28 僕等(ぼくら)の
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[ 縁牙には世界の汚い部分は見せたくなかったのに。
そういうのは僕が全部請け負う。 両親の悪い血もきっと僕しか受け継いでない。 それでいい。人殺しの血。
そう思って生きてきたのに。 おまえに誰かを殺させる日が来るなんて。]*
(170) 2023/08/22(Tue) 11時半頃
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───乾が死んで。 パイロットが足りないかも、と思った瞬間、契約が頭をよぎった。
[まさか部長が契約していたなんて思いもしなかったけど…]
本当に僕は死ねないんだな。
[と、ハロに怒られるかもしれないと気付いて]
ごめん………約束は守る。*
(-61) 2023/08/22(Tue) 11時半頃
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ーコックピットー
[乾君の頸動脈から血が吹き出して、天道君が叫んで駆け寄って、>>156加賀先生も駆け寄って>>@27、私はそれを呆然と見ていた。 今度ばかりは、何もできなかった。
気分が悪くなり、いつもの椅子にふらふらと座り直す。
パイロットはいない。終わったのか。 いや、この分だと次は私か。最後の引き継ぎでこそないけれど、何も心の準備がないままこんなに早く…
頭が真っ白になっていたところに、さっきまでいなかった姿が現れて、信じられないというようにそちらを見た。]
…部長、さん?
(171) 2023/08/22(Tue) 13時頃
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[いつ契約したんだろう。 ても、それはもうどうでもよかった。 私はふらふらと倒れ込むように椅子に座り直した。
みんな乾君につきっきりという訳にはいかない。私は見ていなければ。]
……なんで。
[乾君のやろうとしていたことはわかる。彼は、この理不尽に、自分の命で精一杯の反抗をしたんだ。それを間違いだとは思わない。 でも、納得ができるかどうかは、また別問題だった。 私は、]
……
(172) 2023/08/22(Tue) 13時頃
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くそっ。
[何かに無性に納得できなくて、椅子に沈み込んだまま、肘掛けをドン、と叩いていた。
どうして地球の運命をかけてロボットに乗って死ななければならないのか。みんなはどうして死んでいったのか。私はどうするべきなのか。 一瞬だけ何かが頭に閃いた気がして、それは形にならなかったから、その靄々した気持ち悪さがそうさせたのかもしれなかった。
でも、それもこれも、ここで負けてしまえば意味がない。 私は、今まででもっとも直接的な死の光景に向き合う心の準備ができるまで、部長さんの戦いを見守ることにした*]
(173) 2023/08/22(Tue) 13時頃
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――天体観測――
[天体観測にて物資運搬と搬送を担当する大和である。 どうやってもポスターとか無理だし珊瑚の作る料理やお菓子は食べたいので肉体労働担当になる。 >>+97オッケーとその日の内に部の望遠鏡は持って帰ることになったので帰り道は荷台に望遠鏡を積んで珊瑚と二人で歩いて帰ることになった。 二人乗りはそれで楽しいが歩いて帰るのもありだと思う。
>>+104七尾も楽しみにしてくれているし設営も頑張ろう。 きっといい思い出になるだろう]
(+119) 2023/08/22(Tue) 13時半頃
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ん? ……うん、僕もそれでいいと思う、よ?
