15 青き星のスペランツァ
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/* アリババめっちゃ喋るじゃん… これは死ぬ準備です
(-91) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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― 通信中:アリババ ―
[アリババの返答>>145を聞けば、全く持って躊躇うことは無く肯定の返事をする。]
畏まりました。では、こちらをサンプルとして採取しておきましょう。
[かくして船の中に名も知らぬ原生生物のお排泄物が持ち込まれる事が決定した。誰が対応をするのかはイースターも知らないのだった。 発見した場所の周辺環境なども、生態系やこの地の気候を見極めるのに重要となって来る。それらの記録も、共に送られるだろう。]
(158) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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足跡の写真も撮影をしたため、そちらにお送りいたします。 此方もどうやら小型の様ですね。群れの様に思えますが、イースターは足の数が多い単体、というパターンも考えられるような気がしています。
[アリババの端末の方に足跡の写真が送られる。こちらも小型で、それなりの数の足跡が土の上に残されているのが分かる。足の形を見れば、この生物は小さな爪が存在するのが分かるだろうか。]
ええ、理解しております。 仮に攻撃力の低い小型の生物であっても、毒や病原菌を所持する場合がある。イースターはその様に記憶しております。
[警告に対してはそう言葉を返す。 この生物が一体どの様なものなのか、実際に目にしたい気持ちは確かにある。が、分からない事が多い存在に単独で立ち向かう事は死にに行くのと同義だ。 死の危険が隣り合わせである仕事だとは重々承知だが、生きて帰る事が出来るのならば生きて帰る意志が、イースターには有るのだ。*]
(159) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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/* フフ、この内訳が外に出てなかったから、メモの死因を未定にしていたアリババ。
(-92) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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― 船外 荒れ地・乾燥地帯 ―
しかし、原生生物の痕跡があるとは。 思いがけぬ収穫でした。設置型のカメラもヨーランダ様に頼んでおくべきでしたね。明日の探索には忘れずに持ち込みましょう。
……もうこの様な時間ですか。時が過ぎるのがいつも以上に速く、イースターには思えます。
[独り言を零しながら土や砂やお排泄物等々、瓶に詰めた数々のサンプルを鞄にしまい、イースターは『スペランツァ』に戻るべく帰路に付く。]
皆様の成果報告も楽しみです。
[しかし仲間の中に一人、報告を自らの身で持ち帰る事の出来ない者が居る。 その事実を、この時イースターはまだ知らない。]
(160) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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/* ええええん アリババ〜〜〜〜〜>>157
(-93) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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/* ところで火山性ガスって思ったより低温なんだよなあということにさっき調べて気付いたんだぜ 天声文ちょっとなーおそ
(-94) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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― 船内通路 ―
お? ああ、そろそろ帰ってくる頃だな。
[そうやって新たなクルーを囲んでいるうち、探索組の誰かが帰ってくる気配。 いち早く気付いたタプル>>155に頷いて、出迎えにいくかあ。とのんびりタラップの方に歩き出す。 きっとそろそろ、クルー達の帰還ラッシュだ。
そうして暫くすれば、]
おかえり。 なんかいいモン、見つけたか?
[そんな風に、タラップを登った辺りで探索組を出迎える姿がある。]
(161) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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/* >>153>>160 アシモフに触れてくれるのうれしいな るんるん
(-95) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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― とある座標の岩場 ―
[とたたたたんっ。
小気味良い足音を立て、白い毛皮の小動物が岩盤の上を走っていく。
我らが"お散歩隊長"、同志アシモフのお通りだ。]
ちゅー!
ちゅー!
