28 僕等(ぼくら)の
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[操縦。
……本当に、念じたら。 念じるだけで動くのだろうか。
疑問と不安を覚えて、なにか 何か掴める物が無いかと視線を泳がせた。 …残念だけど、ここは自室じゃないから そういう安心を与えてくれるものは無かった。
試しに動かしてみようか、なんて過ぎるけど。 動いたら戦闘が始まっちゃう…?とも 考えてしまい、結局何もできず。]
(377) 2023/08/16(Wed) 01時半頃
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[更なる同意にも頷いて。>>375
何を抱くでもなく、代わりに自分を抱きながら。 暫くの間その場で待ち続けた。
幸運なことに、敵はまだ動く気配がない。
………はず。*]
(378) 2023/08/16(Wed) 01時半頃
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学校に残ってる人全部、もちょっと難しいよ。 あの展望台、1クラス分も無理じゃないかな。 ……危ないよ。
[柊木君の言葉>>375にも、こくりと頷く。 七尾さん>>374も、避難を待つ事に切り替えた様だった。**]
(379) 2023/08/16(Wed) 02時頃
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/* でも無慈悲に動かそうと思う
(-116) 2023/08/16(Wed) 02時頃
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[泳ぐ視線>>377を見て、私は、七尾さんの傍に行ってみる。
永の戦いの前の様に、抱き枕?にしてもいいんだけど。 一度失敗して、痴漢行為?をしてしまったから、 もう抱っこはしないかな?**]
(380) 2023/08/16(Wed) 02時頃
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─コックピットにて 確認─
あ、ハロ。ちょっといいか? 念の為、残りの敵の数を確認しておきたいんだけどさ。 ココペリが倒した敵は関係ないんだよな? 今目の前に居るの入れて、俺らはあと何体倒せばいいんだっけ。 ちょっと度忘れしちゃってさ〜。入院ボケかも?
[からからと笑いながら、ハロに向かって問い掛けた。体勢はそのままだ。*]
(381) 2023/08/16(Wed) 02時頃
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縁士が契約してない。
そのこと自体には問題がない…と思う。 多分。 ……いや。不和の原因にはなるかもだけど。
──問題は、俺も父さんも契約してるっていう、この状態だ。
俺は、自分がもう死んでるものとばかり思ってた。 俺の心臓は、四年前にもう止まってるから。 父さんの心臓を移植される時に取り出されて、その後どうなったかだなんて俺も知らない。 良くて標本、でなきゃ医療廃棄物ってとこだろうな。
だから、乗って死ぬってのが、臓器がやられてのことになるのか聞いた>>313んだ。 もし心臓をやられてって話なら、“俺の心臓”を撃ち抜かれても、俺は死なない。それで死ぬならもう死んでる。 俺の番が先に回って来れば、二回戦えるんだ。 何の問題も無い。そう思ってた。
(-117) 2023/08/16(Wed) 03時頃
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でも、生命力>>327ってなると正直わからない。
この身体に、二人分の生命力が備わってるとはとても思えない。 臓器は、どれも一人分ずつしかない。体力だって人並み以下だ。 なら、父さんと俺はどっちかが死ねば両方死ぬ? その場合、パイロットが足りなくなるんじゃないか? 追加で誰か契約してくれない限り、全員犬死に……? 結局、俺はみんなの足を引っ張ってしまうのか?
それを防ぐ為に、縁士を契約させる? でも、どうやって? あの時、縁士は確かに登録もしてた>>1:102し、板にも触れてた>>1:103。 それで契約できてないのに、契約させるなんて無理じゃないか?
……いや、それ以前の問題で。 俺は、縁士に死んで欲しくなんかないんだ。 例え、縁士がこの件の黒幕だったとしても。 でも、だからと言って代わりの誰かに死んで欲しいわけじゃなくて────。
父さんと二人で生きてるってのが、俺の独りよがりな妄想じゃないってのがわかったのは、嬉しいけど。 結局、父さんも殺してしまうってことに変わりはない。
(-118) 2023/08/16(Wed) 03時頃
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教えてくれ、父さん。 俺は、どうすればいい?
