28 僕等(ぼくら)の
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― 幕間>>93>>94>>95 ―
やっぱり。そういう事なんだよね。 …七星君の事は、今でも複雑な気分だけど。 やっぱりあれしかなかったのかなって 思う気持ちにもなったりして。 …もし私が同じ立場だったら、どうしたかな。 やっぱり同じようにするしかなかったのかもなって。
ハロを責めてるんじゃないよ。気持ちの問題だから。
[この話は一度脇に置いておいた。 ハロの地球の話は素直に興味もある。 今どうなっているのか、聞くのは憚られたけれど。]
(103) 2023/08/19(Sat) 17時頃
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/* なお、お母さんが死んだ理由がストーカーに刺されたとかで、珊瑚が出所したor戦闘のあれこれで脱獄したストーカーにより再度刺されるとかあの人の子供だなら俺のもんだうへへへへってルートも最初考えていた事を埋めておきます(
(-29) 2023/08/19(Sat) 17時頃
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そうだよね。 並行世界っていうのは、何かの拍子で枝分かれして、 それぞれ違う可能性があるみたいな事、聞いたことある。 全部同じってわけじゃないよね。
でも京都はあるんだ。 なら、ハロの地球は私達のところと 枝分かれしたとしてもそんなに昔じゃ なかったのかもね。
[と言いながら、私の方で、差し出された紙とペンで件の像について思い出しながら絵を描いてみた。スマホなら一発で説明できるんだけど、せっかくだから。
紙の上に、過去の記憶を掘り起こした姿が描かれていく。 巨大な牛乳瓶に広げた両腕をくっつけ、頭の部分に、金色のボウルみたいな円形の凹んだ仮面。 仮面には丸く小さな二つの目がついていて、中央に開いた嘴が張り付いたアルカイック・スマイルを作っている。
腹部にももう一つ顔のようなものが描かれていた。]
(104) 2023/08/19(Sat) 17時半頃
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うん、結構うまくできた。 [出来上がったものをハロに見せてあげる。私としては結構自信作なのだが。]
昔大きなフェスティバルがあった時に作られたんだって。 人類の未来と調和へのアンチテーゼだって説明された。
あと…そう、こういうのも。
[数珠つなぎになった丸い球体に眼球がいっぱい描かれた、アメーバみたいな絵も描いてみせた。こっちは自信作だ。]
(105) 2023/08/19(Sat) 17時半頃
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ごめん、話それちゃったね。 じゃあ、鳥取で観光で。 行きたい所あったら、考えておいて? 私も考えてみるから。
[同年代の女の子だというのは知っている。 こんなところに行くなんて思わなかったな、と思わずふふ、と笑った。当日まで、色々と本を見返したりしてたと思う。 その時間は、加賀先生と言葉を交わすときのように私のなんとか絶望せずに目の前を生きる意味みたいなもので、
だからその間の、他の男子たちのことを、葛藤や苦悩みたいなものを、私は少なくともその時点では多分あまりよく知らなかった*]
(106) 2023/08/19(Sat) 17時半頃
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――珊瑚さん――
[>>+53大和が結婚の話まで切り出せなかったのは結婚するなら結婚式を挙げたかったからだって後で話しをしたらどんな反応をされるだろうか。 18歳になったら大人の仲間入りで結婚も自由なことは知っている。 だけど大和には先立つものがないから満足に式をあげてあげることもできない。 結婚式は幸せの舞台なのだし、ウェディングドレスを着た珊瑚を見たい思いも強かった。 あとは式をしたら婚姻できると思ってたところもあって、式をあげなくても婚姻できると教えられたらその時はまた顔を真っ赤にしてプロポーズするのだけれどそれはまた後の話になる。
大和なりに意を決して申し出た同棲の話だから受け入れてくれると嬉しくて仕方がなかった。 その先の婚姻に向けて頑張ろうと決意を新たにできる]
(+58) 2023/08/19(Sat) 17時半頃
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それなら僕も力になれそうでよかった。 僕は得意教科ってないからさ。 英語が話せる珊瑚さんすごいよ。
[>>+55尊敬してしまうなと眼差しを送ってしまう。
でも無理はしないで欲しい。 きっと大和の安否が不明なことで心配をかけたし独りで過ごすのはいろいろと我慢をしてきたろうから、めいいっぱい自分には頼って欲しいと願う。
