]
(392) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
[また暫くして、猫目の少女が戻る>>379。 どうしたのかと思いきや、おもむろに窓を開けようとしていた。]
…どないしはったん?
[声をかけたが間に合わず、彼女は熱心に窓から窓に移っていってしまう。 呆気に取られている間に、彼女はすたすたと歩き去っていく。]
(393) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
慌しい御人ですなあ。
[本当に、猫のようだ。 すばしっこく気まぐれで、誰にも捕まえられない。 ただ彼女の去った後が気になって、窓辺に歩み寄った。 別段変わりの見て取れない、西洋風の窓。そこから見える銀景色は、心なしか館に着いた刻より深いようで。 気になったのは亀吉も同じよう>>391。確かめるように窓に手をかける。ぴくりともしなかった。]
…開きませんなあ。
[のんびりとした口調と裏腹に、声色は暗く。]
閉じ込められた、ということでっしゃろか。
[そうしている間に、鈴自身が亀吉に何か告げる>>392。]
(394) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
[下げられた頭には、男も頭を下げ返す。 花で模られた門を一歩抜け、訪れる足音は近寄り。 ならばと、しんしん降り積もる雪の掛からぬよう。 差し出すのは赤い唐傘ひとつ。]
耳汚しなどと、そんな。 詩の才が在りません故、素敵な和歌に述べる感想こそ質素で。
[申し訳ないと溢す言葉は、同じく凍りて白さを棚引く。]
ええ、貴方もで御座いますか?
[言葉の中の独特な間に、それほど言を発さぬ者かと。 思案しもっての返答である。 男からずらされた唐傘の所為で、肩にははらりと雪が舞う。]
(395) 2013/01/02(Wed) 23時半頃
|
|
館の入口が、開かないんだ。
招待状をくれたあの少年に会ったから、 鍵閉まってるよって言ったんだけど。 何も答えてくれなくて、消えちゃったんだ。
……で、他に出られる所が無いか探そうと思ったんだけど。 ここの窓全部、開かないみたい。
[現状報告終了。そしてもう一つ、付け足し。]
あとね、小鈴『さん』じゃなくて。 小鈴でいーよ?
[小さく首を傾げる。 勿論『さん』付けでも、好きな様に呼んでくれて良いのだけども。]
(-297) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
/* 朧さんが来て下さいましたね、嬉しい爺です。
そして天声作業中なんですが 前村の皆さんの何を頂くか、かなり迷ってしまう…。 うう、う。
(-298) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
―回想・居間―
[お嬢様は2つの名を音にしました。>>320 天宮殿も>>374ウト殿も>>386偽名の方を口にされます。
秘密にされているとは思いも知らず、 先の本名の方を聞かれては居なかったのだと、 心の内では安堵し、会釈を返したのでした。*]
(396) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
―2階廊下―
[右手に着物と人形と抱えすぎておりました。 敷物の上に置き去りにしておけば、誰ぞが驚きましょう。 壁際に置いておけば、誰ぞが驚きましょう。
青の瞳と金の髪、赤い靴を履いた西洋人形。
困り顔を浮かべていると、後方より微かな足音が聞こえました。 敷物に吸収されてもなお、ぱたと。
振り返ると志乃殿でございました。 休むのではなかったのだろうかと眉を寄せます。 近付く志乃殿は、か細い声で言葉を紡ぐのです。 聞き易い様にと身を屈めたお嬢様は、 口を開いて志乃殿の顔をまじまじと見つめました。]
―――
(397) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
/* 会ってないのは、あと明之進だけか。 しのは名前不明、と。
(-299) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
/* >>396 嗚呼もう駄目だwwwwwwwww 沙耶可愛すぎるwwwwwwwwwwwww
あの人かなぁ?(←この人中身誤認スキル半端ないです)
(-300) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
[亀吉に現状報告をしていると、先程の自分と同じ様に、窓に手をかける姿>>394が目に入る。]
[続く言葉に、再び無言でこくこくと頷いて。 今度はウトに、亀吉へ告げた言葉と同じ様な内容をこそこそと。 ウトの言葉を受けての事だから、若干表現は変わるが。]
(398) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
私の、ように と?
急に何を言う。 それは……何者の私に、なりたいと言うのだ。
[先程見せた、武士の沙耶様のようにでありましょう。 生き方に迷っておられる志乃殿が、 お嬢様の中に見えた、何か。
ただ、返事を待つのでした。*]
(-301) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 00時頃
|
入口と、ここの窓は。
[開かない、と。]
他の場所は、まだ確認してないから。 閉じ込められたかどーかは、まだ。
[入口の扉が壊れているとか、ここの窓が錆びてたとか。 そもそも、居間の窓は元々開かない仕様、だったり事もあるかもしれないし。]
(-302) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 00時頃
武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 00時頃
|
[温もるようで居て、それでも止まないざわつきは何故に。 その訳は幾つかあったが――、 この目で見た不思議、そして頷く小鈴>>392からひそかに伝えられた話は、間違いなくその中に含まれていた。]
然様、ですか。
[瞬き、思わず声を挙げてから――無言で頷いた。 黒のわらべが消えたのを見てから今まで何をしていたかと思うと、相当今更な現状把握だった気もしないでも、無い。
それからもう一つ、この怪異のこととは別に、もう一度瞬くことがあって――。 ほんの微かな声で、くちびるは何かを紡いでいた。]
(399) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
[それは何時かのざわめきの中。 同じ孤独示すかのような相槌を微かに聞いたこと。
――真に「孤独」ならば、同じ孤独と称するなど矛盾していたかもしれない。 だからだったろう、寄り添える人とも素直には思えず、ただただ何も言えずにいた。
私はその時の掻き消えそうな程の声色の中に、この國の人らしからぬ容姿の彼女の声を見ていた。]
(-303) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
[差し出された唐傘が、足元に淡く影を作る。厚意に甘えてその影の下に頭を差し入れた。 歌人たちにはとても及ばぬ歌を、人前で零したのはいつ振りか。質素と言う彼>>395に、そんなことは、とただ首を振り。
尋ね返されたその問いには、頷きて答と成す。]
……何の、集まりなのか。 共通点が、見つからない。
[ふ、と笑みを浮かべる。己と彼とは、先ほどまで共に居た小鈴と世渡介と同じように、共通点を見出せずにいる。]
ここに、少年は……
[ふると当たりを見渡し、その姿を探すも。 姿はやはり、なかった。]
(400) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
[それは彼女が――沙耶が居間を去る前のこと。 「捨てられる」。「できる」。――確かにそう告げられた。 その時の私は、ただただ何も言えずに居て――、 ただ、硝子のような青色を震わせていた。
それは決して、真っ直ぐに喜んだ色などでは無く。 けれどかといって、その選択に対する拒否を示すものでも無かった。 複雑ないろの中に、確かに宿っていたのは、苦悩。
