196 Fiducia - 3rd:fragrance -
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オスカー! 今日がお前の命日だ!
2013/01/03(Thu) 02時頃
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―時は遡り―
――薬売りの芙蓉、様。
はい。もしの時は、お世話になるやも知れませぬ。 その。――宜しく。
[紋のほうを名乗った男>>1:422に、小さく会釈しつつ。 その瞳から薄らと見て取れた、言葉にせぬ憧れの色。 私がこの時感じたものは怯えでは無かったが――、 言うなれば、安堵と戸惑いが混じったものを覚えていた。]
(60) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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[私はこの間、幾人かの顔をちらほらと見ていたのだが――。 ゆりの方は、その名乗りの時に一瞥して以来、見ていなかった。
故に、そのくちびるが描くいろを私は見ていない>>1:420。 その射干玉が沙耶に向いていた時、どんな顔をしていたかも。 それが私に向いていた時、本当は、何、に目を引かれていたのかも。]
(61) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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[その時感じたウトの眼差し。そっと掠め見た先、映るは笑み。 ふっと聞こえたその声、確かに心を見透かされた、と覚る。 同時に、この人を「仲間」と思うべきでない――とも。 きっとそれは、彼女自身もおなじことだったのだろう、と思う。
「賢い御仁」。 この時に抱いたのは戸惑いでもはにかみでも無く、諦観に近いもの。 やはり私は何も言えないまま――顔を覗き込まれてしまった>>1:430のは、おそらくこれより程無くのこと。]
(-36) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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[「ちづる」の名を小鈴に向けた時。仔猫にも似た瞳の瞬きも、嬉しそうな笑みも、青い目には映っていた。 ほんの一瞬ではあったが、確かにその青は緩んでいた。]
(-37) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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[「みっちゃん」――茶器を預かってくれた女>>1:439に、小さく頭を下げた。 ここでふと、紅茶の不思議な風味の訳、もしかしてと閃いたのだが――今はちゃんとした指摘ができる時でも無く、特に何を言うでも無かった。]
ではまた、みつ、様。 皆。
[改めて名を、確かめるように口にして。 その場の面々に背を向け、居間を後にした。
「みつ」。確かにあの時小鈴にそう告げていたではないか>>1:413。 思い返せば、あの意地悪じみた男からの呼び名を鵜呑みにして使っていたなど。この妙な心地悪さは、きっとその所為だ。]
(63) 2013/01/03(Thu) 11時頃
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―未だ少し時は遡り。1F廊下―
[どの位か歩いた先で、声が聞こえた。 少し遠くから見えたのは、先にすれ違った>>1:226、赤衣の主の手を引いていた彼に――。 先に居間を出て行った、あの年嵩の男>>1:434のすがた。 そして雷門もまた其処に居た――雪降る外に立っていた彼は、ちゃんと館の中に居た。
しかし、開いている戸や窓が無かったか、と彼らに尋ねることもせず。 悪気無かったのだろう細い荒れた指に。意地悪と侘しさも共に在ったような気がした彼に。一歩踏み出して確と向き合うことも、今はできぬまま。 私はそっと、反対側へと歩き出していた。 その様はきっと、無用なまでに臆病な仔兎にも似て。]
(67) 2013/01/03(Thu) 12時頃
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―それから―
[他に居間を出た人とも出くわさず歩く様は。 ただの一匹、はぐれて彷徨うけもののよう。 護ってくれる剛毅なあの人は此処には居らず。 背を押す言葉授けた、あの人と似ている彼女も――、]
――――…
[ふっと。夢幻の如く消えた黒いわらべのすがたが脳裏に過り――不意に耳を突かれたのは、丁度その時。]
(68) 2013/01/03(Thu) 12時半頃
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いいや。 武士であるあの人は、お姉様とはやはり違う。
違う。
(-41) 2013/01/03(Thu) 12時半頃
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[火花のように弾ける音色、十二に一つ足された鐘。 開かれたのは何処の扉。それは怪異か、奇跡か――。 思わずその場に縮こまり、蹲る耳に触れる声は。]
でられない。 私たち、だけ。
………ころした、のは。
[茫然と呟いて、膝をついて。 甘い花の香だけは、変わらず、立ち籠めて――、 その甘さに。声色のはかなさに。乗せられたように、自然と駆け出していた。
されど下駄の緒の絡まったままの足では、上手くは走れない。 幾度も転べば、大した距離も進めない。 既に事態に気付いた者たち、そのざわめきが聞こえてくる方。 それに気づいて私は、漸くその場所に辿り着くこととなる。**]
―→大広間へ―
