33 桜森高校同窓会
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狼
墓
少
霊
全
夜更けに響いた破滅の音に起こされ、不安に駆られた乗客たちは集会所へと集まった。単純な直接通信の機能しか果たさなくなった携帯を携えて。
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次は私の順番ね。この教室で、ほんとうにあったはなし。
ある女の子を無視すると決めたことがあるの。給食のとき、トイレ、移動教室、放課後も。 やがて、その子は教室の真ん中で、死んでしまいます。黒板には血糊でびっしり、恨み言が書かれているの。
それからは同じ教室で、今度は首を吊ったり、血塗れになったり、飛び降りたりする人が相次ぐそうよ…
(0) 2024/02/10(Sat) 20時半頃
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キ───ン
コ───ン
カ───ン
コ───ン
(#0) 2024/02/10(Sat) 20時半頃
─ ××××年・旧桜森高校(現・桜森高校旅館) ─
[17時を告げる鐘が鳴る。
その施設は、かつて、私立高校だった。
生徒数の減少に伴い廃校した後、
廃校再生プロジェクトの対象校となり、
長らく立ち入り禁止となっていたが──、
とあるデスゲームに使用された4年後のこと。
当時の参加者の元に、
一通の招待状が届く。]
(#1) 2024/02/10(Sat) 20時半頃
件名: 【当選通知】無料温泉旅行へのご招待!
親愛なる×××様
かつて学生たちが学び、思い出深い時を共有した[桜森高校旅館]の××年度関係者の皆様へ、特別なご招待状をお届けいたします。
[桜森高校]は多くの思い出が詰まった場所でありますが、その建物は一部リノベーションされ、優雅な温泉施設として新たに生まれ変わりました。
この素晴らしい変化を皆様にご覧いただき、一緒に特別な時間を過ごしたく存じます。
以下の日程に、無料の温泉施設宿泊及びご体験をご招待させていただきます。
日程: 2/13〜2/15
時間: チェックイン15時
場所: [桜森高校旅館]
※注意:事前の電話予約などは不要です。
(#2) 2024/02/10(Sat) 21時頃
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── とある日・自宅の玄関先 ──
[今年は暖冬だと思っていたけど、 成人式の後から急に寒くなって。 その日も粉雪がちらついていた。 黒いカシミヤのコートに、チェックのマフラー。 それからグレーの手袋という防寒装備で家を出る。
白い息を吐きながら中庭を抜けるが、ふと 郵便受けに、二通の封筒が入っている事に気付いた。
出かける時に郵便物を手にするなんて 非効率ではあるのだが。]
……? 同じ封筒が二通? なんだこれ。
(1) 2024/02/10(Sat) 21時頃
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[片方は沙羅宛てであろうが。 宛名を確かめ、自分の名前が書いてある方を取り出し 首を傾げ乍ら、その場で開封する。 手袋のままいい加減に破ったので、 何だか中の紙もちょっと破れてしまったが。
読んで行くうちに、眉間の皺がどんどん深くなった。]
……無料温泉旅行へのご招待?
え、こわ。
[文章の中にある、"桜森高校"という施設名を見て 少し眩暈すら覚えた。
───なんだって? 今頃? あそこから招待??]
(2) 2024/02/10(Sat) 21時半頃
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[少し考えて、破られている封筒を戻すのも何なので 自分宛の封筒はカバンに押し込み、 沙羅宛ての方は、一瞬悩んでから、郵便受けに戻した。 彼女はまだ寝室で寝ているはず。]
うーん…… 沙羅にも来てるって事は他のみんなにも……?
[誰かにLINEしようかとも思ったが、 取り敢えず今は大学に向かった。 特に意味はなく足早になる。
怖っ、とか 何故?とか、様々な思考が駆け巡るが、 "桜森高校"という懐かしい響きに、 なんとも表現しがたい感情が芽生えていた──。]**
(3) 2024/02/10(Sat) 21時半頃
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─ とある日の村名若菜 ─
[昼休み、とある高校の職員室。 若紫色のスマホにぽちぽちとLINEメッセージを入力している。]
💬 「ニジノちゃん、昨夜は早寝してたからお返事次の日になってごめんね! うんうん、その招待状は大丈夫だよ! 確かに出資はクルーエルらしいけど、温泉旅館は本当に普通の宿泊施設みたいだから…。伯父にも確認取ったから安心して。 ご飯とっても美味しいんだってー! 」
[少し作業が残っていたので要点だけの短めメッセージになったが、ぽちっと送信する。ふ〜っとため息をついて、椅子の背もたれに沿って伸びをした。]
これでよし……っと。
あ〜ぁ、いいなー温泉旅行! **
(@0) 2024/02/10(Sat) 21時半頃
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─ とある日・玄関先 ─
[その日は、大学の1コマが休講だったので、玲よりも少し遅く家を出た。
耳元は、うさぎ型のイヤーウォーマー。 手には、うさぎさんの様なもこもこグローブ。 襟元にファーが付いているコートの、防寒装備で。
外は、粉雪が舞っていて、吐く息は白く。]
[中庭を抜けると、ふと、郵便受けに封筒が見えて。 グローブをしたまま手に取ると、自分宛だったので、その場で開封してみた。]
……桜森高校旅館。 …………。
(4) 2024/02/10(Sat) 22時半頃
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[件名は、迷惑メールの様で怪しくて。 行ったら、またVRゲームか何かに参加する事になったりして、とか。 玲にも届いているのか、とか。 そもそも、私宛の招待状が双樹の家ではなく、なぜこちらに届いたのか。 なぜ、今はここに住んでいる事を知っているのだろう、とか。 色々考えてしまったのだけれど。]
……あ。電車に乗り遅れてしまうわ。
[少しその場に長居してしまった様で、腕時計を見ると、電車の時間が迫ってきていたから。 封筒を鞄にしまうと、足早に駅への道を歩き出した。**]
(5) 2024/02/10(Sat) 22時半頃
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[火浦大和の朝は早い。
ゲームに夢中になって夜更かししてしまうこともあるけれど、概ね朝から気分爽快で起床すると、洗面と着替えを手早く済ませる。
高校の制服である学ランを卒業して数年、今ではすっかり作業着姿も板についてきた。
階下では妹である詩織が朝食を作り終えた頃合で、漂う味噌汁の香に腹の虫が鳴る。 御曹司に見初められ、じきに不自由な足を引きずって家事に追われることはなくなる身分なのに、花嫁修業と称して未だに父と兄の食事を用意してくれているのは、罪滅ぼしも兼ねているようだ。
また、兄妹で作る庶民の味のコロッケなどが意外と御曹司に受けが良く、結婚後も料理はできる範囲でしたい、と健気なことを口にする]
(6) 2024/02/10(Sat) 22時半頃
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[古くて狭いキッチンで、座りながらでも用意できる簡素な朝食。
できあがった品を茶の間に運ぶのは少年の仕事だ。 炊き立てご飯にお味噌汁、漬物、焼き魚。 後は日によって冷奴や納豆や玉子焼きという、昭和の風情漂う献立だ。 魚がメザシならサ〇エの食卓と完全一致していただろう――今は逆にメザシはスーパーから消えてしまったので、塩鮭である]
『お兄ちゃんは、明後日から 泊まりでご飯いらないよね? ニジノ御姉様も帰国して一緒だったっけ、 よろしく言っておいて』
(7) 2024/02/10(Sat) 22時半頃
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『それとお父さん、羽柴さんが来週の半ばに 工場の様子を見に来たいって』
[主に喋っているのは妹だ。 少年も賑やかな方だが、朝食は兎に角白米を掻っ込むことに忙しく、自然と口数が減ってしまう。 大き目の茶碗はすぐ空っぽになって、二杯目をつぎに自ら立つついでに、父の分もおかわりをよそった。
皿洗いは妹の担当だが、皿をさげる行為もほとんど先回りして自分でやる、たまに父、だ。
足の悪い妹を、なるべく立ち歩かせないように自然と組まれたルーティーン。 自身が座布団に落ち着く時間は僅かだが、最早身体が勝手に動く]
(8) 2024/02/10(Sat) 22時半頃
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[ただ、今日は家族揃った朝食の光景に違和感があった。
何気ない会話の返事に窮して口籠ったり、咳払いで誤魔化したり。 明後日に迫った休暇や疚しいことで心がいっぱいなわけではなく、
『ニジノ御姉様』
詩織の口からその音を聞いた途端、ハッとした。
フリーズして漬物ごと箸が落ちた]
(9) 2024/02/10(Sat) 22時半頃
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[――――それは、自分の名前だ]
(10) 2024/02/10(Sat) 22時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2024/02/10(Sat) 23時頃
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/* というわけでCClemonでもsouでもなく、りしあです。 「本当にヤりやがったぜ……」的な入れ替わりなんだけd
←にヤマトのチップがあるだけで私はっ! 私はっ! テンション目茶苦茶で情緒死亡🙏 ありがとうございます! ありがとうございます!!
無事尊死👼
(-0) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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――とある冬の朝――
[集合ポストの確認をついつい怠ってしまうのは、 柊の数少ない――というのは自身の評価だが――欠点のひとつだ。
だから、きっとその案内状を先に手にしたのは 一緒に暮らしている”彼女”だっただろう。]
温泉旅行。
[招待状を一読する。 受け取ったのが彼女でなければ、 あるいは彼女とともにいる環境でなければ、 禄に目も通さずに捨てていたかもしれないそれ。]
(11) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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……ふうん。 誰が送ってきたんだろう。クルーエル社……? 懐かしいな。
といっても、VRだったけど。 へぇ、あそこ今、旅館になってるんだ。
[そこはVR内で数日、 リアル時間でほんの数時間過ごしただけの場所。 なのにどこか懐かしい目で書面の高校の名を眺めて、]
―――― 野々花は行きたい?
[首を傾げて、問いを口にした。**]
(12) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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/* というわけで再演村です!
なんか見知ったみんなが次々とエントリーして来るのドキドキするな!
(-1) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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/* そしてメモを見て、今更に沙羅の苗字が フタキであると知った……。 え、ずっとソウジュだと思ってた……ソウジュサラ。
なんというポンコツ。
ヤマトのチップであまり中発言すると 誤解を招きそうだけどポンコツなのはりしあです。。。
(-2) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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/* >禄に目も通さずに捨てていたかもしれない>>11 [『柊まじ柊』のスタンプをそっと押す]
(-3) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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[虹乃の父親は眉間に深い皺を刻み険しい表情のまま、玄関先にて母親と話をしている娘を見つめる。
随分成長したものだ。ほんの少し前まではまだ父親の腰辺りまでしか背がなかったのに、いつの間にか大人びた雰囲気を醸し出す女性になっていた。
シアトルへの留学が決まった時には嬉しい気持ちとひやひやする想いが交差したが、もう子供扱いをして過度に心配をしなくても良いのかもしれない。
現在は帰国しているが、明後日から泊まりでの同窓会に参加するとか。 以前なら泊まりなど、と口煩く反対したものであるが、母親も忘れ物はないようになど注意しているだけで。
スケートリンクに寄ってから行くと言っている。 練習に熱心なのは良いことだ。]
(13) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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『……気をつけてな。』
[ただそれだけ声を掛ける。 笑顔で見送るにはまだ複雑な胸中が残るもののーー。
そんな父と娘の一幕を経て、虹乃は自宅を後にする。
だが両親の承諾という難関をクリアしても、虹乃にはまだ越えねばならぬ大きな壁があった。
幼馴染みの清佳が尾行して来ないか何度も何度も後ろを振り向く。 彼女は虹乃が複数の男子と共に寝泊まりするなど、死んでも許さないだろう。 見つかるわけにはいかない。]
(14) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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[……早く大和と合流しなければ。
ーーやまと?
虹乃は荷物を肩から落としてあんぐりと口を開いた。 それは、自分の名前ーー。]
(15) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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[……では、ない。]
(16) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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[火浦大和は虹乃の彼氏(未満)の名前じゃない、やだ〜
あたしは虹乃! ぼんきゅっぼんのナイスバディで大人気のプロスケーターよ♪
って、いっけなぁい、のんびりしてる暇はないわ☆ミ 急げ急げ!
あたしは大きな荷物を自慢の筋力で軽々担いで道を急いだ。 清佳の家の前はスケートリンクを滑るように素早く走り抜ける。
ただ、走ると問題が生じる事に気が付く。 胸にぶら下がる2つの膨らみが……とても重い。 おまけにゆっさゆっさと振り子みたいに揺れるし。 か、肩が凝るーー]
(17) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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[そうだ、大和に逢ったら揉んで貰おうっと。 大和は誰かって? めっちゃムキムキマッチョで頼りがいのあるイケメン彼氏よ!決して未満なんかではない。
あたしは彼に夢中なの。 逢ったらいっぱいチューしてギュッとして貰うんだ〜!
沙羅や野々花との彼ピッピトークも楽しみ〜キャッキャウフフッ 沙羅と野々花はあたしのマブダチよ。三人ともとあるきっかけで同じ場所で彼氏が出来たから、以来仲良しなんだ〜女子トーク最高!
キリノや柊は男だからだ〜めっ]
(18) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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[……大和、子?
いや、そんな不気味な名前の女子は知らないなあウッアタマガ。]
(19) 2024/02/10(Sat) 23時頃
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―― うまか棒工場 ――
[流されるまま、実際は外観しか見たことのない自宅と隣接した敷地の工場で、普段通りの業務に勤しんでいる。
ゴウンゴウンと低い唸りをあげる巨大な機械たちに、コンベアで運ばれていく無数の生地。 焼き上がり、乾燥させてパッケージングされていく工程毎に無数のメーターと睨めっこする]
『検品作業の人手が足りてないから、補充入ってくれ。 それと、限定商品用のサンプルが 届いたから、運んでおいて』
[言われた通りの作業を、怪しまれないように黙々とこなす。 特に咎められることもないので、これが平常運転なのだろう。]
(20) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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[工場の仕事なんて初体験だが、常に気を払いながら動き回っていて大変だ。
ただ、重い物を運んだり掻き回したりしていても、慣れているのか体力は無尽蔵に湧いてくる。蒸気に煽られ作業着の下で汗ばんでいるだろう筋肉も、アスリートと違った意味で活力が漲り躍動している。
スポーツで流す汗も美しいが、労働で流す汗の充実感ときたら、病みつきになりそうだ]
……おっと涎が。
でもそっかー、 大和毎日頑張って働いてるんだな
[久しぶりに会う時はいつもはしゃいで仔犬のようだけれど、従来は生真面目な性分なんだろう。意外な一面が知れて嬉しい――が、この状況に適応している場合ではない]
(21) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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[帰国したのはいつだっけ?