――見透かされた「哀しみ」には、「捨てられぬ」ものが絡んで居る。 そうとはっきり告げることも、あの時、出来なかった。]
(-304) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
[其れは少し可笑しな光景であったろう。 若い男子と年老いた男が傘を挟んで並んでいる。 男よりやや高い背を見上げ、傘の影に入る彼へとゆうるり笑んだ。 首を振る所作も相俟って、だ。]
共通点……そうですね、老若男女括りはない様子。 嗚呼、黒き幼子はここにはおりませんよ。
[姿を探す様に、残念そうに告げるのはそんな言葉。 そしてまた白が棚引き、言の葉を隠す。]
(401) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
― 二階、客室 ―
[開いた扉――西洋風の扉の開け方にも慣れた――の向こうは、やはり見慣れぬ、落ち着かないものだった。そもそもが、部屋の広さに慣れない。けれどもそれは玄関から、居間から――この館全てにおいて言えること]
……寒く、ない
[恐る恐る寝台に腰掛け、柔らかで清潔な毛布の中に潜りこmむ。手に持った羽織もそのままで、もう離してもいい、と思うのに億劫で握り締めたまま
目を閉じた]
(402) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
入り口と、ここの窓は。
[鈴の言葉を復唱する。成る程確かに怪異ではあるが、急いて結論を急ぐものではない。少なくとも、この居間の窓に関しては。]
…ただでさえ、妙なこと続きでいはるし、あまり騒ぎ立てないほうがよろしかろねえ。
[異人の少年。そもそもこの場所に辿り着いた経緯。 目の前の少女が同じ怪異に遭ったかは定かではない。しかし同時に、遭っているだろうと予感がしていた。]
(-305) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
[ あなたの ような わたしに ]
[つい出会ったばかりだと言うのに、可笑しな話だと笑われるだろうか。 其れでも、目の前の気高い剣士を、真直ぐと見据える。 音に成りきれぬ音で、問いの答えを紡ぎながら。]
[ まもる つよさのある あなたに ] [ おのれを つらぬこうとする あなたに ] [ なにかを かかえても うつくしい あなたに ] [ やさしい あなたに ]
(-306) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
――判ったよ、小鈴。
[二度目の瞬きの後、言われた通りにそう呼んだ。 この名を嫌だと言っていたこと、忘れた訳では無かったから、声色にはほんの微かに昏さが混じっていたのだが。]
(-307) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
爺…? 見たところ、私より年長とお見受け致しますが。
黙って年を経ても、自ずと物を覚えるでもなし。 見聞が広いのですね。
[今の身なりは決して良いとは言えぬが、 見聞を広められる身分の者、であったのではないかと考える。
異国の者、或るは舶来品など、 徐々にこの国に入ってきてはいるが、そうそうお目にかかれるものではない。 異国の言葉を、異教の挨拶を、 あのように聞き取れるまでに慣れるまで、どのくらいかかるだろう。 詮索するではなく、ただ感心を抱くのみ。]
貴方様が悪い?……いえ、私が不躾でした。
[暴かれるようだなどと思われているなど知らず、 深く頭を下げ、もう一度非礼を詫びる。]
(-309) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
/* >>362 だからまたそれこそがかぶってr うおおおおおお(頭かかえ
(-308) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
貴方は、『哀しい』ですか?
[そっと、囁く。 共通点と謂うものが在るのなら、其れであろうと。 嗚呼けれど、突如にして持ちかける話でも在るまいて。 少しの後悔と、そして。]
私は。
[この雪景色に寄せる郷愁が、雪華の様に零れ落つる。]
……―――『哀しい』。
(-310) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
/* 更新したら、同時にピンクログが。びびびっくりしたw
(-311) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
鈴ちゃんは賢くいてはりますなあ。
[耳打ちされた考えに、ほう、と感嘆の声をあげる。]
ほんなら、あたしもそろそろいきましょうかねえ。 自分の目で確かめないと、居てもたってもおれりゃしません。
ほんに、馳走になりました。芯からあったまりましたわ。
[紅茶の入っていた「カップ」を片手に。 奥のみつに声をかけ、カップの置き場を聞きだしてからその場を立ち去ろうと。]
(403) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
この茶を飲むのが、慶様の奇跡…。
[手の中の野薔薇の茶器を眺め、言をなぞる。
この男の話>>378を聞いている内、自分の見聞は、 凄く狭く偏ったものであるのではないかと感じ始める。
そんな折、己の思う奇跡を問われ、応えるを躊躇うも、 今更取り繕ったところで致し方がない。 考えるがままを応える。]
私が思う奇跡は…、奇跡というのは…。 人知の及ばぬことが、成せぬことが起こるということ。
極端な例を挙げれば、叶わぬと思うような願いが事が叶う事、 不治の病が完治する事、
――――死んだ者が蘇る事、などですか。
(404) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
[自分の呼びかけに、慶は応えぬ。
気付かぬではないだろう。 ただ黙して、此方ではないどこかを見据えて。
そういう姿を、何度目にしてきただろう。 お前の出る幕ではないよ、と暗に諭されているような気がして。
ただ、ふぅ、と一つ息を吐く。]
(-312) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
[一つ息を吐き出して、沈黙を破る。]
………こちら、下げて参ります。
あの方、明之進様にも…と思ったのですが、 冷めてしまっては仕方ない。
[慶にそう告げ、盆を重ねて一枚に茶器をまとめる。
思ったよりも人がいたらしい。 茶の入ったままの茶器は少なく、これなら一人で運べるだろう。
慶と青い瞳の男、水色の武士は、 同じ場所であの少年を見たのだったか。
室内を見渡し、それらに該当する者の姿はなかったかと思う。 その内の一人。 亀吉は未だ、同じ室内にいたというのに気付かないまま。]
まだご挨拶できていない方もいらっしゃるようで。
(405) 2013/01/03(Thu) 00時頃
|
|
[そのまえに、ふと亀吉に目をやった。 返答のなかった彼。先程の呟きは聞こえていなかったのか。 いや、様子を見るに聞こえていたようだ。それでも何も言わない彼に、ゆったりと笑う。]
あんさんも、賢い御人やねえ。
[そう、彼と自分は「仲間」ではない。 孤独は共有するものではなく、ただそこに存在するもの。 寄り添いを、自分は求めてはいない。だから彼の心中は、正しい。
自分が求めるのはそんなものではない。もっと貪欲な。*]
(-313) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
[瞬きの後、名を呼ぶ声に、微かな昏さを感じた。 猫耳が付いていれば、ぴくぴくっと動いていただろう。]
[気にしなくていいのに、と。 悪戯っぽい、にんまり笑顔で。]
何なら、タマでもいいよ? ……あ、やっぱりだめだ。
[言っておいて何だが、やっぱり嫌だ。 くすくすと笑った。]
(-314) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
[目を覚ましたのは、どれほどの時が経ってからか。 握り締めていたはずの羽織りを胸に抱えるようにして、広い寝台。用意された枕もわからず、身を縮こまらせて眠っていた]
…ふぁ