(73) 2013/01/03(Thu) 13時頃
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/* 慶ちゃんが首無しだったら、狐を喰らう狼になってやれ、なんてネタ使えるかと思っていたら 本当に赤持ちだった件について。
(ばんばんばんばんばん
(-42) 2013/01/03(Thu) 13時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 13時頃
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/* メモ:今日の襲撃デフォは沙耶ちゃん
これはひどい
(-47) 2013/01/03(Thu) 13時頃
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―大広間へ―
[痛む足を運び辿り着いた大きな扉。 白雪の覆いの上に宴席の用意。床一面に種々の舶来の品。 そして部屋の内に、扉近くに、多少なりとも顔を合わせた人々。 実は未だこの目で見ていない招待客は一人居たのだが、私が此処まで辿り着いた時、かれは未だ、居なかった。>>105
花の香に濃く混じる匂いが鼻を刺しても。 私はただ何も言わず、静かに部屋に一歩踏み入り、長机の奥を見た。 冷静というよりは、茫然と言うべき心地だった。]
――――…お前、
[確かに其処にあったのは黒いわらべの、 その背に、赤黒い模様――血色載った透明の傘。]
(114) 2013/01/03(Thu) 18時半頃
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[雷門の制止>>49など聞いて居なかった私は、さらに踏み出し――弔い、の語が聞こえた時に、立ち止まった。 程無くか、年嵩の男の手が傘を握り、放り捨てる。未だ尚、私は茫然とそれを眺める。
しかし荒れた手が濃青の衣を持った時、まって、と言い掛け――結局何の声も出なかった。 一度広間を抜け出した小鈴>>98のようには、はっきりと、伝えられなかった。
抱くのは、その言葉>>75から確かに湧いた不穏と――、 紅を隠す濃青に、暫く目は留まっていた。]
(115) 2013/01/03(Thu) 18時半頃
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[丁度、鏡を覗き込もうとするように。]
(-77) 2013/01/03(Thu) 18時半頃
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[戻ってきた小鈴が覆いの中に何か手を入れている>>102時だって、私はただ見詰めるだけで――、 ひとりの男の声>>108で、意識は引き戻された。]
は。 ……はい。
[頷きもせずに呟いた了承は頼りない響き。 此処で漸く目は濃青から離れ、周囲へと。 一度すれ違った赤い衣の人、その近くにいる、沙耶の姿を見た時、また目は其処で留まり――、]
(117) 2013/01/03(Thu) 19時頃
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亀吉は、一度、小さく息を吐く。**
2013/01/03(Thu) 19時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2013/01/03(Thu) 22時頃
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[弔いの一団が、覆い掛けられたわらべを運び出す頃。 私はその場でただ立ち止まったままだったが、]
――――、
[>>129その時の声は、聞こえていた。 何も答えぬその人が見返してきた眼差しの、その裏にある心も見通すことはできないまま。 今は赤い衣の主の――あの男に手を引かれていた人の――傍らにある鈴蘭の君。 そのふたり>>130>>135の方に一歩だけ、歩み寄って。 ――直ぐに顔を背けて、離れた。]
(139) 2013/01/03(Thu) 23時半頃
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私は、必要ではない。
(-108) 2013/01/03(Thu) 23時半頃
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[くちびるだけで、小さく何かを紡ぎながら。 「複数人で」、との提案に是を返していたことも忘れて。 私はただひとりで、大広間から抜け出そうとして――、]
っ、
[また、立ち止まった――立ち竦んだ。 これは本気で叩かれるぞ、と。その時の沙耶>>145の声色からは怖れざるを得なかった。]
おね ………木原様。
ごめん、なさい。 私も、もっと確りせねば、なりませぬ――。
2013/01/04(Fri) 00時頃
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[くちびるだけで、小さく何かを紡ぎながら。 「複数人で」、との提案に是を返していたことも忘れて。 私はただひとりで、大広間から抜け出そうとして――、]
っ、
[また、立ち止まった――立ち竦んだ。 これは本気で叩かれるぞ、と。 その時の沙耶>>145の声色からは思わざるを得なかった。]
おね ………木原様。
ごめん、なさい。 私も、もっと確りせねば、なりませぬ――。
(150) 2013/01/04(Fri) 00時頃
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[沙耶の傍らの人>>156からも向けられる眼差し。 つい目を逸らしたのは、それを私そのものへの奇異と取ったからというより――。 交互に向けられるそれを、私たち二人、への眼差しと感じたからだった。