(-119) 2023/08/16(Wed) 03時頃
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――瑠璃川の家――
[迷惑ではないなら――どうしてか、どうしても頬の緊張が綻んでしまうけれど、そこだけの話ではないのだからと気を引き締める。 瑠璃川の父親についてひどく言わないのは大和自身のように完全に愛想が尽き果ててはいないだろうから。 最初の頃は信じているのだ、親の愛を。 信じられなくなるまでの時間はかなり長い。 でも>>318忙しいかもしれないけれど子どもの年齢を間違うとかあるのかと言えばある。 大和の親は絶対覚えてない。 進学できたらというところで>>319視線が横にそれていくのを見ていたけれど、そういう仕草も――いやいやと首を横に振る]
(382) 2023/08/16(Wed) 03時頃
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……大学でなくてもさ。 専門学校でも進学じゃない? 料理の専門学校とかさ。
[瑠璃川は料理が上手だから料理人やパティシエになる未来もあっていいと思う。 大和はアルバイトをしているからよく思い知っているが技術があるのとないのとではできる仕事が違うから。
それに――瑠璃川の腕が震えているのがわかる。 怒ってくれているのだろうか。 大和は最早怒りを通り過ぎて呆れ果てているから、そうしてくれているなら少し嬉しい]
(383) 2023/08/16(Wed) 03時頃
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……うん、瑠璃川がいいならそうする。 でも毎日だと大変じゃない? 住む場所は……えっと、誰も住んでない家があって。
[古いし少し遠いけど勝手に借りようかなと今度は大和が視線をつつと横に逸らした。 不法侵入であるが子どもが借りれる家なんてものはないのだ。 あと一年経過すれば違ったろうけれど心の限界がきてしまった。
それに、選ばれてしまったから。 >>320瑠璃川の顔色が目に見えて悪くなっていくようだ。 蒼白というのは本当に血の気が消えるのだなと妙な感心をしてしまう]
(384) 2023/08/16(Wed) 03時頃
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……うっ、それは、うん……。
[死んで欲しくないなんて初めて願われた。 これまでの人生で誰にも思われたことがないと思う、言われたこともない。 どうしてか目から涙が出て止まらなくなる]
……この世界でない、別の世界ではさ。 別の人が戦って宇宙を守ってたんだって。 巡り巡って今度は僕らが選ばれたらしいよ。 何の、慰めにもならないけど――。 負けたら何もかもなくなるって、 本当にどうしたらいいんだろう。
[違う世界では逆に瑠璃川だけが選ばれたのかもしれないし、一緒に選ばれた世界や皆選ばれなかった世界もあったかもしれないけれど――]
(385) 2023/08/16(Wed) 03時頃
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誰かがしないといけないらしくて。 でも、僕は守りたい物も人もなかったんだ。
[一人もいなかった。 本当の話だ、どうして自分だけがって思い続けたら思いやりの心なんてすぐに消えてしまうんだ。 そのはずだったのに――>>323え、と思うと瑠璃川が立ち上がって近づいてくるから思わず立ち上がって、そうしたら抱きつかれていた]
あ、あ、あの、あのさ、瑠璃川、さん……。 僕汗臭いと思うし、えっと、手のやり場とか困るし。
[女の子の身体ってどうしてこんなに柔らかいのかねと思うくらい柔らかな感触に抱きしめられている。 腕をあげていて鯖折りが少し極まっているので胸を締め付けられていると呼吸がしにくいんだなと別のことを考えてしまう。 だって、腕を降ろして触れたらダメじゃない? なんて考えてしまうくらいに状況に追い付けない]
(386) 2023/08/16(Wed) 03時頃
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え、え、ええ……それは、あのちょっと問題が。 僕は一応男だし、瑠璃川さんは女の子だし。 泊まるのはまずいし、お風呂もは――。 あの……。
[>>324それだけで十分なのに、胸元がどんどん湿ってくるのがわかる。 泣いてくれてるのがわかる。 同時に締め付けがきつくなるのがわかる。
大和は、え、とか、あ、とか、ウッ、とかしか言葉に出来ないでいるが――]
(387) 2023/08/16(Wed) 03時頃
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……交代は、できない。 してほしく、ない。 僕は……あの、これは初めてなんだけど……。 瑠璃川さんには、死んで欲しくない。 こんなに温かい人が死ぬなんて――それは嫌だ。 瑠璃川さんには笑っていてほしいんだ。 ご飯やお菓子を食べて美味しいって言ったら、 すごく、喜んでくれるから……。
[この気持ちが恋や愛、その入り口だなんて知らないことだ。 初めて抱いた――いや、昔は両親に抱いていたかもしれないが風化して消えていった想いは、覚えがなくて狼狽えてしまうけれどそう願う。
巻き込まれたら死ぬのは理解している。 敵がこの辺に出現したらあの潰れた家屋のように人なんて簡単に――]
(388) 2023/08/16(Wed) 03時半頃
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……ハロ、頼みがある。 戦闘の時に瑠璃川さんを、コックピットに招ける?
