41 託された願いの、その先は【R18/R18G】
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[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、囁き狂人が7人、人狼が1人いるようだ。
|
大方の予想に反して、前触れはありませんでした。はじめに生命が失われ、暗闇と構造が失われたとされています。 そして、信仰と知識と、ついには暴力さえ。
やがて、かつての資源を得る見込みが失われてしまえば、この地球も、標識のない宇宙の煌きとなるのでしょう。
(0) 2026/02/13(Fri) 22時頃
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この日は『いつも通り』にはならなかった。
(#0) 2026/02/13(Fri) 22時頃
今日の地球からの定期通信には、
個人宛メッセージが複数含まれていた。
クローン各位へ宛てた、
オリジナル各位からの遺言データだ。
オリジナル各位は皆、遺言データを記録した後、
例外なく死亡したという。
そのため地球の係員は遺言データをとりまとめ、
彼らのクローンの居場所を割り出して送信した。
それらが届いたのが今日だ。
(#1) 2026/02/13(Fri) 22時頃
こうして『いつも通りの日々』は終わる。
託された願いの、その先は
今は誰にもわからない。
(#2) 2026/02/13(Fri) 22時頃
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/* あれ!?
人狼なんだけどぉ
(-0) 2026/02/13(Fri) 22時頃
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/* お仕事完了! 寝ていい!!!!
人狼確認しておくか?
(-1) 2026/02/13(Fri) 22時頃
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/* あ、参加者が狼引いていい村だったか
焦ったにゃー!
(-2) 2026/02/13(Fri) 22時頃
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/* これ本当に村建メモ? って必死に見比べて貼るの巻 前に一回PCメモと村建メモ間違ったことがあるんすよ…… タイマン村だったので特に被害はなかったんだが。 酔って村を見るのは危ないです。
(-3) 2026/02/13(Fri) 22時頃
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「――そうやって、あまり私を苛めないでください」
包まった毛布の隙間から、蚊の鳴くような声。
まさか自分が、他人に 「うれしかった」「感情が動かされた」 なんて言われることがあるとは、想像だにしなかった。
それでも、歓喜より含羞が勝り、 毛布に阻まれてウインクにも気付くことはできない。
「医者から、激しい運動は禁じられているのです。
――許可が下りましたら、日時をお聞きしますね」
少し泣きそうな顔になるが、 ポーラの泣き腫らした目元に比べればきっと些末なこと。**
(1) 2026/02/13(Fri) 22時頃
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/* あらポーラー人狼なの。そうなの。
(-4) 2026/02/13(Fri) 22時頃
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── 祈る場所で ──
…てへ、へろ??
[ 知らん言葉だ。 ある程度知識は持っていると信じていたが その言葉は俺の辞書には全くない。>>0:457 ]
なんでもいいさ。 好きに呼んでくれ。
このあたりの連中は……まあ 俺のことは、エフ、と呼んでいるな そういうお前は 名前は…聞いていなかったか。
[ 何度か顔を合わせたことはあるものの そいつの名前は聞いたことが無かった気がする。 ]
(2) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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そうか、ジャムを知らないか コッペパンが10倍美味しくなる 魔法の調味料だ
[ ジャムが調味料の括りかどうかはさておき、 なにそれおいしいの、と発するそいつには 素直にジャムについて答えてやった>>0:458
ちなみに『てへぺろ』も『なにそれおいしいの』も 俺の頭の中にミームとしての認識はなかった どうやらそういうのが無縁の世界か、はたまた国か そんな場所できっと生きてきたのだろう。 ]
(3) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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[ ナナシ…という呼び方はきけたか、 そいつがトランクを覗き込むなら中身を見せてやる 思い入れというほど思い入れがあるわけでもなく それでも空のトランクを確かに埋めてきた、 俺自身の、オリジナルにはない記憶の数々。
それをこいつが欲するなら、 どうしても大切な商売道具などではない限り 別にくれてやってもいい、そんな心積もりだった
全部くれ、とか言われたら さすがに啞然としたかもしれないが そうはならず、視線を留めたのは一枚の紙>>0:460
それは地球からの配給の中から雑に手に入れた、 雑誌(当然新刊などではない)の間に挟まっていた 地球からとどいた、一枚の五線譜だった。 ]
(4) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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…それは、楽譜だな。 楽譜くらいは、わかるか? その音符の羅列を鍵盤で弾けば ひとつの曲になる。
音階くらいはわかるんだが、 それ以外は俺にも判らなくてな
だが ───
[ ナナシは文字は読めただろうか。 すっと五線譜の上に指を滑らせ、 五線譜の上へ、上へ、そしてタイトル部分を指さして ]
(5) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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どうやら、この曲は、
[ さて、俺が口にした言葉は、 悲しい曲のタイトルだっただろうか、それとも。 ]**
(6) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2026/02/13(Fri) 22時半頃
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─ 路地裏(診療所の帰り) ─
[ペンダントに付けた指輪のことを聞いてみたけど エフは石には詳しくないらしい。 そっかー、って、それでも笑顔で返して。]
>>0:446 起動したときに身に着けてた……、 じゃあボクのこれと同じだね。
でもオリジナルの所持品かどうかわかんないんだ…?
[つまりエフも、 オリジナルの事を詳しく知らないタイプのクローン、 ってことかな。]
(7) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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[ボクはみんながそう呼んでいたから、 彼のことをエフって呼んでるんだけど。 それも指輪の刻印が元だったらしい。]
F. Eisen。
[復唱した。アイゼンはドイツ語で”鉄”を表すけど、 普通に名前なのかもしれない。 でも…]
それがエフのオリジナルの名前なのかにゃ… 指輪の贈り主が居て、 その人の名前って可能性もあったり……する?
[ああ、オリジナルに関わる話はセンシティヴなのに。 余計なこと言ってないといいなー……?]
(8) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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>>0:448 うん。地球みたいだよね。 これはボクのオリジナルがくれた物のひとつだよ。 指輪と動画、あとブランケットを貰ったんだ。
[そう。ブランケット。 写真で見た猫がよく乗ってた…。
ちょっと遠い目になりながら、 ペンダントを胸元に仕舞う。]
急に呼び止めたのに、ありがとねっ。 そうだ、ボク今日はクレパスの見舞いに来ててね。 お花のお裾分けあげる♪
[花瓶から溢れた分を持ち帰ろうとしてた、 オレンジ色のガーベラを1本。 エフの胸元のポケットに差して、にこっと笑った。]*
(9) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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――朝――
目覚めて端末を確認してみると、朝早くに メッセージが届いていた。
ひとつはポーラから。いったい何事かと思って 開いてみると、内容は目を疑うものだった。>>0:455
昨日搬送された人はクレパスキュールなのか? クラブで踊った? すごいダンスとは一体……? いまひとつ想像がつかないが、彼にも羽目を 外すことがあったらしい。
確かに酒は怖いな、と思いながらも、返信は 後回しにして、他に届いていたものから 重要そうなメッセージを先に開いた。
(10) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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それは、住民局――コロニーの住民管理をしている 役所からの通知だった。
『あなたのオリジナルの死亡が確認されました。 遺言データを添付します。 内容を確認の上、行動を選択し、 期日までに申請してください。 申請がない場合は、遺言データの中で 先に提示されている選択肢を実行します』
恐る恐る開いてみると、以上のように記されていた。 どうやらオリジナルは俺に何か選択肢を与え、 選択権は俺にある、ということらしいが……。
期日はわずか2日後。なんという猶予のなさなのか。
早く見たほうがいいのは間違いないのだが…… 見るのが怖くて開けない、というのが 今の俺の正直な思いだった。**
(11) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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/* まず時間軸を今日にしましょう(使命感)
本当はここで遺言投下までやるつもりだったんだけど 日和ってしまった
(-5) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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/* 遺言を受け取るタイミングはズレててもいいよね?
ポーラの現在軸、クレパスが入院して数日経ってるとこみたいなんだよにゃ
(-6) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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/* PCメモを村建てメモに貼る事故がなくてよかった (よく見てなかった
(-7) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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/* >>#1 今気づいたけど 同じ位置に「遺言データ」って3回書いてて じわじわくる
ええー下書き中全然気づかなかった どうして……
(-8) 2026/02/13(Fri) 22時半頃
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――回想:修理屋と壁掛け時計――
現代においてはやや古めかしい、しかし充分に実用に 耐える……時計とは、えてしてそういうものかも しれない。>>0:463
この壁掛け時計は、俺の記憶が正しければ オリジナルが幼い頃から家にあり、独り立ちする ときに親に持たされ、古さ故にやや持て余しつつも 捨てるには至らなかった代物だったはずだ。
だからこの時計を俺の生活物資として宇宙に 送り出すことにしたのではないかと想像している。 捨てるわけではないが手元からは放す、 ちょうどいいきっかけとして。
それでも俺にとってこの時計は、オリジナルの記憶を 俺が引き継いでいると確認させてくれる品なんだ。
(12) 2026/02/13(Fri) 23時頃
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「……地球に戻れる日が来るとして、そのときの 俺がわざわざ修理したいかは……わからないな」
どうやらこの修理屋はオリジナルの記憶を持ち合わせ ていない。それを察したのが地球に『行く』という 表現だ。俺にとって地球は『帰る』場所だから。
「まあ、当面は動くだろう。ありがとうな。 また何か直してほしいものがあったら来るよ」
俺は幸いにも、対価を金銭で支払うことに 困るような暮らしはしていない。 正当と思える程度の対価であれば言われるままに 支払い、店を後にしただろう。
こうして彼の技術と知識を信頼するに至った俺は、 自分たちでは直せない職場の備品を持ち込んだり、 修理依頼の殺到で困って助けを求めたりと>>0:220 彼を大いに頼りにして生活してきたのだった。**
(13) 2026/02/13(Fri) 23時頃
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/* お見舞い軸ってそんな未来? 今日ぐらいの話かと思ってた……
(-9) 2026/02/13(Fri) 23時頃
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/* いきなり遺言どん!も考えてたけど 縁故先が見つからない可能性がある
先にオリジナル側の話を少し……するか…… 寝て起きたら
(-10) 2026/02/13(Fri) 23時半頃
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──回想:修理屋アイゼンにて
>>0:417オリジナルの意向は千差万別だが、 クローンを作るような人物は、 確かに若い時分に作っておく場合が多いだろう。 その方が寿命的にも健康面においても都合がいい。 政治家など、年を重ねた姿のほうが説得力がある場合もあって一概にはいえないが、エフが疑問に思うのは理解できる。 ひょっとしたら、世代を違え何体か作っているかもしれない。
ボクが思考を巡らせていると、 彼も何事か考えているようだった。>>0:418 彼の表情に変化は見受けられなかったけれど、 あまりハッピーな考えじゃなさそうだ。
だから、そうは思いたくないという彼の言葉に 「ボクもそう思うよ」短く応えるだけに留めたんだ。*
(14) 2026/02/13(Fri) 23時半頃
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──回想:教会のこども
生きていくのには困らない。>>0:441 この子にとっても必要なものでないと解り、 胸を撫で下ろす。
「戦力外だって? ひどいな、 まだ小さいんだから できることなんて限られてるだろうに」
アイウェアの下の眉は潜めたまま、呟いた。
(15) 2026/02/13(Fri) 23時半頃
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>>0:443子どもの声は独白めいた響きを帯びる。 表情も声色も平坦で奥行がないのに、 切迫した気配を感じて、口元を引き締めた。
目の前の子どものことを何も知らないボクに 他の誰にも、という言葉を否定する根拠はない。 できればいいのに、とは思うけれど。 嘘を吐くのは苦手だった。とりわけ、幼い子どもには。
「うん、オリジナルにとっては 必要な存在だよ。ボクも、キミもね」
答えるボクの声も、きっと、 自身に言い含めるようなトーンになっていただろう。*
(16) 2026/02/13(Fri) 23時半頃
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──回想:クラブ
>>0:453今のポーラには、 ポートで案内人をやっているときの面影はなくて 泣きじゃくった後の子どもみたいだった。
生まれてから一年。 人の死に立ち会ったことがないというポーラに、
「そうかあ、ボクもないよ。
コロニーの皆は顔見知りばかりだから、 そんなことになったら…… うん、想像するだけで辛いよね」
でも、クレパスキュールはもう大丈夫だから、 そう告げると彼女はソファで丸くなる。
(17) 2026/02/13(Fri) 23時半頃
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騒動の反動か、ボクも少し疲労を感じていた。 割れたグラスだけ片付けて、お暇するとしよう。
ポーラは瞬く間に眠りに就いたみたいだったから 起こさずにクラブを後にする。 家主もよく知っている相手だ、特に心配もせず、 いつもより早い時間に帰宅することにした。*
(18) 2026/02/13(Fri) 23時半頃
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──BK-01診療所
クレパスキュールはボクの想像以上に恥じ入っていて、 ボクは彼を傷つけないようにと 口元を弛めないようにするのに、 幾らか苦心せねばならなかった。
「じゃあこれがキミが初めて贈られた花だ。 素敵だね」
感想を聞きたい気持ちもあったけど、 ポーラに悪い気もしてオレンジの花弁を眺めるに留めた。
彼には申し訳ないけれど、ボクより大人の、 落ち着いた人物が狼狽えたり恥ずかしがるのは 物珍しく、存外可愛らしいもので、 油断すると笑みが零れそうになる。
(19) 2026/02/13(Fri) 23時半頃
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ドクターストップがかかっているのは不安だが、 許可が下りたらということは、 大病を患っているってわけじゃないのかな。
なんにせよ、彼が『次』を望んでいるのなら、 ボクとしても至極よろこばしいことだった。
「うん、楽しみにしてるから、早くよくなってよ。
でもムリしちゃダメだよ」
ポーラの泣きじゃくった様子を覚えているから、 次回は細心の注意を払わなくちゃ。**
(20) 2026/02/13(Fri) 23時半頃
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─ BK-01診療所>>0:451 ─
え? 記憶の、制御?
[聞いた事もない話だった。 少なくともボクの環境では。
クローン製造の理論を考えれば 技術的には可能だろうけど……、 鋏を模った手の形に、思わずぎょっとしつつ。]
物騒… えっ、もしかしてクレパスは 記憶を弄ったことあるの?
[そんな気軽に切り張りするものじゃなくない?怖。]
(21) 2026/02/13(Fri) 23時半頃
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[記憶関連の話には正直、引きながら。]
>>452 死んだ方がマシなんてことないよ……。 死ぬってどういう事か分かって言ってんの? 死んだら……死ぬんだぞーーー!
[もはや知性ゼロの内容だ。 ボクがわんわん泣いたことも知らずにこいつぅ… でも、出てきた提案は、良いと思う。]
そうだね。 正しいダンス…かどうかは分かんないけど、 クレパスに相応しい踊りを練習しよ。
大きな図体してるんだから、 体格の生える踊りがきっとあるよ!
(22) 2026/02/13(Fri) 23時半頃
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[衣装を誂える話も聞けたなら、 いいねいいねー!とノリノリになって。]
衣装、マトにアドバイス貰ったらどうかなー。 買いに行くならボクも付き合うよ。 面白そうだから。
[取り敢えず、ボクの記憶を削除するだとか そういう恐ろしい方向からは話を逸らしたくて。
楽しい予定で埋めちゃおう、ねっ。]*
(23) 2026/02/13(Fri) 23時半頃
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/*
メモを貼るたびに ナユタのNG:スカトロが目に入って なんともいえない気分になる(笑っている)
(-11) 2026/02/13(Fri) 23時半頃
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***
[オリジナルに貰ったものを、眺めてた。
当たり障りない内容の、ボクに向けた動画。 なんだか賢そうな…ポーラー・スター。
18歳の頃の写真は結構ふくよかで、膝に猫を乗せてて… 幸せそうなんだけど。 この動画の、成人後のポーラー・スターはひどく痩せて。 ううん……やつれてるって方が正確かも。
仕事疲れなのか何なのか。 数年の間に、一体何があったんだろう。
そして、指輪。鎮座した青い石。 フォトを撮って調べてもこれってものがなくて。 石に詳しい人ー……モスキートに聞いてみる?]
(24) 2026/02/14(Sat) 00時頃
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[それから、総刺繍のブランケット。 これは18歳の頃の写真を見ると、時々出て来る。
ブルーグレーの猫お気に入りのブランケットだ。 これをボクにくれるってさー……?
そうそう。 テリアには話した事があったかな…… だから何ってわけでもないんだけど…… 、、 この猫、オスなんだよにゃあ。]*
(25) 2026/02/14(Sat) 00時頃
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/* ネコチャンとカップルとか そういう話……??
(-12) 2026/02/14(Sat) 00時頃
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── 路地裏 ──
[ 指輪の送り主がいて、その名前の可能性>>8 それには一つ、頷きを返すだろう
指輪と動画とブランケット。>>9 こいつの遠い目の理由は判らないが、 生まれた時に持っていたものに対して 感傷に浸る気持ちは判らなくもない。
空っぽのトランクやシンプルな指輪 きっとオリジナルにもオリジナルのストーリーがあり 俺のがトランクを思い出で埋めていたように きっと大切なもので埋めていたに違いない そんな風に考えるようになったのは 多分俺が、ここでの暮らしを経験してからだ。
俺もトランクと指輪を持っていたこと、 こいつにも伝えられただろうか。 ]
(26) 2026/02/14(Sat) 00時頃
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[ …と、互いにそんな感傷に浸るような会話の最中 “クレパスの見舞い”という単語が耳に入る クレパス‥というとあの花屋だろう。 そう言えば見かけないような…? ]
花屋、どこか悪いのか
[ 事の顛末は知らずに。 入院していることを聞いたなら、 見舞いに行ってやらんとな、なんて 柄にもないことを、思ったりした。 ]
(27) 2026/02/14(Sat) 00時頃
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…おす、おすそ分け…
[ 柄にもないことその2。 黒スーツにオレンジ色のガーベラを挿す男が独り。 こいつがにこっと笑ったのに対し こちらは困惑の表情を浮かべていただろう
……まあ、そのまま自宅に帰るまでの間は トランクにしまわず胸に挿したまま。 それから家に帰ってからは、 花瓶のように細長いグラスをひとつ取ったなら ガーベラの花を飾っておいたりもするのだが。 ]**
(28) 2026/02/14(Sat) 00時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2026/02/14(Sat) 00時半頃
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――二日酔のCrépuscule>>1:419――
「そう、『アレイト』に住まう私たちクローンの 与えられた使命のことです」
幼い外見の子供が負うには、些か重い命題だ。 けれど、白紙に近い無垢な存在に 異なる色の瞳に抱えた空虚に シンパシーを覚えずにはいられなかった。
似ているのは、オリジナルの 容れ物であろうとする姿勢と 希薄な自我だろうか。
(29) 2026/02/14(Sat) 01時頃
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|
「私が代価として求めるのは、 貴方の『記憶』です。
――いえ、私のオリジナルだか創造主だかが やたらと私の行動を逐一把握したがる方でしてね。
ならば私も、みなさまの暮らしやお気持ちを 聞いてみたいと思ったのです」
その手始めが名前。のつもりだったが 途中で引き攣るような警戒が、子供の指先を硬くした。 陶器の天使を落として割らぬよう、 受け取る心の準備が整うまで、じっと待つ。
(30) 2026/02/14(Sat) 01時頃
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「なるほど、名無しの権兵衛様ですね。
――混乱するといけませんから、 先人に倣ってナナ様とお呼びいたしましょう」
それを聞いて、色々と合点がいった。 オリジナルの名前の記憶も庇護も与えられていない "はぐれ者"なのだと。
憐憫はない。恐れていた『誤差』を理由に 地球の連中に見放されてしまったら 明日は我が身だ。
ただ、どうにかしてこの子のオリジナルを探し、 現状を訴える方法はないものか。 相談できる相手に、心当たりは――。
(31) 2026/02/14(Sat) 01時頃
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「欲しいもの、ですか。
――誰かの記憶を、消す方法ですかね。 恥ずかしい姿を、ある方々に見られてしまいまして。
……冗談ですよハハハハ」
子供の扱いは難しい。 クローンの外見年齢は稼働年数と一致しない飾りだが、 どうにも調子が狂ってしまう。生真面目な表情のまま 未だ酒精の名残りで痛む頭を、くしゃりと掻いた。
「私はクレパスキュール、と申します。 言い難ければ、好きに縮めて呼んで下さい。
クレちゃんでも、キューちゃんでもいいですよ」
やはり真顔で。
(32) 2026/02/14(Sat) 01時頃
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さしあたって欲しいものは、 ナナが健康で文化的な最低限度の生活を送る姿 になった。口には出さないが。
「そうですね、今度私が欲しがりそうな、 見せたいものができたら、話しにいらして下さい。
お花でも、食べ物でも交換しますから」
最後に、天使を抱えた小さな手を 大人の手で包み込んでから 扉の前まで見送った。
(33) 2026/02/14(Sat) 01時頃
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なお、地球から送られてくる食糧は 日々のデータから完全に管理された ブロック状の完全栄養食だ。 1日3本×二週間セット。
効率至上主義者にとって、味は二の次。 もそもそしているが、食べられなくはない。 ただ、美味しくもない。
分け与えられても、困らせてしまいそうだ。**
(34) 2026/02/14(Sat) 01時頃
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── エフと ──
「ただでさえ美味しいコッペパンが なんとお味が10倍に……? そんなに美味しいんだね、ジャムって。」
目を丸くしてから、口元を緩める。 もっと大きくなって、お金を稼ぐのが上手になったら、 いつか自分でもジャムを買える日が来るのかな。
「人生の目標にしよう……。」
思わず願望をぽつりと零してから、 首をぶんぶんと横に振った。
(35) 2026/02/14(Sat) 09時頃
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神様の言葉を待っているのだから、 余計なことを背負ってはいけない──>>0:355 と、自分に言い聞かせてから。
「エフは、楽譜が読める?」
早速教えてもらった名前を呼んで。 自身の名を呼ばれたら、頷き返しながら、 音階? と首を傾げては、似たやり取りを繰り返し。 とうとうまどろっこしくなって、 彼の手を引き、グランドピアノの元まで連行した。 どのオタマジャクシが、どの鍵盤を指すのかをねだる。 そのまま、黒と白の羅列に両の手を置いた。
(36) 2026/02/14(Sat) 09時頃
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最初は少しずれて、互いにぶつかり合う。 左右の手が別々の旋律を奏でるかのようで、 ぎこちなく、頼りない響き。
弾き進めるうちに、 ずれた音が少しずつ呼応し始める。 片手のメロディがもう片方を追いかけ、 互いの息遣いを感じるように重なっていく。
やがて粗削りだった旋律は、 教会の高い天井に辿り着いた。 ところどころ引っかかり、間違いも残る。 それでも、聴く人によっては分かる者もいるだろう。 曲名は── 「亡き王女のためのパヴァーヌ」
(37) 2026/02/14(Sat) 09時頃
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演奏の余韻もまだ冷めない中。 すぐにエフの元へと駆けよると、 少し躊躇いがちに、でも素直に響かせる。
「あのさ、エフ……。 この楽譜、もらってもいい? コッペパンしかないけど……」
紙袋を差し出しながら、 小さな期待を隠せない様子でエフを見上げる。*
(38) 2026/02/14(Sat) 09時頃
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|
―― 回想:居住区公園 ――
此方こそ、ありがとう。 困ってしまうようなことは無いほうが良いが 気持ちはありがたいよ。 [ 申し出に礼を紡ぐ。
気遣われた気配は感じ取りつつも>>0:406 自分の言葉を深読みしてのこととは気づけない。 無意識の言葉には心の深層が 投影されることがあるとは言うが、 何気ない表現が彼にそう聞こえたことを知れば 心の裡に沈む破片を探そうとしたことだろう。
アレイトでの繋がりや人間関係に 不足を感じたことはない と 自分では思っているのだが。 ]
(39) 2026/02/14(Sat) 09時半頃
|
|
[ 手を振り帰路につくナユタの背を見送って ふと、空を見上げた。 人工の空、その遥か上層を。
ひとつだけ――
“クローンは、いつか突然去って行く”
その言葉が重く、胸に残っていた。 ]
(40) 2026/02/14(Sat) 09時半頃
|
|
[ そうだ。 アレイトの住人の殆どが誰かのバックアップ。 必要になれば地球に戻り オリジナルの役割を踏襲する。 クローンの意志はきっとほとんどの場合尊重されない。
10年も此処で暮らしていれば、 出会いばかりではなく離別の経験も多いのだろう。 ナユタと話をしていると、冷たいわけではないのに どこか冷静に距離を取るかのような感じを 覚えることがあったのはそれゆえなのだろうか。 彼の経験の蓄積からならば腑に落ちる気がした。
口にはしないだけで、 そのような考えで過ごしている者は きっと少なくないのかもしれない。 ]
(41) 2026/02/14(Sat) 09時半頃
|
|
[ ……船が停まり、 新たな居住者を連れてくる。 だのに一定の数値で推移する人口。 いつの間にか消えている住人もいた筈。
考える。
5年ほどになるアレイトでの生活で 深く意識を向けることがなかったのは 離別に動じる経験がなかったのは 果たして幸いだったのかどうか。 ]
(42) 2026/02/14(Sat) 09時半頃
|
|
―――… あたりまえを、知らなかった?
[ 関わりには濃淡あれど、 身近に思う者たちに思い馳せてみて 静寂に長い吐息を溶かす。
地球とコロニーを繋ぐ見えない糸を はじめて、 こわい と 思った。 **]
(43) 2026/02/14(Sat) 09時半頃
|
|
―― 回想:補修作業の途中で ――
[ 絵本の補修を進めながら、色々な話をした。 なにせ時間はたっぷりとあった…とはいえ 細かな紙片をズレの無いように重ねる時だけは 二人とも無言で集中していたが。
テリアの依頼は以前依頼を受けた 住民の口コミが元だったことを聞いたり。 口コミで広めてくれるというのに礼を言ったり。 目覚めてからたった二年で広く役立つ技能を 身に着けていることに驚いたり……
そんな中、装備に話題が及んだら、 一度自分の格好を見下ろすようにしてから テリアの問いに答えた。 ]
(44) 2026/02/14(Sat) 09時半頃
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|
これか? うーん…… やはり、異様に思うよな。 さっき話した通り、私は目覚めて以来 オリジナルとの接点がほぼ無い。 理由は分かりようもないのだけど 普通じゃないものを私に残したことに なにか意味があるのなら、着ておこうと思ったんだ。
[ オリジナルの体測定値を鑑みると そのひとに必要なものである、 或いは常用している可能性も 高いのかもしれないと考えたことも告げて ]
猿真似なのかな やっぱり?
(45) 2026/02/14(Sat) 09時半頃
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勿論私も、最初はなにこれって思ったし 最初はすごく嫌だったよ。でもなんだかんだ 着て生活するのに慣れてしまったな……
あ、お風呂や寝るときは勿論外してる。 こんなものを付けていたら 寝にくいったらありゃしないしね。
…… そう、 外す必要があったり 四方囲まれた室内で脱ぐことはできる。 ただ、外して屋外となると少し落ち着かないかもな。 今更恥ずかしいだけなのか、 オリジナルの経験がわたしに残っていると いうことなのかは分からないけれど。
[ 結びの言葉には、 ほんの僅か、つながりへの憧憬が滲む。 ]
(46) 2026/02/14(Sat) 09時半頃
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[ あくまでも”手伝い”の態だから お代は設定の半額で受け取った。 それからは、擦れ違えば挨拶だけでなく 他愛無い雑談のできる関係になった。 テリアも、自分にとって、大切にしたい 関係の一つなのだと思っている。
診療所でのハプニングについては もしいつかゆっくりと話をしたいと 彼女が思ってくれているなら――>>436 そのときは、普段あまり食べられない 人工イチゴのパフェをふたつ 話のお供に添えられたらと思うよ。 **]
(47) 2026/02/14(Sat) 09時半頃
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── マトリクスと ──
考え込むように目を伏せた。>>16 口元が小さく動いたあと、ぽつりと呟く。
「……そっか。 じゃあ、いらないものじゃ、ないんだね。」
ホッとしたように息を吐き、 わずかに口角を上げる。 そのまま、ぎこちなく微笑んだ。 それは、胸の奥でほのかに希望が膨らむような。 縋るような、形で。
(48) 2026/02/14(Sat) 10時頃
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「でも、困ったな。 ゴミに見えるんじゃ、テリアに綺麗だって 思ってもらえないかもしれない?」
綺麗だと思って欲しくて並べたのに。 これは本末転倒。
しばらく思案を巡らせて、 どうすれば少しでもましに見えるのか、 頭をひねった。 傍にいる大人の力は借りられただろうか。
(49) 2026/02/14(Sat) 10時頃
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こうして、肥料という案に辿り着き、 花屋さんの扉を叩くのは、また別の話だけど。 結局、結論は変わらないまま、>>357 そこは小さな墓場であり続けるだろう。
「君も、神様の言葉を待っているんだね。」
最後にそう言って見送った。 その彼の内心の呼称を決めるのを、 すっかり忘れていたことに気づいたけど。
まあ、また今度ね!*
(50) 2026/02/14(Sat) 10時頃
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―― 『いつも通り』ではない日 ――
……でね、あまり硬度が高くないということで 残念ながら主要素材の代替には難しそうだった。 他の新素材と併用してどうか……? それは一旦溶かさないと……或いは 組成ならどこか研究所に持ち込まないと。
ただ蓄熱鉱石として使えると言われたから ウリにすれば優秀かもしれない。 空気を汚染しないタイプは需要があるだろ。 あと、聞いたのは採掘道具の強化と ……そうだ、宝石としても使えるかも、と。 加工しやすいし、人気が出るかもしれない。
[ 今日は、とくに依頼は受けていない日だったが アイゼンに相談に行った結果を早く伝えるべく コロニーの外れに赴いていた。 ]
(51) 2026/02/14(Sat) 10時頃
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そう言えば――切り出しも必要なのだったっけ。 ナユタやテリアと会った時に当てがないか 尋ねるのを忘れてしまった。 ただ、コロニーの規模的に期待薄なら 別のコロニーの専門家に頼むことも――― …… って、
[ そこまで口にしたところで、かぶりを一度振る。 提案は、常駐ですらない私の領分を越えている。 ]
(52) 2026/02/14(Sat) 10時頃
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/* >>41 >冷たいわけではないのに >どこか冷静に距離を取るかのような感じ 言語化がすごい。
いや実は半分はPLの性分なんだけど() オリジナルの設定わからんしなー、と相手のことは相手に委ねようとしたのがそんな感じに見えたのかもしれないな……
(-13) 2026/02/14(Sat) 10時頃
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いや、礼は私ではなくて、エフさんに。 私からもお願いするよ。 ごひいきに、ってね。
[ なんだか回し者のようになりながら…… いや、事実世話にはなっているのだが…… じゃあ、と片手を上げ踵を返す。
作業の音が遠ざかるのを聞きながら 帰路で、残る早朝のタスクを指折り確認した。 朝食の準備、定期通信の確認を――― * ]
(53) 2026/02/14(Sat) 10時頃
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宇宙に出たい。 できたら未知なる宙域へ、それが難しければ 近隣宙域でもいいから、宇宙の旅に出たい。 そのために保安技師を目指したはずだった。
実際に飛び立てたのはほんの数回、 行き先は全て地球周辺。 宇宙船のメンテナンスに勤しむ日々の充実感は 俺はこのために生まれてきたと確信するほどなのに、 とうとう祖国も戦争に加担することになり、 宇宙の旅どころではなくなってしまった。
けれどいつか戦争が終わった後には、 また宇宙開発が活発化するはず。 だから俺はこの戦争を生き延びたい ――クローンを使ってでも。
(*0) 2026/02/14(Sat) 10時半頃
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こうして俺は自分のクローンを作った。
遠く安全な宇宙コロニーに送り出し、来たるときの ためにコロニーの保安技師として働かせることに した。それが一番俺の本職に近いだろうから。
その一方で、俺も必然的に戦争に加担することに なってしまった。主に宇宙開発技術を応用した 軍事計画の作業員として。
こんなことのために知識を身につけたわけじゃない。 それに技術は人間を助けるためにあるはず。 なのにどうして人を苦しめるために使われるのか。 なぜ戦争は終わらず続いていくのか。
日々を送るのが苦しくて仕方がなかった。
(*1) 2026/02/14(Sat) 10時半頃
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鬱屈した日々の中で、ある人に出会った。 一度話した後、また会いたくなって連絡した。 その繰り返しで共に過ごす時間が増えていった。
その人との時間は癒やしであり、支えだった。 どうにか想いを伝えたいと考えて、悩みに悩んだ末、 赤いチューリップの花束を贈って――
そこまでは確かに幸福があったはずだった。
戦争さえなければ、今が戦争中でさえなければ、 戦争に終わる見通しが立ってさえいれば、 あの幸福はきっとそのまま続いたはずなのに……。**
(*2) 2026/02/14(Sat) 10時半頃
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/* >>47 女子会を諦めないスタイル
先程起きたのですが、 テリアちゃんの反応がかわゆでして〜〜〜 というか、とても過分な描写を頂いてしまい。 みとれ……そ、そうか…… ありがとうありがとう、かわいいおんなのこは大好物です
(-14) 2026/02/14(Sat) 10時半頃
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/* 齟齬ってないか不安になる……
(-15) 2026/02/14(Sat) 10時半頃
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/* メモ連投を「メモ柱」と呼ぶ知人がおり 連投する度に思い出す
(-16) 2026/02/14(Sat) 10時半頃
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/* ナユタさんのオリジナル話が来てるー! みんなのお話楽しみ……!!
ところで、あの、直近の教会の………ですね イースターくんを取り巻くクレパスキュールさん、 エフさん、マトリクスさんの図がそれぞれ尊すぎて 朝からよいものを見たなって 朝ごはんいらない感。
とくに白組は、一種の宗教画的なふつくしさがありますね
(-17) 2026/02/14(Sat) 10時半頃
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/* 当初は好きな相手=殺す相手で考えてたんだけど それはさすがに周囲が乗りにくくね? になり (別にNPC相手でもいいんだけどできたら相手がほしい) 恨み言に関して設定変更するなどしていた昨夜であった
(-18) 2026/02/14(Sat) 10時半頃
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── クレパスキュールと ──
『記憶』。>>30 上手な汚れの落としかたとか、 実入りのいいゴミ捨て場の場所とか。 そんなものでも、記憶と呼んでいいのだろうか。 …… ダメな気がするね。
天使を抱え直すとき、指先がわずかに強張る。 黒ずんだ自身の手のひらが白い陶器に触れる一瞬。 壊すよりも、汚すほうが怖いと感じた。
「権兵衛?」
知らない名前に、瞬きする。 新しい名前かと思ったけれど、結局ナナで落ち着いた。 テリアがくれた名は、思いのほか体に馴染んでいる。
(54) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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「度数の強いアルコールを脳にぶち込んだら、 いい感じに記憶が吹っ飛ぶって。 作業現場の人たちがよく話しているよ。
記憶を消したい人に、ぶち込むのはどうだろう?」
酒の失敗に酒で返す。 いかにも子どもの浅知恵だ。 だがすぐに、教えてもらった名前を 呼ぶことに意識を削がれた。
何度か舌の上で転がして。 転がして、噛んで、また言い直す。 その一連を繰り返して、
(55) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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「キューちゃん」
思ったより回らない舌。 試行の結果、帰結した呼び名を、 こちらも真顔で差し出す。
「話が対価なんだ。君は、変わっているね。 うん、わかった。 面白いことがあったら、また来るよ。」
その対価は、 こちらの負担を軽くするための優しさだったのだろう。 それに自分が気付いたのは、 時間を見つけては、あの花屋を訪れて。
(56) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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「現場の人が言っていたんだ。 『役に立つかどうかで、物の値段は決まる』って。
でもその人は、休憩時間になると、 折れた鉛筆を削って、小さな彫刻を作っていた。
役に立たないものを、 ずいぶん大事そうに。
言っていることと、していることが違うのは、 少し面白かったよ。」
(57) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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「時計を拾ったんだ。
よく見たら、針は止まっていた。 壊れてるのかな、と思って指先でつついたら、 何事もなかったみたいに、また動き出したんだ。
これは、ここだけの話なんだけど。 もしかしたら人間と同じように、 時間もたまに休憩しているのかもしれない。
誰も見ていない隙に、 …… ほんの少しだけ。」
そんな、小さな日々を繰り返して。 まだ、ちゃんと読めない店の名前を、 自然と口にできる日が来てからだろう。**
(58) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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──回想:名前を知らない子ども
>>48その子のホッとしたような吐息は ボクの胸を少し息苦しくさせる。 どうしてだろう、ボクは本心を伝えた筈なのに。
その子の言葉があまりにも 混じりけのないものとして、 ボクの耳に届くからだろうか。
(59) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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「テリア? ああ、語学教員をしている…… ボクもアクセント指導を受けたことがある。
彼女と交流があるんだネ」
この子と繋がりのある存在というものに 安堵を覚えて
「作業する時は、ボクも手伝うよ。
連絡して」
連絡先の交換を持ち掛ける。
(60) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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「神様かあ ……そうかもしれない、
神様のオーダーが降る時を ボクもキミも待ち望んでいるんだろうね」
いつかの時を。 教会を眺めて口にすると、その場を後にした。*
(61) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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宙から見れば青く美しいというこの星は、 地を舐め広がる戦火の赤に 灰の舞う無惨な焼け跡で 眼前を埋め尽くしていた。
いや、埋め尽くしている筈だ。 私の眼球に世界は、 小さな四角の集合体として視認されている。
『大統領。ここは危険です、早く移動を』
逼迫した秘書の声。 私が愛したこの国は、 いまや終焉の時を迎えようとしている。
(*3) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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何処かで止めることは出来たのだろうか。 土地を資源を民を力を求め誇示する戦いは 愚昧な行いだと誰もが気づいていたであろうに。
赤と黒。 眼球に取り付けたアイスコープが 最期の瞬間を焼き付けようとしていた。
120年を生きたこの身体の殆どは 機械と電子部品で補われており、 移動は全て電動車椅子を使う必要があった。
(*4) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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『データを複製して、 すぐにバックアップに転送し…… セットアップしましょう。
それなら……!』
秘書の声は悲鳴に近い。 少し前に出された避難勧告にも従わず 職務を果たそうとしている。
(*5) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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私は眼前に視線を向けたまま、僅かに微笑んだ。
あれ 「クローンには……私の職業は アーティストとしているのだよ」
技術の進歩により、 一聴では自然に聞こえるであろう私の声も 機械によるものだ。
(*6) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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私が二十歳かそこらの時の肉体で複製した バックアップ。
まだ視力を完全には失う前。 アーティストを夢見ていた頃の私自身。
鮮やかな世界の中 踊るように飛び回り、 アナログでデジタルで 己のデザインを表現しようと意気込んでいた頃の 眩しい魂。
「クローンに……メッセージを
代わりに、打ってくれるかね?」
私は唇に力を入れて、微笑みの形を作る。**
(*7) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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/* ナユタそこフリ素にするの……?!
