196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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[己は唄う。兄が己に教えた葬送の歌を。 あの夜己が歌うことの出来なかったあの歌を] 『 いつくしみふかき ともなるイェスは つみとがうれいを とりさりたもう こころのなげきを つつまずのべて などかはおろさぬ おえるおもにを 』
[御前さんに向けるべき弔い方を、其の他に識らぬから。]
(+38) 2013/01/09(Wed) 03時頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 03時頃
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……そォんな、うただったなァ。
[詞を諳んじた後、己はみつを右眼に映す。 己が転げ落ちた長い階段を挟み、踊り場と階段の下。 相変わらず己の視界は不確かで、相手の顔は視えやしないが]
なんだい、黙りこくって。 『おに』か『もののけ』にでも出くわしたかのような。
それとも……御前さんはまた、 異教の歌を恐ろしいと思うかね?
[此の手の届く距離には立たぬまま、 にっとひとつ笑ってみせた。**]
(+39) 2013/01/09(Wed) 03時頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 03時半頃
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―中庭―
[男が立ち去れば>>+17、残されたのはあたしただ1人。 いや、死んだのは1人。
目の前には並べられた遺体と、それを見る生きた人が幾つか。]
…『てぃだ』は手を合わすものなんかではありやせん。 頭上におわして、あたしたちを照らすものですえ。
[もう去った慶に、届かない返答を。 もう1つの責め言>>+15には、呟きを。]
(+40) 2013/01/09(Wed) 11時頃
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後悔を、していい立場じゃありませんなあ。 あたしは。
[『言い訳が欲しいだけ』と、言ったのは自分だ。 『所詮人など欲深い』と言い放ったのは自分だ。
利己的な理由で人を殺める兎に、 利己的な理由で罪を重ねさせたのは自分だ。
だから、後悔など口にしてはいけないのに。]
(+41) 2013/01/09(Wed) 11時頃
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『おやめなさい』>>27と言うたのは、あんさんでしょう。
[血の1つも流さずに、人を殺めた>>34人に投げかける。 故人を慮るように、静かに衣服を正す男>>117に投げかける。
『何故?』
人を殺すのに理由がいるのかと、言ったのはあたしなのに。]
いつか、あんさんは言いはりましたなあ。
『生きて居れば、見つかりましょう。 私なぞよりも飛び切りに、信頼し得る方が。』
あたしは、...
[そこで、口を噤み。]
(+42) 2013/01/09(Wed) 11時頃
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[放たれた言葉>>118は自分に突き刺さる。 同時に安堵した。]
あんさんの、意志。
[この男は思っていたより心が強いのか。 優しすぎるだけではないのか。 羨ましさと同時に、やはりあたしの想いは正しかったのだと。]
『信頼に値する人がいるというなら、この男のような人であって欲しいと。』
(+43) 2013/01/09(Wed) 11時頃
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…。
[これ以上、あたしが告げることは何もない。 見守ることもなくそっと、その場を立ち去った。**]
(+44) 2013/01/09(Wed) 11時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 11時半頃
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[立ち去る背の向こうで、訥々と語られる昔話。
ええ、貴方のそれ>>121もきっと言い訳でしょう。
人の生を奪うは同じこと。 どんな理由を持ってしても、死んでしまえば同じ。
それでも求めてしまうのだ。 あたしも、同じ。]
…きいて、ましたえ。
[御伽噺のような昔話に、応えられるのはただそれだけ。]
(+45) 2013/01/09(Wed) 14時頃
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― 大時計の傍 ―
……。
[顔を合わせてしまった。 深紅は纏っておらず、生きていた時のままの姿のその者に。
どのような言葉を吐いてよいのか分からず、 少し口を開いては閉じ、開いては閉じ。
此方に向く目。
掛けられた言葉>>+39も、 生きていた時のままの語り口。]
…いえ、 鬼ならば、私の此処におります。
[懐剣を隠し持っていた懐に、手を添えて。]
(+46) 2013/01/09(Wed) 22時頃
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異教の歌、だったのですね…。 [意味の分からぬ歌でも、口吟む聲の主が分かってしまったから。 きっと、恐ろしい内容の歌ではないのだろうと、 そのように思ってしまう程に、自分は――。
それ以上に、その聲に心乱されてしまった程に、自分は―――。]
恐ろしくは、ありません。…貴方様が、歌っておられたのだから。
[笑う顔>>+39に素直に笑い返せぬ。 笑えぬまま、…震えそうになる聲で、問う。]
異教の神は、異教の者にも――、 手を、差し伸べて下さいますか…?
