37 忙しい人のための手紙村(望郷編) RSS
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ワレンチナに6人が投票した。
ラルフに1人が投票した。
ワレンチナは乗客の手により投棄された。
時は来た。乗客達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。
現在の乗客は、キョウスケ、ネコ元帥、クラリッサ、ラルフ、カリュクス、ナルミの6名。
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/* 今日はクラリったんがデフォね。 ラルフにぽちぽち。
(-0) 2024/10/28(Mon) 09時頃
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/* 時間なさすぎて最終日にしてようやく他の方のストーリーじっくり読んだんだけど、おもしろいな〜 ネコ元帥は幸せになってくれよ
(-1) 2024/10/28(Mon) 13時半頃
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──故郷を思う歌──
[ウォルフはこの流刑の星が何処に位置する惑星なのか知らない。星からの脱走などは不可能ではあるが、囚人に教えるべき情報ではないのでそれは非公開となっているからだ。 しかし、こういった情報も当然、地位のある人間やお金持ちにとっては簡単に突破出来るものかもしれない。
ウォルフが送ったメールは検閲を通る。無実の告白をし、助けを求める内容は果たしてカリュクスの元へ届くのか。
返事を待ちわびる。 まさかこの地に来て手紙を待つ日が来るなど思わなかった。 地面を掘り起こしながら、遠い宇宙(そら)へ想いを馳せる事が多くなった。 その向こうにカリュクスがいる。 自分を此処から救い出すために彼女が必死に奔走しているかと思うと、 こうしてただ待ってるだけの日々がもどかしくてたまらなかった。
故郷は一体、此処からどれだけ離れているのだろう。 物資を運んでくる定期便は一週間に一度は来ているが…。]
(0) 2024/10/28(Mon) 14時頃
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[新着を告げる通知音がこれほど嬉しく思えたことはない。 いつもの筋トレをしていたウォルフは端末に齧りついた。 カリュクスからの文面を、太い指先で辿りながらゆっくりと読む。
彼女の記憶は戻っていた。 あの血生臭い事件の真相を、思い出していた。]
お前が謝る必要などどこにある?
[人が人に謝るのは悪い事ではない。むしろ自分の非を認められない人間は多く、そういった事は厄介だ。しかし、悪くもないのに「ごめんなさい」を言う人間はそれはそれでまた、困ったものだ。
彼女は何も悪くなどない。 無理やり婚姻を結ばせようとした父親が一番悪いし、まだ子供だったカリュクスの身体を欲望の的にしようとした男が悪いに決まっているじゃないか…
その罪は、彼女のものではない。]
(1) 2024/10/28(Mon) 14時頃
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[その日は週に一度の風呂の日であった。湯船に浸かれる時間はたった15分。それでも日々のシャワーよりはずっと疲れが取れる。
ウォルフは肩まで湯に浸しながら考える。自分にも何か出来る事はないだろうか、と。 カリュクスは「信じて待っていて」と言うが。
勿論ウォルフは彼女を信頼している。彼女は昔のようにもう子供ではなかった。護られるだけの、助けられる存在ではない。こっそりお金まで貯めているなど思わず驚いた。
彼女の親は大金持ちである。しかし、だからとなんでも買ってくれる甘い親ではなかったし、お金の使い方だって自由ではなかった。 護衛時代、二人で食べたアイスクリームは確かウォルフがポケットマネーを出したのをよく覚えている…。]
(2) 2024/10/28(Mon) 14時頃
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出来ること、か…。 何か、ないのだろうか。
[呟きは湯気に紛れ溶けるように消える。代わりに、その白い湯気の向こうから歌が聴こえる。誰か囚人が歌っているのだ。]
(3) 2024/10/28(Mon) 14時頃
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『故郷を離れて どれだけ経つか 家族は俺を 覚えているか 日が登り 朝が来る 一日の始まりがやってくる
帰りたい もう一度 帰りたい 故郷に 帰れない もう二度と 帰れない 故郷に
故郷を離れて どれだけ経つか 俺はその地を 忘れたことはない
日が沈み 夜が来る 一日の終わりに涙する』
(4) 2024/10/28(Mon) 14時頃
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[聞き覚えのある曲だが、曲名は思い出せない。歌声はやや鼻にかかる詰まった声で音痴とも言えるものだったのに、何人かが鼻を啜る音が聴こえてくる。 湯気が隠してくれなければ恥ずかしくて歌えないし、泣く事も出来ないのだろう。
ウォルフは涙を流さなかった。 ただ、己の中に芽生えた決意を強く強く意識した。
帰ろう、俺は帰るんだ。 地球に。カリュクスの元へ……。]**
(5) 2024/10/28(Mon) 14時頃
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>>> TO:Calyx Hermetica
謝るのは俺の方だろう。咄嗟の事とはいえ、俺が罪を被れば全て解決すると思い込んでしまった。お前が苦しむ事をどうしても避けたかった。
しかし、俺は先を見据えていなかった。思慮が浅かったと今は思っている。 すまない、カリュクス。
