人狼議事


29 constellation

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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。


噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。

非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。


現在の生存者は、地球、ヒイラギ、ケイイチ、ルリ、ヤマトの5名


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/11/16(Thu) 23時頃


【秘】 校庭番長 ヤマト → 珊瑚宮連邦 ルリ

[入り口で出入りする先端は亀の頭が孔に出たり入ったりするかのようでじっと眺めているとこれはこれで奥ゆかしいものを感じてしまう。
珊瑚の驚きの声と共にいぢめて♡を実践していくと浅いところばかりでは嫌だと訴えられる]


  うん、そう。
  いぢめてってお願いされたからね。


[お願いされたのだから仕方ないねと微笑みを見せてからお尻を高く上げたりしてたゆんと揺れる胸に唇を添える。
揺れる尖りを口に含み舌先で硬い頂を擽りながら焦らしながらも快楽の頂きへと導いていってしまう]

(-0) 2023/11/17(Fri) 00時半頃

【秘】 校庭番長 ヤマト → 珊瑚宮連邦 ルリ

  奥まできてほしそうにしてるの、わかるよ。
  おつゆもどんどん溢れてきてるし、
  今の珊瑚はとってもえっちに見えるね。


[えっちにしているのは大和自身ではあるけれど身体は素直に心地好くなっていってくれているようで、いぢめている方としても小気味よい。
甘い声色で誘われる。
珊瑚の手はお尻を抱えるような位置になってしまったけれど花弁は既に開花しており、何より怒張自体が閉じることに否という]

(-1) 2023/11/17(Fri) 00時半頃

【秘】 校庭番長 ヤマト → 珊瑚宮連邦 ルリ

  ほら、ずぷ、ずぷしてるとすごく気持ちよさそう。
  このまま果てちゃう?


[そう尋ねて碧い瞳を見つめて――視線が重なると反応する前に、大和は先端だけしか埋まっていなかった怒張を一息に奥まで押し込んだ。
昨夜の初めてからまだ経験の浅い隘路だが入り口を散々に責めたてていたために中は既に出来上がっており、蜜にも溢れていて抵抗らしい抵抗もなく奥底に届き、コツンと先端がノックする。

 このまま、と現状維持を示しながら欲しがっていた奥への快楽を不意に届けてしまうと大和は秘芽から指を離して珊瑚の腰を両手で捉えた。
そのまま今度は深い場所で竿を動かしていき先端を胎の奥底へと叩きつけていけば覚えていた快楽は奥に届くだろうか**]

(-2) 2023/11/17(Fri) 00時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――数年後の僕らは――

[珊瑚と命は命が18歳の誕生日を迎えると入籍した。
高校にまだ通ってはいたが嫌っていた大和の性は捨てて瑠璃川 命となり新しい人生を歩み始めた。

 同棲する中でいろいろと喧嘩してしまうこともあったかもしれないが概ね穏やかかつ日々の営みも盛っていただろう。
一番消費の多いものがゴムであるとか若い二人にはあるあるな話で寝る時も一緒であるしお風呂も一緒であるし、トイレだけは流石に別なのだが新婚生活かな、新婚生活だったみたいな暮らしをしていた。

 命は大学へと進学した。
望んでいた通り工学系の学校に入り街の再建の一助となりたいと思って勉学に励んでいた。
結婚も就職が決まってお給料を貰い始めてからと決めていた。
23歳くらいになるねと珊瑚と話しをして決めていたのだけれどそこに待ったが掛かったのは――珊瑚のお義父さんからだった。

 命にしては寝耳に水なことだったがその心境の変化は珊瑚がよく語ってくれるだろう。
果たして、予定とは異なり学生の間に結婚式をすることになりそうなのだが乾と柊木にはそのまま招待状を送っていいものか。
それともW挙式にするのかなどまだまだ決めていないことが多数ある**

(0) 2023/11/17(Fri) 00時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/11/17(Fri) 00時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─乾家での顛末─

[私はこの時、これ以上無い程に心が沈んでいた。唯一救いがあるとすれば、尿まで舐めるという彼の奇行>>146に気付かずに居られたという事くらいだろう。意識を失くした康生の目は、閉じられていたから。]

ん……俺は、ケイのだ。
ケイと、ずっと一緒…………傍に、居てくれ。

[倒れ込んで来た彼>>151を、両腕で抱き締め返す。二人は暫くそうして抱き合ってたが、落ち着くと彼は康生を風呂場へと運んだ>>152。この部屋へ来た時と同じ抱えられ方だ。だが先程と違い、康生の両腕は彼の首へと回されていたし、膝は僅かな痛みしか訴えなくなっていた。]

