3 ディアス家の人々
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― 回想 ―
[彼が、心から歓迎する、という空気でないのは承知している。 彼にとってはわからないことだらけだろう。 あの夜の出来事も、そのあとの成り行きも、 私の正体も。
それでも鷹揚に構えてみせるのは、彼の中に流れる貴族の血がそれを求めるからだろう。 気高き花よ。 今ここで、手折ってしまいたい。]
(-0) 2021/01/09(Sat) 00時頃
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おやすみなさいませ、我が主。
[彼を寝具の間に入れたあと、就寝の挨拶をする。 わがあるじ、と密やかな声音で告げ、扉を閉めた。 ただし、自分は外に出ぬまま。
ひとつ。ふたつ。 彼の呼気を十まで数えたのちに、人の姿を脱ぎ捨てた。]
(-1) 2021/01/09(Sat) 00時頃
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ここからは、私の時間だよ。
[声は変わっていない。 だが、口調一つで夜の香気を帯びる。
流れる霧のように彼の上へ覆い被さり、顔を近づける。]
もう耐えられない。 おまえを、私のものにしよう。
[たおやかに、領有を宣言した。*]
(-2) 2021/01/09(Sat) 00時頃
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シャツは氷に透かした空色に細いストライプ、 スーツは夜更け前の空色に染めたツイード地のシャドウストライプです。
[問いにもよどみなく答え、新聞もとの要望に了承を返す。 部屋を出てしばらくの後、今度はカートの音と共に戻ってきた。 涼やかな食器の音をさせて、机に朝食を並べる。]
本日の朝食は、マフィンに山羊のチーズとベーコン、ポーチドエッグを乗せております。 ナプキンを挟んでもよろしいですか?
[主からの許可を受ければ、彼の襟元にナプキンを挟み、広げる。 ナイフとフォークを使わないものなら、主も一人で食べることができるだろう。 けれどもそうしなかったのは、この手で食べさせる時間も貴重に思うが為。*]
(2) 2021/01/09(Sat) 00時半頃
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ふっ ……
[組み伏せられた彼は、取り乱しはしなかった。 素早い反応は鍛えられた証。 体を崩されるのに逆らわず、横に転がる動きで夜具を剥ぐ。]
――― おいで。
[ベッドから降りて床に膝をつき、指を伸ばした。 彼の首に見えざる腕が絡みつき、引き寄せる。 服従の姿勢を取らせるように、下向きに力を加えた。*]
(-5) 2021/01/09(Sat) 09時半頃
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[人を呼ぼうとした彼の声が途切れ、伏せの姿勢で肩を付く。 伸ばした右手は、寝具以外に触れないだろう。 彼を捕らえたのは、純粋なる力だ。]
とてもいい姿勢だ。 私にのしかかられるのを待つような。
[人外の動きで、風のひとつも起こさずに彼の背後へ回り込む。 彼の目が開いていたとしても捉えられなかっただろう。 襟に手を掛け、ナイトローブを肩から落とし、簡易の手枷に変えて両腕を後ろに引き上げる。 もっとも余裕のある作りだから、すぐに腕は抜けてしまうだろうけれど。*]
(-8) 2021/01/09(Sat) 11時半頃
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それでは。
[はじめよう、と宣言する声は凜として耳に心地よい。 ナイフとフォークを手に取り、マフィンを食べやすいように切り分ける。]
どうぞ。
[黄身のソースをたっぷり絡めた一切れを主の口元に運んだ。 仄かに立つ湯気には甘い小麦と香ばしく焼いたベーコンの香りがたっぷりと含まれている。 食欲をそそる香りは、黄身を纏うことでまろやかさも獲得いていた。*]
(10) 2021/01/09(Sat) 12時頃
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[直接食物を運ぶ行為は楽しいものだ。 例えるならば、雛鳥に餌付けしているような心地か。
首を伸ばす彼を見ながら思う。 後ろ手に縛って食べさせても、きっと可愛い。
機会があれば、いつか、してみたい。*]
(-9) 2021/01/09(Sat) 12時頃
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― 回想 ―
[やめろと命じる声は貴顕の強さを宿す。 夜の森で、魔を追おうとしたあのときと同じ。 彼は、覚えていないだろうけれど。
無論、命じられてやめる気はない。 夜の内は、私がおまえを支配するのだから。]
(-12) 2021/01/09(Sat) 14時頃
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[ナイトローブの間から彼が生まれ落ちるように零れる。 素早く手を伸ばして帯を解き、衣服を奪った。 ベッドの外にローブを投げ捨てる間に、彼が呼び鈴へ手を伸ばす。
部屋から音が漏れないよう、見えない壁を張り巡らせてある。 けれども、直接使用人部屋に繋がっている呼び鈴は、どうだろう。 次からは、屋敷中の人間を眠らせてからにしようか。 考えを巡らせながら、手を伸ばした。