それと同じくらい大和も珊瑚に依存、というか胃袋も何もかも掴まれているので離れるつもりがないのだけれど]
(+59) 2023/08/19(Sat) 17時半頃
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ん……ありがとう、好きだよ――。
[>>+56珊瑚は真っ赤になってしまったけれど否定はしなかったからと先に感謝と好意を伝える。 見つめなおしてくれた視線が重なりその距離が近づくと目蓋が閉じて、大和は珊瑚の表情の動きを見つめながらゆっくりと寄せられた唇に自分の唇をこれもまたゆっくりと重ね合わせた。
初めて味わう唇は柔らかくて、同じ匂いを纏うからこそ感じる珊瑚の香りがよくわかる。 拙く技術もない交わりだけれど性急よりも緩慢に、じっくりと重ね合わせた唇が離れた時には熱い吐息を零していた]
……どうしよう、キスしたらさ。 もっと好きになってきた。
[心臓の音がどんどんと五月蠅くなっていくのがわかる。 緊張ではなく興奮で――もっとしたいとまた唇を重ねていき、少しずつ前のめりになると珊瑚の背に腕を回して抱きしめながらソファの上に二人で倒れ込む]
(+60) 2023/08/19(Sat) 17時半頃
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その……えっと……。
[あれやこれやと頭の中で言葉が浮かんでは消えていく。 背に回していた腕を引いて、繋いでいた手を一度解いて今度は両手ともに指を絡めて握りあい珊瑚を見下ろしながら顔を真っ赤にした大和は目を閉じたり開いたりしていたが、最終的には目蓋は開いて視線を向けたままに――]
いろいろ不安要素が多いけれど、 僕はずっと毎日珊瑚さんと一緒にいたい、です。 だから、結婚までも、考えてくれると嬉しい。
やっぱり僕にとってのヘラは珊瑚さんだから。 ずっと好きだと想っていたいんだ。
[本当は嫉妬深かったとしても危険な避難区域まで探しに来てくれたのは嬉しかったし、今もこうして支えてくれている。 大和を救ってくれたのは誰でもない珊瑚で――。 どうかなって、浪漫も何もないけれど想いはもう止まらなくて先走った言葉の返答を待つばかり**]
(+61) 2023/08/19(Sat) 17時半頃
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/* 起きた 自分用メモ
【錬成するもの】 ・みんなへの遺書 ・母親への遺書 ・できれば戦闘開始直後の描写
(-30) 2023/08/19(Sat) 17時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/19(Sat) 17時半頃
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/* マガジン補充要員だろう三千院くんへの導線。 あと何かしておくことあったかな……?
(-31) 2023/08/19(Sat) 18時頃
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/* >>+61お買い物最中にポイントアプリ立ち上げついでにお会計待ちでこれを見てニヤニヤしてしまったのでみんな出かけてる時にログを見る時は注意しような!(マスクは手放せないぜ!
(-32) 2023/08/19(Sat) 18時頃
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― 幕間>>103>>104>>105>>106 ―
ううん。責めていい。 嫌っていい、憎んでいい。 許してもらえるなんて思ってない。 永も、私も。
[この地球と私の地球の分岐はそう昔の事ではないかも、というのには、小さく頷く。 本当のところは、私にも分からないけれど。]
[そして、スマホの検索というのをすっかり失念していた私は、真っ白な紙に描かれていく絵を見つめる。]
――……あっ! これ、『タイヨウノトウ』!? あと、ミャグミャグサマ? 本郷さん、絵、上手だね。
[本郷さんは絵が上手くて、私の記憶の中に、近いものを見つける事ができた。 私も、本郷さんの絵の横に、タイヨウノトウとミャグミャグサマが手を取って両手をバンザイしているイラスト(顔が全部笑っている)を描いてみる。 多分、59(0..100)x1点位のでき。]
(107) 2023/08/19(Sat) 18時頃
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[絵は、特段上手くも下手でもなかった。]
[鳥取観光には。]
行きたい所かぁ。うん。分かった。
[そう言って、小さく頷いて。 今はもう主の居ない、大和君の秘密基地で、 謎生物は、観光情報誌のページを捲るのでした。*]
(108) 2023/08/19(Sat) 18時頃
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雲水 ハロは、メモを貼った。
