28 僕等(ぼくら)の
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―戦闘後 コックピット外―
[柊木君の最後のことは…私よりもっと彼を良く知る人達に任せる事にした。 それは乾君であり、天道君であり、加賀先生でもある。 だから、アストロが消える前に最初に光点の数>>#2に気づいたのはきっと私だったから、その場にいる誰かか、もしハロが病院での用事を済ませて戻ってきたなら彼女にでも尋ねただろう。
そのぐらい空気を読まずに言えるのは多分私ぐらいだったかもしれない。
私にとっては、こんな時にでも確認しなければならないほどの重大事だった。]
(339) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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─四回目の襲撃─
「うん。良いね。じゃあ、そこにデート行こ? 遊園地とかもそのうち行きたいなあ。 受験合格したら、そっちもね。 映画とか…夜空を見に行くとか。 たくさん、デートしたいなあ。」
まだ、今は心が辛くてなかなか立ち直れないけど。 少しずつ楽しい記憶で塗り替えていければ良いと思う。 たくさん命くんと楽しいことをして。 それでもよかったねと笑えるように。
(+181) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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「え?別に良いけど…えっ??? 合格した時のお祝い候補ってどれだけ…? そんなに水着、期待してくれるんだ。 期待外れじゃないと良いけど…。」
>>+177まさかの合格祝いレベルだったらしいそれに驚きながらくすくす笑っちゃう。 うん。こうして笑い飛ばしてしまおう。 不安も、怖い気持ちも。あの景色もみんな全て。
(+182) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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>>+178──ちなみにスク水を見たいと言われたらちょっと戸惑いながらも着るのは吝かでもないので、もし機会があったらお願いしてみてほしい。 スク水はあまり遊びという感じがしないし、変な話マニアックな気もしてしまう。 いかにも学校です!という、名前がでかでか書かれた状態が特に良くない。 流石にデートではそれはないから、着るとしても家の中とかだとは思うけどね。
…それにしても裸だって見せたことあるのに、まだまだ恥ずかしさが消えないのはなんでなんだろうね?
(+183) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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病院の窓や壁に微細な罅が入ってる。 でもコレは、耐震構造の一つもあるらしい。いきなりボキッと折れることがないように、微細な罅が所々入って構造を保つようにしてるんだとか。 とはいえ修繕は必須だろうなあ。 今のところは普通に使えるみたいだけど。 あのたぬきも転がってしまっていて、あたりにはいろんなものが落ちていて、戦いの跡といった風情だった。 その割にはうちのマンションは比較的無事でホッとする。 やっぱり微細な罅は入ってるし、窓は目張りのおかげで割れてはいないもののここだって修繕──ううん、建て替えが必要なんだと思う。 それでも家に戻って来れたのにホッとしてた。 若しかしたら色々と物が散乱してたかも。 ライフラインは止まっていたかも。だけど。
(+184) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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…こんな時に確認ってのもどうかと思うんだけど。 あの光点って…1つずつ減るから 残りの戦闘の数かとも思ってたんだけど。 4つから2つになったって事は、 私達契約者の人数なんだよね。
私と、乾君と、天道君……
なんで、残りが2つなのかな。
(340) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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「んむっ!? ん、…。」
玄関の扉が閉まったと同時に抱きしめられてキスされて驚いたけど、わたしはすぐにそれを受け入れる。 瞼を下ろして唇を寄せて、舌先を伸ばして覚えたばかりの大人のキスを強請る。 こうして二人きりになったなら、わたしは瑠璃川先生の娘でもなく、小児科に手伝いに来たお姉さんでもない。 ただの瑠璃川珊瑚として、命くんに甘えたい。触れ合いたい。繋がりたい。
「命くん…。怖かった、怖かったの…。」
やっとその気持ちを吐露できて、すん、すん、と啜り泣いた。
(+185) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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「だから、だから今日は、もう離さないで…。」
元より命くんはそうしてくれるつもりだったみたいだけど、そんなお願い事をする。 その日はもうそのまま、わたしの部屋に来てもらって。 わたしとしてはそこで着替えとか持ってきて、リビングに戻るつもりだったけど。
「…あ!」
>>+180なんて良い笑顔を見せてくれたんだろう。 枕元に置いたものを見つけられて、一瞬息を呑んで顔が真っ赤になった。 そういう意味で部屋にまできて貰ったんじゃない。そうじゃ無いんだけど。 真っ赤になったままベッドに押し倒されることに異存は無いから。 わたしは顔を真っ赤にしたまま両腕を伸ばして命くんを抱き寄せた。**
(+186) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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……それに、私達の戦う敵の数って、6体だよね。 ハロの話をそのまま取ると残りは3。
でも……七星君は最初の時に、 最初の1つを自分が倒すって言ってたよね。 それなら残りは2戦になるはず。
……ハロに悪意がないのは分かってる。 でも、これって、どういう事?*
(341) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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/* どうなるかなあ…表。 展開が読めないというのは面白い、という事でもある。