あっ……! ん、くすぐったいって。ケイ。

[打って変わって、彼は宝石でも扱うかの様に丁寧に身体を洗って来る。康生の身体は脳内麻薬に侵されたままだったから、無駄に快感を拾うし多幸感も強い。地獄の様な心境だったが、全てを出し尽くした彼は再度の無体を強いて来なかったから、まだマシだったのかも知れない。身体を清められると、最初に座ったソファーへと運ばれた。]

(1) 2023/11/17(Fri) 00時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


んな、すぐ死ねるか、わかんねーよ?
だから、寝れそうなら、ちゃんと……寝てくれ。
……傍に居てくれて、ケイも死んでくれるんだったら
それ以上の贅沢、言わねーから…さ。

[骨折からか感染症からか、熱が出ているのは確かだ。痛みは引いても寒気はする。康生は彼に肩を寄せ、身を預けた。バスタオル越しの体温に、腹立たしい程の落ち着きを覚える。]

心配……、……。
ケイの気持ち、嬉しい。ほんと、ありがとな。

…………でも、代わりのパイロット、探せなかったな。
俺のせいで、足りなくなんのに。
誰か、やって……守って、くれっかな?
ケイの生きた世界、家族や友達……続いてく、のかな?

[安心させるべく紡がれた彼の言葉に、康生はふと不安を滲ませた。バスタオルの中で、右手が胸元へと当てられる。康生は、世界の事を全て放り出せる程利己的には成り切れなかったのかも知れない。それでも、世界と彼を天秤に掛けた結果、彼の為に人生を使う事を選んだのは確かだった。]

(2) 2023/11/17(Fri) 00時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[穏やかな時間の終わりを告げるサイレン>>153が響いたのは、そんな時だ。通常であれば、近所からの通報だけで来るのは精々警察官が二名程度だろう。最初から、救急車まで出動していたのには、理由が在った。]

[瑠璃川珊瑚の死の一件もあり、加賀先生を含めた学校側が動いてくれていた為、パイロット候補達には一定以上の保護がされている。家の中まで上がり込む事は流石に無いが、突然暴漢に襲われたりしない為の警護は影ながら付けられていた。近隣からの通報を受けた家に居るのが、パイロット候補二人(正確には三人だが)だった為、万が一を考えて大掛かりな対策が取られたのだ。康生の身体上の問題も把握されているから、事態が判明する前に救急車が手配されているのも当然の流れだった。駆け付けた彼等にしたって、まさかこんな事態になっているとは想定してなかっただろう。]

(3) 2023/11/17(Fri) 00時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

ちが、違うって……!
これは、俺がケイに頼んだんだ!! だから……!

[脚を砕く様に頼んだという康生の言葉を、誰も信じなかった。説明の上手い下手に関係無く、そんな話を信じる方がどうかしている。友人を庇っているか、暴力を受けた事で錯乱しているか、そうでなければストックホルム症候群だと見做され、即座に鎮静剤が投与される。両脚が動かない康生は、逃げる事も出来なかった。]

信じてくれ、誰か…………ヶ、ィ……。

[閉ざされていく視界は、警官達に抑え込まれる彼の姿を映し続けていた。]

(4) 2023/11/17(Fri) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[音からの推測になるが、その後康生は救急搬送され、様々な検査を受けた。当然、彼に犯された事も露見した。パイロット候補である康生は、更に高度な医療を受けられる病院へと移される。明日香が駆け付けたのは、その後だった。]

[到着が遅れたのは当たり前だ。康生はあの日、仮住まいの部屋からコックピットへ転送されていた。事前にLINEで連絡を入れてはいた>>0:14が、その内容は『友達が凹んでそうだから、帰るの遅くなる』といった要点の抜け落ちた物だ。明日香は、康生が仮住まいの近くで友達と会っているとばかり思っていた。ワープして転居前の地に居るだなんて、予想出来る訳が無い。]

[結果として、痛々しい姿を目にした明日香は逆上寸前まで取り乱したし、康生は今まで秘密にしていた事を全て明かす羽目に陥った。私と二人で、パイロット候補になったという事も含めて。]

(5) 2023/11/17(Fri) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[康生の想いを知った明日香は、何とか乾恵一への憤りを吞み込んだ様だったが。母親にだけは絶対に知られたくないと考えていた康生にとっては、これもまた心を蝕む出来事だっただろう。被害者である康生の居場所は(特に乾恵一に対しては)徹底的に秘匿されたし、彼と連絡を取る為の手段は全て取り上げられた。両脚が砕けていたから、ベッドを出る事も出来なかった。]