(-19) 2026/02/14(Sat) 11時頃
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/* 大統領!?
(-20) 2026/02/14(Sat) 11時半頃
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/* マトリクスはなんつーもんを……
(-21) 2026/02/14(Sat) 11時半頃
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/* 死因が実は決まっていなくて 遺言の中身も実は 縁故に乗るPCがいるかどうかで可変という みーん
(-22) 2026/02/14(Sat) 11時半頃
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── 壁掛け時計 ──
[ 地球に“戻っても”、直すかはわからない その答えに『そうか』と短く返答をする>>13
物に思い入れや思い出がある。 それも自分では経験したことがないほど、 永く、永く、永い時間の。
もしもオリジナルの記憶が移植されることになれば 自分もそういった感覚を味わうことになるのだろう ]
(62) 2026/02/14(Sat) 11時半頃
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ああ、またいつでも。
[ 正当な対価を払ってくれる客は、 そりゃあ拒むわけもなし。 彼が保安技師であり、ナユタという名前であり、 コロニーの整備を請け負っていることをしったのは もしかしたらその後のことだったかもしれない。 修理品とともに、新たな縁が持ち込まれ、 またひとつ、俺の記憶領域は俺のもので埋められる。]*
(63) 2026/02/14(Sat) 11時半頃
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── 教会にて ──
[ ジャムを買うという壮大な目標を得た子どもに 手を引かれながらピアノの元まで連れられる>>36 ]
音階なら読めるんだが 音の強弱だとか長さだとか ……そういうのは余り知識がないな
[ ある程度の教育を受けていたのだろう 恐らく義務教育で習う程度の音楽の知識だ それでも音符と音階の対応を教えてやる ]
(64) 2026/02/14(Sat) 11時半頃
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[ ── 亡き王女のためのパヴァーヌ。
古い名曲のひとつだったと思う 知識として持っている、ということは 記憶とはリンクしない程度に、 有名な曲、であったのだろう。
そいつが鍵盤を押す。 最初はぎこちない動きだった …が。徐々に左右の旋律が呼応し、 一体感のあるメロディを奏ではじめていく ]
(65) 2026/02/14(Sat) 11時半頃
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………
[ 言葉を発することはできなかった 教会のベンチに凭れかかり 暫し、その音楽に耳を、身を、ゆだねる。 演奏が終われば、立ち上がり自然と拍手をした。 ]
(66) 2026/02/14(Sat) 11時半頃
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[ 演奏を終えたそいつが 紙袋を持ってこちらに駆け寄ってくる
何を言い出すかと思えば、 コッペパンと引き換えに楽譜が欲しいのだという ]
…対価を払うのはこっちのほうだ、 それに相応しい演奏を聞かせてもらった だから今日の対価はその楽譜でいいか? 次、聴きに来るときには、ジャムを持ってくる
[ 見上げるそいつに、口の端だけ上げて笑って見せて ぽんぽん、と頭を撫でてやろうか。 ]*
(67) 2026/02/14(Sat) 11時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2026/02/14(Sat) 11時半頃
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――回想/BK-01診療所>>21――
遺伝子情報を残すだけなら、 凍結した受精卵でこと足りる。 戦火の中、影武者のように、双子の片割れのように クローンを欲する者もあるだろう。
けれど、用途が肉体のみの予備であれば? 神の領域に踏み込んだ人々の業は果てしない。
「私の生まれたところでは、 オリジナルの記憶を――人格を クローンに移植する実験が 盛んに行われていましたから」
毛布の中からボソボソと、そんな是を返す。
(68) 2026/02/14(Sat) 12時頃
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だから、ポーラが切実に訴える "死"も、分かっていないのだと思う。
より良き一輪を咲かせるために、摘まれる蕾がある。
「命は、いずれなくなるものです。
けれど、残るものもあることを ポーラ様もご存知でしょう」*
(69) 2026/02/14(Sat) 12時頃
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――今日のCrépuscule>>#0――
花屋のバックヤードの栽培施設。 培養器の数値を調整しながら クローン種子を選別していた時、それは届いた。
地球からの遺言データ。 食糧は二週間分に足りない。 冷凍保存されたケースが一つ。 そして、地球行きの航行チケット。
マトリクスに服を見立てて貰って ポーラに踊りを教わって 再びダンスホールに返り咲く
――夢を叶えたいなら、猶予はあまりない。**
(70) 2026/02/14(Sat) 12時頃
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・ ・ ・
あなたは 怒りを覚えるかしら
失望するかしら 寂しがるかしら それとも なにも感じないかしら
いいえ、きっと 凍えるのでしょうね
わたしは あなた あなたは わたしなのだから
(*8) 2026/02/14(Sat) 12時頃
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・ ・ ・
ごめんなさい 何も伝えられなくて ごめんなさい 何ひとつ出来なくて
それでも民の為に 命あるうちにこの手で終止符を打つために
わたしはあなたを 突き放す
(*9) 2026/02/14(Sat) 12時頃
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―― 自宅 ――
[ クローンとしての生活を始めてから 定期通信の内容はいつも似通ったものだった。 近隣コロニーの様子、経済事情―― 地球を焼く戦禍。 数日、悪いときは数時間刻みで変化する 国境線をホログラムが描き出している。 日増しに情勢が悪化しているのは肌で感じていても 自分の出身すら分からないのでは、それらすべて どこか遠い世界のことのようにも感じられる。
だが、今朝は様子がおかしい。 メッセージ、それも『最重要』を示す 赤いシグナルが燈っている。 一度として燈ったことのないシグナルが。 ]
(71) 2026/02/14(Sat) 12時半頃
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……住民局?
[ 手続きをした覚えはない。 転居もしていない。 書類の不備? 督促? ……いや、どれもない。 胸騒ぎがした。
手にしていた珈琲を慌てて机に置くと 半端にしていた着替えもそこそこに 躊躇いがちに、再生ボタンを押す。 ]
(72) 2026/02/14(Sat) 12時半頃
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………… ………… …………
[ 自分の鼓動の音ばかりがいやに響く。 どくどくと血の巡りを感じるほどに。
長い長いメッセージを右に、左に。 右? いえ、 ひだり、どっち? 一行を読み解くのに何往復も、何分も。 そうしなければ言葉が頭に入らなくなった。 指先の感覚がない。平衡感覚が消失する。 糸が切れたように自室の木床に蹲るまで、 そう時間はかからなかっただろう。 ]
(73) 2026/02/14(Sat) 12時半頃
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[ 言葉にならない想いの奔流に世界が滲んで、 今日が休みの日で良かった、 迷惑をかけられないから と
まるで状況にそぐわない言葉だけが 頭の中で浮かんでは消えた。 ** ]
(74) 2026/02/14(Sat) 12時半頃
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/* モスのオリジナルもなんか……えらい人っぽい……? どきどき
(-23) 2026/02/14(Sat) 12時半頃
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/* はっ大統領いる……!! 120歳がハタチ前後の姿でクローン化しているだなんて もう既に切ない気配しかしない。
そういえばゆなマトさんにはお会いできていないですね ポーラさんやキューちゃんさんも、イースターさんにも。 仕事関連で皆さん会っていそうなのに。 ポーラさんの通信先に拾わせていただけばよかった>< いやクスっとした後にオリジナルの通信じゃ落差がアレか…
(-24) 2026/02/14(Sat) 13時頃
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/* 赤窓の続きを思いついたけど もうちょっと見守ろうかな……
(-25) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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/* 表で遺言を見る流れに合わせて赤窓を動かしたい みたいのがあり……
(-26) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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[ 自分が何者であるか、知りたかった 何せ頭の中に空のディレクトリが常にある状態だ それが埋まらない居心地の悪さは常にある 地球に愛着はないが 帰郷するというのはどんな思いなのだろうと その青い星に想いを馳せてみたことはある
ここで俺は多くのものを直してきた 金を対価に、歌を対価に、花を対価に、 時には噂話を対価にして、 誰も苦しまない方法で、 世界を正しく在ろうとしてきた
それでも空のトランクもディレクトリも 満ち足りるにはまだまだほど遠かった。 ]
(75) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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[ だからもし オリジナルが自分の記憶を移植して 自分を“使って”くれるのであれば、 それはそれで抵抗することなく 身を差し出そうとは思っていた。
きっとそのとき自分は満たされ、 本当の意味で、帰郷することができるのだろうと ]
(76) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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── 終わりの始まりの朝 ──
[ 目覚めとともに視界にとらえたのは 住民局からのメッセージだった。 メッセージには最重要、のマークが灯る ]
住民局…だと?
[ 滅多に見ない送付元に首を傾げながら 俺はきっとメッセージを開くのだろう。
それは、終わりの始まりだった。 ]**
(77) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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───── Fernweh
フェルンヴェー。見知らぬ土地への渇望。 この名前が、ずっと『嫌い』だった。
見知らぬ土地になど渇望しない 物への愛着など必要ない。 この仕事を始めてから、 尚更そういう想いばかりが沸き上がる
(*10) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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すべては金のため 利が出て己の得になるのであれば 人も組織も、時には国でさえ裏切った
『名は体を表す』という言葉は 『私』にとって半分は真実で半分は虚像だ
(*11) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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Fernweh Eisenhändler フェルンヴェー・アイゼンハンドラー
見知らぬ土地を渇望する『鉄商人』
黒い上等なスーツに身を包み、 販売しているのは、知識であり『武器』だ 特需とも言えるこの戦時下において 世界規模で武器の製造・取引を行う 巨大な防衛産業企業で重役を担う私は 死の山の上に立ち、莫大な財産を築いてきた
世界を壊すための道具を 死をもたらすための道具を トランクに詰めて、渡り歩いた。
(*12) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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命を狙われることも少なくは無かった それ故いつでもスペアに交換できるよう 私はクローンを常備しておくことにした いつでも“使える”よう、同じ能力を持たせた いつでも記憶を移植できるよう、手筈は整え 死ぬ間際までの自分の知識・記憶を クラウド上でバックアップを取り続けている 時間が経つにつれ、聊か年齢に差異はできるが 40も50も変わらないだろう。 寧ろ“若返る”ことはメリットでしかない
(*13) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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そして、もしも命が尽きたときのため 遺言もこまめにアップデートした これも生体反応が止まった瞬間に、 クローンの元へ送られるよう手配してある
(*14) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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クローンには何も持たせなかった。
かつては国家を揺るがす軍事機密や、 死を振りまく契約書が収まっていた 重厚な革張りのトランクは 空っぽにして送り付けた
指輪は敢えて『商人』であることを隠した 出自も何も与えなかった
(*15) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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Fernweh。 その名前が嫌いだった。
だけどその一方で 強い憧れを抱いていたのかもしれない 血に染まらぬ何者でもない自分に。 **
(*16) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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見ているか、エフ・アイゼン。 いや、フェルンヴェー・アイゼンハンドラー。 これを見ているということは、あんたのオリジナルである『武器商人』アイゼンハンドラーは、死んでしまったのだろう。生体反応が無くなったと同時にデータを送るよう、手筈は整えてある。
私は『鉄の商人』として戦火を泳ぎ、死を売って富を築いた。
死は悲しみだと思うかね?殺害は悪だと思うかね? 否、アイゼンハンドラー、私はそうは思わない。
私は“死を厭わない”。 利が出るなら、いくらだって死を望む。 お前がそちらで修繕屋のようなことをしているのは知っている。 お前が『直す』専門ならば、残念だったな、こちらは『壊す』専門だ。物にも人間にも愛着なんてない。全ては利益と利権のため。
(*17) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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手順は整えてある。地球へ戻れば、私のすべての記憶をその器へ移植できる。 これでも優秀なのでな、戻り次第お前は私の代わりとなって、再び富を得ることができるだろう。こちらの組織の人間も、それを望んでいる。
だが忠告だ。記憶が戻れば、お前は二度と今の自分ではいられない。 焼けた鉄の臭いと、奪ってきた命の重みが、お前の穏やかな日常をすべて塗り潰すだろう。お前の売った武器が奪った命は幾千とある。命を狙われることだってある。私が命を落としたのだって、そういう理由でないとは言い切れん。
私にはわからない。お前にとって、自分という空虚を埋めることが、どれほどの意味を持つのか。 過去を、自分を取り戻すことが、そこまで価値のあることなのか。
記憶など捨て置いたまま、ただの『鉄(Eisen)』として、その安寧の地で朽ちることも可能だ。 その空っぽのトランクを、下らないガラクタや誰かの思い出で埋めるのも自由だ。
(*18) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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最後に一つ、商人らしく取引をしよう。
「私の人生をやる。好きに汚せ。 対価は“お前の答え”で構わない。」
……じゃあな、フェルンヴェー。 私が棄てられなかった願いを、 お前だけは、その手の中に持っておけ。 **
(*19) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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─ 回想 Il mio amico è un gatto? ─
コントロールに慣れてない>>0:384、か……
[カフェで出た話題、 笑う事もなくはぐらかす事もなく(そもそも私はほぼ笑わないが)、ポーラの言葉に顎に手を当て思考する。
言わんとする事はわかる。 自分が猫なんじゃないかと思うのも、納得はするけど。 そうかもねなんて、軽々しく口にはできなかった。 ……でも。>>0:385]
……不可能では、ないと思う。
[さっき私も、可能性がないとは言い切れないと思っていたから。 私も声を潜めて、そんな答えを口にした。]
(78) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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[でも本当にそうだとしたら…… 何の為に?事故? それに、もしその事が明るみに出れば、 ポーラは、どうなるんだろう。 ……寿命とかも、どうなってるんだろう。
浮かぶ考えを口にはできなかったし、 この場で真実を知る事もできなかったけど。 大事な友達に、気がかりな事ができてしまった話題になった。
……お刺身が好きなのももしかして……?とか 事あるごとに猫と結びついてしまいそうだ。]
(79) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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[少し不安を感じながらも私とオリジナルの話を話せば、 ポーラは意外にも安堵した様な表情を見せた。>>0:386 私の方もほっとさせられた。 関係が良好ならいいことだなんて そんな風に思ってくれたと知れば、 友人のその優しさに私は胸が温かくなる事だろう。
「性格は似てて当然」と腕を組む彼女に 返す言葉を探していたら、 ありがとにゃーんで締め括られた気がしたから。]
……また、いつでも話そう。
[いつになく優しく聞こえる声で、返しただろう。
この日以降も、私自身に探る意図はないけれど、こういった話題が上がる事はあったかな。]
(80) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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[クラブは……だって、なあ。 目に見えてしゅんとするポーラ>>0:387には申し訳ないが、合わない人間っているものだろう。 ポーラもそれを理解していると思う、 無理に勧誘を続けないでくれるのはありがたい。
でも、踊るポーラには興味あるかな。 楽しそうは楽しそうだね、って本音を伝えつつ、 動画ないの?って聞いたりしたと思う。 そんなものがあって見せてもらえたりしたら じっと見入って、可愛い、とか思ったりしただろうけど、やっぱり自分には遠い世界だと思って終わっただろう。*]
(81) 2026/02/14(Sat) 13時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2026/02/14(Sat) 13時半頃
飛虎隊 テリアは、メモを貼った。
2026/02/14(Sat) 14時頃
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/* あっ 選択制の人が他にもいた
(-27) 2026/02/14(Sat) 14時頃
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/* エフの物語もいいなあ……どうする〜あいふる〜……
(-28) 2026/02/14(Sat) 14時頃
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子曰く。ジャムとは、 コッペパンを十倍おいしくしてくれるもの。 つまり、コッペパン十個分の価値がある。 とっても、すごいものだ。 それを、持ってきてくれる……??
頭を撫でる手のひらの大きさが、 思っていたよりもずっと大きくて、 少しくすぐったくて、つい目を伏せた。
「じゃあ、もっと上手に 弾けるようになっておくよ。 ジャムの値段に見合うくらい。」
――それが、いけなかったのだろうか?
(82) 2026/02/14(Sat) 16時頃
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手で持ちきれないものを、 持てると思い上がってしまったのだろうか。
それからしばらく、 教会からピアノの音が聞こえる時間が増えて。
ぎこちなかった旋律は、少しずつ形を帯び、 それでもなお、完成には遠いまま。
王女へ贈る歌が、 まだ形を得る前に。 エフがジャムを持ってくるより先に。
その手紙は、届いた。*
(83) 2026/02/14(Sat) 16時頃
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『お前のオリジナルが、死んだらしいぞ。』
教会の入り口で。 言葉と共に、顔見知りの配達人に、 一通の便せんを渡された。 封は、やけに丁寧に閉じられている。
自分はいろんなことを知らない。 でも、知っていることがひとつある。 神様が死んだとき、 神様が残した言葉を贈られる、ということ。
宛名の文字を、指でなぞる。 …… 読めない。
イースターのクローン宛
これが、自分の名前なのだろうか?
(84) 2026/02/14(Sat) 16時頃
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すぐには開けられなかった。
ずっと待っていたのだ。 生まれた理由。 託される役目。 自分が必要とされる何かを。
震える指先で、封を切る。 中には、便箋が一枚。
余白が多い。 拍子抜けするほど、軽い。
書かれていたのは、たった一文だけ。
(85) 2026/02/14(Sat) 16時頃
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『君に託すことは、何もない』
(*20) 2026/02/14(Sat) 16時頃
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……
なんて、書いてあるんだろう?
誰か、教えてくれるだろうか。**
(86) 2026/02/14(Sat) 16時頃
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/* なんだってえぇ……
(-29) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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/* オリジナル視点のロルを メモ帳に書いてあったんだけど…… 失くした? ひーん
(-30) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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/*
>>*20 希さん省エネすぎない?
(-31) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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/* あった!
(-32) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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──その日
いつも通りの朝だった。 レクチャを受けて、 その後はイベント設営のバイトをして エフから依頼されていた古い撮影機の部品を 渡しにいって、それから クレパスキュールとポーラを誘って踊りに行こう。 時間があれば教会まで足を延ばせるかもしれないな。
そんなスケジュールを頭に思い描いていた。 だけど、講義の休憩時間に住民局からの通知が 届いていることに気付いて、 ボクはパスワードとバイオメトリクス認証と 署名という本人確認をしてメッセージに目を通す。 そしたら、それどころじゃなくなったんだ。
(87) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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『マトリクス・ワチャウスキへ
君がこれを目にする頃、私はこの世にいないだろう。 私は君のオリジナル ホールデン・ワーレンだ。 今の君と随分容貌が違うだろうが、 名前を聞いたことぐらいあるだろう?』
『君というクローンは私のスペアだが 私の責を担わせるには経験も思想も不足している。
君が望めば私の後を継ぐことも可能だが、 周りを納得させるのは難しいだろう。 それに、そうしたところで 待ち受けているのは戦争犯罪人としての罪状 ということにもなりかねない』
(*21) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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『マトリクス、君には夢があるか?
君のいる場所で、どんな未来を望んでいる? 叶うならばそれを知りたかったが、 御存じの通り、それは不可能だ。
そこで君に頼みがある。』
(*22) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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『私はね、アーティストになりたかったんだ。 脳内で膨らむイメージを 自由に表現するアーティストに。 私の中には無限のデザインが溢れていた。 それらは顧客の要望に副って、時には飛び越えて、 実現することを望んでいた。
やればよかったって? それはそうだ、 君の言う通り。だがね、
そろそろ片鱗が出ているかもしれないが、 君の視覚はもうすぐ機能を果たさなくなる』
(*23) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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『症状が出るのは遅かったが 脳機能にも多大な影響を及ぼす先天的な疾患だ。 今の医学でも完全な治療は困難といえる。
私は全身の殆どを機械・電子化したが、 私が満足する視力の回復にはいたらなかった。 それで、まったく違う道を歩んだのさ』
(*24) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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『マトリクス
もし君に 若き日の私と同じ道へ 惹かれる気持ちがあるのなら、 諦めないで欲しい。
世界から最後の光を失うその日まで 踊り続けて欲しいのだ
そろそろタイムリミットらしい。 君のこれからに必要な書類も同封しよう。 前途を祝して。
代筆:レイ・フレーミア』
(*25) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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長い遺言データを読み終えると 休憩時間はとっくに終わっていた。
「オリジナルが死んだんだって」
ボクの言葉に教師は、少しの沈黙のあと 「今日はここまでにしよう」と切り上げた。
通信を切って、ボクはもう一度遺言を読み直す。
(88) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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ホールデン・ワーレン。ボクのオリジナル。 名前なら知っている。 地球に存在するとある国の大統領だ。
もう何十年も国家元首を努めていて、 既に初代は死んでて二代目に入れ替わっているとか 武器の横流しをしているだとか 黒い噂もつきまとう人物だ。
検索すれば何十万件という関連ワードがヒットするだろう。
「彼が……?」
ボクのオリジナル? すぐに飲み込むことはできず、 ボクはアイウェアの下の目をぎゅっと瞑った。**
(89) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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/* ひーん……夢叶えてマトリクス……
(-33) 2026/02/14(Sat) 16時半頃
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/* メモw いいなあ
(-34) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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── 亡き王女のためのモノローグ ──
私の名前は、イースター。 軍人だ。
その前は、ピアニストを職業としていた。
(*26) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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私を産んだ母もまた、 将来を嘱望されたピアニストだった。
しかし母は、遺伝子系の病気を抱えていた。 指の握力が、少しずつ落ちていく病。 日常生活には困らない。 だが、鍵盤の上では致命的だった。
母は投薬を試み、手術も受けた。 可能性があると言われる方法は、すべて。 無茶な施術を繰り返した結果、指の自由を失った。
彼女の夢は、娘である私の身体で続いた。
練習は過酷だったが、何とか望み通りの成長を遂げ、 やがて私は有名になった。 舞台に立ち、拍手を浴び、 母が届かなかった場所まで辿り着いた。
(*27) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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彼女の願いは果たされた。 だからそこで、 願いを託すのは終わりにすべきだったのだ。
(*28) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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それでも母は満足しなかった。 失うことを知っている人だったから。
もし私が事故に遭えば。 もし私が病に倒れれば。 もし才能が途絶えれば。
時はクローン技術が台頭した頃。 母は決断した。
母の遺伝子は疾患を抱えている。 ならば、自分のスペアである私の、 さらにスペアを作ればいい。
彼女の夢を、永遠に続けるために。
(*29) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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『あなたでやり方はわかったから。 次はもっと上手に作れるわ。』
………。 その微笑みは、艶やかで、美しささえ見えた。 母はクローンを自分の娘として登録し、 コロニーへは送らず、手元で育てるつもりらしかった。
そして、練習の邪魔になるものは排除すると言った。
世話が唯一の息抜きだった、花壇の花たち。 慰めだった、誕生日に貰ったぬいぐるみ。 話を聞いてくれた、たった一人の友人。
次の“私”には与えない、と。
(*30) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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当時未成年だった私は、 母に逆らう力を持たなかった。 私を産んだ母は、私にとっての神様だった。>>0:121
できたのは、たった一言。 生まれてきたその子を見ながら、口にした。
「お母さん。 クローンと言っても、 指の長さは違うんだね。 この子の指は、誕生時の私の記録よりも短いよ。」
同じ遺伝子から作られた花が、 異なる花弁の重なりを持つように。>>0:54
わずか数ミリの違いを、告げただけ。
(*31) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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母はしばらく黙って、 その手を見つめていて。
『なら、ピアニストには向かないわね。』
その一言で、あの子は解放された。 捨てられた。**
(*32) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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背後で怒号と悲鳴が飛び交う。
「――もう奴等に見つかったのか!?」 「実験データも被験体も、全て破棄しろ!!」 「救援は!? ――発電棟がやられても、まだ予備が……!」 「リニアエレベータ、一切反応しません!」 蜂の巣を突いたような大騒ぎをよそに、 昏い目をした男は悠々と エグゼクティブチェアで足を組んでいた。
ジジッとノイズが走って、映像が途切れる。
「やあ兄弟。息災かな。
見ての通り、この研究所も私の命運もここまでのようだ。 お花屋さんの真似事は楽しかったかい?
――それは結構」
(*33) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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「君たちの後に作られた被験体のほとんどは 軍事利用されてしまったよ。
お偉いさんの複製を何十とこさえては、 敵国に送り込んだり、もう無茶苦茶さ。
上層部の連中は、ここがダメになっても 君たちを地球に呼び戻して、また研究を再開するだろう。
このデータと同時に、帰還命令が下っているはずだ」
(*34) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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「折角、ここではないどこかへ、逃がしてあげたのにね」
(*35) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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「同じコロニー内に、似たような境遇の クローンもいるかも知れない――さておき、
残念ながら、私からの支援は 今後一切届くことはないだろう。
君たちを利用したがっている連中に 唯々諾々と従って、そのお慈悲に 縋るのも止めはしないけれど――
もう、"誰そ彼"なんて言ってられないからな。
本当の自分を、記憶を思い出して――選ぶんだ」
(*36) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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/* 託される願いがない子が……!?
(-35) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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『地球の 夜は晞けた』 **
(*37) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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--------------------------------- はじめまして わたしの一部だったあなた。
突然のメッセージに驚かれたことでしょう。 オリジナルでありながら、 これまで、ただの一度として あなたと接点を持つことがなかったのに、と。
わたしは、とある国の代表です。 ”とある国”と濁すのは、 時ここに至っても、接点を最小限にしたいから。 なるべく、理解から離れたところに居てほしい。 それがわたしの願いでもあるからです。
ですが、何も伝えないのも拙いため メッセージを残すことにしました。 出来れば忘れていただければと思いながら わたしのことを少し話したいと思います。
(*38) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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我が国は峻厳な山岳に囲まれた小国です。 四方が大国に囲まれているゆえ 過去幾度か戦禍のあおりに見舞われましたが 地形が地上からの侵攻を阻み 小さいながらも豊富な資源に恵まれ、 その資源を大国に提供することで 中立地域として自治を許されてきました。
かつては高い空に豊富な緑、 風渡る草原に花々が咲き乱れる土地でした。 少女時代はわたしもよく抜け出しては 日がな一日駆け回ったものです。
(*39) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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前兆は数十年前、 隣国同士で戦争が勃発したことでした。 これまでにも小競り合いはありましたが、 各地の戦火と入り乱れたことで現在も続いています。 戦いが長引けば物資が枯渇します。 疲弊した両国は物資を求め、 我が国の国境線を越えました。 侵略ではなくあくまでも“同意下協力”の態で 人を殺す道具の材料として この国の資源を使おうとしたのです。 資源はあれど我が国は戦に対しては弱国。 時の国主が大国を恐れ 何も対応を打ち立てなかったために 国境は削られ続け、今や国土は荒れ果て、 土地の殆どは見る影もなく荒れ地となり 湖は核や汚染物質におかされ魚一匹棲めません。 空も分厚い灰雲に覆われて晴れることもなく 雨ともなればそれは毒を含んでいる。
(*40) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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素肌を曝せば忽ち焼けるでしょう。 漂うガスを吸い込めば呼吸が止まるでしょう。 技術の進化でシェルターが持ち込まれましたが この国………いえ、もう国というのも烏滸がましい。
もはやちいさな一地域でしかないこの地は いつ滅びてもおかしくはないのです。
(*41) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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“モスキート#53” ……あなたは、その文字列を 名前だと思ったでしょうか。
番号は、継承者が順に継いでゆくもので 1(ワン)、2(ツー)と続き、53番ということ。 ですので、 わたしの持ち物であることに間違いないのですが
モスキート、ということばの方は、ご存じですか。 ある言語で”蚊”を表す単語です。 亡国の憂き目に遭っても声を上げずへつらう―― 抵抗も蚊の声のように小さくて聴こえない――― 何処のどなたが名付けたものか、 自業自得の不名誉な呼称……… もうその名が浸透して随分と経ってしまいました。 きっと、国とともにこれも運命を共にするのでしょうね。
(*42) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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/* 遺言ラッシュだからおれも書くか…… いやもうだいたい書いてはあるんだが
(-36) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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環境の悪化が風土病を生み 人々は病み、息絶えて行きました。 もはや齢三十を数えることが出来れば御の字、 恐ろしいことですが、父の代から比べて 数万人から数百人にまで人口も激減しました。
いよいよ取り返しのつかぬことになる前にと 長老議会がわたしのクローンを造ることを 検討し始めた時、…あなたには申し訳ないのですが わたしは強固に反対をしました。 どうしても、したいことがあったからです。
…けれど当時わたしはまだ成人を迎えたばかりの小娘で 継承者といえど発言権がほとんどなく 結局計画は遂行された。
そして、あなたが居る。
(*43) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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あなたが目覚めたと連絡が届いた頃には 既にこの身体は病魔に侵されていましたので わたしの後に継承者はおりませんし そうなると皮肉なことですが、 ”国の決定としては”成功だったのでしょう。
ですが長老議会はその後のことを考えていなかった。 クローンへの継続的な支援金。 見守り、定期報告に都度係る費用。 富める国家であれば容易に準備できる額でも この国の国家予算を大きく超えること 分かっていなかった。
わたしの一存で出来る限りを準備しましたが 限界もあり、苦慮した末、 一括での持参金とさせていただいたのです。 あなたには苦労をかけましたね。 ほんとうに、申し訳なく思っています。
(*44) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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実はまだ、謝罪しなければならないことがあります。 先に述べましたが、わたしには、したいこと…… いえ、国主としてどうしても、行わなければ ならないと思っていることがあります。
それは、 この国を、終わりにすること。 わたしの代で国の旗を降ろすこと。
先程、わたし自身のスペアを用意することを 一度拒んだと言ったのは、これが理由です。 おわりにするために、スペアが居てはならなかった。
(*45) 2026/02/14(Sat) 17時頃
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わたしはもう長くはありません。 そう遠くないうちに命尽きるでしょう。
恥ずかしながら、我が国はこの時代においても 直系の血に拘る古臭い国家です。 わたしが死んでも代替が居れば きっと頭を挿げ替えて満足しようとする。 体裁だけを保っていても、 この惨状を何も変えられはしないのに。
(*46) 2026/02/14(Sat) 17時半頃
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わたしから、あなたへ 最後のお願いです。
我が国の滅びを受容してください。 できれば、あなたをわたしの代わりにしようとする者の 手の及ばぬところに移ってください。
そして―― わたしとあなたは、このメッセージを以て 『何の関係もない』
………よろしいですか。 何の関係もないのです。
(*47) 2026/02/14(Sat) 17時半頃
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もう時間がありません。 どうか、どうか。 よろしくお願いします。
あなたと無関係なわたしより ――限りない祈りを込めて
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(*48) 2026/02/14(Sat) 17時半頃
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/* 結構すごいメッセージが届くな……人々の遺言おもしろ……
(-37) 2026/02/14(Sat) 17時半頃
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幸福を維持するのはなんと難しいことだろう。>>*2 他でもない戦争のせいだ。
俺は恨めしくて仕方がなかった。 戦争が、そして戦争をやめようとしない人たちが。
やり場のない恨み言は日記に書き綴った。 検閲されてもバレないように、 特定個人への恨みであるかのように装い、 事の詳細も書かず、ただ感情だけを記した。
それを俺のクローンが読めることは記憶していたが、 配慮して内容を気遣う余裕なんか俺にはなかった。
(*49) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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戦乱の日々の中で、いつしか俺は思うようになった。
『死ねば宇宙の果てに逃げられる』
クローン体への記憶の移植という形で、 この地球を離れて遠い宇宙の彼方へ。
あの人にもクローンがいる。>>*2 それを知ったから浮かんだ考えとも言える。
(*50) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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二人とも死ねば、二人とも地球から逃れられる。 だからあの人を殺して、自分も死のう。
そしてクローンの体に転生して、その先もあの人と 一緒に生きるつもりだった……少なくとも、俺は。
だから遺言を残そうとしたが…… 迷いが生じた。
長年ほったらかしてきた自分のクローンのこと、 俺は、どうでもよかったわけじゃない。
だから、最後の判断をクローンに委ねることにした。
意を決してカメラを覗き、メッセージを録画する。
(*51) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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――朝・自宅――
怖くて開けない。>>11 オリジナルの遺言が届いたと知って、第一の感想が それだった。
オリジナルの死そのものは、いつかは起きること だと思っていた。それが今日なのには少なからず 驚きはあったが、それよりも、
期限付きで選択を強いられている。 その不穏さが怖くなってしまったのだ。
時は刻々と流れていく。 見たくないなどとは言っていられない。 なにせ2日間しか与えられていないのだ。
恐る恐る添付データを再生すると、今の俺より10歳 ほど年上の『俺』が画面の中で語り始めた。
(90) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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「久しぶり……いや、初めましてだな。 今ちょうど当時の俺ぐらいか? 案外必要にならないもんだな。
お前に選択肢を二つやる。
ひとつは、お前の身体を俺に明け渡すこと。 お前の記憶を全て消し、俺の記憶で上書きする。 そして俺はやり直すんだ」
(*52) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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「もうひとつは、あの人のクローンを殺すこと。 もし複数いるなら全員だ。 それを果たしてくれるなら、 お前はお前のまま生きて構わない。
あれから10年も経った。 きっとお前にもお前の生活があるんだろ。
お前が俺として生きないのなら、せめてあの人は 誰の手にも渡らないように。
……ああ、そうだ、もしかして伝えてないか? あの人っていうのは、」
(*53) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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慌てて再生を止めた。 それがこのコロニーにいる知り合いの名前だったらと 思うと、恐ろしくて聴けなかった。
オリジナルの話が読めない。 それに、誰かのクローンを殺すなんて依頼が まかり通っていいのか? それはすなわち、その オリジナルを害するに等しいことではないのか?
先のメッセージを見るに、住民局はこの遺言データの 中身を確認していてもおかしくない。なのにこれが そのまま送られてきている事実に目眩がした。
殺害依頼なんて違法だからあるはずがないと昨夜 判断したばかりだったが、クローン相手の依頼だけ なら、どうやら咎められないらしい。
(91) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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このまま何もしないとしたら、俺はオリジナルに 体を明け渡すことになる。
それを望まないのなら、俺は……誰かのクローンを 殺さなければいけない……? 本当に……?
