8 Solo Assembly Letters
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『 P.S.
御聞かせくださったお礼をこめて。 よい子のあなたに────お守りを 同封しておきます。 』
[ 署名を最後に。 ポストカードの収められていた白い封筒には、 もうひとつ、収められているものがある。
祝福のかけられたロザリオ。 それは天を忌避するきもちがなければ、 少女を跳ね除けることはないだろう。 ]
(-51) 2021/04/18(Sun) 06時頃
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[ ...ばけものには天への道が開かれている、 なんてことは、もちろんないのです。 すくなくともボクが知る主の世界では。
そもそも人魚や悪魔みたいな... 『死んだら終わり』の魂なきものたちだって いるんですから、ね。 ]
( けれど、 あの夜の死者を甦らせた奇蹟は 『しかたなく』と言っても... ひともばけものも分け隔てなく。
ほんとうにばけものにも天や主を信じ、 万物と手をとろうとするこころが あるのであれば───────。 )
(48) 2021/04/18(Sun) 06時頃
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( ...その文面も手紙に同封したものも、 ただの興味のようなもの。
...お便りをくださったのは 物騒なことなんてなぁんにもおっしゃらない たしかに『いい子』でしたから。
ボクだってひどいことは言いませんよぉ? )
(49) 2021/04/18(Sun) 06時半頃
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[ さて、投函を終えると もう一通届いていたものを手に取ります。 ]
(50) 2021/04/18(Sun) 06時半頃
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/*
クソ天使はまあぜったい異端はみとめられないが いいこだとまあひどい扱いはしないし 興味深いしおもしろいから祝福はしてみるよ
ってやるやつだけどこれはこれでいやなやつ (クソ天使はクソ天使)
(-52) 2021/04/18(Sun) 06時半頃
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/* キリトさんちのポストも逝ってしまわれましたね……
今回ポスト従者は完全NPCにしているはずなのに ご褒美です!!!! な気持ちになっているのは たぶんランブル2従者やったせいもある気がしています。
(-53) 2021/04/18(Sun) 08時頃
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/* そしてセクたんのお手紙が郵便事故っていたのを把握してぼくは ぼくは
セクたんからセシル宛ての手紙が誤送されたキリトからマーゴ宛ての手紙が誤送されたセシルのところの妖精からセクたんに手紙が行く と書くとかなりややこしいな……!
(-54) 2021/04/18(Sun) 08時頃
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/* そしてわたしはきんちゃんのチョコレート対応に泣きそうになっている ええこすぎる……けなげすぎる……
(-55) 2021/04/18(Sun) 08時頃
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[ 翼の生えた馬の描かれた絵葉書を眺めながら、 ふふ、と思わず微笑んだものです。 ]
そのダービーはとーっても面白そうですね!
・・・・・・ [ そういうものなら是非見てみたい、と思うのでした。 あ、もちろん観客席で、ですよぉ? ]
( ともあれ、筆を執ります。 )
(51) 2021/04/18(Sun) 08時半頃
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[ 今度送られてきた真っ白な封筒は、 中に何か入っているのかすこし膨らんでいる。
収められていたものは一枚のポストカードと (25点のイラスト...ではなく まともな絵師が描いたのであろう白馬の描かれた ポスト・カード、黄金色の洋墨で文字書かれている) ところどころ赤味の窺える袋に収められていた キャロット・スコーン。]
(-56) 2021/04/18(Sun) 08時半頃
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『 カルデア────と聞いて 最初に僕が想像してしたものは、 きっとあなたの語る場所とは 違うものだと思いますが────。 そこにはどんな御方がいらっしゃるのでしょうか。 興味深いものです。 』
(-57) 2021/04/18(Sun) 08時半頃
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・・・・・・ 『もしほかの御使いの同胞のお名前を つけられた────あなたの同胞がいたのなら お話をお聞きしたかったのですが、 それは残念ですね。