パパママといつものビデオ通話で、クルーエル社からの招待状が自宅に届いていると聞いて。怪しんでワカナさんにLINE連絡で問い合わせてみたのが、成人式も過ぎてから。
そもそも何故大和になって働いているのだ、夢か妄想か?
物語みたいに中身が入れ替わってるとしたら今頃、虹乃の身体は大和の中身でスケートの練習に行っているのだろうか、両親やお隣の清佳にバレてないか? 連絡を取ってハッキリさせたいが、携帯端末は着替えと一緒にロッカーの中だ。休憩時間まで、LINEのチェックもできない。モヤモヤしていたら、頭上から工員の声が降ってきた]
『在庫の数が合わないんだ。 紛れてないか倉庫確認してきてくれー!』
は、はい! 行きまーす!
[小走りで対応しながら、兎に角火浦大和として、目先の仕事を片付けるのだった。]
(22) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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[漸くのお昼休み、水分補給後すぐにスマホをチェックした。
何だか他人のプライバシーを覗くようで後ろめたいが、夢かも知れないし、非常事態だし、目を瞑って貰おう。 余計なフォルダは見ないようにして、『ニジノ』の連絡先へ電話をかける。――アイコンが半裸に近いサービスショットなのは後で問い質すことにする、誰かに画面を見られたらどうするのだ]
もしもし、大和? わた……おれ……? 虹乃だけど! なんか、朝起きたら大和になってて、 ワケわかんないまま、工場でちゃんと働いてるけど、そっちはどう?
[声は成人男性の低音だから、素の喋りは少し気持ち悪い。
オッスオラ大和しとくべきだったか? いや、大和子と思えば違和感は少ないか(!?)
人目を憚るようにロッカールームの隅に移動する。 肩を縮め声を潜めて、通話相手の現状も把握しなければ*]
(23) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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[清佳とパパラッチならパパラッチのほうがめんどくさくないので、巻くことに集中してしまった。
ふう、やれやれだぜ(肩コキッ)
あっそうだ!行く前にリンクでスケートの練習していこうと思ってたんだわ。 腕(滑るのは脚だけど)がなまったら困るもの。
という訳で清佳に遭遇せずに済んだあたしは無事にスケートリンクに向かったわ。氷上の妖精として華麗に滑るのよ!
お笑いで滑るのとは違うから安心してね。その点では滑らない虹乃を目指しています、はい。 大和のようなズッコケはしないわ。
更衣室はがらがらでラッキーデー。 早速着替えようとパッと服を脱ぎ下着姿になり鏡の前に立つとーー]
(24) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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デッケエ……
(25) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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[鏡に映るたわわはお椀では足りない。丼だ。ブラジャーに収まりきらない勢いでぷるるんとしている。
自分の胸なのにドキドキするのは何故? あたしは両手で2つの膨らみを掴むと指を食い込ませ、わしっわしっと揉みしだく。
よく知っている感触。]
はあ〜最高だぜ〜!!
[ん?なんだかあたし、さっきから男みたいに喋ってない? でも心の底から沸き上がる声が我慢できない。
しかも揉み揉みしていたらなんだか気持ちよくなってきて。 あたしの頬は桜色に染まり瞳が潤む。そう、よく大和から「可愛い」って言われるやつだ。
どうしてよう。疼いて仕方ない。もういっそ下も触っちゃおうかなーー犬みたいな彼氏を思い出しながら。]
(26) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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[ーーその時。ベンチに置いていたスマホが着信を告げた。]
ひゃあっ?!
[腹筋の上に指を滑らせて下を目指していた最中だったから、あたしは驚いて変な声をあげる。
誰?ーー大和? 通話に応じると聴こえたのは”俺の”声。]
えッ!大和?あたしは虹乃、虹乃よッ!大和子じゃないわよッ!
[混乱して訳のわからないことを口走る。オネエ言葉は板についているが、そも声は女なんだからオネエではない?
ん?大和になっててってどういうーー
そこで漸く理解した。 大変な事が起こっているのを。]
(27) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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お、俺の身体ニジノ!ニジノになってる!!
なんで?!どうして? おっぱい揉んでる場合じゃねー!!
[気が付いたらスマホを持たない左手はまだ胸を揉みしだいている。 この感触がたまらんのだ!]
俺今スケートリンクの更衣室なんだけど?
そっちは俺んちのうまか棒工場なのか?! 今から行くから待ってろ!
(28) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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[のんびりスケートしてる場合ではない。名残惜しく胸から手を離すと、虹乃は衣服を整え荷物を持ちタクシーに飛び乗る。
目指すは自宅、火浦邸。 運ちゃんに釣りはいらんと札を投げる。すると玄関にて丁度妹の詩織に出くわした。]
『虹乃御姉様?……どうしたんですか、そんな髪を振り乱して。
何かあったんですか?』
[妹から見るとやはり虹乃なのか。 えーい説明がめんどくせー!]
大和は工場?!
『え、ええそうですけど。 御姉様?お兄ちゃんと喧嘩でも?』
してねーよ、 ラブラブだ心配すんなッ!
(29) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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[どけどけと妹を押し退け自宅に隣接して建っている工場へ。]
ニジ……いや、 大和ーーッ!!
[なんで自分の名前叫んでんだ俺。 が、そんだけドタドタ走り騒げばきっと合流は叶っただろう。]*
(30) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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――とある冬の朝――
[朝のゴミ出しを終えてから、 郵便物を手に自宅に戻ったのは少し前のこと。]
旅行?
[先に封筒の中身をあらためていたらしい 彼からの声が届いたので、隣に腰を下ろし わたし宛てのもう一通を手にした。 同じ住所に、二通の同じ形の封書。 恐らく昨日届いていたものだろうけれど、 一日くらい確認が遅くなって困るようなことはないから 彼の数少ない欠点は今のところ欠点として カウントされることはないのだった。]
(31) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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/* ニジヤマニジワロタ
野々花は行動縛ってごめんね
(-4) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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差出人の名前までちゃんと見てなかった。 クルーエル社……… って、あの会社よね? 【当選通知】ってあるけど、何か応募していたの?
そう、あの場所が、宿泊施設になったの……。
[一度だけあの場所を訪れたことがある。 あのVRでの出来事の後、女子会の時に。 確かに、街中に近いながらも周囲に緑も見られて 場所は良かったように記憶している。]
(32) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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/* あっ(タイミングに拝む
はーかわいい
(-5) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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奏人くんとは、一緒に行ったことなかったわね。 前に行った時はね、話した通りで、 本当にあのVRのまま、廃墟だったのだけど。 今どうなっているかは、気になるかな……
[一見して怪しげな文面を一読し。 読み終えたなら元の通りに畳んで封筒に戻す。]
あ。もちろん、奏人くんが、大丈夫なら。
[あのVRイベントには様々な思いがあるはずだ。 彼の意向を問うように、同じ方向に首を傾げた。**]
(33) 2024/02/10(Sat) 23時半頃
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[案の定、向こうから聞こえてくるのは自分の声だが、わざとらしい科と媚を含んで大和子なんて宣っている。
恐れていた事態――所謂『君の名は。』現象だ(※君の縄ではない)]
(34) 2024/02/11(Sun) 00時頃
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おっっっぱ――!!!!??!?
ちょ、ちょっと私のカラダに 変なことしてないでしょーね!!
ナニを揉んでるって? ■すぞ!?
……いや、戻るまでは私のカラダは■したら困るか。
[受話器の向こうの不埒な狗に向かって吠えた。 夢だと思うのに、妙にリアルな懸念が浮かぶ]
(35) 2024/02/11(Sun) 00時頃
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わ、私のカラダに悪戯したら、 私は大和のカラダであーんなことや、 こーーんなことしてやるぅ――!
[どんな暴虐の限りを尽くすかと問われれば、手始めに吉〇家で特盛の牛丼を9杯くらい食べてみたいかな。 普段ジャンクフードファストフードの類は遠ざけてるし、お腹がはちきれるほど食べることもない。 他人のカラダなら体重を気にする必要もないワケで、成人男性の一日の摂取カロリーを倍の更に倍くらいオーバーしてやるのだ。
何という悪辣非道!
慈悲のカケラもないのか!
焼き肉やステーキや蟹を食べ放題しないあたりは、お財布事情を慮っているつもり]
(36) 2024/02/11(Sun) 00時頃
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[それともう一つ。 先程から僅かに違和感を覚えているのだ、下半身に。 重量級荷物の上げ下ろしで腿にキてるわけではない。 胸の谷間にピントを合わせた"ニジノ"のアイコンや、スピーカーから漏れ聞こえる吐息に、逐一反応している ――所謂男性の生理現象的なアレ。
色欲は果たして、肉体と精神どちらに付随するのか。
普段なら自慢の筋肉に見惚れることはあれど、自分の裸体に欲情なんてするはずがない。
けれど、虹乃の意識は大和の二の腕のラインに心踊るし、大和の身体は虹乃のしどけない姿に声に、湧き上がる情動を制御できない]
(37) 2024/02/11(Sun) 00時頃
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そう、工場で働いてるけど、 欠勤や早退したら大和が怠慢に思われるでしょ!
頑張って定時までは仕事するから、 会うならその後で、って――、
[一刻を争うはずなのに、妙に悠長に待ち合わせ時間を提案する。 何なら、今日一日くらい火浦大和の生活を体験してみるのも、楽しいんじゃないか、って。死ぬわけでなし。一生戻れなかったらさすがに困るけど]
(38) 2024/02/11(Sun) 00時頃
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[なんてこちらの言い分も聞かず、途中で通話は切れていた。 リンクから工場まで、公共交通機関なら84分弱といったところ。
勤務が終わるまで待たせるか、現場の人に仮病で早退させて貰うか、]
……と、ところでコレ、どうすれば……?
[ツーツーと虚しく鳴るスマホをロッカーに置いたところで、下肢の間の違和感が増していることに気付く。 なんだなんだ、"虹乃"に会えるのがそんなに嬉しいのか大和は。ほんとワンコなんだから、っていうか。
情けないことに前屈みの体勢から、背筋が伸ばせない。 常に姿勢は美しく、立っても歩いてもトレーニングが信条だと言うのに!!]
(39) 2024/02/11(Sun) 00時頃
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[原因は言わずもがな、扱い方が分からず持て余し中の雄特有の部分だ。
このまま平然と仕事に戻るなんて無理無理無理いいいぃぃなトコロまで切羽詰まっている。というかこのカラダ節操なさ過ぎじゃないかもうちょっと我慢を覚えようよ――否、"待て🐕🦺"のできない大和だしな、仕方無いな]
トイレでこっそり……
いや、私が上手く独りで処理できるの??
[そもそも男子トイレに入らないといけないのだ。 それだけで難易度MAXなのに、ナニゴトも見るのとスルのでは勝手が違ってくる。 かといって大和の身体で女子トイレに入れば、即通報案件待ったナシ]
(40) 2024/02/11(Sun) 00時頃
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[勤務どころでないと今更にピンチを自覚した。 仕方なく腹痛のふりをして(※実際問題があるのはもう少し下方)貴重な午後休を申請する。
裏口からそそくさと逃げ出し、ダンボールを満載した軽トラの影で自分の身体がやって来るのを待つ時間が、やたら長く感じられた。
不意に工場の入口付近が騒がしくなり、『未来の社長夫人が乗り込んできたぞー!』とか不穏な叫びが飛び交っている。
ダッ、ダダダダレがナンだって!?]
(41) 2024/02/11(Sun) 00時頃
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やまっ――虹乃! とりあえず口閉じろ! shut up!!
[目的の人影を見つけると、非常に歩き難いのも忘れて大股で駆け寄り、問答無用で掌で相手の口を塞いだ。 途端、指の腹にかかる吐息と湿った唇の感触に、ぞわゎっと背筋に快感が奔って腰が砕けそうになる。
いやいや待て待てここではマズイ早まるな! 万年発情期か大和犬め!
自分を叱咤しながら自分の身体を確保してズルズル外へ引っ張り出すのだった**]
(42) 2024/02/11(Sun) 00時頃
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[電話先の剣幕が凄い。や、そんな怒らなくとも?
大体気にするとこはそこなのか? 別に触ってもいいだろう、いつも触っているのだし。
俺のおっぱいだ!!(※性的な意味で)
問題は触ってはいるが触られてもいるので妙な感覚になるだけで……このもぞもぞした、しっとりした気持ちは何?
ヤ バ い。
電話口にて騒いでいる”俺”は内容からも間違いなくニジノであった。
◾すとは物騒だがFuck you!と言われるよりはマシかな? ファックをするのは自分なのだ。 いやまて、自分は今ニジノだから……??
脅しのように叫ばれたあんな事やこんな事がさっぱりわからんが、 工場勤務をサボらなかったような彼女であるから、なんのかんの無茶はしない気がした。]
(43) 2024/02/11(Sun) 00時頃
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[それでも、すっ飛んで駆け付けたのは彼女が激しく動揺していたからに他ならない。
お姫様の危機に駆け付けないナイトはいないからな。 今はこちらが胸をゆさゆささせているから姫な気もしないでもないが!
彼女が腹痛を偽り仕事を休むなどの偽装工作をしたのも露知らず、タクシーにて光の速さで到着。]
ニジノ〜!助けに来…… むぐッ!
[いきなり現れたのは鏡で毎朝良く見る肌の浅黒い男だ。正直もう少年って感じではない。 歩き方が変なのは何故だろう、慣れない工場作業でぎっくり腰か?! うまか棒を作るのも確かに大変ではあーーんがぐぐっ
口を塞がれては会話は無理である。 しかも”俺”はがしっと腕を掴みズルズル”あたし”を引き摺っていく。
助けに来た筈なのに拉致られてるの何故?! 助けてマ○オ〜!(ピー○姫ボイス)]
(44) 2024/02/11(Sun) 00時半頃
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[たどり着いた先は自宅であった。父親は工場の方にいるらしく不在、妹は先程出掛けたから無人である。
馴染みのお茶の間を抜けて階段で二階に上がる。ぽんと部屋に放り込まれた。]
ぷはっ!苦しかった……!