2023/08/19(Sat) 18時頃
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ーー支援活動ーー
[大和は珊瑚と一緒に病院でお手伝いをするようになった。 とは言え専門的なことはできないので荷物運びや子どもたちの相手がメインだが頼まれた仕事は精力的にこなしていった。
一番の問題は珊瑚の父親だった。 どうしてか大和を目の敵のように見てくるのだがこれが噂の娘は嫁にやらんというやつなのだろうか。 一応大和からも正式に挨拶をして付き合っていることと将来的に結婚する旨は伝えたのだがやはりお金がないのがいけないのだろうか。
公共交通機関の乱れも大変だ。 信号すら止まっている場所もあり道の状態の問題もあり、ガソリンの問題もって問題しかないのが災害時の道路である。 線路は広範囲で断線しているだろうし、大和が手軽に使える中ではーーそうママチャリが最速だね! 残念ながら長年愛用していた自転車は壊れてたし脱出の際に置いていくしかなかったので新しく調達することになった。 と言っても新品ではないのだが何と電動アシスト付きだった。 珊瑚を後ろに乗せて移動できるので重宝するようになった。 でもやっぱり運転できたほうがいいのかもしれないから珊瑚と相談しようと思う**]
(+62) 2023/08/19(Sat) 18時頃
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─大和命戦のあった日 恵一との電話─
[あの日貰ったシルバーの指輪を、康生はずっと左手の薬指に嵌めている。大和命戦の時に、気付いた者も居たかも知れない。康生は、聞かれれば「ケイに貰ったんだ」と正直に語っただろう。乾恵一の指にも同じ物が光っているから、何も聞かずとも察せる者は察せたかも知れない。必要以上に目立たせるつもりは無いらしく、康生が私に触れるのは右手でやる割合が増えた。]
[LINEの返信を待っていたが、掛かって来たのは電話だった>>100。病院ではなく自宅だったから、康生は即座に出た。]
もしもし? って、ひでー声してんなぁ。 謝んなって。おう、飲め飲め。
[彼は、憔悴しきった声をしていた。今でこの調子なのだ。私の巻き添えで康生が命を落とした後、この子は一体どうなってしまうのだろうか。]
(109) 2023/08/19(Sat) 18時半頃
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[そう。康生はパイロットになる訳ではない。これから巻き添えで死ぬ事になってしまっただけだ。だから「パイロットになるんだよね」という言葉>>101への返答は、歯切れが悪い物だった。]
ん……ま、そんな感じ。
どういう意味、って…………そのまんまかな。 なんかめっちゃ胸騒ぎがした、みたいな? だから、他に呼ばれたーって奴が居ないなら、そういうことなんだろうなって。
ほら、大和だって名前が呼ばれたとは言ってなかったし。 もしかしたら、こういうパターンもあんのかも。
[康生自身は、名を呼ばれるものなのだろうと考えてはいる。ただ、現時点でそれは確定の情報ではないから、『次は、僕だ!』とだけ書いた>>3:43大和命の例を挙げて誤魔化した。なるべく嘘は吐きたくないのだろう、ふんわりと曖昧にする言葉。それは、事実を隠す為でもあり、彼に残酷な現実を突き付けない様にという気遣いもあったに違いない。]
(110) 2023/08/19(Sat) 18時半頃
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[だが、これから告げなければならない事実は、そうは言ってられない程に深刻な物だった。]
……それよりも、さ。一つ気にしてることがあって。 大丈夫だと思うんだけど、大丈夫だと思ってるんだけどさ。 俺、アストロを動かせる自信、あんまなくて。 ハロに、動かせなかったらどうなるのかって聞いたんだ。
動かせなくても、即負け確定にはならないらしいんだけど、決着は48時間以内に付けなきゃいけないらしくて。 敵や、敵に属する人から受けた攻撃でパイロットが死ぬってのが、敗北条件で。 負けない為には────それ以外の方法で死んで、次のパイロットに席を譲らなきゃなんないんだ。
命がアストロを動かせないっつった時、俺がめっちゃ動揺しちまったのは、それで。 あん時は、心配掛けてごめんな。
(111) 2023/08/19(Sat) 18時半頃
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だから、えっと……言いにくいんだけどさ。 俺は、絶対にこの世界を守りたくて。 守りたいから、動かせなかったら最悪いきなり自殺始めるかもしんないってこと、伝えときたくて。 そんで、俺がうまく死ねなかった時は────ちゃんと、殺して。
[語り口は、あくまで穏やかだ。けれど、康生が本心からそれを望んでいるということははっきりと伝わるだろう。]
