24 研究棟の共存試験 【R18ペア】
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人
狼
墓
少
霊
全
ジェレミーは飢奢髑髏 ビジリアに投票した。
カガは飢奢髑髏 ビジリアに投票した。
ビジリアは紐 ジェレミーに投票した。
ビジリアは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
名前 |
ID |
日程 |
生死 |
参加 |
役職 |
かみさま パルック
| master
| 2日
| 襲撃死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
紐 ジェレミー
| nekomichi
|
| 生存者
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
公安部 カガ
| enju2
|
| 生存者
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
飢奢髑髏 ビジリア
| catroad
| 3日
| 処刑死
| 参加
| 人狼陣営:黙狼 黙狼を希望
|
|
[彼が思い描くのは、若返り、成長する不死者の姿だ。 未だ見たことがない命の形も、彼ならば手に入れそうな気がする。]
ぜひ見せておくれ。 私も楽しみにしている。
[彼の研究によって、眷属の在り方も変わる予感がした。]
(-0) nekomichi 2023/04/30(Sun) 00時頃
|
|
[賛辞と接吻けを額に受け、彼の顔を捕まえて唇へ返礼する。]
このまま押し倒してしまいたい。
[十分に甘いが不穏な言葉を囁く。]
―― けれどもそれは、 あとの楽しみにしておこうか。
まずは今は、共にここを抜け出そう。
[息を混ぜ合わせる距離で告げてから、手を放し、足を台から下ろした。]
(-1) nekomichi 2023/04/30(Sun) 00時頃
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|
忙しくなるね。 まずは薬を作って、それから君の足だ。
[当面の目標を言葉にしながら立ち上がる。 ふわりと手を動かせば、空中から滲むように衣が紡がれた。 上質な絹の風合いの黒衣が、肌を覆う。 捕まる直前に身に着けていたのもこれだった。*]
(-2) nekomichi 2023/04/30(Sun) 00時頃
|
|
[ 額に捧げた唇は、彼の唇に導かれる。 本来の力を取り戻しても彼は、豹変することなく親密だった。]
君を観察するためには、僕が手を出すべきでは ?
[ 押し倒したいと囁く彼に苦笑するけれど、新薬錬成の話になれば、彼の手をとらんばかりに勇み立った。]
(-3) enju2 2023/04/30(Sun) 00時半頃
|
|
ああ、これまでに抽出した有効成分がある。 後は、君の知る秘技か──
[ 中空から服を生み出してみせた彼はまた一段と豪奢で、ある意味、この場から浮いている。]
そういえば、救世主より歳上だとか。 謹んで教えを請うよ。*
(-4) enju2 2023/04/30(Sun) 00時半頃
|
|
私を深く知るには、どちらも必要だろう? もちろん、君に押し倒されるのも好い。 隅々まで観察されそうだ。
[後のお楽しみを想像すれば、脱出にも熱が入るというもの。]
(-5) nekomichi 2023/04/30(Sun) 01時半頃
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|
[新薬の開発に奮い立つ彼に、いくつか生薬の名を告げる。 どれも、そこまで珍しくないものだ。]
ここに私の血を加えて魔力を馴染ませればいい。 さらに能力を移すためには ――
[秘術をベースに、彼の知識を加えていく。 試みのさなか、年齢の話を持ち出されて軽く笑いを飛ばした。]
先ほどまでは君の実験対象だったし、 今は共同研究者だろう? 君とはそういう関係でありたい。
[謹まれるよりは、嬉々として迫られる方がいい。*]
(-6) nekomichi 2023/04/30(Sun) 01時半頃
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観察、仮説、実験── どれも好きだよ。 いろんな器具も使ってみよう。
[ 彼と深く知り合うための算段を楽しみにし、それをご褒美にすればなお励みになるというもの。 嬉々として手持ちの材料と彼の秘術で、世の中では異端間違いなしの新薬錬成をおこなっていく。]
これまで研究には競争相手しかいなかったけれど、 共同研究者がいるのはいいものだ。*
(-7) enju2 2023/04/30(Sun) 08時頃
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どんな器具が出てくるのか楽しみだ。 もちろん、私に使ってくれるのだろう?
[アイデアが溢れている様子の彼を見るのは楽しい。 この身で体験できるなら、もっと楽しい。 ――と、そういえばと思い出す。]
あとは私の血を注げば完成だけれども、先ほど君が使っていた採血の器具はまだあるのかい? 私も使ってみたい。
[普段なら自分の爪で掌でも裂いていたところだが、せっかくなら新しいことを試してみたくなった。*]
(-8) nekomichi 2023/04/30(Sun) 19時頃
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[ 実験器具に関心を示す彼に頷いてみせる。]
楽しみにしているといい。 君のことをもっとよく知った暁には、君を喜ばせるために専用の器具も考案したいな。
今回は── そう、あれを使いたいのかい ? いいとも。 いろんなサイズを取り揃えてあるよ。
[ 刺した先から傷が治癒して採血できなかったりしないか、ちょっと面白いと思いつつ、採血用具を出してくる。*]
(-9) enju2 2023/04/30(Sun) 19時半頃
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専用の器具とは、心惹かれる響きだね。 ああ。期待している。 どうされるか想像するだけで感じてしまうよ。
[喜ばせるためにとまで言われて、体温が上がる。 心の赴くままに接吻けを注いだ。]
(-10) nekomichi 2023/04/30(Sun) 22時半頃
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[彼が取り出してきた採血用具の数々に期待のまなざしを注ぐ。]
そんなに種類があるのだね。 君が使っていたのはこれか。 せっかくなら別のを使ってみたいけれど、 ……ああ、少し待っていておくれ。
[断りを入れてから、指先を噛み破り、胸元に印を描く。]
本来、普通の武器では傷つかないのでね。 その器具を武器とみなすかはともかく、採血できないと困るから、能力の一部を封印しておくよ。
それとも、試して観察してみたかったかい?