[ベッドに倒れ込む。いつも寝ているやつだがこんな風に女体で飛び込んだ事はない。
“ニジノ”?な大和を見上げ困惑の表情を浮かべた。]
や、落ち着けよ!いくらなんでも入れ替わりなんてありえへん世界だろ。
あ、でも大林宣彦監督の映画『転校生』ではそうだっな!あれ、山中恒の児童文学『おれがあいつであいつがおれで』の映画化作品なんだぜ。
[そんな設定を覚えている人はもういないだろうが、何気に俺は映画好きだ。
『君の名は』が有名だけど尾道三部作は風景が素晴らしいし尾美としのりの演技がとてもいいからみんな見るべし!]
(45) 2024/02/11(Sun) 00時半頃
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いやまて、VRダイヴを実現させたクルーエルならもしかしたら……?俺達は知らぬ間に拉致されて実験体に……?
[お得意の陰謀妄想が炸裂する。 これは少年のお家芸と言っても過言ではない。 少年の妄想では、クルーエル社はあれから世界征服に乗り出すと踏んでいた。そんな事はまるでなかったけど……]
まあ多分夢かなんかじゃねえか?!なんとかなるよなんとか!
二人が一緒にいれば怖いもんなんかねえって。
……ほら、おいで? 落ち着くいつものおまじない、してやっから。
(46) 2024/02/11(Sun) 00時半頃
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[ベッドに腰掛けて両手を広げる。 彼女はたまに過去の悪夢を思い出して貧血のようになることがあった。その時少年は目一杯抱き締めて落ち着かせるようにしている。
ただ、広げた腕は細くしなやかな女性のものだし、胸板にはぷるんとした2つのボリュームが鎮座ましましているのだが……。]*
(47) 2024/02/11(Sun) 00時半頃
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[ホームで電車を待つ間。 鞄からスマホと手紙を取り出すと、手紙の写真を撮って、玲にLINEメッセージを送信。 手袋は、着けたままスマホの操作ができる物なので、そのままで。]
💬 『クルーエル社から、こんな手紙が届いていたのだけど。 玲にも届いてた?🐰』
[玲は今は授業中だろうから、すぐに返信は来ないだろう。 スマホを鞄に戻すと、間もなく到着した電車に乗り込んだ。*]
(48) 2024/02/11(Sun) 00時半頃
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── 床彼大学 ──
[別棟にある薬理学教室に向かう途中、 白衣のポケットに入れていたスマホが震える。 すぐに取り出すと、沙羅からだった。
渡り廊下は粉雪が入り込んでくるので、 校舎に避難してから手早く返事を打つ。]
💬 『おはよ!🐺 うん、同じやつ届いてたよ。 俺宛てのは開封したから持ってきちゃった。
帰りどっか寄って話そうか。』
[それだけ送って教室へと向かった。 確か、スタバのチケットがまだあったはず──。]*
(49) 2024/02/11(Sun) 00時半頃
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― 床彼大学の最寄り駅 ―
[大学の最寄り駅に着いた所で、鞄の中のスマホが震えて。 メッセージを確認すると、まずは、朝会えなくて寂しかったので、 🐰が🐺にぎゅーって抱き着いているスタンプを押してから、ぽちぽちとメッセージを打っていく。]
💬 『やっぱり、玲にも届いてたのね。 うん。講義が終わったらLINEするね。』
[そう返信をすると、粉雪の舞う大学への道を、再び足早に歩き出した。**]
(50) 2024/02/11(Sun) 01時頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2024/02/11(Sun) 01時頃
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[差出人の名なら柊も確認してはいない。 ただ、招待場所が場所なだけにクルーエル関係なのだろうと 推測しての呟きだったが。 あの場所。野々花の言葉に思い当たる節もあった。]
あ、そっか、野々花は実際に行ったんだったね。 応募? いや、僕は……僕も知らなかったよ。
あれから何年も経つのに、 僕らの住居調べてこんなの送ってくるなんて……、
[怖いね。 視線を落として、その感想を言外に含ませる。 音に乗せてしまえば、胡乱な招待に応じて 何が起きるか分からない場所に彼女と赴きはすまい。 そんな作用が働くのではないかと考えたためでもある。]
(51) 2024/02/11(Sun) 10時半頃
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[翻せば、興味を惹かれているのだ。]
正直得体は知れないけどね、 でも実際に宿泊施設として機能してるのなら そうおかしなことにはならないのかなって。
そうだ、玲にも聞いてみようか。 ・・・ これね、あちらにも届いていると思わない?
[招待状をひらひらと振って、友人の名を口にした。 あの人狼ゲーム以降、親交を重ねている参加者の名を。]
(52) 2024/02/11(Sun) 10時半頃
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[どうしても回顧の響きを帯びる口ぶりになった。 文面を携帯端末のカメラに収めると、メッセージを作成する。]
💬 『 こんなの届いてたけどそっちは? 』
[短い一文を打って、桐野玲へ送信。]
(53) 2024/02/11(Sun) 10時半頃
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っと、あ、もう出ないと。 野々花は何時限目からだっけ。 僕は帰り10時過ぎになると思うから、 先にご飯食べてるんだよ。―――― じゃあ。
[手を伸ばす。 こんな封書が届いたことで少しばかり危惧を覚えたのか、 野々花の背に廻した手に力が籠る。 安心させるように髪を撫でてゆっくりと離れた。]
行ってくる。
[離れぎわに頬を唇を落として自身の鍵を手にすると 部屋を後にするだろう。**]
(54) 2024/02/11(Sun) 10時半頃
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/* メモが二度貼りされている…?
沙羅ちゃんのうさぎ型イヤーウォーマーにほっこりしてる にしてもニジヤマニジの熱量すごいな(凡感想
(-6) 2024/02/11(Sun) 10時半頃
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[大和のカラダが虹乃のカラダを連れ込んだ先は大和の自室。 端から見れば何の問題もない光景だ。 中の人のパニック具合はお察し。
虹乃としても何度か訪れたことのある、狭い中に火浦大和の二十一年が詰め込まれ染みついた部屋。落語のポスター、乱雑に積まれたゲーム機、マンガギッシリ本棚、くたびれた枕と布団。
初潜入時は、彼の匂いのする古びたベッドに腰掛けるだけで、そわそわドキドキ心臓が飛び出そうに緊張した。が、大和の身体では自分の匂いなんて、馴染み過ぎて無臭も同然だ。勿体無い――いやいや、]
大和が虹乃で虹乃が大和で? 映画?
ゴメンよく分かんない――っと、 そういえばクルーエル社から招待状きたよね?
ワカナさんがLINEで、普通の温泉旅館だし 安心安全って太鼓判捺してくれた、けど。
(55) 2024/02/11(Sun) 11時半頃
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[眉間に刻んだ皺が濃くなった]
もしかしてこの世界はVRで、 私たちはいつの間にか例のマシンの中にいて、 間違えて大和のアバター被っちゃった、的な……?
[物語の中の入れ替わりより、そちらの方が説明がつく気がする。 いつぞやの共鳴会議も悲喜交々あったが、大和のクルーエル社&ワカナさん黒幕説に引きずられて、企業の暗部と断固戦う姿勢だった。懐かしいね、あの空気感]
夢……夢にしてはこう、色々リアルすぎて、
[ゴクリ、と嚥下に合わせて喉仏がひくつく。
部屋の匂いにはムラムラしないのに、勝手知ったる我が家――その通りだが――でベッドに寝そべる虹乃の図が下半身を直撃して、動機息切れ目眩が止まらない。
――大和、何かタチの悪い病気なんじゃ??
(※恋の病)]
(56) 2024/02/11(Sun) 11時半頃
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や、やまとは、いつも
こんな風に、"虹乃"のこと、見てんの?
[これからの傾向と対策、相談すべきことは沢山あるはずなのに。
キリっとエエ顔で、包容力たっぷりに両腕を広げる虹乃のカラダ――清佳が見たら即落ちだろう貫禄だ。 ただ大和の目線は、無防備な双房と女性にあるまじき角度で投げ出された脚のラインに吸い寄せられている。 いつの間にか呼吸は乱れ熱がこもって、その興奮の度合いを如実に語っていた]
怖くはなくて、ただ、
今は小難しいこと考える余裕ないんだわ。
(57) 2024/02/11(Sun) 11時半頃
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とにかく大和がエロいのが悪い! 私のカラダがエロいのも……悪い?
いや、俺――わた、しは痴女じゃなくてだなぁ、
さっきからどーにもこーにも 治まりつかなくってたまらないから 責任とって協力しやがれ! よッ!!
[たわわに実る魅惑の桃源郷に飛び込むと見せかけて、その勢いのまま自分の身体をベッドに押し伏せた。無駄な脂肪なく締まってはいるが、縫い留めた手首の細さにカッカと頭に血が上る。
なんだか色々おかしい、柊みたいな(失礼)ナルシストのケはなかったと思うのに、眼下の見慣れた肢体がこの上ないご馳走のように映っていた。 以前は自分に対して「可愛い」は似合わない、言うな、と方々に厳命したけれど、
――ヤバい、目茶苦茶可愛くない!? もしや中身が大和の方が可愛いのか!? 世の中理不尽だな]
(58) 2024/02/11(Sun) 11時半頃
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運が良ければ、 すれば戻るかも知れないし。
どっちにしろ、もう我慢とかできない。無理。 ……大和の馬鹿!
[言訳や悪態を並べるけれど、結局のところカラダは欲望に忠実過ぎるのだ。
もうこれが夢でも、VRでも、現実でも、死後の世界でも、どーでもよかった。 ただただ、目の前の獲物を引ん剝いて暴いて貪り尽くしたい。 脳内を占める狂暴な激情に突き動かされるまま、噛みつくように口接けた。**]
(59) 2024/02/11(Sun) 11時半頃
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サラは、ここまで読んだ。
2024/02/11(Sun) 11時半頃
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[少年は以前咄家になりたいという夢を持っており、落語の師匠への弟子入りを目指していた。 部屋の壁にあるポスターはその師匠のものだ。
夢を棄てて地道に働く道を選んだのには様々な理由がある。 あんなに好きだった落語をテレビで見るのもしんどく感じた時期もあった。
それでも、土下座して弟子入りを断ったのに怒りもせずただ頭を撫でてくれた師匠の事は。 こうしてずっとポスターを部屋に飾ることからわかるように、敬愛して止まぬ人物なのである。]
(60) 2024/02/11(Sun) 14時頃
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[閑話休題。
そんなポスターに彼女(身体は大和)の視線が走ったのを見て一度意識が逸れたが、話し合うべき事は沢山ある。
その1つが招待状についてであった。漸く思い出す。]
ああーーうん、届いた。 温泉旅館無料招待ってやつだろ? しかも桜森高校を改築したんだとか?
そうなの?ワカナが?
じゃあもしあれがみんなにも届いてるなら、本当にただ温泉旅館で同窓会て事になんのか?
(61) 2024/02/11(Sun) 14時頃
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[若菜は虹乃の親友であり、クルーエル社の関係者でもある。 その若菜が言うなら間違いないだろう。
大体、クルーエル社はこの数年何も問題を起こしていないのだ。 陰謀は何もかも少年の妄想だった。
よって、少年は実は招待状を貰った瞬間あまり疑いを深めなかった。
以前ならこれは罠だのなんだの騒いでキリノや虹乃にLINE爆撃をしたかもしれないが、少しは大人になったのかも?
だから、目の前で心配する彼女に大丈夫と元気づけたわけだ。
夢だよ!大丈夫!(楽観)]
(62) 2024/02/11(Sun) 14時頃
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病気ってなんだ?俺健康体だぞ?
ーーえッ?
[自分の見方を問われても、今は自分が虹乃であり大和を見上げているからよくわからない。
だがその目の前にいる自分が何やら呼気を荒げているのには気付いた。
ちなみに虹乃である少年ーーえーいめんどくさい!! “あたし”は今、黄色と白のボーダー長袖Tに獣毛のついた薄紫色の上着を羽織り、タータンチェックのミニスカートを履いていた。
脚は生足である。 女の座り方なんぞわからぬので、当然のように股を開きベッドに腰かけていた。]
(63) 2024/02/11(Sun) 14時頃
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[視線が刺さる。そんなの経験したことがなかったのだが、むっちりとしたあたしの脚に食い入るような熱い眼差しが注がれているのをハッキリ感じた。
両手を広げ迎え入れる準備はしていたものの、慌てて膝頭をキュッ合わせる。でもーー間に合わなかった。]
何言ってんだ落ち着けニジノ!
俺がエロいから悪いとか郵便ポストが赤いのに文句言うのと同じだよ?!
素数を数えるんだ素数をーー ひゃッ?!
(64) 2024/02/11(Sun) 14時頃
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[治まり?責任?ぐるぐる言葉が脳内で洗濯機みたいに回る。 その意味を理解する暇はなく、身体が強い圧を受けて倒された。 受け止めたシーツは柔らかではあるが、男の指先にこもる力は強い。
……何か一瞬思い出すように目を見開いて瞬きするも、見下ろしている顔はあくまでも自分。 記憶にある人物ではない。 大体、現実ではそいつとはーー。
夢から醒めるようにハッとしたのは、彼女が騒いでいる内容を漸く理解したから。
“する”?