ぜひとも同僚への土産話にしたかったところです。 それはそれとして、デアドラさんもダービーに 参加されるのであれば、とっても面白そうですね!』
[ ところでこの世界にはもちろん『そのゲーム』は 存在しないであろうし、まさか自分の絵がさらに 認知を歪ませているとも知らぬ御使いは 読んでいるとき首を傾げることもあったものの、 まったくの閑話休題である───────。 ]
(-58) 2021/04/18(Sun) 09時頃
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『 かれらの呼び込みは積極的に 御協力させていただきたいとおもいます。 ぜひとも観覧席で見物させていただきたいですね。
P.S ところで、やはり 人参をお好みになられるのでしょうか? 』
[ 追伸から察せられるかはわからないが、 同封されたスコーンは天使なりの差し入れだった。 ]
(-59) 2021/04/18(Sun) 09時頃
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[ 認め終わったあと、ポストに投函して──── あらためて読み直した手紙にあった文字。
カルデア、と言う単語にわずかに興味を持ったのは そもそもガブリエルが『カルデア』を起源する存在、と 言うのに無関係でもないのだが、
いまはただの閑話である。 ]
(52) 2021/04/18(Sun) 09時頃
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[ さて、すべてにお返事を返してしまえばもう暫く 夜の静寂はつづき────── ]
.... さすがに天界にはいけないのでしょうねえ。
[ならば、『影』のほうには渡れるのでしょうか、と なにかを捜すよう、倫敦の夜に翼を広げてみるのでした。]
(53) 2021/04/18(Sun) 09時頃
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/*
今日はまにあった ぞ
(-60) 2021/04/18(Sun) 09時頃
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[二通目の封筒は、白を基調としたアンティーク調。 その封筒を閉ざす百合の封蝋を目にすれば、開かずとも差出人の想像はつく。]
死んでから天使の手紙が来る、なんて、 いかにもありそうなのにヘンな感じ。
[「そもそもわたし“異教徒”だし」なんて突っ込みもぽつり、声なき程度の微かさで漏れる。 中身を取り出せば、封筒とは異なる材質の紙――羊皮紙の便箋。 デアドラとしてはあまり馴染みなく、ジェニファーとしても触れる機会の限られる羊皮紙だったが、素朴なそれの手触りはどこか心地いい。 その上に踊る月明りがごとき金色を、黙して読み進める。]
(+17) 2021/04/18(Sun) 09時頃
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[今度は、デアドラが手紙を破り裂くことはなかった。 かといって笑うわけでもなく、頬緩めるわけでもなく。 ただ、その返事に認められていた「すこし、ふしぎ」を目に留めた時には、ぱちぱちと瞬いていた。]
……そんな機会、 きっと、ないさ。 別になくたっていいけれど。
[ぽつりと零しながら、永遠の夜たる黒い空を仰ぐ。 本来の聖杯戦争では“怪談のキャスター”がこの夜の異界の作り手だったのだが、この世界においては、“怪談のキャスター”の亡霊が潰えても夜は明けない。]
(+18) 2021/04/18(Sun) 09時頃
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お迎えの天使とか、わたしには関係ないし。 キャスターがラファエルなモードで 迎えに来る、なんて思わないし。……。
[かの手紙の中でも「天然」と評された存在を思う。 ちなみに向こうの世界でも、“その御使い”は天然なところがあるとのこと。 あちら側の天界では一体どんなうっかりさんをやらかしているのか――なんて想像までは至らなかったけれど。]
(+19) 2021/04/18(Sun) 09時頃
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ヘンなやつ。
[ぼそりと零しながら、手紙を読むに当たって一度腰帯に差し戻していた聖剣のチャームを一瞥する。 その後、「一縷の蜘蛛の糸めいた」手紙を一通、虚空に飛ばす。 この手紙は結局、宛先へは(すくなくとも、すぐには)届かずに終わることになる。]
(+20) 2021/04/18(Sun) 09時頃
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/*
ところで水先案内人周りでマラコーダが ひょっこり顔を出して脳内でクソ天使と冷戦はじめてる (なんかあいつそんな肩書してたような気がする)
(-61) 2021/04/18(Sun) 09時半頃