[血脈に針が刺さり続けていれば血は出るかもしれないとは思いつつ、その実験はあとの機会にとっておこうと思う。 ひとまず左腕を差し出したが、器具によっては別のところに刺すのかもしれない。*]
(-11) nekomichi 2023/04/30(Sun) 22時半頃
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[ 彼が自身の胸元に呪符めいたものを描く。 そういったやり方はやはり、科学とは異なる世界に生きているのだと思われた。 その印を施さなければ、彼の体は通常の武器に対して不死身らしい。]
それは是非とも──
[ 研究したいと言う端から、もう体は動いていて、彼の心臓のあたりに採血針を突き込んでいた。 ここだと言わんばかりの印があるのだ。 彼が自分で使ってみたいと言っていたけど、待てなかったのは、まあ許されてほしい。*]
(-12) enju2 2023/04/30(Sun) 23時半頃
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あ…ッ …
[言葉の終わらぬうちに、彼との距離が縮まる。 電撃に打たれたような感覚に、息が零れた。]
容赦のないこと。 初めての心地だよ。
[自分の血が溢れていくのが、透明なガラス越しに見える。 血を吸われるのとはまた違った感覚だ。]
(-13) nekomichi 2023/05/01(Mon) 00時半頃
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胸が高鳴っているのが、伝わる?
[採血針を持つ彼の手に指を添える。 比喩ではなく、心臓が胸の中で暴れていた。*]
(-14) nekomichi 2023/05/01(Mon) 00時半頃
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[ 肋骨の間を貫通して彼の奥へと至る。 彼はあえかな声を漏らしたが、嫌そうでも怒ってもいなかった。]
長く生きてきた君にもまだ初めてがあるなんて素敵だ。 ましてやその経験を共有できるなんて。
(-15) enju2 2023/05/01(Mon) 07時半頃
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[ 暴れているという胸のあたりに、聴診器代わりに唇を押し当ててみる。]
興味深いな。 これはどういう反応なのだろう。
これ以上、暴れるようなら縛るべき ?
[ 最後のは冗談だけれど、片手を彼の腰背に回す。*]
(-16) enju2 2023/05/01(Mon) 07時半頃
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初めてなんて、きっとまだいくらでもあるよ。 君に探求されたい。 深くまで暴いてみせて。
[彼に観察されて、実験されたい。 きっといくつも発見があるはずだ。]
(-17) nekomichi 2023/05/01(Mon) 11時頃
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[胸の上に温かく濡れた圧が捺される。 それがまた息を乱す。]
鼓動が跳ねるという言葉は、ただの比喩ではないのだね。 驚いて、ときめいた。
[感じたままが言葉になる。 腰に触れられて、柔らかく撓った。]
ああ……それも、好き …
[鼓動が一段と高まるかのよう。*]
(-18) nekomichi 2023/05/01(Mon) 11時頃
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こんな風にされて、ときめくのかい。 特別なんだね。
[ 管いっぱいに血を吸い上げつつ、彼の細かな変化も観察しようと神経を研ぎ澄ます。]
君も気が遠くなるということがあるんだろうか。 いつか、追い詰めてみたいよ。
(-19) enju2 2023/05/01(Mon) 12時頃
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これ以上は僕も冷静な観察者でいられなくなりそうだ。 準備はいいかい ?
[ 生薬と採血管を並べて置く。*]
(-20) enju2 2023/05/01(Mon) 12時頃
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追い詰められて、あられもないことを口走るような私も見てみたい? いつか君の手で死を迎えるのもいいね。 今は呼び戻されてしまうから、これも出た後のお楽しみだ。
[きっといつか、彼はその眼差しで限界を見極めて追い詰めてくれるだろう。 命の淵に縫い留められるのもいい。境界の向こうへ足を踏み込むのもいい。 今は死んだ瞬間に拠点で蘇るよう手を打ってあるから、ここで死ぬわけにはいかないけれど。]
(-21) nekomichi 2023/05/01(Mon) 13時頃
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[血で満たされた管と生薬が並ぶ。 調合した後は、彼を開放する番だ。]
もちろん。 痛くするのもしないのも、望みのままにしてあげるよ。
私たちの世界を楽しんでおくれ。
[彼のために、これまでにない薬を作り出そう。 ふたりぶんの知識が詰まった、最高の作品だ。*]
(-22) nekomichi 2023/05/01(Mon) 13時頃
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そうすればクリアできたのか。
[ 彼が明かしてくれる秘密の処方で、これまで解決できなかった問題が解けていく。 なるほど、この知識が人手に渡れば、魔物たちは苦境に陥るはずだ。]
これで完成だが── 、 いきなり自分で実験というのがスリリングだな。
[ 理論上は効果が出ることになっているが、さて。]
(-23) enju2 2023/05/01(Mon) 17時半頃
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再生の過程を観察させてもらうにしても、僕は痛くない方がいいな。
[ 希望は伝えて、出来上がった薬を手に取る。]
飲ませてくれる? *
(-24) enju2 2023/05/01(Mon) 17時半頃
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効果のほどは保証できるよ。 君が提供してくれた竜種の成分は、単体でも万能の回復薬になりうるからね。
もしものことがあっても、必ず君を連れて脱出するよ。 約束する。
[何があっても必ずと告げる瞳は、最初に君を守ると誓ったときから変わらず真摯なのだった。]
(-25) nekomichi 2023/05/01(Mon) 18時頃
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[飲ませてとお願いされて、彼の背を抱き寄せる。]
そんな風に私を求めるとどうなるか、 ――期待している?
[片腕で背を抱き、指をうなじから髪の間へ潜り込ませる。 一方の手で薬を受け取り、自らの口に含んだ。 そうして彼と唇を合わせ、口移しに飲ませていく。]
(-26) nekomichi 2023/05/01(Mon) 18時頃
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[全てを注ぎ、舌を絡ませて最後の一滴までを渡して唇を離す。]
気分はどうだい?
