人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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【秘】 校庭番長 ヤマト → 雲水 ハロ

  ……そっか、僕の番か。


[誰かに呼ばれたような気がする。
これが予感なのかはわからないが――。

 そっか、僕もこの世界はもう要らないけど、
 世界も僕を要らないんだなって理解した*]

(-6) 2023/08/17(Thu) 00時頃

校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 00時頃


校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 00時半頃


校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 00時半頃


【人】 校庭番長 ヤマト

――回想と後悔と――

>>2:659珊瑚のおねだりに大和は分かりやすく唸って顔を赤くしてしまう。
分かっているんだ、理解してもいるはずだ。
ちょっと気持ちが追い付いていないだけでこの抱いている想いが愛だと信じたいだけで――はっきりと言うことでそれがもしも違っていたらと思うと声にならなかった。
あまりにも臆病になりすぎていたのだろう。

 ただ少し、ほんの少しだけ勇気を腹の底から生み出すだけで珊瑚が嬉しがってくれるというのにできなかった。

 ――そんな自分を大和は怨んでいる]

(31) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[七尾の戦いが終わり彼女が倒れた日。
>>2:660何時も通りご飯を作ってくれる珊瑚はどこか元気がないようだった。
いつもよりも暗い。
そんな珊瑚に寄りそうことしかできない大和はいつものように美味しいと言ってご飯を食べていた。

 七尾の亡骸は>>2:668『アストロの隙間』へ。
彼女が望んだことだから反故にされることはないだろう。多分。
その時が来たらのその時がいつなのかはわからないがお葬式があげらえる頃には街は少し落ち着いていただろうか。

 大和は相変わらず珊瑚の家に住み込んでいた。
親父さんはその間結局帰ってこずに部屋はずっと使わせてもらっていた。
帰ってこないということに憤りながらも二人の生活を満喫していた。
夏休みも残り少なくなった頃、夏休みの宿題進捗確認が行われるとかで学校へ行かなければならないらしいので一緒にハロに転送してもらって、大和は部室で隅っこに座って天井を仰いでいた。

 ずっと一緒だけれど珊瑚が自分の部屋で何をしているのかは大和は知らなかった。

 ――もしも知っていたら、止めていたのは間違いない]

(32) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[大和は指導が終わったら戻ってくるだろう珊瑚のことを待っていた。
帰りがいつになるかはわからないが珊瑚も頑張って宿題をやっていたから誉められはすれ怒られることはないはずだ。
七尾が死んで生まれた部室の空白はきっと誰も埋めることはできないもので、泣いていた珊瑚を思い出すと自分の番だともっと悲しませることになるのかと億劫になってしまう。

 そんなことを考えていた、まだ幸せだった時間は悲鳴と共に喪われた。
遠くからか、近くからか、鋭い悲鳴が聞こえてきた。
そんな悲鳴が聞こえるなんて敵が出たのかと慌てて窓を開き外を覗くと――地面に倒れている珊瑚の姿があった。
倒れている周囲には夥しい血が広がっていて、>>2:664窓からは見知らぬ生徒が何やら叫んでいた]

(33) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  珊瑚さんっ!


[大和は名前を叫ぶと部室から飛び出した。
階段があるなら段数を全部飛ばして飛び、二階の窓から飛び降りると受け身もほぼ取らずに転がって立ち上がると倒れたままの珊瑚に近づいた。
血の海に足を踏み入れるとびちゃりと嫌な音がする。
靴底の裏で珊瑚の命を吸っているような感覚を受けた。
膝をつくとズボンにまで血が滲み込んでくる。
温かな、滲み込んだ血が、肌に触れる]


  ぐっ、ぁっ、珊瑚、さん、珊瑚、さんっ。


>>2:669名前を呼ばれている。
ここまで無呼吸で走り抜けたから息が切れてしまっていて、途切れ途切れになりながらも珊瑚の名を呼び続ける。

 身体を抱き上げようとすると血が手についた。
何度も抱きしめた身体の力がなくて、温もりも喪われていくようで――]

(34) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  ま、って、珊瑚っ、さんっ!