カリュクス、俺は師匠からこんな事を言われた事があるんだ。 『もし自分が死んだら、葬儀や墓に金をかけるんじゃない。 なぜなら金は生きている人間に使うべきだからだ。
死んだ人間にはその先の人生はない。 生きている人間には未来がある。
生きている人間は、死んだ人間の分も。 生を真っ当していけ。』と。
(-2) 2024/10/28(Mon) 14時半頃
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アンタレスは死んだ。俺たちは生きている。
俺たちは…この生を無駄にしてはいけない。 俺は、お前と二人で生きて行きたいんだ。
どうして自分をお荷物などと言う? お前が親を、家族を棄て、俺の元に来ると言うのなら。 俺がお前の家族となろう。 俺達で、新しい家庭を作ろう。
俺は生まれた時から孤児で、家族というぬくもりを知らないんだ。俺にそのあたたかみを教えて欲しい。
地球に居る限りお前の父親から逃れるのは難しいかもしれないな。 何処かの星に移住し、俺が働く事が出来たなら。
PS:ネコ元帥がへそくりを貯めているとは思わなかった。 それを使わず済むよう頑張って稼ぎたいものだ。 胸を張ってお前を養える職で。
>>> FROM:Wolf・Holstein
(-3) 2024/10/28(Mon) 14時半頃
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[ 記憶を取り戻した少女は、即座に 父に反旗を翻すべく行動を開始した。
十年以上ぶりに訪れる父の別邸は、 とても本社ビルの屋上とは思えない、 深い森と人工芝の庭園の奥に聳える 古風な城塞だった。
まるで絵本の世界に 迷い込んだかのような時代錯誤。
華美な装飾を排し、シンプルに機能美を追求した 少女の生活は、宇宙船にも使われる頑丈な建材と 最新鋭のセキュリティに守られているが、 父の趣味はその真逆で、さながら 中世の王侯貴族の豪奢で虚栄に満ちた 風情が凝らされていた。 ]
(6) 2024/10/28(Mon) 17時半頃
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お父様は、古代の王様にでも なりたかったのかしら……。
[ 書斎机一つとっても、数百年前に絶滅した 稀少な木材で製られたものを 修復に修復を重ね使用している念の入れよう。 少女から見れば、傷だらけの轢んだオンボロ机だが 一体どれほどの大金を注ぎ込んで入手したのだろう。 手巻き式の懐中時計なんて、骨董品を通り越して 考古学者が喜びそうだ。
少女が産まれた直後は、ここで家族三人 暮らしていたこともあるらしいが、 あまりの不便さに耐え兼ねた母が 赤子を抱えて別居に踏み切ったのも頷ける。 ]
(7) 2024/10/28(Mon) 17時半頃
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[ 根本的に、他人を信用しきれないくせに、 臆病な小心者と思われたくなくて 最低限のセンサーとカメラしか設置していない。 そんな父の矛盾と隙を、少女は熟知している。
警備システムも全て同型機種なので、 小さなジャミング装置一つで、簡単に無力化してしまえた。 古典的な絵画や彫刻が並ぶ廊下を早足に抜けて 父の書斎に忍び込む。 古びた煉瓦のマントルピースに、箆鹿の剥製、 黴臭い紙の書物がぎっしり詰まった本棚。 毛足の長い絨毯に足跡がついてしまったが、 忙しなく世界中を飛び回る父が帰宅するまで 一週間ほど猶予はあるはずだ。 ]
(8) 2024/10/28(Mon) 17時半頃
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……これは……?
[ 仮漆の飴色したビューロに溶け込むモニタ、 その傍らに伏せられた四角い木の板がある。 手に取ってみると、古い写真立てだった。 今時ホログラムでないフィルム写真なんて酔狂なもの、 少女は見るのも触るのも初めてだ。 ]
結婚式の写真かしら。 お父様ったら、こんなものを後生大事に 飾っているなんて……?
(9) 2024/10/28(Mon) 17時半頃
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[ 眉間に皺を寄せて難しそうな顔をした父は、 今とあまり変わらない。 実年齢こそ 《彼》 と同じだったはずだが、 抗加齢医学に傾倒し、威厳を損なわない程度の 若々しい外見を保ち続けているのだ。 後継者の育成より、不老不死の研究に注力する 父の業の深さに、娘ながら溜息しか出てこない。
隣で純白のベールを被った花嫁衣装の母も、 生真面目な表情で、あまり幸福そうには見えなかった。
何より、表面のガラスに細かなヒビが入っている。 だから伏せて置いたのだろうか。不吉だ。 ]
(10) 2024/10/28(Mon) 17時半頃
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[ 当時から、もっと鮮明に映像を保存する手段は いくらでもあったし、ガラスのように割れない素材も あっただろうに、理解に苦しむ。
少女はしばらく写真の中の両親を眺めていたが、 ふいに僅かな違和感に気が付いた。 裏側の木目に不自然な継ぎ目があり、 薄っすらとコードのような模様が刻まれている。 ]
…………?
[ 不審に思いつつも、試しにスキャンしてみたら パスワードを要求された。 家族の名前、生年月日、父から連想される単語を 片っ端から入力してみるも、全てエラー。 ]
(11) 2024/10/28(Mon) 17時半頃
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[ 俄然、興味が湧いてきた。 きっと父が、大切なものを隠しているに違いない。 望みは弱味。父に対抗する有効な切り札に なるかも知れないのだ。 けれど、肝心なパスワードの手がかりは皆無。 ]
そもそも、何故ここにあるのかしら。 割れているのは、落としてしまったのか、
……もしくは、壊そうとして?