[腕の長さ分だけ身体を離して、薬が彼にもたらす変化を見極めんとした。*]
(-27) nekomichi 2023/05/01(Mon) 18時頃
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[ 彼が真摯な眼差しで効果を保証する。]
人類初の体験を楽しませてもらうとしよう。 ああ ── 期待してる。
[ にこやかに答えて抱擁を返した。]
(-28) enju2 2023/05/01(Mon) 19時頃
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[ 舌が道を開いて液体を流し込む。 彼の体温と同じ温度、唾液の濃密さを保ったまま。]
んっ── ふ、
[ 鼻で息をして、香りを吸い込む。 ほどなく、痙攣にも似た筋肉の賦活が内臓から全身へと駆け巡った。]
(-29) enju2 2023/05/01(Mon) 19時頃
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っふ、 ははは…── っ 漲る。
[ 叫ぶように笑い、貪るように、もう一度、彼の唇を吸う。]
君のオーラが見える。 綺麗だよ、僕のフライシュ。*
(-30) enju2 2023/05/01(Mon) 19時頃
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[腕の間で、彼が変容する。 中心で起こった震えが末端に至り、魔性の活力が全身に行き渡る。 眷属が目覚める瞬間を、早回しで見ているかのよう。
炯々と輝く彼の瞳を見つめ、貪るような接吻けに応えて舌を絡ませた。 離した唇から糸を引く欲望の濃密さに酔う。]
カガ。 私の愛しいカガ。
成功だよ。 薬は正しく効果を発揮した。 人間のまま、君はこちらの世界に踏み込んだ。 ようこそ、愛しいひと。
(-31) nekomichi 2023/05/01(Mon) 22時頃
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[彼を迎え入れ、抱擁する。 共に喜び、祝福する一方で、冷静な眼差しを注いでいた。 彼が観察者でいられなくなるならば、それはこちらの役割だろう。]
治癒の力がどれほどのものか、確かめてみようか。
[囁いて、唇を合わせる。 唇の端を、牙で浅く噛み裂いた。*]
(-32) nekomichi 2023/05/01(Mon) 22時頃
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|
[ 愛しいと呼びかける言葉が、絆となって、際どいところで暴走を食い止めている。 ]
ああ、君が望むから、僕は人間のままでいるのだとも。
[ 溢れる力を情愛に昇華して彼を求めた。]
(-33) enju2 2023/05/01(Mon) 23時半頃
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[ 彼の牙が確固たる意思をもって肌を裂く。 つ、と盛り上がり珠となった濃紅色がそのまま彼の唇を滑った。
それきり、傷は跡形もなく消えている。
触感としては、筆で刷かれた程度にしか感じなかった。]
食べてもいいよ。
[ きっと再生するだろうと確信が持てた。*]
(-34) enju2 2023/05/01(Mon) 23時半頃
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[注ぎ込まれた力が彼をどう変えるのか。彼の精神と肉体が耐えられるのか。不安はあったが、異変から彼を守るのが自分の役割と心得ていた。 絆を繋ぎ、愛を投げる。 心赴くままに行うそれが、彼を奈落から遠ざけるだろう。
求められて、いくつもの接吻けを交わす。 抱き合って、肌をまさぐる。 自分の衣服は、すでに大きくはだけていた。]
(-35) nekomichi 2023/05/02(Tue) 00時半頃
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[唇に伝った血が香り、陶酔の度を深める。 許され求められれば、ためらう理由などない。]
蕩ける心地にしてあげるよ。
[唇を滑らせて耳元に息吹きかけ、耳の下を唇で吸う。 肌の下で脈打つ泉を舌先で探り、牙を肌の奥へ潜らせた。 全ての動きに官能を纏わせ、歓びのみを与える。
口中に溢れた血は、多様な魔物の血を混ぜ合わせたような、それでいて彼という人間の熱を濃く感じさせるものだった。]
(-36) nekomichi 2023/05/02(Tue) 00時半頃
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[ひと口、二口、三口。 普通の人間相手ならその程度で加減するところを、もう少し味わう。
その間も両手で彼を抱きしめ、撫でさすっていた。*]
(-37) nekomichi 2023/05/02(Tue) 00時半頃
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[ 彼の手が、唇が肌を伝い、人としての形を認識させる。 弄り合うせめぎ合いの先に、めくるめく陶酔があった。 命の大動脈にいきついた彼の牙に穿たれれば、投網を引き絞るように官能もまた集中する。]
ああ、美味しい。
[ 啜られているのは自分の方なのに、そう口走るほど、彼と歓びを共有できるのだった。]
(-38) enju2 2023/05/02(Tue) 07時半頃
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[ 蕩ける心地の裡にも、限界を超えて収奪されまた満たされる再生力を研究者の魂で観察し続ける。]
今だよ、そう── 解放して。*
(-39) enju2 2023/05/02(Tue) 07時半頃
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[美味しい、と彼が声を上げる。 口が塞がっている自分の声が、彼の喉を借りて出たかのよう。
繋がる知覚は、あるいは彼が私の血を飲んだからだろうか。 濃密な熱に、酔ってしまいそう。]
(-40) nekomichi 2023/05/02(Tue) 11時頃
|
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[満ちて満たされた先で、彼が合図を出す。 牙を離せば押し戻される感覚があった。]
任せて。
[唇を合わせ、血の味のキスをする。 彼の背を金属の台に押し伏せ、足を持ち上げる。 一連の動きを優雅にやってのけ、くるぶしにもうひとつ接吻けを落とした。]
(-41) nekomichi 2023/05/02(Tue) 11時頃
|
|
君を縛るものから解き放とう。 ―――愛している。
[息だけで囁き、足首をつまんだ指先に意識を集める。 薄く。鋭く。 集中させた力の波が足首を薙いだ。
力に触れた肌が黒く染まり、崩れて細かな粒子となる。 狭い範囲を正確に砕き、落ちる足と足輪を片手に受け止めた。
黒い塵がすべて落ちれば、傷口は滑らかだ。痛みではなく、だた冷気のみを感じただろう。*]
(-42) nekomichi 2023/05/02(Tue) 11時頃
|
|
[ 呼びかけに応えて彼が牙を抜く。 その喪失感の埋め合わせのように接吻けを与えられた。
そのまま作業台に横たえられる。 先ほどの彼と逆のポジションだ。
片足だけを持ち上げられ、その弧の向こうに彼の姿を見る。]
なんだか、エロティックだと思うよ。
[ 踝に彼の唇が烙されて、戦慄きが生じる。]
(-43) enju2 2023/05/02(Tue) 22時半頃
|
|
[ 愛してる、という告白に陶然として、恐怖もなく彼の施術を見守る。
彼は刃物すら使わずに、それをやってのけた。
ほんの少しの冷気と色調の変化。 知覚に捉えられたのはそれくらいだ。]
ああ、これで妨げるものはない。 すべて君のものだ。
[ 腕を投げかけて微笑む。*]
(-44) enju2 2023/05/02(Tue) 22時半頃
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|
[腕を投げかけられ、柔らかに身体を倒す。 彼の中へ吸い込まれるように唇を合わせた。 深く、長く。]
―― 君が望むなら、続きも出来るよ。
[唇を離し、艶めく笑みを浮かべる。 エロティックな方の、と指先を彼の太股に伝わせた。]
(-45) nekomichi 2023/05/02(Tue) 23時頃
|
|
けれど、お預けされるのも、縛られるのと同じくらい好きだよ。 ままならなさに悶えるほど、後の悦びが大きくなるだろう?
