3 ディアス家の人々
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、狼血族が4人、人狼が1人いるようだ。
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……あの、わたし。この騒ぎが落ち着いたら此処を出たいんです。 幼馴染から手紙が来たの。お金を貯めたから、遠くで一緒に暮らそうって。
(0) 2021/01/08(Fri) 23時頃
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― 回想 ―
[彼が、心から歓迎する、という空気でないのは承知している。 彼にとってはわからないことだらけだろう。 あの夜の出来事も、そのあとの成り行きも、 私の正体も。
それでも鷹揚に構えてみせるのは、彼の中に流れる貴族の血がそれを求めるからだろう。 気高き花よ。 今ここで、手折ってしまいたい。]
(-0) 2021/01/09(Sat) 00時頃
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おやすみなさいませ、我が主。
[彼を寝具の間に入れたあと、就寝の挨拶をする。 わがあるじ、と密やかな声音で告げ、扉を閉めた。 ただし、自分は外に出ぬまま。
ひとつ。ふたつ。 彼の呼気を十まで数えたのちに、人の姿を脱ぎ捨てた。]
(-1) 2021/01/09(Sat) 00時頃
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ここからは、私の時間だよ。
[声は変わっていない。 だが、口調一つで夜の香気を帯びる。
流れる霧のように彼の上へ覆い被さり、顔を近づける。]
もう耐えられない。 おまえを、私のものにしよう。
[たおやかに、領有を宣言した。*]
(-2) 2021/01/09(Sat) 00時頃
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今日の予定はなんだったかな。
[家長の問いに、執事が恭しく答える。 来客の予定と、領地の小作人から陳情が来ていることと、仕立屋が生地のサンプルを持ってくるということ。]
フランシスが来るならば、午前の仕事は早めに片付けてしまおう。
[読み終えた新聞を執事に渡し、コーヒーを飲み干して立ち上がるのだった。*]
(1) 2021/01/09(Sat) 00時頃
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シャツは氷に透かした空色に細いストライプ、 スーツは夜更け前の空色に染めたツイード地のシャドウストライプです。
[問いにもよどみなく答え、新聞もとの要望に了承を返す。 部屋を出てしばらくの後、今度はカートの音と共に戻ってきた。 涼やかな食器の音をさせて、机に朝食を並べる。]
本日の朝食は、マフィンに山羊のチーズとベーコン、ポーチドエッグを乗せております。 ナプキンを挟んでもよろしいですか?
[主からの許可を受ければ、彼の襟元にナプキンを挟み、広げる。 ナイフとフォークを使わないものなら、主も一人で食べることができるだろう。 けれどもそうしなかったのは、この手で食べさせる時間も貴重に思うが為。*]
(2) 2021/01/09(Sat) 00時半頃
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まあ、ありがとう。 わたくし、先生のお声もすてきだと思うわ。 もっとロマンティックなことを言ってくだされば、もっとすてきですのに。
あら、おとぎ話なんかじゃないですわよ。 失礼しちゃうわ。 だって、おとぎ話はうんと小さな子がするものでしょう?
[先生が喋っている間だって、小さな姫は口を閉じたりしなかった。 話を遮るようなことはしないけれども、ほんの少しの隙にどんどん言葉を差し挟んでいく。]
先生は、おしゃべりな女の人はお嫌いなの? わたくしの質問で気を悪くされたのならごめんなさい。 …でも、わたくし、先生のことをもっと知りたくて。 だって仲良くなるのは、お互いのことを知らないとだめでしょう?