発情の威圧は自分だからか恐ろしくはないも、今の俺は、俺じゃない、あたしの身体は。]
(65) 2024/02/11(Sun) 14時頃
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待っ……ニジ、やま、と、んぅっ
[唇を塞がれて。くらくらと眩暈に堕ちる。
まるで全身でぶつかってくるような、熱くて重たい口付けは俺を縛り付けた。
四肢がびくんと跳ねて甘い痺れが走りーー今どうなっているか想像も出来ない部分が、感じたことのない疼きと潤いを発する。
震えながら両手を”彼”の首筋に絡め、受け入れて。 息を吸う狭間に洩らす。]
(66) 2024/02/11(Sun) 14時頃
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……優しくしてくれなきゃ、泣いちゃうから。
(67) 2024/02/11(Sun) 14時頃
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[羞じらいに頬を染め、震えながらあたしは囁いた。
二人で堕ちる先はきっとーー奈落じゃない。]
(68) 2024/02/11(Sun) 14時頃
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[この重みを知っている。自身を押し潰す力強い筋肉を。男の身体。 それに自身が反応するのが怖い。
恥ずかしい部分が熱くなって愛液を滲ませた。 胸元は期待に弾むよう、突起がしこりを帯びる。
まだ衣服も脱いでいない。ただキスと息遣いを交わしただけでこんなにも、あたしは緩んでしまった。
小さな唇から溢れた息は切なげに。愛しい人を呼ぶのが当然と。]
(-7) 2024/02/11(Sun) 14時頃
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やま、とぉ……抱い、て。
[ただ、呼応して止まぬ身体を鎮めて欲しくて。
その唇で、指先で、逞しい身体で、硬く滾る肉棒で。
あたしの中心を掻き回して欲しくて。身体を委ねる。
衣服を彼が脱ぐならあたしもぎこちなく脱ぐだろう。 心臓が飛び出しそうなほど酷くなる胸のざわめきを抱えながら。]*
(-8) 2024/02/11(Sun) 14時頃
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応募、してくれたわけじゃなかったんだ?
[なら、何を以て「当選」なのだろう。 怖いね、という、言外の彼の言葉にも首肯する。 そう、あの頃は二人とも実家で登録していて 今住所が変わっていることも知り得ない筈なのに]
あのゲーム、わたしたちの時が第二回で あの後も何回か…少なくとも「次」はあったみたい。
今までの参加者全体からランダムに選ばれたのか 「組」ごとに選ばれるのか、どちらかしら? みんなにも―― …あ、やっぱりそう思う?
[皆にも招待が来てるのかな? その予測は彼も同じだったようだ。]
(69) 2024/02/11(Sun) 16時頃
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[玲―― 桐野先輩のことだ。 4年近くも前に同じ組でゲームへと参加した彼に、 奏人くんがメッセージを打つのを隣で見つつ]
わたしも、沙羅とニジノに聞いてみるね。
[たぷたぷ、と画面を操作し 『桜森高校女子会』と、あの時と変わらぬ名の 付けられたグループラインにメッセージを入れた。
ゲームの後に女子3人で集まることになって 連絡用に作ったこのトークルームは今も健在だ。 名前が変わっていないのは、何となく。 切欠を忘れないために……でもあるのかな。
大学も違い、ニジノとは距離もありはするけれど 二人とはあの当時から親交を温めている。]
(70) 2024/02/11(Sun) 16時頃
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『 今日ね、クルーエル社から封書が届いて。 無料温泉旅行へのご招待!って 書かれているのだけど、二人にも来てる? 』
…… よし。 あ、今日バイトの日だったっけ。 わたしは今日は3限目。お昼食べてから出るわ。 バイトもないから、買い物だけして帰って来ちゃう。
夕食、外で食べる? 残ったら明日のお弁当に入れるから どちらにしても大目に作っておくけど、 おうちで食べるようならもう少し何か足すから 手があくタイミングで連絡くれると嬉しいわ。
(71) 2024/02/11(Sun) 16時頃
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[抱き寄せられて、ごく自然に身を預ける。 何時もの優しい抱擁よりも力が篭っているのは 先程の封書が原因でもあるのだろうか。 大丈夫、と言うかのように宥める手に そっと力を抜いて、目を閉じた。]
さっきのも、何かわかったら奏人くんに共有します。
…… ふふ、いってらっしゃい。 気を付けてね。バイトも頑張って。
[頬に落ちる唇。 擽ったげに摺り寄せ、わたしも同じものを返す。 そうして、玄関に立って彼を見送った**]
(72) 2024/02/11(Sun) 16時頃
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サラは、ここまで読んだ。
2024/02/11(Sun) 17時頃
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― 大学構内 ―
[無事間に合った2コマ目の講義が終わったタイミングで、スマホを見ると、グループラインに着信が一件>>71。 メッセージを確認すると、すぐに返信をする。]
💬 『野々花にも届いたのね。 うん。私と玲にも届いていたわ。 もしかして、柊さんにも?
……野々花は、参加する?』
[念のため、先程玲に送ったものと同じ画像>>48も送信しておいた。*]
(73) 2024/02/11(Sun) 21時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2024/02/11(Sun) 21時半頃
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―― 自宅 ――
[1,2年のうちに単位をなるべく取っておきたいと 授業を詰め込んでしまった結果、 昨年度は目まぐるしい一年になったから 今年度は少し余裕のあるスケジュールにした。 今日のように午後からの講義のみという日があると 少しだけ心に余裕が生まれる気がする。
朝の残りの野菜スープを食べ終えたのは 多くの大学生が2限目を終え これから昼食に入ろうかという時間帯だったろうか。]
あっ。 ……沙羅。
[メッセージの到着を知らせる音にグループラインを開き、 返事の主の名に、瞳を細めた。 添付されている画像も開いて、ひとり頷いて。]
(74) 2024/02/11(Sun) 22時頃
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『 返信と画像をありがとう。二人にも届いていたのね。 うん、うちも、同じものが奏人くんとわたしに。
まだ奏人くんとはしっかり話を詰めていなくて。 旅行は好きだから、本当にただのサービスなら 行ってみたいかもって思うのだけど。
今の住所に届いているのも不思議だし、 どうしてわざわざ?って 正直、一瞬、詐欺かなにかとも考えちゃった。 沙羅たちは決まった? 』
(75) 2024/02/11(Sun) 22時頃
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[ぽちぽち、と、返す文字列は少し長めだ。 グループラインなので、あの時の参加者女子3人には 全てのメッセージが見えている。
今わかる限りで、あの時の参加者である 8人のうち4人に届いているということは ほぼほぼ第2回の参加者には同じ招待状が 送られているとわたしは考えているのだけれど。 ニジノの方はどうだろう、2人に訊ねてはみたものの、 万一、招待が来ていなかったりしたら少し気まずい。*]
(76) 2024/02/11(Sun) 22時頃
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[返信をするとすぐに既読になった>>74ので、 こちらも着信に気付ける様に、スマホをポケットに入れて移動をする。
ほどなくして返信が届くと>>75、スマホを取り出して、ぽちぽちとメッセージを打った。]
(77) 2024/02/11(Sun) 23時頃
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💬 『そうだったのね。 うん。私への招待状も、双樹の家ではなくて、 玲の家の方に届いて。
”一緒に”特別な時間を、という事は、 クルーエル社の人も参加するのかしら、とか。 事前の電話予約は不要って、 お部屋の用意とかは、必要無いという事? また、VRゲームか何か、する事になる? ……なんていうのは、考え過ぎかしら。
玲とは、帰りに話をする事になっていて、 まだ何も話せていないのだけど。 私は、玲にはもう、クルーエル社に関わって欲しくなくて。』
[玲が代償としてくれた『運』は、アイスの当たり棒が出る位、回復してはいるけれど。 もうクルーエル社には、関わらないで欲しいと思ってしまう。 玲が危ない目に遭うなんて、絶対に嫌だから。*]
(78) 2024/02/11(Sun) 23時頃
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[沙羅の返事を見て、はたと瞬いて、 慌ただしく、封筒に収めていた手紙を開いた。 確かに“一緒に”の言葉がある。 先刻は一読しただけで閉じてしまったから、 沙羅ほど深くは考えられていなかった。]
『 一緒に……あれって、そういう意味? 言われてみれば、たしかに予約なしって 普通の宿泊施設にしては、変、よね。 2/13に何人来てもいいように、招待者の人数分だけは 準備万端です!ということとも取れる……?
さすがに、ゲームに参加しますって同意なしに 自動的にVRゲームに参加させられるなんてことは ないと思いたいけど。どうかしら…… クルーエル社、色々噂も絶えないものね。 沙羅の言う通り、危険なことが少しでもあるなら 大事な人には参加してほしくないのは、わかるから 』
(79) 2024/02/11(Sun) 23時半頃
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[分かるから―― そこまで書いて、指が迷う。 どこまで信じて良いのか、また、疑ってかかるべきか。
勿論、当時だって、 不登校だったわたしをゲームへと誘った 綺麗な謳い文句と実態との差異に困惑したし 少なからず、不本意や不条理を強いられたり 物理的に、あるいは、精神的な苦しみを味わった 参加者も居たことを、今は知っている。 どうしたって手放しに信用することは出来ないだろう。
ただ、VRでのあの数日間がなければ、“今”はない。 前を向くことも、トラウマの克服もできず、 姉がいなければ何も出来ない人見知りのまま ――― 彼とも、皆とも出会うことなく、 変わらぬ日々を送っていたかもしれない。
それを思えば、クルーエル社に対しての不信感や警戒は 他の参加者に比べればもしかしたら薄いのかも知れず。]
(80) 2024/02/11(Sun) 23時半頃
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[桐野先輩の身に起きたことは詳らかにされていないから 彼にクルーエル社と関わってほしくないという 沙羅の懸念のすべてを理解できてはいない。 願いの代償に消費されたのが彼の運だったなんてことも 当事者から伝えられない限りは知る術もない。
けれど、―― 望んだことであったとしても 奏人くんに危険が及んだのは事実で。 また、今回も、なんてことを考えてしまうと 久しぶりの一緒の旅行がうれしい!なんて 大喜びで参加しようと思えるはずもなくて。
奏人くんはどう言うだろう? 朝の様子を思い起こし、つい、考え込んでしまいながら ]
(81) 2024/02/11(Sun) 23時半頃
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『 わたしも、奏人くんが帰って来たらよく話してみる。 今日は帰りが遅いみたいだから、もしかしたら 明日以降になるかもしれないけど。
あ、奏人くんも桐野先輩に メッセージを送っていたみたい。 2人の間でも話し合ったりしているかもしれないわね。
何かわかったら、また連絡するね 』
[それからいくつかメッセージの遣り取りをして。 お昼の終わりを告げる時計の針に急かされるように トートバッグとコートを手にあたふたと自宅を出た。 連絡があったら返事が返せるよう、スマホは手の中に。*]
(82) 2024/02/12(Mon) 00時頃
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── 大学内・休憩時間 ──
[沙羅にLINEを送ろうとスマホを開くと、 奏人からのメッセージが一件入っていた。 見る前から何となく話題は察するけど。 添付された写真を拡大して見て、 ぽちぽちと返事を打つ。]
💬 『あー、やっぱそっちも来てるんだ。 うちも来てる〜。 なんか沙羅宛ても合わせて2通来てた。内容同じ。』
[沙羅ともまだ話していないし、 どうするか決めていなかったので、 取り敢えずそれだけにして 送信ボタンを押した。]*
(83) 2024/02/12(Mon) 00時頃
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── 帰りがけ・大学正門前 ──
[今日は講義が終わる時間がほぼ同じだったので、 校門で待ち合わせをして。 読みかけの電子小説でも、とスマホを出したところで 沙羅の姿が見えた。 うさぎのイヤーウォーマーとグローブがよく似合ってて 顔を綻ばせながら、こっちこっち、と手を挙げる。
寒いねー。 直帰してもいいけど、ちょっとスタバ寄ろうか。 今日から新しいやつ始まってる筈。
[言いながら、うさぎグローブ越しにぎゅっと手を握って 大学近くにあるスタバに歩き始めた。
粉雪ちらつく中、スタバに辿り着いて店先の看板を見ると 『桜フラペチーノ/桜ホットラテ』と書かれていて。]
あ、これこれ!やった。フラペチーノにしよ。
(84) 2024/02/12(Mon) 00時頃
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[粉雪のちらつく日に冷たい飲み物もどうかと思うけど 今はそういう気分だった。 カウンターで注文をして沙羅の分も一緒に受け取ると 窓際の席に移動する。
コートを椅子に掛けて、一息をついたあとに カバンの中に入れていた招待状を取り出した。]
これねー。 沙羅の写真も見たけど全く同じ内容だよね? てか、桐野家に送って来るのちょっと怖いな。 調べ上げられてるみたいで……。
[自分宛の招待状を沙羅に渡すと、 桜フラペチーノに口を付けた。冷たい。
沙羅とは何年も同棲しているから住民票も移してあるし、 何なら去年の末に婚約したばかりだった。 沙羅宛ての公的書類は当然、桐野家に来るけれど。 封筒に書かれた差出人の文字を見つめて考え込む。]
(85) 2024/02/12(Mon) 00時頃
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実は、旧桜森高校が温泉施設になってるのは、 少し前に気が付いてたんだけど。
[他の誰にも話してはいなかったが、 ふと気になってネットで検索した時に得た情報だった。 グーグルのストリートビューで、現地の様子も少し見た。 確かに見た目も口コミも普通の施設だったが…。]
個人的には……
[クルーエルとはあまり関わりたくない、というか、 沙羅を関わらせたくないな、と思っていて。 ──沙羅の病気を治してもらった恩はあるのだけれど。 桐野自身が、あまりに酷い目に遭っていたので仕方ない。
少し言葉を濁した後、苦笑して肩を竦めた。]
沙羅と、やっと落ち着いた生活を送れてるんだし。 リスクのある事はしたくないんだよね。
(86) 2024/02/12(Mon) 00時頃
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ただ、 あの高校には思い入れがあるし──、
もし本当に普通の温泉旅行できるんだったら… …ちょっと、行ってみたい気はしてる。
[本当に普通の温泉ならね!と 大事なことなのでもう一度付け加えて。 フラペチーノを飲みつつ、招待状の裏表を確認する。]
ふーむ… 電話予約要らないってあるけど、 施設に直接聞いてみる手もあるか。
どう思う? 普通の温泉旅行なら行きたくない?