……俺、特別したいことってないと思ってた。
でも、なくて正解だったのかもな。
いつだって、俺抜きで世界は動いてるんだからさ。

────なに願ったって、叶うわけないじゃん。

[白に囲まれ、胸に手を当てた康生は呟く。予断を許さぬ状況ではあったが、パイロット候補の命を守る為の治療は、今の所康生の願いを阻み続けていた。]

(6) 2023/11/17(Fri) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[だが、医療関係者や母親がどれだけ康生を守ろうと、人智を越える力の前ではどうしようもない。初戦の時と同じく、現れたハロに出撃の有無を訊かれた康生は、一も二も無く答えた。]

転送してくれ。 ……いいから。
してくれなきゃ俺、今ここで舌噛んで死んでやる。

[……こんな事を言う子じゃなかった。パイロット二人分の──否。そうでなくとも、命がどれだけ重いかなんて康生は嫌という程解っている筈だ。脅しにしたって、命を持ち出す様な子ではなかった。嫌な予感がする。]

[ハロは康生の希望を聞き入れ、私達はコックピットへと転送された。まともに動けはしないのが考慮されたのだろう、ベッドの上へ直接姿を現す。康生の姿は、酷いものだ。右脚は膝下を、左脚は完全にギブスで固められている。額の傷には包帯が巻かれていた。顔は日にち薬で腫れこそ引いていたが、赤黒い痣があちらこちらに残っている。こんな姿を見せれば、動揺した者も居たかも知れない。]

ケイ……?

[それでも康生は、彼と再会する道を選んだ。自分が居るのがコックピットのベッドだと気付くと、首を巡らせて彼の姿を探した。**]

(7) 2023/11/17(Fri) 01時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/17(Fri) 01時頃


【秘】 珊瑚宮連邦 ルリ → 校庭番長 ヤマト

「言った…言ったけどぉ…ん、んんんぅ…っ、
 あっあっ、だってぇ…♡」


くぷ♡くぽ♡と、入り口の浅いところを行き来する感覚はある。
だから奥が早く来てとせがんでいるのに来てもらえず、さっきからお腹が切なくなって仕方がない。
そんな所で胸の先端を口に含まれたからよりお腹の奥が熱くなるし、そこだって気持ち良いは気持ち良いから甘い声を上げて胸を押し付けるようにしてしまった。
腰は相変わらず揺れてしまうし、なのにまだ届かない。
それがお仕置きってわかってるけど、「あっ♡あっ♡」とまた高まってきておしっこしたいような感覚にも襲われていた。
ここはそう言うスイッチが近いのかな…?

(-3) 2023/11/17(Fri) 06時半頃

【秘】 珊瑚宮連邦 ルリ → 校庭番長 ヤマト

「んんっ♡みことくんっ、果てちゃう…っ♡
 このままだとほんとにっ♡
 ここだけで果てちゃ…んあああああっ!?」


胸も前側も、入り口近いとは言え中も全部刺激されてそこが全部気持ちの良い場所だから、私は焦らされつつも高まってしまってそんなことを口にしたのに。
不意に奥まで満たされる。ずりゅりゅりゅっ♡と、待ち侘びた全てを刺激されながら腰を叩きつけられると、内側に溜まっていた蜜が押し出されて辺りに飛び散った。ビクビクビクッと歓びに打ち震えながら私の視界がチカチカと明滅する。そのままゴツゴツと奥を叩かれれば、一気に果てた状態が継続してしまって。

(-4) 2023/11/17(Fri) 06時半頃

【秘】 珊瑚宮連邦 ルリ → 校庭番長 ヤマト

「んにゃあっ♡あっ♡んんっ♡
 んぐっ♡ふうっ♡あああんっ♡♡♡♡♡」


多分完全に目はハートを映し出してる。
果てたまま更にそれを続けられて、私の体は果てたままだ。果て続ける──って言葉が正しいのかわからないけど。

腰を固定されて揺らすことはできないから、その分脚先がピンと反ってお尻にきゅっと力が籠る。
手の行き場を見失って両手で胸を寄せながら、私は何度も何とも連続で小さな高みを迎えていた。
しかもその波は、少しずつ少しずつ高まっていて、痙攣の強さや声の高さは、更に激しくなっていった。**

(-5) 2023/11/17(Fri) 06時半頃

【人】 青い星 地球

地球はそれでも
変わらず回り続ける

(8) 2023/11/17(Fri) 06時半頃

青い星 地球は、メモを貼った。

2023/11/17(Fri) 06時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/11/17(Fri) 07時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー別離ーー