(12) 2024/10/28(Mon) 17時半頃
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お父様も、この中身が欲しい、 とすれば本来の持ち主は、お母様の方……。
[ よくよく観察すれば、フレームに彫られているのは 母が好んだスズランのモチーフだ。
閃きに確信を得て、少女は息を殺しながら 今一度パスワードを打ち込む。
父も知らない、母の望み――。 ]
K……a、r y x ……っ 開いた!
(13) 2024/10/28(Mon) 17時半頃
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[ かすかな電子音がして、外れた底板には 親指の爪ほどのデータチップが格納されていた。
母の残した魔法の杖《カドゥケウス》 それは、どこの誰に伝えたかったものだろう。
少女は写真立てを元の位置に戻すと、 早速データ解析すべく、自室へと戻るのだった。 ]**
(14) 2024/10/28(Mon) 17時半頃
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構いません。 元より、常に危険が伴うことは承知の上で 志願していますから。 役立つうちは使ってください。 ……無論、そうならないのが一番ですが
もしも俺が命を落としたとしても 次の「俺」がもう少し上手くやるでしょう。
(15) 2024/10/28(Mon) 19時頃
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[ 不死や全知など、 烏滸がましいことは決して望まない。 しかし、宇宙の深遠を覗くのであれば 命ひとつでは届かぬ可能性があると知っている。 後の世へ引き継がれる意志も美しいが 出来るなら、自ら辿り着き、近づきたい。 この目で見、この手で触れたいと欲する。 正クルーとして一歩を踏み出した日。 俺は迷うことなく、契約文書に印を捺した。 『乗組員死亡時ならび緊急時における クローン技術適用申請書・同意書』 そう題された電子文書へ。 ]
(16) 2024/10/28(Mon) 19時頃
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[ この契約は強制ではない。 あくまでも個人の希望によっての任意であって 俺の場合も、自ら志願して提出したものだ。 正クルーの登録手続きの時や、 研修の一環として説明はなされているから 「珍しいな、でもまぁ何人か居るものな」と 存外すんなりと受け容れられた。 任務に復帰することが決まった後も 隠しておくよりは公にしておいた方が 業務が円滑に進むと思っていたから 俺は今の俺のことを特段隠していない。
訊ねられれば答えるし、 組織図から飛べるデータベース上からも それと知ることが出来る筈だ。 ]
(17) 2024/10/28(Mon) 19時頃
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[ “珍しい”程度には世に浸透していても “普通”ではないことは自覚している。 特殊な現場だから他所よりも理解は得られても 同じ職務に従事する同僚だって 受け容れているように見えたとして 本当の心の内は分からない。 世の中的には、いのちの複製など まだまだ拒否感や嫌悪感がつきまとうものだから。 それが身近な存在ともなれば尚のこと。
俺とて家族が居たら、断固として 反対されていたのではないだろうか。 そも、家族が居たならば、急いて命を 消費することを考えなかったかもしれないが。 ]
(18) 2024/10/28(Mon) 19時頃
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[ … ふとした時に、キョウスケのメールを思い出す。 周囲の人間の接し方が変わったこと。 記憶の欠落があるらしいこと。
あいつは、 望んで「そう」なったのだろうか? それとも?
なにかを探しているのだろうと思うのに 同意も否定も返してやれぬことが 今はどうにも心苦しい。 ** ]
(19) 2024/10/28(Mon) 19時頃
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[愚痴に趣味事、家族や恋人の話、その他の雑談。 航行中あらゆる種類の会話が飛び交うカフェテリアも 探索期間は目下着陸中の星の話題が中心だ。
常よりも高揚した空気の船内。行き交うクルーの歩調も 心なしか足早に感じられる。
『報告より、放射冷却の時定数が大きいんだよなァ。 っと、何だ、その画像。サイオフか?』 トレイを手にした先輩クルーが 食卓の上で小さく像を結ぶ画像を目に留めた。]
(20) 2024/10/28(Mon) 20時頃
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いえ、これはノマです。 ────友人が送ってきたんですよ。
[関係性の呼称を口にするのに一拍の間が空いた。 彼はその点は特に気にならないらしく、 ほう、と呟きながらまじまじと 宙に浮かぶホログラムの星を見つめている。]
探索中は忙しいですね。
[先輩クルーと画像を視界に収めながら零した。 まとまった時間が取れないため食事がてら メールの返信を、と添付された画像を投影したが、 人の集う場所で行うのは適してなかったようだ。]
(21) 2024/10/28(Mon) 20時頃
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この地点への着陸は初めてですし、 時期的にも誤差の範囲内だと思いますが。 今日から金属核の調査も同時進行ですよね。 時間も人手も足りないな……。
[惑星開拓では資源の豊富な惑星か 地球類似性指標の値が地球に近い惑星ほど優先される。 イビルは拠点となり得るが最優先される星ではない。 速やかにデータ収集と中継のための基地を設置し、 予定期日内にできる限りの情報を取得して 次の航路に進まねばならなかった。]
(22) 2024/10/28(Mon) 20時頃
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ノマの画像をありがとう。 遠く離れた星だってのに、 どことなく懐かしさを感じる光景だな。
ガスと嵐か。 気にはなるが、君は俺よりベテランだ、 差し出がましい節介を焼くのはやめておこう。 無事に帰還できることだけを祈っておくよ。 "次"もね。
処理ねえ。責任を押し付け合っているのかな?