[ゆるりと身を引いて、彼を助け起こした。 損なわれた足首が問題なく再生しているか、視線の端で確かめる。]
動けるようになったら、すぐに出ようか。 それとも、今すぐ私が抱えて行く?
[早くここを出て続きがしたい。 その願望は、多分顔に溢れてしまっている。*]
(-46) nekomichi 2023/05/02(Tue) 23時頃
|
|
ああ、悶えよう、悶えさせよう。 君をとことん知りたい。
[ 彼の期待の言葉を拾って、この先の楽しみを綴る。]
(-47) enju2 2023/05/02(Tue) 23時半頃
|
|
[ 出発のタイミングに関する選択肢の回答は、彼の首に回した両手だった。 ]
再生した後の動きも調べてみたくはあるけれど、まあ、問題はないと思う。
それに、君の能力なら、僕ひとり運ぶことくらい朝飯前だろう。 僕が君の周りでウロチョロするよりむしろ安心かもしれないね。
[ 運ばれる間、じっとしていられる保証もないけれど、と唇を舐める。*]
(-48) enju2 2023/05/02(Tue) 23時半頃
|
|
[繰り返された言葉だけで、軽く身悶えてしまいそう。 彼と過ごすこれからは、実りある日々になるはずだ。 なれば、早々に脱出に取りかかるとしよう。]
では私が外までエスコートしよう。
[彼を引き寄せて抱き上げる。 先ほど彼がしてくれたように、横抱きに抱えた。 両手が塞がるけれども、特に問題は無い。
腕の中のひとがどこか楽しそうなのが、若干の不確定要素だけれども。]
(-49) nekomichi 2023/05/03(Wed) 00時頃
|
|
[持ち出すものは、自分たち自身の他には少しの荷物だけ。他にはなにも要らない。 彼を抱いて部屋の外へ出る。足音も立てず、滑るように歩んでいく。
物理的にも超自然的にも周囲と隔絶された研究施設は、出入り口も一つしかなく、当然警備も厳重だ。 だが、彼と検討するうち、いくつか穴も見えてきていた。 目指すならば、そちらだ。*]
(-50) nekomichi 2023/05/03(Wed) 00時半頃
|
|
[ 彼の移動する様はさながら滑るごとく、見ている者がいたとしても、流れる黒い風としか捉えられないのではないかと思われた。
先に打ち合わせておいたルートで進む。
パーティに人が集まっているから、見咎められる確率は低いと計算していたが── ]
(-51) enju2 2023/05/03(Wed) 18時半頃
|
|
おや、あれは ?
[ 廊下にコードのような物がのたうっている。 おそらくは誰かが総統に見せようと作成したモンスターだろう。
どうする ? と彼の耳元に囁いた。*]
(-52) enju2 2023/05/03(Wed) 18時半頃
|
|
[彼が声を上げるのとほぼ同時に足を止め、廊下の角に身を潜めていた。 ここまで障害もなく順調に来ていたが、厄介なものが残っていたらしい。 のたうつ黒いものは無機物のようにも見える。]
あれは少し、相性が悪いね。 飼い主が近くにいないのは幸いだけれども。
[唇寄せあうように囁き交わす。 生きているもの相手に有効な手はいくつもあるが、無機物相手となると強行突破しかない。]
ほかに道はない。 行こうか。
[気負いもなく告げて、彼を抱いたまま一気に距離を詰める。]
(-53) nekomichi 2023/05/03(Wed) 22時頃
|
|
[先手で通過するのが最善だったが、相手の反応速度もなかなか良かった。 一定まで近づいた瞬間、爆発的に触手を増加させて襲い掛かってくる。
たちまち何本もの触手に絡みつかれて、身動きが取れなくなった。 しかも、弱い電流を発しているのか、体に痺れが走る。]
大丈夫かい?
[腕の中の彼を守るように体を縮めて問いかける。 唇には、笑みが浮かんでいた。*]
(-54) nekomichi 2023/05/03(Wed) 22時頃
|
|
[ 相性が悪い、と珍しく彼が控えめな判定をくだす。 けれど、決断は相変わらず前向きだった。]
ああ、僕よりアレの方が相性がいいなんてあり得ないだろ ?
[ 軽口で応じて、加速に身を任せる。]
(-55) enju2 2023/05/03(Wed) 23時半頃
|
|
[ 突破するかと思ったが、予想外に増えた触手に絡みつかれた。 案じてくれる彼に身を寄せながら、その肌をつねる。]
お預けされるのも、縛られるのと同じくらい好きだと言ったのは君だよ。
僕の足パーツをコイツに与えてもいい。 足輪だけ残れば、皆は僕が"事故"で消滅したと思うだろうし。
その隙に、手を打てるかい ?
[ 触手から流れる痛みは、強化薬の効いている今は耐えられないほどでもないと、彼を信じる笑みで見上げる。*]
(-56) enju2 2023/05/03(Wed) 23時半頃
|
|
[黒い触手が足に、体に巻き付いてくる。 質感は太めのワイヤーのようだ。 ロープのようにねじれていたものが、解けて広がったというのが、先ほど触手が増えたように見えた正体だろう。
数本なら引きちぎれそうだが、数が多い。 両腕は彼を支え、彼に向ってくる触手を振り払うのに忙しい。
結果、なすすべもなく締め付けられ、電流を浴びせられている状況を楽しんでいたら、肌をつねられた。]
縛られるなら君に、かい?