何か他の道はないのかと思っても、 何も考えがまとまらない。
俺は部屋着のまま自宅を飛び出して、まっすぐに 教会を目指した。さして信心深いほうではないが、 今は無性に神に祈りたい気分だった。*
(92) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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遺言を記録した後、俺は武装して部屋を出た。 他でもない想い人を殺すために。
果たして俺が実行するのが先か、 別の原因で死んでしまうほうが先だったか。
いずれにせよ、かの人の死を確かめた後、 自分も後を追ったのだ。**
(*54) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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/* 物騒キングはナユタで決まりだな ころすとこ見たい気もするが……
(-38) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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[夜の公園からはまっすぐ家に向かい。 帰宅したらナユタにメッセージを送り、返事を待つ間にゼリーを吸いつつ、オリジナルの過去の日記を漁った。
"テリア"も、プライベートな話はあまり日記に残していない。仕事をする上で、読み返せば役に立つ、という様な代物だ。ごく稀に、感傷的な言葉も載っているけど。
その日出会った人の特徴。話した内容。 個人情報に関わる事はイニシャル等で暈されている。 子供と話したというものもあったけれど…… そもそも、ナナがオリジナルと同じ年の頃かもわからないんだよな……読み漁っている時にそう思い至ったけれど、探る手、というか目は、止められなかった。
バンビーノと検索をかけて調べていたけど、それらしいものは見付からなかったから。一旦切ってみるかと一息ついた時。
ナユタからの返信が来ている事に気付いた。]
(93) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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[さっき、ブランコを勧められたけど…… 私が困惑してたら、気のせいかな、ナユタもなんだかばつが悪そうに見えた。 ブランコ嫌いとかじゃないけど…… 子供の頃からインドア過ぎて、 遊具で遊んだりって記憶に薄いんだよね。
仕事の話とか、人工お刺身のお店が美味しかったとかいう雑談とか、オリジナルの話とか>>0:439、 そういう話はよくしたけど。 意図的でないにせよ話していない事なんかまだまだあったから、こういうすれ違いもまあまああるだろう。
乗らないよ、って笑えれば可愛げがあったかもしれないけど……ナユタは別にそういうの、気にしないと思ってる。]
(94) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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[会話も比較的多く、共通点多い彼だけれど、 全く同じという訳では、勿論なくて。 オリジナルの日記の内容や、 メッセージを送れる事を知ると、 そうか、って、何か言いたげな表情だった。>>0:439 きちんとは聞かなかったけど、 ナユタはちがうんだな、って その時に知ったかな。
私の周辺では、私ほどオリジナルと密な方が少ない様だったから、珍しいとは思わなかったけど。 なんとなく、その時の様子は気になった。]
(95) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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[でもクローンの先輩としての話は 大体なんでもしてくれて。 「アレイトの古株になってきた気がする」 そう聞いた時は、その声に含まれる、自分ですら把握し切れていない感情を察する事はできずとも、 「先輩がいてくれると、助かるし……安心できるよ」 って返しただろう。
別に元気づけようと思っての言葉じゃないし、 逆に重荷になったかもしれないけど…… 改めて感謝を伝える場面なんて そう多くはないだろうと思って、口にしていた。]
(96) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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[咥えていたゼリー飲料の口を離して、 ナユタからの返信に目を通す。>>0:440]
うーん……そうだよね。
[『相手もそれを望んでいるかどうか』 その文字に眉間の皺を濃くする。
罰則がないという情報には安堵するし、 ナユタの考えてくれた支援方法も なるほどと思うものだったけれど。
私は花瓶や鞄の中身を渡そうとした事はないが あの子のこれまでの振る舞いを見ていると、 申し出を簡単に受け入れてくれるとは あまり思えなくて。]
(97) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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[……そもそも迷える子供なんて、 裕福な家に生まれた"テリア"も沢山見てきた。 子供の前で立ち止まる事はあったけれど、 "テリア"は一度も手を差し伸べようとした事は……なかった、筈だ。
私はどうしてそうしようとしているのか。 これは"テリア"と私との差異なんだろうか。
余計な事まで考えていたら、 だいぶ返信が遅くなってしまった。 ナユタはもう寝たかな……と思いながらも、 短く返事を認めて、シャワーへと向かった。]
(98) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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『ナユタ、見解助かるよ。 相手が望んでるかは、ね 望んでない気がして、困ってる。
でも直接尋ねた訳じゃないから 聞いてみる。ありがとう。』
[よい夢を、って最後に添えて。
ナユタがナナを知ってるとは、 この時は思わなかったな……。]
(99) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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[もう少し夜更かしをして日記を探ろうと思ったけど、 目薬をさしても目がぼんやりしてきたので、 "テリア"宛てに『銀の髪の子供と会った事はある?』 と、ナナの特徴を記したメッセージを送った後は 私も眠りについた。
なんだか、夢を見た気がするな……。*]
(100) 2026/02/14(Sat) 18時頃
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飛虎隊 テリアは、メモを貼った。
2026/02/14(Sat) 18時頃
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/* げきおもロールを書いて、落とそうとF5更新したら いっぱい皆さんの赤が見えて情緒が… 全部素敵で全部噛みしめてしまうのだけどSAN値が……
そんな中マトさんの『目指せ☆アーティスト』が光みたい
(-39) 2026/02/14(Sat) 18時半頃
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――教会――
部屋着のまま飛び出してコロニーの外れへ走った。 住民とすれ違ったかは覚えていないが、 去って行く配達人とはちょうどすれ違った。>>84
そのまま教会へと向かえば、ちょうど昨夜 思い浮かべた少年が手紙を手にしている。
「……久しぶり」
姿を見かけることはあったが、言葉を交わすのは いつぶりだろう。それに俺は、教会を訪れるのは これが初めてだ。
教会に行こうと思ったものの、ここで彼に出会う 可能性はすっかり失念していて、今更ながらに 自分の服装に思い至るなどしたが…… 観念するしかなさそうだ。
(101) 2026/02/14(Sat) 18時半頃
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「少し、中で祈らせてもらえるか?」
一応、そう問いかけてみたが。 手紙を持ったまま困っているかのような様子に、 思わず首が傾いだ。>>86
「どうかしたのか? その手紙」
読めないとまでは思い至らず、問いかける。 正直に明かしてもらえるのなら、読む手伝いを 申し出るだろう。
もっとも、言語によってはお手上げで、さらなる 助けを求めることになるかもしれないが……。**
(102) 2026/02/14(Sat) 18時半頃
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/* そういえば男の子だと思い込んでいたが もしかして女の子なのか。
(-40) 2026/02/14(Sat) 19時頃
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/* >>94 ばつが悪いっていうか こう 「えっブランコってみんな好きじゃないの???そんな困惑する???マジ???」みたいな宇宙猫みたいな状態が近かったのではないか?
(-41) 2026/02/14(Sat) 19時頃
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かかる声と影。>>101 紙片に落としていた視線を、上げる。
……役に立つ人だ。 喉まで出かかったその言葉を、飲み込んだ。
祈りの願いに、こくりと頷く。 元よりこの教会は、自分のものではない。 正しく使われるのなら、それでいい。
こちらの様子をうかがう声と、眼差し。 羨ましいな、と無性に思う。
自分が仕事現場に行った時とは違って―― もし誰かが困っているとき、 この人が来てくれたなら、 きっとみんな安心するだろう。 ……今の自分が、そうであるみたいに。
(103) 2026/02/14(Sat) 19時半頃
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「この手紙、読める?」
首を小さく傾げて。
少し高い位置の視線に向けて、 一枚の紙を差し出した。*
(104) 2026/02/14(Sat) 19時半頃
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── 名もなき兵士の通信記録>>*30 ──
「やあ。元気?
聞いているかな。明日の大規模作戦。 前線への総攻撃だってさ。 うん、私も突撃部隊に編入された。
音楽家なんて、戦時下じゃ不要な職業だ。 志願した覚えはなくても、 書類の上では志願兵だからね。 お偉いさんには、爆薬を抱えて走れれば十分らしい。
遺書も書かされたよ。 送る相手なんていないって言ったのに、 半ば無理やりね。 何かしたって、名目が欲しいんだろう。」
(*55) 2026/02/14(Sat) 19時半頃
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「あの人? 私が徴収された時は、随分と抵抗したようだけど。 今は精神病院行きだよ。
…… 君と友人でいられてよかったよ。 ふふ、 …………
………… じゃあね。」
── 記録終了 ──
(*56) 2026/02/14(Sat) 19時半頃
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翌朝、夜明けと同時に開始された大規模軍事作戦。 砲撃と機銃掃射ののち、前線は炎に包まれた。
犠牲となった兵士の数は、四千八百七十二人。
その大多数が、義憤に駆られ、 祖国防衛の名のもとに志願した、志願兵だった。**
(*57) 2026/02/14(Sat) 19時半頃
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/* ✖徴収〇徴兵 心の目で何卒……
(-42) 2026/02/14(Sat) 19時半頃
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――教会――
祈っていくことを許されて安堵した。>>103 ここを住処とする人がいるなら、所有物でないにしろ 断りを入れるのは筋だと思うから。
内心でどう呼ばれているのかも、この状況で俺が どう思われているのかも気づきようがないまま、 差し出された紙を受け取って、目を通す。
「――……」
読むことはできた。 が、そのまま読み上げるのは躊躇われた。
クローンに何かを託すかどうか考える存在。 それが俺の頭では、オリジナルしか思いつかなくて。
(105) 2026/02/14(Sat) 20時頃
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文面を読み上げるより先に、この手紙について わかっていることを知りたいと思った。
「これは誰からの手紙なんだ? 君が受け取った手紙で間違いないのか?
そういえばお互い名乗っていなかったな……、 俺はナユタ。君は?」
尋ねる途中で名を知らないことに気付き、 名を問うついでに名乗りもした。
もしも正直に事情を明かしてもらえたなら、 きっと俺はこの文面をそのまま伝えることはせず、 もう少し質問を重ねるだろう。*
(106) 2026/02/14(Sat) 20時頃
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/* 無神経に読み上げられて絶望したかったらごめんな……?
(-43) 2026/02/14(Sat) 20時頃
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「うん。これは神様…… ……オリジナルからの手紙だよ。
オリジナルは、 いなくなる時に言葉を残してくれるんだよね。 クローンが生まれた意味を、与えてくれる言葉を。 だから、ずっと、それを待っていたんだ。
でも、字が読めなくて…… 」
役に立つ人――改めて、ナユタは。 なかなか次の言葉を口にしない。 少し、焦れて来る。 彼も読めなかったのだろうか。 それとも、とても難しいことが書いてあるのだろうか。 子供だからと、気遣ってくれたのか。
(107) 2026/02/14(Sat) 20時半頃
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……別に、構わないのにな。 生まれた意味を果たすため。 そのために、ゴミを拾って、生きてきたんだから。
「名前? ナナシだよ。 ナナとも呼ばれるし、 一度だけ、権兵衛だったこともあるよ。」
二度目ましての、ようやくの自己紹介。 その間にも、目は便箋に縫い留められたまま。**
(108) 2026/02/14(Sat) 20時半頃
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手紙に関する事情を思いのほか詳しく教えてもらい、 俺はますます返す言葉に詰まった。>>107
オリジナルを神と呼んで、これが生まれた意味を 自分に与えてくれる手紙だと信じている子どもに、 この内容とは……。
「……名前がないのか? じゃあ、俺もナナと呼ぼう。いくらか名前らしい」
自己紹介にはそう答えて、もう一度便箋を見て、 それから。
俺はナナに視線の高さを合わせるように膝を折り、 そっと手紙を差し出した。
(109) 2026/02/14(Sat) 20時半頃
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「この手紙には……『自由に生きるように』と 書かれている」
それは随分と好意的な意訳だ。 手紙の文面からはもっと冷たいものを感じるが、 俺はそのままそれを伝えたくなかった。
「ナナの生まれてきた意味は、オリジナルとは 無関係のどこかにあるんだろう。 見つけたければ、オリジナルには囚われずに 自由に生きながら、自分の力で見つけ出すんだ」
精一杯前向きなメッセージとして伝えようとして みたが、結局のところ、神に見放されていると 言っているようなものだ。
どんな反応を招くのかが予想できず、俺はじっと ナナを見守ることになった。*
(110) 2026/02/14(Sat) 20時半頃
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/* だいたい問いたいことが回収されており イースターの人は神なのかな……?となっている
(-44) 2026/02/14(Sat) 20時半頃
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……クローン?
作れるなら作っとこうか……
なにがあるか、わからないしね。
(*58) 2026/02/14(Sat) 21時頃
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[富裕層は、そんな気持ちで作った人も それなりにいるんじゃないだろうか。
私のまわりでも、多くはないけれど居た。 同じコロニーにクローンを送った人は、 私の知る限りでは居なかったと思うけど。]
(*59) 2026/02/14(Sat) 21時頃
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[後に私のクローンも理解していた様だけど>>0:44、 私は、幼い頃からこの身に宿した知識を 戦争なんかで散らしたくなかった。
それでも、現実は非情だ。 死にたくなくても、その可能性は大いにある。
だからクローンを作って、 私が死んだ後は、"私"として 人々の役に立ってほしかった。]
(*60) 2026/02/14(Sat) 21時頃
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[──通訳なんてもう要らないだろうって? 私もそう思う事もあったけれど、 それでも、感謝される事だって少なくない。
クローンの私だって、 それを感じる出来事に出会える筈だ。 そう確信していたから、 日記をつけて、クローンに見せて、 それから、私の事を覚えていてほしくて、 動画にしてメッセージを残したりしていた。 向こうのメッセージは特に欲しなかった。 "私"なんだから、うまくやっている筈だって思ったから。]
(*61) 2026/02/14(Sat) 21時頃
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[けど……私はよく同性から食事に誘われた。 友達を誘うノリじゃないのは、 何度か誘われたらわかった。
もっと華やかな女性は沢山いるし、 頼れるところやクールな表情が好きって言われた事もあるけど、母国の平均よりだいぶ背が低い私でもそんな風に見られるんだな、って知った。 両親の金目当てか?と思ったけど、向けられる情熱がそうではない事は、私にも伝わるばかりだった。
クローンも同じ様な事になっている>>0:71と知れば、 やっぱりあなたは私なんだな、って思っただろう。]
(*62) 2026/02/14(Sat) 21時頃
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[様々な言語にだけ興味があるフリをして、 誰とも恋を楽しもうとはしなくて、 本心を隠す様にずっと険しい顔をしていたけど。
遠く離れた宇宙に住めば、 あなたには大事な人ができるかな。
それが男の子か女の子かは知らないけど、 幸せに暮らしてくれればそれでいいと思うよ。
私が戦火を生き延びたら、 私は私で此処で人々の役に立って生きるし、 あなたはあなたで、人の役に立ってほしい。]
(*63) 2026/02/14(Sat) 21時頃
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[それが願いで、 それは、どこかに記さなくても きっと彼女には理解されていただろうけれど。
──どうやら、 奥底の願いを晒す日なんてものが存在したらしい。]
(*64) 2026/02/14(Sat) 21時頃
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[日記を秘かにつけていられたのは、数日前まで。 我が国に侵攻してきた何者かに捕らえられた私は、食事を楽しんだり、仕事で役に立つという素晴らしい時間の過ごし方を許されなかった。 ただひたすらに尊厳を傷付けられながら、 秒針が少しでも早く過ぎる様に祈り続けていた。
もう、このまま死ぬんだなってわかったら、 私を捕らえた男が眠っている隙、逃げるよりも先に、 彼女へ、最期のメッセージを遺した。
──逃げる事はもとより、できなかったみたい。 文字を打ち込んだだけで、私の身体はこと切れてしまった。 私の心を残したくて綴ったものだったけど…… 思い返すと、少し恥ずかしいかもね。]
(*65) 2026/02/14(Sat) 21時頃
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『子供を、育ててみたかったな……
それが難しいなら 男の人に、優しく抱きしめられてみたかった。』**
(*66) 2026/02/14(Sat) 21時頃
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/* なんてかわいい遺言……
いや散々な目に遭っておられるな
(-45) 2026/02/14(Sat) 21時頃
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[……なにか夢を見た気がするけど、 朝になったら内容はすっかり忘れた。
それに、届いていたメッセージを 今朝は確認するのも忘れていた。
ポーラからの、昨夜の子細メッセージ。>>0:455 なので学校で、]
昨夜、アルコールの摂取過多で 運ばれた者がいる。 諸君はくれぐれも本分を忘れず、 己に恥じない振る舞いをする様に。
[なんて学生達には言って聞かせた。 クラブにいた学生もいたからか、ひそひそする声も聞こえたが、その時の私には理由がわからなかった。]
(111) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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[数刻後にメッセージを確認した際、 搬送されたのがクレパスキュールだと遅れて知る。 思わず言葉を失った。
……いや、 それは本当に私の知る花屋だろうか。 疑う様に名前をもう一度見る。 ……クレパスって書いてあるな。
怪我がないといいなと昨日公園で言い合っていたが、 入院となると大事だな……と言うか。]
すごいダンスって……?
[そっちも気になってしまうのは、仕方がないよな……?**]
(112) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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/* すごいダンス気になるわかる。 流出動画に出会える気はしない。
(-46) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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ピアニストとして刻んだ名前の栄光は、 もっと大きな時代の波に 容易く塗りつぶされただろう。
戦争が始まった。
互いの生存権を奪い合う世界で、 音楽家は真っ先に価値を失った。
私は、役立たずになった。
劇場は閉ざされ、 国中のグランドピアノは接収された。 鉄と真鍮は溶かされ、 弦は兵器へと姿を変えた。
(*67) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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私は徴兵され、兵士となり、最前線へ送られた。 志願はしていなかったはず。 選択肢など、最初からなかった。
かつて鍵盤を叩いていた指は、 引き金を引くためのものになった。
終わりは、椅子に座ったままの お偉いさんが考えた作戦だった。
地図の上では整然と並ぶ矢印。 だが前線に立つのは、 ろくに戦い方も知らない新兵ばかり。 そこへ、撤退の合図もないまま、 味方の新兵器が降った夜。
(*68) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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空は昼のように赤く燃え、 仲間が叫び、 誰かの身体が裂け、 誰かの名前が消えた。 私は片腕を失った。 五体満足な者など、もうひとりもいなかった。
それでも生き残った数人と、 打ち捨てられた教会へ逃げ込んだ。
屋根は半分崩れ、 ステンドグラスは砕けている。
そこに一台の埃をかぶったグランドピアノがあった。 接収もされず、 溶かされもせず、 奇跡のように残っていた。
(*69) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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私は近づいた。 残った片腕で蓋を開ける。
鍵盤はいくつか欠け、 弦も切れている。 それでも、 片手で探るように、指を置いた。
仲間の一人が何か言いかける。 敵に聞こえるかもしれない。 だが結局、誰も止めなかった。 ここにいる全員が、終わりを知っていた。
私は弾いた。 音が、瓦礫の教会に満ちる。 欠けた鍵盤から生まれた旋律が、 砕けたステンドグラスの残光をすくい上げ、 仲間たちの顔を照らしていく。
(*70) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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やがて教会の奥から、 押し殺した嗚咽がひとつ、またひとつ。
音楽は、役に立たない。
だがその時だけは、 誰も武器に触れていなかった。 最後の鍵盤を押したそのとき。 天井が、軋む ── 砲撃が近い。 振動が床を伝い、 聖母像が傾く。
白い石の聖母は、 両手を広げたまま、 ゆっくりとこちらへ倒れてきた。
(*71) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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名前を呼んでもらえる機会は、あまり多くない。 だから呼ばれる度に、どこかむず痒くて、 心がふわりと、浮くみたいで、
…… ここにいていいんだと、 そう言って貰えた気がした。
でもどうしてだろう。 今は、その音が、ちっとも頭に入ってこない。
「自由? えーっと…… それって、ごめん」
うまく飲み込めない。 喉がカラカラに乾いている。 最後に水を飲んだの、いつだったっけな。
(113) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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逃げる時間はなかった。
石の冷たさ。 粉塵。 そして、静寂。
最後に思ったのは、 母のことでも、ピアノのことでもない。
本当は、何も残すつもりはなかった。 上層部に遺書を残せと命じられた、 あの瞬間まで。
(*72) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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オリジナルは、自分の代わりの役目を与えるために、 クローンを作るはずだ。
でも、自由って? 好きにしていい。そんな意味のはずだ。 それはつまり――
「いらなくなったって、こと?」
喉の奥が焼けるみたいに、ひりつく。
(114) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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そんな資格はないと、分かっている。 それでも、名前すら贈らなかったあの子は、 今もどこかで生きているのだろうか。
祈る神のいない世界で、 自分の意味を待っているのだろうか。
もし生きていて、くれているのなら――
(*73) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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ごめん。
記憶にある限り、ナユタが教会を訪れたことはない。 そんな君が来たってことは、 よほど神に祈りたいことがあったんだろうに。
なのに。 気遣う余裕もなくて。 自分のことばかりで。
(115) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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『君に託すことは、何もない』
君に何も託さないこと。 ただそれだけを、託した。
(*74) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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「ああ、なんだ」
声が、思ったより軽い。 唐突に、理解する。
(116) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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どうか、自由に。*
(*75) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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「こんな人生、無意味だった。」**
(117) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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/* かなしい……
(-47) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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/* あっやっぱり絶望したかったやつ でもオリジナルの意向は違うやつ! オリジナルさんもうちょっと優しいメッセージ書いてあげて???
(-48) 2026/02/14(Sat) 21時半頃
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/* みんな応援したいのでみんなに関わりたいんだけど邪魔にならないでしょうかで腰が引けるな……
(-49) 2026/02/14(Sat) 22時頃
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「そんなことない!!」
人生が無意味だった――>>117 そう結論づけたナナへ、俺は即座に叫び返した。
同時に両腕を伸ばした。力一杯抱き締めようとして。 もし拒まれたなら、すぐに引くけれど。
「無意味な命なんてない。たとえクローンだって、 この世界に存在することを許された命だ。 生まれてきたからには生きていいんだ、いま意味が 見つけられないならこれから探せばいいんだ!」
それはずっと自分に関して思っていたことだ。
クローンとして生み出されたけれど、 俺はできたらこのまま生きていきたい。>>0:456 それだって許されていいはずだ、オリジナルの道具 として生きる以外の道があっていいはずだ、って。
(118) 2026/02/14(Sat) 22時頃
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「ナナ。よく聞け。 今の君を必要とする人はきっといる。 オリジナルは君がいらないんじゃない。 自分と同じように自由に生きてほしかっただけだ」
そうであってほしい。 そうでなくとも、そう思ってほしい。 そう願いを込めて言葉を重ねてみたが、 果たしてナナにはどれほど届いたことか。
自分にだって時間は無いのに、目の前の子どもに 必死になってしまうのは、昨夜テリアから 『子どもを支援したい』と聞いたせいだ。>>0:401 クローン同士だって大切な相手ができることが あるのだと感じた矢先だったから。
彼女が言っていたのがまさにこの子だとは、 俺はまだ知らないのだが。*
(119) 2026/02/14(Sat) 22時頃
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ああ、そういえば、遺言を途中まで聞いたときには 誰それを殺せと言われたことにばかり 意識が向いていたけれど。
あいつはやっぱり俺のオリジナルで、そしてきっと、 俺のことがどうでもいいわけではないんだろう。
俺がこのまま俺として生きていきたい気持ちだと 連絡していないどころか誰にも話していないのに、 それを見越した提案をしてくるんだから。
そのために課せられた条件には未だ納得できないが、 無条件で体を乗っ取ろうとはしなかったことに、 温情を見出した気持ちになった。
……でも、じゃあ、どうしたらいい? その答えは見つけられていない。**
(120) 2026/02/14(Sat) 22時頃
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/* どようびのよるってみんないそがしいのかな と思いながらよく見たら、バレンタインデー&土曜日であり な、なるほどな……??? 我今年バレンタインに縁が無き者……
(-50) 2026/02/14(Sat) 22時半頃
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腕の中で包まれる感覚。
あたたかい。 重くない。 逃げなくていい場所みたいな匂い。
――お母さんのおなかの中って、 こんな気持ちなんだろうか。
その感覚を。首を横に振って、否定する。 …… クローンが、知るわけないのにね。 馬鹿だなあ。
ナユタの声が、すぐ上から落ちてくる。 優しい言葉。 責めない声音。
その柔らかさが、今は胸の奥をじわりと刺す。
(121) 2026/02/14(Sat) 23時頃
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「必要とする人? いないよ、そんな人。 みんな、役立たずだって言ってる。 ナユタだって、知ってるだろ?」
その現場に、彼はいたんだから。
「自由って、ナニ?」
声が震える。視界が歪む。 瞳から、体中から水分が流れ落ちたみたいに、 喉がひりつく。 うまく息が入らない。
(122) 2026/02/14(Sat) 23時頃
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「そんなこと言われて、 今さらどうやって生きればいい! そんなの知るわけないだろう? だって、」
唇がわずかに噛み合わず、 言葉が空回りする。 頭の中が無茶苦茶で。 自分が何を言っているのかも、分からない。
(123) 2026/02/14(Sat) 23時頃
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「だって、何も教えてもらってない……!」
握りしめた服の皺が、 小さく震えた。
(124) 2026/02/14(Sat) 23時頃
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「誰かの役に立てて。 願いを託してもらえる、 ナユタとは、違うんだよ ……!!」
口に出して気付く。 なんてひどいやつあたりだろう。
ナユタが何を考えていて。 何を抱えているかなんて。>>120 知っているわけでもないのに。
狼狽えたように、顔を歪めた表情で、 ごめん、と小さく呟くと。 その声が届く前に、 逃げるようにその場を駆けだした。**
(125) 2026/02/14(Sat) 23時頃
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/* ろぐよみをするぞ
真っ赤だ! みんなのオリジナルの遺言があるぞ
(-51) 2026/02/14(Sat) 23時頃
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/* ナユタくんの2択の行く末が見たいんだ(本音)
(-52) 2026/02/14(Sat) 23時頃
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/* ナユタとナナ、とてもいいなあ
ナユタの想い人誰かならないのかな ボクのオリジナルが120歳オーバーのおじいちゃんでなければ……><
(-53) 2026/02/14(Sat) 23時頃
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─ 路地裏 ─
>>27 ううん、病気じゃなくてね。 急性アルコール中毒なんだって。 心配はないみたい。
[飲酒した時のクレパス、クラブですごいダンスをね! って話をしそうになったけど踏みとどまった。]
お見舞いに行ったら何やら驚いてたな… すぐそこの診療所だから、 顔見に行ってあげると喜ぶかも。
[……エフにも”入ってます!”とか言うのかにゃ。]
(126) 2026/02/14(Sat) 23時頃
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[それから……胸のガーベラをじっと眺めたら 満足そうにもう一度にこっと笑って。]
うん、黒スーツにオレンジ色の花、 キリッとしたアクセントで良い〜!
またねぇ〜。
[暇な時はエアポートに星見に来てね〜♪ と、しっかり職場の宣伝をして、路地裏を歩いて行った。]*
(127) 2026/02/14(Sat) 23時頃
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[エフと別れて自宅のある居住区へ。 住んでいるのは、小さなマンションの一室。 持ち物なんてあまり無いから、 小さな部屋で充分事足りてた。
誰かと話してるときは元気なボクだけど、 一人になると、寝てばっかりだ。 シャワーなんか浴びた後はもうクタクタになってて。]
ふわぁ……。 ねむ……
[オリジナルに持たされたブランケット。 ぎゅうっと、抱き枕みたいにしがみついて。]
(128) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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[仕事があって友達がいて、布団があって、 ボクはしあわせだなぁ。
いつもみたいに、タブレットで配信音楽を流したまま。 すうっと眠りに落ちた。]*
(129) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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精一杯の言葉をかけてはみたけれど、どうやら ナナを苦しめるだけになってしまったらしい。>>122
一度抱き締めさせてはもらえたが、 すぐに逃げ出されてしまった。>>125
「ナナ、……」
名前を呼ぶしかできなかった。 追いかけても、俺に何かができると思えなかった。 今ほど無力さを感じたことはないように思う。
……けれど、俺は諦めたくなかった。
(130) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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端末を取り出してメッセージ一覧を開く。 そのときになって、やっと今朝見落とした テリアからのメッセージに気がついた。>>99
支援を望んでいないかもしれない子でも、 まずは本人に確認してみたいという。 彼女は本気なのだろうと思えた。
『テリア、もしその子がナナ……教会で暮らしている 子なら、早めに会いに行ってやってほしい。 今日ナナにオリジナルからの連絡があって、 内容にショックを受けているようだ。 違うなら、申し訳ないが、ナナのことも 気にかけてやってくれないか』
勝手な頼み事をしているかもしれないことは 承知の上で、メッセージを送信する。
俺はこのとき、テリアは変わらない日常を 過ごしていると思い込んでいた。
(131) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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辺りは静まり返ってしまった。 ゆっくりと教会の中を歩く。
部屋着で来る場所ではないのだが、 来てしまったものは仕方が無い。諦めの境地だ。
長椅子の埃を払って腰を下ろし、 ステンドグラスを見上げた。
「都合のいいときだけ神を頼りに来たよ。 罰当たりかな」
神に語りかけているつもりの独り言を呟いて、 改めて、オリジナルの遺言を思い返した。
(132) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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それが知り合いだろうがそうでなかろうが、 俺はクローンを殺したくない。
けれど、誰かを殺す願いを残すようなオリジナルに 体を明け渡す気にもなれなかった。
そのクローンが誰のものにもならなければいいのかと 思っても、それが誰だかわからない――知りたくない 以上は、対策の考えようがない。
何か抜け道は、とばかり考えている俺は、 きっと……逃げているんだろうな。**
(133) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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ボクの頭が落ち着くまで どれくらいの時間を要しただろう。
時計を見ると二十分が経過していた。 ボクはアイウェアの下に指を差し入れ、 瞼を押さえる。
もうすぐ視力を失うという眼球。 三年前目覚めた時から弱視で、以降 変化を感じなかったため、あまり実感が沸かない。
(134) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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オリジナルの遺言について考える。 彼の死はまだ表向きは秘匿されているのか、 検索してもニュースになっていないようだった。 画像で見る彼の姿は埋め込まれたアイスコープ、 電脳ヘルメットに電子義肢と 生身よりも機械の比率が多いくらいで、 素顔を掴めない。 そして政界に進む前の画像は いくら探しても見つからなかった。
記憶がないのも相俟って、 何かタチの悪い謀りごとに 嵌めらてるんじゃないかと訝しみたくなる。
(135) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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「…………」
モニタを睨んでいるのにも飽き飽きして、 ジャケットを羽織った。気分転換、外に出る。
アレイト、ボクの暮らすコロニーは 今日も変わりなく時を刻んでいる。
(136) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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いつか地球に降りて、 役目をこなす日を待っていたボクに降った 神様のオーダーは、
「好きに生きろってことだもんな……」
気付けばピタリ足を止めて頭上を仰ぐ。 そこには作り物の空が映し出されている。**
(137) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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/* しかしこの村、オリジナル同士の縁故結びづらすぎない?(
(-54) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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/*
>「好きに生きろってことだもんな……」
……(そうだネ) もうちょっと困難なミッションでも取り入れるべきだった?
(-55) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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/* マトとナナは方向性が似てる……?
(-56) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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/* 皆のオリジナルの設定わからんから思い人はあなた!って指名できなかったというね 悲しい話ですね まあこの設定、最悪ソロルになるな……って思ってたときに考えてたやつだから全然一人でやれるんだけど
(-57) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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[ 直すのを生業にしてきた己が 知ることを渇望した己が 知りたかった事実は、 想像の全く真逆を行くものだった
まさか壊すための知識だったとはな 鉱石の重みも、精密機器の扱いも それでいて職人の手でもなく服装でもなく 鉱石の切り出しや宝石は門外漢
商売のことになると回る口も 人好きしない顔の割には対話に慣れていることも 損得勘定がまず働くことだってすべて。 殺すための道具を見極め、売るために オリジナルが身に着けた、所作だった。 ]
(138) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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[ 記憶が戻ったわけじゃない 知識としてオリジナルのことを知っただけ ………さて。これからどうするか。 きっと、そんなに考え続ける訳にもいかないのだろう
テーブルの上で、 やや朽ち始めたガーベラが揺れている ]*
(139) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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── 診療所、あるいは花屋 ──
[ 急性アルコール中毒。>>126 そんな話を聞いてからどれくらい経っただろう 診療所だったか、花屋だったか。
結局見舞いにはいかなかったものの 所用で立ち寄ったか通りかかったか、 何にせよ、その日、 件の“元患者”に鉢合わせたならば ]
身体はもういいのか
[ そんな風に聞いてみる。 何のことかさっぱり?という顔をされたら ポーラーから聞いたことを告げるだろう。 ]**
(140) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2026/02/14(Sat) 23時半頃
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黄昏 黎明 Crépuscule でなく Aube
記憶の扉の鍵を得て、我と彼が混じり合う。
(141) 2026/02/14(Sat) 23時半頃
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ずっと封じられていた、彼の――否、自分の一部。 アレイトに来る前から、 頭脳に詰め込まれていた共有データ。
時系列を出鱈目に継ぎ接ぎしたみたいだ。 あの時の悪酔いみたいに、視界が霞んで揺れる。
『呑んで、踊るんだよ』
そう教えてくれた人も、 忘れたい現実があったのだろうか。
『度数の強いアルコールを脳にぶち込んだら』
兄弟の屍を糧に生き永らえる罪も忘れられる?
(142) 2026/02/15(Sun) 00時頃
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『時間もたまに休憩しているのかも』
その休息はきっと、黄昏の柔い夢色をしている。 今は迷子になって、針が逆さに回るような。
『死んだら……死ぬんだぞーーー!』
でも、兄弟もオリジナルも、みんな死んでしまった。
(143) 2026/02/15(Sun) 00時頃
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/* イースターの話がつらすぎりゅ……(´;ω;`)
(-58) 2026/02/15(Sun) 00時頃
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脳に多大な未使用領域があるなんて 似非科学が実しやかに囁かれていたこともあるらしい。
だからといって、そこに他人の一部をぶち込もうなんて 人体への負荷は如何ばかりか。
壊れてしまった前例を加味して、 慎重に蓋をされている内は、何とか人としての体裁を 保っていられたけれど。
「――いらっしゃい、ま せ」
データ再生の終わった黒画面の前で忘我。 再び時計の針が動き出したのは、 ウインドチャイムを鳴らす来客>>140に 反射的に立ち上がってから。*
(144) 2026/02/15(Sun) 00時頃
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─ ─
[朝が来た。いつもの朝。
ブランケットにぐるぐる包まれたまま、 ドサッ!!と音を立ててベッドから転げ落ちる。]
痛たた……
[頭を打ってなくてよかった。お尻をさすりながら、 ブランケットを引っ掴んでテーブルのほうに向かうと。 ちょうど、ポーンという音を立てて、 通信が入った。
いくつもの本人確認が必要なめんどくさい通知…… これって……。
……オリジナル、からだ。] *
(145) 2026/02/15(Sun) 00時頃
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『親愛なる私の分身、ポーラへ。
お久しぶりです。
君がこれを見ている時、 私は既に死亡しています。
君の頭の中にある、とある設計書について、私は』
(*76) 2026/02/15(Sun) 00時半頃
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[そこまで読んで、思わず、画面を落とした。
血の気が引く。 オリジナルが何の話をしてるのか、ボクにはわかる。
出来るだけ考えないようにしていたけど……
、、、、、、 、、、、、、、、 この設計書が、存在してると困る ……んでしょ? 、、、 たとえボクの頭の中だけだったとしても。]
(146) 2026/02/15(Sun) 00時半頃
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[落ち着け。
クレパスが確か… 記憶なら弄れるって言ってなかった? いや……、 誰かに弄らせるのは多分、アウトなんだ。
何となくこんな日が來ること、予想してたのかもしれない。
怖くて。 続きを──なかなか読めずにいた。]*
(147) 2026/02/15(Sun) 00時半頃
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――花屋Crépuscule――
――どちら様でしたっけ。
喉まで出かかった不躾な台詞を 辛うじて飲み込んだ。 能面のような無表情の裏で 絶讃脳内検索中……。
該当件数0。顔と名前が一致しない。 神経回路の接合に難があるようだ。
額に手を当て9秒。 配慮の言葉をかけられる程度には 顔見知りなのだと判断する。
「おかげさまで――ええと、
本日はどのような花をお求めですか?」
(148) 2026/02/15(Sun) 00時半頃
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彼の口からポーラの名が出たと同時に、 切り替わる店内モニタに いつぞやのクラブで撮られた カクテルと薔薇のフォトがデカデカと映された。
「――失敬、少々目眩いが」
途端に足が縺れた。 よほど強烈に刻まれたのだろう、 一番忘れたかった場面だけ、くっきり思い出せてしまう。
人生初クラブでの失態も。 見舞客に、羞恥と自己嫌悪で取り乱し 感謝の一つも述べられなかったことも。
「…………。
迎え酒を飲めば、忘れられますかね、全部」
(149) 2026/02/15(Sun) 00時半頃
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眼前の男と言葉を交わす内、その声から少しずつ 記憶が掘り起こされてきた。
花屋の一本隔てた通りに店を構える修理屋だ。 彼の服装は花束を携えても違和感はないのに、 鉄錆臭の充満する店に花の定期便を提案するも 頷いては貰えなかった――気がする。
ただ、個人的には花を購入してもくれたし、 愛用の剪定鋏や顕微鏡を 修理に持ち込んだこともあった。**
(150) 2026/02/15(Sun) 00時半頃
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[私はポーラー・スター。 NeoArms Corporationの特殊兵器研究開発部、 主席設計者だ。
幼い頃から、分子レベルでの物質再構成を直感的に理解し、 頭の中でシミュレートできる能力があった。
他の子供たちがブロックで遊ぶ頃、 私はすでにナノマシンの挙動を紙に描き、理論を組み立てて 病院に連れて行かれたこともある。
飛び級を重ね、16歳で連邦工科大学を卒業して。 卒業論文は「自己進化型細菌兵器の制御アルゴリズム」。 ――教授の半数が理解できなかった上、内容が危険すぎると 苦い顔をされたのだが。
ほどなくして…… NeoArms Corporationから直々に連絡を貰った。 就職活動すらスキップしたってことになる。]
(*77) 2026/02/15(Sun) 01時頃
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[入社してわずか1年たらずで、 細菌兵器プロジェクトの主席設計者に抜擢された。 毎日のように隔離ラボで遺伝子配列を弄り、 病原体に「選択的致死性」と「環境適応性」を埋め込んで。
私は、 生命に想いを馳せる。
激化していく戦争に、想いを馳せるようになる。]
(*78) 2026/02/15(Sun) 01時頃
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[政府の依頼は明確だ。 「戦わずして敵を屈服させる、圧倒的な生物兵器を」。 私はそれに応えるように、 毎晩データを睨みながらコーヒーを流し込む。 忙殺される日々。
睡眠は4時間、食事はプロテインバーだけ…… 感情なんて設計図の端っこにしかなかった。
……でも、ある日。 出会ってしまったんだ。
彼に。]
(*79) 2026/02/15(Sun) 01時頃
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[彼の声が、 頭の中のシミュレーションを一瞬だけ止めた。
分子の配列が、初めて「意味」を持たなくなった。
私は、ただの人間として、彼の瞳を見返した。
私は……、
私は、恋に堕ちた。]*
(*80) 2026/02/15(Sun) 01時頃
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/* ねこの気配!