泣き言をいう卵など割ってしまえ と言いたいが、人員不足は俺も痛感している所だ。 まだ後輩を指導するひよこにもなれないけれどね。
(-4) 2024/10/28(Mon) 20時頃
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君のいう通り、 まさしく事前情報と実物では大違いだよ。 おかげで大変慌ただしく過ごしている。 今も、サンドイッチ片手にメールを打ってるぐらいだ。
君自身を? 俺の記憶では自暴自棄でも破滅的でも なかったように見えたが 気のせいだったのかな。
事故でも無事だったんだ。 咄嗟に生きるために行動を取ったという証だろう?
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(-5) 2024/10/28(Mon) 20時頃
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[書き終えたメールを送信すると、急ぎ船を下りる。 青白い岩肌が今日も他星から訪れた者を迎える。 今日も幾つものタスクが待ちわびていた。
多忙のなか共通の業務をこなしていると 仲間意識や連帯感が芽生えるものだ。 自然、気安い応答が増えてくる。 とはいえ、決して気の緩んだものではなかった筈だ。 だからこれは不注意から起きた事故ではない。]
[凍結した地面が罅割れ、 俺が亀裂に呑み込まれたのは一瞬のこと。 咄嗟に手を伸ばすも、俺の腕は虚しくを空を掻き、 身体ごと暗い穴へと落下していった。]
(23) 2024/10/28(Mon) 20時頃
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・ ・ ・
…っ。
他の、クルーは……?
[暗闇の中を見渡す。 暫くの間、意識を失っていたようだ。 ニビルは重力だけなら地球の1.02倍だが 安全装置が作動して落下の衝撃を和らげていた。 少し痛みはあったものの、問題なく手足を 動かすことができた。 ただ衝撃の影響か電波妨害か、通信は繋がらない。]
(24) 2024/10/28(Mon) 20時頃
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[ふうと息を吐き、岩肌に背を凭れかかった。 見上げると俺が滑り落ちた割れ目からだろう ぱらぱら 石粒が零れ落ちる。 地響きや揺れは感じない。 地割れは然程大規模でなく一時的なものと推測がつく。
クルーの半分は船内だ。 間もなく助けはくる筈だからと、 もう一度、深呼吸をついて目を瞑った。]
(25) 2024/10/28(Mon) 20時頃
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[あの時も手を伸ばした。 脱出ポッドに乗る前? どのタイミングで? 鮮血。額から血を流すあれは誰だ。 爆発音。叫び声。ここは酷く静かだ。 もう一度、空に伸ばす手の先には 光る石の欠片が握られている。 宇宙服の下のまっさらな腕のことを思う。
行きつけの病院ではない目覚めた場所と。 かお 昨日までと違う反応の周囲の人間たち。 たくさんのあんみつにだってヒントがあった。]
(26) 2024/10/28(Mon) 20時頃
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[そろそろ向き合わねばならない。
苦くて濃いコーヒーを無性に飲みたかった。]
(27) 2024/10/28(Mon) 20時頃
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君は誰だ?
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(-6) 2024/10/28(Mon) 20時頃
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[この通信は届くことのない。]**
(28) 2024/10/28(Mon) 20時頃
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/*
宇宙船はAMONG USのマップを参照している(台無し)
(-7) 2024/10/28(Mon) 20時半頃
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── 屋敷中庭にて
[今朝は旦那様が大慌てで出て行かれた様子だった。 いつもより随分早い時間だな、と首を傾げていると、侍女たちの噂話が耳に入る。 どうやら銀河系外のどこかで大規模な磁気嵐が発生しているとのこと。 先代の旦那様──クラリッサ様の父君──から受け継いだ宇宙開発事業に影響があったのかもしれない。そもそも前旦那様は移住計画のある他の星で、事故に巻き込まれ帰らぬ方となった。 そのためか、昔からいる使用人は皆、不安げに表情を曇らせている。]
──……とはいえ、地球の本社で対応されるなら危険は無いんじゃないか。 磁気嵐がどの程度のものか知らないけど……。
[前旦那様はそもそも、あまり地球──ひいては屋敷には、あまり居られなかった。 だからこそ使用人たちでお嬢様の世話をしていたのだ。
旦那様が、ここに帰る予定がすべて白紙となった日。 あれからまだ数年経ったかどうか。]
(29) 2024/10/28(Mon) 21時頃
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[あの日。薔薇と一緒に植えられているカラーリーフの樹木の傍、佇むクラリッサ様を見かけて。一瞬泣いているのかと思った。夕陽が瞳に反射していたのかもしれない、分からない。 かける言葉もなく、ただ、たまたま手にしていたライトイエローのスプレーバラを、そっと手渡した。夕陽を反射しているような温かい色。三本……受け取ってくれるなら追加して四本。 花言葉などは詳しくないけど、この色の薔薇には不安を鎮める、なぐさめる、そんな言葉が当て嵌まった筈……。
走馬灯のように当時の事を思い出したが、ふっと、侍女の言葉で我に返った。]
『そういえば今朝から頭痛がひどいのよね……磁気嵐のせいかしら』 『あらベッキー、今日は休んだら……顔色が悪いわよ。人手が足りなかったらラルフが何とかしてくれるわよね』
[急に名を呼ばれ、うん、俺は元気だから何でも手伝いますよ。と告げる。 それから持ち場に戻る侍女の皆を見送り、ベッキーが屋根裏の詰所に帰るまで同行した。]
