28 僕等(ぼくら)の
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― 鳥取砂丘 >>134>>135>>136 ―
[選ばれるのは当然、真近に迫る死んでしまう恐怖との闘いだけれど、まだ選ばれていないのは、先の見えない不安との闘い。 私はまだ前者と向き合う段階ではないけれど、今感じているのはどちらがマシとも言えないくらいのもので、だからこの一時は確かに気の慰めになっていた。 とにかく、準備自体は先に続けるためのものなわけだから]
(140) 2023/08/19(Sat) 21時半頃
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――珊瑚さん――
[>>+83珊瑚の言葉が嬉しすぎて涙が出そうだ。 既に目元から頬に流れる熱いものがあったがきっと雨漏りだろう。 恋も愛も知らなかった大和にそれを教えてくれる珊瑚は本当に掛け替えのない存在で、決して喪ってはならない存在だと思い知る。
言葉を重ねるほどに言葉の甘みが増していく。 口づけも香りも甘く感じるのは頭がそう感じているだろう]
珊瑚さんの声、好きだよ。 甘くて切ない響きがする。
[>>+84肩を跳ねさせるのもとても可愛い。 高くなる声にもっととキスを強請ってしまう。 最初は元気な姿が見れてそれで良かったのに一緒にいればいるだけどんどん幸せになっていって、欲が段々と深まっていってしまう。 本当はもっとロマンチックな舞台の方が良かったはずなのに、生命の危機に触れたということもあって歯止めが利きにくく――]
(+91) 2023/08/19(Sat) 21時半頃
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うん、お疲れさま。 ハロも準備ありがとうね。 おかげで随分助かった。
[測った腕の長さから考えると、やっぱりアストロの体高は500mでいいだろう。 腕と掌のサイズがわかれば、実戦では必ず役に立つ。結果に満足して私は道具をしまって、ハロにもアストロを再度格納してもらった。 そのまま観光…というには、確かにハロが言うのはもっとも。]
…確かにタオル巻いて、 ジャージと運動スニーカーのままだしね。 少し休んでからにしよっか。 欲を言えばシャワーを浴びれたらいいけど、 それで家に一度帰るのもなんかね。 着替えは持ってきてるから、うん、休憩。
(141) 2023/08/19(Sat) 21時半頃
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……うん。僕は見ていたいけど。 消そうか――珊瑚さんが可愛すぎて困る。
[>>+85嫌だったら言ってほしいけれどそんな表情を見ると、余計に誘われているようで――。
リモンコンで電灯を消灯すると部屋は一気に暗くなったけれど窓から差し込む月の灯りが淡く珊瑚を照らしてくれている。 掠れる声が消えるようにまた唇を重ねて求めていく。 『大丈夫?』と問いかけながら少しずつ肌に触れ、身を包む衣を乱していく。
暗がりの中での営みはゆるやかに熱を昂らせながら続いていった*]
(+92) 2023/08/19(Sat) 21時半頃
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[着替え自体は、人に見えないようにハロに手伝ってもらった。 1.5kmの移動。砂浜を直に歩いたのだったら、確かに思いのほか疲れたかもしれない。]
白兎海岸…あ、因幡の白兎ね。確かにいいな。 私は…実は、一回燕趙園に行ってみたかった。 中国庭園を完全再現ってやつ。 さすがにお腹も空いたしね。 お昼もついでに。どうかな?
[ハロに問いかけて、多分そこにまずは向かう事になっただろう。 お昼を食べて、園内を見て回って… そういう過ごし方になったはず*]
(142) 2023/08/19(Sat) 21時半頃
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/* ありがとうございます。 名称はお気になさらず。私の方は問題ないです。 では遠慮なく当初の予定通りいかせていただきますね。
(-44) 2023/08/19(Sat) 21時半頃
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/* 吊り希望、重なったらランダム、と書いていたのに、 うっかり早い者勝ちになってしまったのは、 他に検討されてた方がいらっしゃったら本当に申し訳ありません……。
(-45) 2023/08/19(Sat) 21時半頃
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それでもダメそうだったら、僕がどうにかするよ。心配しなくていい。
[それは"ダメそうなら僕がその場で柊木を殺す"という意味だったのだが………、彼が誰か……例えば乾と交わす約束があるならば、僕はそのとき手を出さないだろう。]
大丈夫、何とかなる。
[僕は柊木を励ました。彼と話しているうちに、ポジティブな性格が伝染でもしたのか。らしくなく眉を下げた彼に、真っ直ぐそう言った。 もっとも僕の言っていることは大層物騒なのだが、いつもの如く自覚なく………]
(143) 2023/08/19(Sat) 21時半頃
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[余談。]
>>89 男女差があるくらいで、七星たちはよく似てるよ。 永の顔、可愛かったろ? ああ、そりゃハロとは似てないけど………
[目の前で着替えようとした話には、口を開きかけて、結局何も言わずその話題は流れて行った。]*
(144) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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/* ツンデレかな?(にどめ)
(-46) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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ーー電話/康生ーー
[そう。だから僕も同じように考えて、ハロに『パイロット志願は出来るのか』と聴いたのだ。
結果がyesであったら、僕は彼が呼ばれるより先に名乗りを上げただろう。
たとえ順番の問題でも。
そういう意味では、彼にとって僕がーー僕を護り死ぬことが、彼に少しでも幸せをもたらすなら。]
(145) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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怒ってるの僕だけだよ?