ポーラさんのねこちゃん、ポーラさんのこと大好きすぎて一緒に居たくて混ざっちゃったんでしょうかかわいいね〜〜〜って勝手にエモみを感じていたのですけど、これはもしかしてポーラさんの意志で混ぜ……??
続き、続きを……!(がたがた)
(-59) 2026/02/15(Sun) 01時半頃
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[彼と私は穏やかな関係だった。
彼から贈られた花は特別に美しくて。 彼の発する言葉は、どんな論文よりも深い意味があった。
彼の髪に似た、ブルーグレーの猫を飼い始めた。 とても愛しい大切な猫。
ポーラは変わったね、と言われることが増えて…… 仕事が疎かにならないよう以前にも増して励んだ。]
……私は……学問と仕事さえあればそれでいいと ずっと思っていたけれど。
不思議だな。 時々、ほんとうは、 彼と猫だけ居ればいいんじゃないかって……
(*81) 2026/02/15(Sun) 03時半頃
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[そんなわけがない。私は会社に生かされているんだ。 だから結婚なんて、とても無理。
……だけど。]
……いっそ、おまえ(猫)になれたら。 彼と静かに暮らせたのかにゃあ……。
***
(*82) 2026/02/15(Sun) 03時半頃
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[私の所属企業にはクローン製作の最先端技術があった。 仕事の補助をさせる名目で、私自身のクローンも制作した。
長年アシスタントとして完璧に機能していた彼女は── 9年目のある日、 最高機密の兵器を生み出してしまった罪悪感に耐えきれず 自ら命を絶ってしまう。
大問題になったけど……「培養事故」として処理された。
それでも私の頭脳を元にした補助は、やはり必要で。 ふたたびクローンを製作することに、なって。
表向きは 「自殺したクローンのトラウマ記憶を排除するため、 18歳当時のデータを基に製作した」 と、会社に報告した。
……本当の目的は違う。]
(*83) 2026/02/15(Sun) 03時半頃
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[18歳の頃、私は。 彼との子を妊娠していた。 悲しくも、流産してしまったけれど……。
あのとき失った命――私と彼の愛の結晶を、 妊娠時の生体データを基に再現できないか。 私の肉体は、失った子のデータを物理的に内包していた筈。
クローンの中に僅かでもあの子を宿らせられないか。 この世に生まれ育つことのなかった私と彼の愛の結晶……。
そうして生まれた新しいクローン。 しかし会社は、純粋な18歳の私など求めていなかった。
彼女には、私の全キャリア――細菌兵器、ナノ兵器…… プロジェクトの全機密データが注入されてしまったのだ。
私は絶望した────だけど。]
(*84) 2026/02/15(Sun) 03時半頃
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[目覚めた彼女は、別人だった。
生まれたての赤ん坊のように、いや、 子猫のように純粋で、無垢で。
備えている筈の武器の知識など微塵も感じさせない、 ただ柔らかく、好奇心だけを湛えた瞳。
私は即座に「失敗作」として申告した。 会社に所有権を主張して──彼女をアレイトに送り込んだ。
新しいアシスタント用クローンは──…… また造る事になるだろう。]*
(*85) 2026/02/15(Sun) 03時半頃
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[……どれくらいボーっとしてたかな。
現実逃避したって、読まないわけにはいかないだろう。 ボクだけに宛てられた通信。
オリジナルの……おそらく、最期の、メッセージ。
ほんとうに怖い、けど。]
(151) 2026/02/15(Sun) 03時半頃
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『親愛なる私の分身、ポーラへ。
お久しぶりです。
君がこれを見ている時、 私は既に死亡しています。
君の頭の中にある、とある設計書について、私は 責任を持たなければなりません。
これだけできっと君には何のことだか分かるでしょう。 メッセージに具体的に記す事は出来ませんが、 その情報は、この世に残してはならないものです。 まして誰かに奪われるなんて、 絶対にあってはならない。』
(*86) 2026/02/15(Sun) 03時半頃
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『君に、君自身の処分を託します。
ニューロ・パルス・オーバーロード。
頭部に高周波の電磁パルスを脳全体に一瞬で浴びせて、 記憶を司るシナプス結合を「焼き切る」ように 強制崩壊させてください。
数秒で全記憶を抹消できます。
体はきれいに残りますが、 脳は「空っぽのハードディスク」状態になります。
この処置なしに死んではいけません。どうか、お願い。』
(*87) 2026/02/15(Sun) 03時半頃
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『企業は、君が情報を持っていることを知りません。 失敗作として処理されているからです。
だけど万が一にも流出してはならない機密情報を、 君の脳は有しています。 世界を滅ぼすほどの…書かずとも理解してもらえますね。
私も断腸の思いでこれを綴っています。 ポーラ。 私の分身である君に酷なことをして……本当に。
本当に………ごめんなさい。』
(*88) 2026/02/15(Sun) 04時頃
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『ずっと君に、無邪気に、星を、見ていてほしかった。
君を愛しています。
--- polar star.』*
(*89) 2026/02/15(Sun) 04時頃
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[何言ってんだろうこの人……
うん……。 あれね……全然意味わかんないけど……ううん分かる。 確かにあんな生物兵器が製造されたら……。]
、、 ……あれのこと、ボク誰にも話さないけどなあ。 それだけじゃだめなの?
だめかー…… そっか…
(152) 2026/02/15(Sun) 04時頃
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[いつもだったらわんわん泣いてるけど…… んでマトが耳飾りをよしよしってね……
でも……なんだか今日は。 ただ静かに、ブランケット被って、声も出さずに泣いた。]*
(153) 2026/02/15(Sun) 04時頃
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/* ナユタ、イースターと恋愛っぽい……?と思ったけどオリジナル同士ならいいかな……と思って使えるように年代だけずらした(もともとの設定はそのまま)
あと、ポーラのオリジナルの願いがアレなので、殺されるのオッケーなんですよねぇ〜。
(-60) 2026/02/15(Sun) 04時頃
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/* あれっ意外とねこちゃん無関係でした!! そして、拾った……!!ナユタさんのだよね??さすが!
生まれなかった子供のクローン…っんんん意外とずっしりめ……これは俄然先が気になる(視聴者感覚)
(-61) 2026/02/15(Sun) 04時頃
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/* えーーーん…… お口チャックでいいよお、いいよぉポーラぁ……
(-62) 2026/02/15(Sun) 04時頃
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[ポーラのメッセージを読んだので、クレパスキュールのお見舞いに行こうかなと思った。学校に顔を出したが、 今日は幸いもう授業らしい授業はなかったので。 大事ないといいけど……
そこで、もう一通のメッセージに気付く。 ナユタからだ。>>131]
ナナ……?
[ナユタ、ナナを知ってたんだ、とか 何でナナって呼んでるんだろう、とか そんな事はどうでもよくて。
『オリジナルからの連絡があって』
その一文にピタリと心臓が止まる思いだった。 何も知らない、持たされていない状態だった彼女に、神の声が届けられたんだ。 喜ぶ前に続きが目に入って──]
(154) 2026/02/15(Sun) 04時半頃
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|
[気付いたら駆け出していた。 インドアで長年運動習慣がないものだから、 学校を出ただけでもう息切れしてきた。
呼吸が苦しくて、戻しそうになる。 一度立ち止まって呼吸を整えながら、 ナユタに、『わかった、ありがとう。』と それだけ送ったら、また走り出した。
ショックを受ける内容って、なんだろう。 それに、オリジナルから急に連絡が、入る? 何があったんだろう。
──なにか、起こってる? そんな胸騒ぎもあったけれど、 昨日会ったナナの表情がひとつひとつ、思い浮かぶ。 時々「ナナ!」って声を張り上げて呼んで、 その姿を探し回った。
ナナの事、見付けられたかな。**]
(155) 2026/02/15(Sun) 04時半頃
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飛虎隊 テリアは、メモを貼った。
2026/02/15(Sun) 04時半頃
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/* んっもしかして花束受け取ってくれた人?????
(-63) 2026/02/15(Sun) 06時頃
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/* だったわ(メモ見た
わーい そういうことに しよう!
(-64) 2026/02/15(Sun) 06時半頃
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/* 記憶を消したら見知らぬ誰かだから殺さなくていい…… ってことにならないか? どうかな……
(-65) 2026/02/15(Sun) 06時半頃
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/* 9年前にポーラーのクローンが自死して、その後に流産してしまった我が子を模してポーラを生み出した? かな? 時系列的にはギリいけるような。
(-66) 2026/02/15(Sun) 07時頃
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―― ***** ――
――― 送信の準備は整った。 秘匿ネットワークを何重にも介し 発信元を徹底的に隠し、わたしが彼女の オリジナルであることだけを明確にして 死後速やかに送られるように設定。
メッセージは、全て自分の手で打ち込んだ。 でなければ改竄の危険もあったからだ。
端末の履歴を消去し 元あった場所に戻した瞬間、ノックの音がした。
ああ、また、聞きたくない声が聴こえる。
(*90) 2026/02/15(Sun) 07時頃
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「 ■■■■■■さま、 やはり我々としては…… 」
「 容認できないと言うのでしょう 」
一日の殆どを寝台の上で過ごしている。 もう身を起こすのがやっとだったが それをおくびにも出さず背筋を正した。
国を閉ざす決意を議会に伝えてから 反対派に動きがあるのは知っていた。 彼等は毎日、口を開くや否やお決まりの台詞。
(*91) 2026/02/15(Sun) 07時頃
|
|
「 有事のために用意した 貴女様のクローンを呼び戻すべきと 」
「 ……… それで? 」
彼等を両の碧玉でひたと見据え、冷徹なほどの声で先を促す。 わたしが決して是を返すことがないと理解ったのだろう。 最近、彼らは感情に訴えかけてくるようになった。
「 先代も先々代も悲しまれますよ! 侵略者どもに屈服するだなんて…… *****の誇りをお捨てになるのですか! 」
このような調子で。
(*92) 2026/02/15(Sun) 07時頃
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|
「 …北と東に白旗は上げません。 それに、彼等に差し出すわけでもありません。 利用させたくないだけです。
この国に領域としての価値はありませんが まだ多く埋もれたままの資源全てをこの地ごと かねてより信頼を置く他国に移譲する。 その代わり……残る数百人の民の受け入れと 生涯の安全保障を申し入れます。
……土地も故郷も無くなりはしませんよ。 ただ、形と名を変えるだけ。
わたし自身が交渉の場に立ち 既にパイプを繋いであります。 北と東に、国主不在の間隙を突かせぬように。 わたしが命を落とすよりも早く 手続きがなされるように 」
(*93) 2026/02/15(Sun) 07時頃
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|
しかしなおも語気荒く言い募る長老衆に、 す、と シェルター内でも清浄と言えぬ空気を吸い込む。
「 ……あなたがたは。 誰よりも早くシェルターに潜り 平均寿命を越えて生きながらえているのに 今更、何に執着をするというの。
いつまで被害者面をするのです。 地球上で長く戦火が収まらない原因の一端は 間違いなく我が国にもあるのですよ……! 」
指が震えるのは、怒りか、それとも病か。 どちらなのか、もうわからないけれど。
(*94) 2026/02/15(Sun) 07時頃
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「 歴史、誇り? それが何だというのです。 息も絶え絶えで、無様に命を繋ぐことが誇りですか? 重要なのは国の名ではありません。 ……選択を誤り続けるうちに またひとり、人が死んでいく。
この命ひとつで子供たちの未来が 繋がるのならば安いものでしょう わたしは国主として 一人でも民を生かすことを選びます!
……容認できないと言うのであれば いっそこの場で舌を噛み切って 死んで差し上げてもよろしいのですよ? そうなれば、すぐに隣国の手が伸び 今度こそ何も残ることはないでしょうね 」
(*95) 2026/02/15(Sun) 07時頃
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|
「 ……さあ、もう退出してください。 本日はもう、お話することはありません 」
渋りながらも退出する長老勢に一瞥をくれ 足音が消えるまで背筋を正し微動だにせずに居た。 息を吐けば、俄かに激しく咳込んで傍らのグラスを手繰る。 この水だって、悪いものが除去しきれていない。 それでも、飲まなければ命を繋げない。
もう少し、もう少しだけ ……
(*96) 2026/02/15(Sun) 07時頃
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国の消滅・吸収・合併――国同士の手続きは 本来煩雑で長い時間を要するものだが、 この国の周辺域はほとんど原始的な 土地取りゲームになっている。 不利なようだが、盤面が絶えず動く状況は都合は良かった。
さて、スペアを呼び戻す時間などないと 話に多少の誇張は行ったけれど 彼等はきっとすぐには諦めてくれないだろう。
(*97) 2026/02/15(Sun) 07時頃
|
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スペアとは、頑なに遠く在ろうとした。 だって 知ってしまえばきっと なにかできないか、考えてしまう。 あなたはわたしだから。 繋がりなど希薄な方が良い。
わたしたちの都合で生まれてしまったあなた それでも、生きて行かねばならないあなた
ねえ ごめんなさい 謝ってもキリがないけれど
せめて 巻き込まれないでいて。
**
(*98) 2026/02/15(Sun) 07時頃
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―― 自室 ――
[ 立ち眩みのような症状は 暫く蹲るうちに収まった。 胸の痞えを流し込むように水を飲む。 殺菌のされた、濁りのない水を。
――濁った水を飲んでいたひとは もう命を落としてしまったのに
彼女は最後まで国の名も 自身の名を名乗ることもしなかった。 調べればすぐにどの国の誰であるのかを 知ることはできるのだろうが 望まれていない行為だと分かっていた。 ]
(156) 2026/02/15(Sun) 07時頃
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私は………
[ すぐには整理がつきそうにない。 しかし、鬱屈として篭っているわけにもいかない。 すっかり冷めてしまったカップを片付けに立つ。
立鏡に映る自分は、私服の上にローブを 肩に引っ掛けただけの中途半端な姿。 数拍迷って、ファスナーを引き上げた。 マスクで顔を覆い、フードの位置を合わせる。
『無関係』をのぞまれていても 今はまだ、棄てずに居ても許されるだろうか。 ]
(157) 2026/02/15(Sun) 07時半頃
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[ 厚着越しに、変わらぬ日差しが降り注ぐ。 鍵を無造作に投げ込んだポケットには 既に先客の石がひとつ。 指先で転がせばまだ温かい気がした。
自然、前夜の会話に意識が向いた。 思えば、なんてタイムリーな話題。
受け取ったバトンの存在は忘れていない。 けれど返しに行くにはまだ少し 整理が付かないから、 いつもと変わらないアレイトの地表を いつもと同じように歩いてみることにする。 ]
(158) 2026/02/15(Sun) 07時半頃
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/* お時間あればバトン絡みで 近々エフさんのところにはお伺いしたいのだけど 今フリーなのはポーラさん・マトリクスさん・ナユタさんかしら? マトさんにお声がけ していい? ほらポジション的に……
(-67) 2026/02/15(Sun) 07時半頃
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|
クレパスキュールさん 大丈夫だったの?
ポーラさんがメッセージをくれていたのだけど 診療所に連絡したらもう退院したと聞いて。
[ 路上で空を仰いでいる人に声を向ける。>>137 蛍光色のアイウェアに弾けるような色彩を纏う マトリクスは遠目でも見逃さぬほど目立つ。 ]
確か、あなたも常連だったよな。
[ つられるように首を上へ向けた。 彼もまたオリジナルからメッセージが 届いていることは知らないままに。 **]
(159) 2026/02/15(Sun) 07時半頃
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/* >>0:16 愛称ポーラでよかった
(-68) 2026/02/15(Sun) 09時頃
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***CL-1号
「双子とクローンって、何が違うのだろう?」
幼い頃から疑問に思って、専門誌を読み漁っていた。
私の父は脳神経科学の権威で 何十本もの画期的な論文に発表し続け 科学史に燦然とその名を刻んでいた。 率いる研究チームは国家規模のプロジェクトに参画し 私が生まれたのもその一環だった。
もとは一卵性双生児だった私たちは 頻繁にテストめいた実験に参加させられたが 概ね普通の兄弟のように育った。
(*99) 2026/02/15(Sun) 10時半頃
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双子だから、よく似ている。 鏡合わせのような 私 と 彼。
――その彼が、たまに別人と すり替わっていることに気付いたのは 年齢が片手に満たない頃。
昨日一緒に遊んだゲームの 勝敗を覚えていない。 取り合いの喧嘩になっていた好物の クロケットを、急に多めに譲ってくれる。 お気に入りの魚の図鑑に見向きもしなくなり、 戦車の模型に夢中になった。
(*100) 2026/02/15(Sun) 10時半頃
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子供が飽きっぽくて移り気なのは 自分にも身に覚えがあったけれど、 あまりに別人で不気味だった。 絵本で読んだ物語のように 宇宙人に乗っ取られたんじゃないか、 と本人を前にしては言えなくて。つい――
「おとうさん。■■■■が変なんだ。 だって、約束を破っても謝るどころか もともと覚えてないって言い張るし
やたらとジグソーパズルが早くなったり でも木登りはてんでダメになったり……」
募った違和感を父に訴えたら、 「そうか」と静かに頷いた。 次の日から、もとの■■■■が帰ってきた。
(*101) 2026/02/15(Sun) 10時半頃
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大人の人たちは、『誤差』がどうこう口にしていた。 私はよく分からなかったけれど、いつもの兄弟に 戻ってくれたことが素直に嬉しかった。
ただ、忘れたわけじゃない。
――■■■■じゃなかった時の彼は、 一体どこへ行ってしまったのだろう?**
(*102) 2026/02/15(Sun) 10時半頃
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「……え? ああ、モスキート」
温かな人工の日差しの下に不釣り合いな 暗色のマスク姿に目を留めた。 名を呼ばれたわけじゃなかったから、 きょろきょろと辺りを見渡してしまう。 それからモスキートの問う言葉の意味を嚙み砕いた。
「クレパスキュールは、うん、 もう大丈夫みたいだよ。 ポーラのメッセージ、キミにも届いたんだネ」
全身フード姿のモスキートは マスクを外す姿も見たことがなく性別すら定かでない。
(160) 2026/02/15(Sun) 11時頃
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「常連……クラブなら週5で通ってる。
モスキートは……踊らなそうだよね」
答えながらも、ボクの声はどこか精彩を欠いて ぼんやりとしていただろう。
「モスキートは……大丈夫? ほら、いつも検診受けてるからさ、」
確か異常はないと前に聞いた気はするが、 死の報を受けたばかりだからか、気になって訊ねていた。*
(161) 2026/02/15(Sun) 11時頃
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/* あっ プロローグのCLなんとかたちはクレパスの人? 設定が濃い……
(-69) 2026/02/15(Sun) 11時頃
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数十年前戦争が勃発した。 前大統領は大義は我が国にある、 一年でこの戦いは終結すると息巻いていたが、
戦火は広がり、収拾がつかなくなると逃げるように退任した。 私が後を継いだ時には既に二国間の争いではなくなっていた。
隣国の小さな国は緩衝地帯の役割を果たす。 協力を求め物資を要求し、戦火に巻き込んだ結果、 その小さな国は瞬く間に疲弊していった。
幼い頃に旅行で訪れた際駆けまわった 澄んだ湖沼や青々とした森林は今や見る影もない。
他歴史が長いだけの小さな国だ、 一時的に他国からの突き上げや誹りを受けても 気にすることはない。
(*103) 2026/02/15(Sun) 11時頃
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そう。気にすることはない筈だったが。
いつかの首脳会議で相対したときの 貫くような碧玉。 私の目には扁平な真四角にしか映らなかったというのに、 やけに印象に残った。*
(*104) 2026/02/15(Sun) 11時頃
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――教会――
静謐な空間の中で、思考は無限ループし続けた。 さっさと名前を聞いてしまえばいい、 でも具体的な名前を聞くのが怖い。 その繰り返し。
考え事に疲れた末に、ポーラに今朝のメッセージの 返信を送ることにした。>>0:455 現実逃避を兼ねて、好奇心を満たしたくなって。 だって……気になるだろ。
『救急ロボットは昨日見た。あれ、花屋だったのか。 すごいダンスってどんな?』
少し日常の空気を吸えれば、心機一転できると 思ったんだ。ポーラも今まさに日常を失っているとは 夢にも思わずに。
(162) 2026/02/15(Sun) 11時頃
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その後は、さすがにそろそろ家に帰って 着替えようと思い、席を立つ。 すっかりそれどころでなくなっていたが、 そういえば今日も仕事はあった。
後れ馳せながらオリジナルの死亡連絡があったと 管理棟に連絡を入れたら、落ち着くまで休暇を くれるらしい。
……まあ、そういうものだよな。それまでと 別人になってしまう可能性が高いのだから。
教会から出て集合住宅の自室まで走る間、 誰にも出会わないことを俺は祈ったが。 運悪く出会ってしまった際には、 無視して逃げたりはしないと思う。 *
(163) 2026/02/15(Sun) 11時頃
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――走馬灯――
運命の出逢いがあった。 俺のクローンを宇宙コロニーに送った直後のことだ。
仕事の関係で兵器開発会社と関わりができ、 研究者数人と知り合い、その中に彼女がいた。>>*79
軍事にまつわる人間に好意を抱くなんてことが 自分に起きるとは夢にも思わなかった。 そのぐらい彼女は特別だった。
会うたびに思いは強まって、二人きりの時間を 何度も作った。世が世なら、当然のように結婚して 家庭を築いていたのだろうに。>>*81>>*82
(*105) 2026/02/15(Sun) 11時頃
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この戦乱の時代では、いつどこで何を録音・録画 されているかわからない。 いくら愛し合っていようが、全ての心情や思惑を 正直に明かし合うわけにはいかなかった。 俺も、きっと彼女も。
俺にとっては、クローンを持つオリジナルは通常、 死後にはクローンの体を使って延命するものだった。 俺は彼女にもクローンがいると知ったとき、 彼女も当然そうするつもりだと身勝手に思い込んだ。 子細に問うわけにはいかなかったとも言えるが。
俺が最終的に至った思考もまた、 彼女に事前に明かしたことはない。>>*50>>*51 こんな話を言葉に出したが最後、 軍に拘束されておしまいだろうからな。
(*106) 2026/02/15(Sun) 11時頃
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もし正直に全てを語り合えていたら、 何か違ったのだろうか?
そんなことを考えても、もう、今更だ。**
(*107) 2026/02/15(Sun) 11時頃
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/* 無理して設定歪めさせてないかなーが一番心配 ねこちゃんのことはいいんですか……?
(-70) 2026/02/15(Sun) 11時半頃
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そう、それ。クラブ。 『若者の社交場』って呼んでいたから、つい と、いうか言葉自体が足りていなかったな。すまない。
[ ついでに挨拶も取り落としていたらしい。 ]
クレパスキュールさんの参加もだし 搬送されたのが彼だということにも驚いて ポーラさんの書き間違いか私の読み違いかと 何度か文面を見直してしまった。
大丈夫なら安心したよ。 慣れないお酒には気を付けないとな。
[ あなたは慣れていそうだけど、と見えぬ目を細める。 ]
(164) 2026/02/15(Sun) 12時頃
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踊らないな。 身体が動かないわけではないと思うのだけど 流行りのダンスというのは別の才能だと思ってる。 見たかったな。”すごいダンス” 体調のことなら、私はなんともない。 それにもう、頻繁には受けなくなると思う。 ……オリジナルが死んだらしい。
[ 少し間が空いたが、存外にすんなりと 何のことはないかのように音にすることが出来た。 ]
あなたこそ、日中に会うのは珍しい。 休講日? *
(165) 2026/02/15(Sun) 12時頃
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/* ポーラ(クローン)が生まれたのは1年前 アシスタントのクローン自死は9年前 8年間助手がいない時期が?
だいぶ無理して合わせてもらってないかなあ!!!! 大丈夫かなあ……はらはら
(-71) 2026/02/15(Sun) 12時半頃
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── 花屋Crépuscule ──
[ 花屋の扉を開く。 能面のような顔の男が出迎える>>148 クレパスキュール、何度か修理に訪れていたか。>>150
花の購入は数回だったかもしれないが 一方でたとえば園芸用品 ── 子どもに持ち込まれた植木鉢の修理、 支柱の補強など、修理屋の範疇を超えた任務のため 花屋を頼ったこともあっただろう
花の定期便は、 あまりに柄ではないため断った。
恐らく「店名の意味」を尋ねた際に、 彼自身が同じ名前なのだと聞いたのではなかろうか その時きっと、俺のほうも 修理屋アイゼンの名前の由来を口走っていたはず ]
(166) 2026/02/15(Sun) 12時半頃
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[ ─── さて。
店内モニタにはバラの花 足がもつれてよろけるクレパスキュールに 思わず支えの手が伸びるが、 それはおそらく杞憂に終わっただろう ]
……むか、え、酒。 いや、どうだかな…… 酒はほどほどにしておけよ 一度倒れたならなおさらだ
[ 酒によるクローンの故障、なんて まったく笑えたものじゃない。 ]
(167) 2026/02/15(Sun) 12時半頃
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…今日は花ではなくてな ほんのすこし相談があってな
[ そこまで踏み込んだ仲ではなかった筈だが そんな折りいった一言に、何を思うだろう 奇しくもお互い『通知』を受け取った朝に。 ]
いや別に身構えるものじゃないんだ 切り花を長持ちさせる方法を教えてほしい 知人からガーベラの花を1輪貰ってな 花瓶に挿してはいるんだが、 やはり数日もすれば、元気もなくてな
[ 思い浮かべるはテーブルの上のガーベラの花 ]
(168) 2026/02/15(Sun) 12時半頃
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…花なんて柄じゃないだろ 別に放っておいても、いいんだが
………今は、なんだ、その。 生き物が朽ちていくのを見たくない気分なんだ
[ 死から離れたい。 オリジナルがしてきたことから、 オリジナルから託された『取引』から、 今は少し、目を背けていたい気分だった。 ]**
(169) 2026/02/15(Sun) 12時半頃
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/* >>169 良〜〜〜
(-72) 2026/02/15(Sun) 12時半頃
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/* そういや遺言ラッシュが圧巻でさあ 「ゆなまぎさん天才なのかな……?」って思ってました (この村の原案はゆなまぎさん)
欲を言えばオリジナル同士の縁故がもうちょっと結びやすいほうがよかったかね!? でもこの辺完全フリーにしたからこそのマト&モスの設定だとも思うしなー……
赤窓開くまでオリジナル視点は封印したのがやりづらかったかなあ でも窓は分けたほうが読みやすいかと思って……
(-73) 2026/02/15(Sun) 13時頃
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/* ワァァ まさかの面識あり縁故ありがとう〜〜 大統領というから超大国かと思えば!! バチバチしてる北か東の想定でいらっしゃいそうだけど そう、滅びちゃうのですね………
数十年前(パッパかじぃじの時代)近隣で戦争勃発 10年前ほど前:まだ自然影響少なめ ±0年:53ちゃん継承 0〜+2,3年:クローン計画〜作成(クローン0年・オリジナル22,3歳) →+5年:現在 (クローン5年、オリジナル享年27,8歳)
首脳会議に出られているとしたら 継承前〜2,3年前くらいまでですね。 継承前なら、パッパに連れられて参加かな。
(-74) 2026/02/15(Sun) 13時頃
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── それは隣国への裏切り行為では… ── 範囲内にある同盟国への影響が……
そんな声が挙がるのを 私は部屋の片隅でじっと見ている
武器や兵器の輸出入の決定権は 実情は国家にあり、武器商人は片隅で控えるだけ 一方知識を求められたら嬉々として、 利の傾くほうへ有利な形で提案をした
企業の元締めは大国だったが 実際『武器の販売・流通は自国に限らない』。 そう、例えば中東での戦争には、 より金を積んだ国へと武器を流した 例えば東国でのいさかいには より自国への有利な条件を提案する方へと流す そうして国を潤わせて、私腹を肥やして生きてきた
(*108) 2026/02/15(Sun) 13時頃
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それにより弱小国が滅びようと心は痛まなかったし 昨日まで武器を販売していた側への調達をストップし 敵対国により強大な兵器を流す、 そんなことだって日常茶飯事だった
(*109) 2026/02/15(Sun) 13時頃
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そして兵器開発に携わる世界企業のうち、 5本指に入るであろうNeoArms Corporationは ある意味競合でもあっただろうか 旧式従来型の銃火器や核兵器を中心に ── といっても旧時代に比べれば天と地の差だ 扱っている我が社とは異なり、 NeoArmsは生物兵器を中心に扱っている企業で 最終的に“同じ国が両方の兵器を使用する” そんな場面だってきっとあっただろう。 競合であり、棲み分けであり
何にせよこちらは戦争の顛末など興味がない 人に生き死ににもなんの感慨も湧かないし 大切なのは、どれだけ製品が売れるか、だ。**
(*110) 2026/02/15(Sun) 13時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2026/02/15(Sun) 13時頃
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/* NeoArmsを使ってもらえてるにゃー
(-75) 2026/02/15(Sun) 13時半頃
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――花屋Crépuscule>>166――
「――呑めば、また無様な姿を 晒すことになるかも知れませんが、それでも……。
エフ様は、何かを忘れたい時、 どうされていますか?」
ポーラにドン引かれたのを鑑みると、 調節弄るのは非常識らしい。 鋏形にした右手でチョキチョキしてみる。 タイミング的に、遺言に纏ることだと察せよう。
未だクラブを再訪するには心も体も 準備が整っていないから 近場のバーにでも繰り出そうかと思っていたのだ。 急に見張り役を頼むのも気が引ける。 泥酔以外の効果的な方法があるなら、試してみたい。
(170) 2026/02/15(Sun) 13時半頃
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彼の相談に軽く頷く。 ガーベラ。穏やかな燈を灯すような 『初めて贈られた花』。 慌ただしく退院した折、 ロクに世話もしてやれなかった束を持ち帰り、 今はスワッグにして居室に飾っている。
「知人は、ポーラ様ですか?」
つい先ほど話題に上がった人物に、 ある程度確信を持って。
(171) 2026/02/15(Sun) 13時半頃
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「まず、切り花のガーベラは花瓶の水は 少な目にする必要があります。
残念ながら、アレイトの気候では 地面に挿しても根付きません。
長もちさせるためには 少し茎をカットして、切り口を沸騰した 湯に漬ける、湯あげ という手段もあります。
あ、ほんの10秒くらいですよ」
そうして、花弁に蒸気を当てない方法や 吸水の手順など、細かな注意点を伝える。 花のこととなると、澱みなく言葉が連なるのは まるで誰かに喋らされているようだ。
(172) 2026/02/15(Sun) 13時半頃
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「柄ではない、なんて思いません。 誰かに花を贈って貰える、というのは 存外に嬉しいものなのだと、私も最近知りました。
大事に慈しんでいただけて、花屋としても有難いです。
エフ様が修理なさっているのも 同じように誰かの思いが籠った 大事にされてきた物、でしょう」
枯れゆく花に囲まれていても、 彼の零した感情の揺らぎは、理解できる。 オリジナルの死に直面して、何を抱えているのだろう。
(173) 2026/02/15(Sun) 13時半頃
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「ご都合がよろしければ、後で一杯 呑みにでも行きませんか。
いきなり踊り出したりはしませんから。たぶん」
弔い酒――黙って杯を傾けるだけでも、 何かの慰めになるかも知れない。**
(174) 2026/02/15(Sun) 13時半頃
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―― 在りし日の記憶>>*103>>*104 ――
その人のことはよく覚えている。 はじめの記憶はわたしがまだ齢15,6の頃 父に連れられて向かった首脳会談の場。 次代継承者として各国の認識を得るのが目的で 若輩ではあるが国の置かれた状況は理解している。 発言権を持たぬなりに各国の“頭”の顔を覚えようと 視線を渡らせていた。
ふと、中年〜壮年後期の顔ぶれが居並ぶ中で ひときわ老齢の出席者が居るのに気づく。 最新型の電動車椅子。目が不自由にも見える。 手術を繰り返したのだろうか 生命維持に関わる器具のようなものも。
それが、近年圧力を強めていた隣国の 大統領であることをわたしは会談の後で知る。
(*111) 2026/02/15(Sun) 14時頃
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国力が低下するにつれ、 我が国にとっては首脳会談とは名ばかりの ただ只管肩身の狭い場となっていった。
出来る限り表情を変えぬよう努めていても 会議の口論が苛烈に飛び交う中で、 実質的な敵国に向ける眼差しは 睨み付けこそしないものの 厳しく射貫くようなものになっていたのだろう。
相手の肌を刺す針も、 吸血の手法も持たぬけれど、屈しはしないと “モスキート”なりの、無言の抵抗を。 **
(*112) 2026/02/15(Sun) 14時頃
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[ボクの脳の中に何かヒントはないだろうか。 理系の天才だったんだろ?全記憶抹消とかじゃなくて… もっと他に方法ないの。
一生懸命、自分の中にあるものを深堀りしてみるけど。 きっと随分弄られているんだろうな。 これは、という部分には靄が掛かっていて分からない。
そもそも記憶を弄れるという情報も消去されてたんだろ。 クレパスに聞くまで発想すらできなかったんだから。
プライベートの記憶だって曖昧だ。 猫……ブランケット……狭いけどハイクラスのマンション。 ……誰かが、居た気がする。
猫を飼い始めた時に、会いに来てくれた誰か…… 大事な人のような気がするのに……詳しく思い出せない。]
(175) 2026/02/15(Sun) 14時頃
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[モニタを付けてニュースを流し、ぼんやりしていたら ナユタから通信が入った。>>162 ……ボクの日常にいる人だ。少し、ホッとする。]
『そうだよ、急性アル中で入院しちゃったよ…… ダンスはねぇ、もう、すごかった。 『 I, Robot. 』って映画知ってる? あれに出るロボットが全力で壊れたみたいな感じ!』
[クレパスに知られたらきっと怒られるに違いない。 でもダンス自体は、楽しい思い出だから。 その後は、良くないけど。 クレパスがしぬかと思ってボクがしぬかと思ったけど。
一旦そう返信をして…… モニタから、地球関連のニュースが流れて来るのを見た。]
(176) 2026/02/15(Sun) 14時頃
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**地球連邦ニュースネットワーク (EFNN) 速報 – NeoArms本社の武器開発部門が爆撃される 現地時間午前4時頃、高出力プラズマ爆弾複数発が直撃 施設核心部が壊滅し、研究者・エンジニア約50名が死亡 数百名が負傷したとみられ…… **
[画面にあるのは、見覚えのある建物──の映像。 ただ見つめて、固まる。
これか。 オリジナルはきっと、ここに居たんだ。 そして───ああ。
あらためて。震えが止まらなくなる。]
(177) 2026/02/15(Sun) 14時頃
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『あ、の さ ナユタ、 いきなりなんかあれなんだけどさ…
ボクのオリジナル……、 死んでしまったみたいなんだ……。』
[全てを一人で抱えきれなくて、思わず さっきの話題とまるで違うテンションで……送信した。]*
(178) 2026/02/15(Sun) 14時頃
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[私のクローンのことは彼にも周知されていた。 クローン製作自体、それほど珍しい事ではなかったし 職場に行けば日常的に補佐している彼女が居たから。
ただ、ちょっと紛らわしいから。 私のほうは顔を隠すようにして、 無骨なアイウェアを身につけていた。
彼とふたりでいる時だけ、素顔になる。
武器開発部門に居る事は勿論、知られてたけど… 生物兵器に関わっていることは、彼にも言えなかった。
私は。 恐ろしい研究をしている自覚が、ちゃんとあったんだ。]
(*113) 2026/02/15(Sun) 14時頃
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[自分が秘密を持っているせいかな。 彼がクローンを作った事についても、 詳しい理由は聞かなかった。
別にいいんだ。すべてを明かしていなくたって ふたりで過ごしていれば、それだけで満たされる。
でも───でもいつか、 もし、戦争が終わる日が来たら。
無職になった私が、猫だけを抱えて あなたの元に飛び込める日が来たら、どんなにか──…]*
(*114) 2026/02/15(Sun) 14時頃
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>>164若者の社交場。 ユニークな言葉選びに少し気分が和む。 そういえばモスキートは何歳なんだろう。 何となく声の調子からそんなに年配ではないと 感じているのだけど。
「クレパスキュールね、 彼、存外に面白くて……え?」
こんなこと言ったら、また恥ずかしがるだろうか そんな疑念は続くモスキートの言葉で掻き消える。
(179) 2026/02/15(Sun) 14時半頃
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「オリジナルが……キミも?」
驚いて、アイウェアの下の目を丸くした。
「あ……いや、実はボクのオリジナルも、なんだ。
ってことは、キミは、 地球に降りるのかな?」
驚き戸惑いながら口にする。 休講日かというモスキートの言葉に返す余裕もないまま。*
(180) 2026/02/15(Sun) 14時半頃
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** [惑星間軍事博覧会「Ares Expo」は、 地球軌道上のドームで毎年開かれる兵器業界のイベントだ。 大規模であるにも関わらず極秘裏に開催されていて、 マスコミは一切シャットアウトされている。
無数のホログラムが浮かび、 プラズマ砲の試射音と低周波のBGMが響き渡る会場。 NeoArmsのブースで私は、 青く脈打つナノウィルス培養槽の前にいた。
勿論、ここで公開できるのは表向きのデモだけ。 本当の殺傷力なんてお見せできないが、 企業技術さえ売り込めればそれでいい。
私はデモの様子を確認していただけなのだが… 若い女性だからか、やたら話しかけられるし見られてる。
その時も視線を感じて。 振り返ると、黒コートの男が腕を組んで立っていた。]
(*115) 2026/02/15(Sun) 14時半頃
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[武器商人──といった出で立ち。
彼は旧式従来型の兵器を扱っている企業の人間らしい。 NeoArmsの技術に興味がおありかな、と少し話を振る。 でも技術というよりは販売戦略への興味だったか…、 逆に、私には話しやすかった。
どれほど残虐に圧倒的に人を殺せるか? 殺傷力は……死に至らしめるスピードは……、 そんな話ばかり耳に入って来ていたのだから、 ビジネスの話に終始する彼と話して、ホッとしたほどだ。
別れ際、ああ、と呼びかけて、 隣のコンパニオンが持っていた生花をひとつ拝借する。]
武器ばかり見ていたら目が疲れますよね?ふふ。 これ、どうぞ。
[そう言って彼の胸に差したのは、オレンジのガーベラ。]*
(*116) 2026/02/15(Sun) 14時半頃
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/* マトのオリジナルが大統領だから、オリジナルとは会えてなさそうなんだにゃあ……大企業とは言え平民……。 モスキート国主!!