[あくびをひとつ。もぞりと布団をはがして、草履を履いた。まだ乾ききっていない髪と足元。少し布団が濡れてしまったが、ぱん、と軽く叩いてなかったことにした。
顔をあげれば、壁の向かいに少し変わった箪笥がある。その上にさっきの部屋にもあった…らんぷ、だったか。そうそれは教えられた、と寝起きの頭で思い出す]
(406) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
ウト、様。
[確か挨拶した時に>>381>>382、聞いた名の響きはこうだったか。 今一度それを確かめるように名を呟いてから。 閉じ込められた>>394――聞こえたその言葉に、小さく頷いた。 より正確なところは、おそらく小鈴が直に伝えていることだろう。]
ですが、まだ確かめてないところは――、
[そう声を抑えて呟きながら、ちら、と茶器の台がある方を見。 そちらに空の紅茶の器を下げようと、一歩――]
(407) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
[目を擦りながら箪笥に近づく。 引き出しを開ける]
…………なに、これ
[慌ててしめようとして引っかかる。 ギィイイ、と不快な音が室内に響いた。 なんとか閉め終わり、部屋を飛び出しかけて]
………
[寝台に放ってあった羽織りをちらりと見たが手にすることはなく、扉を開け…バタン、と大きな音を立てて閉めた]
(408) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
/* Q.なにがはいってたんですか
A.いまからかんがえます
(-315) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
わ――たし、は、
[掠れ、声に成りきれぬ声は、微かに発せられる。 十年以上の年月振りのそれは、おなごにしては、低い響きをもって。]
おと こ で ――あ、ては ならす なにも ゆるされす されと
[不義密通の子である正体を隠すため、男であることを禁じられた。 それ故に惹かれる。女声を纏う男装に。]
おのれ の いきる みちに たつ
[座敷牢だけが己の生きる場所だった、其れだけしか知り得なかったならば、何にも憧れなかった。 在るがままを受け入れ、時が過ぎるのを待つ緩やかな自殺に、戻りたくないと思った。]
あなたの ――よ、に なりたい
(-316) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
いない、……か。
[まだ名を知らぬ男の言葉>>401に、半分予想していながらも小さく息を吐く。元々積極的に探しに来たわけではないけれど、落胆の気持ちもあり。
彼の肩に積もる粉雪に気がつき、それが此方に傾けられた唐傘のせいだと気がつけば、暖まった指先がそちらに伸びる。
淡き白に、指が伸びる寸前。 切れ長がその肩口から、目の前の彼の双眸へと戻る。]
……――、
[ふ、と間を持たすようなため息の後に。 しんしんと降る粉雪の音が、声音を隠して。]
(409) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
……哀し、い? [それは少年が問うた、それ。 彼もその声を聞いたのだと、理解するのはそのすぐ後。]
哀しい、……と。 ……、……思い出した。
[哀しいと、紡ぐその声の後に、薄い唇を開いた。 この館に入って、思い出したその感情。 それを手繰り寄せたのは、あの少年の言葉からだったから。]
(-317) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
――……積もる、な。
[再び動き出した指先が彼の肩の表面を撫ぜ、粉雪を白銀の地へ落とす。このままでは二人とも、雪を被ってしまうと、やや唇を歪めつつ。]
宵渡、朧。書庫番。
……貴方は。
[その名を改めて問うた。]
(410) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
/* 雷門さん美しすぎて
(-318) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
[耳元で返されたウトの言葉に、こくこく頷いて。 亀吉にはもう一度、こそっと囁いて、くすくす笑って。]
[ウトの言葉>>403に。]
賢いなんて。 アタシ、ただの猫だもん。
[ふふっと笑いつつ。 居間を後にしようとする姿に、それなら一緒にと引き止めかけて。]
あー……っと。 手分けした方が、いいのかな?
(411) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
亀吉は、やはり、一度立ち止まる。
2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
──居間にて、沙耶と>>320──
[亀吉との会話>>266を小耳に挟んでいたので、断られるかもしれぬと思っていた。 だが、返事が返るのを聞けば鷹揚に頷き]
平太さん───と、仰るのですね。 どうぞ、よしなに。
[軽く小首を傾げる仕草を見せた。]
(412) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
[よしなに。 そう告げた唇が、かたちを変える。
射干玉の瞳が漆黒の逆三日月を描く。 よく見て居なければわからない程の変化。]
(-319) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
[艷やかな あか が。]
さ
や
[と、無音の名を刻んだ。]
(-320) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
― 居間・少し前 ―
[話し込んでいる最中、 可愛らしく快活そうな娘に声を掛けられた>>389。 本日何度目かの訊ね事である。
知らぬ屋敷で茶を出されれば、 自分だってその者が屋敷の者だと思うだろう。]
はい、私は招かれた者、でございます。 勝手をしてお茶を淹れて参りました。 ……あまりにも、寒かったもので。
私は相馬みつと申します。おみつ、とお呼び下さい。
[事の経緯まで添えて、応える。 茶を請われれば茶器の一つを手に取って、 また少し、熱を失ってしまったな…と。]
少し冷めてしまっているようです、淹れ直して参りましょう。
(413) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
[みつが現れたのはちょうどその時>>405。 重ねられた盆と、その上の茶器を見止めて自分も身体を傾ける。]
任せっぱなしは悪いですわ。 お勝手口さえ教えてもらえれば、あたしが行きますえ。
ちょうど、人も探しているところやし。
[そう言って、その場にいた人皆に風伯の名と風貌を告げる。 彼がもしここに来たら、既に自分の役目は果たしたと伝えて欲しいと頼んで。
が、行動に出る前に亀吉に名前を呼ばれ>>407。 確かめるような響きに、つい向き直ってしまった。]
(414) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
はい、ウトですえ。
[そうしているうちに先に踏み出されてしまい>>407、 こちらにも、ほう、と感嘆する。]
昨今の男性は気が利きはりますなあ。
[小柄ではあれど、決して幼くはない顔立ちを覗き込む。 妙齢の男性を、子ども扱いしてはいけない。彼に任せようと、自分は身を引くことにする。彼の足が一度、止まった。]
(415) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
/* ああっと うぃきにかいてあったなあ、っておもったのに 電話描写わすれた けどどうしようもないような うーん
まあいいか
いやでもでんわって なるとびっくりする、よね あとでおぼえてたら
(-321) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
[鈴の提案>>411には頷いて。]
そうですなあ。出来ればあたしは風伯さんを探しがてら、下を見て回りたいけれど。 他に手が必要なら、そちらに行きますえ?
