6 【突発RP】バレンタインの敗者たち【R18】
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、囁き狂人が2人、人狼が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2021/02/22(Mon) 21時頃
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二月はやっぱり短いね。
[三月にちなんだお話を用意しながら笑った。]*
(1) 2021/02/22(Mon) 21時頃
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まあ、それはしょうがないです。僕も、自分ではいい線いってるつもりに勝手に考えてたのが悪かったんですけど。
告白もせずに終わるのはなんか…ずっと微妙な感じですね。
[とまで言って、瑠璃さんには真弓を好きな事とか話した覚えがなかった事に気がついて、恥ずかしくなった]
あ…すみません、僕の事ばかり言ってもなんですね。 瑠璃さんのこれ!すごい美味しいです。モテるでしょう?
[何気なくそんなことを言って、他にもあると聞くと目が輝く]
あ、はい!よければいただきます!
[紙袋に手を伸ばして中を覗きこんで]
これは?
[明らかに他と目立ち具合が違うオランジェショコラに目が止まった*]
(2) 2021/02/22(Mon) 21時頃
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─ 回想・2/14 ─
……、そっか。
[彼の言葉を聞いて。 自分ではいい線いってた>>2とは何のことだと思ってしまったけれども、嗚呼、と思い至る。 告白もできずに終わってしまった思い。 それは私も同じだ。 だからあまり言葉を返さず、それでも理解を示していた。]
ふふ、ありがと。でもモテないよ? 人見知りだし、明るくはないから。 男子は明るくて元気な子の方が好きじゃないかな。
[それは、自分の周りの男子たちがそうだった。 自分はどちらかといえばおばさまたちにウケが良い。逆に同年代からは、地味の一言で印象を薄くしてきた気がする。 だからそんなことを言われると恥ずかしくて頬を染めた。けれど。]
(3) 2021/02/22(Mon) 21時半頃
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あ、
[そうだ、出し忘れていた。 アレを入れたままだったことを思い出して小さく声を漏らす。
唇を開き、何かを言いかけて、噤んで。]
……食べちゃって良いよ、それも。
神田さん、もう渡せないから。
[眉尻を下げて笑った。 義理なら渡せたのに、義理じゃないから渡せない。
此方も、告白できずに終わった恋だ。]*
(4) 2021/02/22(Mon) 21時半頃
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ー回想ー
[お互い言葉少なになってしまい、少し気まずさが生まれるのを感じる。他に誰もいない室内で二人で話すのはあまりない経験だった]
そうなんですか?なんか意外。 瑠璃さん、僕の前だと面倒見のいい先輩って感じで頼もしく思ってました。相談にも乗ってくれるし。
[確かに同性受けの方がいいんだろうな、と感じるところはあったけれど。 包みの中のオランジェショコラがどういうものなのか、瑠璃さんの反応でようやくわかった]
あ…すみません。なんか…そうだったんですか。
[互いに告白できなくて終わった同士だと知って、声をかけられず沈黙を迎える。 何か言わなければと思い、焦りがあった]
えっと…じゃあ、いただきます。 でも残念でしたね。恋人がいない人だったら、瑠璃さんなら、きっとうまく言ったと思うんだけどなあ…って。
…すみません。
(5) 2021/02/22(Mon) 22時頃
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[余計な事を言ったかな、と思い包みを手に、うつむいて、ややあって顔をあげた]
次の会の時はちょうど受験だから顔出せないんですけど、 その次は…2月下旬だったらサークルにもまた顔出せるかな。
結果発表は3月上旬だからまだですけど、受験の報告はできるかも。 瑠璃さん、来ます?
[そんな事をふと尋ねた*]
(6) 2021/02/22(Mon) 22時半頃
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─ 回想・2/14 ─
……ありがとうね。
[精一杯の彼のフォローに小さく告げる。 恋人がいない相手だったら。 けれど結果は、恋人から婚約者になる相手がいる人で、勿論のこと失恋だった。 それがとても寂しく感じてしまう。 何も知らなかったんだなあと。彼のことを。あんなに好きだったのに。]
もちろん。 サークルは、辞めないよ? そうだね、受験頑張った海藤くんにご褒美でもあげようかな!