(30) 2024/10/28(Mon) 21時半頃
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[頭一つ下の位置でベッキーが言う。]
『ねえ、もしも現旦那様にもしもの事があったら……私たち今度こそ無職よね。ラルフはどうする?』
[不謹慎な話だ。だからこそ二人きりの今言うのだろうけど。使用人専用の狭い階段で手を貸しながら、無愛想なトーンで答えた。]
うーん…… 俺も帰る家なんて無いからなぁ……
取り敢えず野宿でもしながら、住み込みで働けるところを見つけるしかないよね。
[その時は行くとこが無い使用人たちで集まって行動しましょうよ、とベッキーは言う。曖昧に笑い、詰所の扉前で分かれた。]
(31) 2024/10/28(Mon) 21時半頃
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[物心ついた頃からこの屋敷に居た。 だから自分にとっての家も故郷も、ずっとここなのだ。
それに───、]
……もしも此処を出て行く日があるとしたら、 それこそ文通する理由なんてなくなるのかな……。
[屋敷を出て中庭に出ると、見習いのリックが来ていて剪定道具の手入れをしていた。声をかけることも忘れて持ち場に向かう。後ろでおはようござーまーす!という元気な声が聞こえたので、後ろ手を振った。
薔薇の手入れをしていたら、いつの間にか夢中になって、不穏な考えは霧散していくだろう。いつものことだ。]*
(32) 2024/10/28(Mon) 21時半頃
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Dear Clarissa,
手紙ありがとうございます。 葉書は自作品?なのですね。確かに昨今はレターセットや葉書を売っている実店舗も減っているので、自分で作れたらいいなと思います。 キットを入手できたら紙でも梳いてみようかな。
一般的なフランスの家庭料理、となるとますます想像がつきませんが、クラリッサ様は子供の頃から手先が器用でしたしどんなメニューでも美味しいのでしょうね。
と、なんだか言い回しのせいで心配かけたならすみません。 娯楽があるわけでもないので、楽しいというと語弊が……と書いてしまいましたが、仕事は楽しいです。 むしろ、好きなことをさせてもらってお金をいただいているようで……。
それはクラリッサ様の身の回りの世話をしていた子供の頃から思っていました。
(-8) 2024/10/28(Mon) 22時頃
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そういえば……耳に入っているか分かりませんが、宇宙のどこかで大規模な磁気嵐が来ているそうですね。 旦那様が早朝から出かけて行かれました。本社に泊まるので帰宅は明日になられるそうで…。それでも使用人たちはいつも通りに働いています。 磁気嵐の影響か頭痛などで具合を悪くしている侍女もいました。 俺は何ともないですが。
クラリッサ様も体調には気をつけて…。
中庭のテーブルは今でもそのままですよ。 またお茶出来る日があれば……いえ。 今度は中庭や屋敷の写真もお送りします。
Best wishes, Ralph Jones
(-9) 2024/10/28(Mon) 22時頃
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[夜。
いつもの手紙を書いて、薔薇のシーリングスタンプで封をする。 いつもの内容……いつもの近況…… 屋敷に色々な人が訪ねて来るわけでもないし、それほど代わり映えしない毎日なのだから致し方ない。特記すべき事件など無いほうがいいのだし。
だけど以前は、こうじゃなかった。
日々育って、大人になって、変化していくクラリッサ様が屋敷に居たからだ。 あのひとがいるだけで、時間が流れていた。]
(33) 2024/10/28(Mon) 22時頃
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[クラリッサ様が居なくなってからの時間の経過が分からない。どのくらい経ったのだろうか。 昔は、屋敷を掛け回るお嬢様の背の伸び方、髪の長さ。増えていく語彙。ヴァイオリンのレパートリー。色んなもので時間の経過を知ることが出来た。 ふたりだけで笑い合う秘密の話も、増えていくばかりで。
それが今はどうだろう。凍ったように時が止まっている。むしろ、俺はもう一人だけお爺さんになってしまったのではないか?お嬢様は今でも光の中で緩やかな時間の流れを纏われているに違いない。今の自分には、見る事すらかなわない。
会いたい。
ただその一言が書ければ。 書く以前に、自覚できていれば──。]**
(34) 2024/10/28(Mon) 22時頃
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/* 磁気嵐で現旦那様死亡までは妄想したけど、現旦那様=クラリッサ様の叔父様(ラルフ側のNPCではない!w)なので、自重しましたw
(-10) 2024/10/28(Mon) 22時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2024/10/28(Mon) 22時半頃
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/* 元村だと 楊花:村 ジリヤ:王子様 セシル:霊→狼化 ヤニク:呪人 みちる:人形使い だけど。
特殊編成過ぎ!になってしまうから、 みちる:占、ヤニク:狂、ジリヤ:狩にしようかな。
(-11) 2024/10/28(Mon) 23時頃
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/* きょーちゃんがーー!! ヘルプヘルプ!
最終日目前だからさくっとロルの方でもCOしてた。 きょーちゃんが先に何か書くかなぁとチラチラ見てたけど タイミング大丈夫だったかな。
(-12) 2024/10/28(Mon) 23時頃
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/* 勝つのは2陣営。
1.村 2.狼
(-13) 2024/10/28(Mon) 23時頃
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/* ヤッター!