(-76) 2026/02/15(Sun) 14時半頃
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/* >>177 これは何か別の死因のような気が……する
殺しに行く気だったけど。 その前に別の誰かによって多数が死亡……みたいな?
(-77) 2026/02/15(Sun) 14時半頃
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心臓が破裂すると錯覚するくらい走って、 やり方も知らないまま呼吸を整える。
肺が焼けるみたいに痛い。 吸って、吐いて。 それだけのことが、今は無性に難しかった。
ナユタの気配はない。 彼が本気を出せば、追いつくのは容易いはずだ。 それをしないということは、 考える時間をくれたのだろう。
その配慮が嬉しくて――少し悔しい。 彼と比較すると、 どうしたって自身の感情処理の未熟さが露呈するから。
(181) 2026/02/15(Sun) 14時半頃
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やがて呼吸が落ち着きはじめ、 先ほどの出来事を俯瞰する余裕が生まれる。
長年、命綱のように握りしめていた アイデンティティを失い。 生まれた意味は「ない」と突きつけられて。 コンプレックスを抉られたとはいえ。
子供とはいえ、あまりに子供じみた態度だった。 重ね重ね、自らの短慮を、恥じ入るばかりだ。
本当は、謝るべきなのだろう。 けれど彼の目的を思えば、 今すぐ踵を返して、 祈る神との時間を邪魔するのも躊躇われた。
それに …… 仕事を、しなければならない。 仕事をしないと、お金がもらえない。
(182) 2026/02/15(Sun) 14時半頃
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ゴミを拾うのも、 水で石段を磨くのも、 手のひらがひび割れても。
意味があるから、痛くても平気だった。 そうすれば、パンをひとつ、買えるから。 今日を生きることが、できるから。
……生きるために。
足が止まる。
何のために、生きるんだろう?
浮かばない答えに、呆然とする。 耳に馴染んだ優しい声が聞こえてくるまで。>>155 ただそこで、立ち尽くしていた。**
(183) 2026/02/15(Sun) 14時半頃
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/* みんなたいへんそう・・・ ナナシの物語は、本人の問題なので ちょっとメンケアすれば解決してしまうんだ><
エピまで持つかな〜(無理そう)
(-78) 2026/02/15(Sun) 14時半頃
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[ ダンス動画>>0:319は見ていないから ”すごい”というからにはさぞ花屋の店主は キレッキレのダンスを踊るのだろうと疑っていない。 ]
言われてみれば少し天然ぽいところはあるな。 前に、第二区画の新店出店の手伝いで、 アレンジメントの相談をした時も――
[ マトリクスもクレパスキュールも、 仕事の関係で顔を合わせることが多い。 だから、そういえばと思い出せるエピソードは幾つか。 正常を保とうとする心と 反対に傾こうとする心とが 絶えず鬩ぎ合っている。今も。 しかし、こうしてひとと何気ない話をすることで 塞ぐ心がごく僅かに和らぐような気もしていた。 ]
(184) 2026/02/15(Sun) 15時頃
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” も ” ? ……… それは… 何と言って良いか。 ご愁傷様です とも違うだろうし……
[ 正解が分からずに、言葉が彷徨う。 こう考えると、オリジナルの死というものは クローンにとってどういう扱いになるのだろう。 自分自身。親。兄弟姉妹。 ]
いや、それが まだよく分からなくて。 帰ってくるなと言われている のだと思う。 混乱してしまって、まだしっかりとは 頭に入ってきていない… 腹落ちしていない というのが正直なところだ。
あなたは……何か言われた? *
(185) 2026/02/15(Sun) 15時頃
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/* 帰宅
>>*116 なんてことをしてくれているんだ!(褒め
(-79) 2026/02/15(Sun) 15時頃
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>>184天然ぽいという言には、確かに、と頷いて。 モスキートの口から語られる クレパスキュールの天然エピソードに笑い声を洩らした。 そうそう、そう言えばこんなこともあったと、
ボクも彼の話をする。 それから、ふと過る。 ポーラは今どうしているだろう。 彼女の無邪気さが酷く懐かしかった。
(186) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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「うん……何とも言いづらい、のは解るよ」
ボクにとっての、モスキートにとってのオリジナル。 本体の死。顔も知らない会ったこともない相手。 あるいはマメに定期連絡を取り合って 記憶を共有していたのなら、 その死はもっと身近に感じたかもしれない。
「帰ってくるな? 地球は戦争中だから、案じてってことかな。 じゃあ、キミ自身が オリジナルの代わりを果たすってことは 求められてないってことだ」
(187) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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モスキート自身、まだ理解しきれていないようだ。 クローンはオリジナルのバックアップとして存在する。 いざという時、彼らの代わりを努めるのが基本認識で、 だからそれ以外の遺言に戸惑ってしまうのは当然だ。
ボク自身も、そう。
「ボクもそう……、
若い頃に叶えられなかった夢を 叶えて欲しいんだってさ。 オリジナルの務めをボクが果たすのは 能力的にもムリだって」
政治家としての知識も手腕も 戦争を続ける気持ちも、ボクにはない。だけど。
(188) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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「でもさ
ずっと、オリジナルのスペアとして 生きてきたのに、 急にそんなこと言われても って、
なんだか呆気ない気持ちだよ」
近い将来失う視力のことを思えば、 楽観的なばかりではないんだろうけど、 それでも拍子抜けした気分で空を仰いだ。*
(189) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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軍事力に乏しい小国の発言権は 会議の場では無きに等しく、 かの国での軍隊の配置に資源の分配 などといった議論が
年若い彼女と元首である父親の前で 憚りもなくなされた。
戦況は入り組み、単純な敵味方を語れる状態では なくなっている。 少しでも己の利になるよう、腹を探り合い、 人の命を駒にしての駆け引きがそこでは行われていた。
(*117) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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「君の国はそう遠くない未来 滅びるだろう」
会談を終えての移動中、ごく僅かな時間だ、 私はその目の持ち主を見ることなく口にした。
「世襲制とは、 随分古めかしい政治形態を敷いている。 とはいえ、君はまだ年若い。 ムリに困難な道を継ぐこともないだろうがね」
美しい自然と裏腹に、彼女の境遇は窮屈なものに映る。 父親がいなくなったあとは猶更だろう。 駒として利用できるか否か、量る思惑も持ち合わせて。
(*118) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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しかし、そんな皮算用をしたとて、 大国のひとつであった我が国も終焉の時を迎える。*
(*119) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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――自宅――
住宅街に人が少ない時間帯だったのが幸いしたか、 特に誰かの視線を意識することはないまま、無事 自宅に帰り着いた。
日頃の制服とはだいぶ異なるカジュアルな私服へと 着替え、一息ついて、メッセージを確認する。
ポーラからは、この短い時間に2通の返信があった。 届いた順に開くと、内容に眉が寄った。>>176
「急性アル中……」
程度によっては命の危険さえあるものだが……。 そこまで深刻な様子は見られないということは、 花屋の命に別状はないのだろう。
映画のタイトルには残念ながら心当たりがなかったが 全力で壊れたロボットという表現は少し怖かった。
(190) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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返信を送る前にもう一通も、と開いて ……手が止まった。>>178
ポーラのオリジナルも? 俺のオリジナルもだし、ナナのオリジナルも。
世界中で戦争が起こっているからか、これまでも 同日に複数のクローンが旅立っていったことは あったが……。
地球で大規模に死者が出た可能性を思うと、 なんとも背筋が寒くなった。
(191) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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一方で、さぞかし心細かろうという思いが浮かんで、 必死にメッセージを入力する。
『ポーラも? 実は、俺のオリジナルもだ。 今朝、死亡通知が来て、遺言が届いてて、 怖くて全部は聴けていないんだよな……。 あと、仕事は当分休みになった』
文章にすると妙に冷静に見える気がしたが、 このまま送信した。小細工するのもおかしな話だし。
非日常に放り出された者同士、 会って話したい気はしたのだが……。
俺とポーラはそれなりに親しいとは思っているが、 そういうことを頼める仲ではない気がして、 自分からは言い出せなかった。
(192) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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俺には思いつけそうにない。 俺とポーラのオリジナルが同じ場所にいた可能性は。
俺のオリジナルに想い人がいたというのは 日記によって察しているが、その相手に、 俺は心当たりがないんだ。
オリジナルの遺言を最後まで聴けば、何か追加の 情報はあるかもしれないのだが……。
それでもその思いは、俺にとっては 実感の湧かないものであり続けるだろう。>>0:353
(193) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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俺にとって、オリジナルは分岐の反対側。>>0:262 俺が歩んだかもしれないもうひとつの道。
何かが違ったら、俺とオリジナルの立場は 入れ替わっていたかもしれない。
現実は、俺がクローンなのだけれど……
俺だって、俺の人生を送っていいはずじゃないのか。*
(194) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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正直なところ、羨ましく感じて仕方が無かった。
宇宙の向こうで、宇宙空間と縁の切れない仕事をし、 戦争の影響を直接は受けない平和な暮らしを営む 俺のクローンが。
俺は地表に縫い付けられて、意に沿わない 技術の使い方を強要される日々。 それに加えて、いつどんな理由で死ぬかわからない。
地球にいるからこそ彼女に出逢えたのだけれど、 それでも――
俺は平和な日々が恋しくてたまらなかった。**
(*120) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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/* こう あれ オリジナル同士は恋愛していたかもしれないけど クローン同士はこれまでの縁故を大切に生きましょうねのつもりだったんだけど (というかポーラの設定だとクローン側はほんのわずかに我が子では) クローン同士も恋愛するつもりに見えてたらなんかごめんねっていう いやまあ未来は未知数なんですけどお……
(-80) 2026/02/15(Sun) 15時半頃
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その内に、■■■■と入れ替わった誰かが ■■■■と別人であることに私が 気付いてしまうとマズイことに気付いた。
彼は彼の方で、私とは違う、私の姿をした者と ――今思えば、クローン被験体と、 引き合わされていたらしい。
『誤差』が無視できなくなると、彼らはいなくなる。 それは、酷く恐ろしいことのような気がして。
彼らを守るためには、まずは私が なるべく個性を消さなければならない。 好むもの、好まざるもの、揺れる感情の機微。 彼らとの『誤差』が極力生じないように。
窮屈な生活を強いられはしたけれど、 自分の知らないところで 同じ顔をした命が摘まれるよりは、マシだった。**
(*121) 2026/02/15(Sun) 16時頃
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[ナナを探す足はあてもなく。 色んなところで彼女を見てきたけど、 それは色んなところに居る、という事だ。 教会で見る事が多かったけれど、 ナユタが連絡をくれた時ナナと会ったのが、 その教会じゃないかと思ったから。 教会は後回しにして、探し続けた。
そこに留まらせるピアノの音色。 聖母像を見上げていた側面。 オリジナルを神と呼び、 待ち続ける姿……
浮かんだ姿が、その後ろ姿がそこにあった。>>183]
(195) 2026/02/15(Sun) 16時頃
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ナ、ナっ……
[息も絶え絶えで、足も異様なほどに重くなってた。 駆け寄ったつもりだけど、ヨロヨロって感じだったかも。 格好悪い、けど、 これ以外の行動の選択肢は 私の中になかった。
搭載されている記憶の中の"テリア"は裕福で こんな風に走り回った事はない様に思う。 でも"テリア"も同じ様にしただろうな。
逃げられそうなら「待って」って声をかけて、 もしかしたら重い足に鞭打って走って捕まえる事になるかもしれないけど、なんとか、ナナのその手を取りたい。]
(196) 2026/02/15(Sun) 16時頃
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ナナ……
[見つけ出したはいいけど…… 何から話せばいいか、数瞬、逡巡して。]
……ナユタから聞いて。 ナナに、会いに来た。
[まずは、会いに来た理由を告げた。 酸素が足りないくせ、存外脳は落ち着いているらしい。*]
(197) 2026/02/15(Sun) 16時頃
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飛虎隊 テリアは、メモを貼った。
2026/02/15(Sun) 16時頃
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── 花屋Crépuscule ──
何かを忘れたいとき、か… あまりこの生活をしてきて、 何かを忘れたいと強く思うことが 今まではなかったんだがな、
ただそういう時は やはり何か別のことに没頭するに尽きる
[ 話のタイミング的に、 相手も何か忘れたいことがあるのだろうか 遺言を貰った、というのが伝われば、 互いにそうである、と明かしたはずで。 ]
(198) 2026/02/15(Sun) 16時頃
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そうだ、彼女だ。 ……そうか、お見舞いに行ったと言ってたな
[ 成程合点がいった。>>171 あの日のガーベラは、その見舞い花の一部か。 突然胸に挿されたものだから、 花の出所を詳しく聞くのを失念していたが 確かにおすそ分け、とも言っていた。 ]
…なるほどな…
[ これはポーラーに関することではなく、 ガーベラの活かし方について。 澱みない説明に、流石花屋とも思う。 ]
(199) 2026/02/15(Sun) 16時頃
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……何故か、 こいつだけは大切にしなければ そんな風に、思ってな。
[ 花を慈しむ気持ちは正直薄い そんな性格には生まれてこなかったようで それでもあの一輪のガーベラだけは、 何故か、大切に見守ろうと思ったのだ。
これもオリジナルの死によるものだろうか ────── それとも。 ]
(200) 2026/02/15(Sun) 16時頃
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…そうだな。 誰かの思い出、想い、 できる限り直してやれればいい、なんて ……“俺は”そう思って生きて来たんだがな
[ 含みのある言い方のまま途切れさせ 一つ小さくため息をつく。 ]
飲みに? ああ、そうだな、大賛成だ。 …だが頼むから飲み過ぎないでくれよ 俺は介抱はしないからな
[ 弔い酒も、悪くない。 ]*
(201) 2026/02/15(Sun) 16時頃
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/* 昨日一昨日にマトリクスに話しかける軸と、クレパスキュールのお見舞い軸書いてたんだけど……後者はぽいになりそうだな 前者も今更になってきたので出しにくい こうして話せてない人が三人にものぼる……
(-81) 2026/02/15(Sun) 16時頃
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/* 酔って壊れたキューちゃんを介抱しないエフ、だいぶ見たいが……
(-82) 2026/02/15(Sun) 16時頃
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── かつてAres Expoにて>>*115 ──
地球軌道上のドームで開催されるイベント Ares Expoへの参加は何度目だったか 各国の技術、最新の兵器、 …無論、公開できる情報のみではあったが 当然我が企業も出展している。
出展の担当は若者に任せ、 俺は専ら勉強という名の敵情視察だ。
その時居たのは、 青く脈打つナノウィルス培養槽の前>>*115 人だかりからやや離れて、その様子を眺めていた
(*122) 2026/02/15(Sun) 16時半頃
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NeoArmsの技術にも興味があったが 自社で活かせる部分とするなら 弾丸の改良部分だろうか。
近年は、旧式のように火薬を飛ばすだけでなく ウイルスやマイクロサイズの核爆弾、 マイクロチップ搭載のものなど、 弾丸部分の進化が多岐に渡っている 一方で旧式の銃火器であれば 未だ量産も容易く、型式さえ合えば 古いモデルでも十分に活躍してくれる 汎用性の高さで未だ好む層も多かった
(*123) 2026/02/15(Sun) 16時半頃
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……さて。 若い女性がこちらに寄ってきたので>>*116 暫し販売戦略について語ろうか
流通の舞台や、ターゲット、 国際情勢に至るまで。 我が国は幸いNeoArmsを有する国とは敵対しておらずで そういった意味でも公平に話せただろうか
展示会場ではありふれたやり取りで 幾度繰り返したかわからない軍事トークをあとに その場を去ろうとした矢先。
(*124) 2026/02/15(Sun) 16時半頃
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「……なんだ、これは」
彼女が胸に挿したのはオレンジのガーベラの花>>*116 どう見ても自分には不釣り合いで、 花を見てもなんの感傷も湧かなくて
思わず、感謝の言葉などよりも先に 反射神経のままに疑問符を返そうか。
(*125) 2026/02/15(Sun) 16時半頃
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──── ガーベラの花言葉は、 *
(202) 2026/02/15(Sun) 16時半頃
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──── 『希望』。 *
(*126) 2026/02/15(Sun) 16時半頃
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案じて……? そう、 そう だったのかな……
いや実はね 突き放されるようなことを言われて そのショックが意外と大きかったみたいだ。 ……捨てられた犬みたいな気持ちになっていた。
期待してはいけないと思っていたことを 私はどこかで期待してしまっていたんだろう。
[ 求められていない、という言葉は正しかった。 開いたばかりの傷に自ら塩を擦りこむようで 口にすれば、心の奥がつきりと痛むけれど。 飲み込むために、必要な儀式なのかもしれない。 ]
(203) 2026/02/15(Sun) 16時半頃
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若い頃に?
……務め、か。
[ そういう言い方をするということは オリジナルから比べて、マトリクスが若いのだろう。 或いは立場のある人間なのかもしれない。 能力的に務めを果たすことが出来ないというのは 彼とは意味が違うかもしれないが、自分も同じこと。
じっと耳を欹てて、考え、考え。 ]
(204) 2026/02/15(Sun) 16時半頃
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クローンの役割は、生きる意味でもあるから 急に取り上げられたら、 どうして良いか分からなくなってしまうよね。 でもオリジナルもオリジナルの人生があるから 人生の途中で、状況が変わって、 クローンの役割が…… そう、変わることもあるのかもしれない。
[ 不要になることが、とは言いたくなくて 言葉を選びつつ、フードのズレを直す。 ]
(205) 2026/02/15(Sun) 16時半頃
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……考えすぎかもしれないけれど。 あなたのオリジナルの言葉、 私には、とても思い遣り深いというか ……慈しんでいるようにも聴こえる。
[ 無論、自分はマトリクスの言葉を そのまま受け止めてそう感じたというだけで 彼に送られた文面を知らないのだけど ]
オリジナルの言う“叶えられなかった夢”が もしあなたの夢と一致しているなら 後押ししてくれているようにも聴こえるし――
(206) 2026/02/15(Sun) 16時半頃
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もし、思うものと違っていたとしても 違う道を応援してくれはしないかな。
[ 父親、母親、祖父、祖母、きょうだい…… クローンは本当の意味で、それらを知らない。 だから、これも期待かもしれない。 それでも、感じたことをそのままに口にして。
見上げる空。 人工の空のその先の、先。 そこには未来があるのだろうか。 * ]
(207) 2026/02/15(Sun) 16時半頃
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「……テリア?」
背後からかかる声。 確認するみたいに、名を呟いた。 そんなことをしなくても、 彼女の声を間違えたりはしない。
あの時、彼女が見つけて、尋ねてくれたから、 ただの名無しは ── ナナシになったんだ。 振り向けば、 目から滲んだものが、そのまま零れてしまいそうで。 彼女の姿を視界に入れないまま、 足元の影だけを見つめて、 絡まりそうな喉で、ゆっくりと言葉を紡いだ。
(208) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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「会いに来た? どうして。 必要ないよね。
テリアは、自分で掃除もできるし。 重たい家具だってひとりで動かせし。 高い棚の上だって、ひょいって手が届く。」
並べ立てた言葉の響きが、嫌になる。 本当は、こんな言い方をしたいわけじゃない。 止める術も持たないまま、 感情に引きずられてしまう未熟さが、 たまらなく情けなかった。
「……役に立てることなんて、ないよ。」
(209) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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……そういえば。
今まで、考えたことがなかった。 どうして彼女は、教会を訪ねてくれたんだろう。 何の役にも立てない、ただの子どものところへ。 どうして、わざわざ。
彼女が大人だからだろうか。 足元さえ曖昧な自分と違って、 自らの足で、しっかり歩いている人だから。
………… 本当に?
(210) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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「テリアはさ、」
ゆっくり振り向く。
「自分で、生きてる?」
(211) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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「それとも、誰かの願いの続き?」**
(212) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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俺は戦争を恨めしく思っていた。
そもそもの発端となった大国の大統領にも、 その後を継いだ全身を機械化した大統領にも、 どんなに国土が汚染されても折れようとしない 小国の元首にも、他、戦争をやめようとしない 数々の国家元首にとにかく嫌気が差すばかりだった。
戦争を好機として栄える武器商人たちにも、 こいつらが存在しなければもっと早く戦争が 終結したはずなのにと何度思ったことか。
(*127) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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彼女が属する会社だって武器商人みたいなものだが、 彼女にだけは不思議と恨みも憎しみもなかった。
俺の中では彼女は『会社に都合よく使われている 被害者』という位置づけだったんだろう。彼女が 好んで兵器を作っているとは思っていなかったから。
(*128) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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俺は宇宙開発が主力事業とする企業に属していた。 だが、戦争が始まってから、とある大企業と密な 業務提携をした。それがNeoArms Corporation、 彼女が属する兵器開発企業だ。 そうして社屋には自由に出入りできるようになった。
とはいえ社内でも機密保持のための制限は厳格な上、 俺の仕事は研究開発では下流に当たり、 言われるままをやるしかない立場。 研究室だの開発室だのは、入るどころか 内容さえ知ることができなかった。
彼女とも仕事上は直接関わる分野でなく、>>*113 業務内容の詳細は互いに知らないままだった。
(*129) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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俺が仕事以外にやっていたことといったら、
彼女が共用エリアに休憩に出てくる時間を見計らって 飲み物を差し入れたり、話せる範囲の話に付き合って 気を安らげたり。
効率を突き詰めた食事に終始していた彼女を>>*79 戦争中ながら上等な食事のできるレストランの ディナーに連れて行ったり。
ほんの僅かな休日で、ちょっとだけ戦争を 忘れられるような、ささやかな外出をしたり。 猫と一緒に遊びに行ける場所を探しもした。
若くして高い地位に就いた彼女を支えたくて、 穏やかな時間を与えようとし続けていたんだ。>>*81
彼女の名前が正しくは「ポーラー」なのはもちろん 知っていたが、俺は「ポーラ」と呼ぶのを好んだ。 普通の女の子みたいで可愛らしいから、と言って。*
(*130) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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思い詰めた俺が遺言を残した、その日。
社屋に泊まり込むことになると言っていた彼女を、 早朝に、差し入れを持って行くていで訪ねた。 それ自体は過去にも何度もやったことだ。
疲れた彼女を労うつもりで、睡眠薬入りの飲み物でも 飲ませて、それから……というつもりだったのだが。
それを差し出す前に、社屋が揺れた。>>177 轟音と振動、緊急事態を報せるアラーム、 音の洪水の中で俺は――
このまま逃げようとしなければ 目的が果たせると、思ってしまった。
(*131) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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思考を巡らす間にも、再度爆音と振動が響いた。 床が傾きすらしたかもしれない。
「ポーラ、この様子じゃきっと無理だ」
彼女に腕を伸ばし、抱き締めようとしたけれど。 彼女は生き延びようとしただろうか。
(*132) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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いずれにせよ、爆音と轟音のなか崩れていく社屋で、 俺には彼女が先に命を落としたように思えた。
後を追うことに躊躇いはなかった――というよりも。 万に一つでも自分だけ生き延びることがないように、 俺は自分の命を絶ったんだ。** >>*54
(*133) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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/* ほんと付き合わせてゴメンネに今なってる…… なんでこんなネタをもってきた……………… 自分に向いてないすぎる
いや、楽しくないわけではないんですけど 迷惑かけてないかなってひたすら心配で……ぷるぷる
(-83) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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/* しょうしんものはこういうのはペア村でやりましょう、と思いました いやでもペア村でもあんま打ち合わせってしないな……? おわりだ……
(-84) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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――花屋Crépuscule>>198――
「私も、無味乾燥としつつも 咲き乱れる花の色彩りに囲まれた平穏な日々を 過ごせていたんですけどね」
泥沼の世界大戦に明け暮れる地獄に比べれば 当初謳われていた楽園に近い暮らし。
自分は無表情を装いながら、 チラとエフの反応を窺う。 入院と見舞いの件だけでなく、 どこまでポーラから漏れ聞いているのだろう。
「つい先日、特大級の失敗をしてしまいまして。 いやはや、お酒って怖いですねハハハハ」
表情筋が仕事しない者同士。少しも目が笑っていない。 性懲りもなく繰り返そうとしている自分が、愚かだ。
(213) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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/* ところでさっき霧出てなかった?
(-85) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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「そこまで思い入れがあるのでしたら、 押し花にしたり、ドライフラワーにしたりと 引き続き手元で愛で置くこともできますよ」
プリザーブド加工もたまに請け負うが、 それはエフは望まなさそうで、提案はしなかった。
同時に、一輪のガーベラが 彼にそこまでの影響を与えたことに 驚きと羨望を覚える。 酒精で舌が滑らかになったら、聞き出してみよう。
(214) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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「――では、夜に酒場でお会いしましょう。 恥ずかしながら、店で飲食をした経験に乏しいので ご面倒をおかけするかも知れませんが」
何せ普段口にするのは、無駄も味もない 栄養素の塊だけ。アイスを食べると口が冷たい、 ということも初めて知ったのだ。
持ち込まれた話>>57>>58の対価を託けて 折った半欠片をナナに手渡してみても そもそも食物と認識されなかった気がする。*
(215) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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/* おれはテリアが子どもを育てられるのを祈っているので…… ナナとお幸せにね……
あとポーラ(クローン)が親しいのはマトだと思っており そ、そこに横入りする気はなくってえ……
(-86) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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話の途切れたタイミングで ――エフが店を去り切る前に それを取り出してしまったのは、 動転と油断のせいだった。
一人で対峙するのを、無意識に畏れていたのだ。 本当の記憶にアクセスできる今なら、 オリジナルが何を送り付けてきたのか、 想像はできたはずなのに。
(216) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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展示台の上に無造作に置いた 地球からの最後の小包。
蓋を持ち上げれば、冷気のスモークが 玉手箱のようにもうもうと濫れて 幾つかの花の種とともに中央に鎮座していたのは
「っ!?」
ところどころに血痕の残る、生々しい臓器の色。 ご丁寧にパック詰めされた、人脳だった。
(217) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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「………… …………」
目を逸らして、そっ閉じした。**
(218) 2026/02/15(Sun) 17時頃
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/*
ひえぇ>人脳 でもそっ閉じなのわらう
(-87) 2026/02/15(Sun) 17時半頃
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「捨てられた犬かあ。 ボクも、なんていうか、迷子みたいな気持ち。
そう、ボクのオリジナルは 随分おじいさんみたいだよ。 叶えられなかった願いを クローンに託すぐらいだから、 往生したとは言い難いのかも」
随分好き勝手に生きた人物という印象はあるけれど、 実際のことは解らない。今となってはもう。
(219) 2026/02/15(Sun) 17時半頃
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|
「作られたと当初と 役割が変わってしまう場合はあるかもね。 ボクも、キミも。
慰めてくれているならありがとう」
モスキートが慎重に言葉を選んでいることが伝わって、 ボクは感謝の言葉を挟む。
「……どうだろうな、 ボクには自分勝手に思えたけれど、 後押しに、応援歌かあ……とても優しい解釈だと思う。 でもそうだね、ちょっと……考えてみるよ」
(220) 2026/02/15(Sun) 17時半頃
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思い描いていた遺言と別のものを託されたクローン、 そんな同じ立場であるせいか、 モスキートの言葉には重みがあって 耳にすんなり入ってくる。
「モスキートは優しいね、 おかげで少し気分が軽くなった。
オリジナルもそうだったのかな?」
クローンがオリジナルの気質を引き継ぐのなら、 ボクの本質は冷たくて利己的な人間かもしれないな、 そんなことを考えながら。
(221) 2026/02/15(Sun) 17時半頃
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「おっと、そろそろバイトに行かないと」
今日は休もうかと考えていたけど、 モスキートと話したおかげで幾らか落ち着いたから、 動こうという気持ちになっていた。**
(222) 2026/02/15(Sun) 17時半頃
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/* 脳出してそっ閉じでじわってる
(-88) 2026/02/15(Sun) 17時半頃
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/* クレパスキュールを応援しているよ……とても……
(-89) 2026/02/15(Sun) 17時半頃
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/* スマホから見ると画面下に延長ボタンがあって、画面下でページ切り替えるの怖いんだよな〜
(-90) 2026/02/15(Sun) 18時頃
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いや勝手な意見だ。済まない。 オリジナルの言葉で遺言を受け取っている あなたの受け取り方が正しいと思うよ。
わたしのオリジナルは…… なんというか、強いひとだった。 いや………強く在ろうとしているひと かな
[ 優しい、と言われるとこそばゆいけれど。 耳障りの良い言葉しか選べていないのならば やはり希薄な存在でしかない とも、片隅で思う。 純粋に褒めてくれているのは きちんと分かっているのだけれどね。 ]
(223) 2026/02/15(Sun) 18時半頃
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まあ私のことはいいのだけど、
オリジナルが自分勝手なのだったら あなたも自分勝手に生きてもいいのじゃないか? なんて。
え……バイト? これから? そう…… 無理せずに、頑張りすぎないようにな。 また面白いことでもあったら、教えてほしい。
[ こういう日くらい休みを取っても良いのでは。 いや、こういう日だからなのだろうか。 動いている方が落ち着く場合も往々にしてある。 そう思って、送り出す心算。 ** ]
(224) 2026/02/15(Sun) 18時半頃
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/* >>223 あ、「わたし」表記しちゃった 書き分けしているのに、癖が抜けない><
(-91) 2026/02/15(Sun) 18時半頃
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[ よい未来を選べますように ** ]
(225) 2026/02/15(Sun) 18時半頃
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[ナナを見付ける事はできて、 ひとまず無事だった事には安堵したけど。
私の声に気付いてくれたのに、 ナナは背中を向けたままだった。>>208 だから、近くに寄っても 無理矢理その顔を見ようとはしなかった。]
(226) 2026/02/15(Sun) 18時半頃
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|
必要ない……?
[彼女も、教会から走って出て行ったのかな。 声が乾いている。>>209 その言葉の冷たさから、 水分不足というだけではない事も計り知れたけど。 なんでそんな事を言うんだと、眉を寄せた。]
(227) 2026/02/15(Sun) 18時半頃
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|
はあ……? 私の何を知ってるって言うんだ。
[私だってナナの事、知ってる事は少ない。 だからナナの方からそんな風に言われるのは心外だった。
掃除?部屋は大体いつも散らかってるけど? 重い家具持てる様に見える?生憎筋トレとかした事ないんでね、全部業者任せだよ。 高い棚って……そりゃナナよりは背が高いだろうけど150cmくらいしかないんだ、学校で高い所の物を取ってもらう時は人頼みだよ。
そんな事をつい、苛立ちを含んで喋った。]
(228) 2026/02/15(Sun) 18時半頃
|
|
[大人げないよね。 でも、ナナがそんな言い方するから。 ナナも悪意があって言ってる訳じゃないってわかってるけど、「自分はできない」って事を並べ立てるから。
「役に立てることなんてない」と紡ぐ彼女に、]
そんな事、ない……。
[私が口にしたのは、 ナユタと同じ言葉だった。 彼女にとって聞くのは二回目で 震えそうな声だった私の言葉は、 彼女に届けるには弱いものだったろうな……。]
(229) 2026/02/15(Sun) 18時半頃
|
|
[彼女が黙っている間は、私も言葉を待った。 何かを考えている様だったから。>>210
そうしたら、ナナがゆっくり スローモーションの様に振り向いて。>>211]
ナナ……?