[>>+114女子なら珊瑚の家に泊まっても、珊瑚がいいならいいんじゃないかと思う。 ちらっと見て来る珊瑚ににっこり微笑む。 テントはいずれにしろ用意するので任せて欲しい。 そういう意味合いも含めて首を傾げる珊瑚にウィンクを返す。 珊瑚がしたいなら大和はそれを叶えるだけである。 為してあげたらきっと喜んでくれるはずだし、喜んでくれると大和も嬉しいのだからやらないわけがなかった。
ただ、そう――あれを隠しそびれたりしていないといいなと思うけれど多分大丈夫だろう、きっとの精神なだけで*]
(+120) 2023/08/22(Tue) 13時半頃
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――旅行の日――
そっかあ、珊瑚さんの家は……確かに。 お義父さんは忙しそうだものね。
[忙しいならまだ割り切れるかと言えばそうではないとは思う。 >>+115海も山も他の色々なところも行った記憶がないなら二人で一緒に思い出と記憶を紡いでいきたい。 平和で平穏な世の中があると知っているから夢も希望も抱いていいと思うんだ。 新婚旅行は海外がいいらしい。 国内だけでも行ったことがなさすぎてどこにいってもわくわくするのに海外は大和の想像の範疇を超えている。 どこに行こうか、珊瑚はどこに行きたいだろうか。 花の都と言われるパリか、水の都と言われるヴェネツィアか。 世界史の中だけでしか知らない国ばかりだからきっとどこにいっても楽しいと思う]
(+121) 2023/08/22(Tue) 14時頃
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[何よりも大切な珊瑚と一緒に行くのだから――。 >>+116何だかんだといいながら、多分普通ではない乗り方をしているのだけれど乗ってくれる珊瑚とぴったりくっついて流れていける。 水中ハンモックと化した大和である。 珊瑚の重みが丁度良い感じでくっ付いているからお腹と胸が温かくてよかった。 この感覚も現実で夢や幻ではないのだ。 本当は全て忘れて過ごせたらいいけれど記憶はすぐには消えないものだから思い起こしてしまうのは止めようがない。 せめて忘れていられる時間が長くなるようにって、大和は珊瑚の気を引いていく]
(+122) 2023/08/22(Tue) 14時頃
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えー、僕は触り放題で好きだよ。 この体勢いいよね。 ふっふっー、耳、弱いよね。
[お腹もダメだし耳も弱いらしい。 >>+117耳にちゅっとキスをして――いやでも耳以外も弱い気もするなとばたつく脚と飛び散る水飛沫を綺麗ダナーって見守る。 全体的に人が少ない平日プールだから流れるプールでぎしぎし揺れると余計に波紋が大きく見える。
結局手を重ねられて引き剥がされなかったのでそのままお腹を撫でていく]
うん! 嬉しいな。 珊瑚さんが好きでいてくれると幸せなんだ。
[チラッと振り返ったら>>+118その隙にほっぺにキスしてしまおう。 そうやって調子に乗っていると脇腹をくすぐっていて転覆してしまった。 脚も頭も浮き輪にロックしていたところが外れて沈む大和は同じく沈む珊瑚を抱き上げてよいせっと水面に浮かび上がった。 ずぶぬれのまま見つめ合って、大きく笑い声をあげていると浮き輪だけがそのままどんぶらこーしてしまっていた]
(+123) 2023/08/22(Tue) 14時頃
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うーん、じゃあ珊瑚さん! 抱きついて?
[はい、と珊瑚の背とお尻の下に腕を置いて今度は相対して抱きついてもらおう。 珊瑚がしっかり抱きついてくれたら大和はプールの底をてーんてーんと蹴って浮かびながらゆるゆると流れるプールを流されていく。
そのまま一周回ったらあがるだろうか。 珊瑚があがろうと提案してくれるまではそのまま抱き合いながら流れていたい。 ほら、後ろから抱きつくのはそれはそれでいいけれど正面からだと顔が良く見えるもの**]
(+124) 2023/08/22(Tue) 14時頃
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/* 本郷さんには是非oh,fuck!とか罵って頂きたい。 日本語はクソッ!>>173だけどなんとなくw
(-62) 2023/08/22(Tue) 14時頃
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/* >>173 本郷さんの「くそっ。」が良いなw
(-63) 2023/08/22(Tue) 15時半頃
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─天体観測会計画!─
「ふふふ、それじゃあお願いしようかな。 あっ、その前にクッキー作ろ? 教えてあげるって教えてあげれてないし その日にする?別の日にする?」
>>+101もちろんその約束を忘れていないから、クッキーも作ろう!と計画する。 ただ、本郷さんにも声をかけようと思ってできていないことだけが気がかり。 本郷さんとはまた別のものを作っても良いから、一先ず七尾ちゃんとお菓子作りしようかな。 >>+106絵を描くのは上手らしいからポスターは丸投げ。 >>+96ホームページへの確認は加賀先生に柊木君が聞いてくれるらしい。ありがたや! >>+97今日はこのまま命くんと望遠鏡を運ぶことになるかな。 まあ同棲してるんですけどね、あえて言わないだけです。
>>+114そんな中でした提案だったけど。 >>+120あっさり命くんからOKのウインクを返されたから、それも改めて提案しよう。
(+125) 2023/08/22(Tue) 16時頃
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「ね、保護者の許可さえ取れたら泊まって良いよ! 女子は私の家で男子はテントかな、だけど。 天文部と、合宿参加メンバーならOK。 それなら時間気にせず観測できるでしょ?