(-91) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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/* ヒェッ!即日怒られてた! (更新後かとw)
(-92) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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/* 敵パイロットですが、幼女を想定して動かしてました 「いやあっ、こないでーっ!」って泣きながら下がって 走って追いつかれたから「うわぁーん!!」って泣きながら必殺技連打してただけです 最後攻撃して来なかったのも、「ころせないよやだぁ〜」って号泣してただけです
柊木親子は罪深いね
(-93) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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/* 柊木くんメモ>な、なんだってー!?wwwwww
(-94) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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/* 墓下ではキスできる男になるのか。 モテモテくんになるのでは、柊木くん。
(-95) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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[柊木戦の少し前だったか。直前かもしれない。 僕はハロと2人だけの通信で、話していた。]
……柊木戦の後にアストロの光点が2つ消える筈。 そろそろ全部話さなくちゃいけないね。
[柊木は、彼がもともと僕が未契約だと気付いていたこともあり、とてもスムーズに理解してくれたけど。 乾と本郷さん。何から話すのが良いだろうか………。]*
(342) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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/* なんでハート??ってのは、 「魔法少女かずみ☆マギカ(まどマギのスピンオフ)」に出て来る魔女モチーフってのと 柊木親子の事情と、あと敵パイロットが幼女想定だったのでこうステッキとかの頭に付いてる、くるくる回るハートのイメージでです
必殺技は、完全に「仮面ライダー龍騎」のゾルダのファイナルベント「エンドオブワールド」です
ぼくらのと龍騎とマギカシリーズを足すな 地獄×地獄×地獄になるに決まってるだろ
(-96) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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/* 死して尚、契約者数で禍根を残す男 チズ枠だからね 仕方ないね でも、チズちゃんと違うのは、コイツは椅子が出た時点で確信できたので (原作は、ベビーベッドは他の子が取ってっちゃってわかんなかったはず) 割と事前に手を打てたってことです
(-97) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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/* これ、恵一くんとしては早く墓下に行きたいだろうけど、本郷さんの望み的には本郷さん先の方がよくまとまるのでは…???
(-98) 2023/08/20(Sun) 23時半頃
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[残念というかなんというか。
僕はショック状態だから排出後、アストロの光点に全く気付かないだろう。]
(343) 2023/08/20(Sun) 23時半頃
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― コックピットの外で/本郷さん ―
うん。光点は、契約者の数だよ。
[問われる言葉を、最後まで聞いて。 心臓も無いし、呼吸もできないけれど、 左胸に手をあてて一度深呼吸をした。]
……まずは、嘘を吐いてごめんなさい。 契約者は2人。敵の数も残り2体。
誰かが契約してない、って知られると、 疑心暗鬼や争いの原因になると思ったし。
契約者よりも敵の数の方が少なくて、 誰か1人助かるかも、っていう状況だと、 呼ばれた時に、酷い事が起こる可能性がある。
だから、契約者と敵の数を合わせないといけなかったの。
(344) 2023/08/20(Sun) 23時半頃
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……私、男の人に触れない、って言ったよね。 七尾さんの戦いの時、蜘蛛型の敵に組み敷かれた時も、 本当は凄く取り乱してた。
永のチームは、契約者が1人多かったの。 絶対に自分1人は生き残る、って信じてた人が、 名前を呼ばれて、戦闘放棄して逃げて。 ……私は襲われたんだ。
だから、そういう事が起きない様に。
私が吐いた嘘は、これ一つ。 他の事は、全部本当。 もう私の事、信じられないと思うけど。 ……ごめんなさい。
[そう返答をすると、本郷さんの反応を待った。*]
(345) 2023/08/20(Sun) 23時半頃
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―戦闘後 コックピット外―
[ハロと真弓が何かを話していたが、今の僕の耳には何も届かない。
独りになりたい。 ただそう考えて、僕はフラフラ帰宅する。
もし僕が足を止めるとするなら、加賀先生か三千院部長から康生の手紙を受け取る時ぐらいだと思う。]*
(346) 2023/08/20(Sun) 23時半頃
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――四回目の出撃の夜――
[お泊りデートの場所も決まって>>+181やりたいこともしたいことも増えていく。 楽しい案を出していけば心は少し軽くなってくれる。 ほんの少し、あと少し、その少しを積み重ねていくのだけれど奥底に沈殿したものが濾過されるのは時間がかかる]
僕はね、お弁当を持ってピクニックでも楽しいよ。 お花見とかもしたいね。
[語られる夢と希望に一つずつ付け足しながら、好きな人の水着姿は全然別なんだよって笑って言える]
(+187) 2023/08/21(Mon) 00時頃
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だってほら、なんでもってなったらさ。 いろいろ思い浮かばない?