[今度は、普通の笑顔になって。目の前の彼女に問う。]*
(87) 2024/02/12(Mon) 00時半頃
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[玲は、運を代償に私の病気を治してくれただけではない。 第1回目のゲームで、双子のお姉さんを亡くしていて。
もう二度と、辛い事、悲しい事が起きて欲しくない。 もう二度と、危ない事をして欲しくない。傷を負わないで欲しい。
だからもう、関わって欲しくない。そう思ってしまうけれど。 玲は招待状の事を、どう思っているだろう。]
[そんな事を考えていると、野々花から返信が届いて。 まず、一つ目のメッセージ>>79に。]
💬 『うん。招待者の人数分は準備万端、の意味なら。 全て杞憂だったら、いいのだけど。 そうね。私の病気が突然治った時も、 病院で何も騒ぎにならなかったし。 一筋縄ではいかない会社なのは、確かだわ。』
(88) 2024/02/12(Mon) 00時半頃
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[続く、二つ目のメッセージ>>82には。]
💬 『そうなのね。 うん。私も玲と話してから、また連絡するわね。』
[そう返信をしてから、食堂への道を歩き出した。*]
(89) 2024/02/12(Mon) 00時半頃
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[野々花とて不審には思っているようだが、 ”応募してくれた”という言い回しから、 案外好奇心旺盛な彼女の興味を惹いていることが分かる。
あれから約四年。その間も何回かゲームはあったらしい。 やはりまた、不登校の生徒を集めて競わせているのだろうか。 当時の自分を思い出して苦笑を浮かべる。]
今夜はバイト先でお弁当出るらしいから、 僕の分は気にしなくていいよ。 うん、二人にも聞いてみてくれると助かる。 あ、でも虹乃さんって確かアメリカだよね。
[招待が来ていたとして海外在住では参加は難しそうだ。 話しながらコートを手に取った。]
(90) 2024/02/12(Mon) 00時半頃
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[野々花の口から出た二人の名前。 沙羅とは玲を介して顔を合わせていたが、 虹乃とは彼女が帰国の際スケートを観に行ったくらいで もう随分会っていない。 せいぜい、野々花に写真を見せてもらう程度で。]
ありがとう。 今日も寒くなるみたいだから、 野々花も暖かくしてね。
[ここ数日寒さが増していた。 頬への感触に表情を和らげてアパートを後にする。*]
(91) 2024/02/12(Mon) 00時半頃
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…… さむ。
[案の定の冷たい空気に肩を竦める。 野々花には暖かくするように言っておいて、 自身はマフラーも手袋も着用していなかった。
並木道を歩いているとメッセージに気付く。 玲からのものだ。 やはりあちらにも招待状が来ているらしい。 内容の確認だけしてスマホを仕舞う。 頬に受けた熱は寒気の中ですっかり薄れ、 外出したばかりなのに既に彼女の不足を感じていた。**]
(92) 2024/02/12(Mon) 00時半頃
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/* そういえば、桐野先輩のお姉さんのことは聞いているのかしら。 元村の中では一部の人にしか明かしていなかったと記憶していて、野々花は聞いていなかったから、今も知らないような気がしていたのだけど。 この4年間付き合いがあったら流石に家族構成は知っていてもおかしくないとは思いつつ…VR参加の所為で亡くなったことまでは知らないかなやっぱり。
とか言って本編で聞いてたらどうしよう! あわわ後で過去ログ見直しに行こう>< もし変なこと言ってたらごめんね。
(-9) 2024/02/12(Mon) 01時頃
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/* 更新したら奏人くんがいた!(びゃっ)
(-10) 2024/02/12(Mon) 01時頃
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/* 奏人が! また!
既読無視をしている!!
(-11) 2024/02/12(Mon) 01時頃
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『 病院にも手を回せるくらい 力がある企業ってこと、よね。』
[当時の沙羅の病状は大変だったと聞いている。 それがVRゲームの後に快復したうえに、 「どうやって」という当然出るはずの疑問すら 掻き消す力があるなんて、まるで魔法。
奇跡という言葉は、当事者でもないわたしが 口にしてよい言葉ではないと思ったので、 何でも願いが叶う力のことには触れず 一筋縄ではいかない会社だという言葉にだけ 同意する形で。]
(93) 2024/02/12(Mon) 01時半頃
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『 クルーエル社は正直とっても怪しいけど 3人で一緒に行った時、廃墟みたいだったところが どんな風にリニューアルされたのかは 少し気になってはいるの。
あっ、危険なことがないなら、ね。勿論。 うん、待ってるわ。……また。』
[グループラインの沙羅のメッセージに 返信をひとつ送り、冬の高い空の下を歩き出した。 室内では感じなかった寒さにふるりと震える。
忘れたのか、それとも必要がなかったのか 自宅に置いてあった彼のマフラーをバッグに確かめた。 夜道は更に寒くなる。大学で会えたなら、 休み時間の間にでもさっと渡せればと思うけれど。 学部が違うから、どうだったかな **]
(94) 2024/02/12(Mon) 01時半頃
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― 大学正門前 ―
[講義が終わって正門前に行くと、すでに玲の姿があって。]
玲っ! 早かったのね。 おまたせ!! [こっち、と手を挙げる玲に、小走りに駆け寄る。 スタバに寄る、というのには、目を細めて笑んで頷いて。]
そうなのね。うん。行きましょ。
[グローブ越しに手を繋ぐと、玲の腕にすりっと、一度頬を寄せてから、並んで歩き始めた。
スタバに着くと、玲は桜フラペチーノを注文して。 私も気にはなったのだけれど、桜ホットラテの方を注文した。 そうして、玲が私の分も受け取ってくれて、席へ移動して、一息ついた頃。 玲宛の招待状を受け取ると、内容を確認してから。]
(95) 2024/02/12(Mon) 01時半頃
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……うん。全く同じだわ。
VRゲームに参加した時は、 私の住所は双樹の家だったのにね。 家は、今も同じ場所にあるのに。 ちゃんと、現住所の方に送ってくるなんて。
[そう言ってから、桜ホットラテに口を付ける。温かい。]
[玲が封筒に視線を落として、少し考える間の後。 旧桜森高校が温泉施設になっていた事、気が付いてた>>86と言うのには、目を丸くして。 続く言葉は、頷きながら、最後まで話を聞いたのだけれど。 笑顔で、行きたくない?と問われてしまうと、ぱちりと瞬いて。 眉を下げて笑んで。]
……うん。本当に、普通の温泉旅行なら。
[そう言って、小さく頷いて。 ホットラテの方も飲んでみる?って、カップを差し出してみた。]
(96) 2024/02/12(Mon) 01時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2024/02/12(Mon) 02時頃
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――大学の構内で――
[二限目の講義中に先ほど流し見した 招待状の文面を検める。 ”××年度関係者の皆さまへ” つまり柊が参加した回以外の ゲーム参加者が招ばれていてとして、 そう多くないと推測のつく。 しかしあれ以降、クルーエル関連について 調べることも関わることもしていない。 それ以上の情報はなかった。]
……今頃……?
[報酬のことなら片が付いている。 今さら何の用があるとも思えなかった。 考えられるとしたら関係者の誰かによるサプライズの類だろうか。]
(97) 2024/02/12(Mon) 12時半頃
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楽観的すぎるかな。
[首を捻ってスマホを仕舞うと、教壇に目を向ける。 講師の口にする内容は、とっくに開いたテキストのページと 別の箇所に移っていた。]
(98) 2024/02/12(Mon) 12時半頃
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昼になったら少しは暖かくなると思ったけど……。
[午前の講義を終え、寒さから逃れるよう学食に入る。 温かいうどんという昼食を済ませて、一息。 キャンパスを歩く学生と冬景色の中庭を 眺めるともなく眺めて。 コートのポケットからスマホを取り出した。]
『 🐈 玲と沙羅ちゃんにも同じ内容の招待状届いてたって 』
[野々花へとメッセージを送る。 三限目からと言っていた彼女は、大学へ向かう頃合いか。 自身も次の講義があるため、移動するかと席を立つ。]
(99) 2024/02/12(Mon) 12時半頃
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温泉かあ。
[思惑はどうあれ、 最近の冷え込み、それに野々花(+友人)と訪れる先と 考えると魅力的な場所ではあるのだ。**]
(100) 2024/02/12(Mon) 12時半頃
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/* 発言欄にヤマトのチップがあるの毎日心臓に悪いぃぃ。 (まだ言ってる) 今夜でバイバイの予定だけど。
ワカナさんが高校教師だったと今更知った。遅いよ。 単なるクルーエル関係者だと思ってた。 元村見たらメモに教員って書いてあるやん……。 じゃあ生徒の誰かと縁故とかあっても良かったのか。
(-12) 2024/02/12(Mon) 15時頃
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サラは、ここまで読んだ。
2024/02/12(Mon) 15時頃
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[くちびるの重なる甘さだけは、いつもと同じに感じられた。 勢い余って歯がぶつかる失敗は、以前も初心者の自分がよくやっていたまんまで。経験値の差は埋まらない、なんだ大和のカラダだからキスが上手くなるわけじゃないのか、なんてぼんやり考えていた。
上唇を食んで、隙間から舌を滑り込ませる。 なぞる歯列が記憶と違うことにはもう、いちいち戸惑わなくなっていた]
ボーダーにチェック合わせて許されるのは おシャレ上級者だけだよ。
どうせ脱がすから、いいっちゃいいけど。
[いくら氷上に慣れているとはいえ、この季節に生足丸出しは寒くないだろうか。少なくとも自分ならそんなことしない。手持ちの中で一番短いスカートを選んだのは偶然とは思えないけれど、今は言及せずに、濡れた口元を指で拭う]
(-13) 2024/02/12(Mon) 18時頃
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大和がエロいのは自然の摂理か。宇宙の真理か。 無駄に壮大だな。
そんなワケだから(?) 私が素数数えてる間に ゃま、……あんたは、天井のシミでも数えてな。
[名を呼び合うと大層混乱する。もうどっちがどっちやら。
相手が一瞬怯んだ理由には思い至らず、ただ押し倒された状況に困惑しているのだろうと、誤解したまま。それ以上抵抗がなさそうなので、拘束していた手首を解放する。 力加減を誤ったのか、少し赤い跡がついてしまっていた。 体格や運動能力に大差はないと思っていたけれど、ここまで違うのだ。]
(-14) 2024/02/12(Mon) 18時頃
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……自分のカラダ痛めつける趣味はないから 努力はする、けど。
何しろ、誰かを抱くなんて初めてだし。 正直、余裕なんてなくって――、
[分かるだろ? と半笑いでこのカラダの持ち主に問う。 泣かれると困るけれど、思い切り啼かせたい、なんて。 好きな相手には極力丁寧に紳士的に甘やかしたい一方で、欲望のままに蹂躙したい獣の本性が覆い隠せずにいる]
(-15) 2024/02/12(Mon) 18時頃
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[導かれるように、まろやかな女体の曲線を大きな掌で確かめて、恐る恐る服の上から胸の柔肉を包み込んだ]
――――ッ、
やば、これ、
[蕩ける弾力に指を沈ませると、また手跡が残ってしまいそうだ。 それでも、今すぐ邪魔な布を全て引きちぎって、全身余すところなくむしゃぶりつきたくなる。いちいち鈕やフックを外す作業なんて拷問に等しい。 Tシャツの裾から両腕を潜り込ませ、彼の愛撫を思い出しながら、やわやわと下着ごと揉みしだく。既に張詰めた先端も、押し込むように親指で捏ねて弾いて、]
ちょっと、気持ちヨくなってきてるんじゃない……?
[そっちの感覚は、よぅく知っている。 囁くついでに耳朶を舐めて、悪戯っぽく笑ってやった。
夢中で胸を嬲るその手つきが、服越しに分かってしまうのが余計に卑猥だ]
(-16) 2024/02/12(Mon) 18時頃
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[向い合うのは鏡でよく知る自身のカラダ、なのに。
初めての官能に戸惑う生娘のような反応で、羞恥と怯えを滲ませながらも、自分では決して口にしないような台詞で誘ってくる。抗えないのは、どちらも同じ。
募る愛欲は、普段は腹の底で凝り燻るようなのに、今は外へ外へと溢れ出てしまいそう。沸々と滾る熱の全てを解放したくて――相手に受け止めて欲しくて]
さっきからずっと、思ってたんだけどさ。
……怒らないでよ、
めちゃくちゃ、かわいい。
[乱雑に作業着を脱ぎ捨てると、縺れる指をもどかしく思いながら、相手の脱衣を手伝う心算。肌色が露になる度キスしていたから、むしろ邪魔になったかも。 最初はお互い慣れないカラダの具合を確かめるように、戯れ合うように。けれど、次第に切羽詰まってきて、組み敷いたおんなの奥まで拓いて腰を振りたくることしか、考えられなくなっていった**]
(-17) 2024/02/12(Mon) 18時頃
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―― 大学構内 ――
[大学の門をくぐると、多くの学生が行き来していた。 マフラーのこともあって余裕をもって家を出たから 次の講義までにはまだ少し時間がある。 奏人くんはお昼時だろう。
今日はお弁当の日ではなかったから、 学食か、外に食べに出たか――… 彼の行先を考えながら並木道を抜けていると、 メッセージが届いて、内容に目を通す。 くすりと小さく微笑んだのは あの頃からお決まりの猫スタンプの存在に。
不意にひゅうと冷たい風が吹き、 思わずストールを肩から胸前まで引き寄せた。]
(101) 2024/02/12(Mon) 19時半頃
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風、つめた…。 これだったら外に食べには行かないかな……?
