人狼議事


196 Fiducia - 3rd:fragrance -

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【秘】 病人 雷門 → 町娘 小鈴

[背に聞こえた声には、少し、笑った。
やはりこの少女は無垢で、眩しく、あたたかい。
誰かの路を照らす、明星たれば佳い。]

 爺は、構わぬのです。

[路など、見失ってしまったのだから。
唐笠を『なくした』その日に。

男に在るのは雪の様な、後悔と『哀しみ』。
それでは誰の路とて *照らせまい*]

(-175) 2013/01/06(Sun) 02時半頃

【秘】 病人 雷門 → 懐刀 朧

[雪華に舞い、微かに届く漣。
冷えぬ指先はいつでも熱を与えよう。
男の指を掴むのならば。]

 ………いいえ。

[雪は溶けるからこそ美しい。
溶けぬ雪などないと信じて *いたい*]

(-180) 2013/01/06(Sun) 02時半頃

【人】 病人 雷門

[本を握る青年と、話を重ねる中に。]

 ……芙蓉君。

[場を任せた男が一人。
抱える遺体に目を向けて。]

 有難う御座います。
 私もお手伝いをした方が?

[赤かった手は、染まった服は。
やがて黒く変わり死を示す。
館の色と同じ黒で、薬屋の青年へと話も振ろう。]

(185) 2013/01/06(Sun) 02時半頃

【人】 病人 雷門

[ああなるべきであった。

嗚呼、昔どこかで聞いた事が在る。
それに反さず、だから『彼奴』は。
ふわり、ふわりと、降り積もる『郷愁』。]

 いえ…きっと。
 雪の降る場所に居れば、帰ってきてくれる様な気がして居るのでしょう。
 私が『殺めた其の人』が。

[帰ることなどありはしない。
裁かれたいわけでも、赦されたいわけでも、ましてや死にたいわけでもなく。
温かさはない、寒さだけしかないその中で。
帰らぬ人を、待って居る。]

(190) 2013/01/06(Sun) 02時半頃

【秘】 病人 雷門 → 落胤 明之進

 嗚呼、本当にその通りだ。

[離してならぬ。
大切なものから手を離してはならぬ。
ならば抱いたその本は、きっと、離してはならぬもの。]

 掴めますよ、手が在るならば。
 必要なものは……『勇気』です。

[其れは『あの刻』の男に *なかったのだ*]

(-189) 2013/01/06(Sun) 03時頃

【人】 病人 雷門

 いいえ、戻ろうとしていた所です。
 ゆりさんの弔いを、共にさせて頂いても?

[足を濯ぐという約束も叶えられず。
見てはならないと目を覆った癖に、その身を他へと任せた。
死して尚、殺められた者より殺めた者に向き。

漸く、漸く、ゆりと向き合おう。
そんな男の弔いなど、ゆりは望んでないやも知れぬが。]

 芙蓉君、有難う。
 ゆりさんを任せきりで申し訳ないです。

(193) 2013/01/06(Sun) 03時頃

【人】 病人 雷門

 『哀しい』ですね。

[それはゆりへ、ゆりを抱える芙蓉へ、そして明之進へ。
中へと訪れる朧へ、離れ行こうとする小鈴へ。
誰かの死は等しく『哀しい』。]

 ………ゆりさん。

[はいと、従順な程に返される声はない。
返るわけがない、帰るわけがない。
判っていても、尚。]

(194) 2013/01/06(Sun) 03時頃

【秘】 病人 雷門 → 落胤 明之進

 大切なものから、手を離してはなりませんよ。
 後悔と『哀しみ』しか、残りませんから。

[『あの刻』。
役人に引かれていく『彼奴』へと伸ばさなかった男の腕。

殺めたのは、役人達。
しかし、手を伸ばさなかった男もまた殺めたに等しく。
だからこそ告げるのだ。
『私は人を殺めたのだ』と。

そんな『哀しみ』を、青年に味わって欲しく無い *ために*]

(-195) 2013/01/06(Sun) 03時半頃

【秘】 病人 雷門 → 薬売り 芙蓉

 有難う。

[丁重に扱ってくれていたであろう。
ゆりの肌に触れながら、囁く。

足に巻かれた白への感謝も込めて。

嗚呼、本当に。
この足が治り、歩いて回れるように。

叶わぬ願いもまた、帰らぬ人を待つ雪の中。
ふわりふわりと、降り積もる。]

(-197) 2013/01/06(Sun) 03時半頃

【人】 病人 雷門

―中庭―

[透明の傘の横たわる隣。
ゆりをそっと葬ろうか。
『哀しき』白は降り積もる。
少し払うようにして、ゆりの頬に触れながら。
芙蓉の気遣う笑みには、同じく苦い笑みを。]

 ………。

[手を合わせ。
名と、謝罪を冥府へ送る。
釈迦のように数多の手があらば、救えた命であるかも *知れずに*]

(202) 2013/01/06(Sun) 04時頃

病人 雷門は、メモを貼った。

2013/01/06(Sun) 04時頃


【人】 病人 雷門

―中庭―

 冷たいやも、知れませんな。
 けれど腐敗させて仕舞うより…と思うのは、残された者の勝手でしょうかね。

[雪が降り積もってゆく。
胸で組まれたゆりの手にいつまでも男は触れていた。
温もりは移しても、冷たさに吸い込まれていく。
冥府へは、届くのであろうか。]

 待つ人が増えて仕舞いました。
 帰らぬを、待つ人が。

[巫女装束と、襤褸の着物。
黒い幼子に、唐笠を差した『郷愁』。
黄泉から帰るを待ち続けよう。
異教の徒ではなくとも。
帰らぬと、知りながらも。]

(207) 2013/01/06(Sun) 16時頃

【人】 病人 雷門

―中庭→―

[立ち上がり、積もる白をもそのままに。
中庭から中へ、足取りは芙蓉の向かう先へと。]

 朧君は、後悔しておられます。

[事故であろう、故意ではなかろう。
男の意識は殺めた者へと。
其れは何より優先的に。]

 私は彼を咎める事は出来ません。
 朧君も、亀吉君も。

[どちらへも、責める瞳は向けられない。]

(208) 2013/01/06(Sun) 16時頃

【人】 病人 雷門

 ………少し、疲れましたな。
 どこぞか、休める所はありましょうか?
 喉も渇きましたし、お腹も空きませんかな?

[穏やかな笑みのまま、芙蓉へと告げる。
歩み行く途中、壁に掛けられた鏡が映った。

中に在る人を。
映る姿を。

責める瞳を向けるのはまだ、その *一人*]

(209) 2013/01/06(Sun) 16時頃

病人 雷門は、メモを貼った。

2013/01/06(Sun) 16時頃


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