[してあげたいこともしてほしいこともいっぱいある。
>>+183スク水もその一つで高校まででしか見られないものだから来年までしか機会がない。 きっと後日着て欲しいと願うだろうし誰にも見せたくないから勿論家の中で――それはまた後日の話だ]
[>>+184思い出の場所も建て替える必要はあるかもしれないがそれもすぐではないだろう。 修繕で誤魔化しつつ頃合いを見てということになると思う。 マンパワーがどれだけあても手が足りることは暫くは訪れないだろうからまだ暫くはこのままでライフラインを確認する前に抱きしめてしまったものだからその確認も明日の朝以降になる]
(+188) 2023/08/21(Mon) 00時頃
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うん、気づいてたよ。 珊瑚さんはえらいよ、よく頑張ったね。
[優しく労わりながら、それでも子どもをあやすようではないのは舌先を伸ばしてきてくれたから。 >>+185伸びてきた舌先に大和もちょんと自分の舌先を触れ合わせてから少しずつ触れ合いを増やしていき大人の口づけに溺れさせていく。 とは言え大和も技巧があるわけではないので今は大人の交わり方を二人で一緒に覚えていく]
元よりそのつもりだから。 もう僕しか見ちゃだめだし、 僕だけを感じてもらうからね。
[いつもソファの上でだったから柔らかいベッドの上は初めてだった。 珊瑚の顔が真っ赤になるのは本当に可愛い。 押し倒した後、言葉の通り大和のことしか考えられないように染め上げていって――疲れ果てて眠ってしまえば朝までずっと身体を抱きしめて包み込んだ。
翌朝はいつもよりもきっと恥ずかしかったかもしれないけれど、起きようとしてもダメと抱きすくめて布団の中に留めてしまう。 家での被害確認があると休む許可はもらっていたが、一日世間の情報から珊瑚を隔離するつもりでいる*]
(+189) 2023/08/21(Mon) 00時頃
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雲水 ハロは、メモを貼った。
2023/08/21(Mon) 00時頃
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──第3戦のあと・自宅で──
[誰も居ない自宅に帰り付き。 銘仙判の座布団に正座して、 仏壇に手を合わせていた。
天道縁里(ゆかり)。 元の世界では僕の母親だった人だが、 この地球では、故人だった。 独身のまま、若い頃に事故で亡くなって。
つまりここは僕も、弟も生まれていない地球。
それでも仮住まいを天道家にしたのは何故だろう、 自分でも分からない。]
(347) 2023/08/21(Mon) 00時頃
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[ハロの能力で祖父母に偽の記憶を植えてもらい。 学校でも。昔から"天道縁士"が居た事にして貰って。
ここは無理やり居場所を作った世界。 僕の椅子は、 無かった。]
(348) 2023/08/21(Mon) 00時頃
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[だけど康生が、大切な筈のお父さんの椅子を 僕に赦してくれて。]
………あと2戦。
[あらためて誓う。 僕はこの地球を勝たせてみせる。
そして、必ず───…。]**
(349) 2023/08/21(Mon) 00時頃
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―― 戦闘後 コックピット外 ――
[外に転送されて 真っ先にアストロの巨躯を見上げた。 光点の減少がたしかに2つであることを確認し クラッチバッグに入れた人数分の手紙に意識を遣る。]
[乾は憔悴しきっていたし、 天道は恐らく事情を知っている。 だから、柊木と己とが、当然抱くものと予想した問いは 本郷の口から発せられることとなった。>>341]
(@27) 2023/08/21(Mon) 00時頃
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[ハロの回答と事情を聴いて>>344>>345 話に一段落がついたと判断した折、 乾、天道、本郷を改めて呼んだ。]
みんなに、柊木から手紙を預かってる。 混乱してそうだったら読ませて欲しい…と 言われている。
手紙を書いたのは、パイロットの残り数のことで 争いや揉め事を阻止したいという意図だったと思うが。
折角あいつが綴ってくれた言葉だ。 争いの危険云々なしに、みんなに渡しておきたい。
[乾は柊木の死の影響で 早々に帰路に就こうとしていただろうか。 それならば、呼び止める形で。皆に手紙を託す。*]
(@28) 2023/08/21(Mon) 00時頃
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