そのせいで、同じように犠牲者であるハロやAにも冷たくしてしまった。
僕が本当に怒るべき対象は違ったのにね。
こんな理不尽極まりない、非人道的なゲームをやらせている存在なんだ。
……抗ったよ。でも、何もかも間に合わなかった。
僕は蟻んこみたいな大きさしかなくて。なんの力もなく。
地球を一瞬で握りつぶせるお釈迦様の手の上でただ踊っていただけだ。
ーーそれでも。 なんとか君をこの運命から護りたかった…
護りた、かった。
(146) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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[愚痴なのか、弱音なのか。 僕は震える声で吐露する。]
ーー…。
[彼の博愛を僕は理解している。それこそが、僕がずっと彼の耀きであると称したものだ。
だから。彼を愛しながら、僕は同じものを求めてはいない。
人はともすれば、関係性に対等を求める。それは限りなく正しい。
だがそれを不均衡にしても場合がある。
深い、深い愛が存在する場合だ。
愛は、見返りを求めず惜しみ無く与えるものだから。]
(147) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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うん。約束…君が僕との約束を破った事は一度もない。
わかった。もしもの事態の時は、この僕が必ず果たすよ。
[父さんはアメリカに避難する前に言った。
『お前の主はお前なんだ。この状況がお前の意思に反して押し付けられたのだとして。
それでもお前が闘うと決めたなら、私の息子として最期まで毅然と臨みなさい。
私はお前の父であることを誇りに思うよ。』
僕は父さんが言うような立派な息子ではない。兄の恋人を寝取るような男だ。 勿論父さんは知らないことだが。
父さんの言葉は僕の胸に満ちている。
彼の叶えたい事はわからなかったが、僕は頷く。]
(148) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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わかった。
ーー考えたくないけど、君がこの世界から居なくなった後、やりたいと思うことはある。
やりたいことを思い切りやって、悔いが残らないようにする。
君は三人目だ。残り戦闘は三回。いつ僕が呼ばれるかわからないけど…ね。
[彼はそれをなんだと想像したろうか?大した事じゃないんだけどね。
隠し事と些細な秘密は違うのだ。]
(149) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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/* >>144 永の顔って可愛かったんだ!!ww
(-47) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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[想いは形がない。
どんなに大きくとも見えない。
だからそれを一生懸命伝えようと、身体を触れ合わせたり、言葉にしたりする。
想いを尽くして。 胸が枯れてしまうほど、最後の一滴まで尽くしきって。
彼に捧げた。]
(150) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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ーー…嗚呼。
[あんなにも乾いていた僕は潤う。彼で潤う。]
うん、…うん。 して欲しいことはもう、あの日に貰った。 いつ僕らがこうなろうと困らないように。
君の残り時間はご家族に使って欲しい。
次に逢うのはコックピットだ。 一番傍にいるからね。ーーじゃあ。
[また。彼と挨拶を交わして通話を終える。
僕はベッドから起きて、また巻き貝をオルゴールに大切にしまうと部屋を片付け始めた。
それからコックピット転送までどれだけあったろうかーー
彼との再会が、彼の最期となるのだろう。]**
(151) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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―― 三度目の襲来から六日目の夜 ――
[あの怪物があたし達の街近辺に現れる間隔は 比較的短くて。平均して一週間前後で 起きてたように思う。 だから、もしまた来るのなら。 …昨日から、おとといから、 ざわざわと胸の内に不安を飼っていた。
今度もしまたこの街に現れたのなら。 …………考えたくないのに、 考えてしまって夜に何度も目を覚ました。]
(+93) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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[ようやく電力が復旧してきたけど、 安定供給まで行くにはもう少しかかるらしくて。 部屋の電気は夜の早いうちから消すようにしていた。 だから、外からの光が窓から良く入ってきて。
いつの間にか夏休みは終わって、 残暑すらこの街から逃げ出してしまった様に 夜は涼しく過ごしやすくなっていた。
遠くで鳴く虫の声は災害後と変わりなく思う。 …虫は、変わらないんだな。なんて ぼんやりと考えながら、ふと 窓の方へと身を寄せる。]
(+94) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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[教室からクラスメートの半分くらいがいなくなった。
街から避難したり転校したり>>@1、 被災したり、…しんでしまったり。 精神的に参ってしまって、だったり その理由は色々だったけど。 残ってる人も皆、表情は一様に暗かった。
あたしと同じように、 これからどうなるんだろうって 不安が何処かしら顔に浮かんでいて。 本当に…教室は様変わりしてしまって見えた。
せめてもう、こんな事は起こらないで欲しい。 心の中で何度も祈っているけれど、 ……きっとまた何か、起こってしまうんだろうって そんな予感めいたものも感じてしまっていた。]
(+95) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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[窓の外を見つめる。 四階からの景色でも、街の様子は変わって見えた。 一週間も経ったから大通りだとかは舗装されてきた けど、民家や住宅にはまだ爪痕が残っていて。
窓のへりに頬杖を付きながら ただただぼんやり眺めてしまった。 もし、今度はうちがああなってしまったら… ――― ]
(+96) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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[ぶんぶんと頭を振って嫌な想像を追い払う。 溜息を吐きながら今度は目線を上げた。 そこに広がるのは秋の夜空。
きらきらと輝く星は、 前に部屋から見上げた時よりも うんと数を増やしている様に見えた。
…多分、街の明かりが減った?から?かな。
それとも]
(+97) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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………空に昇っちゃったから、かな。
(+98) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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[暫く眺めてから窓を離れて。 ベッドに倒れ込めば、頭から布団を被った。 そのうち暑くなって手足とか出しちゃうけど、 観念したように眠りに落ちていって。 ……やっぱり何度か目を覚ましちゃうのだけど、 それでも。その日の夜は静かに 更けていった。**]
(+99) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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― 鳥取砂丘>>141>>142 ―
家まで転送しようか?