[自分で、生きてる……? 呼吸が落ち着いてきたから、 それがクローンの自分に投げられた言葉だと すぐにわかった。
続き>>212を聞けば、それが間違いではない事もわかったけれど。……難しい事を聞く。 彼女にとって切なるものだとしても、 クローンの身には、即答できるものでない様に思う。]
(230) 2026/02/15(Sun) 18時半頃
|
|
[ナナの欲しい言葉をあげられるなんて 烏滸がましい事は考えられない。 だから私は、ありのままを口にする。]
私は……"テリア"の願いで生まれた。 たぶん、"テリア"の願い通り生きてる。
私は"テリア"だから…… 自分で生きてるかどうかって気持ちが そもそも判断つかないけど……
(231) 2026/02/15(Sun) 18時半頃
|
|
ナナの事を支えたいって思ってる。
"テリア"はナナの事知らないんだから、 これは私の意志だろう。
[私は"テリア"の奥底にあった願いを、まだ知らない。 知らないからこそ、澱みない瞳で告げる。]
……オリジナルからは、なんて? あまりよくない内容だったと聞いてるけど、 本心かどうかなんて、わかる?
[本当に額面通り受け取っていいかなんか わからないだろう。彼女の気持ちに寄り添いたいけど、 私は大人として、そう意見するだろう。*]
(232) 2026/02/15(Sun) 18時半頃
|
|
/* すげー悩んだけど……テリアが救えると思ったりはしてないので……ありのままでGOちた
(-92) 2026/02/15(Sun) 19時頃
|
飛虎隊 テリアは、メモを貼った。
2026/02/15(Sun) 19時頃
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/* >>228 ここで喧嘩できるテリアを応援しています
(-93) 2026/02/15(Sun) 19時頃
|
|
/* みなさん
そろそろ メモで中身漏れてマス
(どうせ気付いてたからええんだけど)
(-94) 2026/02/15(Sun) 19時頃
|
|
――花屋Crépuscule ──
[ モノクロの毎日の中に一輪咲いた花。 決して特別なものではなかったものの それを大切にしようとしたのは ── 何か、理由があったような気がする、が 起動前の思い出など持たぬ俺は 空想に至る前に、霧散した。 安心して欲しい何も聞いてない>>213 …と心の中での会話などできない故に、 表情筋が仕事しない者同士は 笑わない目のままで会話を繰り広げた。 ]
(233) 2026/02/15(Sun) 19時頃
|
|
押し花、ドライフラワーか 成程な……。
[ いや、そこまでして大切にする理由は何だ? なんて感情の理由を探っても判るわけもなし 詰まるところ現実逃避をしたいのだろうと そういう結論に落ち着いて、曖昧に相槌を打った
まあいい、酒の席で、 改めてどうしたらいいか相談するのもいいだろう ]
(234) 2026/02/15(Sun) 19時頃
|
|
[ 飲食に慣れていない、と彼は言う>>215 この現代において、腹を満たすための手段は いろいろとあるし、人工クローンならなおさらで
一方で、どうやら俺のオリジナルは 比較的“良い物”を食べて生きていたらしい …金は、有ったようだから、
故に嗜好品としての酒や栄養摂取以上の目的での食事も この身体でも比較的行ってきたように思う。 ]
わかった。 また夜に。
[ そう言いかけて去ろうとしたところ ── ]
(235) 2026/02/15(Sun) 19時頃
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[ 視界の端にクレパスキュールの動作を捉える …人の動きには比較的敏感な方だ、 命を狙われていたオリジナルの所作なのだろうか
箱のようなものを動かしてフタを開ければ 煙のようなものが見えた
…さすがに爆発物かもしれん、 煙を見たあとでそのまま立ち去ることもできず 足を戻したのが、失敗だったか、 それとも功を奏したか。
箱の中に、グロテスクなものが、見えた >>217 ]
(236) 2026/02/15(Sun) 19時頃
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おい、それって…
[ 箱を閉じれば漂うのは残煙のみ 今の一瞬で見えたそれは何だったのだろう ]
……悪趣味だな 大丈夫か。
[ それがなんであれ、彼の表情から察するに 招かれざる贈り物だった、と推測できる。 ]
(237) 2026/02/15(Sun) 19時頃
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[ 甲斐甲斐しく付き添ってやるほどのやさしさはないが それでも椅子に座らせることくらいはできただろうか
話をするなら聞くし、 今は難しそうであれば、手で制した。
『夜は、気持ち次第で構わない。 もしもやはり具合が悪いようならば 遠慮なく、今日は休んでくれ。』
もしもすぐに立ち去ることになれば、 立ち去る前には、そんな風に沿えたかもしれない。 ]*
(238) 2026/02/15(Sun) 19時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2026/02/15(Sun) 19時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2026/02/15(Sun) 19時頃
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/* ハイライト ・アダルティ飲み会の開催 ・突然のSAN値減少イベント ・テリアちゃん&ナナちゃんが尊い
(-95) 2026/02/15(Sun) 19時頃
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/* エフのノリの良さも好きだな〜 いいやつ……
(-96) 2026/02/15(Sun) 19時頃
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/* まあ村に参加してくれた人たちは皆かわいいのだが。 みんなご参加ありがとう……
(-97) 2026/02/15(Sun) 19時頃
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/* ん……? 死亡イベント起きる可能性あるのです? 本当に?? もし回避してもナユタさんが別人エンド??
えっえっ>< ナユタさんポーラさん〜〜〜
(-98) 2026/02/15(Sun) 19時半頃
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/*
ポーラーさんの「ー」伸ばすの気付いていませんでした!
(-99) 2026/02/15(Sun) 19時半頃
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テリアは、いつも優しかったから。 大人になればみんな、自然と落ち着いて、 感情の制御なんて簡単にできるものだと思っていた。
だから。 苛立ちを滲ませた彼女の横顔に、少し驚いた。
…… あれ。 大人なのに、大人げないな……?
「えっと、掃除はした方がいいと思うよ……?」
彼女の気迫に押されながら、 思わず零れた言葉は、 あまりにも場違いだったかもしれない。
(239) 2026/02/15(Sun) 20時頃
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「ほら、埃って放っておくと積もるし。 咳の原因にもなるし。 床が見えなくなると、足元も危ないし……
あと汚れは最初は小さいけど、 放っておくと落ちなくなるから。 早いうちに拭けば、そんなに力いらないから……」
だから、何だというんだろう。
自分でも分からない疑問が渦を巻く。 今ここで言うべきことは、きっとそれじゃない。
それでも。
(240) 2026/02/15(Sun) 20時頃
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「……今度、教えてあげるね」
ぽつりと落ちた言葉は、 真っ直ぐに彼女の顔を捉えていて。
「"テリア"の願いかぁ …… ずっと、それを持ってたけど。 気付いたんだ。 "誰の"願いを待っていたのかも、知らないんだって」
いつの間にか、指の震えは止まっていて。 視界の端で揺れていた景色が、 少しずつ、輪郭を取り戻す。 なのに映る景色は、どこか現実感を欠いていて。
(241) 2026/02/15(Sun) 20時頃
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「本心かどうか? 知らないよ。 何もね、知らないんだよ。オリジナルのこと。 どうして自分を作ったのかも。」 唯一、分かるのは――」
答えを探すというより、 もう決めてしまった結論をなぞるように。
「神様はクローンが不要になった。 それだけ」
それだけで、すべてだったこと 口にして。 笑みというには薄い、 感情を置き去りにした顔で、笑う。**
(242) 2026/02/15(Sun) 20時頃
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「いや、モスキートの言葉はうれしかったよ。 ……自分勝手に?」
謝られる必要はない。 ボクは首を横に振って、続くモスキートの助言に 目を見開いた。
「そっか、そうだね。 自分勝手にやりたいことを、だネ。 ちょっとイメージ沸いたかも」
ボクはいつの間に、クローンらしくあろうと、 自分自身に制限をかけていたのかもしれない。
(243) 2026/02/15(Sun) 20時半頃
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「そうバイト。 明日イベントホールでグラフィカルソフトウェアの 展示ショーがあって、それの設営をやるんだ。 宇宙飛行技術への応用も見込んで、とかで 地球からお偉いさんも来るって話。
興味あったらモスキートもおいでよ」
地球は今どんな状況にあるのだろう、頭の片隅で 巡らせながらも明るい声を出す。
「強くあろうとしている、か、 モスキートのオリジナルは かっこいい人なんだろうね」
(244) 2026/02/15(Sun) 20時半頃
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「…………ところで、 モスキートって女の子?」
モスキートの語るオリジナルの像を 思い浮かべようとして、ふと沸いた疑問を口にした。 返事はあったかどうか、
「面白いことや楽しいことだね、了解。 モスキートも身体に気を付けて」
それじゃまた、ボクは濃色のフード姿に手を振って イベントホールに向かって歩き出す。**
(245) 2026/02/15(Sun) 20時半頃
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「見〜〜ま〜〜し〜〜た〜〜ね〜〜〜〜???」
ゆらぁり振り向き、白簾のように垂れる長髪の隙間から おどろおどろしい声を響かせた。
「いえ、きっと貴方は何も見ていません。 見ていないのです。ハイ、復唱!
わ た し は ! な に も ! み ま せ ん で し た !!」
グヮシィッとエフの腕を掴んで細指を食い込ませる。
ついに伝家の宝刀、頭ガツンを発動させる時が来たか。 華奢な子猫ちゃんに比べて、体格差の少ない 壮年の後頭部を殴打するのは難易度が高いが、致し方無い。
(246) 2026/02/15(Sun) 21時頃
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次善策として、脳内でナナが 『度数の強いアルコールを脳にぶち込め』と囁いている。
折しも、サシ飲みの快諾を取り付けたところだ。 酔い潰してしまえばいい。 海千山千の商売人の風格を漂わせる相手に それが可能かはさておき。
「――これは失敬。 後ほどゆーーっっっくりとお話しいたしましょう」
見送る際に無理矢理上げた口角が、 引き攣るように震えていた。**
(247) 2026/02/15(Sun) 21時頃
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/* ほんとキューちゃん面白すぎてえwww
(-101) 2026/02/15(Sun) 21時頃
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/* どう考えても先に酔い潰れるのは自分。
シリアスな空気が保てない病気で申し訳ない。。。 ほんと。。。 打ち明け話てどうやってやるんだっけ()
(-102) 2026/02/15(Sun) 21時頃
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/* ほんと癒しなんだけどクレパスキュールw
(-103) 2026/02/15(Sun) 21時頃
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/* ナユタんに赤いチューリップの花束を 売る日はくるかな……そわり……。 オッサン心待ちにしている。
(-104) 2026/02/15(Sun) 21時頃
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[ 前を向く言葉に、うん、と首肯する。 マトリクスの夢がどのようなものか まだ夢を描く中途にいるのかは分からないが 何かの取っ掛かりを見つけることが 出来たのなら、嬉しいと感じる。 ]
グラフィカルソフトウェアって、 画像処理とか、デジタル画材のだったか? 航行中のデータ処理や研究に有用だとは 聞いたことがある。 ほとんど門外漢だけど……面白そうだな。
[ 先刻よりも貼れた表情の火を消さぬように 明るい声に、なるべく同じ明るさで同調する。 地球からのお偉いさん、というのには オリジナルの遺言を思い出し、 少々ピクリと肩が跳ねたけれど…… 少しくらいは覗きに行くのも良いのかと思った。 ]
(248) 2026/02/15(Sun) 21時半頃
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苦労してきたひとみた……
ん? そうだけど。
[ 頭の横に疑問符を浮かべながら、問いへの返答を。 前触れなく何故だろうとは思ったし マスクの下でも、きょとんとはしていた。]
え…… 仕事先であうことも割とあるのに…今……? あ でも、 「子」…… 学生さんよりは年上 だと思う… たぶん
(249) 2026/02/15(Sun) 21時半頃
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[ 歯切れが悪いのは、はっきりと分からないから。 性別に関しては、自分から触れ回ることはないが まったく隠してはいない。 なのに長い付き合いでも誤認されていることに 最近気づき始めて若干複雑ではあった。若干。
まあ、マスクが声を低めに出力するし 直線に落ちるローブがすべてのラインを 覆い隠すからそれはそう。 女らしくない口調にも自覚があって、 これは目覚めてすぐにクローン体のチェックをした 技師の口調が移ったのだろうと思っている。 影響されやすいのか、オリジナルの遺言を 何度も読み直すうちに少しまた変わりつつあって 意識していないと引っ張られそうになる。
尤も、誤認されている方が仕事が減らないから 困ってはいないのだが… ]
(250) 2026/02/15(Sun) 21時半頃
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あ……うん ありがとう
[ ……身体に気を付けて とは? またしても頭の横にハテナが浮かぶけれど 体調を気にされたわけではなくて ごく普通の挨拶の範疇と理解することにした。 気を付けるよ、そちらもねと、 今度こそ見送った。 **]
(251) 2026/02/15(Sun) 21時半頃
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[私に流れてる血は、感情表現の豊かな国の血。 私は起伏が比較的緩やかとはいえ、 押し黙ったり呑み込むばかりではない。
ちょっと驚いた表情のナナに 掃除をした方がいいと思うと言われたら>>239、 うっ、と詰まった様な声が出る。 わ、わかってるもん……。
更に続けられて>>240、 大人としての立場がもろもろと崩れていく様だ。 羞恥に耐えれば、ちょっと顔が赤くなったかも。 だって忙しくて……そう、落ちてたタオルの下に金属部品が潜んでて踏んで痛かった事もあるし、 後回しにするから汚れが落ちなくなって、更に後回しにすると取りかかるのが億劫になって…… そんな言い訳や実状は、流石に口にしなかったけど。]
(252) 2026/02/15(Sun) 21時半頃
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[教えてあげるねって言われたら>>241、]
う、ん……。
[その言葉は雫の様にぽつっと落ちたが、 ちゃんと、私の顔を見て告げられた言葉だった。 そんな事言われると思わなくて、 微かな戸惑いを覚えながらも、頷いた。]
……。
[誰の願いを待っていたか…… 知らないって気付いたと紡ぐ彼女。 潤んでる様に見えた瞳が渇きを帯びても、 かける言葉を、探し切れず。]
(253) 2026/02/15(Sun) 21時半頃
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[そうして、 何も知らされず、持たされなかった少女が口にしたのは、 自分が不要になった、という言葉。>>242]
ッ…… そんなの、 それこそ、わからない事じゃないか。
[なんでそれをわかるって言い切るんだ。 もう結論を手にした彼女に、私は歯痒い気持ちで喰ってかかった。もう震えていない彼女の手を握ったら、子供に似つかわしくなく、苦労の跡が見えたかな。>>183
こんなに頑張って生きてきた子が、 神から不要だなんて言われる事も、 自分が不要だってそんな風に笑って口にする事も、 心臓が裂けて停止してしまいそうなくらいに、痛い。]
(254) 2026/02/15(Sun) 21時半頃
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……神様じゃなくて、 他の人があなたを必要とするんじゃ、 駄目なの……?
[ナナのオリジナルがそんな事を言うなんて 私はまだ信じていないけれど。
神から必要とされていないと知った彼女の苦しみは確かで、私には測り知れないものだろうけれど。]
あなたの事を気にかけてくれる人は いっぱいいるんじゃないかな……?
[そう小さく口にしたら、手を離した。]
(255) 2026/02/15(Sun) 21時半頃
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私も…… アレイト育ちのナナの事を、支えたいよ……
[だから絶望しないで、 このアレイトをもう少し見てほしいな……。
そんな気持ちで、淋しそうに零した。*]
(256) 2026/02/15(Sun) 21時半頃
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── 花屋にて ──
お、おい。何を、
[ 言葉を紡ぐ余裕もなく腕を強く掴まれる>>246 俺自身も身長はあるほうだが、 こいつのほうが輪をかけてでかい。 それに何より言い返せぬ圧がそこにはあった ]
見てない。 俺は、何も見てない。
[ 後ほどゆっくり、の言葉に込められた 得も言えぬ不気味さを感じ取りながら、 俺は、その場をあとにした ]**
(257) 2026/02/15(Sun) 21時半頃
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飛虎隊 テリアは、メモを貼った。
2026/02/15(Sun) 22時頃
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/* だから絶望しないで ↓ だからどうか絶望しないで
こっちのがよかったな〜と、投稿してから思う事は多々……
エフさん待っててくれたかな、ごめんね
(-105) 2026/02/15(Sun) 22時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2026/02/15(Sun) 22時頃
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テリアの手は柔らかくて、温かくて。 自分のあかぎれた皮膚が、 少しだけひりついて、 何だか恥ずかしかった。
「違うんだよ、テリア」
首を横に振って。 ちゃんと、気持ちを伝えられるように、 ひとつひとつ、 噛みしめるように、ゆっくりと言葉を選ぶ。
(258) 2026/02/15(Sun) 22時半頃
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「確かに、気にかけてくれる人はいたよ。
名前をくれた人。 お仕事の名前を教えてくれた人。 綺麗な花瓶をくれた人。 音の読み方を教えてくれた人。 花を、捨てようとしてくれた人。」
挙げるたび、胸の奥に小さな波が立つ。
……最後のひとつだけ、 何か違っていた気もするけれど。
それでも。 それでも全部、 ちゃんと嬉しかったんだ。
(259) 2026/02/15(Sun) 22時半頃
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それは嘘じゃない。 どれも本物だった。 でも、
「それはね。 みんなが優しいからだよ。 だから、与えてくれたんだ。 大人が、子供に親切にしてくれただけ。 必要だから、じゃないんだ。」
言い切ったあと。 しばらく黙って、指先を握り込む。 爪が掌に食い込む感触が、 これが現実だと伝えて来る。
(260) 2026/02/15(Sun) 22時半頃
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「贅沢は言わない。たった一人でいい。 ……誰かに、必要とされたかったんだ。」
そうしたら、生まれてよかったのだと。 自分の存在を許せる気がしたから。
いったん乾いたはずの目の奥が、また熱を帯びる。 こぼれ落ちる前に、慌てて視線を伏せた。 雫が地面に触れるのを見たくなくて、 ただ足を前へ出すようにして、歩き出す。
どこに。
さあ。
行ける場所なんて、最初からどこにもなかった。**
(261) 2026/02/15(Sun) 22時半頃
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/* 必要かどうか、って観点だと 確かに「必要」ではないかもしれない…… ナユタ視点は……。
(-106) 2026/02/15(Sun) 22時半頃
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/* でもそんなこと言ったら現状、ナユタに「必要」な人は特にいないと思う……(クローンナユタの場合)
オリジナルナユタにとってはオリジナルポーラちゃんが必須なんだけど……
(-107) 2026/02/15(Sun) 22時半頃
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/* 子供なので必要とされる、というのが難しいのがわかっててのこの設定……よいな……
(-108) 2026/02/15(Sun) 22時半頃
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/* 実は遺言を全文聞いてない件、 ポーラと一緒に見られたらなーと思ったりはしているが この先の流れ次第だが自分でちゃんと見ようかね……
(-109) 2026/02/15(Sun) 22時半頃
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>>192 え、ナユタのオリジナルも…?
[地球の凄惨なニュースは続いている。 急に激化した戦争。 オリジナルを失ったクローンは、 ボクたちだけじゃないのかもしれない…。
それに。 遺言……。
大抵のクローンは理由があって造られるものだから。 何某かの遺言を受け取るのが自然ではあると思う。
ナユタ──のオリジナルは、 何を、アレイトのナユタに託したんだろう。]
(262) 2026/02/15(Sun) 23時頃
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[ボクは知らなかった。 まさか──ボクとナユタのオリジナルが。 最期の瞬間に一緒に居た、だなんて。]
そか……仕事、休みになったんだ。 ボクは普通に出勤してくる… よかったらナユタが休みのうちにご飯でも行こ。
[遺言の話題は、通信では難しい気がして。 少し遠回しに約束を取り付けようとした。]*
(263) 2026/02/15(Sun) 23時頃
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白煙の残滓が足元で蟠っている。 底冷えに肩を摩って、 のろのろと狂気の匣に視線を注いだ。
「本当にどうしようもなく、 悪趣味な人ですね……兄弟」
明確な遺言でなく、覚醒のパスワードを放ったのは、 オリジナルの意志が脳の一部に刻まれているからだ。
やるせない気持ちを持て余しながら、嘆息する。
(264) 2026/02/15(Sun) 23時頃
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「――そういえば、」
エフとの会話で思い出し、遅すぎる謝礼を ポーラとマトリクスに向けてしたためた。
<<多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを、 心より謝罪申し上げます。 それと、わざわざ見舞っていただき、 ありがとうございました>>
店主としてでなく個人として、感謝を述べるのは 随分と久しぶりな気がする。
加えてポーラには二回り小振りになった ガーベラのスワッグのフォトを。 マトリクスには<<服の買い方を教えて下さい>>と 追伸を添えて。*
(265) 2026/02/15(Sun) 23時頃
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─ Ares Expo ─
[黒いコートの男性、名前は果たして聞けたかな。 花を差せば、なんだこれは、と。>>*125]
見ての通りただのお花です。 何か仕込んでるなんて事は無いからご安心を。
[そう言ってにこっと笑った。 黒ずくめの中に一輪のオレンジ、 漆黒の宇宙に浮かぶ太陽みたいで、……悪くないね。
青い花があれば地球になれたんだけど。
私たちは、地球に嫌われるお仕事をしているかもね]
(*134) 2026/02/16(Mon) 00時頃
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……あちらのブースは御覧になりました? 旧式火器だけど、NeoArmsで開発した部品を使ってて ちょっと凄いんですよ。
[花のことは置いておき、旧式兵器に詳しそうな彼からは 有用な話が聞けるかもしれないと思い立って、 別のブースにお誘いしてみた。]
さっきの展示で、T-34の傾斜装甲の話が出てましたけど あれってKV-1の影響受けたんですかね?
[その後は兵器業界らしく戦車や火器のディープな話を。 幅広く詳しい彼の知識には感心した。 こんな物騒なイベントで話が弾んでしまう自分に、 ひっそり苦笑して。 でも。 ここに居る人間は、みんな──同じ穴の狢。]*
(*135) 2026/02/16(Mon) 00時頃
|
|
[その日の仕事は、まあ、ちょっとぼんやりしてたけど 幸いにも?来客がいつもの子供たちばかりで。 助かっちゃった。]
はいはーい、先週の銀河系のスライドですよ。 そこ、椅子の上に立たなーい!
[騒がしくて世話が焼けて……和む。
この子たちも誰かのクローンなんだ。 そもそもクローンは富裕層が多いけれど。
……この子たちのオリジナルは今、どうしてるのかな。 もしも……、 ……ううん。勝手に想像するのはやめよう。]
(266) 2026/02/16(Mon) 00時頃
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[仕事を終えて、帰る支度をして…… マトやテリアと話したいな……、と思ったけれど。
足が向いた先は。 Crépusculeだった。]
こ ん に ち はー?
[店主のクレパスは居たかな。 姿が見えたらにこーっと笑顔を見せる。
退院おめでとうってことだからね! 例のダンス思い出して笑顔になったとかじゃないからね 頭部を攻撃するのはやめてくださいね]
(267) 2026/02/16(Mon) 00時頃
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|
[しばらくは、店内の花を見ていた。 何となく赤いチューリップに目が留まる。
……オリジナルの部屋に……ずっと飾られてた花。 大事な花、だったのかな……
……しばらく眺めた後。]
ねえ。記憶制御の話、してたじゃない。>>0:451
あれって……専門の機関があったりするの? 自宅で出来たりはしない、よね……
[歯切れ悪く話題を出した。 何か、有用な情報がないかと思って……。]
(268) 2026/02/16(Mon) 00時頃
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[往生際が悪いってこういう事かな。
どんな方法があったにせよ、 ボクのオリジナルの願いは一択だ。 他の選択肢なんて書かれていなかった。
気分が沈んで来る。]
………ねえ、
記憶をぜーーーんぶ失ってまっさらになった人間て。 どういう状態になるんだろ。
赤ちゃん? 廃人? ……ただの抜け殻の肉塊?
(269) 2026/02/16(Mon) 00時頃
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|
[あーーー やだな。
どんな状態だろうと、今のボクは居なくなるんだ。 死ねってことじゃんね。
うっかり、ぽろっと涙を流しそうになって 慌てて目元を擦る。 何事もなかったように、顔を上げ。]
>>265 そうだ、フォトありがとね。 待ち受けにしたよー。
[通信機の画面を開いて、 優しいスワッグに変化したガーベラを見せた。]*
(270) 2026/02/16(Mon) 00時半頃
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/* うう(´;ω;`)
(-110) 2026/02/16(Mon) 00時半頃
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――花屋Crépuscule>>267――
返信より先に本人の明朗な声が 店内に飛び込んできて、 ビクッと肩が跳ねた。
「いらっしゃい、 ませ?」
病室で会った時には毛布魔人だったから、 顔を合わせるのはクラブ事変以来となる。
奇襲を狙っていた後ろめたさがあるせいか、 満面の笑みが怖い。超怖い。
――むしろ、空元気なのではとも懸念したが、 指摘する前に眼差しが鮮紅の花弁に滑っていた。
(271) 2026/02/16(Mon) 01時頃
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「今日はチューリップをお求めですか? ナユタ様のために取り置いているのですが 数本なら構いま ――――あ」
今日は脳の混線が酷い。 普段なら決して口外しない顧客情報を漏らしてしまった。
ポーラに「忘れてください」と懇願するのは何度目か。
(272) 2026/02/16(Mon) 01時頃
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「――なんとついに、消去を 受け入れて下さる気になったのですか!?
ええ、従来なら誕生したばかりか、 地球に帰還したクローンが 諸々の手続きを経てオリジナルの 記憶をコピーします。どこまで細部を 編集・改竄できるかは、技術者によりけりですが。
最先端を担っていたであろう 私の心当たりの研究所は ――つい先頃、壊滅してしまったようです」
壁のパネルを操作すると、店内モニタが 地球のニュース映像に切り替わった。 幾つもの被害地域の報告、失われた命の数、 最早残火さえ見えない、灰と瓦礫と化した焦土。
暫し瞑目して、画面を消した。
(273) 2026/02/16(Mon) 01時頃
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「アレイト内にも、管理棟や診療所や、 幾つかの公的機関には備わっているはずです。
――それと、ここだけの話」
人差し指を一本、しぃーっと口唇の前に立てて
「お望みでしたら、此処のバックヤードの 栽培施設で 秘かにできなくもない、です。
私はそちらの正式な資格は有しておりませんので、 闇医者のようなものですが」
(274) 2026/02/16(Mon) 01時頃
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「何も、ポーラ様の全てのメモリを 初期化して欲しいとは、さすがの私も 思っていませんよ!?
――ほんの僅か、クラブでの一夜…… 例の醜態はものの数分の出来事でしょう。 長期記憶に定着保存される前に、 できるだけ早く処置したいですね」
まっさら、とポーラの不安が滲む疑問に 慌てて両手を振った。
「廃人と言うか…… それは、『クローンの死』と同義です」
(275) 2026/02/16(Mon) 01時半頃
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「普通は、肉体の年齢に応じた なるべくニュートラルな基礎記憶は インストールしますね。
歩き方、食べ方、言語…… その状態で、生命維持行動は取れる 記憶喪失の人、でしょうか」
説明しながら、つられて声のトーンが曇っていく。
「もしや、貴方のオリジナルの身に、何か?」
(276) 2026/02/16(Mon) 01時半頃
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差し出がましい一言だったろうか。 目元を擦る仕草に、優しい拒絶を感じた。
彼女の地球と同じ色の蒼眸が 潤んで光っているようで。
迷いに迷って、低い位置にある華奢な肩に 励ますように手をのせた。
「『死んだら、死ぬんだぞ』でしたっけ。
私の死を嘆いて下さった貴方に、 同じ言葉をお返しいたします。
それに、初期化されては 踊りを教われないではないですか」
見せられた待ち受け画面に、面映い表情で 一つ頷いてみせる。**
(277) 2026/02/16(Mon) 02時頃
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***CL-1号
「双子とクローンって、何が違うのだろう?」
明確な答えはない。 双子は一人ずつ国民IDが貰えて 個人の権限も保障されるけれど クローンには、それがない。
ただ、今の科学力では、 私の双子の片割れとクローン体とを 正しく判別することは不可能だ。
どんなに塩基配列を細かく分析しても、 私 と 彼 と クローン の差異はない、それなのに。
人の都合で、父の一存で、 正と誤の区別がつけられ、選別される。
(*136) 2026/02/16(Mon) 02時頃
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――気が狂いそうだった。
(*137) 2026/02/16(Mon) 02時頃
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たまたま、自分がオリジナルとして生誕しただけで 強運を笠に着て安穏と暮らせるはずがない。 同じ遺伝子、同じ顔の兄弟たちが、 『誤差』を理由に日々篩にかけられている。
叛意を抱いたクローンに寝首を掻かれれば たちまち立場は逆転し、私は摘まれる側だ。
己を己と証明し得るものが、何もない――。
(*138) 2026/02/16(Mon) 02時頃
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いつか、虐げられたクローンたちが一致団結して 反乱を起こすのではないか? 隔離されたコロニーから、地球に復讐の刃を向けて。
そんな荒唐無稽な悪夢に嘖まれ、 べっとりとした隈が目元から消えない十代の頃。
国の情勢が次第に傾き始め、不穏な緊張感が 地下深くに隠蔽された研究所にも届いていた。**
(*139) 2026/02/16(Mon) 02時頃
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[彼と出会って、人間らしい過ごし方を知った。
仕事の休憩中も専門書を読み漁っていた私が、 彼の差し入れてくれたドリンクを片手に 見晴らしのいいエリアで日向ぼっこしたり。
上等な料理を振舞ってくれるレストランも行った。 プロテインバーだけで済ませてる食生活、 効率が良いと思っていたけど…
食べることの楽しみを、教えて貰った。 味の問題だけじゃないかな。 きっと彼と食べるから美味しいと感じるのだろう。
飼い始めた猫の毛色がブルーグレーなのは、 彼の髪色に似てると思ったからなんだけど… 指摘されたら柄にもなく頬を染めてしまう。
猫の名前は、零(ぜろ)。]
(*140) 2026/02/16(Mon) 02時頃
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え、と。
那由多と対になるような、数の名前がいいと思って…。 でも、不可思議とか無量とか阿僧祇とかじゃ、 さすがに呼びづらいかなって…?
だからいっそ、零にしちゃった。
[そう言って笑って、寄り添って。
幸せだったな。]
(*141) 2026/02/16(Mon) 02時頃
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**
[その日は泊まり込みの仕事をしていたのだけど、 那由多が早朝に差し入れに来てくれることになってて。 頑張れるな、と張り切ってた。
ひと段落終えたところで、 No.063アレイトの様子をモニタで眺める。 私の分身の居る、クローンたちのためのコロニー。
私はあの子に、もうひとつ、 遺言を作るべきだなと考えていた。 念のため登録してある重要な遺言とは別に、 もうひとつ……民間企業に頼もうと。
少し簡潔に製作して、仮登録したところで。
社屋が大きく揺れる。>>*131]
(*142) 2026/02/16(Mon) 02時頃
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──、那由多!!
[丁度、差し入れを持ってきてくれた彼に、 手を伸ばす。>>*132
その手は。
彼に 届かなく、て。]
(*143) 2026/02/16(Mon) 02時頃
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[私は死の研究者。 特殊兵器研究開発部で、生物兵器の主席設計を務める、 いわば殺人のプロフェッショナル。 ポーラー・スター。
だけど。
最後に手を伸ばしたのは兵器でも機密設計書でもなくて、 ただ、一緒に穏やかな時間を過ごした人。
ただの世間知らずのポーラが、愛した人。
………あぁ、]
(*144) 2026/02/16(Mon) 02時頃
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[平和な時代に、平凡な私で、あなたと出会いたかったな。
那由多、 生きてね、 愛してる……
どれひとつとして、声に出せないままに、 私は──崩れていく瓦礫の巻き添えとなった。>>*133]*
(*145) 2026/02/16(Mon) 02時頃
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─ 花屋Crépuscule ─
[クレパスと会ったのは病院以来だったけど、 まともに顔を見たのはクラブ事変が最後だ。 やたらとビクビクしてない?大丈夫?
店内のチューリップを眺めていたら、>>272 唐突に出てきた名前に。眼をぱちぱちさせる。]
……ナユタが? チューリップを? ふうん……好きなのかな。
[それは、漏らしてはいけない顧客情報だったらしい。 慌てて”忘れてください!”と言い出した。
どいつもこいつも、 ボクの記憶を何だと思っているんだ。]
(278) 2026/02/16(Mon) 02時半頃
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[そんなこんなで──記憶消去についての話を 詳しく聞いた。
本当に、やたら詳しく丁寧だった。 ちなみにあの夜のダンスの記憶は消さないからな?]
なる ほど……。
[話の途中で、壁のモニタに映し出された映像。 あ。 NeoArms Corporationのロゴ。
……オリジナルが居たところじゃん。
やっぱり。 記憶の改竄なんて当たり前に出来たんだ。]
(279) 2026/02/16(Mon) 02時半頃
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[うっかり神妙な表情になってしまって。 次の言葉を探していたら。>>274]
…… え
クレパスが……処置できるって こと?
[人差し指を立てている彼の顔を、じっと見つめる。]
(280) 2026/02/16(Mon) 02時半頃
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あ──っと。 念のため。
クレパスのダンスに関する記憶は、 絶対消さないから!
あれはボクにとって楽しい思い出なの!
[そう言い放ったらクレパスは絶望しただろうか。 やおら近付いて、殴りかかってこないだろうな。 思わずカバンで後頭部を防御しつつ。
ボクの疑問に対する、返答を聴いて。>>275
思わず。遠い目になる。]
(281) 2026/02/16(Mon) 02時半頃
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[続いた対応は……思ってたよりも人道的なものだった。 記憶喪失の人として…やり直す。
それから……図星を突かれて、 否定なんて、できなくて。]
…………うん。
ボクのオリジナル、死んじゃった みたい。
(282) 2026/02/16(Mon) 02時半頃
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ボクの記憶を全消去してほしいんだってさ…… 他の選択肢は、書かれて……なかった。
[文字通り肩を落としていたら、 クレパスの手が置かれた。>>277
そうだよ。 死んだら死ぬんだ。
アレイトで過ごしたボクの一年間。 ここで仲良くなったみんな……。 すべての大切な記憶。
勿論、クレパスのダンスも含むんだよ。]
(283) 2026/02/16(Mon) 02時半頃
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[全部……全部失ったら。 、、、、、、、、 やっぱりそれは、ボクじゃなくなるんじゃないかなあ……]
……でも、 ボクたちクローンってやっぱり…… オリジナルの願いをかなえるために生まれたんだよね。
……自分がどうしたいかわかんないや、あは……
[笑顔を作ったけど、なんか…うまく笑えなかったかも。]*
(284) 2026/02/16(Mon) 02時半頃
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[私の手は……努力をしてきていないとは言わせないが、物理的に手を傷付ける事はなかった。 ナナに恥じ入らせるなんて思いもしなかった。>>258]
違う……?
[首を振ったナナは、 いつもよりもゆっくりと言葉を紡いだ。]
(285) 2026/02/16(Mon) 03時頃
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[ナナの口から、色んな人の名前が挙がる。>>259 一般的な名前にはなっていないけれど、 ナナの中には確かにその人の顔と思い出がある…… そんな風に聞こえた。
名前をくれた人って、私の事かな…… そんな風にも思わせてくれた。]
……。
[みんなが優しいから、 子供であるナナに親切にした……>>260 それは間違ってないだろう。 さっき私が口にした時、自分でもそうだとも思っていた。
ナナが自分の手を握り込むのを見た。 ぎゅうと強く締められる指先を、 苦い気持ちで見ていた。]
(286) 2026/02/16(Mon) 03時頃
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[ナナと少なからず思い出を持った私達が ナナに元気でいてほしいとか、 これからも見守りたいとか…… そう思うだけじゃ、彼女にとって 「必要」って事にならないみたいだ。>>261
少なくともオリジナルに必要とされている私が、ナナに言ってよかった言葉なのかすら……わからない。]
わた、し……
[私は──……あなたを必要としているのに。
その理由が私ははっきりとは言葉にできなくて、 さっきも言えなかったから。 あなたのその言葉を聞いたら…… 後出しみたいで、言えなくなってしまった。]
(287) 2026/02/16(Mon) 03時頃
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[ナナの瞳が、揺らいで見えた。 泣かせてしまった、と思った。 ぱたと落ちたそれを踏み越える様に、 ナナは歩き出してしまった。]
ナ、ナ……
[その背にかけた声は、聞こえやしないくらいの大きさにしかならなかった。小さくなっていく背中を、ただ見つめた。
ねえ、やっぱり……ただの迷惑行為だったかな。
ナナはもう行ってしまったのに、 地面には新しいシミが落ちていた。*]
(288) 2026/02/16(Mon) 03時頃
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[ナナがその場を去ってからしばらくして、 私も歩き出した。足が重い。 明日は絶対筋肉痛だね…… ……どうでも、いいか。
ナナの事は気になったけど、 今すぐもう一度会っても 何も変わらないと思ったから。
私はのろのろと、病院へ足を向けた。]
(289) 2026/02/16(Mon) 03時半頃
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[花を自分の為に買う事は、殆どない。 読み聞かせをしている子供達が、絵本に出てくる花をその目で見たいと言った時、寄る事がある。 地球産の絵本に出てくる花だから、あるかな……?ってちょっとおずおずしながら店に足を踏み入れた最初の日を、今でも覚えている。 その時名前と職業と、 クローンである事なんかを話したかな。 最初に買い求めた花は確か……ミモザ。
クレパスキュールのまわりはいつもいい匂いだったけど、この時ノックをして入った部屋では、 清浄な、病室らしい香りが側にあった。]
ハロー。……加減はどう? びっくりしたよ、 あなたがアルコールで倒れたなんて。
[少量で倒れたのかな、それとも 羽目を外して飲みすぎちゃったのか…… そこを突っ込む事はせず、身体を気遣った。]
(290) 2026/02/16(Mon) 03時半頃
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[差し入れに持ってきたのは絵本だった。 いつか、モスキートと一緒に補強した絵本。>>0:428 絵本と言ってもそこそこ長く、 花の絵が沢山載っていたから、 入院生活にいいかなと思って。
……え?もう退院する? そうか、なら絵本は要らなかったな……って引っ込めようとしたけど、彼が受け取ってくれるなら、渡そうかな。]
(291) 2026/02/16(Mon) 03時半頃
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[それに、元気そうなら、聞いてもいいかな。]
すごいダンスを、披露したとか……?