[嗚呼、また…見せてしまった。
けれど止まらないのだ。 ―――頬を伝う涙が。]
(+47) 2013/01/09(Wed) 22時頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 22時頃
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― 大階段下 ―
[己はにっと笑み浮かべた儘、じぃとみつを見上げている。
『鬼ならば此処に居る』。>>+46 然う口にする女が涙するのを、朧気な視界の中に見る。 己はただ岩のようにして其の場を動かぬ。 訥々と語り続けるみつの姿はまるで、己に向け懺悔する異教徒の如く己には見えた]
………。
[頷いてやれば此の涙を止める事が出来ただろうか、されど]
異教の神は自身を、此の世の唯一神と云うのだそうだ。 然様に強欲な神が此方に手を差し伸べるかは…… 識らんなァ。
[己は嘘を吐かぬ。 涙する女を見上げ、其の言を嘲笑ってみせよう。]
(+48) 2013/01/09(Wed) 22時半頃
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[己は一度みつより視線を外し、後ろを通りすがる声に振り向く。 其処には凛とした鈴蘭の水色衣と赤き衣。 『逢い引きだと私をからかった』>>116 其の相も変わらず煩き声に向け、己は少々驚きながらもひとつ笑んだ]
…… 聞こえてんのか。 今度は、らいぶらりぃにて『あいびき』か?
[あの時と同じ調子でからかってやろう。 意地悪にも嘲笑う声。 火を怖がる青年にも、青き眼の兎にも、水色衣の男装女にも、黄色衣の魚にも向け――唯一、背後の此の女には聞かせなかった嗤い声で。]
(+49) 2013/01/09(Wed) 22時半頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/09(Wed) 23時頃
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[そのような強欲な神>>+48は、 慶が言うように、異教の者になど目もくれぬように思えた。
もし救いが欲しくば、己を唯一神として崇めろと。 そして笑うのだろうか、意地の悪い笑みを向けて。]
そうですか… ならば私は、この鬼を飼い続けるしかないのですね…。
[此方を見ている姿がぼやけ、 『識らんなァ』と懺悔を嘲笑う意地の悪い顔が、今はよく見えぬ。]
(+50) 2013/01/09(Wed) 23時半頃
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一体何をいら立っているのかねェ……。
[己はくつくつと笑い声立てながら水色衣を視る。 叩きつけられる壁の音。>>158其れに重なり青き眼の兎が倒れる音が響いたのは、数瞬後か]
だがしかし…… 『あいびき』は止めておくべきだな。 其のおとこは、『ひとごろし』ぞ。
[己は血染めの兎を目に映す。 傷つき疲れ果て誰にも縋ることの出来ぬ姿は、嗚呼……同じ宿命を持つもの同士か、己の姿と良く似ていた]
心の中に鬼を飼う者だ。 ―――…己と同じ。
(+51) 2013/01/09(Wed) 23時半頃
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[視線が逸れたのを機に、流したままの涙を袖で拭う。
木原と赤い着物の女子が通るを見れば、 慶がからかうのを聞いて>>+49。
この男はよく人をからかう。 初めて明之進を目にした時も、 なにやら執拗に構い立てて、くっくと笑っていた。
向けられたなら不快な思いをしたのだろうか。 けれど悪意あるようには見えず、どこかに余裕を感じる様に見えて。
木原と赤い着物の女子は、何か反応を見せただろうか。 慶の背中に、問いかける。]
……聞こえて、いるのです?
[はたはたと、まだ水気を含んだ睫毛を合わせ、瞬かせて。]
(+52) 2013/01/09(Wed) 23時半頃
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[己は背後の声>>+52に振り返る。 鬼を飼い続けるしか無いのだと云いながら、 さめざめと泣く女に向けて]
……然うさね。 どういう理かは判らぬが、聞こえているらしい。
[同じように聞こえていたのだろうか、己の声も。 否。だとしたら、斯様な表情はしていないだろうか。 己は再びみつに背を向けて、倒れる兎を視界に入れる。 ―― そしてふと、溜息ひとつ。]
……なァ、みっちゃん。
[決して振り返らないまま。]
(+53) 2013/01/10(Thu) 00時頃
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…本当に、不可思議な処へ来てしまったのですね。
[返ってきた応えに>>+53、木原の反応に>>158驚いて。
自分には巫女の聲もウトの聲も、 目の前の者の聲も聴こえなかったというのに。
もう一度聲をと願いもしたのに、叶わなかった。 ――生きているうちには。
そのような事を考えていると、 溜息が聴こえ、名を呼ばれた。]
――はい。
[短く返事をして、 背を向けたままのその立ち姿を、じぃと見詰める。]
(+54) 2013/01/10(Thu) 00時半頃
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[己はみつに背を向けたままひとつ頷く。>>+54]
不可思議だなぁ。 今も斯様にして声が届いていると、まるで………
[時計は今も背後で逆巻いているだろうか。 其れは童子がみせたひとつの奇跡。 己は時計を決して見ぬ。 時計が逆さに回っている限り、まるでまだ、あの暖炉の前で出会った時まで戻すことが出来るかのようで。]
(+55) 2013/01/10(Thu) 00時半頃
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[妄言を振り払うべく首を振る。 懐に右手を差し入れながら、再びみつを振り返るとしよう。