まあ、屋上にテント男女別で作るのもありかな。」
そうなると片付けとか少し大変だけど、のんびり楽しみたい気持ちが強かった。 だって、一人で空を見上げるのは寂しいって知ってるから。
「ふふふ、楽しみ!」
そんな感じでニコニコしながら楽しい事を色々計画して。 でも、…その計画を潰しかねない要素が、一つ。*
(+126) 2023/08/22(Tue) 16時頃
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─五回めの襲撃─
襲撃とは言っても、今までと違いすぐに双方が動いたわけじゃなかった。 その時にはまた私と命くんは病院に居たと思う。 もしかしたら命くんは別行動していたかもしれないけど、動かないことに不気味さを感じながらも私たちは急いで避難するしかなかった。
この行動に慣れてしまってきているのも怖い。
私はネットの情報をあまりみようとはしない。 だって怖いから。恐ろしいから。だからこそ知りたいと思える人もいるかもしれないけど、私はできる限り遮断したいと耳を塞ぐ傾向にあった。 だって聞いたところでどうしようもないじゃん! 知ってどうにかなるなら私だって考察する! でも、日々の暮らしとか目の前の大事な人、そんな事に忙しくて考察はあまりしないようにしていた。
>>+110そんな中で囁かれていた『搭乗者はこの街の住民だ』で始まり『日暈学園高校の生徒だろう』で終わる書き込み。 さらにその考察は続きを産み出した。
(+127) 2023/08/22(Tue) 16時頃
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『最初に出現した場所にも同校生徒がいたらしい』
だから、避難誘導している最中だった。 私も避難所に入ろうとした、その時に腕を掴まれる。 ギョッとしてそちらを見ると知らない男の人だった。 なんで腕を掴まれたのか分からなくて、ビクッと身をすくめてしまう。
「えっと、あの、大丈夫ですか? 早く避難所に入らないと…!」 『君、日暈学園高校の生徒だね?』 「えっ? はい…?」
唐突な質問に頭が混乱してしまう。 同時に恐怖に駆られて私の目は泳いでしまっていた。 早く。早く、安全な場所に移動したいのに。 腕を引いても力が強くてびくともしない。
(+128) 2023/08/22(Tue) 16時頃
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『本当にアレとは関係がないのか?』 「アレ?…あ、あるわけないですよ!?」
とんでもない問いかけに半ば叫ぶように否定する。
「本当すいません、早く避難所に…! いつアレが動き出すか!」**
(+129) 2023/08/22(Tue) 16時頃
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/* 今気づいたけどこの村の見物人って墓下見えるじゃん!! じゃあ他はともかく加賀先生は墓下見ながらログ書いてるの? うわあ……
中身発言ありの墓下でなくて良かった…
(-64) 2023/08/22(Tue) 16時半頃
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─柊木くんと部室にて─
「だよね。私もイギリス行くかとか言われたもん。 でもパスポート取ってないし いくらお母さんの故郷でも親戚いるわけじゃないし それって普通の語学留学とかになっちゃう。」
私は親戚って知らない。 ──父方も母方も、その存在は語られたこたがなかった。いないの?と聞いてもお父さんは首を横に振る。生きてるかもしれないけど死んでるかもしれない。色々あって、祖父母をはじめとした親戚の存在及び連絡先を私は知らないまま今に至る。 でもまあ、大丈夫だよね。大丈夫。 頼りがないのは良い便りっていうじゃない!