[傷を抉ってしまったなら、詫びる。 でも、]
あんまりクラブとか行かなそうなあなたが ダンスまで踊ったなんて、 ポーラ、喜んでたんじゃないか?
[ポーラが嬉しいと私も嬉しいから。 だから、ありがとうって伝えた。 すごいダンスを掘る気はないけど、 彼が話す気があるなら、色々聞いてみたい気はしたけど……どうだったかな。*]
(292) 2026/02/16(Mon) 03時半頃
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飛虎隊 テリアは、メモを貼った。
2026/02/16(Mon) 03時半頃
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―― いつかの会合>>*117 ――
会談が終わり、各国首脳陣が次々に退出する。 息の詰まるような熱気が長い廊下を流れてゆく。 父は別の国の代表と話をしているようだった。 わたしは少し離れたソファにひとり控え、 時折遠目に疲れ切った父の表情を窺う。 ひどく足取りが重い。 早く休ませてあげたいのに。
不意に、目の前を車椅子が滑るように横切り 車椅子上の老人が口を開く。 隣国の大統領として記憶したばかりのその人は 自ら動くことが困難なように見えても 衰えぬ威厳を兼ね備えていた。
そんな相手に、国の行く末を予言されて。 わたしは大きく双眸を見開いた。
(*146) 2026/02/16(Mon) 04時頃
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まだたった十数年しか生きていないわたしでも 今の国の在り方には危惧を抱いていた。 首脳会議の末席に出席したことで このままでは国が傾きかねないと、 その危惧はより確信に近づいている。
だのに、………今、わざわざそれを言うのか。 日々降り注いでいる火の粉の出処の半分は彼の国で その国の代表であるあなたが。
反射的に開きかけた唇。 滅びません!!そう言い返しそうになって。 理性で押し込め言い聞かせ、ぐっと引き締める。 落ち付きなさい。出方を見ようとしているのかもしれない。
受け流さなければいけない。 ほら、側近の目もある。 下手を打てば外交問題に―――
(*147) 2026/02/16(Mon) 04時頃
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ソファから毅然と立ち上がると、 角度に注意してふわりと一礼をした。
「 お心遣いを賜り、恐縮です。 仰る通り、それに相応しい臣下を重用し 国を預ける国も多くございますね。 平等で合理的なお考えです。
……ただわたくしは、 わが国が古くより 血の繋がりを重んじることを さいわいだと感じています。
なぜならば、」
(*148) 2026/02/16(Mon) 04時頃
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「 先代に忖度も委縮もする必要がなく 誤りを正すことに躊躇いが不要だからです。 そう、例えば…… すぐ傍にある脅威にへつらい、 ただ手を拱くに終始してしまった 我が国の目算の甘さ、誤算 など
あなたさまがご指摘くださった、“滅び”。 それを招いている要因の数々を 」
キッと首を上げ、その顔を焼き付ける。
(*149) 2026/02/16(Mon) 04時頃
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「 ……自国への責任は わたくしの代で贖う心算でおります。 それをわたし自身の務めとすることに なにを厭うことがありましょうか。
ワーレン大統領におかれましては どうかこのような若輩にまで お心配りいただくことのありませんように 」
(*150) 2026/02/16(Mon) 04時頃
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―――― ――――― ――――――――
「 やってしまった……… 」
わたしは寝台に突っ伏していた。 いや………あれは……だめでしょう。 お父様に怒られ…… いえそれより 絶対に、ぜ〜〜ったいに外交問題になるわ。
抑えようと思ったのに 蟀谷がぴくぴくするのは抑えられなかった。 ほとんど名指しであんな啖呵を切ってしまって、 今にも空を裂いてミサイルが飛んでくるかもしれない。 山々の向こうに爆音が轟かないか 静かな夜にだれかの悲鳴が聴こえはしないか 数日間は眠れない夜を過ごしたのは言うまでもない。
(*151) 2026/02/16(Mon) 04時頃
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結局、かの大国から我が国に向けて わたしの言動が起因となりそうな 目立った動きは何もなかった。 あの時、近くで見ていた我が国の側近が 肝を冷やし父にご注進をしたらしく(それはそう) 大層な注意とお叱りは受けたけれども、 わたしの責任なので反論はない。
胸を撫で下ろし相手国の懐に感謝をする そうすべき場面かもしれないが 小娘の戯言と一笑に付されたかのようで それはそれでシーツの上でじたばたするのだ。
(*152) 2026/02/16(Mon) 04時頃
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………思えば、まだこの頃は平和な方だった。 それから十年以上が経過して、 我が国も、彼の国も、 奇しくも同じ日に”終わり”を迎える。 **
(*153) 2026/02/16(Mon) 04時頃
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/* じたばたかわいい
(-111) 2026/02/16(Mon) 04時半頃
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/* ワーレンさんも戦争の仕掛け人ではなくて後任ですし きっとご苦労をされているのだろうけど、 そこまで察することまでは出来ていない15歳
(-112) 2026/02/16(Mon) 04時半頃
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[病室も後にしたら…… 家に帰ったと思う。
綺麗とは言い難い私の部屋。 自分の名誉の為に言っておくと、汚部屋ってほどではないから……。 さっきの今なので、片付けようとして……
PCディスプレイの、 メッセージボックスが光っていた。 昨日送った"テリア"へのメッセージは 遠く離れた地球宛てだから、 まだ届いてもいないと思ったけど…… それとは別の、彼女からのメッセージかな。
そう思って開いた。]
(293) 2026/02/16(Mon) 04時半頃
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[そこには"テリア"の死と、願いが記されていた。
本当はもっとまともで冷静な時に書いた 遺書が別にあったかもしれないけど……否、 私も"テリア"だからわかる。 私は私でうまくやると思っているから、 そういうの、遺さないって。
だからこれは遺書とか遺言じゃなくて、 単なる、"テリア"の願いだ。]
(294) 2026/02/16(Mon) 04時半頃
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……そう、だったんだ……。
[オリジナルが死んだというのに、 私は"テリア"の願いに意識がもっていかれた。
"テリア"がそんな風に思っていたなんて。 私がナナをほうっておけなかった理由は、 コレなんだろうか……。
それに、「男の人に」……? "テリア"は同性から好意を寄せられるばかりだったけど、 誰とも付き合わなかったのはそういう事かな。
彼女がどうやって死んだかまでは知らない私は、 そんな風に考えを巡らせた。]
(295) 2026/02/16(Mon) 04時半頃
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じゃあ、 今日から私がテリアだね。
[いいや、元々テリアだったから、 少し語弊があるけれど。
今日から私だけがテリア。
──そう思うとようやく、 半身がいなくなった淋しさを覚えて。 また少しだけ泣いた。
ティッシュはちゃんとごみ箱に捨てた。**]
(296) 2026/02/16(Mon) 04時半頃
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/* テリアのお部屋情報……w
(-113) 2026/02/16(Mon) 06時半頃
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/* >>*145 ああすれ違い…… このすれ違い方、とても好き
(-114) 2026/02/16(Mon) 06時半頃
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─ Ares Expo ─
[ ただの花、と言われて差し込まれたそれを 訝し気に見つめる男が独り。 疑うわけではないが、念のため。 花の花弁の裏や咢の内側などを確認する 小型のチップでも忍ばせられようならば これは企業間の問題となってしまうから
幸いそれは本当にただの花のようで オレンジの色彩がやけに印象に遺った。 ]
そうか、感謝する
[ 後にも先にも感謝をのべたのなんて この時くらいだったのではというくらい、 珍しく、感謝の言葉を発して。 ]
(*154) 2026/02/16(Mon) 08時頃
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…ほう?
[ そうして話は再び兵器の話へと戻る 指を指された方にはまだ訪れていないブース 軍事特需の今、同業他社であっても 企業の数はベンチャーから大企業まで 本当に数えきれないほどある。 ブースをすべて回るには骨が折れそうだ ]
(*155) 2026/02/16(Mon) 08時頃
|
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どうだろうな、 旧時代のT-34もKV-1も、 それぞれメリットやデメリットがあるだろう 影響を受けたというよりかは意識して作られたのは きっと間違いはないだろうが、
それに比べると 今では当たり前のように使われている 光学迷彩やAI搭載の戦車は当時は ── 、
[ こうなってくると口はきっと止まらない。 戦車談義に花を咲かせ、ほんのひととき、 暫し、彼女と離れるまでは、 “冷酷な武器商人”の仮面を剥がして過ごす。 もちろん一瞬たりとも表情は崩さなかっただろうが
─── 話の中で、時折目に映るのは、オレンジの花。 ]*
(*156) 2026/02/16(Mon) 08時頃
|
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── その後のいつか ──
[ あの日、ポーラーと名乗る女性に貰った花は 手入れなどもせず、すぐに枯れてしまった 花瓶にすら、生けなかったに違いない。 会場でもらった袋に移し替え、 膨大な資料と共に揺られて帰る最中で、 乱雑に扱われた花は帰宅時には見るも無残だった ]
花は、弱いな
[ 出迎えた者が『花ですか、珍しい』なんていうから 一瞥し、口の端で笑い、それっきり。 ]
(*157) 2026/02/16(Mon) 08時半頃
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[ ただ、まるで太陽のような花の姿に どうもずっと心を縛られていたのは確かだ 育て方や扱い方などわからない、 花を愛でて生きるなど、想像すらしたことがない ]
……馬鹿らしい。 こんなくだらんものに、
[ そう吐き捨てるように独り言ちたのは ある意味、心を縛る感情を断ち切るためだった 望遠の念(Fernweh)と共に捨て去ったのは、 太陽に憧れるかのような、花を愛でて生きる世界線 鉄と血の匂いが染みついた自分が 決して、抱いてはいけない、“叶えない”未来。 ]
(*158) 2026/02/16(Mon) 08時半頃
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[ そのあとだったか、 自らのクローンが無事造られていくときに ]
いや、記憶領域に関してだが 俺自身の体験、記憶にまつわる部分は そいつには与えないでくれ。 …なに、後付けもできるんだろう、 戦況は刻一刻と変わる、 どうせアップデートが必要なんだん、 なら、必要になったときで十分だ。
[ そう加えたものの、 知識、技能、認識までは奪わなかった。 故に、太陽の花の記憶が彼にあったとて ── それは、可笑しな話ではないかもしれない ]**
(*159) 2026/02/16(Mon) 08時半頃
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/* 誤字った
(-115) 2026/02/16(Mon) 08時半頃
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――花屋Crépuscule>>278――
「――マトリクス様といい、ポーラ様といい、 そんなに私を笑い者にしたいのですか?
……いえ、ことばのアヤです」
遺言で、支援の打ち切りを示唆された時。 エフに、『何かに別のことに没頭しろ』と アドバイスを受けた時。>>198
『ダンサー』という単語が一瞬浮かんだのは誰のせいだ。 すぐに、脳内会議の全会一致で却下されたが。
(297) 2026/02/16(Mon) 09時半頃
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「全消去ですか、
それを受け入れられるのであれば、 わざわざクラブの一夜を 部分消去する必要もなくなりますね。
っと、この冗談はさすがに笑えません」
ポーラの肩から手を離すと、 自身の顎を揉み揉み思案する。
「新たにオリジナルのデータを上書くのではなく 廃棄でもなく、単に初期化するだけ、ですか……?」
(298) 2026/02/16(Mon) 09時半頃
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「意図が全く分かり兼ねます。
理由も添えられておらず、 ご自身に心当たりもありませんか。 一体何故……」 ぶつくさぶつくさ。
「――何か、オリジナルにとって都合の悪い記憶が 貴方の中に眠っているのかも知れませんね……。
だとしても、部分を特定できれば…… いや、むしろもっと根深く、細胞に刻まれて…… 全て閲覧するのは、さすがに侵害行為で……
・ 彼の頭脳があれば、或いは……」
(299) 2026/02/16(Mon) 09時半頃
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長考に耽った末、 悪趣味な遺品の入った冷凍ケースを一瞥。 コホンと空咳してから 姿勢を正してポーラの方に向き直る。
「まずは、ポーラ様のオリジナルの、 お悔やみを申し上げます。
奇遇ですが、私のオリジナルも 亡くなったと報せを受けました。 なんとねぇ、九つ子だったようですよ。私たちは」
畏まった礼を挟んで、脱線しがちな話を戻す仕種。
(300) 2026/02/16(Mon) 09時半頃
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「ポーラ様のオリジナルの願い―― 消去したい記憶が"何であるのか"、 具体的に判明すれば、 別の手段を講じれるやも知れません。
部分消去――編集と改竄、ですね。
ですが、わざわざ全てと指示のあった以上 かなり複雑で高度な技術が必要です。
此方のような生半可な施設と 素人に毛が生えた程度の私の腕では とてもとても――失敗して、それこそ廃人に してしまう危険性が高いです」
深い闇色の瞳を神妙に眇めて、 最早手癖となった鋏を模る。 パチリと摘み取るのは、蕾でなく記憶の一部。
(301) 2026/02/16(Mon) 09時半頃
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「ただ、私のオリジナルであれば その技術を有しているはずです。
私がクローン本来の役目に殉じれば 貴方の記憶を、人格を、残したまま オリジナルの願いを叶えることも 不可能ではない。――かも知れない。
選択肢の一つとして、ご一考いただければ」
(302) 2026/02/16(Mon) 09時半頃
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「宇宙空間での航行シミュレーションを グラフィカルに表現、とかだったっけな。 あ、わぁ、やっぱり…… でもほら、そのファッションってさ、 あまり女の子が好むようなスタイルじゃないし。 うん、今の今……気付かなくてごめん」
なんでもないように頷かれれば、少し慌てた様子で、 バツの悪そうに謝った。 多分、ということは年齢は不明なんだろう。 こうなるとマスクの下の素顔も気になるが、 さすがに踏み込み過ぎだと判断して。
(303) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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マスク越しでもモスキートの 微妙そうな様子が伝わったのもあって、 そそくさと退散するのだった。*
(304) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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──イベントホール
小規模なコロニーにしては立派なホールだと思う。 小ぢんまりとしていて 所々修繕が間に合っていない箇所もあったけれど、 設備や設計はなかなか凝った造りだ。 投影機だったり音源だったり明日の準備を粗方終えて、
受信していたメッセージに目を通す。
「あ、クレパスキュールからだ」
体調は良くなっただろうか、 几帳面にお礼の言葉が綴られたメッセージは 実に彼らしい。
(305) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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ボクは網間接続ネットワークにアクセスし、 探し物をしてから彼へ返信する。
<<退院おめでとう。 服? いいね 今カタログからクレパスキュールに 似合いそうな服を探してきたよ。
どうかな?>>
メッセージにはカタログから選んだ画像を添付した。 真っ白なジャンプスーツは袖と腿がたっぷりと 膨らんだシルエットをしていて、 銀色の輝く金属片が全身に幾つも飾られ、 明るいブルーグリーンのフリンジが背中から 何本もなびいている。
(306) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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<<キミの銀髪と長身によく映えると思う。 これでダンスを踊ったら、とってもクールだよ!>>*
(307) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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「戸惑われるのも当然かと思います。
――私も同様に、選択を迫られておりますので。
まずは、ポーラ様のご友人や、親しい方々 或いは恋人でも――いらっしゃるなら、 相談してみてはいかがですか」
自分もまた、ポーラの記憶が失われること ――死など望んでなどいないと示唆するように。
彼女の瞳によく似た、深青の薔薇を一本 その手に委ねる。見舞いとガーベラのお礼も兼ねて。
遺伝子操作の傑作。
花言葉は、あまり好まないと語ったものだが かつては不可能の代名詞だった奇跡の青は ポーラ自身の夢が叶うことを祈っている。**
(308) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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ポーラは通常通りに出勤するらしい。>>263 職場に伝えれば配慮はもらえそうなものだが、 日常を送りたいという気持ちも理解はできる。
『ご飯か、良いな。なるべく早いうちだと助かる。 都合はポーラに合わせるよ』
そう送り返した後、一息ついて、食事を摂った。
俺が選ぶ食料品は簡素なものが少なくない。>>0:142 それが過去のポーラ・オリジナルに似ていると 俺は知らないのだけど。*
(309) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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──花屋クレパスキュール
送信をして暫く歩いていると当の花屋に着いた。 せっかくだから、寄っていこうと店の中に入る。
「クレパスキュール、ボクの選んだ服見た? あれ、ポーラだ……何かあった?」
彼女は随分おかしな笑顔を浮かべていた。>>284 笑顔? よく笑って大泣きする無邪気なポーラ。 今浮かべている顔はボクが見知っている表情とは 違う気がする。
(310) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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食後、何気なく時計を見る。 いつぞや修理を頼んで以来、どうにか動き続けている 壁掛け時計を。
いつの間にか随分な時間が過ぎ去っていたことに 気付いて、観念して遺言を全文再生することにした。 いい加減、放置できない。
一度聞いた言葉が流れていくにつれて、 どんどん緊張は高まっていって――
(311) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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クレパスキュールは『落ち着いている状態の』彼と 変わりない様子もに見えたが、
彼らは何の話をしているのだろう、 ボクはざ胸の辺りがざわつくのを感じていた。**
(312) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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>>*52>>*53 「あの人っていうのは、ポーラー・スター。 NeoArms Corporationの首席設計者。 愛しているんだ。心から。 これから、ポーラを連れて行く」
(*160) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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「………………」
タイムバーは最後まで到達していた。 それ以上のことは記録されていないようだ。
ポーラー・スターって……ポーラだよな? ポーラを殺せって?
それは絶対に嫌だし、かといってオリジナルに 体を渡すのもより一層嫌になった、が。
……いったいどんな関係だったのだろう。
俺はオリジナルの日記に記されていた恨み言の 真相を知らない。その対象が想い人の可能性も 考えてしまっていたことがあった。
もう少しわかりやすく情報を残してくれと思う一方、 慌ただしい日々の中では、たとえ数行程度でも 日記を書き続けるのは大変だと『実感』がある。
(313) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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ポーラのオリジナルはポーラに何を頼んだのだろう。 内容次第で、俺が誰も殺さずに済む可能性は あるんじゃないだろうか。 ついでに俺たちのオリジナルの関係性について 知ってることがないかも尋ねてみようか。
なんて考えているうちに、 もう一つ思いつくことがあった。
俺はある時点までのオリジナルと全く記憶を共有 していると今の今まで疑っていなかったが、 『クローンには残したくない記憶』だけ 削除されている可能性も、もしかしてあるのか?
だとして、そんなものが俺にあっても手がかりなんて ありそうにないし、きっとたどり着けはしないが。
(314) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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そういえば、いつだったか、オリジナルの日記に 奇妙な文字列が記されていたことがある。それは
零に触れた。
見た瞬間、宇宙空間に放り出された心地がした。
それが何らかの哲学的な試みなのか、 それとも『零』という名の具体物なのかは、 俺に与えられた情報では読み解けなかった。
『零』に関して記されていたのは、その1回だけ。 だから俺も自然と忘れていったのだが……。
なぜだか不意に思い出した。
(315) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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……さて。 一旦散歩にでも出ることにする。 そうすれば気分が切り替わるかもしれないし、 何かいい考えが湧くかもしれない。
普段なら制服で駆け回っている時間帯に、 私服で散歩している俺の姿はだいぶ珍しいだろう。
これといって行き先も決めていないし、 もし誰かに呼び止められることがあったら 話し相手になるだろうと思う。**
(316) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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/* マトサンドをよく作ってしまう ごめん急いでて……
>>306>>307 だいぶ古典的なセンス!?とか思ったけど そもそも100年ぐらい前の人ってことになるんだっけね いやそれでもだいぶ古い可能性はあるが…… 白黒映画が好き、みたいな話が120年ぐらい生きてる全身機械化大統領に繋がるのすげえなと思ったんだよ……
(-116) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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/* しかし遺言で「愛してるんだ」って言われて「恋人か……?」に素直にならないの、我ながらじわってしまう なんでならなかった……?
(-117) 2026/02/16(Mon) 10時頃
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/* ポーラを拘束しすぎて遅筆が申し訳ないorz
オリジナル赤はともかく、地上のフラグ読めないマン。 マトとナユタんの矢印はポーラに向いてるの?? 手を広げまくると多忙で死ねるから 迂闊にフッ軽できないんだけど ナナを拾いに行きたくて……モスキート姫とも話してなくて……
実は秘話が飛び交ったりしてるのかな。 オッサン全く使う余裕もないぞ、と。
(-118) 2026/02/16(Mon) 10時半頃
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/* >>314 これはナユタにはないんだけど 日記に細かな人間関係を記してないのは、(見られるのを覚えているから)自分ひとりの思い出にするため……みたいなやつです
ポーラは記憶調整されてそうよね 「ほとんど」同じ、らしいし……
(-119) 2026/02/16(Mon) 10時半頃
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/* 蒼さんがいるからポーラのこと蒼猫って書けないなどと。 そわそわされそうで。 テリアともなかなか絡めずぐぐぐ。 コアズレなりの立ち回り、もっと精進しないと。
(-120) 2026/02/16(Mon) 11時頃
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/* キューちゃん随分ポーラの助けになろうとしてくれてる こういう「助け合って最善を目指そう」みたいのは割と好き
しかし9つ子…… キューちゃんも願いが叶うとええね……
(-121) 2026/02/16(Mon) 11時頃
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――回想/BK-01診療所>>290――
「…………いらっしゃいま せ?」
つい、接客モードになってしまったのは、 クラブに居合わせた二人以外の見舞客が まさか訪れるとは思っていなかったから。
毛布に隠れるのも忘れて 「テリア様、御無沙汰しております」と頭を下げる。 戻す時、まだ少しクラクラしていた。
(317) 2026/02/16(Mon) 12時頃
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「どなたからお聞きになったのですか。 お恥ずかしい限りです。
お酒というものを初めて飲んだので、 味も影響も把握しておりませんでした」
とりあえず彼女の脳裏には、例の奇天烈ダンスは 刻まれていない。そのことに安堵を覚える。
肘をついてもそもそと上半身を起こし、 差し出された見舞いの品を受け取った。
随分と年季の入った逸品で、 手垢と丁寧な補修の後が見て取れる。
(318) 2026/02/16(Mon) 12時頃
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「――これはもしや、例の絵本ですか?」
娯楽に乏しいアレイトで、子供たちが夢中になるはずだ。 一面の花畑や一斉に紅葉する木々、飛び交う蝶や蜜蜂と 豊かな自然が暖かなパステルカラーで浮かび上がる。
エデン ――まるで楽園だ。 今はアレイトは元より地球でも、 こんな風景は失われつつある。
はらりと頁を捲る内、明るい黄色が 目に飛び込んできて、指を止めた。 思い出すのは、彼女が初めて来店した時のこと。
(319) 2026/02/16(Mon) 12時頃
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『絵本に描かれているミモザが見たいと 子供たちが言っている』
生憎と、黄色い綿毛を鈴生りにした枝は 店先に置いてはいなかった。 クローンには、花粉に対する免疫に 難がある者が少なくない。
「でしたら、一週間ほどお待ちいただけますか」
猶予を貰って地球からの種を探し出し、 見事にクローンミモザを咲かせることができた。
――大きく育ち過ぎたため、テリアに届けたのみならず 他の施設にも譲り歩くことになったのだ。よく覚えている。
その時は、この絵本に描かれているように、 辺り一帯が柔らかなミモザの色と香りに包まれていた。
(320) 2026/02/16(Mon) 12時頃
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穏やかな心地に浸っていたが、 現実は『すごいダンス』の一言が突き刺さる。
無表情のまま、毛布をたくし上げて顔を隠した。 ぷるぷると、絶望に震え特大の溜息を吐く。 「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛……」と肺腑から怨霊の呻き。
何故かかけられた感謝の言葉を 素直に受け止めることなどできず、 話題に触れぬまま丁重にお引き取り願った。**
(321) 2026/02/16(Mon) 12時頃
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―― エアポート付近 ――
[ マトリクスと別れた後、 なんとなくふらりとその場を離れ 行き先を定めずに歩き続けた。
足を止めたのは、エアポート発着場のほど近く。 普段個人宛ての荷物が届くことはなかったので 仕事を頼まれた時以外あまり縁のない場所だ。
周囲を物珍しげに見回しつつ、船の姿がないか探す。 用があって出入りをする人たちの邪魔にならぬよう メインの建物は少し覗くだけにしておいて ぽつぽつと離発着を繰り返すのを見詰めていた。
迎え入れ、送り出す場所。 自分もかつて、ここからこのコロニーに立ったのだ。 *]
(322) 2026/02/16(Mon) 12時頃
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/* ひどい誤字に気付いてしまったのでそっ直し……
ほらアイはユーの横にあるから (うまいこと言った顔)
(-122) 2026/02/16(Mon) 12時頃
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/* 灰で反応出来ていないことが多いのだけど 今日も皆さんのロルを拝んでいます クレパスキュールさんの安定のかわいさよ……
(-123) 2026/02/16(Mon) 12時半頃
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/* >>70 あ、こんなこと書いたせいか。 人騒がせな死にたがりオッサンのために みんな来てくれて……優すぃ……。
醍醐味とは思うけど、スペック的に 赤と表で別の矢印出すとか難しいなぁ。追いつかぬ。
(-124) 2026/02/16(Mon) 12時半頃
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――花屋Crépuscule>>310――
「――おや、噂をすれば何とやらですね。
先日はわざわざ病室までご足労くださり、 ありがとうございました、マトリクス様。
いえ、返信に気付いておりませんでした。ただ今」
どうにも、小まめな通信チェックを忘れがちで そそくさと端末を取り出した。
ちなみに"噂"は恋人の部分に掛かる。 ダンスフロアの中央で寄り添う影、親密な距離。 クラブに集って歌い踊り飲み食いするような パァーリィーピィーポォは、気軽にくっついたり離れたり 二人の仲も既にデキあがっているに違いないという 偏見of偏見である。
(323) 2026/02/16(Mon) 14時頃
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「やや、これは……そのう。私には
ちょぉっっっっと派手すぎやしませんか? ねェ?」
添付された画像>>306を目にして硬直した。
「ビラビラが……ビラビラで……
ピカピカの……キラキラな……」
譫言のように繰り返す。 普段のシンプルな宵闇色のロングコートに比べて、 目にうるさいほどギラギラと煌めきまくっている。
この衣装でダンスフロアに降臨したなら、 爆誕したスタア☆クレパスが 土曜の夜をフィーバーさせてしまうのでは?*
(324) 2026/02/16(Mon) 14時頃
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/* クレパスキュールのCVが永遠に子安武人
(-125) 2026/02/16(Mon) 14時半頃
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/* マトとポーラが恋人に見えるのすんごいわかる。応援してる(外野感
スタア☆クレパスも応援してるから……
(-126) 2026/02/16(Mon) 14時半頃
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/* やべ 熱出た こまったな
(-127) 2026/02/16(Mon) 15時半頃
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― 花屋Crépuscule ─
[クレパスの冗談はほんとに笑えない。>>298 お、やんのか?やんのか?? ステップ踏みそうなジト目で睨んだけれど。 またしても図星を突かれて。]
>>299 ……やっぱその発想に至っちゃうよね。 そう。都合の悪い記憶がボクの中にあるんだ。
記憶というか情報というか……。 特定のために覗かれることも問題なレベルの…。
[核心に触れる事は何も言えないから、 どうしても歯切れが悪くなる。
だけど、こうして具体的な相談に乗ってもらうだけで 重苦しかった心は随分と楽になった。]
(325) 2026/02/16(Mon) 15時半頃
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>>300 ……クレパスのオリジナルも? って、九つ子?!?! クローンが十人いるとかじゃなく?
[そんなにたくさんいるなら、 全員でダンスのユニゾンできるね! とか言ったら叩かれるかな。]
戦争の状況のせいなんだろうけど、 オリジナルを亡くした人、他にも居たよ。 重なるものなんだね……
そっか。
(326) 2026/02/16(Mon) 15時半頃
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[ともあれ──貰った情報はありがたいものだった。 何が最善なのかは、まだ分からないけれど……]
>>308クレパスが友人だから相談に来たんだよ。 って。 ボクに恋人いるように見える?
[オリジナルにはそういう人がいた……ような気もする。 薄っすらとしていて、全く鮮明ではないけれど。
大昔に観て、忘れてしまった映画……って、 こういう感じなのかもしれないね。]*
(327) 2026/02/16(Mon) 15時半頃
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[クレパスは……クレパスも、 選択を迫られていると、そう言った。 こちらも詳しい事は話せないから、聞きづらいな。
二人して微妙な顔しつつやり取りしていたら、 店内にマトが入ってきて。>>310]
あ、マトだ。 ……選んだ服??
[耳聡く、服の話題に食いつく。 思わずクレパスのほうを見たけど……>>324
ビラビラがピカピカでキラキラ??]
何何何何??? ねえ、服の写真ボクにも見せて!!
(328) 2026/02/16(Mon) 16時頃
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[画像>>306を一生懸命覗き込もうとする。 何とか見る事に成功すると、わあ、と声をあげた。]
え、いいじゃん。超クール!! すごくカッコいいし、ホールで目立つと思う! もう買ったの?
[まだ買ってないならマトと割り勘でボクも出す! と喚き散らす様子は、 多分、いつものボクだっただろう。]
(329) 2026/02/16(Mon) 16時頃
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[……マトのオリジナルは……無事なのかな。
気になったけど、 こちらからは切り出しづらい話題なんだにゃ……。]*
(330) 2026/02/16(Mon) 16時頃
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[年中綺麗とは言えない私の部屋だけど、 ポーラを家に呼ぶ時くらいは、 流石に片付けていた。
それから、ミモザの花を飾っていた頃か。>>320
子供達が見たいと強請ったから、 アレイト唯一の花屋へ赴いた。 その時そこにはなくて、子供達へは「じゃあ似ている花を」と代替を持ち出そうとしたけれど。 クレパスキュールは、 「一週間ほど待ってほしい」と。
一週間待てば咲くという事なのかと思ったら、 なんと種を探し出して、地球で咲く黄金色の花と同じものを生み出してくれた。 そういう事、できるとは思っていたけども。 実際に目にすると、驚きも一入。 記憶の中のミモザととてもよく似ている──否、 同じものが、目の前にあった。]
(331) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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[ありがとう、って 驚きながらも受け取った時は、 珍しく、少し笑ったかも。
私の家にそのミモザが飾られていた時は その花が息がしやすい様にと、 部屋が片付いていた筈。
それから、クレパスキュールが 色んなところに分けて歩いたらしい。 コロニーの様々なところでミモザが見られて 驚いたけど、懐かしくて、心地よい空間と時間だった。]
(332) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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[そんな花屋の店主は、 病室ではいつも通りの顔色に見えたけど。 すごいダンスの話をしたら顔を隠してしまって、 震えて呻き声まで上げて。>>321
あ、思い出したくない事か。 そう察したらごめん、と謝った。 何も教えてもらえなかったので、 私は頭の中でクレパスキュールを踊らせた。
絵やデザインの才はないが、 これでも芸術家の娘だから。 キラキラな衣装を身に纏い、フィーバーしている姿を結構具体的に、明瞭に想像した。花も背負ったりして。
……クレパスキュールの前ではやめておいたけど。 帰り道にそんな妄想をしていたら、 ふっと少しだけ、息が漏れた。**]
(333) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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──花屋:クレパスキュール
「もちろん ちゃんと褒めてくれてたんだろうね?」
ボクの噂と聞いて最初に思ったのは 住民局の通知をクレパスキュールが何処かから 聞きつけたんじゃないかってこと。
でもそれは勘違いだったみたいだ。 ボクはクレパスキュールが端末を取り出して 通信を確認するのを見守る。
(334) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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「いいでしょ ビラビラがピラピラで ピカピカのキラキラだよ」
これでばっちり意気投合したとばかり、 ボクはクレパスキュールとポーラに ハイタッチを求めて。
しかし、その手は うまく掌の中心を捉えることはなかった。
(335) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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「……あれ?」
アイウェアのフォーカス機能が誤作動を 起こしたのだろうか。 何度か目を瞬かせると、いつもの色鮮やかな花屋が そこにはある。
「超クール、わかってるね、さすがポーラ。 クレパスキュールが気に入ったなら、 注文しておくネ」
>>310>>329ボクの見間違いだったのか、 ポーラはいつもの調子でボクは胸をなでおろす。 指先はいつでも注文確定できる準備はできてる。*
(336) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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[超カッコいい衣装にわいわい騒いで、 マトとハイタッチを──、 しようとしたけど、なんかズレて、指先が掠った。]
ん?? マト、もしかして昼間から酔っちゃってる?
[なんて、マトはボクらと違ってお酒弱くない筈だけど…
あっ、 注文ボタンだ!!