蹴り上げる足を掴んで引き寄せる。 同時に首に絡めた不可視の腕を後ろへ引いた。 彼の顔がのけぞるほど強く。]
(-13) 2021/01/09(Sat) 14時頃
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抗うおまえは美しい。 私の心をそそってやまないよ。
[ナイトローブから引き抜いた帯を、彼の足首に結び、もう一方の足も捕らえて縛り上げた。 余った端を踏みつけて、それ以上の動きを封じる。 ベッドの端で足を外に垂らし、上半身を伏せたような姿勢になった彼の背に、体を重ねた。]
おまえの初めてを、いただこうか。
[首筋に息が掛かるほどの距離で、囁く。*]
(-14) 2021/01/09(Sat) 14時頃
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[開かれた口の中へ一切れを運ぶ。 主がそれを咀嚼し、呑み込むのを待って、次の一切れを。 僅かに唇を伝ったソースを薬指の腹で拭う。
一皿を食べ終えるのに、たっぷりの時間を費やした。]
本日のヨーグルトには、梨のコンポートを添えております。
[説明と共に、今度はスプーンでひとさじヨーグルトを掬う。 料理長が丹精込めたコンポートは甘く柔らかく、とろけるよう。]
(12) 2021/01/09(Sat) 14時半頃
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[唇を伝うソースは、どこか官能的だ。 彼の、夜の顔を思い出すからだろうか。
舌を出して直接舐め取ってしまいたい。 衝動を押し殺し、端正な従者として振る舞うのもまた悦楽だ。*]
(-15) 2021/01/09(Sat) 14時半頃
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知っているよ。 ウィリアム、ディアス。
[名乗る声に体が熱くなる。 それは契りの言葉だ。私の愛しきものよ。]
私たちは名を交わし、縁を繋いだだろう? あの夜に。
[そして眠りを与え、記憶を封じた。 だからこれは私だけが知る記憶。]
(-18) 2021/01/09(Sat) 15時半頃
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[もはや人外の膂力を隠そうともせず、彼の両腕を取って背中に回し、腰の上に束ねて押さえ込む。 もう一方の手で彼の腰を引き上げた。 捧げられるばかりの形に彼を整えて、肌を合わせる。 自分の衣服は、闇に溶かした。]
もう待てない。 おまえがあんなに煽るから。
[熱く猛り立つものを彼の内股に触れさせ、存在を知らしめる。]
(-19) 2021/01/09(Sat) 15時半頃
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――― いくよ。
[宣言ばかりは甘く優しげに。 準備もなにひとつさせていない彼の後庭へ、逆しまに杭穿つように、欲望をねじ込んだ。*]
(-20) 2021/01/09(Sat) 15時半頃
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[抵抗を押し破る瞬間の筋肉の震えと、奥まで突き上げたときの絞り込むような締め付けを、ともに味わい堪能する。 慣らされないままに貫かれるのは、痛みでしかないだろう。 だが、構わず抉った。
途切れ途切れの苦鳴を伴奏に、深く突き上げ、また引き戻す。 性急で暴力的な営みなれど、魔としてはこれでも制御しているのだ。 彼の体を、本当に壊してしまわないように。]
いずれはおまえも、喜びを感じてくれるだろう。 おまえには、その素質があるよ。
ああ……おまえの中は、とても具合が良い。
[甘い溜息の声音で睦言を囁き、背中に口付けを散らし、手首に牙を立て――彼の体を思うさま貪ったのちに、征服の証を最も深い場所へと放った。*]
(-24) 2021/01/09(Sat) 18時頃
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[こちらが達したと同時に、彼は力尽きたように項垂れる。 油断ならない彼のことだ。再び暴れるかもしれないから、手を解放すると同時に抱きすくめた。 彼の中に入っている部分はまだ熱いけれど、今宵はここまでで良い。]
とても良かったよ。 また明日、しよう。 次はもっと、気持ちよくしてあげるよ。
[囁いて、耳朶をついばむ。]
(-27) 2021/01/09(Sat) 20時半頃
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おやすみ、安らかに。 今宵のことは夢だ。 起きたらきっと忘れている。
おやすみ。 また明晩、私と出会おう。
[あの夜と同じように、彼を眠らせ記憶を拭う魔力を降らせる。 日毎に変わる彼を、毎夜"初めて"抱こう。*]
(-28) 2021/01/09(Sat) 20時半頃
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[主にみだりに話しかけないのも、使用人の分限だ。 主が食べやすいようにとだけ心を砕き、淡々と匙をを口元へ運ぶ。
滞りなく食事を終えれば、最後に食後の紅茶を供した。 主が認識しやすい定位置にカップを置き、口頭にても伝える。]
昼食にご要望はございますか?