(3) 2021/01/09(Sat) 01時半頃
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[反省の一瞬は口をつぐむ。ただし、一瞬だった。 小鳥が囀るように、すぐにまたとめどなくしゃべり続ける。]
仮面舞踏会は、レディや紳士が身分を隠して出会うところでしょう? すてきなとのがたにお会いして、手と手が触れあったときから恋が始まるの。 ふたりは一緒に踊って、愛し合って、 お月さまの下できっと結ばれるのよ。 きっと忘れられない夜になるわ。
[そこまで言った時に、挙手や許可の話をされて、目を丸くした。]
まあ。手を上げておはなしするの? それって学校みたいね。
(4) 2021/01/09(Sat) 01時半頃
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お兄様が言っていらしたわ。 学校ではたくさんのひとが集まって、みんなでお勉強するのでしょう? それってどんな感じなのかしら。 みんなでいっぺんにおしゃべりしたら、誰の話かもわからないわ。 だから手を上げておはなしするのかしら。
[そこまで言ってから、はっとする。]
わたくしだって、お兄様みたいにできますわ。 ちゃんと、手を上げておはなしできますもの。
[主張したあと、きちんと膝に手を揃えて、黙った。**]
(5) 2021/01/09(Sat) 01時半頃
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[ アリステアが朝食のワゴンを携えて戻ってくるまでの間、彼がセレクトした今日の服について思い巡らせる。
随分と詩的な色の描写をしたものだ。 実務的でありながら、どこか耽美な趣味人の風情を感じさせる彼らしくもある。
さて、この服装にしっくりくる壁紙はどの部屋だったか。 そんな想像も、色彩感覚を忘れてしまわないための訓練だ。]
(6) 2021/01/09(Sat) 08時頃
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── はじめよう。
[ 食事の内容について注文をつけるのは食事の後にすることにして、ナプキンを用意する従者に許可を与える。 今のところは給仕に専念してもらおう。
使用人を指導するにも、時宜というものがある。 そういう教育を受けてきた。*]
(7) 2021/01/09(Sat) 08時頃
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― 回想 ―
[ 新しい従者に屋敷の中を案内した執事は、彼を評してこう言った。 「臆するところがない」と。
年代物の調度や高価な美術品も、壊すことを怖れるのでなく、愛でるように触れる様は、そういった品々に囲まれた生活に慣れ親しんでいるようで、むしろ、所有者の側に立つ人間に見えたらしい。
妹なら、流謫の王子様とかいう妄想に目を輝かせるかもしれなかった。
ウィリアムとしては、従者から、弱者だと見下されなければそれでいいという考えでいる。]
(-3) 2021/01/09(Sat) 09時頃
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[ その晩、ベッドに入って休むまでは、別段の問題も起きなかった。
退出を告げるアリステアの声はベルベットの肌触り。 「我が主」という呼びかけは、どこか古風で訴えかけるような感覚だったが、勤務態度の瑕疵というほどのものでもない。
眠りに落ちるまでの間のとりとめない思索は、不意に加えられた重量で断ち切られる。 囁かれたのは、それこそ暴君のような独善の音色だった。]
──ッ!
[ とっさに腕で払うのではなく、膝を立てて相手の重心を崩そうとしたのは軍での鍛錬の成果だ。*]
(-4) 2021/01/09(Sat) 09時頃
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[ たまに黙ったり、見つめたりしてくるから、かえって話を終わらせるきっかけが難しい。 女のおしゃべりが苦手かといえば、もちろんそうだ。 それでも、聞き流すことなくポーチュラカの意見を理解しようと努めるのは、賃金のためではない。 いうなればセイルズの気質だ。]
仮面舞踏会の目的は、恋愛ではありません。
[ 反論もまた、雇主の子供に媚びるものではなかった。]
心配せずとも、あなたの父上が、しかるべき相手との結婚を決めてくださいます。
(8) 2021/01/09(Sat) 09時半頃
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レディにとって恋愛とは、文学や芸術の中でのみ許され、賛美されるものです。
恋愛についての美しい詩を暗記なさい。 教養こそ、仮面舞踏会の場でも、一切の価値を損なうことなくあなたを輝かせる。
[ またひとしきりしゃべってから両手を膝におくポーチュラカにうなずいてみせた。]
大変よろしい。 後で、父上に褒めてもらいましょう。
(9) 2021/01/09(Sat) 09時半頃
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ふっ ……
[組み伏せられた彼は、取り乱しはしなかった。 素早い反応は鍛えられた証。 体を崩されるのに逆らわず、横に転がる動きで夜具を剥ぐ。]
――― おいで。
[ベッドから降りて床に膝をつき、指を伸ばした。 彼の首に見えざる腕が絡みつき、引き寄せる。 服従の姿勢を取らせるように、下向きに力を加えた。*]
(-5) 2021/01/09(Sat) 09時半頃
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[ 反撃は成功したと見え、体の上の重量が取り除かれる。 一緒に寝具もなくなったが、かえって動きやすくなったくらいだ。
反対側に体を回転させて距離を取る。]
誰か…、
[ 救援の声を上げようとしたウィリアムの首元に何か巻きつく。 滑らかで弾力のあるそれは、触れた瞬間、蛇かと思った。]