それとも合格したらにしようかな。何か考えといて?
[その想いを切り替えるように戯けて笑う。 もう終わった思いに見切りをつけなければならない。だから、そっと、彼に耳打ちする。]
(7) 2021/02/22(Mon) 22時半頃
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瑠璃お姉さんが、 何かお願い事一つ、叶えてあげる
(-0) 2021/02/22(Mon) 22時半頃
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だからラストスパート、頑張ってね!
[それじゃ、と彼に向けて手を振った。 今度会うときは受験の後か。 それで頑張ったご褒美ひとつ。 その後で合格してたら、一つ。
それくらい叶えてあげようと無理やりお姉さん風を吹かせて、私はまたねとその場を立ち去っていった。]*
(8) 2021/02/22(Mon) 22時半頃
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よかった。僕もやめはしないと思います。 受ける大学、家から通えるくらいの場所だから。 せっかく始めて、朗読も楽しめるくらいになってきたところですし。
[瑠璃さんとは違う大学だけれど、そんなに離れてはいなかったはず。 4月から新しい生活を始めるために今はラストスパートと気合いを入れ、立ち去ろうとしたところで]
えっ?
[ご褒美という言葉に耳を止めた。受験が終わったら。 合格していたら。 何がいいだろう、と意識がそちらに向いたところで]
(9) 2021/02/22(Mon) 23時半頃
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瑠璃さんが、何か一つ。
[なんでも?
と少し冗談めかして聞き返さなかったのは、耳打ちされた言葉の調子にどきりとしたせいだったろうか。]
(-1) 2021/02/22(Mon) 23時半頃
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えっとあ、はい。考えときます。 じゃない、…頑張ります。
[なんとなくどぎまぎとしつつ、手を振り立ち去る瑠璃さんを見送り、自分も家に帰っていった*]
(10) 2021/02/22(Mon) 23時半頃
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ー2月下旬ー
[実家から通えるくらいの距離だから、他の同級生のようにホテルに前泊したりはしていない。 それでも、前の日の番は実家のベッドとはいえ、なかなか寝付けなかった。
あの日から瑠璃さんには会っていないし、サークルにも顔は出していない。 しばらくはずっと家で受験勉強のラストスパート。 得意な英語はほどほどに、苦手な数学は基本をもう一度。 しっかりと確認して、本番に挑んだ。
結果が出るのは3月上旬、卒業式の次の日。 手応えはまあまあだったと思う。]
…こんにちは。お久しぶりです。
[受験の終わった数日後、久しぶりに朗読サークルにまた顔を出したのだった*]
(11) 2021/02/22(Mon) 23時半頃
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そ。 受験頑張ったご褒美に一つ。 合格してたらもう一つ。
だからがんばってね?
[くすくす、笑いながら。 少しこれで元気出たかな。 私なりの、しょっぱくて寂しいチョコを1人で食べなくて済んだ、そのお礼でもあった。]*
(-2) 2021/02/23(Tue) 07時頃
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─ 2月下旬のサークルの日 ─
[大学二年から三年に移り変わる、その直前。 受験も就活もまだだから此方はのんびりと過ごしていた。 大学生活も、サークルも。 講義に出て、アルバイトをして、図書館で本を選んで、発声練習をして、そんな日々。
サークルでは神田の結婚式の出し物や、お祝い品の話題がちらほらと出ていた。 結婚式や披露宴ではなくても、二次会に参加したり此方独自で何かお祝いとの声もあった。 だがそのどれも乗り気ではなくて曖昧に笑って過ごしてしまう。 そんな風に賑やかになってきた頃。
『瑠璃ちゃん、神田さんと仲良かったのに』 『もしかして惚れてた?』
そんな風に振られる話題を受け流すのに疲れていた頃だった。]
(12) 2021/02/23(Tue) 08時頃
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あ、海藤くんお久しぶり。
[現れた海藤にほんの少しだけ安堵した顔を見せた。>>11 本当だ久しぶり、受験どうだった? そんな話題に皆が流れて、話題の輪から少し離れる。 そうこうしているうちに発声練習や読み合わせが始まり、普段のサークル活動となった。 さまざまなボランティアへの協力の相談もある。 さまざまなイベントでの幼児保育の補佐と、視覚障害者への補佐がメイン。 私は大抵、子供と接するものに参加することが多かった。
そんな集まりも終わった頃。]
海藤くん、お疲れ様。
[改めて、私は彼に声をかける。]*
(13) 2021/02/23(Tue) 08時頃
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ご褒美、きまった?