…まあそれはさておいて。 >>+102イチャイチャしてる自覚はあるけど改めて言われると恥ずかしくなって私の顔が赤くなった。
(+130) 2023/08/22(Tue) 17時頃
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「そうだよ、命くんが無事でいてくれたから 一人きりじゃなくて大丈夫なんだもん。 それに私も命くんが大好きだけど、 命くんもたくさんの大好きを返してくれるんだよ。 柊木くんがフラれるのは 好きを返してないか、返し方が下手かだと思うなあ。 恋人になってもあんまり態度変わらなそう…。」
と言うか、そう言う愚痴を受けたことあるんだよね。 こっち優先してほしい!とか、あいつは性欲ないのか!系の。 まあその時は私も誰かとお付き合いしたことないから「分かんないよ!」「知らないよ!」「あー、まあ…。」「いやあいつの性欲について私が詳しかったら問題でしょ!?」と。 最初のお互い名前呼び案件と部活同じなのとで柊木くんと仲の良い女子ポジだったからねえ。否定はしない。
(+131) 2023/08/22(Tue) 17時頃
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でもこう、好きな人ができて想いが通じたら思う。 求められると嬉しい。受け止められるのも嬉しい。 好きなのが私だけじゃないって、嬉しい。 だけど何となく柊木くんの場合友愛の延長線上が長くて、性欲や欲求はないわけじゃないんだけどひゃっはー!とその場を楽しむ事を優先しがちな気はするから…多分そのせいだよ。 あとどっかで「瑠璃川の手作りお菓子が美味しい」とか今までの彼女に言ってたりしない?絶対それ系は言っちゃダメなやつだよ…とかね。 本人悪気はないけど気づかない、が多そう。
まあプラモデルに関しては私よりも彼女さんに叱られてたけどね。 私は「あーまたかー」だったけど、これから主に生計を共にするのは彼女さんだったから。 しっかりしている彼女さんみたいで、私はちょっと安心してたりする。 それはそれとして柊木ママに買い物先で出会ったら、世間話ついでにそんな愚痴も聞いたりしてるんだ。**
(+132) 2023/08/22(Tue) 17時頃
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――五度目の襲撃――
[一度目は合宿先にて、二度目は高校、三度目も高校、四度目は高校から少し離れた場所でそれぞれロボットが出現し周辺に大きな被害を齎した。 そして五度目の現在もロボットは再び高校の近くに出現している。 ここまで出現が重なると五度目の出撃となるコーラは防衛側で毎回違うロボットが攻めてきているように思える。
とは言え戦いが始まればどうなるかわからないのが現状だ。 >>+127五度目となると避難も的確で素早く行えるようになっていて、いつもと同じように珊瑚と行動していた。 子どもたちの避難が終われば残りの収容の手伝いをしていく。 四度目の襲撃が終わりそのまま街の外に疎開していった人もいるので病院まで逃げてくる人は少なくなっていただろうか。 コーラの方を見ると序盤の動かずは一度目と三度目以外は共通しているようで今回も動きはなさそうだった。 正直動くと被害が出るので動かないのはありがたかったが――]
(+133) 2023/08/22(Tue) 17時半頃
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[>>+128避難誘導を続けていると子どもたちの誘導が終わり手分けするために少し離れた位置に居た珊瑚の方から強く大きく声が聞えた。 そちらを見ると知らない男が珊瑚の腕を掴んでいて――。
大和は即座に駆け寄ると男の手首を掴み握り潰す勢いで力を込めた。 手首を強く抑えると握力が効かなくなり珊瑚は解放されただろう。 素早く珊瑚と男の間に割って入ると大和は男を睨みつけた]
(+134) 2023/08/22(Tue) 17時半頃
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バカなことをやってないでさっさと避難しろ。 避難しないなら好きにしろ、ただ邪魔をするな。 ……はあ? 関係あるんだったら今頃こんなとこにはいないだろ!
[話が通じない。大和が抱いた第一印象はそれだ。 元よりネットの情報なんてものは見てもいないものだから陰謀論なんてものには関与しない。 少し考えれば事実に即していないことを無理矢理理由をつなげて幻想を見ていることくらいすぐにわかるのに踊らされる。 あまりにも滑稽な話で既に大和が口にした通り関係あるならこんなところで避難誘導なんてしてはいない。 普通は、関与しているなら安全な場所にいるだろう。
大和は大きく息を吸い込み、声をあげる]
(+135) 2023/08/22(Tue) 17時半頃
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与太話に踊らされて! 自分より弱そうに見える相手に言いがかりをつけ! 掴みかかるな!