[口が軽くてごめんよ、でも黙ったままにもできなかったんだ。 あとハロが反応してくれないなら一緒に、は叶えられないことだから諦めてもらうしかなくて、逃げてもらうしかないんだけど*]
(389) 2023/08/16(Wed) 03時半頃
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/* 大和くん・・・君が未契約者じゃなくてよかったって気持ちと、未契約者として瑠璃川ちゃんと生き延びてほしかったって気持ちがせめぎ合ってるよ
(-120) 2023/08/16(Wed) 03時半頃
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/* ところで椅子なんですけど
柊木(息子):病院のベッド 柊木(父):黒の肘掛け付き書斎椅子 本郷:ゲーミングチェア 七尾:暖色系の大きなビーズクッション 乾:ライムグリーンのyogibo 大和:タイヤの無い自転車のような形状のフレーム 天道:なし
これで正解でいいんですよね? 現状で満点取れるの、GMとぼくしかいないと思うんですけど
(-121) 2023/08/16(Wed) 03時半頃
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――ミーティング――
[ロボットの名称は>>322天道の「ステラ」と>>325「コウ大好きラブラブ号」らしい。 >>320天道、すごいやつだ。真顔で黒板に書いたぞ。 大和は口元を押さえて肩を震わせてしまう。 笑ってはいけない場面なのにどうしてぶち込んでくるんだ。 結局、>>332あの名称は乾専用ということですまし顔で消されてしまったが一体何をやっているんだろうと少しすると真顔になってしまう。 初めから真顔だった天道は本当にすごい奴だ]
……そっかレーザーと肉弾戦と、道具か。
[>>333鋭い爪は見てたからわかると頷く。 色々な機能があるのも、工夫しないといけないのも。 ハロに聞いておかないといけないことは色々あるはずだ。 戦い方は一人一人違うのだろうし――]
(390) 2023/08/16(Wed) 04時頃
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[>>336名前は結局大事なものの名前をつける辺りで落ち着きそうだが――>>343あまりにも唐突に接敵を知らせるハロの声が響き転送されたのはすぐのことだ。
>>345乗り込んだロボットの名前は『アストロ』らしい。 微かに聞こえた七尾の声がそう言っている。 >>347操縦席と言われた――>>#1ああ、うん、わかる。 わかるけどその椅子は長時間座るのすごくキツいのもわかってる]
(391) 2023/08/16(Wed) 04時頃
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――コックピット――
[大和は分かってるという風に自転車に乗るとペダルに足をつけて直立姿勢になった後でサドルに腰を落とした。 どうやっても椅子ではない感触の椅子、そうこれは椅子。
柊木は病院のベッドで、流石に元気はなさそうだがちゃんと生きていて良かったというのは何というか違う気がするが。 座って暫くすると>>#2周囲の状況がわかってくる。 眼下に見える景色は良く見たことがあるものだ。 さっきまで窓から見えていた景色でもある。 つまり、あそこには未だ瑠璃川がいる。
>>353七尾が狼狽しているのがよくわかる。 合宿所の周囲の惨状を思い出せばわかってしまう。
皆の意見で避難が終わるまでは待機することにしたらしい。 その間、敵が動かなければいいのだけれどそれは敵次第だろう>>378。
問題は――]
(392) 2023/08/16(Wed) 04時頃
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……なあ、避難が終わったらさ。。 僕らも攻撃されるんじゃないか?
[だって、未だ知らせてないじゃん。 そういう話をしていた気がするけど伝えてないんだから。
蜘蛛型の周りで黒煙があがっているってことはあの辺りは破壊されるってことだろう。 現代兵器なんだ、あの攻撃がこっちへ向いたら校舎くらいならすぐに潰れてしまうことは察せるさ。 現に蜘蛛型の周囲の建物は壊れてる]
……ハロ、瑠璃川さんと周囲の人だけでも頼めないか?