(-14) 2024/10/28(Mon) 23時頃
|
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/* あ、クラリッサは狼なのです。
狼:クラリッサ 狂:ヤニク
占:みちる 霊:セシル 狩:ジリヤ 村:楊花 村:ダミーさん
(-15) 2024/10/28(Mon) 23時頃
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|
[ データの解析には数日を要した。 十年前の特殊なファイル形式で、 しかも二重三重に暗号化されている。
徒労に終わる可能性もなくはなかったが、 少女は水面下の計画と同時進行で ちまちまと母の真意を繙いていく。
両親が政略結婚で、愛し合っていないことは 幼い頃から察していたが、突きとめた 貸金庫(データバンクサーバ)に眠っていた 膨大な資料はむしろ、父の牙城を崩すために 母が掻き集めた企業の暗部の記録だった。 ]
(35) 2024/10/29(Tue) 00時頃
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[ 汚職、裏取引、横領、癒着、談合、 繁栄の裏で行われた不正のオンパレードから、 職員の家族を人質にした脅迫や諜報、 競合勢力を潰すための非合法な暗躍まで。
家族の情どころか、明確に敵対の意志を感じる。 その理由も、数多のピースから推察できた。
父ではない相手から『谷間の姫百合へ』と 宛てられた十余年に及ぶ恋文。 鈴蘭の別名――つまり母のことだ。 母からの返信も含め、恥ずかしいほどに赤裸々で 濃厚なやりとりに、ふと自分と 《彼》 の現状を重ねてしまう。 この熱烈さに比べるべくもない、 微笑ましいままごとの延長程度だが。 ]
(36) 2024/10/29(Tue) 00時頃
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[ 父と結婚する前から母には想い人がいて、 その後も秘かに文通は続いていた。 母の個人データへのアクセス権限。 データは長女出産に関係するものもある。 数度の体外受精及び胚移植の医療記録。 一人娘の出生の秘密。 父の暗殺未遂事件の半年前に、 母の不義がが問われて、 密通相手の男性が不審な死を遂げている。 ]
――……だから、お父様は わたくしを後継者にしなかったのね。
最大限の利益を齎す駒として、 体よく追い払いたかった。
……ほんとうの父娘ではなかったから。
(37) 2024/10/29(Tue) 00時頃
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[ 一通りの解読を終えて、少女は脱力のあまり 椅子からずるずると崩れ落ちた。
まるでパンドラの匣だ。 暗澹と虚無感が押し寄せる。
後は、最後に残った"希望"とやらに せいぜい縋るしかない。 ]
減刑の嘆願は承認されそうだし、 チェックメイトまでの盤面は整ったわね。
(38) 2024/10/29(Tue) 00時頃
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――勝敗の行方は 神のみぞ知る、かしら。
[ 癖のない銀髪の一房をくるくると指に巻き付けて、 手遊びの傍ら詰めまでの思索に耽る。 そして、寝台の番人と化したネコ元帥に手を伸ばした。 《彼》 への最後のメールを託すために。 ]**
(39) 2024/10/29(Tue) 00時頃
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/* ぼくはずっとカリュクス嬢の反乱を わくわく見守っています。
(-16) 2024/10/29(Tue) 00時頃
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[長期休暇も終盤に差し掛かり、みちるさんが帰宅する日。 日課を終え、食事の下ごしらえをした後、下宿の事務作業をしていると。]
『ただいま戻りました』
[玄関ホールから聞こえた声に、お迎えに出る。]
お帰りなさい。楽しかった?
『はい。素敵な景色をたくさん見られました』
[そう言って笑むのは、この下宿の最年少のみちるちゃん。 美術大学の一年生で、長期休暇中は様々な美しい景色を見て回り、絵を描いているそうだ。
また、旅の途中、たまにオカルトの伝説がある村に寄ったりもするらしく、ヤニクさんと旅の話をしたり、お互いが行った場所の写真を見せ合ったりもしている。]
(40) 2024/10/29(Tue) 00時半頃
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[夕食の時間になると、『土鍋』なるものと食材を、テーブルの上にどーんと並べ。]
今日の夕食は、『お鍋』です!
[全員揃った今日は、私が作ったお料理を食べてもらうのではなくて、みんなで『お鍋』を囲む事にしたのでした。 お鍋の具材は、日本のお鍋のレシピを元に、野菜やらお魚やらを用意していたのだけれど。]
『あはっ。プルコギも入れてみよっ?☆』
[そんな楊花さんの一言を皮切りに、色々お鍋の中に投入されていき、いつしか多国籍鍋になってしまったのだけれど。 その鍋はなんだか、この下宿に住む私達を表す様で。楽しくて美味しかった。]
(41) 2024/10/29(Tue) 00時半頃
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[食事を終えた後は、以前>>3:30約束をした通り、お団子をおやつにカード人狼で勝負。 負けた陣営が、今日の夕食の後片付けをする事になって。
編成は、村村狩霊占狂狼。 私が引いたカードは『人狼』だったのだけど、 狂人のヤニクさんが上手く立ち回ってくれた事もあって、なんと、狼陣営が勝利となった。]
[後片付けを終えた後の再戦の約束をしつつ、配られたのは、カードゲームと併せて買ってきたというチャーム。 初戦で引いた役職のものを貰ったのだけれど、セシルが貰った幽霊モチーフのものを見て、 狼が一匹なのに、霊能者を入れた理由は、買ってきたチャームの種類に合わせたかったのだと分かった。]
[負けた村陣営は4人なので、後片付けもすぐに終ると、 何度か再戦をした後、夜遅くに解散をした。]
[そうして、自室に戻ると、ペンを取る。]
(42) 2024/10/29(Tue) 01時頃
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Dear Ralph,
こちらこそ、いつもありがとう。 あの広いお庭の管理は、 一人では大変だろうと思っていたけれど、 今は補佐してくれる人が居るのね。良かった。
うん。セシルは同じ歳で、ピアノが得意なの。 出過ぎた事?というか、私がお願いしていた事だし。 私が作った料理だって、何も、大したものではないのに。
お屋敷のみんなの写真、ありがとう。 私もみんなの事、大切に想っています。 元気そうな姿を見られて嬉しい。 新しい人達も、あの家で、 みんなが幸せに暮らしているなら、良かった。
(-17) 2024/10/29(Tue) 01時頃
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日本料理はというと、 みんなで『お鍋』というのをしたのだけれど、 色々な具材を入れていたら、その内多国籍鍋になってしまって。 でも、美味しかったし、楽しかったです。
そうそう。 ヤニクさんが旅のお土産に、 人狼伝説をモチーフにしたカードゲームを買ってきてくれたの。 とても楽しかったから、いつか、 ラルフとも遊べるといいな、と思いました。 ……その時は、どちらが勝つかしらね?