[笑いながら身をよじらせて、指から逃げるそぶりをする。]
(-57) nekomichi 2023/05/04(Thu) 00時頃
|
|
[作戦の提案に、瞬き一つぶん考えてから頷く。]
いいとも。 抜け出してみせるよ。
君のパーツをくれてやるというのが癪だけれども、足輪を残すにはいい機会だからね。
[脱出の算段ではなく、彼の一部だったものを置いていくことを逡巡していたのである。]
(-58) nekomichi 2023/05/04(Thu) 00時頃
|
|
手は動かせるね? 合図をおくれ。
君の声で始めよう。
[彼の動きを妨げないよう、伸びてきた触手を一本振り払う。 払ったその手にまで絡みつかれて、今やほとんど宙づりの姿勢だった。*]
(-59) nekomichi 2023/05/04(Thu) 00時頃
|
|
可愛いことを。
[ 体の一部でもくれてやるのが癪だという彼の襟の隙間から手を滑り込ませつつ、満足げに囁く。]
餌にはならずとも陽動くらいには使えるだろう。 磔になった君もそそられるけど、どうせなら僕の手でしたい。
(-60) enju2 2023/05/04(Thu) 00時半頃
|
|
声 ? ああ、合図なら、こうして──
[ 服の下に隠れている彼の膨らみを指先でつまんだ。*]
(-61) enju2 2023/05/04(Thu) 00時半頃
|
|
[彼の手が襟の内側に滑り込む。 肌を滑る触感に、軽く背を撓らせた。 縛られた身体は感度が良い。 だから、]
ヒあッッ!
[膨らんだ箇所を不意につままれて、普段は出ないような声が出た。]
カガっ、!
[やってくれたなとばかり、彼の耳朶を噛む。]
(-62) nekomichi 2023/05/05(Fri) 02時頃
|
|
後でお返しだ。 それと続きも。
[ひと睨みは、笑みに崩れる。 柔らかな視線ひとつ投げて、彼のものだった足を宙に浮かべた。 そこへ彼の血を数滴吹きかける。]
仮初めの血と肉を得てひとときの眷属たれ。
[囁きかければ、足を核にして彼の写し身ができあがる。 存在も希薄なそれが触手をすり抜けて駆け出せば、つられたように触手が後を追った。]
(-63) nekomichi 2023/05/05(Fri) 02時頃
|
|
待っていて。
[囁いて、自身も身体を霧へと崩す。 触手の中に彼を置いたまま、白く渦を巻くように移動した。*]
(-64) nekomichi 2023/05/05(Fri) 02時頃
|
|
[ 予想以上によい反応があった。 これだから実験はやめられない。]
ふふ、あまり大きな声をたてると── くンッ
[ 言いさしたところに耳朶を甘噛みされて、やはり声が出てしまう。
活きのいい共同研究者はやはり最高だ。 お返しと続きにも期待していると返しておく。]
(-65) enju2 2023/05/05(Fri) 08時半頃
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[ 続いて彼が見せた技は、これまた興味深いものだった。 切除した破片から再生は無理だと彼が言っていたが、見た目ばかりはなかなかに精巧な代物に見えて、充分に囮に使えている。]
なんだか僕自身を使って、いろいろと実験したくなってしまうな。
[ きっと彼が協力してくれるだろうし。]
(-66) enju2 2023/05/05(Fri) 08時半頃
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[ その当事者は、また新たな変化を示す。 彼ひとりなら、霧化のわざを使って、いつでも切り抜けられたのだ。 彼に助けられていることを改めて嬉しく思う。]
っとと、
[ 彼の質量が消えた分、触手が巻きついてくる。 嬉しくはないが、彼がどういう活躍をするのか、観察する場所としては悪くない。]
期待してる。
[ 甘やかな眼差しで見送った。*]
(-67) enju2 2023/05/05(Fri) 08時半頃
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[期待しているという声と眼差しに、霧が細やかに漣立つ。 この姿であっても、感情が肉体に及ぼす反応はあるのだ。
生ける霧は音無く流れゆく。 囮が駆けだしたのとは反対側の、触手塊のすぐ側にわだかまった。 ひとの形に凝集した霧が、手足の先から色づいていく。
霧化するときより遅い変化で隙も大きいが、触手はまだ反応しない。 反応の条件は温度か加速度かという予測は、外れていないようだ。]
(-68) nekomichi 2023/05/05(Fri) 12時頃
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[元の姿を取り戻してから、触手塊を観察する。 その眼差しは、獲物の急所を見極める狩人のそれだった。
見つめる目が笑みに変わる。 ゆっくりとした動きで両手を持ち上げ、左の袖に右手を入れる。 左手の中指で親指の腹を突き、血の雫を指先へ伝わらせる。
雫が指先から離れ、床へ落ちた瞬間から、全ては刹那で変化した。]
(-69) nekomichi 2023/05/05(Fri) 12時頃
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[血が床につくや否や、足元から闇が噴き上がった。 無数に分かれた漆黒は、あたかも鏡写しのごとき形で触手塊へと雪崩掛かる。 その時には、自身も床を蹴って距離を詰めていた。
動きに反応した触手を闇が押さえ込んでいる間に、触手の根元へと肉薄する。 袖から引き抜いた右手には、全ての光を吸い込むような刃が握られていた。 抜き打ちに切りつけて数本の触手を落とし、すぐに手元へ引き戻して、斬った箇所へと刃を突き立てる。
刃が脈打ち、赤熱した色に輝いたが、それも僅かな間だった。 触手の群れがびくりと震えた時には、刃も元の闇色に戻っていた。]
(-70) nekomichi 2023/05/05(Fri) 12時頃
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無事かい?
[ぱたぱたと落ちていく触手の代わりに、闇の触手がカガを受け止める。 抜いた剣を袖へ戻して、彼に笑みを向けた。*]
(-71) nekomichi 2023/05/05(Fri) 12時頃
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[ 霧と化しても投げかける言葉に反応する彼がいちいち愛おしい。
触手が囮を追う隙を使って堅実に触手の根元に近づいた彼が、敵を仕留めるまでの一部始終を心弾ませながら観察する。
床に落ちた触手の断片が食材として利用できないかと考えるのはいつも通りだ。 もっとも、何が混ざっているかよくわからない合成モンスターではさほどそそられない。]
(-72) enju2 2023/05/05(Fri) 13時頃
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[ と、すべての触手が力を失い、拘束が解けるのと同時に自身の体も落下していた。
床に叩きつけられる前に彼が抱き止めてくれるだろうと、心配はしていなかったけれど、差し伸べられたのは漆黒の触手だった。]
あれをコピーした…のではないようだな。 おもしろい。
[ 神経も繋がっているのだろうかと、漆黒の触手の表面をさわさわと撫でてみる。*]
(-73) enju2 2023/05/05(Fri) 13時頃
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[さわさわ撫でられた闇の触手は、ふるり震えて手に巻き付く。 うねっていた他の部分も次々と巻き付きだした。]
それが気に入ったのかい?