[短い期間で死んだ人を二人も見てきた。
二人を直視できたのは、それでも少し距離があったからだ。

 大和は人前にも憚らずに涙が溢れてとまらなくなっていた。
零れ落ちる涙が珊瑚の頬を濡らして血糊と混じっていくが血の色が薄くなることはなかった。
分かってしまうのだ、理解してしまうのだ。
これだけ血を流してしまえば人はもう助からないってことは]


  まだ、僕は、死んでないよ。
  毎日一緒、だって……やくそく、したよ。
  やめてよ……なんでだよ……。
  僕は、僕は……。


>>670最期の言葉が耳に届く。
大和の喉は震えていて、あ、とか、う、とか言葉を漏れる中で一度、唾を音を鳴らせて飲み込んで――]

(35) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  僕もだよ、珊瑚さん。
  僕も珊瑚さんが、大好きだ――。


[意識が途切れる前に伝わったかは分からない。
けれど――ああ、もっと早くに伝えていればって思わない刻は最期までなかった]

(36) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――事件直後――

[大和 命は駆け付けた救急隊に引き離されるまで珊瑚を抱きしめ続けていた。
喪われていく温もりを忘れることはない。
もう温かなご飯を食べることもない。
もう温もりに包まれることもない。
愛も恋も知らなかった大和にそれらを教えてくれた珊瑚はもうこの世界には存在しない。

 血だらけになった制服を着たままで大和は自分の身体を抱きしめた。
そして、後に――空を見上げる。

 あの太陽の向こうに獅子座と蟹座があって、蟹座は踏まれるんだと、獅子座は負けるんだと言っていたけれど――蟹座を追いかけるように獅子座があるから大和は嫌いではなかった]

(37) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[ハロに転送してもらい珊瑚の家に戻った大和はすぐに自分の荷物を纏めた。
珊瑚が死んだのだからこの家にはじきに珊瑚の親父さんが戻ってくるだろう。
その時に鉢合わせることはできないからと一時的に撤収した。

 >>2:672珊瑚が握っていたスマホは回収した。中の機密事項というよりは短い期間でも二人で撮った写真があったからだ。
後になって連絡していた相手がいると知った時、それはその時にまた行動をしてしまうのだけれど。
廊下に残っていたであろうカバンも回収して珊瑚の部屋に置いておいた。
誰にも触らせたくはなかった。

 そうしている間にも滲み込んだ血糊は乾いていて制服は着ていると100%補導されそうな感じになっていた]

(38) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――瑠璃川珊瑚の告別式――

[お通夜と告別式の段取りはすぐに決まった。
>>2:673大和には意外なことだったが珊瑚の父親は涙を流していたし憔悴しきっていた。
彼について語るべき口を大和は持たない。
ただ涙を流せるくらいに愛しているなら――もっと、分かり合えたのかもしれないのに。

 お通夜には突き落とした本人とその家族という招かれざる客も着たようだが式典会場がしっかりしていたのでお帰り願われたようだった。
ただ、大和はその顔を忘れはしないことにした。

 学校の知人やあまり親しくない間柄の人はお通夜に来て終わりだろうか。
大和は礼服を持っていないから暑い中冬服で訪れて線香をあげた。
家庭科部の子も訪れてくれたろう。

 ――お通夜が終わった際、珊瑚の父親さんに自分が珊瑚の彼氏だと伝えたのは翌日のためだった]

(39) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[その夜、大和はハロに転移してもらい棺の傍に現れた。
棺を開くと涙しか出てこない。
綺麗な顔をしているのにもう笑ってくれることもない。
頬を撫でて、額に口づけをすると持ってきた荷物から誕生日プレゼントにと渡した栞を取り出してそっと胸元に抱かせた。
>>2:397どこだろうと探していたらちゃんと本に挟んであってカバンの中にあって、一緒に持っていってほしいと思って取ってきた。
中には一緒に獅子座と蟹座のストラップがあって――これはプレゼントかなって勝手に貰ってしまうことにした。
蟹座だけなら珊瑚のだろうけど獅子座はどうやっても大和のだろう。
それら二つはチェーンに通して首から下げている。

 蓋を閉じる前にもう一度額に口づけをして、大和の告別は終えた]

(40) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[告別式は――お通夜よりも人は少なかったかもしれない。
学校の友人たちは大体お通夜で来るのはそうだが告別式は本当に仲が良かった友達や親族が集まるようだった。
学校の先生も参加していたかもしれないが学生の珊瑚の告別式は人数は寂しかった。

 立てかけられている遺影の珊瑚は元気に笑ってくれているのに棺の中の珊瑚は笑いかけてくれないのだ。
そのことは心の虚を大きく広げていく。

 宗派が何かとかはわからないが線香をあげお香を焚き冥福を祈り続けるばかりだ。
式は騒ぐことがなければ恙なく進んでいくものだ。
喪主の珊瑚の父親が完全に魂が抜けた状態で語る言葉には、大和はあまり意識を向けなかった。
向けられなかった]