(416) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
ウトは、小鈴が自身を猫と笑うのを、かわいらしいと共に笑って。
2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
ええ、真に不思議な幼子です。 また現れるでしょう、きっと。 隠れんぼに付き合わされていると思えば、楽しいのやも知れません。
[小さな息は落胆の表れか、ならばと男は冗談を折り混ぜて。 積もる雪に伸びる指先、其れを拒否することは無く。 指先が一度止まる動作も、瞳が男を捉える所作も、柔らかな表情で見て居るのみ。]
(417) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
ええ。
[哀しみは降り積もる。 柔らかな表情は、薄らとその色を滲ませて。]
『哀しくない』と連れられたのなら。 ならばきっと招待を受けた我々は。
[『哀しい』のでありましょう。
彼が思い出した感情を推し量る様に告げ。 そして暗に己もだと告げる。 其れはきっと無意識のこと。]
(-322) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
/* どうしようかな またバルコニーとかつくろうかとおもったけどそれどこのイアン、だし
屋上、はないな 煙突から外にでr(さんたくろーすか
ステンドグラスの表現に悩
(-323) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
[安堵―――したはずでした。>>396 治療とはいえ、斯様に人の居る場所で素脚を晒していたゆり殿を、見てはいけないと思えば思う程見てしまうのは人の性でしょうか。
その射干玉が、唇のあかが。歪むのです。 誰も気付いては居ないのでしょうか。 ゆり殿の傍の芙蓉殿も、お嬢様の傍の天宮殿も。
さやと唇が動きます。嗚呼、聞こえてしまった。知られてしまったのだと、唇が震えたのでした。*]
(-324) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
傘地蔵に成ってしまいますな?
[肩の白は地へと戻され、はらりと哀しげな音を立てる。 優しい指先に戯言を返しつつ。 ならば共に中へと、男は彼を促した。]
私は、風伯雷門と申します。 朧君…ですね。 どうぞ、宜しく。
[ゆるりと頭を下げてみせる。 書庫番と聞けば成る程と、先の詩の趣に納得を見せたのであった。]
(418) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
あぁ。 『みつ』さん。
[名前を聞けば>>413、猫目が少し開いて、こくりと頷いた。 明之進から聞いた>>0:350名前。この女性が。]
アタシは小雀 小鈴。 ううん。これで大丈夫。 いただきまーす。
[ひょいと茶器を受け取って、一気飲み。]
ごちそーさま。 ……あぁ、片付けるなら、手伝うよ?
[自分も、頂いてしまったし。]
(419) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
[鞘を掴み部屋を去る後ろ姿を追うことはなく、その場に残された亀吉の上を経て、視線は芙蓉へと戻る。 亀吉が此方を見ないようにして居たならば、沙耶に見せた表情も、唇が描いた形も、見えては居まい。
唇の端僅かに吊り上げたは、それに気付いて居たが為。]
(420) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
さァて、四十か其処らか……年を忘れるようになりゃァ爺さね。 此の歳して風来坊の、地獄耳。
[此処は冗談めかして煙に巻こうか。真直ぐな瞳の聡い娘だ、云わずとも訳ありとは察するだろう。 互いの事情を識るよりも先にひとを識る。 其の模様が己には心地良く、面白い。]
……後ろ暗いのは此方だと云うのになァ。
[頭まで下げられれば苦笑い。]
本当に己は嫌いでは無いのだよ。御前さんの、其の眼差しが。 だから面を上げてくれ。 ついでに――其の儘でいておくれや。
[そうして己は久方ぶりに、みつを此の眼に映す。 さて、どのような顔をしていたやら]
(-325) 2013/01/03(Thu) 00時半頃
|
|
[廊下に飛び出せば、二人の姿はまだあったか。 なければそのまま、あったとしても男が自ら話しかけるはずもなく、脇をすり抜け奥へ向かった。
突き当たり、大きく光をとるように作られただろう窓。 外は雪でも、光の入らない灰色でも 色のついたけれど透明な窓は思わず手を伸ばすには充分な美しさだった]
……やだ、な こんなの全然、
(421) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
救いなんかじゃ、ない
(-326) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
――今暫く前:居間――
少ぅし、ね。 まぁ、このまま暫くいれば落ち着きましょう。
[包帯を巻いた足。左と比べれば一回り大きく、白い。 青目が名乗るは耳に届いていたが、改めて名を聞けば>>281、亀吉の名を心に留め。]
亀吉様。うちは芙蓉。名よりも紋のほうが通るものですから、用命ありましたら薬売りの芙蓉とお呼びくだされば。
[ちらりと覗く銀の髪も、空以上にも青い瞳も、目にはしているものの。 だからどう、と強く思うことはない。 むしろ舶来のいろに、僅かばかりのあこがれが滲む。]
(422) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[世渡介の口振り>>301には気も緩む。 おそらく自分よりは随分と年下だろうこの男も、話を聞く限りには商いに向いていると思うのだが、何故に仏閣を廻るだのすることになったのか。]
東西、東西って、なぁ。 南と北はわからせんから、四神も半分しか抜かせません。
気ぃは悪くせんよ。それほど見識広められたら良いですけど。 お寺さん巡ってる世渡介さんのほうが、よっぽど四神さんもお逃げになりそ。
[から、と笑うのは、気軽さの証。]
(423) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[ゆりはすでに、青鈴蘭の武士姿と向き合っている>>304が。 指先はこちらの手の甲にゆるりと触れていた。 解くことなどもちろんできず、同じく青鈴蘭の方に視線をやった。 さて何時薬の譲渡をすべきだろうか。ああやはり、男子ではない>>320のだ。 いくつか武士姿について思考に過ぎりはするも、まとまらないままに向きの戻った射干玉>>305とかち合った。]
――いいえ、自分の薬の使い方を知っているだけでございますよ。 そうでなければ、怖くて売れやしませんよ。
[包まれる手。ぬくもりを拒絶することはない。 感謝をもらえるのは薬師としても快く思う。]
(424) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[冗談や嘘偽りではないのだと、志乃殿の真直ぐな目が伝えています。 時折掠る音も逃さまいと耳を澄ませます。