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[それは、何の装飾もない、真白な紙飛行機。 紙飛行機を開けば、淡い墨色のサインペンで綴ったような文字が表れる。その筆跡は、まるであたかも砂の上に指先で文字を綴ったよう。 一字一字はっきりとした字体の、丸みを帯びた文字が並ぶ。
……以下の文章は、追伸も含めて全て、一枚の紙飛行機に――つまり「A4サイズの紙1枚に」綴られている。 紙面をびっしりと埋め尽くすように綴られた文章は、大分読みづらくなっているかもしれない。]
(-62) 2021/04/18(Sun) 09時半頃
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月明かりのロンドンの天使 ガブリエルへ
わかってくれたなら、いいさ。 あなたがB級映画に出てくるみたいな 戦争したがりの天使じゃなくて良かった。
わたしはもう死んじゃったから、 もうあなたと直接会うことなんて きっとないと思う。 あの■■■■アルスターの王と違って わたしは最初からさいごまで クリスチャンになろうとか思わなかったから。
[「■■■■」の部分はぐりぐりと力強く塗りつぶされている。 塗りつぶし痕を注意深く確認しても、何が綴られていたのかは決して読み取れない。 (ちなみに綴られていたのは、【全年齢】に抵触しかねないレベルの暴言である)]
(-63) 2021/04/18(Sun) 09時半頃
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あなたの世界の話、もっとたくさん 聞いてみたくなかったっていえば それはウソになるけれども。
だって、まさかあなたが 双子の月を作り出した、なんて わたしの世界では全然聞かない話だし。 しかもいつものロンドンは そうじゃない、とか。
もしかして、あなた すごく 世界の異変作っちゃう側?とか 思ったりも正直しちゃったもの。 わたしの世界だったらそれ、右ストレートものだから!
(-64) 2021/04/18(Sun) 09時半頃
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なんて書いてみたけれど別に返事は期待しない。
そもそもあなた、わたしが書いたことを 褒め言葉なんて思うなんてヘンだし。 そういうところが天然、ってやつ? うっかりが大目に見られるのは2度までだからね?
キャスターにはあなたのこと、 よく伝えておくさ。 異なる世界のラファエルも 天然らしいよって言ったら あいつ、どんな顔するかな。
ってつい書いたけれど、 キャスターとももう会えないや。 わたしが還った先で出会えるとも思わないし。
(-65) 2021/04/18(Sun) 09時半頃
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それと、あなたのくれた祝福は 一応ちゃんと助けになったから、 それだけは、ありがと、って言っておく。 結局わたしは死んじゃったけれど。
怪談映画のリフィーに落ちた デアドラ
この手紙があなたに届きますように。
(-66) 2021/04/18(Sun) 09時半頃
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[さて、セシルが「こちらに誤送された手紙」の主に宛てて送った手紙の文面だが――。 記されているのは、セシルが最低限必要だと考えた説明と謝罪のみだ。いわば、事務に徹した「運営側からの手紙」、といってもいい。
……覗き見てしまった内容に思う想いがなかったわけではないが、それを敢えて認める暇はなかった。 そもそも、そんな感傷に浸っていたらまた情緒がガタ落ちになる危険性もあった。 何より、「そういう」ことをわざわざ記すのは、手紙に秘めた想いをしっかりばっちりまるっと確認している、と宣言するようなものだった。これをされた側の恥ずかしさは、セシルにも想像できる。 そういう意味では、グラーツィアが件の誤送手紙に対応しなかったのは幸運中の幸運だったかもしれないし、そうでもなかったのかもしれない。]
(54) 2021/04/18(Sun) 10時頃
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/*
しかし省エネ気味だからもあるとはいえ 確実に下手になってるから やはりロルのかきかたをどうにか どうにか おもいだしてえ〜
(-67) 2021/04/18(Sun) 10時頃
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君たちの記念日を壊すような真似はしたくない。 だから、待ってて。
[想いは、月明かりの窓の下で、ひとり静かに零される。]
(55) 2021/04/18(Sun) 10時頃
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……逢えない傷は、僕だって、知ってるからね。
(56) 2021/04/18(Sun) 10時頃
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