10 冷たい校舎村9
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
トシミが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ユンカー、シンイチ、クロエ、メイ、レン、ヒイラギ、リツ、マナ、ソフィアの9名。
ごうごうと雪が吹きすさぶ。
校舎を冷たい夜が覆っていく。
夜が更けても文化祭は終わらない。
きらびやかな装飾、雑然とした食べ物の匂い、
あの日の校舎に流れていた楽しげなBGM。
窓の外の厳しい寒さと裏腹に、
君たちの五感に訴えかける、楽しかったあの日。
(#0) 2021/06/08(Tue) 00時頃
一転、その空気を塗り替えるものがある。
(#1) 2021/06/08(Tue) 00時頃
はじめに、女の叫び声が響く。
耳をつんざくような絶叫。
この校舎にいたなら聞こえたはずだ。
それから直後に、チャイムの音。
気付けばもう午後8時50分を迎えていた。
(#2) 2021/06/08(Tue) 00時頃
キーンコーンカーンコーン…………
(#3) 2021/06/08(Tue) 00時頃
何事もなかったかのように、
校舎は再び陽気な気配に包まれていく。
(#4) 2021/06/08(Tue) 00時頃
──午後8時50分
これは本来チャイムの鳴る時刻ではない。
そのことに君たちが気付くかどうか、
或いはあの声に気を取られていただろうか。
授業のとうに終わった午後8時50分。
それは始業とは別の何かを知らせるように、
きっかり12時間おきに鳴り響く音。
さて、ここで校舎にひとつ異変がある。
先ほどの声が気になるのなら、
3年9組のすぐ隣の教室を覗いてみればいい。
(#5) 2021/06/08(Tue) 00時頃
──2階、3年10組教室
部屋の中央にぽつんと置かれた一脚の椅子。
そこに一人の死体──ではなく、
一体のマネキンが辛うじて腰かけている。
だらりと手足を投げ出した人形。
その首元が大きく裂けていた。
今にも千切れそうに真上を向いて、
どくどくと血液を流し続けている。
白い肌、つくりものの関節。
明らかに人ではない存在から流れ出る赤色は、
まだ微かに体温を宿してあたたかい。
まっすぐに上を向く人形につられ、
君たちが天井を見上げるというなら、
そこに隙間なく貼り敷き詰められた御符を見る。
(#6) 2021/06/08(Tue) 00時頃
そして君たちは、その人形のこけた頬、
髪型、体格、服装のすべてに見覚えがある。
(#7) 2021/06/08(Tue) 00時頃
……九重利美が見当たらない。 *
(#8) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
九重さん、もう帰っちゃうの? もうちょっとゆっくりしてくれてもいいのに。 屋台のコンセプト、九重さんの発案だったよね。 私たちの屋台が優秀だって評価されたの、 きっと九重さんのアイデアのお陰だよ。 楽しい文化祭をありがとう。 私、大事に覚えておくから。
(*0) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
|
[ 姉が消えたその日から、なにもかも変わってしまった ]
(0) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
|
[ まるで、繰り上がり当選みたい。 ほとんどいないものみたいに扱われてた、 なんの期待もされてなかった私は、 黒沢家の出来の悪い方だったはずの私は、 その日から「私たちの子はお前だけだ」って 言われるようになってしまった。 母が、明日の朝ごはん、何食べたい?って聞くから、 試しにサンドイッチって言ってみた。 姉は和食が好きだったから、それまでずっと、 黒沢家の朝ごはんは和食だったから。 軽い気持ちで、ちょっと試してみたくなっただけ。 次の日から、朝ごはんはパンとコーヒーになった。 お味噌汁も、納豆も、焼き魚も、 完全に朝の食卓から姿を消してしまった。 まるで最初からなかったみたいに ]
(1) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
|
[ だけど、そこそこ出来が悪くない、程度の私が、 姉になれるわけがない。 どんなに努力したって、私は私だ。 進学したのは豊高で、 役職は副会長で、 成績は上位に食い込んでるけど、トップはとれない。 姉のような人望だってない ]
(2) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
|
[ 姉でさえ、両親に見放された。 姉より出来の悪い私に、そんな日が来ないわけがない。 その日は明日?明後日?今日かもしれない。 失望のため息を一つつかれるたびに、 私の残機が減っていく。 ねえ、私の残機はあといくつ? 見放されるXデーまであと何日? カウントダウンはどこまで進んだ? ]
(3) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
|
[ 失敗をするたびに、焦燥感に襲われる。 呼吸がしづらくて、胸が苦しくて、心が痛くて。 ねえ、物理的な痛みってすごいの。 そっちに気を取られてる間だけ、 心の痛みがどこかへ行くの。 そうやって私は、心の痛みを物理的な痛みにすり替えて 誤魔化す方法を覚えた ]
(4) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
|
[ 最初は一回だけのつもりだった。でも駄目だった。 半年に一回になり、三か月に一回になり、 一か月に一回になり、二週間に一回になり、 今はもう、一週間に一度はしないと耐えられない ]
(5) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
|
[ 廊下に落ちているカッターナイフが増えている。 剥き出しの替え刃もばら撒かれているから、 怪我をしないように気を付けてほしい。
相変わらず誰かが自分に向かって ため息をついたような気がする? 大丈夫。そのため息の本当の行き先は――――* ]
(6) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
|
/* 今回のダミーマネキンは凝った死に方をしている……!