志乃殿のおっしゃる「あなた」は、確かにお嬢様を示すもの。 眩しい光のような。]
っ
[今度は、声らしい声が聞こえました。志乃殿の抱えた苦しみが声に乗ります。 紅の着物を纏っている目の前が男である事に驚きました。 お嬢様の知るどんな男性とも、違っていたからです。]
(-327) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[お茶を片付ける提案はウトと重なったが>>414、身を引いた様だ?>>415 続く言葉>>416に。]
風伯さん……おっちゃん? さっき、大広間で見たよ。 もう、別の場所に行ったかもしれないけど。
[そう言って、大広間の場所を伝える。 中庭に移動したとは知らないけれど、大広間へ行く時に通るから、会えるだろうか。]
ううん。アタシの方は大丈夫。
[ふるふる首を振って、猫目を細めた。]
(425) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[紅色の、うつくしく弧を描く艶めかしさも。 薔薇と白檀に魅せられただけだと、深く受け止めまいと、ゆるく首を振って制す。]
――御身は大切になさるべきですよ。
[静かに囁いた言葉は、薬師としてか、それとも。]
(-328) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[見れば、出入りが激しいこの居間も、出るものが増え人が減ったように思う。 じっくりと暖を取り出た者もいただろうし、来てはすぐに出ていったものもいた。 沙耶――平太が居間を辞すれば>>324、その着物の鈴蘭とは異なる、甘い花の香りが残る。 その着物の裾を軽く引いて止め、声を落として囁いた。]
(426) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
――お部屋に行くのでしたら、後ほどそちらに伺います。 二度と一度、合わせて三度戸を叩きますから、それをうちの合図と思うて、開けていただけます?
分からせんかったら、薬の入り用聞くついでと、皆々様のお部屋廻ります。
[彼女が階上に行くのは見ていた。 それから着替えたというのなら、どこか部屋を取ったのだろうと。 そこならば、誰からも見られず取引できよう。]
(-329) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
……それが、……。
[通ずるもの、だと。
彼の双眸から視線を外した刹那、今までに出会った客人たちを思い出し。 誰もが抱えるのが哀しみという感情ならば。 その深淵を覗き込む刻も、来るのだろうかと――
それ以上に言葉を重ねず、唯一つ、小さく頷きて]
(-330) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
隠れんぼ、……
……随分、懐かしい。
[彼の声が楽しげに聞こえたから>>417、男もまた懐かしむように双眸を細めた。 はらりと落ちる粉雪のように、微か見せた仕草もまたすぐに消えて]
……宜しく……、雷門殿。 楽しいぱあてえに、なると……いいが。
[中へと促されるそれに従いて、来た路をゆるりと戻る。雷門の声音>>418に返した声は、冗談とも本気とも取れる曖昧な響きを持っていた**]
(427) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[伏せられた碧眼。
真に目を引いたのは、珍しい西洋の色彩そのものでなく、それを絹織物で 隠して 居ること。
真っ直ぐな眼差しは沙耶に芙蓉にと移ろえど、そっと此方を見遣ったことも、微かに震える睫毛も、全てゆりの視界の中の出来事。]
(-331) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 01時頃
|
[己はみつをちらと振り返った。>>404 己の眼に入ったのは何事かを暫し躊躇う姿だ。 然し意外なほどにすらりと口にした、其の思う「奇跡」]
『蘇り』 か。
[みつが己の言にそうしたのと同じように、己はみつの言を繰り返す。 成る程其の言には筋が通っている。詮索するつもりは毛頭無いが、其の言に、みつが篭めた意味を考えた。
――――暫し落ちる沈黙。]
(428) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[小鈴の申し出に>>419、]
ありがとうございます。 それでは、参りましょうか。
[と。
振り向いて歩き出そうとすれば、 ウトの申し出>>414に、こくりと頷いて。]
では、案内がてら、私も参りましょう。
[という言葉は、ウトに届いただろうか。 用事やら何やらで忙しそうな様を見受けられたのだが。]
ウト様、ここは私にお任せを。 ご用事があるようではないですか。
此方の小鈴様がお手伝い下さるとのこと、 片付けは手が足りるかと。
(429) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[ウト、と確かにそう告げた人>>415と目が合った。 昨今の――なんて言葉に、ぱちりと瞬く。 愛想笑いもできない今の私の顔には、はにかみとでも取られそうな戸惑いが浮かんでいたに違いない。
それから、小鈴の方にも何事か呟き。 持っていた茶器は、とりあえず片付けを請け負ってくれるふたり>>405>>419に、お願いします、と預けることにして。 一人、居間を後にした。]
みっちゃ……あぁ、いえ、その。
紅茶、美味しかったです。ありがとう。
[去り際、どうも此方に気付かぬ様子だったその人>>405に。 一言だけ、確かに伝えてから。**]
(430) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
もう――哀しくないと、あの少年は言っていた。 それを真に信じているという訳ではないが……。
[ふと息を吐きました。]
あなたが何も許されなかったとしても、これからは違うのだろう。 私は、武家の子だ。 私は、確かに、私の生きるべき道に立ち、まだ生きている。
……けれど、私は―――
(-332) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[沈黙の後に落とされる息の意味を悟る。
こちとら当代一の頑固者。 半端に知れた謎の絡繰を突き詰めたいと云うのなら、 恐らく―――… 御前さんが、悪いのだよ。
其のような眼差しで、己を半端にゆるめるから。]
(-333) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[沈黙を破るが如き息を聞き、時は動いた。>>405 茶を下げるというみつへと己は頷いた。手伝おうかとも思ったが、てきぱきと慣れた仕草で纏めるのを見ていれば己に出る幕は無いらしい。]
己も未だ識らぬ顔ばかりだ。 長らく捕まえてしまって悪かったな。それと、ご馳走さん。
[みつへと茶を求める者、片付ける者が幾人か顔を見せていた。挨拶をして回ることも必要だろう。 再度茶の礼を云って去ろうとして、ふと思いついた事を云った]
………なァ、みっちゃん。 異教の開祖は死して三日後甦ったと云う。 奇跡は御前さんの身にも、起こるかもしれんな?