[残骸を踏み越えて彼の元まで歩み寄り、闇に触れる。 たちまち影の中へと縮んでいく闇から彼を受け取って、そのまま再び抱き上げた。]
君も縛られるのが好きになるかな。 この触手を持って帰ったら増やせるだろうか。
[もう動かない触手を一本つまみ上げて、くるりと丸める。]
(-74) nekomichi 2023/05/05(Fri) 14時頃
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問題ないようなら、先へ行こうか。 君と研究の続きを早くしたくてたまらないよ。
[縛られて触れられて、力を行使して、 滾っているのだと告白して、彼に接吻ける。 ちろりと舌を入れて唇の内側に遊ばせた。 先ほどの触手の動きも取り入れてみる。*]
(-75) nekomichi 2023/05/05(Fri) 14時頃
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[ やはりこれも彼と繋がっているらしい。 あえかに震えてうごめく触手に接吻けてみる。]
ああ、気に入ったとも。
[ 彼が口にした案件はともかく、持ち帰ろうと言ってくれるとは、素敵な共同研究者だ。]
(-76) enju2 2023/05/05(Fri) 14時半頃
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[ 進もうと促す彼に頷いて、触手めいた接吻けに舌先で応える。]
そうだな。 後は問題なく進めるだろう。
── 楽しみだよ。
[ そう囁きながら、両手を彼の肩に投げかける。 急ぐならまた抱いていっていれてもいいよと。*]
(-77) enju2 2023/05/05(Fri) 14時半頃
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[丸めた触手は懐に入れて、手を投げかけてくる彼の背を抱き寄せる。]
君がそう言ってくれるなら、ますます急がないと。
[楽しみだと言われるだけで、身体が疼いた。 もう、何者にも邪魔はさせない。
彼を抱き上げたまま、先ほどにも増して素早くルートを辿っていく。]
(-78) nekomichi 2023/05/05(Fri) 18時半頃
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[たどり着いたのは巨大な換気口だった。 広大な地下空間に空気を送り込む換気施設は巨大な塔のようになっており、人間が通るのに十分なほど大きい。 ただし、いくつもの羽根が常時回っていて、普通ならば通り抜けることなど不可能だろう。]
施設の中と外は空間が断絶しているけれど、中から中へなら転移出来る手応えがある。 短い転移を繰り返して換気塔を昇り、頂上から外へ出る。 あとは、闇の道を通れば私の城まですぐだ。
[手順を確認して、換気口を見上げる。]
(-79) nekomichi 2023/05/05(Fri) 18時半頃
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うまくいくように、おまじないをして。
[失敗すれば最悪の結末となる。 そんな重圧など感じさせない顔で、キスを求めた。*]
(-80) nekomichi 2023/05/05(Fri) 18時半頃
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[ こまめに方向転換を繰り返し、解放の図形を描くようにして建物の中を進む。 やがて辿り着いたのは、固体が出入りすることを想定されていない設備の一端だった。 そこを抜けるという彼に微笑む。]
転移とは、また人智を超えたわざだ。 無論、君にすべて委ねる。 僕を君の城に招待してくれ。
(-81) enju2 2023/05/05(Fri) 19時半頃
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しかし、君が”城主”だとは。 僕がこんな態度でいいのかい。
[ まったく悪びれていない顔で言い、額から眉間、唇へと情熱的な接吻けを捧げた。*]
(-82) enju2 2023/05/05(Fri) 19時半頃
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[彼の信頼が温かい。 祝福の接吻けに心が奮い立つ。]
私が誰であれ、君の研究対象であることに変わりは無いよ。 私は、もっと君に曝かれたい。
行こうか。
[唇を吸い交わして甘く囁く。 身分がどうあれ、彼の態度が変わらないと知っていた。 だからこそ、愛しい。]
(-83) nekomichi 2023/05/05(Fri) 23時半頃
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[もはや恐れるものなど何も無かった。 彼を抱いたまま、垂直に跳び上がる。
頂点で片手を振り、空間を裂いて中へ飛び込む。 飛び出したのは、回転する羽の上空だった。
同じように足元の空間を裂き、頭上の羽を転移で越えていく。 幾度かそれを繰り返せば、換気塔の最上部へとたどり着いた。]
おっ…と。
[塔の開口部は鉄の格子で塞がれていた。 最後の転移で危うく衝突しかけ、片手で格子を掴んでぶら下がる。]
(-84) nekomichi 2023/05/05(Fri) 23時半頃
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[それなりに頑丈な格子に、もちろん扉など無い。 両手は塞がっているし、おそらくは格子を越えての転移は出来ない。]
どうしたものかな。
[思わぬ障害に、暫し対処の道を模索した。*]
(-85) nekomichi 2023/05/05(Fri) 23時半頃
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[ 共同研究者で研究対象である彼の意味深な吐露に笑みで応える。]
素敵だ。 とことん暴いて、部外秘の論文を君の城の図書室に納めよう。
[ そうして、空間を渡る彼のわざに運ばれて行く。 彼はごく普通にカーテンをくぐるがごとき感覚で瞬間移動していたが、原理は謎だ。 それでも、不安はまるでなかった。]
(-86) enju2 2023/05/06(Sat) 00時頃
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[ と、彼の進行が空を仰ぐ換気筒の天井部で止まる。 そこの格子は魔物にとってバリアのようなものなのだろうか。]
とりあえず、さっきの触手のようなもので体を支えるのは ? そうすれば手が空くだろう。
あとは── そうだな、触手を高速振動させれば刃物の代わりになるかもしれない。
[ 物理的な手法を提案してみた。 とはいえ、格子は外部からの侵入を防ぐためのものでもあるのだろうから、そう簡単には壊せないかもしれなかった。]
(-87) enju2 2023/05/06(Sat) 00時頃
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口だけの支援で申し訳ない。 これは、応援の分。
[ 自分を抱えてくれている彼に、もうひとつキスをした。*]
(-88) enju2 2023/05/06(Sat) 00時頃