[ガーデンランチの準備で厨房はもう動き始めているだろう。 そこに参加しない主の意向を、先に聞いておく。*]
(16) 2021/01/09(Sat) 21時頃
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[眠りに落ちた彼の目蓋に唇を落とし、まずは彼の中から自身を抜き取る。 注いだ物が零れる前に、闇を喚んで塞いだ。
朝になるまでには、彼の体は蒔かれた精を吸収するだろう。 人の体は、まことよくできている。 闇は忍ばせたままでも生活に支障はない。 昼間の内は、気付くこともないだろう。
魔の精と闇に慣らされた彼が明日の夜どう変わっているか。 楽しみだ。]
(-30) 2021/01/09(Sat) 21時半頃
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[強引な行為で傷ついた彼の内側には、自らの血を媒介に癒やしの力を注ぐ。 高まった末に噛んだ痕も、同様に。 背中に散らした唇紋は、他の誰の目に触れるものでもないから、そのまま残した。
体を拭き清め、ナイトガウンを着せた彼を一旦に長椅子に横たえる。 ベッドのシーツを敷き直し、汚れは綺麗に消し去って整える。 彼を寝具の間に挟めば、狼藉の痕はどこにもない。]
おやすみなさいませ、我が主。
[戸口で優雅に一礼して、部屋を後にした。*]
(-31) 2021/01/09(Sat) 21時半頃
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― 第二夜 ―
[翌夜。 就寝の挨拶をした後、やはり気配を隠して部屋の内側に残った。
今宵は昨夜ほどの熱情に急き立てられてはいない。 愛しいと思う心を胸に抱きながら、彼の呼吸が深くなるのを、静かに待っていた。*]
(-32) 2021/01/09(Sat) 21時半頃
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[眠りの入り口を揺蕩う彼を見ながら、今日の様子を思い返す。 朝から少し、調子が悪そうだった。 理由を知るのは私だけで、無論、正直に告げたりはしなかった。
やはり人間はもろいなと思う。 傷を癒やしても、不調は残る。 今宵は消耗させないように、優しくしよう。
心に決めて、彼の上へと舞い降りた。]
(-36) 2021/01/09(Sat) 23時頃
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[体重を掛けずに彼の上に留まり、首筋に指を伸ばす。]
目覚めなさい。
[冷たい指で触れ、支配の声を掛けた。]
(-37) 2021/01/09(Sat) 23時頃
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[視力を失った者とて、目覚めの瞬間には目蓋を開くだろう。 その瞳を、魔力帯びた眼差しで覗き込む。 見えずとも、あるいは目を開かずとも彼を絡め取る自信はあった。
意識あるままに体の自由を奪う魔性の技。 囁くほどなら声が出せる程度に、術の深さを加減する。]
夜は私の時間だよ、ウィリアム、ディアス。 私と縁を結んだおまえに、愛を注ごう。
[覚醒した彼に呼びかける。 愛しさに、声は甘く掠れた。*]
(-38) 2021/01/09(Sat) 23時頃
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[昼食には簡単に摘まめるものを、との要望を聞き、承知いたしましたと発声しかける。 だが、続いたリクエストに微笑んだ。]
お召し物に合うものを、ですね。 料理長なら用意してくれるでしょう。
[優秀な料理長は、フルーツも何種類も用意しているはずだ。]
(19) 2021/01/09(Sat) 23時半頃
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[朝食のあとは新聞を読む時間だった。 見出しを端から読み上げ、主が求めれば記事本文を読む。 戦争は未だに終結の気配が無く、新聞でもかなりの紙面を割かれていたが、あの森で起きたことに関してはついぞ記事になったことは無かった。
政治経済や戦争の記事の後には死亡広告が続き、それも終われば芸能や市井の細々とした事件の話になる。 紙面の一隅に載せられた詩なども朗々と読みあげる声は発音も明朗だが、よくよく聞けばごく微かに訛りがあることに気付くだろう。 その訛りがどこのものか、とは判別付き難かった。*]
(20) 2021/01/09(Sat) 23時半頃
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[彼の声に不機嫌が滲む。 やはり彼は覚えていないと確認すれば、胸が弾んだ。 彼にとってはこれが初めての夜。 落花の印が彼の中で眠っているにもかかわらず。]
おまえを奪いにきた。 おまえの心を絡め取り、私のものにするために。
[問いに答えてから、彼の寝具を剥ぎ取る。 胸の前で組まれた手を左右に引き離し、ナイトローブの帯を解く。 すべての動作を、見せつけるようにゆっくりと行った。]
(-41) 2021/01/10(Sun) 00時頃
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そのまま、動かずにいなさい。 おまえは初めてなのだから、優しくしてあげよう。 私に身を委ねて、感覚だけに集中しているといい。
[初めて、の言葉に喜色がまとわりつく。 彼の顔を両手で挟んで額に接吻け、耳朶の後ろに指を這わせた。 指は耳の下から首筋を辿り、鎖骨を通って胸元に滑りこみ、果物の皮を剥くように服をはだける。*]
(-42) 2021/01/10(Sun) 00時頃
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