[居場所にアタリをつけて学食に向かってみるも、 残念、そこに彼の姿はなく。 少し迷いつつも踵を返し理系棟の方に足を向けた。 文理横断講義の時くらいしか来ることがない場所のため 二年次でも構造や講堂の場所が分からなかったりする。 きょろきょろと周囲を見回して配置図と睨めっこ。]
確かこっちのはず…… あっ。 こ、 こんにちは。
[見覚えのない生徒に挨拶をされ、慌てて頭を下げる。 何かでこちらを知っている生徒だったのか はたまた奏人くんの友達の誰かだったろうか。 ともあれ目当ての教室を探して、廊下を急いだ。 ]
(102) 2024/02/12(Mon) 19時半頃
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[何時も思うことなのだけれど、 入口で講堂内全体を見回すとよくわかる。 ……奏人くんは、遠目でもよく目立つってこと。 小さく手を振ってみたが気付いたかどうか 彼の座る席の傍まで近づいて、 斜め後ろからマフラーをふわりと巻く。]
…… 忘れもの。 夜遅くなるなら、持っていかないと。
[急襲の主が分かるよう斜めに身体を傾け 彼の顔を覗き込んで微笑んだ。]
さっきのLINEもありがとう。 すこし前に沙羅からもメッセージが来ていたわ。 帰りに話をすることになってる、って。
(103) 2024/02/12(Mon) 19時半頃
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[元々語学や教養系の文理共通の講義は なるべく同じものも取るようにはしていた。 大学入学の年の春に同棲を初めて、あと数か月で丸2年。 自宅でも一緒なのに、一緒の講義も取るの?と 驚きまたは興味本位で聞かれることもあるけれど 奏人くんとは学校が違ったし、高校では学年も違うし 何なら途中から行っていなかったわけで 「学校」に居る姿は新鮮も新鮮、別腹なのだ。 尤も、年次が上がれば専門分野の履修が増え 席を並べて講義を受けることもほぼ無くなってしまう。 今日だって、これからの3コマ目、4コマ目は 各自の学部特有の講義だったはずで。]
(104) 2024/02/12(Mon) 19時半頃
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外も廊下もさむいし、 教室に入ると、動きたくなくなっちゃうわね。
…ちょっと考えていたの。 さっきの、温泉の話だけれど……、 また一緒に旅行には行きたいなと思ってたから 奏人くんの言うようにおかしなことにならないなら 丁度いい時期のお誘いではあるのよね。
[他の人の通行の邪魔にならないように ちゃっかりと長椅子の端に腰を下ろす。 スカート越しに伝わるひんやりとした椅子の感触に 「つめたっ!」と一瞬ぴょんと飛び上がってしまい 余計に温泉というワードが輝かしいものに感じる。]
(105) 2024/02/12(Mon) 19時半頃
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でもね、あの時、あのゲームで、 奏人くんは、その―― 実際に、身体の苦痛があったりしたでしょ? 心の方だって、影響があったかもしれない。
また何か、大事な人に、人たちに、 よくないことが起きるなら、あの会社とは 遠ざかっているほうが良いかとも、迷っていて。 沙羅ともそういう話を少し、していたの。
[朝の奏人くんの口振りからすると 彼からクルーエル社に対し強い負感情があるようには 感じ取れなかったこともあり、量りかねていて。 彼の意向を伺うように、すこし見詰めた。]
クルーエル社の人に確認出来ればいいのにね。 信用できる人、誰か居たかしら………
(106) 2024/02/12(Mon) 19時半頃
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[1,2言葉を交わして。 ふと時計を確かめ、わた、と立ち上がった。 理系棟からの移動時間を考えればギリギリ。]
あっ、そろそろ時間。行くわね。 夜道気を付けて。マフラーもちゃんとしてね!
[家、あっためておくわ。と言い残し ぱたぱたと手を振って彼の教室を後にした。**]
(107) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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ん、ふ、ん……ッ
[ただ、貪られる。咥内を彼が縦横無尽に暴れている。 虹乃は時折元の身体のままでも”攻め”くる事はあったが、女性での場合とは攻守が逆転しても明らかに違った。 まるで捕食せんとばかり食らい付いてーー全身に雄の欲を漲らせながら。
あたしは戸惑いに沈みながらも精一杯応えた。ぶつかり合った歯が牙でないのは嘘のよう。
獣め!]
(-18) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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[いつも彼女はこんな風に自分を受け入れているのかと思うと、どんな負担を掛けていたかと不安になるぐらい。
きっと怖いと感じたこともあったろう。不安もあったろう。 それでも虹乃は受け入れてくれたのだ。
だから、あたしもーー
微睡むようなキスが不意に途切れ息急ぐ。呼吸、呼吸、呼吸! そんな風に焦りまだ戸惑いを残すあたしと違い彼は余裕を見せた。]
ふ、は……え? わ、わかんねえよ女の服なんて!
(-19) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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[確かに今身に付けているのはクローゼットにある服を適当に選んだものだ。
まさかここで辛口ピー○のファッションチェックが入るとは?! 身体が男で中身が女という点は同じだけど?!
「似合いません」とダメ出しを出されるよりはましか。
天井のシミってお化けとかに見えるやつじゃないの? とツッコむ隙はない。
あたしが怯んだのはほんの一時、刹那。
大きく呼吸して震えを逃す。強く握られた際についた赤みには気付かない。そんな余裕はないから。]
(-20) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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[乱暴にされると思ったわけではない。 それでも組み敷かれると思えば、自然に言葉が唇から洩れた。
分かるかって? 分かるに決まってる。
相手が自分の身体であるからこそよくわかる。 きっともうはち切れんばかりなのだーー雄の滾りが。
こくんと顎を上下させ頷く。 もうこれ以上恥ずかしい言葉を発するのは無理だ。
身体の力を抜いて体重を逃し、シーツの窪みを深くする。]
(-21) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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……はぁっ
[寝そべる事で左右にやや広がったたわみを鷲掴まれる。その感覚に驚いて腰が反り背中が浮く。
見開いた瞳は彼が言うように天井を捉えたけどシミは存在しない。 ただ男の背中を照らす電灯が揺れていた。
まだ服の上からなのに、こんな、こんな。
目がちかちかして霞む。無意識に掴むシーツ、その間に彼は服の隙間から侵入し素肌を求める。
だっだめッ]
(-22) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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んんっ、やあ、あっ やだぁっ
[跳ね裏返る声は甲高く艶帯び。ピンと上向きに反応した突起にまで熱い指先が伸びたらもう。
狂って、しまう。]
あ、あッやまとっ そこ、……だめなのっ
[彼の下敷きになっている両脚を激しくもぞもぞ動かす。じゅんじゅんパンティが濡れていくのがわかったから。
もう、もうっこの身体感じやすすぎじゃ?!
既に彼女なのか自分なのかわからず、あたしは悶える。
彼が離れていそいそ裸になろうとする様を虚ろに見やり、火照ってどうしようもない身体をぎゅっと自ら抱き締めた。]
(-23) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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もうっ!どーにでもなりやがれっ 違うな。
……どうにでも、好きにして。
[既にたっぷり得た快感は、衣服を脱がなくてはというまだ頭の片隅にある理性の働きを一拍遅らせた。
彼に手伝って貰いながら衣服を脱ぐ。ブラジャーとかどうするかわからずただ手を後ろに回してホックを探していたから、一人では無理だったろう。]
[……彼の熱い肉の塊が押し入って来た瞬間。四肢をピンと伸ばし、全身全霊その駆け巡る刺激を教授する。
怖く、ない。]
(-24) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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[……あの時は何度抱かれても不安が拭えなかった。 すがって、求め続けて。 空のコップを満たそうとした。
でも、今のあたしは満ちている。 ーー充ちている。
彼が果てるのを最後まで。身体の芯に注がれる熱情を抱いて。
あたしはうっとりと恍惚の表情で目を閉じたーー……]
(-25) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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[開いた眼(まなこ)は当たり前のようにいつも見ている天井を捉える。
ただ、先程と違うのはあたしの上で果てた男の重みがない、ということで。
あたし?……あたしってナンダ。]
んんー?夢……?
[目を擦り少年はベッドから起き上がった。そこは自宅の部屋である。師匠がポスターの中からにんまりした顔で少年を見ている。
ええと、今日は何日だ?仕事行かなきゃ、仕事。
……違う。]
(108) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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ヤベッ今日じゃねえか、温泉ッ!
[数日前に届いた招待状。少年は早速恋人である虹乃に連絡を取り参加を確認した。
正直参加に色々迷いはあったが、VR以来逢っていないメンバーと逢うには良い機会だ。 あれから少年は親友であるキリノと虹乃以外とは顔を合わせていないから。
不安よりむくむくと逢いたいが沸き起こる。]
みんな、変わってんのかな? ……顔、見てえな。
(109) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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[あの時はみんなで力を合わせて苦境を乗り越えた。その絆はまだ、きっと。
逢いたくなかったわけじゃない。 避けたわけでもない。 ただ、ほんの少しの不安が少年に二の足を踏ませただけだ。
今ならーー。]
おし、行くぞッ ニジノに逢わなくちゃ!
[バタバタ支度を済ませ妹に挨拶し、少年は元気よく玄関から飛び出す。
さっきの夢はもう、何処か記憶の片隅に置いて。]*
(110) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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/* 自分で書いてておかしいと思ってたんだ。 ブラはホックだよなwwwww
何故フックと書いたんだ、打ち間違いではない。
(-26) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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/* ピー〇のファッションチェックは私も思ったw こんなところで以心伝心するなし。
でも柄×柄はマジ色合わせとか難しいぞ。 その辺無頓着なのが大和らしいよね……。
(-27) 2024/02/12(Mon) 20時頃
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[大和、と呼ばれる度に、保っていた自我が果たして誰のものか不安になってくる。
生まれたままの姿で二人抱き合い、肉体の境界線まで溶けてしまえば、或いは。 分け合う体温が、酸素を奪い合うような口接けが、汗やら何やら滲んで濡れた肌と肌が、お互いの存在まで曖昧に混ぜていく。繋がる悦びと、狂おしいほどの熱と。
どういう態度や反応が好みか、逆に観察しようなんて余裕があったのはほんの数分。気付けば締まった腰を掴んで、本能の赴くまま全てをぶつけていた。
獣のように吠えたのは、どちらの声だったか。 快楽の奔流がうねりをあげて、意識も、思考も、なけなしの理性も押し流していってしまう。 怒涛に呑まれ溺れながらも、きっと二人その果てへと達するのだ――]
(-28) 2024/02/12(Mon) 21時頃
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/* 大和チップとお別れ。 貴重な経験だったw
(-29) 2024/02/12(Mon) 21時頃
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校庭番長 ヤマトがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(校庭番長 ヤマトは村を出ました)
ラプター ニジノがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(ラプター ニジノは村を出ました)
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[火浦大和の朝は早い――鷹羽虹乃もそれなりに。
今朝も妹詩織の作る味噌汁の香で目覚めて、]
ん゛ッ!?
[ガバっと布団を跳ね上げる。鼻腔を擽るのは、ママ特性野菜たっぷりコンソメスープ。時計を見て、カレンダーを見て、日本の自室で呆然と両手指をにぎにぎする。]
……大和じゃない、よね? やっぱり夢?? ってみんなと同窓会、今日じゃない!!
[飛び起きて鏡の中の自分を念入りに検分してから、階下へ向かう。まだ半ば夢現の気分で朝食を胃袋に収め、偶然(?)門扉の前で会った清佳と挨拶を交わすと最寄り駅へと小走り。]
遅刻遅刻――っ!!
[口にトーストを咥えても制服でもないけれど。角から出てくる誰かと正面衝突したら、アレが正夢になってしまうのだろうか?
――――――――to be continued?]
(111) 2024/02/12(Mon) 21時頃
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/* 思ったより長引いた、お騒がせしました。
そして入り直しでもうっかり大和チップ選びそうになる罠。
……至福であった。 虹乃は虹乃でソワァってするけど、 なんだかもう10年くらい虹乃なんじゃないかって気がしてる。 まだ1年も経ってないはずなんだけどねw
(-30) 2024/02/12(Mon) 21時頃
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オッスおら大和!!
(112) 2024/02/12(Mon) 21時半頃
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あれ。
[柊に向かって手を振る人影に目を瞬かせる。 理系研究棟では見かけない姿なためか、 一瞬反応が遅れたのは不覚と言えた。]
野々花。え? このために? ―――― ありがとう。 夜はもっと冷え込むらしいから、助かるよ。
[慣れない場所のせいか少し落ち着かない様子に見えたが、 柊を覗き込む顔には笑みが零れている。 同じように微笑みを返せば、二人を中心に 殺風景な棟内に華やいだ雰囲気が広がったことだろう。]
(113) 2024/02/12(Mon) 21時半頃
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[一浪した後、 彼女と一緒に大学に入って二年が過ぎようしていた。 この頃にもなると"彼女"のことは周知の事実だが、 馴れ初めを語ったことはない。 例のゲームから四年近く経ったということは、 彼女に出会ってからもそれだけの日々が過ぎたということ。]
……うん。温泉旅行にはいい時期だね。
[柊の座る長椅子に腰を下ろそうとして、 冷たさに一瞬跳ねる様が可愛らしくて笑い声を零す。 この数年、旅行なら度々ともにしていたが。 温泉はもう久しく行っていなかったと思い返す。]
(114) 2024/02/12(Mon) 21時半頃
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痛み、は僕はいいけど、 同じことを野々花が味わうことになるのはご免だな。 信用できる人かあ、残念ながら僕は思い当たらない。 何が目的なんだろうね? 企業の建前上、 無茶はしないんじゃないかと思ってるんだけど。
何かしようと思えば、 この四年の間で出来ただろうし……。
[傍らに彼女を感じながら思案声で。 クルーエル社への負感情ということなら、柊にはなかった。 あそこへは自身の意志で赴いたのだ。 騙されるように連れてこられた者もいるし、 真っ当な企業ではないことは理解しているため 好感情も抱いてはいない、せいぜいその程度。]
(115) 2024/02/12(Mon) 21時半頃
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ん、じゃあこれで決めようか。 表がゴーで裏がストップ。
[口にしながら、コインケースから一枚硬貨を取り出すと、 裏表を確かめてみせる。 親指と人差し指で輪を作り、強くコインを弾いた。
回転しながら落ちてくるコインを手の甲で受け止め、 もう片方の手のひらで押さえる。 一度野々花の顔を見つめて、いい? というように 目を細めるとコインの上の手をのけた。]
(116) 2024/02/12(Mon) 21時半頃
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…………。
行こうか。
[コイントスの結果を彼女に示す。
気が付けば次の講義まで間がなくなっていた。 時計を確かめて立ち上がる野々花に、また後でと告げる。 あっためておくとの言葉に頷いて、手を振った。**]
(117) 2024/02/12(Mon) 21時半頃
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天文学会 ワカナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(天文学会 ワカナは村を出ました)
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若菜の婚約者てまさかスズキ⁉️
(-31) 2024/02/12(Mon) 22時頃
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―― 回想/シアトル ――
[時は一か月ほど前に遡る。
シニアデビューして二年目のシーズン。 全日本の成績は自己ベストではあったが、八位入賞。とてもではないが年明けからの大きな試合に出られるものではない。
身の入らない練習や進退の悩み、試合で受けられなかった科目のレポート等。バタバタと忙しなく過ごしていたから、元の不精も相俟ってグループLINEの新着>>71>>73を数日寝かせてしまっていた。]
『あわわわゎ、忙しくて見れてなかったゴメン!