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[彼が記す書物のため、書庫に棚をひとつふたつ増やすべきだろう。 未来の楽しみを実現するためには、今を切り抜ける必要がある。 応援を受ければ、困難も些細なイベントに変わった。]
なるほど。試してみる価値はあるね。
[提案を受けて、まずは闇を伸ばす。 格子の上に出そうとすると消滅したので、周囲の壁に蜘蛛の巣のように張り巡らせてふたり分の体重を支えた。]
高速振動というと、君が使ったあのナイフの原理だね。 闇では強度が足りないから、私の剣を使おう。
持っていて。
[先ほどと同じように袖口から引き抜いた細身の剣を、彼に握らせる。 刀身に指を滑らせ、血を与えて命じれば、刃は微かな唸りを立てた。]
(-89) nekomichi 2023/05/06(Sat) 02時頃
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[剣は闇とは違って実体があるから、消滅することはないはずだ。 金属を押し切る強度も十分にある。]
私は術の維持で手一杯だから、君が斬ってくれるかい? 共同作業といこう。
[闇の網の維持と、剣の振動の双方をこなすのに、かなりの集中を要している。 実際に刃を振るう方は彼に任せ、自分はそこに手を添えて術の継続に意識を注いだ。*]
(-90) nekomichi 2023/05/06(Sat) 02時頃
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[ 金属の格子と触手の巣の間に二人の空間が出来上がる。 袖口から剣を引き出して己の血で加工を施す彼を惚れ惚れと見つめる。]
血は君にとって万物の源のようだな。
(-91) enju2 2023/05/06(Sat) 08時半頃
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[ 目に止まらぬ速さで振動する剣を手渡され、闇の巣の上に立ち上がる。]
固い物を切るのは得意だ。 任せてくれて嬉しいよ。 君を切った時ほど高揚はしないけれども。
[ 笑って言い、格子に剣を振りかざす。 最低回数で突破すべく、異なるラインで三度切りつけた。 最後の角は僅かに残して、格子が下に落下しないよう計算する。*]
(-92) enju2 2023/05/06(Sat) 08時半頃
|
|
そうだね。 私たちの本質だから。
[血は万物の源という彼の観察に同意する。]
血を介して力を使い、絆を結ぶ。 人間に注げば、同じ時を刻むようになる。 私たちの力そのものだよ。
(-93) nekomichi 2023/05/06(Sat) 12時半頃
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[剣を携えて立つ彼の姿に目を細める。 やはり、刃物を扱う姿が美しい。 あの刃が自分に向けて振り下ろされる瞬間を想像して、唇を舐めた。]
私が格子になれれば良いのに。
[端的な願望を口にする。
振り下ろされる三回の軌跡に、金属が断ち切られる。 落ちないよう残された角を折り曲げればふたりがくぐれる穴ができあがった。]
ではあらためて、行こうか。
[細身の剣を受け取って元に戻し、正面から彼を抱きしめて闇の網を蹴る。 格子があった場所を抜けた瞬間に、空気が変わった。]
(-94) nekomichi 2023/05/06(Sat) 12時半頃
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ああ―― ようやく抜けた。
[外から切り離されていた感覚が解放される。 知覚が世界の隅々まで広がっていく感じ。 清々しいまでの開放感が心に吹き抜ける。]
これで君を連れて行けるよ。 私の世界へ、ようこそ。
[彼を腕の中に抱いたまま、後ろへ体重を傾ける。 換気口の端から落ちる失墜感は、地面に着く前に闇に飲まれて途切れた。*]
(-95) nekomichi 2023/05/06(Sat) 12時半頃
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無限の可能性を秘めた血をいろいろと研究したい。 だが何より僕は、それをもたらす君に夢中だ。
[ 切り開かれる格子にすらなりたいなどと言う彼の唇に軽く接吻して剣を返す。]
(-96) enju2 2023/05/06(Sat) 14時頃
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[ 外に出たことで完全に本来の力を取り戻したらしい彼の歓喜の声に共鳴して、全身がわくわくと弾むようだった。]
ああ、連れていっておくれ。 君をもっと深く知りたい。
[ 落下の感覚に、堪えられない笑いを迸らせて、彼を抱擁するのだった。*]
(-97) enju2 2023/05/06(Sat) 14時頃
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[楽しい気持ちは共鳴するものだ。 笑い声をあげる彼を抱きしめて、闇の道をくぐり抜ける。 体感では水に飛び込んで浮き上がった程度のもの。それだけで海も陸も越えて己が居城に帰還していた。
現れたのは、石壁に囲まれた部屋だった。 窓は鎧戸が閉められていて光が差さず、明かりと言えば壁に掛かっている蝋燭だけだ。 床も石材のままで、棚なども多くが石の作り付けとなっている。 中でも存在感を放っているのが、御影石で作られた寝台だった。]
着いたよ。ここが私の城だ。 良く来てくれたね。
[抱擁の形のまま、接吻けを交わす。]
(-98) nekomichi 2023/05/06(Sat) 16時頃
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ここはあまり使っていない部屋でね。 しばらくはここを研究に使っておくれ。
いずれ新しく部屋を用意するから、後で要望を聞かせてもらうよ。
[身体をずらし、彼に部屋の中がよく見えるようにする。*]
(-99) nekomichi 2023/05/06(Sat) 16時頃
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[ 空間と共に時間も跳躍したのだろうか、運ばれたのは古風に蝋燭の灯る部屋だった。 広い空間は、陽光に当たったことがないかのように冷たく静謐な空気に満たされている。]
なるほど、君が魔物だということを改めて思い出させる城だ。
(-100) enju2 2023/05/06(Sat) 17時半頃
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|
[ 歓迎の接吻けを受けた後で、存在感ある石の台に視線を投げる。]
作業台が常設されているのかい ?
[ 大きいばかりでなく、よく磨き込まれているのがわかる。 何も置いておらずとも、使い込まれた佇まいがあった。]
新たな気分で研究ができそうだ。
(-101) enju2 2023/05/06(Sat) 17時半頃
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さっそく押し倒されたいかい ? それとも風呂にする ?
