196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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[腕の中、籠った聲で囁きを返した。 苦しく、哀しい筈の願い事を、――幸せそうに。
嗚呼、やはり自分は鬼だったようだ。
――漸く捕らえた。だから鬼ごっこはもう終い。**]
(+30) 2013/01/11(Fri) 02時半頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 02時半頃
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[刃を突き付けられても毅然とした女は何処へ行ったのか。 涙を隠そうとして抱き寄せるのに、腕の中で女は嗚咽を上げる。>>+29 泣き止ませ方など識らぬから、己は只々眉を寄せて]
嗚呼―――… まったく、御前さんは。 よしよし、判ったから。
[泣く赤子をあやすが如く、己はとん、とん、とみつの背を叩く。 嗚呼、本当に……困らせようと思うて泣いているのなら其れは効果覿面だ。 然し同時に湧き上がるのは、触れることを赦さるる喜び]
気が済むまで泣けば良い。 心ゆくまで己を責めるが良いさ………。
[然様なことだって今しか出来ぬ。 黄泉の終わりの訪れる其の時まで。]
(+31) 2013/01/11(Fri) 03時頃
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[囁き返された言葉には、ただ腕の力を強めて応えよう。 そうして己は顔を上げた。
己達を見下ろすは奇跡の絡繰、逆巻きの大時計。 今はただ言葉なく回り続ける其の針を、女の背を叩きながら己はじっと見上げる。
―――と、其処に上ってくる影がひとつ>>99。
雪の中に立つ酔狂な男。 郷愁に包まれる男。 贖罪を背負うが如き眼をした、男。]
(+32) 2013/01/11(Fri) 03時頃
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[座り込む其の背に向けて己はそっと囁く。 御前さん、いったい何てことをしてくれた と。
其の声は届いているのか、否か。『申し訳ありません』なんて、男の背から謝罪の言葉が返ってきたものだから、
赦してやるよ。 ――――とひとつ、笑った**]
(+33) 2013/01/11(Fri) 03時頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 03時頃
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――中庭――
>>45 [わしは中庭に居る。 中庭は皆の者の弔いの場所になっていた。
遠目には雷門はんと名前の知らない男がいて。 亡くなった者は黒い少年と亀吉に殺された二人。 その他に知らぬ者。 つまり手前が死んだと知らぬ者の死体があった。
何があった?
二人の会話を聞こうと。 何とか声が聞こえる距離をとる。 男は見知った名前を呟く。]
「みつ、さん」
[と。]
(+34) 2013/01/11(Fri) 03時頃
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[>>79 対する雷門はんの答えはあっけないほど簡単やった。]
「みつさんは。 ―――私がこの手で、殺やめました。」
>>51 [名の知らぬ男はなぜと聞く。 しかし、雷門はんは笑って答える。
死は終ではないと。『祝福』と。 ここには『哀しみ』しかないと。 だから救うために殺したと。
狂っとる。 わしにはわからん。雷門はんの言うことが。
>>56>>92 男は何かを言って出て行き。 それに続いて雷門はんも出て行く。 確かに死は終やない。]
(+35) 2013/01/11(Fri) 03時頃
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[せやけど違う。死は生の一部や。
『祝福』なんかやない。
どうしようもない程離れへん生の一部や。 人がどう死ぬかというのは。 人がどう生きるかということ。 寿命のきてへん者を勝手に殺していい道理はない。]
まっ、わしなら死に際には笑うてるやろけどな。
[はんっと笑って中庭を後にする。 この屋敷は鬼の棲家か。とにかく。]
亀吉と雷門には注意せな。
(+36) 2013/01/11(Fri) 03時頃
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[死んでしまってから、 背後の大時計はどれほど針を戻しただろう。
心を寄せた男の腕の中、 止まらぬ嗚咽を零しながら身を委ねて。
背中を叩く手>>+31があまりにも優しく、 我が儘を受け入れられた喜びに、 思い出したように流れ出てくる新たな涙が、慶の着物を濡らした。
いつ終わりが来るか分からぬ。 触れられる内にその身の、その心の暖かさを感じよう、と――。]
(+37) 2013/01/11(Fri) 03時半頃
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[慶が顔を上げる>>+32に気付き、 自分も少し顔を上げて、腕の中から同じ方向を見遣る。
そうして視界に入った人影>>92を、ゆっくりと目で追った。 徐々に此方へと歩みを進め、男は目の前で立ち止まる。
握られる優しきあの手>>99。
慶が囁く>>+33を受けたが如く、 その持ち主は慶の薔薇の中に座り込み、小さく呟くのを聴いた。]
雷門様…。
[手を伸ばし掛けて躊躇し、…結局、引っ込めた。 慰めの役目は、少なくとも自分ではない。
引っ込めると同時に、慶が「赦してやるよ」と笑う。 その聲も届けばよいのに…。そう願った。**]
(+38) 2013/01/11(Fri) 03時半頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 03時半頃
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