See you soon.
Clarissa・S・Everett
(-18) 2024/10/29(Tue) 01時頃
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[手紙を書き終えると、丁寧に折り畳んで封筒に入れ、シーリングスタンプで封をする。]
[それから、お屋敷のみんなが写っている写真を手に取って、見つめ。 机の上、ガラスドームに入った、4本のライトイエローのスプレーバラで作った、プリザーブドフラワーに視線を移し。 それを、しばらく、見つめていた。**]
(43) 2024/10/29(Tue) 01時頃
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/* 机の上、ガラスドームに入った、4本のライトイエローのスプレーバラで作った、プリザーブドフラワーに視線を移『すと』。←
直しそびれてしまった……。読みにくいね。
ところで、ラルフはクラリッサに投票してくれて良いのに、 委任してくれてるのね(ノノ)
(-19) 2024/10/29(Tue) 01時頃
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>>> TO: Wolf Holstein
あなたの方こそ、謝る必要はないでしょう。
心神耗弱状態のわたくしが 証言台に立てたとも思えませんし あなたが真実を語ったとしても、 父が裏で手を回して 現状と同じ結果に なっていたと思います。
もしもあなたと同じ刑罰を、 当時のわたくしが受けていたら、 三日と保たず倒れていたでしょうし。
わたくしが回復し、自力で立ち上がれる ようになるまで、あなたが犠牲になって 守ってくれていたのです。
(-20) 2024/10/29(Tue) 01時半頃
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以前、あなたはわたくしの周囲に 他に味方はいないのか、尋ねましたね。
母は、あなたと入れ替わりに 外惑星に異動となり、その後 幾つかの星を転々としたようですが、 航行中の宇宙船の事故後 消息を絶っています。
ただ、父の支配下からわたくしを救おうと 最後のピースを残してくれていました。
他にも、父と同じ手段で買収した 協力者が数名います。
(-21) 2024/10/29(Tue) 01時半頃
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準備は整ったので、数日以内に あなたは別の星へ移送される手筈になっています。
中継地点の地球で、3日ほど宇宙船の補給のため 滞在する予定なので、 11月23日のPM15:00までに、 付属のMAPの位置で待機していてください。 年の為、父の影響下にない足も回しておきます。
次の目的地アルケス星は、 わたくしが受刑者として送られる星です。 ……建前上は。 開拓途上の星群だから、色々不便はあるでしょうけど、 あなたと一緒に暮らせるのなら わたくしはどこだって構いません。
(-22) 2024/10/29(Tue) 01時半頃
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……家族になる、ということは、その そういうこと で 合っています……よね? わたくし 都合良く 解釈してしまいますけど 良いのです よ ね……?
あなたと わたくしの父 (ではなかったのですが、詳細は後日) は同い年なのですけど、
父と娘でもなくて…… 護衛と雇用主でもなくて…… ええと……
……
……
(-24) 2024/10/29(Tue) 01時半頃
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[
『夫婦』と書きかけて、光速で削除した。
]
(-23) 2024/10/29(Tue) 01時半頃
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わたくしも ずっとあなたと 一緒にいたいです。
話したいことが、いっぱいあるの。 でも、顔を会わせると、 上手く言葉にできないかも知れないから、その時は
ネコ元帥に言伝を頼むか 今みたいにメールを書こうと思います。
>>> FROM: Calyx Hermetica >>> 添付LAST MISSION.hlg
(-25) 2024/10/29(Tue) 01時半頃
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[ 軍服を新調したネコ元帥が、 本社周辺の地図に示された ×印をてしてし叩いている映像つき。
『泣いても笑っても これがラストミッション、 最後の通達になるニャア! 生きて、また会おう諸君!