(41) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[最期のお別れにと棺の中を花でいっぱいにして――。
またも勝手にお邪魔した珊瑚の家で焼いたクッキー――当然のように上手くいくわけもなく形が歪だったり焦げていたりするものを包んだものをそっと入れておいた。

 棺が閉じると霊柩車に乗せて斎場に運ばれる。
前日に話したのはこの後のためだった。
親族以外は斎場以降はついていけない。
無理を言ってついていくために打ち明けていた。
打ち明けた後もゴネた。頷いてくれるまでずっと。

 大和は骨を拾うところまでずっと一緒に居た。
看取って、見送って、最期の最期まで。
引き離された以外の時間の全てを大和は珊瑚と一緒にいた*]

(42) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――刻は流れる――

[世界から大和が守りたいと思っていた唯一の存在が失われた。

 誰かは気づいたかもしれないが誰も気づかなかったかもしれない。
夏休みは終わり二学期が始まると大和は普通に登校していたがその実、学校で暮らしていた。
ハロの転移を駆使して校内に寝床を作り住んでいたのは珊瑚の家が保存されるとはいえ、大和一人で住んでいたらあっと言う間に彼女の痕跡が消えてしまいそうだったからに他ならない。

 授業が始まる少し前に教室にやってきて、授業が終わると消えてしまう大和を捕まえるのは難易度が高いかもしれない。
ただ、天文部の皆にはちゃんと予告を残していた。
部室の黒板にデカデカと『次は、僕だ!』と書いておいたのでまあ誰かは伝わるだろう、多分]

(43) 2023/08/17(Thu) 02時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[秘密基地めいた学校内の空間の壁には周辺の地図が張られていて、そこに押しピンがいくつも刺さっている。
押しピンを線で繋ぐとそれが獅子座と蟹座であることは天文部の人間ならすぐにわかるだろうそれの横には図書室から持ってきた星座の本が積み上げられているわけだけれど。

 もうお金を残しておく必要がないからと手持ちのお金は全部使っていく方針で食事状況も改善していたが大和は冷たいものしか食べていなかったしゴミもぺいっと袋に詰め込まれて置いてある空間だけれど、

 大和は出来上がった図に満足しながら手持ちに出来る地図に書き写してからハロを呼び出して、各ポイントの下見をするために転移してもらうのだった**]

(44) 2023/08/17(Thu) 02時半頃

校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 02時半頃


校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 02時半頃


【人】 校庭番長 ヤマト

――瑠璃川珊瑚の告別式にて――

[お通夜の日も告別式の日も、大和は酷い顔をしているように見えただろう。
日々の眠りは浅くそれでいて精力ばかりが湧き上がってくる。
涙はとうの昔に枯れ果てていたけれど目は腫れぼったいままだったろう。

 >>53柊木に声をかけられた時は、柊木の方を向いて薄く笑って頷いた]


  大丈夫だよ、柊木。逆にさ、すごく調子がいいんだ。
  柊木はさ、身体は大丈夫なのか?
  いや、ここに来てるってことは退院はできたのかな。


[そうでないならば病院から抜け出してきたことになるが流石にそれは許されないだろうから体調は戻ったのだろう]

(79) 2023/08/17(Thu) 10時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  ……柊木、またこの街が戦場になるかもしれない。
  大切な人にはさ。
  ちゃんと逃げるようにって伝えておくんだぞ。


[大和はもうこの世界に守りたいものなんてないのだから。
七尾のように避難を待ってあげるほど想っている人もない]

(81) 2023/08/17(Thu) 10時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[親族以外が斎場についていくのは>>55非常識なことだろう。
だけど、多分あまりにも人が少ない気がしたんだ。
母方はイギリス人って聞いていて亡くなっているのだからそちらの親族はまず少ないだろう――と推測したというのは言い訳だ。
大和がそうしたかったからそうしただけだ。

 珊瑚の父親にはスマホの在処を知ってる、見つけたら返すということでゴネてついていった。
まさか中身に>>73あられもない写真があるなんて見るまで知らなかったんだけど下手人>>71はすぐに分かったし目線があった時には覚えてろという意味をこめておいたが伝わってないかもしれない。
乾は乾で感情の振れ幅がすっごい奴だから泣いてる姿を見て、きっと七尾や他の皆の時も泣くのだろうとは想っている。