愛情というものを基本で考えるなら相手の事をひたすらに想う、慮ることではないかと思われるが、人間の愛情さ嫉妬など我儘な側面があり、理屈でははかれない働きが多い。

神ではない、完璧ではない人は、正しいことなんかいつも選べないし、理想通りにも出来ず、それでもーー心に根付く信念や芽生えた愛情に沿って生きていくのだ。

お互いの最上、最愛であるために、僕らは互いの死を望むーー。

(9) 2023/11/17(Fri) 11時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

ソファーで微睡む時間は、さっきまでの激しい行為とは打って変わり静かで穏やかだった。

ずっと傍にいる。
死ぬまで傍にいる。

今の誓いも、教会で誓った内容と違わない事に僕は気づいた。

「やだ。君を見ていたい。一秒でも多くこの目に焼き付けたいから……それに、最期は手を握ってたいし。」

愛する人を看取る。
想定よりずっと早いが、愛する人を得られない人生の方が多分不幸せだ。

彼がいて、僕は満ちている。
恐らく彼も。

僕は彼の肩に腕を回し優しく抱いた。愛おしく擦り、たまに髪に触れたりもする。

お風呂場でくすぐったがる様子、可愛かったな……。

僕は当然そんな彼が身を捩ったりする仕草に興奮はしたし、性欲大魔王であるからにして息子はギンギンにもなったが、これ以上の負担はかける気がなかった。

(10) 2023/11/17(Fri) 11時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

意識を失ったあの時のように、僕に抱かれながら息絶えたら彼はーーもっと幸せだったのかもしれないが。

パイロットについては実は僕らが知らない所で、裏側で色々な思惑が進行していたわけだが、僕はこう答えるしかない。

「カガセンが動いてくれると思う。

……兄に似て、彼はしっかりした人だよ。

ーーうん。地球は続いていくよ、きっと。

僕らはーー人間は元々ちっぽけだもんね。一人二人消えても……。

でも、僕にとっての君はこんなにも大きい。

僕は君に夢中だ。馬鹿みたいに恋をしてる。
……恋をして、本当に好きな人と死ねる。
……君と出逢えて良かった。」

僕らの残り少ない貴重な時間。
最期まで傍にいると約束した。

(11) 2023/11/17(Fri) 11時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

しかしそれは無粋な輩たちに邪魔をされる。
乱入して来た男たちは僕と彼を引き裂く。

僕が喚き、彼が叫んだ。だがそれは虚しく響いただけ。
何か薬物を投与され、連れ去られる彼の姿を僕は脳裏に焼き付ける。

誰だお前たちは!
何故僕らの邪魔をする?