だから、そのかんばせに病の色が見えまいか、と。 遠慮の無い心配の言葉を紡ぎだすこともこの時は無かった。]
――あなたこそ、
[言い掛けた言葉は、酷く意味の無い――筈のもの。 だからその続きは、声にはならず、くちびるで紡がれただけだった。]
(169) 2013/01/04(Fri) 01時頃
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あなたこそ、この方の何だと。
[何故自分でも、こんな馬鹿げたことを敢えて口にしたのか。 ただ人として気遣い傍に居ようとする心、というだけ、だと捉えることだって出来た筈なのに。]
(-126) 2013/01/04(Fri) 01時頃
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[叩かれる、と思いつつも。 いまいちしゃきっとしない面持ち。 沙耶>>161から別の可能性を提示された時も、私はやはりそうだった。]
然様、です。 在らぬ刻であろうとも在り得る今の現状、 何が起こっても可笑しくは―――、
[時を12分する方式の知識があったから、13、の示す意味は自分なりに察せられた。だから沙耶に頷き掛けて、
――その瞳に、硝子の青は暫し惹きつけられる。 ややあって、絞り出すように、掠れた声。]
(171) 2013/01/04(Fri) 01時頃
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ごめん、なさい。
あなたの言葉に、支えられるのが。 あなたのことを、信じてしまうのが。
それが、 こわい 、のです。 ――お沙耶、様。
[疑いたくなかった、という沙耶の心中を察することも無く。 私は、ただ声を震わせて、心の内を吐く。]
(-131) 2013/01/04(Fri) 01時頃
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[――何故。私は。こんなことを、言ってしまったのだろう。
ふっと目を逸らす。近くには小鈴の声も聞こえる。 あの時何処か虚ろだった猫の目>>111も見えていた筈で、思い出されれば、ふっと気に掛かって――、 けれど結局、彼女の許にも向かうことが、出来る心持では、無くて。]
ごめん、なさい。
[今度こそ本当に、私は彼女たちから離れていた。 閉ざされた大広間の扉を後に、一歩、一歩。 下駄の足を時に縺れさせながら、廊下の奥へ――]
(179) 2013/01/04(Fri) 01時半頃
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亀吉は、相変わらず朧の提案のことを忘れている。
2013/01/04(Fri) 01時半頃
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―1F廊下―
[背後、不意に届く世渡介の声>>184。 私は振り返らぬまま立ち止まり――下駄で躓き、よろけた。]
菱川、様。
ごめん、なさい。 今は、ひとりに――休みに、行きます。
[さっき「複数人で」と告げられたこと忘れたか、と突っ込まれても致し方無い返答だったが、この時私は其処まで考えていなかった。 小鈴>>189の言葉だって聞こえていたのに、それにも振り返らずに。 縺れる足は、勝手場へは行かず、広い大きな階段の方へと。]
(195) 2013/01/04(Fri) 02時頃
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―大階段→2F客間―
[去り際、沙耶が私に残した言葉。 その時私は、ただただ何も言えぬままだった。 一人で去った先の道、思い出されたその言に。 私は俯き、胸を抑えていた。
ふと見上げれば其処には続く段と、未だ遡り続ける時の針。誰も居ない、踊り場。]
ひとりっきり、か。
[其処で漸く、件の進言>>108を思い出す。けれど今更、別れた人の許に戻れはしない。 客間が在るという二階。ただ静かに、そちらへと歩を進める。
躓き、膝を突き、手を突き――からんと下駄が階下に転がる。 けれどそれを拾いに行く気力も無く、裸足のまま、上がっていく。 ――結果的には、このお蔭でより歩きやすくはなっていた。**]
(202) 2013/01/04(Fri) 02時半頃
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[確かに聞こえた、世渡介>>201の見送りの言葉。 そこに感じられた気遣いを嘘だと思わなかったからこそ、 寧ろ、微かに辛くさえあって――。
私は振り返らないまま、けれどただ小さく、頷いていた。]
(207) 2013/01/04(Fri) 02時半頃
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[段を上りながら、また一つ思い出されていた>>197。 西洋の品で、溢れた場所では、と。沙耶が答えていたこと。 その時はただ、一つ頷いていただけだったのだけれど――、]
――――、
[「溢れた」ものの記憶に、ふっと背筋に何かが走る。]
(210) 2013/01/04(Fri) 02時半頃
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[閉ざされた屋敷のうちに、飾られるは異邦の風景、囲むは数多の宝物。 其処でたった一人で座して、静かに暗い血を流す。 珍しいいろに灯る瞳の、その光は死して失せて。 ――其処で私は、何を見た?]
………あ、
[気が付いた時、すぐ目の前の――芙蓉から声を掛けられていた>>206 ぱちりと瞬く。見回せば確かに、幾つもの扉が見える。 ――そう、一度休むために、客間を借りに行っていたところ。]
……はい、芙蓉様。
(212) 2013/01/04(Fri) 02時半頃
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