死して尚小脇差は懐に有り、其の柄は冷たく此の手に馴染む。 此れより見せるは己が本性。 己が此の女に隠し続けた己が罪。
最早決して届かぬ女に向け、己は一歩階段へと踏み出して]
(+56) 2013/01/10(Thu) 00時半頃
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御前さんが其処に鬼を飼うのだとしたら、 己が「鬼」は此処に棲む。
[階段を上りながらいつかと同じように、左眼をとんとんと叩いてみせよう。血のあかに染まり――死して二度の外、決して雫を流さなかった其の眼を。 そうして、階段を上り切った己はみつの前に立つ]
………なァ、みっちゃん。 鬼に成ってしもうた己には、 未だ御前さんのこころは喰い殺されてはおらぬように視える。
(+57) 2013/01/10(Thu) 00時半頃
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―――己は、御前さんを斬ろうとしたのだよ。
[其の首元に向け、抜き身の刃を突きつけた。]
(+58) 2013/01/10(Thu) 00時半頃
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…まるで、 死んでしまったは嘘のよう。
生きたままのようで御座いますね…。
[不可思議だ、不可思議だと言う>>+54>>+55は死んでも同じ。 それがとても滑稽な会話に思えて、口元が緩む。
今も大時計の針の音は響いている。 盤を見なければ、ただの大きな時計であるのに。]
(+59) 2013/01/10(Thu) 01時頃
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[振り返る慶に>>+56、緩む口を引き結ぶ。
懐に右手を差し入れている様は気にならぬ。
ただ、 階段へと進み出る足に、少しばかり身構えて。]
(+60) 2013/01/10(Thu) 01時頃
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………けいさ、ま?
[未だ夜が明けぬということは、それを見たはまだ数刻前だろうか。 少年を弔いに中庭へ出て、左眼を叩く様を見たは。
同じ仕草を見せて、今度は「鬼が棲む」と言う>>+57。
「如何様な意味」とは今更訊くまい。 「鬼」を飼う。「鬼」が棲む。つまり…そういう事なのだろう。]
(+61) 2013/01/10(Thu) 01時頃
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[一段。また一段と此方に近付いて来る鬼の棲家。 じぃと、それを見詰めて。]
……慶様は、 喰い殺されてしま………っ、
[突きつけられた刃>>+57、 ――既に死してを忘れ、息を呑む。]
(+62) 2013/01/10(Thu) 01時頃
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[間近に迫った鬼の棲家。
其処へと、向けて――]
どうして、
………何故、仕損じたのです? 仕留められていたなら、私は何も知らぬまま逝けたのです。
[この大時計を見、 異教の神が起こす『奇跡』に縋った、それに――。
――あぁ、けれど、 大人しく仕留められてはいなかったかもしれぬ。
あの客の時のように、抗って疑念だけを肥やし…、 亀吉のように血を浴びて――。]
(+63) 2013/01/10(Thu) 01時半頃
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[―――嗚呼。 刃を突きつけられても、此の眼差しは変わらず真っ直ぐだ。 己は今こそ其れに報いよう。 何故と問う女>>+63に背を向けること無く、其の全てに己が全てを曝け出そう]
……御前さんが悪いのだよ。
[心の中で幾度も繰り返した責める言葉を、今口にする。]
あの雪庭で、弔う御前さんの背を斬ろうと思った。 然し…… 己は迷ったのさ。 御前さんが然様に真っ直ぐで、あたたかいから。
[あの時己は幾らでもあの背を斬ることが出来ただろう。 然し惑い、躊躇った。>>2:240
其の言葉に、触れた手に、 締めたはずの心の帯は緩み、 ――解けて]
(+64) 2013/01/10(Thu) 01時半頃
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[突きつけた刃をみつの首に沿えよう。 覗く瞳――― 鼻先が触れる程、近く。
皮一枚にそっと触れる冷たき刃先。 然し亡霊と化した鬼の持つ其の刃はもう、其の肌に疵を作らぬ。*]
(+65) 2013/01/10(Thu) 01時半頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/10(Thu) 01時半頃
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……?私が…、なにか…
[致したのだろうか、「鬼」が仕損じるような何かを。 身に覚えのない責めを受け>>+64、 首を傾げて眉間に薄らと皺を寄せて。
慶の口から語られる、あの中庭での胸中。 暖かさを感じたは、自分だけではなかったのか。
それを知り、眉間の皺は消え失せ――。]
(+66) 2013/01/10(Thu) 02時頃
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[刃を首元に突き付けられながら、にこりと微笑む。 これまでになく近付いた顔>>+65に、頬に手を添えて。
「鬼」の棲家から一筋伝う涙の痕>>3:+26、 それを指でなぞった。]
(+67) 2013/01/10(Thu) 02時頃
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