[シャワー、と聞くと、そう言ったけれど。 着替えだけでいいというので、頷いて、人には見えない様に手伝った。]
燕趙園か。うん。行こ! ご飯は、この身体だと食べられないから、 見てるだけになっちゃうんだけど。
[ごめんね!って小さな手を合わせた。]
(152) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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――支援活動は続く――
[>>+89おばさまたちへの効果は絶大?
それを言った大和もおばさまたちの反応でこうかはばつぐんなダメージを受けていた。 珊瑚が真っ赤になって両手で顔を覆ってしまったりしてたけれどそこで大和がそんな行動をしていたら怪しまれるだろうと頑張って耐えていたが顔は耳まで真っ赤だった。 でもそれで他の男の気配が珊瑚に近づかなくなったならそれで良かった。 珊瑚は自分の嫁だとほぼ公言した形ではあるが――ごめん、独占欲が強かったんだ。
その後、お義父さん絞られたけど、しかもまだお義父さんじゃないって言われたが何れはそうなるので心の準備だけしていってほしい。 過労と心労で倒れないかだけが心配だった。 あと仕事量がまた少し増えたのもあったが大した問題ではなかった]
(+100) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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[>>+90情報誌が増えていく中で専門学校の本が増えているのは珊瑚が志望を本格的に考えているからだろう。 最初は調理系かと思ったけれど見ている情報誌と話を聞いていると理容師と美容師のどちらか迷っているようだった。 どちらも出来る範囲は定まっているが理容師のほうが若干難しいらしい。 ある時情報誌にダブルライセンスなるコースがあって通常二年かかるところを三年で両方の受験資格を得られるようになるらしいけれど、最終的には珊瑚がどうしてその道に行きたいのかとか将来何をやりたいのとかで変わると想うので適時話を聞いたりしていくつもりだった。
珊瑚のそうした情報誌と共に大和のは建築系の仕事についての本が多かった。 将来平和になったら街の復興が始まるしその時に珊瑚と一緒に住む街を作ったり住む家を設計したりしたいのだけど結構難関なので悩んでいる]
(+101) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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[膝の間に座る珊瑚を後ろから抱きしめて肩から覗き込んで一緒の本を読むのだけれど読む速度は珊瑚に委ねている。 新聞もそうだしテレビの時は反対に大和が背もたれ代わりになっている。 引っ付いていると幸せだった。 珊瑚はわりと頻繁にキスを求めてくれるし大和もしたいから、珊瑚が振り向いたらそれは珊瑚がキスしたいという合図だと思っていて、大和は耳朶や首筋にキスをして強請るのだけれどまたすぐに身体を重ねたくなってしまうのは難点と言えば難点だろう。
真面目に勉強する時もあるし対面に座る時も距離を置くときもあるけれど気づいたら手を伸ばして手を繋いでいるし最初からくっついている方がまだ効率的かもしれない。 やるときに集中していればいいんだよ、多分。
ところでくっついている関係でこれも自然にだけれど一緒に寝るようになった。 毎日じゃないけれど腕の中に珊瑚を抱いてソファの上で寝るのは気持ちがいい*]
(+102) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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/* みことくんめも>だよねえチュン方向だよね村的に! でも、恋人同士が落ちてあとエピまで何日あるんだ…? エピったらそういう事しても良いかな村たてさーん!(
これ、襲撃がホームじゃないと逃げるRPも無くてひたすらコレな気がしてるけどまあそれはそれで楽しい!(前向き
(-48) 2023/08/19(Sat) 22時頃
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