[勇敢なる同志アシモフ。
数瞬後に身に降りかかる災難など知らぬまま、何に気付いたのかふと足を止め、ひくひくと鼻を動かした。
そこは、クルーの浮遊種が漂いながら探索していた辺り>>1:86に似た環境ではあるが、少し離れた地点。
そう、例えばたまたま見つけられなかった岩の隙間を進んだ、更に奥の開けた場所。
――そして、まだ他に足を踏み入れた者がいない故、船にほとんど情報が届いていない場所だ。]
(#4) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
[よりによってその場所、その瞬間に立ち止まりさえしなければ。
奈落はいつだって、すぐそばで口を開けて待っている。]
ヂッ
[白い体が噴出した高温のガスに晒される。
熱いだけならまだよかったのだが。
一息でも吸い込んでしまえば、もう動けない。運の悪いことに、そんな類の毒性を持つガスだったのだ。
小さなけものは、ぽとりとその場に倒れ込む。]
(#5) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
― 『スペランツァ』船内モニター前 ―
[それから暫くして、モニター上の赤丸がひとつ消える。
高温に晒され続けた通信機が限界を迎え、故障したということがわかるのはもう少し後のこと。]
■■■MISSING■■■
アシモフ
["信号途絶"を意味する文字の下に、ひとつの名前が表示された。
すぐに一番近い地点の無人探査機に捜索命令が下り、彼の体はじきに『スペランツァ』に戻ってくるだろう。]
(#6) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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/* あああああああ アシモフ!!!!!!!!!!!!!!
(-96) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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/* アシモフーーーッ!!!!!!!!
(-97) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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/* 天声って取り消しできないからめちゃくちゃどきどきするよお〜
(-98) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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― 現在通信中:イースターと ―
[サンプルは多い方が良い、物理的なら猶更良い。>>158>>159 なおアリババ、調査ラボ等にこのやり取りや判断を何も流していない完全に独自行動。 こうして二人のその場判断のまま、お排泄物のサンプルが収集されたのであった。ワァーッ!サプラ〜イズ! 放任主義、自由探索、その結果がこれである。>>#0 必要な行動です何も問題は無いよ。何も怒られるような事はしていないな。]
成程?足の数、では其方も伝えておこう
その場合歩行パターンも変わって来るな と、なるとぉ…
[足の数か、其方までは気が回らなかったな。上がった可能性を踏まえ、似たような痕跡を残す別惑星別生物データを拾い上げると、紐付けした後調査対象の枠に放り込む。 土を引っ掻くような爪痕の筋、軽く引っかかれるぐらいであれば大した傷にはならないだろうが、イースターの言う通り毒素を所持して居る可能性がある。 その辺りはお排泄物から主食等を調べ上げ、毒を含み体内に蓄積させるような物か否かも調査する。]
(162) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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大した毒で無くとも、 我々はソレに対する抗体や治療法を所持して居ない
破傷風も避けたい 転倒程度であっても、 怪我は出来るだけナシで頼むよ
[薬の類は当たり前に船に積み込んであるが、現地では役に立たない確率の方が高いだろう。 むしろこれから作るのだと、其方の設備の方が大きかったかもしれない。]
ではイースター君、無事な帰還を祈る
[そう言って通信を終える。かくして『スペランツァ』にイースターのお土産が持ち込まれたのであった。>>160*]
(163) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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/* 冗談で言ったお排泄物がまさかこうなるとはね
(-99) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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― 通信中 荒地道中⇔草原 ―
さすが、ばっちりわかってるなら安心だネ!
[イースターからのしっかりした返答>>135に、うんうん、と頷きながら返す。 逃げ足が速いのも、触角に関係あるのだろうか? ……無いかもしれない。]
明日森まで行くためにも、しっかり採取頑張るヨ! 船に戻った後、そっちで何があったか聞くの、楽しみにしてるネ!