激昂した僕は彼が見えなくなった後、更に暴力的になる。

押さえ付けてきた相手の手首に噛み付く。肉を食い千切る勢いで。その手が離れたならすかさず蹴りを鳩尾に叩き込み、康生を追い掛けようと立ち上がる。

「コウ!!今行ッーー」

僕が気を失ったのは鎮静剤によってではない。
後頭部を後ろから警棒で殴られたからだ。

絨毯の上に倒れ伏す。
意識を失うまで僕は、ただ彼の事だけを考えていたーー。

(12) 2023/11/17(Fri) 11時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

ーー監禁、交渉、そしてーー

意識を取り戻した僕は病院の一室のような場所にいる。
白々しいほど真っ白な壁。窓らしきものはあるが、鉄格子が嵌められている。

頭に打撲傷が出来たようだが、治療が施されたのか、包帯が巻かれていた。

起き上がろうとして違和感に気付く。僕の両手足はベッドに拘束されていた。身動きが取れない。無理に動くと硬いベルトが食い込む。

「おい、ここは何処だ、僕を自由にしろッ

コウを返せ、返せッ」

ベッドを軋ませ僕は全身で跳ねて暴れ叫んだ。すると部屋に現れたのは二人の人物ーー

『気が付いたかしら、恵一くん。』

白衣を着た男性と、パンツスーツ姿の女性。
声を発した方は女性だ。

(13) 2023/11/17(Fri) 11時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

『ごめんなさい、拘束なんかして。貴方は錯乱していたから。』

「そんなのはどうでもいいッ
コウは何処だッ」

噛み付くように叫ぶ僕に女性は冷ややかな視線を投げる。

『病院で治療を受けているわ。生死の境をさ迷っている。

場所は教えられないわ。
当たり前でしょ?
貴方は自分が彼に何をしたかわかってる?』

「……」

僕は押し黙る。小さな溜め息が聴こえる。彼女は後ろの男性と何やらボソボソ話した後。

(14) 2023/11/17(Fri) 11時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

『貴方には取り調べを受けて貰います。

今回は特殊な事情があるから、大切なお話もあるから……もう起きれるわよね。

どうか暴れないで頂戴、そうでないともっとキツイ拘束をするしかないから。』

彼女は僕を締め付けていた四肢のベルトを解く。そして両手を差し出せと言う。嵌められた金属の輪は、刑事ドラマでよく見るような手錠だった。

僕は取調室に連れていかれた。
そこは机が1つ、椅子が2つ。
机の上には書類と筆記具があった。

(15) 2023/11/17(Fri) 11時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

『貴方が犯した罪について。

暴行傷害罪、不同意性交罪は、貴方が未成年であることと、精神鑑定が必要であるなどを鑑みても余りに……余りに酷いわ。

でも、貴方には罪を免れる道がある。』

椅子に腰掛け僕は彼女の話を聞く。多分何を考えているわからず不気味に見えただろう。

不同意ではないとか言っても無駄な雰囲気だし。

『貴方が、あの巨大ロボットのパイロット候補である情報を私達は掴んでいる。

そして貴方が闘わなければ地球が滅びる事も。』

僕は眼を細めた。それは誰が洩らしたのだろう。そして、この女は何処の組織の者か。
軍?警察?政府?わからない。

(16) 2023/11/17(Fri) 11時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

『貴方がパイロットとして闘ってくれるなら、罪は一切問わないわ。
この書類にサインして欲しいの。』

彼女は筆記具と書類を指差す。宣誓書?
僕は小さく嗤う。

「死ぬのに罪を気にする必要が?」

『……ご両親やお兄さんが、犯罪者の家族になるのよ。それでもいいの?

貴方が取引に応じるなら、貴方がした事は関係者以外には、つまり世間には漏れないわ。』

成る程、的確に弁慶の泣き所をついてくる。

(17) 2023/11/17(Fri) 11時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

僕はまた黙った。僕の今の一番の不満はコウに逢えないことだ。口ぶりでは彼はまだ奇跡的に生きているらしい……逢いたい、彼に。

「誰から情報を得た?」

僕の問いに彼女は腕組みしながら答える。

『言えない。私達は貴方たちをパイロット契約させた存在と直接交渉が出来ない。

ある人物を通して情報を得ているわ。

その結果、パイロット候補である貴方たちを監視、保護していたの。』

成る程、それで僕の家にパトカーと救急車が来たわけか。

内通者は誰か。加賀先生が動いたのか。情報を持っていると考えるなら僕の両親、雨竜先輩のお父さんも考えられる。

政府なのかなんなのかわからないが、僕はそもそも情報の秘匿自体に反対だ。
むしろさっさと警察とか国を頼るべき案件と考えていたから。
そうして助けて貰うのが当たり前だと。

(18) 2023/11/17(Fri) 11時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

しかし今はそれが僕には都合が悪い方に運んでいる……。

彼らが僕を闘わせたい、闘わなければ困るならカードはこちら側にある。
僕はムスッとしたまま言った。

「コウに今すぐ逢わせて。逢わせないなら闘わない。」

『めちゃくちゃ言わないで。』

「めちゃくちゃ?何がめちゃくちゃなんだ。こんな風に僕を監禁拘束する方がめちゃくちゃだろ?」

うんざりした表情が目の前に広がる。
嗚呼、この女は馬鹿だ。
なんでこんな簡単な事がわからないのか。

イライラし始め、僕は貧乏ゆすりをした。
彼女は肩を落として困り顔を浮かべ、そしてーー

『彼は面会出来る状態じゃないわ。それに、貴方がした事はレイプよ。彼を殴り、脚を折り強姦しーーそんな彼に逢って、まだ危害を加える気?』

(19) 2023/11/17(Fri) 11時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

「違うッ僕は彼をただ傷つけたかったわけじゃないッ」

『何が違うのよッ貴方みたいな恐ろしい子供は初めて見たわッ』

「黙れッ」

僕は椅子を蹴って立ち上がる。机の上にあったシャーペンを咄嗟に掴んだ。それを自身の喉元に宛がう。

「近寄るなッこれで喉をつくぞッ

コウを連れてこいッ」

狂ったように喚く。
狂ったように?いや、きっと僕は狂っていた。

『やめなさい』

彼女の声は震えている。
手錠があれば暴れないと勘違いした?甘いな!

(20) 2023/11/17(Fri) 11時半頃

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