 ところで勝手に珊瑚のスマホの写真を見ていたわけだけど気のせいでなければ寝顔の写真がホーム画面になっていたような気がしないこともない。
これはそのまま親父さんに渡そうと思う*]

(82) 2023/08/17(Thu) 10時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――備えること――

[スマホを珊瑚の父親に返す理由はゴネた見返りだけではない。
珊瑚がどうやって生きていたのか、最期の瞬間まで何をしていたのかがスマホの中には眠っている。
告別式でそこまで憔悴するなら――未だ愛しているならちゃんと珊瑚が存在した証と向き合ってほしかった。

 スマホを返す際に、ちゃんと伝えておく。

『この街はもうダメだから逃げるように』――って。

 大和がこれからしようとしていることをきっと珊瑚は怒るし悲しむし、もしかしなら泣いて嫌われてしまう、だろうけれど。
僕らは確かにこの世界にいたって刻み付けておきたいんだ。

 例えそれでどれ程の犠牲が出たとしてもだ*]

(83) 2023/08/17(Thu) 11時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[敵はまた襲来する。
あと5回勝たなくてはならないのだからこの前のような戦いがまた起こるのは必然だろう。
いつ起こるのかはわからないが遠くない未来には必ず起こる。

 大和は珊瑚が死の直前まで通話していた相手へとめっきり数を減らしている公衆電話から通話をかけた]


  『アストロは僕らの命で動いている。
   僕らは命をかけて戦う。

   でもね、勘違いしないでほしい。
   僕は彼女ほど優しくなくて、敵は待ってくれない。
   誰かの命を救うのはあなたたちだ。
   早く街から避難させることだよ、次は近い』

(84) 2023/08/17(Thu) 11時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[通話に出れば言いたいことだけを伝えて通話を切った。
ハロで転移するのだから足跡を追うことはできないはずだ。
縦横無尽にハロを使い倒しているので過労には気をつけたい。

 あの日、大和が珊瑚に伝えなければ通話先の相手と連絡を取ることもなくて、誰かに聞かれることもなくて、命を落とすこともなかったはずだ。
珊瑚の未来を奪ったのは大和に他ならない。
守りたい人も守れない愚者が誰かに命を守ることを強要するのだから失笑ものだろうさ。

 けれど――最低限伝えるべきは伝えた。
この後どうするかはこの世界の人間が決めればいい*]

(85) 2023/08/17(Thu) 11時頃

校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 11時頃


【人】 校庭番長 ヤマト

>>109大和 命が何をしているのかは秘密基地に転移すれば何となくわかることだろう。
口止めをしているわけでもないのでハロに尋ねれば教えてくれるかもしれないが、>>112各所で先に逃げておけと伝えている状況なのだから被害が拡大する可能性を示唆し続けている。

 七尾は避難が終わるまで待機していたし敵の蜘蛛型も待ってくれていた。
蜘蛛型の攻撃も糸で捕らえて最短距離を引き寄せてトドメをさすという被害が最も出にくい戦術だった]


  『ねえ、ハロ。
   この世界を滅ぼさんとする敵がさ。
   人命に随分と優しいのはなんでなんだろうね』


[ハロに投げかけた質問の答えがあったかはどうだろうか。
ただ、優しい敵がいるならば反対の敵もいると考えられるはずだから――]

(143) 2023/08/17(Thu) 20時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  そっか……珊瑚さんの……。


>>113珊瑚の父親が忙しいのはわかっていて人命を助けるために必死に戦っていることも理解できているが、それで珊瑚が悲しんでいたことは納得できるものでもなく、大和は柊木の言葉に曖昧に頷くばかりだった。
両立することが難しい時にどちらを犠牲にするのか、トロッコ問題はいつでもどちらかの犠牲を強いてくる]


  柊木がやらかしてるのは、うん。
  あんまり勢いだけでやるのは気をつけような。

  それとこの前の話だけどさ。
  いや、なんか乾って直前に止めそうだからさ。
  伝えとくことにするよ。


[ほら、最期だしなと>>2:325乾が発案した名前を柊木にリークしておく。
大和はその時ばかりは悪戯小僧みたいな笑みを浮かべていた]

(144) 2023/08/17(Thu) 20時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  ……そっか、でもさ。
  敵も毎回優しい敵ばかりじゃないよ。多分。