(-0) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
|
/* 投票先デフォ黒沢ちゃんだった。
(-1) 2021/06/08(Tue) 00時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/08(Tue) 00時頃
|
―― 回想/文化祭当日 ――
…………ふーーん?
[ 私は偶々そこに居た黒沢さんに 声を掛けてみた、というだけだったのだけど。 こちらにかち合ってしまった目線に、 彼女だったのかと、少し苦虫を噛んで。
なんだか歯切れの悪い返答に、>>1:464 少しばかりまた眉間に皺が寄る。]
……まあ、見つけたらサボるなって ちゃんと伝えておくから。
(7) 2021/06/08(Tue) 00時半頃
|
|
[ 私もまた、歯切れは悪かったかもしれないけど。 何もなかったような表情してないあなたのせい。]
…… 何かあるなら、言えば。
[ いつも私に小言を言うみたいに なんでも言って来ればいいだろう、――って。 黒沢さんはあの子じゃないのにさ。 どうしても、どうしてもね。
八つ当たりめいた思いを抱いてしまう。 そしてそんな事を考える自分に嫌気が差す。 ずっと繰り返している無限ループ。]
(8) 2021/06/08(Tue) 00時半頃
|
|
[ 吐き捨てるように言ったその一言。 彼女に伝えようとはそこまで思ってないけど、 もしかしたら聞こえたかもしれない。
急がなきゃ、と屋台を離れる。 いってらっしゃいの声を背に受けながら>>1:464、 ちいさく、ため息を一つ吐いて。]
(9) 2021/06/08(Tue) 00時半頃
|
|
[ それから それから? 探し人は存外すぐに見つかった。>>1:599]
あ、柊君!居た!
…………ええと、とにかく、 ちょっと手伝って。
[ ちら、と目の当たりにした表情は 想像していなかった類のもので。 流石にこんな顔色の人間を客寄せに使おうとは 思う気にはなれなかった。
だから私の手伝いを口実に。 調理室の方へと、避難がてら連れて行った。]
(10) 2021/06/08(Tue) 00時半頃
|
|
[ どちらかというと裏方寄りの場所だから、 調理室内は閑散としていた。 その辺にあった椅子を指差して、 座れば、なんて言っておいて。]
ちょっとは休んだら。 余力があったら生クリーム泡立てるの 手伝って欲しい気はするけれど。
[ 冷蔵庫にあった生クリームと、冷たい缶ジュース。 はい、とジュースを渡しながら、様子を窺って]*
(11) 2021/06/08(Tue) 00時半頃
|
|
『怖くないよ。わたしがいるから。』
『大丈夫だよ、ひ』
[>>#2>>#3——突然の悲鳴、そしてチャイムが、 私にだけ聞こえるぼたんの声を掻き消していった。]
(12) 2021/06/08(Tue) 00時半頃
|
|
[心臓が跳ね上がりそうになる。 足が竦むけど、無理に動かして、何かに当たる。 ああ、またカッターナイフだ。]
な、なに? だれ……?
[カッターナイフを蹴って、それがまた他のカッターナイフに当たる。 なんだか数が増えたような気がする。煩わしい。
拾いながら廊下を早足で歩いて、持ちきれなくなったら、 そのへんのゴミ箱に突っ込んで片付けるのを繰り返す。 剥き出しの刃で少し指の側面を切った感触がした。]
(13) 2021/06/08(Tue) 00時半頃
|
|
— 2F:3年10組教室 —
[悲鳴の主を確かめたい気持ちと、逃げたい気持ちが鬩ぎ合い、 足元のカッターを片付けながらここまでやって来た。
>>#6扉越しに何か異様な雰囲気を感じて、 足踏みしている間に、誰か来てくれただろうか。]
なんだ、これ……。
[そうして、その先の光景を見る。 ひゅっ、と喉が悲鳴のような何かを鳴らした気がした。]
(14) 2021/06/08(Tue) 00時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る