や、まずねーとは思うんだけど! ねーとは思うんだけどな!? 言わずにいきなり驚かせるよりは、杞憂でもちゃんと言っとかないとな〜って。 凹んでるとこなのに、ごめんな。逆に凹ますようなこと言っちまって。
[態と冗談めかし、明るい口調で康生は語った。彼は一体、何を思うのだろうか。*]
(112) 2023/08/19(Sat) 18時半頃
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─命くん─
「それはお母さんがね、教えてくれたから。 それに満遍なく出来るのもすごいんだよ? 病棟には勉強したくて我慢してる子もいるらしいから 命くんならそう言う子達に教えてあげられるもの。 でも、ありがとうね?」
無理してるつもりは無いし、我慢しすぎてるつもりは無いけど。 でも我慢はしてきたし無理も少し。それでも命くんがそばにいてくれるならもっと頑張れる──なんて言ったら、心配かけてしまいそうだけど。 でも隣にいてくれるから十二分に安心できて、いつもより伸び伸びと過ごせる気がしてるんだ。 私も命くんに無理はしてほしく無いからきっとお互い様なんだろうね。
(+63) 2023/08/19(Sat) 18時半頃
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>>+60でも、言葉を途切らせた私の代わりに命くんがお礼を言ってくれた。 それにも私は言葉を返さない。私も。そう返したいけど、今は目を閉じてキスを待つのに精一杯になってたから。 目蓋を下ろしたその先。 吐息が混じり合って間近に命くんの存在を感じる。やがて唇に柔らかなものが触れて、ゆっくりと触れ合わせるだけの距離からより近くを求めるように重ね合わされた。
(+64) 2023/08/19(Sat) 18時半頃
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「ん…っ。」
小さく声が漏れる。初めてのキス。 キスがこんなに幸せな気持ちになるものだって知らなかった。唇を触れ合わせているだけなのに心臓がこれでもかと高鳴って、命くんに聞こえてしまいそう。 頭の芯がジンと熱く痺れて蕩けそうになってくる。 どれくらいそうしていたんだろう。 唇が離れた時は少し名残惜しい気がしたけれど、唇にそっと指を添わせて俯いた。 本当に、キスしちゃった。大好きな人と。 その感覚の余韻につい浸ってしまう。 きっと私は耳の先まで真っ赤になっていた。 キスは甘いと言うけれど、味じゃなくて感覚で甘いと思ってしまうのがよくわかる。 大好きな人とのキスはものすごく甘いものなのだ。
(+65) 2023/08/19(Sat) 18時半頃
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「え、あっ…、ん…。」
"もっと好きに"の声に驚いて顔を上げる。 でも重ねられた唇を拒むなんてするはずが無い。 甘く受け入れて、私からも唇を押し付ける。 離れてはまたどちらからとも無く唇を寄せて、繰り返されるキスに甘く吐息をこぼしながら──とさ、と気付くと背がソファに付いていた。 唇が離れてそのまま命くんを見上げる私の眼差しは甘く蕩けて、潤んで。恥ずかしいけれど、私だって今のキスで昂ってしまった事がわかってしまうかもしれなかった。 でも背に回された手が抜けて、繋いでいた手が両手に繋ぎ直される。 もう決して離さないんだと言うような、互い違いに指先を絡めた繋ぎ方で。 そうして真っ赤な顔で目を閉じたり開いてりしている命くんを、呼吸を整えながらまっすぐに見上げていたけど。
(+66) 2023/08/19(Sat) 18時半頃
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>>+61それを言うなら、私だって救われていた。 たくさん食べてくれるのは嬉しかったし、あの寂しい誕生日を塗り替えてくれたのは命くんだ。 私の心をすくいあげて助けてくれたんだ。 でもきっともうその前から好きだった。 好きだから会う機会を増やしていって、命くんの傍にいたかったんだと思う。 私にヘラの名前は勿体無い。 だけど命くんがそう言ってくれるなら──。
「私も──ずっと、命くんと一緒にいたい、です。 結婚も、嬉しい。 ずっと…大好き、命くん、大好き。」
来年になったら。 せめて先に籍だけ入れるのも良いかもしれない。二人が18になったら、誰の許可も必要なくできるんだもの。 でも今はそんな法律の話だとか制度の話なんて出したりしない。 ただ、それが嬉しいと素直な気持ちを伝えて微笑んだ。 じわっと涙が滲んでくるのは嬉しいから。 繋いだ手に力を込めて命くんを見つめ続ける。
(+67) 2023/08/19(Sat) 18時半頃
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この、今の不安な情勢がいつまで続くかわからない。 だけどこの言葉があればなんだって頑張っていける。 そう、思えた。**