[>>379人数の問題なら、絞ればいい話だ。 >>389あの時お願いしたことが通っているかは別としても、一番危険な敵とアストロの直線状と周囲の中にいるのは危ないとわかる]
(393) 2023/08/16(Wed) 04時頃
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だからか! 七星が真っ先に海に蹴っ飛ばしたのは。
[確かに海辺や山中なら被害が少ないだろう。 そうしたってことは七星の世界では街に被害が出てしまっていたんだろう。 被害が大きくならないように、あの場で戦い続けていたら宿泊所なんて確実に潰れていた。
やはり――この周辺は危険なんだろう**]
(394) 2023/08/16(Wed) 04時頃
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――柊木が搬送された日のこと――
[大和 命は電話があんまり好きではない。 掛かってくる電話は配達所からか借金の取り立ての奴らからだけだったからだ。 掛かってきても恣意的に無視することもあった。
>>103柊木が搬送された日、大和にとっては合宿所から乾の家の車に乗って帰った日の夜。 ハロにいろいろ尋ねて蕎麦を御馳走したかしてないかあんまり覚えてないままにいつものサイクルで寝る時間に眠くなって横になっていた時間だ。 そう、フリーという意味では20時までが限界だった。 大体その時間には大和は寝ていたからだ。
電話がかかってきたときも寝かけていたからガラケーが鳴るとのそのそと手を伸ばして端末を開いた]
…………ふぁい。
[あまりにも眠そうな声で、電話に出た。 あまりにも夢見心地で応答したことは半ば夢の中だったのだが**]
(395) 2023/08/16(Wed) 04時半頃
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/* 大和くんの気持ちは嬉しいんだけど招かれたらどう死のうね!(爽 さっさと死んでおこうかな? と、早朝目覚めた人より
(-122) 2023/08/16(Wed) 04時半頃
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/* 一応、業務連絡?として(14:30頃まで反応できなくなるかもしれないので) コクピットに転送できてもできなくても、どちらにしろ何とか死にますので()お話の展開しやすい方で構いませんよ! コクピットに転送された場合、なんとか戦闘終了後(死ぬシーン)を更新直前に落としておく予定です。 もし間に合わなかったら墓下でも落としておきますので、その際はお手数ですがどんな風に死んでいたか皆様にお知らせして頂けるとありがたいのですが可能でしょうか?
(-123) 2023/08/16(Wed) 05時半頃
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─搬送された日 命への電話─
[コール音はすれど、中々取られる気配が無い。康生が耳からスマホを離し切ろうとしたところで、眠たげな声>>395が聞こえた。]
ッ、ァ命、? ごめ、んな。寝て、た? ケホッ……俺、柊木。 げ、元気、だし、大丈夫…ゕら、って。 そんだけ、ぃいた…て。おや、すみ。
[素早く耳元に戻そうとするのに気が行ったのか、話し始めの声は喉に引っ掛かっていた。浅い呼吸を誤魔化す為に早口だったし、咳を我慢して所々擦れていたし、声量も出ていなかった。夢見心地ならば、電波でも悪いのかと思うかも知れない。或いは、それでも異常に気付いたか。兎に角康生は、一方的に無事の連絡をして電話を切った。**]
(396) 2023/08/16(Wed) 05時半頃
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そう言えばその日、家庭科部のみんなともお茶をすることになったのは理由があった。 部室から追い出された先輩を慰めるためでもあるけど、夏のうちに家庭科部の子にお願いをしてたから。 獅子座と蟹座。それぞれのシンボルを模った金色の金具を宙色のレジンの中に閉じ込めた飾り。 それをビーズや他の金具と組み合わせて作ったストラップを、獅子座、蟹座、それぞれ。 栞のお礼として大和くんに渡すつもりだったんだ。 そして、こっそりお揃いをもっちゃったりして。 家庭科部の子に少し揶揄われたりしながらも受け取って、こちらは約束したお菓子を…なんてしてたんだけど。 これ、渡せないなあ。 だから受け取ったそれをそっとカバンの中にしまい込む。 なんとなく手放したくなくて大切な栞も本に挟んでもってきてしまってたけど。
(397) 2023/08/16(Wed) 05時半頃
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だって、大和くんたちは戦うんでしょう?あのロボットで。 じゃあ、尚更なんだか渡せない。
だって、獅子は負けてしまうんだから。 蟹座なんてさ、脇役なのに、脇役だからさ──。
(398) 2023/08/16(Wed) 05時半頃
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