[ すっかり寛いだ様子で首を傾けて誘う。*]
(-102) enju2 2023/05/06(Sat) 17時半頃
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[昼も夜も日が当たらない部屋だったが、今は間違いなく夜だった。 陽光の領域から月光の支配下へと移り変わるほどの距離を越えてきたと、彼もいずれ気付くだろう。
部屋の中心たる石の台は、実のところ獲物を乗せる台なのだが、彼は気にしないと思う。 もちろん自分も気にしないし、これから新たな使い道を見いだされるだろう。
気に入った様子の彼が、寛いだ様子で誘う。 その首へ、両腕を投げかけた。]
もう待てない。
[情熱的に接吻ける。]
(-103) nekomichi 2023/05/06(Sat) 19時頃
|
|
後で他の場所も案内するし、風呂も一緒に入ろう。 けれども、私がどれだけ熱くなっているか、分かるだろう?
[すり寄せた身体は、今は熱を帯びていた。 いくつも試練を乗り越えてきたのも、この時のため。]
押し倒して。
[声は既に潤んでいた。*]
(-104) nekomichi 2023/05/06(Sat) 19時頃
|
|
[ 彼の声が、眼差しが、仕草のすべてが切なく訴える。]
ああ、いいとも。 君を見出そう。
服は消さないで、そのまま。
[ 闇を紡いだ衣を肩から滑り落として、縄代わりにして後ろ手に括る。 そうして、彼を御影石の台に押し上げた。
一連の動作に喜びと情熱が溢れているのが自分でもわかる。 手加減はなしだ。*]
(-105) enju2 2023/05/06(Sat) 19時半頃
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|
[闇の衣に拘束されて、石の台に追い上げられる。 足を蹴り上げて抵抗するのは興奮を誘うちょっとした手管だったし、むしろ自ら台に上がる動きでもあった。]
ん、…ンッ …
[冷たい石の上で背をくねらせる。 腰の下で手を束ねているせいで、胸の先端が突き上げられていた。 触ってと主張しているかのよう。]
(-106) nekomichi 2023/05/06(Sat) 22時頃
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|
[容赦なくひらかれるのを望み、彼の前に全てをさらけ出す。 被虐の悦びに、身体の全てが蕩けそうだ。]
して。
[求め願う言葉に視線が濡れる。 期待だけで欲望の塔は天を指し、雫を零していた。*]
(-107) nekomichi 2023/05/06(Sat) 22時頃
|
|
[ あられなく乱れてみせる彼の体に触れてゆく。 服は消すなと言ったが、下着は身につけていないのを確認して、そっと手のひらで包み込んだ。]
とてもいい素材だ。
[ ゆっくりと指で扱き上げながら、胸元に顔を寄せて、捧げられた印を唇に含む。 ここは彼の城だというのに、まるで彼の方が虜囚のような倒錯を堪能する。*]
(-108) enju2 2023/05/06(Sat) 22時頃
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|
ッ あ …
[剥き出しの欲に触れられて、腰が短く跳ねる。 荒くなった息で胸を濡らし、羞恥のまねごとに顔を背ける。 それも胸の尖りを啄まれるまでのこと。]
あぁ、うっ …… す き ……
[上と下の双方に触れられて、身体が揺らめく。 抱きしめたいのに腕は封じられているのがもどかしい。 もどかしいのがまた気持ちいい。*]
(-109) nekomichi 2023/05/06(Sat) 22時半頃
|
|
うん、僕も大好きだ。 ずっとこうしていたいけど、君が辛いかな。
[ あちこちへ接吻けを落としながら、指の動きを早めてゆく。]
これからの期待を込めて── 君との初めてを見せて。
[ 足の間に移動して、膝を開いたままで固定すると同時にしっかり見届ける体勢になった。*]
(-110) enju2 2023/05/06(Sat) 22時半頃
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|
[辛いかなの一言で身体が追い上げられる。 この手の経験に疎いわけでは無いのに、身体が制御できない。 主導権を渡すだけで、こんなにも狂おしく気持ちいい。 これもきっと、そこに愛があるからだ。]
いい、すき…、あァっ、
そ こ、 好き ィぁ、 あ っ…
[足の間に彼の体が収まる。 閉じられない。見られている。 認識の一つ一つが快感になる。]
(-111) nekomichi 2023/05/06(Sat) 22時半頃
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見て、 もっと…… ぜんぶ、 ンあ、 たまらな、い ッ …、
[腰の震えも、肌の紅潮も、全て彼に見られていると思うと身体はなお滾った。 導く指の動きに素直に欲が満ち、膨らんで、弾けだす。]
んうッ、くあぁ、ぁ ぁ …
[他愛もなく昇り詰めて、証の白を吐き出した。]
(-112) nekomichi 2023/05/06(Sat) 22時半頃
|
|
[だが、それで萎えるということが無いのが魔物の性である。 頂点を極めてなお、硬く勃ちあがったものを彼の手に擦り付ける。]
まだまだ、できるよ?
[艶を増した表情で微笑んで、彼に続きをねだる。 彼が新たな研究課題を見いだすまで、ずっと続けていられるだろう。*]
(-113) nekomichi 2023/05/06(Sat) 22時半頃
|
|
ふふ、これはいい。
[ 堪えきれずに跳ねる体も、溢れる嬌声も、彼がこんなにも熱いものを秘めていたのだと思うと新鮮で愛おしかった。
ましてや、達してなお強かに艶を増すその様子は、魔物ならではの見ものである。]
ああ、魅せておくれ。
[ 自らも台に乗って、彼と並ぶ。 そうして彼の顔から太腿まで撫で摩り、愛しむ。*]
(-114) enju2 2023/05/06(Sat) 23時頃
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[今度はもう耐えられなかった。 手を戒める服を闇に溶かして消し去り、彼に両腕を回す。]
愛している。 どのような形であれ、永久に君を愛するよ。
[人間と魔の間に育まれる愛の稀なる事よ。 彼には是非、そちらも研究してもらいたい。 愛撫に身悶えながら、唇に誓いを交わした。*]
(-115) nekomichi 2023/05/06(Sat) 23時頃
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[ 抱擁しあったまま、上になり下になりして互いを求め合う。]
愛してる、とこしえに。
[ 誓いの言葉を交わして、豊穣を味わうのだ。*]
(-116) enju2 2023/05/06(Sat) 23時頃
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