[にっと笑い、意地悪かもしれぬ言を一言。 返ってくる顔を見る前に、とっとと退散することにしよう。*]
(431) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 01時頃
|
[仔猫のような悪戯っぽい笑みに、暫し何処か参ったような色が青に浮かんではいたのだが――、]
ならば、―――
千鶴(ちづる)。
[亀ちゃん鶴ちゃん、なんて冗談のような言葉。 思い出しつつ思いついた名、呟いたは居間を去る時に。**]
(-334) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
/* えっ 亀吉ちょっと喋ったよ。 ガン無視してないよおおおおお。
触り方がうっすらすぎたかしら。ごめん、ごめん。
みっちゃん呼び、かわいいな。
(-335) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
/* たかくしぬ
(-336) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[自分勝手な期待、そして失望。 目の前にいない誰かへの呟きは、冷たい空気に溶けていった。
冷えた空気に身を震わせたのはどのくらい後だったか。 最後にもう一度窓に触れると、踵を返した。 部屋にはまだ、戻りたくない。他の部屋を汚すのは気がひける。 この広い館だ。狭い場所があれば、と廊下を戻り――やはりまだ人影があるなら息を潜ませ通りすぎようと――階下へと]
(432) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
『哀しくない』なら、佳いのですがね。
[通ずるものが違うのならば、其れは其れで佳い事だ。 『哀しみ』は深く背負うべきものでなし。 男の背負う其れが、唐傘が、何れは彼の眼に覗かれる時も在るやも知れず。 遠くないであろう未来に、今は只微笑む *のみ*]
(-337) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[人形を顔の前に抱え上げました。]
生きる場所を失ったばかりだ。 死ぬる場所を失ったばかり、だ。
それでも、私のように、なりたいと―――言う、のか。
[見せたくはない、隠しておきたい、弱さに声が震えます。]
(-338) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[流石にそろそろここを出て、上の様子も見に行くかと思うところ。 薬鞄を閉じたところで、また小梅のような女子の姿。 それこそ鈴の転がるようによく行き来する子だと笑みが浮かぶ。
しかし、その窓を開けんとする仕草に、奇妙なものを感じ。]
何、外は一面雪じゃぁありませんか。 外にどんな興味がおありで?
[こちらに向く視線>>387がゆりの足を気にかけているとまではすぐに分からず、窓を開けようとする少女に問いかける。 そして彼女に対して亀吉が、小鈴と呼ぶのも、開かないと口にするのも>>391、聞いてしまった。]
――開かない?
(433) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[鈴蘭の小袖の下に隠された、身体の疵には気付けない。
だが、射干玉の くろ は。 武士の仮面の下に隠された、心の疵へと手を伸ばす。
それはゆりの、己でさえ意識出来ぬ深層の求め。
探って居るのだ。 何を求めて居るのかも、わからぬままに。]
(-339) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
― →1階廊下 ―
[みつの周囲に集うは黄色衣のウトに、何やら韻を踏んだ名を名乗っていた騒がしきおなごに、青い目の兎。 亀吉等と呼ばれていた名をひそかに覚えながら、己は居間を抜けひとり外に出た]
…… 香るなァ。
[廊下へと出れば、一層香る花の香。 此の甘い匂いは一体何処から漂う香か]
(434) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 01時頃
|
ああ、助かります。 ほんなら、一緒に行きましょうか。
[みつの申し出>>429には快く頷き、続いて細められた猫目を覗いた>>425。]
色々ありがとねえ。 ほんなら、大広間のほうに向かうとするわ。みつさんもよければ。鈴ちゃん、片付け、よろしゅうに。
[戸惑いの表情>>430はしっかりとはにかみに写る。 彼が居間を後にするのを見送ってから、自分も大広間の方向に向かうことにした。]
ほんなら芙蓉さん、ゆりさんをよろしゅう。
[一言そう残し、居間を立ち去る。*]
→大広間のほうへ
(435) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 01時頃
|
[聞こえた声に、大きく見開いた猫目は、ぱちぱちと瞬いて。]
……何か、勿体ないなぁ。 うん。ありがとう。
[ふにゃりと、嬉しそうに笑う。 なんだか勿体ない様な、素敵な名前を貰ってしまった。 ここでは、みんなに訂正して回れないけれど。 外に出て、使える日が、来るといい……。]
(-340) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 01時頃
|
[化け狐と揶揄した黒い童。 哀しくないようにと、宴を用意したと。 もしも本当に、妖かし化かしの類だとするならば、戸の鍵も閉めて、窓の鍵も閉めて、こうして知らぬ顔十数人纏めてひとところに置いておくこれこそ、あれの企みか。 水はあり、茶も飲める。飢えは凌げるのだろう。 けれどそれで――このまま?
ぞっとする。自分をかき抱くように、着物の袖が絡みあった。]
(436) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 01時頃
|
[志乃殿の視線を遮るように、視線から隠れるように、お嬢様は人形を顔の前まで抱え上げます。
部屋から出て>>421、また通り過ぎようとする>>432久慈殿からも、顔を隠すように。
誰にも涙など見せられないのですから仕方がありません。]
(437) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
芙蓉は、ウト>>394の言葉が自分の思いを裏付けるようで、唇を噛む。
2013/01/03(Thu) 01時頃
|
そうですね、童心忘るるべからずとはよく謂ったものです。
[隠れんぼなぞ、もう何十年とやらぬ遊び。 冗談に極微か細まる瞳を眺めれば、男は顔の皺をまた深くして笑んだ。]
ええ、嗚呼、そうだ。 大広間の方には、食事が用意されておりました。 見たことのないお食事ばかりでしたが、皆さんにお伝えする必要が在るやも知れませんね。
[『楽しいぱあてえに』。 冗談と本気を混ぜ合わせた声色に、頷きと言葉を返し。 ウトに探されていることも知らぬまま、先ずは中庭から館の中へと戻ろうか。
唐傘をたたみ歩き出す。 御一緒にと告げれば彼は、隣を歩いてくれるであろう。]
(438) 2013/01/03(Thu) 01時頃
|
|
[出入りの激しいこの部屋から、また一つ影が去るようだ。 その者>>430から茶器を預かる。
「みっちゃん」と言いかけたのだろうか…、 その後に紅茶の礼を言われたので。]
お粗末さまでした、亀吉様。
[「そうそう、この頭を覆った方はそのような名だった」 と、確かめるように口にして。
この男が、より紅茶に詳しいのを今はまだ知らない。 もしも知ったなら、教えを請うだろう。]
(439) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
―一階廊下―
[歩き行けば見慣れぬ顔と、聞き覚えの無い声に出会おうか。]
今日は、大変寒く御座いますな。
[少し遠くから声を掛ける。 歩き疲れた足取りは、やや遅い。]
(440) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
/* ぐあああああ雷門さん激しくコアずれえええええ
(-341) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
/* 慶三郎とエンカウントしたくてですね。
(-342) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
これからは かなしく ないのなら そうなろうと おもう のは あなた の おかけ
[息を吐く剣士を、変わらず真直ぐに見詰め。 しかし、其の貌が人形に遮られ。]
かなしい …… くやしい ?