[なんて、少し悪戯っぽく問いかけながら。]*
(-3) 2021/02/23(Tue) 08時頃
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/* うん。 今思いついたけど、瑠璃は非処女ですね。
(-4) 2021/02/23(Tue) 11時頃
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あ、皆さん!お久しぶりです。
[しばらくというほど離れてはいないものの、久々に感じる市民会館の一室、かたりべの活動場所。 いつも通りのメンバーは、今となってはほぼ全員自分より年上。 長く空けたら顔を出しづらくなるかもと思いつつ顔を出せば、聞こえる声に笑みを向けた。]
受験はなんとか。卒業式頃には結果、出ると思います。手応えは…まあまあだとは思いますけど。
[取り囲まれての質問にしばらく答えるターンが続き、変わらないいつもの活動が始まる。 自分が参加するのは主に発声練習や基礎的な部分。ボランティアには頼まれれば行くくらい。 真弓がいた頃は、彼女が参加する活動にはなるべく参加するようにしていた。今思えば、下心も随分見透かされていたかもな、と思う。
なんやかやで活動も終わった頃]
あ、瑠璃さん。お疲れ様でした。
[彼女と話す時間をようやく迎えた*]
(14) 2021/02/23(Tue) 11時半頃
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ご褒美ですか。受験終わったら一回、でしたよね。
色々考えたけど…
1日、どこか付き合ってもらえませんか? ほら、バレンタインのお返しもあるし。 自分ではどういうものがいいかわからないのもあって。
直接選んでもらった方がいいかな…みたいな、そういう事です。
[そんな提案を瑠璃さんに伝えた*]
(-5) 2021/02/23(Tue) 11時半頃
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[囁きに返されたことばに私は目を軽く丸くした。そして唇を尖らせる。]
デートなら良いけど、お返しは自分で選びたくないなあ。 まあ、義理なんだから手を抜かせて、って言うんなら仕方がないけど。
[1日、どこかに。 それ自体がお返しになりそうな気もする。 寂しい私の寂しい時間を埋めてくれる時間。 そんなことは口にしないけれど。]
いつにする? デート。 それにどこに行こっか。 私はいつでも、どこでも。
[君には何かリクエストはある? なんて、余裕があるお姉さんのふり。]*
(15) 2021/02/23(Tue) 11時半頃
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─ 回想・神田さん ─
[気付いたこと。 私は、神田さんの"遊び相手"だったんだ。]
(16) 2021/02/23(Tue) 12時頃
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[何かのボランティアの帰り道だった。 いろいろお世話になったから、何かお礼と言われて私はデートして欲しいとお願いした。 だって、神田さんに恋人か、婚約者がいるとか、想像してなかったし聞いてもいなかったから。 神田さんは驚いた顔をしてたけど受け入れてくれて、私たちはデートした。 その時にキスもした。 デートではない時に車で送ってもらって、……その時には、キス以上のことも、した。
だから想像つかないじゃない。 他に付き合ってる人がいるとか、婚約間近の人がいるとか、なのになんで自分に、とか。
けれど納得もした。 かわいい、と言ってくれても、……好きとは言ってくれなかったもの。 回数も片手で足りるだけだったし。 だから、気持ちを確約させたくて。 させたかったのに、……もうその出来事が私の中で、遠い。]*
(17) 2021/02/23(Tue) 12時頃
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