私の日本の実家にも来てたらしいよ。 詳しい文面は見てないんだけど、 ちょっとクルーエル社ってだけで胡散臭いから 身内に幹部がいるらしいワカナさんに聞いてみたよ。 ↓↓さっき返事きてた↓↓』
[>>@0のやりとりのスクショをぺたー。 ついでにバサバサバサーっと飛んできた🦅が滑り込むスタンプ。]
(118) 2024/02/12(Mon) 22時頃
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── 大学近くのスタバ ──
[>>96 普通の温泉旅行なら、と頷く彼女に 微笑して、残りのフラペチーノを飲み干した。 スマホをチェックしてみると、 奏人宛ては既読が付いたまま。 この状態でやり取りが終わるのは珍しくないので 気にせず、 大和宛てに何かをタタタ、と打ち込む。]
ちょっと思い出したんだけど、 クルーエル関係の人がニジノの知り合いにいたよね。 あっちの二人にも届いてるなら、何か聞いてないかな?
[クルーエル関係の人……名前はうろ覚えだが ワカバとかワカナとかそんな名前だったか。]
(119) 2024/02/12(Mon) 22時頃
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『毎年ずっとバレンタイン頃は日本に居なかったんだ。
今年はこの頃にはもう試合もないし、 温泉旅館でみんなと同窓会みたいに会えるなら、 一週間くらい帰国しようかな。
料理も美味しいらしいし。 ……重大なおしらせもあるし。
後、バレンタインチョコとか作ってみたい!』
[クルーエル社への不審より、ワカナさんへの信頼が容易く上回って、課題からの逃避のようにカレンダーをチェックし始める。往復の航空券の手配、コーチや親への根回し、レポートの〆切。
うんうん唸りながらも、心は既に懐かしのメンツとお泊り旅行へと天秤が傾いていた。 遠足を待つ小学生のように楽しみにして――なんだか変な夢(?)まで見てしまうほどに。*]
(120) 2024/02/12(Mon) 22時頃
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………っくしょん!
[資料を持って移動中、やたらくしゃみが出てハンカチを取り出す。 誰かに噂されてるのかもしれない。]
それにしても…
あの年度のデスゲーム参加者だけ、舞台となった廃校で温泉旅行なのねえ。 見物人だったわたしも招待してくれればいいのにー。
[伯父に言えば今からでも参加できるかしら?さすがに無理?などと思案しながら、別棟の教室に向かった。]**
(@1) 2024/02/12(Mon) 22時頃
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帰ったら桜森高校…旅館?にも電話してみよ。 予約要らないと書いてあるってことは、 旅館側にも誰が招待されてるか 連絡行ってるってことだろうしね。
[そうして、沙羅が桜ホットラテを飲み終わったら ゆっくり店を出て、帰路に着いた。]*
(121) 2024/02/12(Mon) 22時頃
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[少年の近況について語るべきであろうか。もう>>6>>7あたりで十分な気もする。決して手抜きではない。考えるな感じるんだ!
そう言えば、招待状を受け取った後にキリノから連絡が来た。 >>119 既に虹乃から安全については聞いていたからこのように返す。]
(122) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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(LINE) 「オッス。うん、あれのことだろ?ニジノがワカナから聞いて大丈夫って言ってたよ。
俺達も参加するよ。 みんなにさ、俺もそろそろ逢いたいし。
キリノもサラと来る? 柊や野々花も来たら、同窓会みたいになんじゃね?
そしたら愉しいよ!」
[あれで通じると思っているのが少年だ。 後半を書く時はちょっとだけ指が躊躇ったが、もう決めたのだ。 あっけらかんとした文をしたためる。
ちょっぴりの不安など、恋人のニジノやキリノが来るなら大丈夫だろうと。]*
(123) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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── 帰宅後 ──
[沙羅とふたり自宅に帰ると、居間の暖房を付けて、 招待状を取り出し、旅館に電話を掛けた。 旅館……といっても、旧桜森高校だ。 あそこに電話してるなんて少し変な気分になる。 別に、卒業生というわけでもないのだから。]
──あ、桜森高校旅館ですか? 桐野と申します。 今日、無料宿泊券の入った招待状を受け取りました。 その件について確認したいのですが……
[旅館に聞きたいことは何点か。 間違いなくこの名前の人間が招待されているか。 どういう経緯で招待状が送られたのか。 出資は宛名にあるクルーエル社なのか。 後で何か請求されないか?]
(124) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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はい。はい。はあ……成る程。 分かりました。有難うございます。 家族と話し合って、 伺うかどうか決めさせていただきますね。
[あまり深く追求しても、 旅館側は何も知らなさそうなので ごく手短に終わらせて通話を切った。 沙羅が近くにいたら、ふっと笑いかける。]
んーー。旅館側は普通に何の含みもなさそう。 桐野玲、双樹沙羅、二人とも無料招待の名簿にあるって。 招待者の部屋は事前に確保してあって、 行かない場合も特に連絡不要なんだってさ。
[普通の旅館だなあ……、と少し考え込む動作をして。]
(125) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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[玲がスマホを操作する>>119のを見て、 自身もスマホを取り出して確認すると、野々花から返信>>93>>94が届いていて。]
💬 『うん。 玲も、普通の温泉旅行なら行きたいって言ってるから、 安全な事が分かれば、私達は行く事になると思う。
安全な事を、どうしたら確認できるかは分からないけれど。 調べてみるわ。』
[そう返信をした後に、桜ホットラテを一口飲むと。 スマホの操作を終えた玲の問いに。]
(126) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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虹乃の?
さっき、野々花からグループラインにメッセージが来て、 柊さんと野々花にも招待状が届いたのは聞いたのだけど。 虹乃からは、まだ返信が無くて。
[旅館に電話をする>>121というのには、頷いて。 桜ホットラテを飲み終えると、店を出て、帰路についた。*]
(127) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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―― 大学構内 ――
[時折、不安になることがある。 あの時。わたしと彼と、どちらかが “喰われる”―― すなわち“VR内での死”によって ゲームオーバーになることがリアルに戻る要件で 結果的に自身は傷を受けることがなかったけれど。 VRからリアルに戻された直後の彼の様子は 今も鮮明に思い出せるし、わたしも、 あれが心に過ぎる度身体が震えるくらい。
でも、当事者の奏人くんの反応は、 やっぱりどこかあっさりとしていて>>115 考えすぎたり気を遣いすぎない方がいいのかなと 思い直したりもするのだけれど。心配は心配だ。]
(128) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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[思案しながらの彼の言葉を頷きながら聞いて。]
クルーエル、表向きは普通の企業ですもんね…。 うん。そうよね、ゲームの時だって密閉空間で 社内の人に会えなかっ…… あ! 待って、一人会ったわね。
ワカナさん、ですっけ? リアルに戻ってすぐモニター越しに会った、 ほら、ニジノの紫の薔薇の人!
[正確には、「ニジノの大会でも会った 紫の薔薇を持って来ていた人」だけれど ワカナさんからニジノへの大きな愛を思うと 大差がない気もしたので訂正せずにおく]
(129) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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[沙羅とそんなやり取りをしていた頃だろうか、 それとも少し後のタイミングだっただろうか。 大和からLINEの返事が来た。>>123
居間のソファにちょいちょいと沙羅を呼んで、 スマホを見せながら話をする。]
大和から返事来たけど、 例のワカナさんとニジノが話したっぽいね? それなら大丈夫……かな?
大和たちは参加するみたいだし、 行く?
[同窓会、の文字に少し期待感が膨らみつつ 隣の沙羅に首を傾げた。 行くことに決めるなら、 奏人たちにも連絡しなくちゃだ。]*
(130) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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たしかクルーエル社の関係者さんよね。 ……あ、でも社内の人じゃないなら猶更 直接連絡は難しいかしら……。
本当。目的は何なのかな。 元の学校と今の宿泊施設との違いがわかる ゲームの元参加者にPRしてほしい、とか?
[それなら分からないでもない、と、むむむと頭を捻る。 一応、周囲には聞き取りにくい程度に 声を落として話をしようと努めてはいる。]
(131) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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えっ。コイン?
[取り出された硬貨。>>116 ぱちぱち瞬いている間に、それは弾かれ宙を舞い、 彼の両手の中に収まって、―――開けば表。>>117]
(132) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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[何かを決めたい時、決めかねる時、 もしかしたら彼的にはどちらでもいいことを 確定したいとき、度々登場するコイン。
……尤も、日常生活でこれをする人は スポーツの舞台以外ではあまり見ないからか、 周囲が一瞬しん……と静まり返った気もする。 ……いや、どこかでちょっと黄色い声が 聴こえた気がするから奏人くんだったからかもね……]
(133) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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……… ふふっ。
[ともあれ、わたしはといえば、 彼らしい決め方に、思わず表情を弛めて。]
ん、わかった。 じゃ、旅行用のキャリーケースも また棚の奥から出しておくわね。
[また後で、という言葉に、瞳細めて微笑んで。 もう一度時計を確かめ、急ぎ足で文系棟の方に戻ろう。*]
(134) 2024/02/12(Mon) 22時半頃
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[紫の薔薇の人ならスケート場でも見かけたな、 と記憶を辿って。 柊はワカナの人となりを知らないため、 当該の人物に大丈夫と言われても 安心材料にはなり得ないのだが。 懸命に理由を探す野々花を見つめて頷いた。]
ふふ、PRならいいね。 元の学校って廃校だったけど…… そこは再現されてないといいなあ。
[理系か文系どちらに進むか決めた時にも活躍したコインだ。 見守る野々花は表を上にしたコインに笑みを零す。 彼女の心中に危惧や憂慮はあるのだろうが、 続く言葉に迷いは見えない。]
(135) 2024/02/12(Mon) 23時頃
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二月の半ばだっけ……。 楽しみだね。
[伝えて、見送ろう。]
(136) 2024/02/12(Mon) 23時頃
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[その後、『旅行行くよ』と柊から告げるのが先か、 玲からの連絡が先だったかは兎も角、 他のメンバーも合流することを知れば、 桜森高校温泉旅行への楽しみはいや増していくだろう。**]
(137) 2024/02/12(Mon) 23時頃
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― 帰宅後 ―
[自宅に戻ると、早速玲は、旅館に電話を掛けていて。 私は、夕飯の用意をするためにキッチンへ。]
[程なくして、電話を終えた玲の言葉>>125に、そうなのねって頷いていると、 玲のスマホが着信を告げて>>130。 居間のソファの方へ手招きを受けて、そちらへ行くと、向けられたスマホの画面に視線を落とす。
内容を確認した後、顔を持ち上げると、玲の顔をじっと見つめて。]
……玲は、行きたいのよね? ……それなら、行こ?
(138) 2024/02/12(Mon) 23時頃
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[玲はちょっとワクワクして見える?様に感じて、眉を下げて笑んだ。 満面の笑顔で、行こ!って、楽し気に笑えない自分を、ごめんねって内心で思うけれど。
玲が私の病気を治すために、命を、記憶を代償にしようとしてくれた事。 運を代償にしてくれた事。 玲が傷つく事、身を切られる様に辛い想いは、消えないものだから。 彼に何かあったら嫌なので、疑ってしまうし、信じきれない思いはあるのだけれど。]
もしも、やっぱり、何かあったとしても、 危ない事しないって、約束してくれる?
私、玲に何かあったら、悲しくて死んでしまうからね?
[そう、小さく首を傾げて、指切りの小指を差し出してみた。*]
(139) 2024/02/12(Mon) 23時半頃
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[みんながクルーエル社からの招待状に不安を感じる最中、陰謀大好き妄想炸裂ボーイな少年が特にその点を気にしていなかったのは不思議であろうか。
少年としてはそんな事より、自身があのメンバーに逢うことに関心が集中していたのだ。 何しろ恋人の虹乃、よくLINEで話すキリノはともかく、他のメンバーは四年ぶりだ。
疎遠にしていた事を申し訳なくも思うし、みんながそれをどう思っているかもわからない。
コミュ力の塊で逢ったら五秒で友達になる少年も、再会した際になんと言えばいいか考え込んでしまったのである。]
(140) 2024/02/12(Mon) 23時半頃
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[少年はみんなが大好きだ。
VRで過ごした時間は短いが、仲間であると強く感じた。
久しぶり、逢いたかったよーー
そう言って、あの時と同じように笑って貰えるかな?
そんな事で頭がいっぱいなら、クルーエルのくの字を考える余裕がなくとも仕方ない(※考えたら少年の場合、恐ろしい量の妄想が排出されたろうから考えなくて幸いかもしれない)。 そんなこんなで虹乃経由の若菜の言葉に全面信頼を置いたわけだ。]
(141) 2024/02/12(Mon) 23時半頃
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[さて、招待された日の当日。
虹乃とは待ち合わせず現地集合という事になっていたから、少年はそのまま旅館を目指した。
荷物は背中に背負ったでっかい風呂敷包み(緑の唐獅子模様)とショルダーバッグ。 一体何が入っているのだろうか。
服装に関しては擦りきれたジーンズに真っ赤な長袖Tシャツ、その上に茶色のワークジャケットを羽織っている。 脚は運動靴で、いかにも肉体労働者な感じ。お洒落?なにそれ美味しいの?
さて、入館は15時のはずだが少し早く着く。 少年は粗忽で迂闊で慌て者な反面、実は非常に勤勉生真面目だから遅刻したくなかった。]
(142) 2024/02/12(Mon) 23時半頃
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[見上げた建物は、校舎の面影はあるが温泉旅館と言われたらそう見える。
少年の家は貧乏故、温泉旅館の普通の外観がよくわからないからこういうものと言われたらこうと思うだろう。
あの時は。 VR内にて過ごした時は。
桜森高校は廃墟化しており、建物は不気味な様相を醸し出していたのだが……。]
ここでいいんだよな?
[住所をチェックする。間違いはない。ごくりと唾を飲む。]
おっしゃ。たのもー!