[生きる場所、死ぬ場所、失ったものに対した言葉は、震えていて。]
きっと あなたなら たいせつな もの みつけ る から
(-343) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
――少し前:エントランス――
>>376 さいでっか。中庭に行かれますか
[朧はそう言い会釈をしはった。 つられてわしも軽く会釈を返し、小鈴の言葉に耳を傾ける。] >>377 そうでんなぁ
[小鈴は愛らしく首を傾げるものの。 わしはさっき居間にいたしな。]
小鈴はんとの別れはやるせないけど 三人ばらばらで見るほが要領ええ わたしは一階部屋の窓を見てきますわ
[格好つけて手を振り去った。 また来た廊下を歩きながら。]
(441) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
/* 慶さん、弟子か追従者な気がするんだよなあ。 芙蓉が狼陣営な気が。
(-344) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
/* 世渡介が守護者なら、女子しか守らないに1票。
(-345) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
― 少し前>>433 ―
うん。ちょっと、外の空気を吸いたいなって。
[そんな風に口では答えながら、続く言葉>>433に、こくこくと頷く。 もう、口にしてしまった方が良い気もしてきたけれど。]
[芙蓉に、すぐ傍にゆりが居る状態で、内緒話をするのもと思い。 入口の方向を指差して、指で小さく『×』を作る。 『入口も閉まっている』と。]
(442) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
[こんな寒いところで。 廊下に佇む二人の傍を通り抜ける時、少しだけ眉を寄せた。 それでも視線は向けられないから、剣士の涙にも気づくことはなく。 今はまだ、浮かぶ感情は波立たない。
人死にの出ていない、今は――まだ]
(443) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
/*
狼陣営に特攻して襲撃されたい。ぴちぴち。 そして微妙に慶さんネタかぶった。やばやば。まあいいか。
(-346) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
[紅茶を下げる、と申し出たみつに、手を貸そうかと思いたつも。 生憎手には薬鞄で、片側は埋まり。それから手は足りる>>429、と聞いてしまえば出にくいものだった。]
気の利かぬ方の男性も、そろそろ発つとしますかね。 ……お立ちに、なれます?
[こちらにまた向き直る、射干玉の視線>>420。 痛々しい包帯の新しい彼女を置いて行くも気が引けると、手を伸ばすべきか迷う。 まずは彼女の意志を伺おうと、様子を聞いた。]
(444) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
──沙耶との会話の前──
────……。
[欲のない──そう云われても、何も答えない。 只、黒目がちの瞳から、束の間笑みが消えた。
『下らぬ欲など抱くな。 私に任せて居れば、欲しいと云う前に何でも揃う。』
父の声が、頭の中に蘇る。
すぐに、続くウトの声に表情を取り戻す。]
(-347) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
わたしの、血を? 雪に消えず、残って居たのですか。
──それは確かに、奇縁ですね。
[やはらかさを取り戻した瞳で、ウトを見る。
思いやり深い異国風の女性。 彼女も 哀しい のだろうか──。]
(-348) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
[聞き覚えの無い声>>440に振り返る。 遠目に見えるふたつの姿。 傘だろうか、赤の色に目を取られた。]
雪が降っているからなァ。 態々外に出るとは御前さんも、酔狂な御仁だ。
[己に向けられた声だかは定かでは無いが、どのみち挨拶をするつもりだ。応えながらそちらへ歩を進めるとしよう。]
(445) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
あなたを しんし てる
[彼女の強さを信じられた。 彼女の強さを、信じたいと、強く思った。 其れは一方的な憧れの押し付けだろうか。
けれど本心から、強さに隠された弱さにも触れたいとも、思う。 其の感情が、人形を抱える訓練の跡の見える手に、己の何も知らぬ細い指を伸ばし触れようとする。
人形を降ろし此方を見てくれるならば、はい、と確かに頷いた**]
(-349) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
―回想・居間―
[紅茶を口にすることのないまま、お嬢様は扉を開けました。 退出の間際、裾を引く手がありました。 振り返ると芙蓉の柄が見えましたので、そのまま見上げます。 視界に入るのは黒鳶の瞳。 ゆり殿の射干玉とは異なる黒に心安くなるのは、黒鳶がお嬢様の外身をただ映していたからでしょう。>>426]
では、手前の。
[場所を提示し、頷くのでした。*]
(446) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
/* 表に出る余裕なくてごめん!
もうりだつちあばばばb
(-350) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
/* 入門さやたん! ゆびさしかくにん!
(-351) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
[みつ>>429と亀吉>>430とウト>>435に、こくりと頷いて。 みつが手にしていない分の、盆に似たものと、茶器を手に持ち。]
えっと、それじゃ、行こっか?
[そう言って、居間を出ようとするけれど。 入口と居間の窓が開かない事を知った芙蓉は、どうするだろうか。と。 ちらりと視線を向けて。]
(447) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
[少し間を置き、ぽつりと零す。]
うれしかった、ですよ。 あなたのお気遣い。
[何時ぶりか。 無理をして居ないか、などと尋ねられたのは。
意志などなかった。 気遣う言葉多かれど、真意など誰も気にも留めて居なかった。
そう云う場所に、今までゆりは居た。*]
(-352) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
[階段はゆっくりと、大時計を一瞬見上げてからおりる。 廊下の先、姿はともかく声が聞こえれば逃れるように逆へと進み]
………読めない
[たどり着いたのは、紙の匂いに満ちた書斎だった**]
(448) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
[射干玉>>446は、お嬢様の内身を映そうとしていました。
女のままであれば、今頃は他家に嫁いでいたことでしょう。 女のままであれば、死ぬ場所を求めようとはしておらなかったことでしょう。
射干玉は、気付きたくはない、触れられたくはない、じくりと痛む心の疵を映そうとしておりました。*]
(-353) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
/* とんでもないことに気づいてしまった。 この屋敷電気は通っているのか!
(-354) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
/* >>447 えっどうもできないでしょ……どうも…… えっ?
(-355) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
酔狂とは、そうやも知れません。
[否定は出来まい。 雪の中に佇んで、寒い中何かを待って居た。]
私は、風伯雷門と申します。 此方の御仁は宵渡 朧君。 さて、よろしければ貴方のお名前をお伺いしても?