[同時に男の手首を払う。 未だ避難中の者がいる中で大和は男にそう印象付けた。 衆人観衆がいる中で注目を浴びさせれば否応でもなくそれ以上の行動はできなくなるものだ。 社会的に殺すとも言う。
珊瑚に害する者を大和が許すわけがなかった]
……珊瑚さん、行こう。 あれが動く前に避難しないと。
[ごめんね、って横抱きに抱き上げるとそのままシェルターの中に避難することにした。 もう大丈夫だよ、離れてごめんねってシェルターの中に入ったら身体を抱きしめてあげる。 また、怖い思いをさせてしまったって――臍を噛む思いだった*]
(+136) 2023/08/22(Tue) 17時半頃
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─旅行の日─
新婚旅行で海外なら、カナダが良いかもね。 星とは違うけどオーロラは一生に一度は見ておきたいもの! あっでも北海道でも見ることができるんだって。それも良いなあ。 オーロラの神話はあんまり良いものじゃないけど、美しさは格別だよね! でもきっとどこだって楽しいんだ。 お母さんの故郷のイギリスも、花の都パリも、水の都ヴェネチアも。 きっとどこだって今日みたいにキラキラの思い出の一ページになるはずなの。 大好きな命くんと一緒なんだから。
「んっ、んゅっ…こ、こらあっ!」
こらって言いながらも怒ってはないんだ。 でもきしきしチャプチャプ、バシャバシャと身悶えして脚をばたつかせて、浮き輪は不安定になってしまう。 >>+123触り放題ってことは触られ放題でもあるからね!
(+137) 2023/08/22(Tue) 17時半頃
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「やあっ、ん…! あ、あはははは!それはダメぇ… きゃんっ!?」
ほらー、脇腹くすぐったりするからとうとう転覆した! ざぶーんと一際大きな水飛沫。 水の中は水中メガネしてなかったからよく見えないけど、ふやふやできらきらで、あ、綺麗だなあって一瞬見惚れてしまう。 近づいてきてくれる存在に気づいたから手を伸ばしてしがみつくとそのまま水面に連れて行ってくれた。命くんだもんね!
「ぷはっ! あはははっ、もー触りすぎ!」
(+138) 2023/08/22(Tue) 17時半頃
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二人してずぶ濡れで見つめあって、でも楽しくて笑っちゃう。 >>+124抱きついてって言われたけど、しがみつくことはしないようにした。だってそれは流石に恥ずかしいと言うか…ねえ!? 抱きしめる形でお尻に手があるのもちょっと恥ずかしいけど、両腕で首筋にしがみつくだけにした。 両脚はぷらぷら水中に揺蕩う感じ。 まあ、命くんの裸の胸に体を寄せてるのはこう、正面からだと結構恥ずかしい…。 命くんのしっかりとした硬い体に自分の体をくっつける感じになるんだもの。 自然と胸はムニっと押しつぶされる。 押し付ける形になるから緩んだりはしないけど、こう…顔も近いし気になっちゃう。 でも、てーんてーんと水底を蹴って、沈んでは浮いて、浮いては流されてを繰り返してるとぱあっと笑顔の花が咲く。
(+139) 2023/08/22(Tue) 17時半頃
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「あっ、これ気持ちいい〜。 天の河泳いだらこんな感じなのかなー?」
水の中だけど空中散歩してるような浮遊感。 きゅっとしがみついたまま景色と浮遊感を楽しんで、そのまま4周してからプールから上がる。 すっかり体は冷えていて、プールから上がると重力を感じるのも宇宙遊泳した後みたいだよね! 無重力を感じたような…だから簡易宇宙旅行?
「えへへへ、今の楽しかったね! またやる?」
それとも、別のところに行くのかな。 お夕飯も温泉も楽しみだから、やっぱり旅行来てよかったと思う。 命くんのほっこり笑顔もみれてるしね!**
(+140) 2023/08/22(Tue) 17時半頃
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