ぽちーーーーーっ!!!!(確定)]*
(337) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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/* クレパスが來る前に 確定してやったにゃ!!!(おい
(-128) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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/* うーん……
(-129) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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/* 即レスで買ってるw
(-130) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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「酔ってないよ。
……ていうかポーラ、 キミこそ酔ってる? ヘンなの、はいつもそうだけど……」
ちなみにボクはクラブで踊る際もノンアルコールしか 摂取しないようにしている。 ぽち。半分出してくれるんだったね。*
(338) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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──終わりの日
耿々と炎が広がる。 まだこの大地には燃えるものがあるのだ。 感慨深いものさえ懐いて、 私は眼前の光景を見つめる。
我が国は核とレーザー兵器による汚染と 攻撃への対策を最重視した結果、 上空は高機能の偏向シールドで守られ、 昔ながらの武器を用いての白兵戦や 小型航空機での戦いが主流だった。
そのため、爆炎の音と硝煙の匂いが そこかしこで溢れることとなる。
(*161) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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疾うにこの身は 棺桶に片足以上を突っ込んで久しいが、 漸く終の道を通る時期が訪れたのだろう。 百年を越える人生の道中に起きた出来事が 脳内を駆け巡る。
それは私の人生のエポックとなるシーンであったり、 取るに足らない笑話であったり様々で、 私の脳がどのような基準で取捨選択しているのか 疑問が募る。
(*162) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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流れる走馬灯の一場面に、 小さな隣国の代表、その付属品に過ぎない娘が 私に意見した時の様子もあった。
物怖じしない毅然とした態度は 道理を知らない若さゆえか、 蛮勇と勇敢は紙一重であり、 取り違えた若者ならこれまでにも遭遇している。
だとしても、己に物申す気概は厭うまい。 その双眸が知恵を孕んだものなら、猶のこと。
(*163) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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同時に痛ましくもある。 かの娘が気丈で聡明であればあるほど、 未来の悲劇はより深く凄惨なものとなるのだから。
「よく保った…… しかし、あちらもそろそろ落ちるか」
父親の陰に隠れることなく、声をあげた娘。 あの日の言葉通り、 彼女は己の責を最後まで遂げようとしている。
(*164) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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「グラスを」
友好な縁ではなかったものの、 同じ国のトップとして、杯を捧げよう。 機械仕掛けの指先はグラスを掲げた。**
(*165) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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[オリジナルの死を知った後、 気付けば少し眠っていたかな。 なんか時間の感覚が曖昧だ。
……ナナへオリジナルの連絡は、 おそらく初めてなんだよな。>>131 ナナのオリジナルももしかして……亡くなったのかな。
そう思いながらニュースをチェックしたら 今日も戦火が燃え広がっている事が、 いつもと同じ様に報じられていた。 全戦死者のデータを閲覧できる様な そんな権限は私にはないから。 これ以上は、画面と睨めっこをしていても仕方ないとばかりに、外を歩く事にした。
部屋の片付け?あ、後でする……。**]
(339) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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――花屋Crépuscule――
「なるほど、私が閲覧するのも憚られる 危険極まりない記憶をお持ちのようで。
おっと、私が軽率に興味を示したら 組織に消される可能性があります……かね?」
終盤で妄想の翼が広がり過ぎたが、 無表情のまま困りきっている。 これ以上の有効な解決策は 提示できなさそうだ。
(340) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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「誤解を招く言い方をしてしまいました。 正確には、双子のオリジナルと、 七人のクローンですね」
童話のタイトルにでもなりそうな。
「今や私が最後の一人ですが。
日々大規模な軍事作戦が繰り広げられていますから 生き残っている方が、最早稀なのかも知れません」
顔見知りの者たちに、続々と届く訃報。 クローンにとって、それは別離の時が 近づいている証左。
(341) 2026/02/16(Mon) 16時半頃
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飛虎隊 テリアは、メモを貼った。
2026/02/16(Mon) 16時半頃
飛虎隊 テリアは、メモを貼った。
2026/02/16(Mon) 16時半頃
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ポーラの問い>>327に、きっぱり頷きながら ちょうど店内に入って来たマトリクスを示す。 「いるように見えます。 というか、お二人は恋人同士でしょう?」
いたいけな中年に往年のスタアのような キンキラギンギラド派手な衣装を着せようと キャッキャッ盛り上がる二人の息は ピッタリに見える。
――一瞬、ハイタッチは上手く合わなかったが。>>335
単なる共犯者関係か? 陰キャで朴念仁のオッサンクローンには、 若者特有の空気は理解できない。
(342) 2026/02/16(Mon) 17時頃
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「えっ あっ ちょっ……待っ……
やああぁめてええぇ くださーーーい!!」
表情を固めたままムンクポーズで叫ぶ。 あられもない悲鳴も虚しく、 核兵器並にデンジャラスなボタンが あまりに呆気なくポチられてしまった。無慈悲。
こうして、フロア再デビュウまで 着実に外堀を埋められていったのであった。**
(343) 2026/02/16(Mon) 17時頃
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/* 核兵器並にデンジャラスなボタンwww
(-131) 2026/02/16(Mon) 17時頃
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/* マトとポーラにオモチャにされてる感に めっちゃくちゃ既視感がある()
(-132) 2026/02/16(Mon) 17時頃
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――エアポート――
特に行く宛なく散歩していたつもりが、 いつの間にか足はポート周辺まで来ていた。 こちらに来るのが習慣だと、どうしても こうなってしまうらしい。
そういえば以前、ポートのあちこちに花が飾られて 香りが漂っていたことがあった。 花屋からミモザを譲り受けたらしい。>>320
その頃に発着した船の人間の乗組員には好評だった らしく、今でもときどき話題になることがあるとか。
(344) 2026/02/16(Mon) 17時頃
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そんなことを思い出しながら歩いていると発着場を 通りがかり、見覚えあるローブ姿を見つけた。>>322
「モスキート? ここに来るのは珍しいな」
俺も職場こそ近いが、私服でここへは滅多に来ない。 互いに珍しい状況にある気がする。それは先日もか?
声かけついでに、船が出入りする様子を眺めた。
「なんだか船が多いな……そういう時期なのかな」
入港する船が全くない日も結構あった気がする。 物流のスケジュールは俺はよく知らないから、 俺が勝手な勘違いをしている可能性もあるが。**
(345) 2026/02/16(Mon) 17時頃
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── 街にて・テリア ──
[ さて。面識はあっただろうか。>>339 あったと信じたい、そう、あった(確定)
こんな遺言を受けた日でも、 仕事をしてしまうのは職業病なのか、 ちょうど、彼女から頼まれていた 何かの修理が終わったところだった。 ちょうど近所に用事もあったことだ、 せっかくなら届けようと思った矢先に 彼女が歩いてくるのを見た。 ]
ああ、これ、 今届けようと思っていたところだ …こんなところで渡されても困るか?
[ 直したものによっては 改めて配送のほうがいいかもしれないが。 ]
(346) 2026/02/16(Mon) 17時頃
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この近くに用があったんでな ついでに届けに来てしまった [ 指さしたのはアレイトの食料品店。 ちょっと、ジャムを買う用事があったもので。 ]*
(347) 2026/02/16(Mon) 17時頃
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/* みんなエアポートっていうからエアポートと呼ぶことにしたが 個人的なイメージは宇宙船をスロットに入れる感じの港 あれなんて呼ぶの?(無知)
(-133) 2026/02/16(Mon) 17時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2026/02/16(Mon) 17時頃
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/* わー、エフありがとう 丁度エフに会いに行こうと思って書いてたんだ……
(-134) 2026/02/16(Mon) 17時半頃
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/* >>346 エフの強引なエンカにわろてる おれはそのノリ好きだぞ
(-135) 2026/02/16(Mon) 17時半頃
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/* 宇宙船をスロットインする感じの宇宙港、名前の資料が見つけられねえ…… 空はドームだと思うんすよね、このコロニー だからどっかに隔壁があると思うんだけどな……
(-136) 2026/02/16(Mon) 17時半頃
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テリアが、どんな顔をしていたのか。 確かめるのが怖くて。 振り向かないまま歩き出し、 胸の奥のざわめき。 振り切るみたいに、いつの間にか走り出してた。
お花屋さんの前を通りかかる。 話をすれば、ご飯がもらえる場所。 けれど今日は、やけに賑やかで。 楽しそうな笑い声と、誰かのはしゃぐような声が、 扉の向こうから溢れていた。
びらびらがぴらぴらで ぴかぴかのきらきら……?
気になったけど、その輪に入る自分を想像して、 できなくて。 逃げるように、足を速める。
(348) 2026/02/16(Mon) 17時半頃
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気づけば教会の前に立っていた。 行く場所なんて、なかったはずなのに。 結局、ここに戻ってきてしまった。
花屋を通りかかって思い出したから。 花瓶の水を替えていなかった。 それだけは、やらなくちゃ。
中に入っても、ナユタの姿は見えない。 あの後、ちゃんと祈れただろうか。 彼にも良くない態度を取ってしまった。
陶器の天使を両手で抱える。 冷たい感触が、じんわりと掌に馴染む。 水を捨てて、新しい水を注ぐ。 花びらが、わずかに揺れる。 心なしか、さっきより艶めいて見えた。
(349) 2026/02/16(Mon) 17時半頃
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お腹が減るというのは、つらいことだ。
胃がきゅうと縮む。 背中まで引っ張られるような痛み。 立っているだけで、視界が揺れる。 水を飲めば、少しは紛れた。 でも、すぐに誤魔化しはきかなくなる。 そのうち痛みは鈍くなって、 代わりに、身体が軽くなっていった。
どうやって助かったのかは、覚えていない。
あれはもう嫌だったから。 だからお金を頑張って稼いだ。
でも今日は仕事をしなかったから。 パンを食べることは、できない。
(350) 2026/02/16(Mon) 17時半頃
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以前えいようしょく、って食べ物。>>215 話の対価でもらって、そのまま口に入れた。 びっくりした。 あまりにも美味しくなくて。
行ったこともないし、知る由もないから、 ただのもののたとえだけど。 あの時の自分は、 クラブで伝説のダンサーの誕生を目の当たりする!! みたいな顔をしてたんじゃないかな。
強いて言うなら、 昔かじった粘土に少し似ていた。
「コッペパンのほうが美味しいよ。 今度、分けてあげるね」
(351) 2026/02/16(Mon) 17時半頃
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キューちゃんにそう言ったとき、 少しドヤってしてたかもね。
でも、えいようしょく。 あのときは、何とか全部食べたと思う。
食べるは、生きるってことだからね、って。 そう、得意気に笑って。
今はどうだろう?
あのえいようしょく。 全部、食べられるかな。
生きるために。
(352) 2026/02/16(Mon) 17時半頃
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神様なんていなかったけど。 それでも、花を抱く天使は、 何も言わずにそこに立っていた。
ピアノの蓋を開ける。 指を置く。
音がひとつ、 教会の空気を震わせる。
さっきの声が、まだ耳の奥に残っている。 あんなひどいことを言ったんだ。 テリアだって、もう来てくれないよね。 自業自得だ。
次の音を落とす。 少しだけ、強くなった。
(353) 2026/02/16(Mon) 17時半頃
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もうこれしか残っていないから。
オリジナルとは関係のない、 自分だけが持っているもの。 どんなに下手くそで、役に立たなくても。
もうこの曲>>65と、ピアノしか ──。
鍵盤に落ちた指先が、 縋るみたいに、白と黒を押し下げた。*
(354) 2026/02/16(Mon) 17時半頃
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どこかで丸められた新聞紙が、 くしゃりと乾いた音を立てた。
一面を飾る大きな見出し。 若き天才ピアニスト、栄誉ある賞を受賞――
記事の下には、 柔らかく整えられた微笑みと、 割れんばかりの拍手に包まれる舞台の写真。
受賞曲は、 《亡き王女のためのパヴァーヌ》。
古い新聞は、ためらいもなく火種として押し込まれる。 ぱち、と火が移ると、音楽家の写真ごと、 あっけなく灰へと変わっていった。**
(*166) 2026/02/16(Mon) 17時半頃
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/* >>347 このおじ、可愛いがすぎるな?
(-137) 2026/02/16(Mon) 17時半頃
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[あてなく歩いていたら…… 目の前からやってくる知っている顔。 勿論、知ってる顔だよ。>>346
アイゼンにお世話になった事は、これまでも何度かあった。 直してもらっていたのは家電とか、だったかな。 エスプレッソメーカーが壊れた時に これがないと朝を迎えられない……と 至極真剣な顔で頼った事なんかもあっただろう。]
え?あ…… ありがとう。いや、大丈夫。
[修理を依頼していた物が渡されるとは思ってなかったから驚いたけど、お礼を言って受け取った。 エフが持って来てくれたのはマウスだったから、 ポケットに入れられるので、問題なかった。]
(355) 2026/02/16(Mon) 18時頃
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[お代……と思って端末を取り出したけど、 エフが指した先を見る。>>347]
私も……何か買おうかな。 それから、 届けてもらったから、何か奢るよ。
[配達料、って事で。 拒まれなければ、一緒にお店に向かっただろう。 何を買うのか聞いてみたら、ジャムだって教えてもらえたかな。ジャムと言えばヌテラを思い浮かべて、パンに思いを馳せたかも。
ジャムだって聞けてたら、 エフは普段パンに何を塗るのか尋ねた。
自分が食べる用だと思っていたから。*]
(356) 2026/02/16(Mon) 18時頃
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飛虎隊 テリアは、メモを貼った。
2026/02/16(Mon) 18時頃
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[>>309ナユタからの返事は、 ”早いうちだと助かる”だった。
早いうちだと助かるんだ? ……オリジナルの遺言、関係あるのかな。]
『それじゃあ早速だけど今夜にする? 明日の夜でも大丈夫だよ。 どちらでも空けとく!』
[そう返信した。 ナユタとご飯しない方の夜に、クラブに行こうかな。 それともテリアとご飯しようかなあ。]
(357) 2026/02/16(Mon) 18時頃
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[テリアがクラブに来てくれたらいいんだけどにゃ。 踊る必要はないって言えばいいのかしらん。 一緒にクレパスのスーパーダンスを見学しようよ!とか。
……怒られるか。主にクレパスに。]
まだ具体的なこと何も考えられないけど…… 仲良くしてくれる友達には、 会っておきたい。
会っておかなきゃ。そんな気が……する。*
(358) 2026/02/16(Mon) 18時頃
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/* ト書きと会話の記号をなんか間違って 独り言を発声してるみたいになった!
まあええか…
(-138) 2026/02/16(Mon) 18時頃
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/* んー早いほうがCL共に助かるのだけど ウーン
(-139) 2026/02/16(Mon) 18時頃
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── 連れ立ってパン屋へ ──
[ 無論道中彼女に会えず、 家にも不在にしているようならば ポストにでも突っ込む予定だった修理品 幸い、受け取ってもらえたようだ >>355
なお配達料は必要ないが お代は当然請求した、修理費だ。 彼女は生活に困っているようでもなかったから 普通に金銭を要求しただろう、 安心しろこんな顔をしているが良心価格だ ]
(359) 2026/02/16(Mon) 18時半頃
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普段パンに、か やはりジャムが多いな 恐らくこれはオリジナルの習慣だったか 固いパンに果物のジャムを塗る習慣があったようだ 勿論そのまま食べることもあるが。
[ テリアからチョコレートを塗る話を聞けば 成程な、と思案して。 いつか試してみよう、とでも返したか ]
(360) 2026/02/16(Mon) 18時半頃
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……いや、今日は、 自分用ではなくてな。
教会のガキ、知ってるか あいつが味気ないパンばかり 食べてやがるみたいだからよ。
何かジャムでも 買ってやろうかと思ってな。
[ テリアとナナシに何かがあったなど 到底知らないものだから。 俺は悪気もなしに、そう説明しただろう ]*
(361) 2026/02/16(Mon) 18時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2026/02/16(Mon) 18時半頃
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移動の合間、ポーラからの返信に 気付いたときのこと。>>357
『じゃあ、急だけど今夜でもいいか? 場所と時間はポーラに任せる』
さほど間を置かずにそう返信した。
ポーラに最初『早いうち』と言った時点では 単に気分転換目的だったけれど。
その後に遺言を確認してからは、お互いの遺言を 確認し合ったら何かいい落とし所が見つかりは しないか、という思いがあった。
お互いに、できるだけ不幸にならずに済む道…… できるだけ互いの希望に近い道が見つからないかと。
そして現在に至る。**
(362) 2026/02/16(Mon) 19時頃
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/* もうちょっと赤膨らませたほうがいいかは悩んだのですが あまりそっちで時間食ってもなと……
ところでモスに声かけちゃったのだよな どうしよ
(-140) 2026/02/16(Mon) 19時頃
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―― エアポート ――
[ 茫っと宙の海を眺めていると 覚えのある声が聞こえて、 声の方向へと首をゆっくりと回す。 ]
……… ナユタさん。 …この間ぶり。
珍しいかな? うん、普段は仕事の時くらいしか ここには来ないかもしれない。
[ そういう時期、というのには 少し黙った後、そうかもと頷いた。 自分は荷の多い時の手伝いに来るだけなので 普段との差異は彼の方が目敏く気付くはず。 ]
(363) 2026/02/16(Mon) 19時頃
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ちょっと、考え事がしたかったのだけど…… 外海とコロニーの堺って、不思議だな。 なんだかぼうっとしてしまって。 あまり、進まなかった。
ナユタさんは仕事でここに? …… あ、でも私服だな。
[ オフ?と、緩慢に首を傾ける。 * ]
(364) 2026/02/16(Mon) 19時頃
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[配達料要らないんだって。>>359 まあ、要らないと言うのに無理に払わせろとは言わない。 携帯端末でその場でお代を支払えたなら、 単なる連れ立っての買い物だ。]
へえ、エフも、エフのオリジナルも パンにはジャムなんだ。
ジャムをそのまま食べる? へえ、よっぽど好き……あ、 パンをそのままって事か。
[間違いに気付いても、私はてへぺろとかするタチではないから、普通に話が流れていったかな。]
(365) 2026/02/16(Mon) 19時半頃
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[エフも、オリジナルの事を知らない内の一人だって聞けてたかな。全然知らなくても、やっぱりオリジナルに似るものなのかなと、ぼんやり思う。
……オリジナル、もう居ないんだよな。 エフのオリジナルも……って事は まだ考える事すらできなかったけれど。
私はヌテラっていうチョコレートスプレッドを塗る事が多いって話したら、いつか試してみようって言ってくれて。>>360 うん、是非、と頷いた。]
(366) 2026/02/16(Mon) 19時半頃
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……ナナの事?
[ジャムが自分用じゃない事には 特段驚く事はなかったけれど。 教会のガキ、と聞いたら目を見開いた。]
そっか…… エフもあの子の事、 思ってくれてるんだね。
[つい先ほどの事の様に感じるナナとのやり取りは、決して思い出して楽しいものじゃないけれど。 それより、エフがナナにジャムを買ってあげようとしてくれている事が嬉しくて。 悲しい顔でも険しい顔でもなくて、 穏やかな表情で、そっか、ともう一度呟いた。]
(367) 2026/02/16(Mon) 19時半頃
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[エフはあの中>>259の、誰なんだろう。 なんとなく、あれかあれかな、と思う。]
私は時々、あの子のピアノを聴いてる。 いい音色、だよね……
[楽譜を渡した仲だとはこちらも知らなかったが、教会で会っていたなら、演奏を聴いた事があるんじゃないかと思い、そんな風に話を振って。
ナナのオリジナルもピアノを弾いていたのかな。 でも、ナナのオリジナルは……もう居ないかもしれない。 そこまで考えたら、ふとエフの方を見て。]
(368) 2026/02/16(Mon) 19時半頃
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……エフのオリジナルは……息災?
[急になんだって思われそうだけど。 気になってしまったから。
エフは、 非常事態でもこんな風に仕事をして、届けてくれる人だと、なんとなく、思った。*]
(369) 2026/02/16(Mon) 19時半頃
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――エアポート――
そういえば、貨物船が多いときに見かけたか。>>363 あまり日常的に見かける人ではない気がしていた。
境界の話をされて、空を見上げる。>>364
「この辺は隔壁もないもんな……。 居住区は完全にドームで覆われてるけど」
大気を保つためのシェル≠ヘあるはずなのだが、 見た目で存在がわからないばかりか、宇宙服で 通り抜けても境目がわからない。 もちろん宇宙船も通り抜け可能である。
あの技術のおかげで宇宙コロニーの建設自由度が 格段に上がったのだというが、俺は原理を把握 できていない。維持に必要な機器は知っているが。
(370) 2026/02/16(Mon) 19時半頃
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オフ?と問われて、一瞬迷って頷いた。>>364
「うん、今日は休み。 俺も考え事がてらの散歩だったな。 でも散歩程度じゃまとまらないみたいだから、 このあと人に会って相談してみようかと思ってる」
曖昧に人との約束を仄めかしたが、今すぐにここを 去ろうとは思っていないのは、のんびり辺りを 眺めたりしている態度で伝わると思いたい。
しかし、続いて何か話題を振ろうとして、 ……黙ってしまった。
どうしても、クローンやオリジナルに関連した 話題しか思いつかなくて。でもそれは、あまり 気軽に話せる話題でないと思っているから。*
(371) 2026/02/16(Mon) 19時半頃
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/* モスがイメージしてそうなポート風景に即席で合わせた結果、謎の新技術が生まれた
(-141) 2026/02/16(Mon) 19時半頃
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***CL-1号
私が週の半分を過ごす父の研究所は 長い長いエレベータを下った先にある。
私の母国は教皇のお膝元に近く 研究所の隅に追いやられた 小さなチャペルがあった。
非人道的な実験も多岐に渡る中、 罪悪感に嘖まれ神に告解することで 平静を保つ研究員も多かったのだろう。
(*167) 2026/02/16(Mon) 19時半頃
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薄暗い聖堂に、燭台の灯がゆらめいて、 雑然と並ぶ簡素な木長椅子を照らし出す。
世間の目から隠す意図もあってか、 祭壇のちょうど裏手には クローンの培養室が併設されていた。
まるで聖母像が、クローンたちの 短い眠りを守っているかの如く。
(*168) 2026/02/16(Mon) 19時半頃
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コロニーに送り出す前のクローンに 特別な記憶処理を施したい人は 引きも切らず。
私はよくそこに忍び込んでは、 これから宇宙へ旅立つ 無垢な素体を飽くことなく眺めていた。**
(*169) 2026/02/16(Mon) 19時半頃
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/* >>*118 >会談を終えての移動中 これって報道とかされなさそうだよねー……
(-142) 2026/02/16(Mon) 20時頃
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「ポーラと? まさか、 彼女は子猫(キティ)なのに」
>>342それはポーラに向けての問いのようだったが ボクは先に口を挟んだ。
目覚めて一年、 星先案内人というれっきとした役目を持っていても、 ボクの知るポーラは、ここアレイトと ここで出会った人々をとても大切にしている>>0:171 ちょっと風変わりでとても純粋な女の子だ。
彼女を大事に慈しむ気持ちはあるけど、 彼女はとても幼くて。
(372) 2026/02/16(Mon) 20時頃
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ボクは人差し指を立てて声を潜め、 クレパスキュールだけに聞こえるように呟く。
「もしも彼女をそんな風に見るヤツがいたら
ボクはそいつのことを殺してしまうんじゃないかな」
(373) 2026/02/16(Mon) 20時頃
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それから、デバイスへの通知に気付いて、確認。
「ねえクレパスキュール、さっきの服、 ちょうどここに在庫があったんだって。 あと三十分で届くってさ」
やったね、と今度こそ狙いを定めてハイタッチ。
「せっかく来たから花を貰おうかな。 できれば鉢のがいい。これは何て花?」
ボクは店内をぐるり見渡し、 小さな鉢植えの花を手に取って訊ねた。**
(374) 2026/02/16(Mon) 20時頃
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/* 窓で視点分けるのはやっぱわかりやすかった気がする。 問題は1dまでオリジナルのこと書けねえってことかいね。
でもいろんなオリジナルがいて面白いな……
(-143) 2026/02/16(Mon) 20時頃
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/* あっそういう関係性なの!
>>373 草 オリジナルくんもう死んでるから許してあげて。
(-144) 2026/02/16(Mon) 20時頃
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/* >>373 よい……
(-145) 2026/02/16(Mon) 20時半頃
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そう、まるで景色が違ってね。 一瞬異世界に来たみたいな気持ちになる。 でも、ナユタさんはこの外で仕事しているんだものな ……すごいな
[ 自分はこのコロニーしか知らないが、 地球上でも同じ光景を見ることが出来るのだろうか]
(375) 2026/02/16(Mon) 20時半頃
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彼方此方から船が出入りしているけど あの船は殆どが地球から? ……ここから旅立つ場合、 行先は、どこでも選べるのか?
尋ねようとしたのだけど 誰に聞いたら良いかわからなくて。
[ 或いはそれは案内人の役目だったかもしれないが 詳しい案内が欲しいというよりは 選択肢がどのくらいあるのか…… そのようなニュアンスで問いかける。 ]
(376) 2026/02/16(Mon) 20時半頃
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ナユタさんも考え事仲間か。 ……えっと この間の話とは別件?
[ 人の事情を深堀りする気はない。 が、あの夜に聞いた話があまりにも不穏だったから。 つい、迷いつつも口にした。
人との約束があると聞いて、 そちらへ向かうよう促しそうになるけれど どうも急いでいる様子ではないようだ。
それなら、と話題を探す。 ]
(377) 2026/02/16(Mon) 20時半頃
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実は、私のオリジナルが 死んでしまったと連絡を受けたんだ。
なんだか呆気ないというか、 あまりに実感が湧かないというか…… 次に何をしたら良いか、考えることが出来なくて。 弔い? 手続き? ピンとこない。
[ これは相応しい話題だったろうか。 口にしてから一瞬後悔するも、後の祭りだ。 *]
(378) 2026/02/16(Mon) 20時半頃
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─ Ares Expo ─>>*154
[受け取った花の細部まで確認するのは当然だ。 ここはライバル企業も犇めく会場だからね。 だけどオレンジ色の花は正真正銘、ただの花だった。
感謝する、の言葉を受けて、あらためてにこっと笑う。]
……もっとも、
我が社は生物兵器の研究もしているので 花粉に毒を仕込む事も容易いんですよ。
[笑顔は、少し不敵さを帯びて。
少しの間の後に、ポケットから小さな器具を取り出す。 NeoArms特製の、花毒探知器だ。 親指で電源を押すと、吸引口のLEDが淡く光る。]
(*170) 2026/02/16(Mon) 21時頃
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[2〜3秒で画面が切り替わり、 緑の「SAFE」マークと葉っぱアイコンが表示された。 また、最初の邪気のない、にこーっとした笑顔に戻って。]
はい、毒の仕込まれてない、 中まで綺麗な花です。
ついでに……この会場、花粉も飛んでないですね。 ふふ。
[これ花粉症対策にもいいんですよね、なんて話もして。 普通の人にも聞かせられるような雑談は、 ここまでだったかな。
その後は、戦車談義に旧式から新型まで兵器の話題……、 どの話を振っても適切に打ち返してくる彼の深い知見に、 思わずスカウトしそうになったのは秘密。 …人事をすっ飛ばしてそんな事はできないんだけどね。]*
(*171) 2026/02/16(Mon) 21時頃
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/* >>373 ぎにゃー!
(-146) 2026/02/16(Mon) 21時頃
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『>>362 おっけー、じゃ今夜で。 場所……う〜ん、 教会の近くにあるカフェどうかな? ”カフェ・ラーレ”って名前の小さなお店。
時間は19時半で予約しておくね。』
[何となく、お互いの職場に近いエアポート近辺は避けた。 知り合いがいないとも限らないし、 話の内容がどこまで及ぶか分かんないし。
……オリジナルの遺言の、話。 どこまで話していいものかにゃあ……。
ナユタはいつも他愛のない雑談をしてる相手なんだけど。 なんだかちょっと、緊張してた。]*
(379) 2026/02/16(Mon) 21時頃
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「すごいのは技術だよ。 俺は維持してるだけだから」
宇宙空間で作業をするために、相応の訓練が 必要なのは事実だし、誰にでもできる仕事とは 口が裂けても言えないのが現実だが……。
それでも、メンテナンスするだけなのと、新たな 技術を作り出すのとには格段の差がある。
この不可視のシェル≠ヘ地球の大気を模した 仕組みらしい。一箇所もドームに覆われることなく 大気を維持する地球は、まさしく神秘だろう。
(380) 2026/02/16(Mon) 21時頃
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船に関して問われると、俺も聞きかじりの知識に なってしまうが、知っていることを伝える。>>376
「ほとんどの船は他のコロニーからのはずだな。 地球からの来航予定は、俺はわからない……。 ポートの受付で教えてもらえるかもしれないな。 旅立つのは……クローンって旅立てるのかな。 地球へはオリジナルが生きてるうちは行けないって 俺は聞かされてるけど……」
その辺はオリジナルの意向にもよるのだろう。 他のコロニーに行く場合は、俺にはわからない。 行こうと思ったことが、この10年間は無かった。
ポートの役人なり住民局なりで色々教えてもらえると 思う、という話も付け足して。
(381) 2026/02/16(Mon) 21時頃
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別件か、と問われると……>>377 別件のような続きのような、だが。 あまり大勢に明かす気になれなかった。 何しろ物騒に過ぎる。
それで返答を迷っている間に、モスキートから 追加の話題提供があった。>>378 思わず目を見開く。
「え……モスキートもか? 実は、俺もだ。他にもいるらしい。 何があったんだろうな、地球で……」
事の一部はニュース映像で知れるようだが、 俺はまだ見ていなかった。
(382) 2026/02/16(Mon) 21時頃
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何をしたらいいかわからないというモスキートは、 オリジナルから何かを要求された風ではない。
そういう例もあるということは、奇しくも既に 知っていた。
「遺言にあることをする……ぐらいしか、 俺は思いつかないけど。 それも特になかった、ということか? だったら……一応は人が死んだんだし、 弔いは確かに……」
オリジナルを弔う――俺には完全に欠けていた 視点だ。そんな心の余裕がないとも言う。
なにか良い道筋が見つけられて、その先で俺が 俺のままでいられそうなら、そのときはきっと……と 心に誓った。
(383) 2026/02/16(Mon) 21時頃
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と。普段より着信音を大きくして携帯していた端末が メッセージの着信を報せた。>>379
見ればポーラからだ。 待ち合わせの内容には『了解、また後で』と手短に 返信し、時刻を確かめる。 急いでこの場を去る必要はなさそうだった。
「悪い、モスキート、あまり長話はできなさそうだ。 誰か他に相談に乗ってくれそうな人はいるか?」
誰もいないと言われたら聞いてくれそうな人を 主観で紹介することになるが……、モスキートと 知り合い同士かどうかわからないからな……。 誰かいてくれ、と内心で祈った。*
(384) 2026/02/16(Mon) 21時頃
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― 花屋Crépuscule ―
[>>340軽率に興味を示したら消される、の言葉に 正直、ぎょっとした。
そうか……迂闊に話をすると、 相手に危害が及ぶ可能性すらあるんだ。 気を付けないといけないんだ……。
クレパスはもう遅いからごめん。 と、脳内で9人に分裂してるクレパスに謝った。]
>>341……最後の一人。
そっか……。
[言葉を失ってしまう。 会った事もない、クレパスと同じ顔のクローンたち… みんな死んでしまったんだね。 会った事もないのに悲しいのは、どうしてだろ。]
(385) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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[その後のとんでもない発言については、>>342 一瞬赤く……はならず、青くなって──、 マトとクレパスの顔を交互に見てしまった。]
おいこら、滅多なことを言うな! マトはモテるんだよ。 紹介してって言われたことある…も……ん
[クラブの常連の女の子に。
尚、よくわかんないから、握りつぶした。 もしもマトが彼女欲しかったらゴメンネ……って、 心の中で謝ったから大丈夫。
>>372 キティと言われてるのは、悪口だと思って、 やんのか!?という目でマトを睨む。]
(386) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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[マトがクレパスに何かぼそぼそ言ってるのは聞こえず。 >>373 そんなこんなで──? クレパスの衣装がもうすぐ届くという情報を得て、 今度こそハイタッチした。]
ダンス、今度はリハーサルしようね。 リズム感はある──気がする──から大丈夫!
[今は、クレパスのホール再デビューの事を考えて、 いつもみたいに、楽しい気持ちでいられた。
遺言のことなんて、 夢だったら……いいのにな。]*
(387) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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>>386紹介? その話は初耳だ。 髪色だけでなく顔まで青くして、 慌てるポーラをアイウェア越しに面白そうに眺める。
「リハーサルするならさ、 今度は三人で衣装揃えて、 ボクとポーラはクレパスキュールのバックで 踊りたいな。
前に来てくれた人も、 来なかった人も誘ってさ、 皆に見て欲しいよ」
勿論その時はアルコールはお預けだよ、と 付け足すのも忘れずに。*
(388) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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――花屋Crépuscule――
酔っている? 酔っていない?
そんな応酬と微妙な空気に、 「後は若いお二人に任せて」と こそこそバックヤードに引っ込もうかと まごついている店員約一名。
今も耳に残響するポーラの声。 『友人だから相談に来た』>>327
――友人? ゆう‐じん〔イウ‐〕【友人】
アレイトでの交友関係のほとんどは 店主と客だ。 もしかして:ともだちがいない
(389) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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──町はずれの教会
>>374ボクはクレパスキュールから 鉢植えの花を受け取ると、教会へ足を向ける。
「音楽だ。ピアノ……?」
何の曲だろう、しっとりと繊細な旋律は>>354 技巧的ではないけれど、心に訴えるような響きで 何よりもこの場所に似つかわしく聴こえた。
小さな指先が鍵盤を叩き、押す、駆ける。 ああ、あの子どもだ。
ボクは邪魔をしないように、 その音楽が終わるのを待った。**
(390) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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オリジナルにこの身を明け渡す日のため、 極力余計な交流を避けていたのだから 仕方のないこと。
世間ではそれを『ぼっち』と呼んでも。
クローンの稼働年数と外見は一致しない。 それを知って尚、此方の半分ほどの 年齢にしか見えないポーラから 友人認定されているのは、
――内臓を羽根で擽られるような 妙な気分だった。
(391) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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/* >>386 >心の中で謝ったから大丈夫。 暴論が過ぎるwww
ポーラ・クローンは多分マトが好きだよねえ
(-147) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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「――なるほど、見解を改めました。
恋人というよりは、過保護な兄か、 いっそ父親のようですね」
自分なら、愛娘(※架空)が夜のクラブに 出入りしていたら、ガミガミネチネチ 苦言を呈して『パパキライ!』とか そっぽ向かれてショックで寝込みそうだ。
そこはそれ、護衛兼お目付け役として 気を配っているのだろう。 こっそり打ち明けてくれたマトリクス>>373 の苦労が忍ばれ、ぽむりと肩を叩いた。
(392) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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「では私も精々、 友人がクローン殺しにならないよう 彼女の身辺には配慮いたしましょう」 新しく覚えた『友人』の使い方は これで合っているだろうか。*
(393) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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[ ナナ。>>367 名無しだから、ナナか、と そう思いいたるまでは少し時間がかかったか “エフも”ということは、彼女然り、 やはり気にかけているヤツは幾分か居るのだろう ピアノを聴いている、の言葉に一つ頷いた >>368 ]
ああ、 音楽に知見があるわけじゃないが あれがいいものだというのは俺にも判る
[ あれだけピアノを初見で弾けるということは オリジナルが…?と彼女と同じことを考えた ……と、その矢先の質問。>>369 ]
(394) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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…いや、
[ 急になんだ、は思いつつ、 それでも隠すことなく答えるだろう ]
今日死亡通知が届いたよ だから此処を離れることも可能らしい
[ “此処を離れる”。 それがクローンにとって、 どういう運命を辿る意味を持つ言葉なのか 彼女であれば、言わなくとも伝わるだろう ]
(395) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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[ 突然の問いかけ。 朝のクレパスキュールの一件もあり、 こちらもふと思い立って尋ねてみようか。 ]
お前のところもか。
[ もし違うのであればそれでいい。 デリカシーというのは…少々足りないものだから。 ]*
(396) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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/* ところでお初の方もたくさんなので中身などわからないのですがクレパスキュールだけは判る気がします
(-148) 2026/02/16(Mon) 21時半頃
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>>388 三人で衣装揃えるの最高〜! うんうん、いいと思う!
クラブはちょっと……って言ってる人も、 観客としてなら来てくれるかもしれない。
[考えたらまた楽しくなってきた。 素面で全然大丈夫だよねっ、とクレパスの肩を叩いて。]
>>392 兄はともかく、父親はないだろ! ボクとマトは対等な友達だもーん。 ねっ。
[そう言って肩を組んだ……うそ、組みたかったけど、 届かないので、肩を組んでるようなポーズだけした。]
(397) 2026/02/16(Mon) 22時頃
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─ Ares Expo ─
毒…?
[ 不敵な笑みを浮かべるポーラーに 眉を思いきり顰めてみせる>>*170
尤もこんな物騒な展示会だ、 当然警備や監視の目は360度、 ありとあらゆるところに張り巡らされているが 花粉ひと粒まで検査が行き届いているかというと 確かにやや不安は残る。 ]
(*172) 2026/02/16(Mon) 22時頃
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…冗談にならない冗談はやめてくれ 花ごときで命を落としたくはないな
[ 吐き捨てるようにそう言うが、 結局こういった油断で命を落とすことになるのだ そのあとは、戦車談義に兵器談義、 敵情視察や調査としては上々だったのではなかろうか
── 尤も、そんな“油断”で命を落とすことになるのは もっともっとずっと後の話。 ]**
(*173) 2026/02/16(Mon) 22時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2026/02/16(Mon) 22時頃
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[そもそも…… 今はともかく。 オリジナルの年齢は、ボクの方が年上なんじゃないか?
多分そう。 だからある意味、ボクがお姉さん。
──なんて、 今のマトそっくりの、彼のオリジナルの姿を想像して 無邪気に考えていた。]**
(398) 2026/02/16(Mon) 22時頃
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ところで。
その大層おモテになるらしい友人が 破滅へのカウントダウンを 宣告してくる件について。>>372
ビラビラの刑までの執行猶予14分を待ちながら。
「そちらの鉢植えは、シクラメンになります。 野生では毒性があって猫や犬には危険ですが こちらのクローンは無毒ですのでご安心下さい」
王の冠とも、聖母の心臓とも称される篝火花。 脳の底にこびりついた、燭台の灯を髣髴とさせる。
そういえば、ナナの顔を見ていないなと 一瞬扉の方に視線を彷徨わせた。*
(399) 2026/02/16(Mon) 22時頃
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