[柔らかな笑みを浮かべたまま、歩めば距離も縮まろう。 唐傘を、赤を手に、側へ。]
(449) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
[沙耶の去った後、黙って小鈴や周りのやり取りを聞いて居たが、集った面々が三々五々散ってゆくのを見れば、またも黙ったままそれを見送った。
見知らぬ館。一人で何処かへゆくことなど、思いもよらぬ。]
えゝ。 手当して頂いたので。
ですが、いずこへ行かれますか? 皆様、どちらへ向かわれるおつもりでしょう。
[芙蓉の問い>>444に、実際に立ってみもせず答え、続けて小首傾げ、座したまま尋ねる。]
(450) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
|
/* これで後はおみっちゃんだけですね。
ふう、天声作業が何とか間に合いました。 一安心、よかったよかった。
(-356) 2013/01/03(Thu) 01時半頃
|
小鈴は、ここまで読んだ。
2013/01/03(Thu) 02時頃
|
はい、参りましょう。小鈴様。
[盆を持ち、花のような顔を見てこくりと一つ頷く。 小鈴を連れて、扉の外へと出ようと。 その視線が他へ向くのを感じて>>447。]
何か、ご用事ですか?
[問い掛けて、すぐ済むようならそこで待ち、 長く掛かりそうなら盆を任されようとする。]
[居間の外に出ると、 長いこと暖炉の恩恵に預かっていたので、 少しだけぶる、と寒気を感じて。]
(451) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
|
[自ら考え、選び、行動する。 そう云う習慣が、ゆりにはない。
誰かに道を示されねば、何処へもゆけぬ。
このままであれば、部屋から誰も居なくなったとしても、雷門を待って只一人、何時までも此処に座って居ることだろう。]
(452) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
|
/* 下手に動くより更新待つか
(-357) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
|
/* 煙草吸いてぇ。実家なのでプチ禁煙。
(-358) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
|
まったく酔狂だ。 暖を求めれば幾らでも与えられると云うのに。
[暖を有難がる己のような者がいれば、そうでない者もいる。只そういうことなのだろう。 目前へ近づけばふたりの男の人相が判る。>>449 此処ではじめて己よりも年嵩らしき者を見た]
風伯――――?
[何処かで聞いた名だ。 然し其れが居間を出る前にウトが話していた名>>416だと、気づくには未だ至らず]
宜しく。 己のことはただ、慶と。
(453) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
|
外の空気、ねぇ。 まぁ、冬場でも大事なことではございます、ね。
[しかし、開かないというのであれば。 ひとつずつ確かめるそれも、窓を開けて外の空気を吸いたいという、その思いからではないのだろうと察しが付く。 ウトの閉じ込められたという声も、それを助長する。 交差する指印、おそらくあの大きな扉も開かないのだ。 宴。本当に、これが。 嫌な感情ばかりが渦巻きそうになるが、出来る限り表には出さない。
商人だ。不景気な顔はしたくない。]
いってらっしゃいまし。 水場がお分かりになられましたら、この桶の水もどうにかせんといけませんし、お教えいただけたら有難い。
[部屋を出ようとする小鈴を、そう言って見送った。]
(454) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
|
嗚呼、かなしくて、くやしい……。
[志乃殿の声がはきりと聞こえます。 変わろうと望む声が。お嬢様を気遣う声が。
沙耶様はいつも憧れておりました。武士に。あるべき姿に。 いつしか、憧れられる方になっておりました。
ならぬとどうして言えましょう。 女子らしくない手に触れる細く綺麗な指を振り払うなど、どうしてできましょう。
ゆっくりと人形が降ります。涙を滲ませた瞳には然りと頷く志乃殿が見えました。]
(-359) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
|
……承知した。 私も――あなたが信じる私で、在るとしよう。
私は、沙耶だ。木南沙耶。 普段は木原平太と名乗っている。
[先程とは違い、するりと本名が口に出ました。どちらも知って欲しいと願うからでしょう。 小さく笑ってみせるのでした。*]
(-361) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
|
/* ゆりさんが本当にかわいらしくてですね。 嗚呼、いや、怖いところもありますが。 いやでも可愛くてですね。
…いやはや、老いぼれは犯罪などいたしませんけれども。 [歳的にねとかもにょもにょ。]
(-360) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
|
[参りましょう>>451と言われれば、頷いて。]
あー、えっと、『小鈴』でいいよ。 アタシ、エライ人じゃないし。
[ふふりと笑って。 用事かと問われれば、首を振って。]
ううん。大丈夫。
[そう言って、みつと共に居間を出た。 温度差は感じるのだけれど、寒さには慣れているので、特に反応はせず。]
(455) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
|
手厳しいお言葉ですな。
[男には謂い返す言葉もない。 暖をとる、その思考に行き着かないのは 舞い落つる雪に馳せる思いの方が強いからこそ。]
ええ、街でしがない提灯屋をやっております。
[何処の街か、昔は名の知れた提灯屋であったろう。 それも今や舶来に圧され、徐々に徐々にと姿を消しつつある。 此処で珍しき己の名を名乗ったところで、誰も気付きはしまいて。]
慶君、ですね。 君は暖をとっておられたのですか?
[ひとつ、緩やかに首を傾げた。]
(456) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
|
―二階・廊下―
[志乃殿の綺麗な指が、お嬢様の手にかかります。 水仕事で皮膚が割る女子の手は多くありましょうが、木刀やどこぞにぶつけて出来た痣もある、女子らしくもない手でした。
下ろした人形はぶらりと脚を揺らしています。]
嗚呼、是れをどうにかせねばなるまいな。 私が借りた部屋にでも置いておくとしよう。
[出来れば、天宮殿の目には触れない場所が良いでしょうと抱え直すのでした。]
(457) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
|
[ゆりの言葉に、不思議なものを覚える。 この娘は何を――と思うが、確かに皆が何処へ向かうかなど、この屋敷の中で検討をつけろと言われても、今自分ですら誰が何処にいるか判らぬ手前、はっきりとは答えられぬ。]
うちは、上を見てこようと思います。 外は――
[出られない、というのを呑み込んで、軽く口をつぐみ。]
寒ぅございますし、上にはいくつか客間があるようですから。 宴も長くなりましょうし、お部屋を頂こうと思う次第です。
ゆり様は、誰かをお待ちでいらっしゃるので?
[手当てが終わっても動こうとしなければ、理由があるか、と。]
(458) 2013/01/03(Thu) 02時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る