[植物のあるところでしかあまり役に立てないから、ケトゥートゥが砂地や岩場に行くことは少ない。 その分、そこに行った誰かに土産話を聞かせてもらったり、サンプルを見せてもらう楽しみがある。 じゃあネ!と明るく伝えて、一旦通信を終えた。]
(164) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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/* 現場判断で持ち込まれるお排泄物完全に面白いんだよな いやでも生態調査には大事だよ 情報の宝庫ですからね
(-100) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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― スペランツァ 入口付近 ―
[そうして、無事に帰還したイースターはタラップ付近に居るライジ>>161の姿に気付き、会釈する。]
ライジ様。はい。イースター、只今帰還いたしました。 乾燥地帯の土砂を中心に、数多くのサンプルを採取しました。イースターの方でも幾らか見分を致しましたが、皆様の報告も楽しみにしております。
[声を掛けられれば、嬉しそうに返す。表情は相変わらずの無表情なのだが、良い探索であった事は揺れる触角から察する事が出来るだろう。]
(165) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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― ロビー → 船の奥へ ―
[そろそろクルー達が帰還する頃合いか。
今の所負傷の報告は無く、マップに表示されている名前にも欠けは無い。 初日の幸先の良さに安堵し手元の端末をスリープモードにすると、零して居た中身を帽子で掬い上げ頭部に流し込む。
さて、自分は出迎えよりもやることがあるな。 採取されたサンプルの受け入れと解析部署への配置、帰還クルーの衣服付着物検査もあるだろう。 特に伸びをする必要はないものの腕を上げ身体を伸ばし、立ち上がる。
そうしてロビーのディスプレイに背を向け、向かうのは船の奥だ。 情報処理部署に足を踏み入れると、そのまま機材の奥に埋まっただろう。*]
(166) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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― 通信中:アリババと ―
[どうやら参考になりそうな画像が送れたようだ。役に立てたようで、ちょっと誇らしくなる。]
うん、詳しくはお願いネ! アリババ忙しいと思うけど、とっても助かるヨー!
[あちこちからの情報がアリババ>>143には集まっている。それを全て捌き、整理し、必要なだけ提供するのは、並大抵のことではないだろう。 黒くて、びちびちしてて、ちょっと不思議な見た目だと思うが(最初におこぼしを見た時は飛びあがって驚いた)、とても頼りになる仲間だ。]
えー、名前! すっごく重大任務だネ! 動物に名前を付けるってなったら初めてだヨ! ドキドキだネ!
[新種の植物を見つけたことはあっても、動物のほうはなかなかない。どんな名前がいいのか、想像するだけで難しそうで、楽しそうだ。]
もうちょっと調査したら帰るヨー! まだまだデータ送るからよろしくネ!
[そう伝えて、一旦通信を終えた。夜の植物たちのデータもそのうち取りたいが、今日はまだいいだろう。 日が暮れる前に変える為にも、残る採取を進めていった。]
(167) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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― タラップ付近 ―
[こちらもイースターに気付けば、普段より大きめに手を振った。表情は読み取りづらいが、成果のあったことは遠目にもわかる触角の揺れ>>165ですぐにわかった。微かに顔を綻ばせる。]
おかえり、イースター。 おまえは荒れ地の方に行ってたんだったか。 土砂っつーと地質調査か。後で色々見せてくれよ。
[土に含まれる鉱石成分などは、自分としても気になるところだ。 なお、そのサンプルの中にアリババ依頼の例のブツがあることは……まだ知らないのである。]
(168) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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― スペランツァ ―
[予定より少し掛かって、日が沈むのに少し遅れたくらいに、ケトゥートゥもスペランツァへと帰ってきた。 ホバーを折り畳み(あまり力の強くないケトゥートゥにも、大変スムーズに畳める。有難い!)、探索中に付着した泥や砂、草の欠片を丹念に払い落としてから、タラップを上がる。危険なものはなかったとは思うが、何があるかはわからないので、念の為だ。]
ただいまだヨー! ミンナ、もう帰ってルー? ……あれ? アシモフは、まだなノ?
[いくら待っても、あの軽快な足音がもう聞こえてこないことを知るのは、この少し後の事だった。]
(169) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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/* >>168 ふふ、お排泄物の到着だぜ
(-101) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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/* あーそうそう名前つけてみる?ってアリババの提案めーっちゃいいなと思ってたんでした めちゃくちゃいい……
(-102) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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/*少し? 少しでは無かったかも?? まあいいか!!! いいようにしてってメモで言おう……ゴメンネ
(-103) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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/* >>168 あらやだおれってばわかるとわかったが重なっている!!はずかしい! 更新間際やっぱ焦るな……
(-104) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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― 通信中:アリババ ―
ぼく する もつ かえる?
[その言葉に首をかしげる。考えたこともないからだ。 ヨーランダの仕事は清掃に雑用、専門的な知識を必要なことは何一つできない。 それは権限がないためでもあるし、興味がないためでもある。 そしてそれ以上に]
ぼく ほし すてた。
[本当に決別したのか、それともそれくらいの覚悟で来たのかはわからない。だが、強い意志を持ってヨーランダはそう言い切った**]
(170) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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