(+68) 2023/08/19(Sat) 18時半頃
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─お父さんの態度─
瑠璃川先生は瑠璃川先生で結婚予定の彼女がいて娘と別居予定だったんだからその態度本当やめてほしい。 そんな事を笑顔で瑠璃川先生に言ったらオロオロ後にガックリだった。 不思議ですね先生? >>+62命くんは正式に時間を取って結婚の挨拶をしてくれたんですよ。 勿論、このお忙しい中で瑠璃川先生もお時間を取っていただいたのは…、何よ、他人行儀嫌だって?知らないよ! まあ忙しい中だったしこんなご時世だから正式な場で、と言うのは難しかったけどね。 お父さんの仕事の合間に時間を取ってもらってのことだった。 それは感謝してる。 だけど、支援活動もしてくれてる、正式に娘と付き合ってると表明してくれてる相手に失礼じゃ無いかと。 それは分かってるそうだけど、娘の親というのは複雑らしい。 ただ、私と命くんが同い年という説明をしたからかお父さんは勘違いしている。 もう二人とも18だと。 だから結婚しようと思ったらできちゃう──のが問題なのかもしれない。 でも、二人で暮らしてるのは(この情勢が落ち着くまでと言いながらも)許可してくれてるのでそこはありがたい。 その点は命くんの家が今はもう潰れてるせいもあるんだけどね。
(+69) 2023/08/19(Sat) 19時頃
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一応前向きに受け止めてくれてるらしい。 私たちが学生のうちは支援もしてくれるらしいけど、情勢が落ち着いたら住む場所は変える方向で説得された。 一緒に暮らして良いの?は黙殺されたから良いと言うことにしておこう。沈黙は罪です。 ただ一つ。 気持ちが真剣なのなら、いつか式を挙げて見せてほしいとお願いされた。 お母さんの式の時のヴェールが残っていて、それを譲りたいからと。 それは勿論、否定するつもりは無かったからその後に命くんにも伝えたよ。 一緒に住むことも否定はされてない、とも伝えたけど。
何はともあれ、早く平和な世界に戻ってほしいよね。 それ以降お父さんの態度は多分軟化した…はず。**
(+70) 2023/08/19(Sat) 19時頃
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/* 柊木くんのこの辺とか>>14 瑠璃川ちゃんのこれ>>+69とか どうしても父親目線で同意しかないんだよね……… 柊木ポチチや瑠璃川先生とはいい酒が呑めそう(ビール1本)
娘しゃんしゃいだけど大きくなって彼氏連れて来るから時間作ってねとか言われたら普通に「は?嫌だが?」って思いそう俺
(-33) 2023/08/19(Sat) 19時頃
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─支援活動─
病院での支援活動。私は子供たちの相手、ご老人を始めとした患者の話し相手、日本語より英語のコミュニケーションを求める人の対応が主になった。 子供達の相手は楽しいんだけどね。 ずーっとおしゃべりしてる(と言うより聞いてる)のは、地味にしんどい事なんだと実感した。 傾聴ボランティアって聞いたことあったけど、やってる事はそれに近いかな。そして、それがそもそも存在する意味もよーくよーく分かった。 だって、こんな情勢なんだもん。みんなが不安で、誰かに話を聞いてもらいたがってる。 ただ、病院に来た人みんながそれを医者相手にやっちゃうと本当に医療が必要な人に医療の手が届かなくなるから、こう言う支援も必要なのだ。 その中で私の弱点は、瑠璃川っていう珍しい苗字。 『んま〜瑠璃川先生の娘サン!』程度で終われば良いけど、息子の嫁に〜とかは本当に断り方が難しいし、人によっては何度も同じ話をループさせてくる。 そういう意味では英語対応の方が気楽。どの支援を求めれば良いのか、どの科に行けば良いのか、そんな母国語ならスムーズに手に入れられる情報を説明することが殆どだからね。
(+71) 2023/08/19(Sat) 19時頃
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公共機関の乱れは大変だけど、私は命くんの自転車の後ろに乗せてもらってる。 『重くない?』とは思ったけど電動だから大丈夫らしい。確かにこんな時には自転車重宝するよね。 免許の話が出たら「原付…くらいだよね、まだ。」と現実的な話。 免許取っても良いけど…筆記は…なあ…と試験勉強から目を背けようとする私もセット。 原付の免許取得に筆記が必要かどうか知らないけど、どうなんだろう? 二人乗りのことも合わせて調べてみても良いかもね。**
(+72) 2023/08/19(Sat) 19時頃
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