  僕も使ってるけどハロに転移してもらったら?
  一瞬で移動できるから学校には行けるよ。


[伝えるだけは伝えておこう。
説得できるかは柊木次第だけれど――、大和は力無く笑みを浮かべるしかなかった。

敵も、だけれど大和も、優しくなんてなれないのだから*]

(145) 2023/08/17(Thu) 20時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――ハロ――

[大和はハロのことはあまりよくわかっていない。
七星が死んで悲しんでいるのを聞いて、やっぱり生物なんだろうなって思っているがそれ以上のことはあまりよくわからない。
ただ、七星と一緒にこの世界に来たのなら半身がいなくなるとこの世界では天涯孤独なのだろう。
独りは寂しいのはよくわかる。
手を伸ばしたのは痛い程知っている。けれど>>147男が怖いなんてのはわからなかった。

 表情とかもよくわからないけれど――あと女の子が好きなようだ。
よく七尾の方に行ってたしセクハラもしてたみたい? だから雄じゃないといいなあとは思っているくらいだった。

 大和はハロによく転移を頼んでいるしむしろ転移が前提で動いていた。
>>146お通夜の夜にハロが背中を撫でてくれたけれどそういうところもやっぱり人間くさいなと思う。
大丈夫というようにハロを撫で返す。
珊瑚に花を添えてくれたのだから、ハロは良い奴なんだ]

(161) 2023/08/17(Thu) 21時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  ……ハロ。
  七尾はさ、アストロの中で眠ってるだろ?

  僕が死んだらさ。
  亡骸は合宿所近くの展望台の下。
  掘り返されない土中に埋めて欲しいんだ。
  そこの蟹座のシールが張ってある小瓶と一緒にね。


[小瓶の中身は珊瑚の遺灰が詰められている]


  一緒にって約束したし……。
  それに一緒に星を見たかったんだ。


[冬にはほら、蟹座と獅子座が見れるだろう。
そこまで生きてたかはわからなかったし結局もう呼ばれたから叶うことはないのだけれど――]

(162) 2023/08/17(Thu) 21時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  ハロにはずっと転移してもらって、
  便利扱いしてるかもだけどさ。

  感謝してる。
  だからさ、もし叶うなら、ハロが望むなら。
  全部終わったら元の世界に帰れよ。

  僕らが全員死んだらお前、もう完全に独りだろ。


[お願いと、望みを伝えておいた。

 その日も>>153押しピンのことを尋ねらえると力無く笑ってから肩を竦めたろう]

(163) 2023/08/17(Thu) 21時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  それはね、押しピンが星なんだ。
  線で結ぶと獅子座と蟹座になる。

  僕はね、この街に、この世界に。
  僕らが居たって痕を刻みたいんだ。

  世界がどれだけ僕を拒絶したって、
  それがどれだけ人道を踏み外したことだって。


[大和は虚ろな瞳をしていた。
その中で未だ光っている部分だけをハロに向けて微笑んだ]


  宙に見えない星座を地上に描くよ。


[それはナスカの地上絵のように、そう告げる大和の口調は酷く優しいものだった*]

(164) 2023/08/17(Thu) 21時頃

校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 21時半頃


【人】 校庭番長 ヤマト

――とある日の天文部室――

[大和は別に不登校になったわけではないので>>178学校でなら出会う機会もある。
丁度部室から持ち出していた分の星座の本を返しに行った際に天道に出会って、多分、極普通に挨拶できたと思う]


  うん、ハロには色々手伝ってもらってる。


[天道は思慮深そうなのに結構直情的になるよなと七尾が戦っていたときの乾との言い合いのときから思っていたけれど、迂遠に聞かれたらきっと大和は理解しかなったろうから直球の問いかけに否定もしなかった]


  準備というか……、
  >>84さっさと逃げろって伝えてるのと、
  地上に星座を描く準備をしてる。


[それだけでは何のことかなんて分からないだろうけれど、言ったらきっと止められるから言わない]

(184) 2023/08/17(Thu) 23時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  ……天道も家族とか大切な人がいたら、
  もうすぐにでも逃げるようにさせときなよ。

  敵がさ、この前の蜘蛛型みたいなのばかりだなんて、
  そんなこと誰も保証できないだろ?


>>175敵の正体は知らなくてもいいけれど>>171敵が酷いことをしてくるのはもう聞いていた。
そんな相手が出てきたならきっと街に出る被害は大きなものになってしまうだろうって伝われるといいと思う*]

(185) 2023/08/17(Thu) 23時頃

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