(-6) 2021/01/09(Sat) 11時頃
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[ おそらくはゴムロープの類だろうが、不可解な動きをする。 真下へ引き込むような力が、首枷と弾き綱めいてウィリアムを従わせようとした。]
…くッ
[ 引きずられて左肩をマットレス面につけながら、右手でロープの先を握って制御しようと試みる。 戦場ならばともかく、自室で襲撃を受けるのは想定外過ぎたが、それでもむざむざとやられるわけにはいかない。*]
(-7) 2021/01/09(Sat) 11時頃
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[人を呼ぼうとした彼の声が途切れ、伏せの姿勢で肩を付く。 伸ばした右手は、寝具以外に触れないだろう。 彼を捕らえたのは、純粋なる力だ。]
とてもいい姿勢だ。 私にのしかかられるのを待つような。
[人外の動きで、風のひとつも起こさずに彼の背後へ回り込む。 彼の目が開いていたとしても捉えられなかっただろう。 襟に手を掛け、ナイトローブを肩から落とし、簡易の手枷に変えて両腕を後ろに引き上げる。 もっとも余裕のある作りだから、すぐに腕は抜けてしまうだろうけれど。*]
(-8) 2021/01/09(Sat) 11時半頃
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それでは。
[はじめよう、と宣言する声は凜として耳に心地よい。 ナイフとフォークを手に取り、マフィンを食べやすいように切り分ける。]
どうぞ。
[黄身のソースをたっぷり絡めた一切れを主の口元に運んだ。 仄かに立つ湯気には甘い小麦と香ばしく焼いたベーコンの香りがたっぷりと含まれている。 食欲をそそる香りは、黄身を纏うことでまろやかさも獲得いていた。*]
(10) 2021/01/09(Sat) 12時頃
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[直接食物を運ぶ行為は楽しいものだ。 例えるならば、雛鳥に餌付けしているような心地か。
首を伸ばす彼を見ながら思う。 後ろ手に縛って食べさせても、きっと可愛い。
機会があれば、いつか、してみたい。*]
(-9) 2021/01/09(Sat) 12時頃
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[ どうぞと示す声と共に美味しそうな匂いが近く。 首を伸ばすことはせず、口を軽く開けて朝食の1ピースが置かれるのを待った。
こうして甲斐甲斐しく世話をされることにも慣れなくてはならないのだろう。 アリステアはあらゆることを卒なくこなす──はずだ。
そう認めようとすると、どこか軋むような気持ちになるのだけれど。*]
(11) 2021/01/09(Sat) 13時頃
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― 回想 ―
[ 伸ばした手は空を切る。 では、今、この首を戒めて床に引き倒しているのは何だ。
困惑の最中に差し挟まれた囁きが、逆説的に現実を呼び戻す。 認めたくない状況ではあったが。]
やめろ。
[ 暴力的な行動も不埒な妄想も、ただちに止めるよう命じる。 大人しく止めてくれたところで、許す気になれないのは当然として。]
(-10) 2021/01/09(Sat) 13時頃
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[ 声以外の気配を感じさせぬままの相手に、ナイトローブごと両腕を後ろに括り上げられる。 示唆どおりならば、次はのしかかってくるつもりだろう。
それを躱す意図で、ナイトローブから腕を引き抜く。 蛹から蝶が羽化する要領だが、それほど悠長にしている余裕はない。
威嚇の蹴りを入れながら、ベッドの枕元にある呼び鈴の紐に手を伸ばした。 見えてはいないが、おおよその位置はわかる。*]
(-11) 2021/01/09(Sat) 13時頃
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― 回想 ―
[やめろと命じる声は貴顕の強さを宿す。 夜の森で、魔を追おうとしたあのときと同じ。 彼は、覚えていないだろうけれど。
無論、命じられてやめる気はない。 夜の内は、私がおまえを支配するのだから。]
(-12) 2021/01/09(Sat) 14時頃
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[ナイトローブの間から彼が生まれ落ちるように零れる。 素早く手を伸ばして帯を解き、衣服を奪った。 ベッドの外にローブを投げ捨てる間に、彼が呼び鈴へ手を伸ばす。
部屋から音が漏れないよう、見えない壁を張り巡らせてある。 けれども、直接使用人部屋に繋がっている呼び鈴は、どうだろう。 次からは、屋敷中の人間を眠らせてからにしようか。 考えを巡らせながら、手を伸ばした。
蹴り上げる足を掴んで引き寄せる。 同時に首に絡めた不可視の腕を後ろへ引いた。 彼の顔がのけぞるほど強く。]
(-13) 2021/01/09(Sat) 14時頃
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抗うおまえは美しい。 私の心をそそってやまないよ。
[ナイトローブから引き抜いた帯を、彼の足首に結び、もう一方の足も捕らえて縛り上げた。 余った端を踏みつけて、それ以上の動きを封じる。 ベッドの端で足を外に垂らし、上半身を伏せたような姿勢になった彼の背に、体を重ねた。]
おまえの初めてを、いただこうか。
[首筋に息が掛かるほどの距離で、囁く。*]
(-14) 2021/01/09(Sat) 14時頃
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