――なお、このメッセージは自動的に爆発
したりしないので 手動で削除してほしいニャア! 健闘を祈るニャ!』 ]
(-26) 2024/10/29(Tue) 01時半頃
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/* [ [1d12] ]月[ [1d30] ]日をコロコロしてたら 4月15日が出て、あまりにあまりだったので 削除したって言うね……。
父ちゃんと対決シーンは入りきらなかったので エピにはみ出ちゃいます やぁん。
ちょっと、手紙村というか、 24hでやる設定量じゃなかったね。反省。 色々端折ったのに、最後このザマだよ! 平常運転! エピでアレコレ書ききれるかしらかしら。 他ペアの秘話も楽しみにしつつ、おやすみなさいませ。
(-27) 2024/10/29(Tue) 01時半頃
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[ 宇宙事業に限ったことではないが 子息や子女の経歴に箔付けを行いたがる 富裕層や準富裕層からの裏口打診は絶えない。 危険もなく資格もいらない席を用意させ 一時的にでも当たり障りのない仕事に従事すれば 文字上は「経験を有する」と見做されるからだ。 それが人類貢献度の高い事業ならば なお良い、というのが彼らの考えらしい。
秘匿情報や機密事項の多いプロジェクトだが 世の中には金や力で無理を通せる物事が 幾らでもあったということだ。 ]
(44) 2024/10/29(Tue) 03時半頃
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[ 当時は俺のような新人にさえ、 どこで聞きつけたのか、まったくの他人から ツテはないかと探りを入れられるのは 日常茶飯事だった。
波風立てぬように やんわりと往なしてはいたが 正直なところ、内心では辟易していたし 憤りもあった。
腰掛けで知った気になるなど、冗談ではない。 真剣に宙を目指すものの努力を軽んじ 椅子を得られなかった者の涙を蔑ろにするような 一部の特権階級の振舞いには強く思うところがある。 しかし世の中には特例はあるもので、 道理の通らない話が罷り通る。 ]
(45) 2024/10/29(Tue) 03時半頃
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[ だから、元同室の後輩も、 どうせすぐ辞めると思っていた。
どこぞの御曹司なら、 将来的に家業を継ぐのであろう。
温められた上質な椅子が用意されているのなら 宇宙に骨を埋める覚悟も理由もあろうはずがない。 精々二,三か月か、持って一年か… と。
キョウスケは、自身の噂に関して 誰かに問い質されることはあっただろうか。 返る答えなど決まっていると思っていたから 過去の俺は、一切訊ねることをしなかった。 ]
(46) 2024/10/29(Tue) 04時頃
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[ しかし、 あれから三年以上もの年月が経過しても なぜかあいつはまだこの宇宙に居て。
なぜか今になって、 過去よりは真っ当に言葉を交わすようになって。
率直に綴られる文字の中に 『夢』 という単語をみとめたから 問うてみようと思った。
なにを考えているのか。 なにを考えていたのか。 不思議なことだが、今更に。]
(47) 2024/10/29(Tue) 04時頃
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そうか。 いや、急な質問で悪かった。 きみの中の壮大なヴィジョンを見たいわけでも 今更、値踏みをするような心算もない。 皆が皆、長く夢を温めていたとは思わない。 発端も目的も、皆違っているだろうし 上も下も、良い悪いもなくて、 ただ、何かを掴む意志があると聞けただけで 少しだけ理解した気になっている。 単なる俺のエゴだと思ってくれていい。
……以前は聞かずにいたからな。 ふと思い立って、訊ねてみたくなった。
(-28) 2024/10/29(Tue) 04時頃
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覚えていないというのも…… 切欠や原点が遠い昔なら、 忘れたり、朧げになるのも普通のことだろう。 俺だってそうだ。
俺の故郷は自然豊かなまあまあの田舎でね。 何もない代わりに星空は超一級で ずうっと空を眺めてるような子供だった。
そんな折、小指の頭ほどの石を手に入れた。 地球上に存在し得ない成分組成のその石が 余りにも綺麗で、宝石のようで、こんな石が 転がっている星はどんな風景なのか きっと想像もつかないような世界が 広がっているんだろうと子供心に夢見た。
(-29) 2024/10/29(Tue) 04時頃
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空をただ見上げるだけではなくて 狭い世界から飛び出す手段を 具体的に考え始めたのは それが切欠だった。 訊ねるだけでは不公平かと 少しだけ言葉にしてみたけれど 俺も所々記憶が曖昧な箇所はあるな。 星々の輝きと憧憬だけは 鮮烈に焼き付いているのにね。 らしくもない話はこれでおしまいだ。 まあ、なんだ、聞けて良かったと思った。 それは本当だ。 また便りを送る。
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(-30) 2024/10/29(Tue) 04時頃
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……… また?
[ 送信してから、自分のメールに苦笑する。 多少なり態度や口調を 調整する必要があるとはいえ 船外に話ができる相手がいるというのは 存外悪くはない。 ないのだが……しかし。 この交流は何時まで続くのだろう。 この後ろめたさは。
今は事情を知らない様子とはいえ 地が聡い男のことだ、 時間の問題であるように思う。 双眸を伏せて、俺はまたひとつ溜息が増える。 ** ]
(48) 2024/10/29(Tue) 04時頃
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/* あああーーー! きょーちゃんへのおてまみ、 改行がうまいこと行かなくて表現変えたせいで 全然違う意味になってしまっ… 言葉足らずというか普通に喧嘩売っているみたいに…… ごめん猫
(-31) 2024/10/29(Tue) 05時頃
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/* スマホまでも暴走する。 ごめん猫ってなんだ、ごめんね
もー 意味は通じるけど、そうじゃなくて……ね まあいいか…(しょぼ)
(-32) 2024/10/29(Tue) 05時頃
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