[元気よく片手を上げて声を出した時、風呂敷の隙間からうまか棒がポロリと一本落ちる。
慌ててそれを拾ったら、少年は旅館の玄関をくぐった。]*
(143) 2024/02/12(Mon) 23時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2024/02/12(Mon) 23時半頃
陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2024/02/12(Mon) 23時半頃
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…………やま、と……、
……ゎぃぃ
[ゴチンッ、と額に硬質のものがぶつかって、思わず周囲を見回した。 規則正しい枕木の音。駅到着を告げるアナウンス。したたかに頭を打ち付けたドアガラスに映る姿は虹乃のカラダで、ここは疎らに乗客の居る昼下がりの電車内。ゲームとマンガに溢れた部屋の、古びたベッドの上ではない。]
立って寝るとか、我ながら器用だな。
時差ボケか、なぁんか変な夢の中みた、ぃ、ふゎ〜
[大欠伸が出てしまった。誰にも見られてないだろうか。 乗り過ごさなくて良かった、と大きなキャリーケースを引きずってホームへ降り立つ。]
(144) 2024/02/13(Tue) 00時頃
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[同窓会と考え始めれば、 少し楽しみにすらなってきた自分と裏腹に、 沙羅は少し、複雑そうな笑みを見せていた。 もう何年も一緒に暮らしているから、 僅かな表情の差も分かってしまう。
続いた言葉には、こちらも眉を下げて。]
うん。約束する。 万が一変なこと始まったらサッと逃げよ。
[まさかリアルで普通に運営している温泉施設で 突如デスゲームが始まる、なんて考えてはいないけど。
差し出された白い小指に自分の小指を結んで、 指切りげんまん、の動作をした。]
(145) 2024/02/13(Tue) 00時半頃
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ていうか、あらためて沙羅と旅行ってした事ないね。 奏人と野々花は何度か行ってたみたいだけど。
[あのVRゲームの当時、自分は受験生だったし、 病気が治った沙羅も、勉強を取り戻すのに忙しくて。 大学に入ったら入ったで、医学部は忙しく……]
正直、ふたりで旅行って、 卒業してからの新婚旅行になるかなーとか ぼんやり考えてたけど。 そっか、別に行ってもいいよな。 あ、なんか普通に楽しみになってきたかも。
[そう言うと、結んだ指を解いて 目の前にある沙羅の頭を撫でた。]
(146) 2024/02/13(Tue) 00時半頃
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[サッと逃げる>>145というのに、小さく頷いて、指切りをする。 本当に何か起きてしまったら、玲は私が守る、とは内心でだけ決意して。]
そういえば、そうね。 ……うん。
[楽しみになってきた、と、頭を撫でられると、まだ少し複雑な笑顔にはなってしまうのだけれど。 そのまま、ぎゅーって抱き着いた。*]
(147) 2024/02/13(Tue) 01時頃
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[頭を撫で、そのまま髪を梳くように撫でて ぎゅーっと胸の中に抱き締める。
沙羅はそんなこと言った事一度もないけど、 本当は奏人たちみたいに出掛けたかったんじゃ? だとしたら気が利かなくて申し訳なかったなとか、 勝手な想像をあれこれとぐるぐる考えつつ、 気が済むまで抱き締めた後。]
──行くと決めたらちょっとすっきりしたな。 せっかくだし、楽しめるといいね。
[そうして沙羅と旅行に関する心配事なんかを話しつつ、 スタバで買って来た粉の桜ラテを淹れた。 "さっき沙羅に一口貰ったのと同じ味だ!"と、 ちょっと感動し乍ら、二人で温まる。]*
(148) 2024/02/13(Tue) 01時頃
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[VRの世界から帰投して間もなく、第二回の桜森高校女子会はこの駅付近で行われた。それからも何度か、八月に渡米するまで訪れている。]
三年半ぶり、か。 試合はたまに見に来て貰えるけど、 大和以外とちゃんと話すの、久しぶりー。
[あれから、自分の容姿だけは随分変わった気がする。 髪も伸ばしたり切ったり、冬場は大抵ロングで、今は大和に貰った椿のピアスを着けてはいるものの、気恥ずかしくて下ろした髪で半ば隠していた。 コーラルピンクのハイネックニットに、ツイードのスカンツ。オーバーサイズのマウンテンパーカーを羽織ってデート時よりはカジュアルにまとめたつもりだ。]
(149) 2024/02/13(Tue) 01時頃
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カフェ『BLOSSOM』って、まだあるかな。
[早めに着いたから、久々にタピってしまおう。記憶を頼りに方向音痴がうろうろする。 見覚えのないロータリーに迷い込んでしまい、結局敗北の味を噛み締めながらナビに案内して貰った。]
『思い出の味!!』
[グループLINEにタピオカココア(ホット)の写真を添付すれば、現在地は分かるだろう。まだ滑れなかった頃のぎこちない再会を懐かしみながら、のんびりとスマホを弄っている。**]
(150) 2024/02/13(Tue) 01時頃
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―― 帰宅後 ――
[その日は何だか慌ただしくて グループラインにメッセージの続きを打てたのは 色々な買い物を終えて帰宅した後のこと。 沙羅から届いていた返信>>126を確認し 一つ頷くと指を滑らせて文字を入れる。]
『 わかったわ。ありがとう。 こっちは、奏人くんと話し合って 行ってみようかってことになったの。 心配は勿論あるけど…… もし、沙羅も 向こうで会うことになったら、よろしくね。』
[メッセージを送信したのは、 沙羅と桐野先輩の話し合いの最中か もう少し前のことだったろうか。]
(151) 2024/02/13(Tue) 01時半頃
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『 ニジノは、まだ忙しい最中かな? こっちの連絡は急ぎではないから 落ち着いたら、状況教えてくれると嬉しいわ 』
[その時はまだニジノの状況は分からなかったから、 考え考え、そんな風に打ち込んだ。 既読が増えないのは心配ではあったけれど、 スケートの関係などでニジノの多忙はよくあったし 無理はしないでほしいな、と思いながら。*]
(152) 2024/02/13(Tue) 01時半頃
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―― 自宅 ――
[キャリーケースOK。着替えに下着OK。 圧縮袋OK。ハンカチ、袋もOK。 指差し確認を終え、ふうっとやり遂げた顔をしていた。 あと幾つか、秘密裡に詰め込むものもあったけれど それは直前に買いに行くつもり。 奏人くんのバッグと一緒に寝室の隅に立てかけ、 ごろんとベッドに身を投げ出した。
まだ旅行には時間があるのに、 ついつい準備をしっかり早めにしてしまうのは 何だかんだと彼との旅行が楽しみで仕方がないからだ。]
(153) 2024/02/13(Tue) 01時半頃
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心配するようなことが何も起きませんように。 普通に楽しい温泉旅行になりますように。 …みんなとも、会えたら嬉しいな。
[ベッドの中、毛布にくるまって右に左に行き来する。 奏人くんの場所とわたしの場所とを満遍なく温めるため ころりころり転がりながら彼の帰りを待っていた。 ついでに、手元のスマホで観光スポットなどの検索も。 都内でも、意外と観られる場所があったりするのは 以前二人で出かけた紅葉狩りの時にも実証済み。]
あっ、近くに大きな公園もある。 噴水にお花畑……2月だとお花も少ないかしら?
[そのうちに、チャイムの音が鳴ったなら ぴょいとベッドから出て彼を出迎える。*]
(154) 2024/02/13(Tue) 01時半頃
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―― 数日後 ――
[ニジノから返信が届いたのは、 それから数日後のこと。>>118>>120]
『 返事のことは、忙しいのかなと思っていたから ぜんぜん気にしないでね。お疲れさま!
招待状の件は、前にメッセージした通り 奏人くんと話し合って行くことにしたのだけど クルーエル社の主催というところが やっぱり、どうしても引っかかってはいて…
何でわたしたちなのかは分からないけど 少なくとも、大丈夫って情報があると安心できる。 ニジノ、ありがとう。』
(155) 2024/02/13(Tue) 01時半頃
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『 帰国できるのなら、向こうで会えるね! あっ、チョコづくりもね、 実はしっかり材料詰め込む算段付けていて キャリーケースに余裕を持たせてあるの! ……奏人くんにはまだ内緒。
家庭科室、使えるかな?楽しみにしているわね 』
[重大なお知らせ??と、 ニジノのメッセージのとある一文には首を傾げつつ。 沙羅からか、桐野先輩から奏人くん経由でか、 その頃には二人の参加も知っていただろうし もしかしたら他の参加者の動向も。
旅行だというだけではなくて、 友人ら、旧知らと久しぶりに会える楽しみに 旅行への期待感は少しずつ高まって行った**]
(156) 2024/02/13(Tue) 01時半頃
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[私の頭を撫でてくれる手は、髪を梳く様な仕草になって。 身体を引き寄せられると>>148、玲の背に腕を回して、ぎゅって抱き着いた。
私は、玲とこうして一緒に居られる毎日が、 それだけで、幸せで。]
……うん。そうね。
[でも、一緒に旅行をするというのも、きっと楽しくて幸せな時間なのだろうと思う。 ……何も無ければ。
往生際悪く、何も無ければ、なんて考えてしまうのは。 玲の事がとても大事なので、許して欲しい。 そんな事を思いながら、旅行の話をしつつ、桜ラテで温まるのでした。**]
(157) 2024/02/13(Tue) 01時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2024/02/13(Tue) 01時半頃
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[学校の玄関、つまり校舎の入り口は昇降口と呼ばれる。 名前からすると段差があるようなイメージだが、段差のない場合でも生徒が出入りするならばそう呼ばれるのが普通だ。
確か廃校であった頃は昇降口を通り抜けると生徒たちが上履きを入れるための下駄箱が並んでいたはず……。]
わ、全然ちげーわ。
(158) 2024/02/13(Tue) 02時頃
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[もうここに通う生徒はいない。来るのは宿泊客だ。旅館となった今、下駄箱は撤去され広々したロビーとなっている。
玄関にあった受付窓口がフロントのようだ。が、人の姿がない。 呼び鈴を鳴らしたらいいのか? 旅館のチェックインに戸惑い少年は立ち尽くす。
すると風呂敷の紐がするり、と(※ポロリではない)ほどけた。
包みから布と化した風呂敷の中身はバラバラっと散らばる。]
(159) 2024/02/13(Tue) 02時頃
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[それはーーもうわかってますね?ええそうです、大量のうまか棒でした!!
少年の働く工場で作っている駄菓子である。 なんだかちょっと少年に似た男子がウインクしながら棒状の菓子を頬張るパッケージが印象的な。
味も多彩でチーズ味、ソース味、明太子にたこ焼きにメロン納豆? 定番からキワモノまで。 様々な味のうまか棒が転がり床を埋め尽くす!
さながら地雷原のように化すロビー。 そうだ、このうまか棒を避けずには何人たりとも旅館には入れないッ
ハーハハハッ!(※他の出入り口も多分あります)]
わーッ!!
[少年は慌ててしゃがみ、涙目になりながら拾い集めるが、きっとかなりの時間がかかるだろう。]*
(160) 2024/02/13(Tue) 02時頃
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3
(-32) 2024/02/13(Tue) 11時半頃
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[結局次の返信ができたのは、帰国直前のリムジンバスの中からだった。]
>>155>>156 『是非ともチョコ制作のいろはをご教授願うであります。 野々花センセー! 沙羅センセー!
レシピと材料、ここに載せて欲しいな。 アメリカで買ったら、多分失敗の原因になるから、 ちゃんと帰国してからバレンタインコーナーに 買いに行くよ!
男子'sにヒミツなのも👌』
[極力日本語のサイトは閲覧しないようにしているネットで、珍しく旅館の下調べはした。家庭科室もそのまま残っているらしいが、調理器具はどの程度揃っているのだろう。 ともあれ、二人のセンセーに教えて貰えば、初心者マークの自分でも、食べるに耐えるものが作れるはずだ。予め何度か練習しておくなんて考えも時間もない。ぶっつけ本番上等! タピオカで冷えた身体を温めながら、横に置いたキャリーケースには、溶かす用のチョコを多めに、デコレーション用のカラーチップやアラザン、マジパン、生クリームにフルーツ缶等々満載してきた。その他ラッピング用一式と――忘れちゃいけない、マスタード9瓶。]
……ふふっ、たーのーしーみー。
(161) 2024/02/13(Tue) 12時頃
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ニジノは、ココアの海からタピオカを8粒救出。もちもち。**
2024/02/13(Tue) 12時頃
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[床を這いずってうまか棒をかき集める。これはみんなや仲居さんたちへのお土産として持ってきたものだ。
なんとか回収を済ませた埃を払ったが、一本足りないような……。]
まいっか、誰かが拾ったらラッキーと思うだろ。……ん?
[少年はある閃きをえる。これはただ配るより面白いのでは!
早速呼び鈴を押して仲居さんを呼ぶと、招待状を見せ宿泊予定であると告げた。
部屋は303らしい。鍵は2つあると言うので後から来る鷹羽虹乃にも渡してくれるようにと頼む。そして紙とマジックペンを借りた。]
(162) 2024/02/13(Tue) 12時半頃
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あざます!部屋は三階っすね。大丈夫独りで行けます!
[計画を実行するには急がねばならない。 まず三階の303に行き、風呂敷以外の荷物を置く。それからすぐに少年は各部屋を回り始めた。 宿泊用の部屋はプライベート空間なので避け、それ以外の部屋に”仕込み”をする。
ある部屋だけは少し滞在に時間が掛かったが、それは後にでも。
すべての仕事を終えたらロビーに戻って来て、書いたポスターを玄関の目立つ場所に貼る(仲居さんから許可済)。
少年が描いた気になるポスターの内容は?]
(163) 2024/02/13(Tue) 12時半頃
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(玄関にでかでか貼られたポスター。汚い字)
桜森高校旅館へようこそ! 来館を記念しまして、皆様へのプレゼントとして子供たちに大人気のお菓子、うまか棒を用意しました。 宿泊用以外のお部屋に隠してあるので、探して見つけたらご自由にお召し上がりください。
アヒル校長より。
(164) 2024/02/13(Tue) 12時半頃
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[アヒル校長とは、この旅館の風呂に浮かんでいるらしいアヒルの玩具である。先ほど仲居さんから存在を聞いたので。
少年は空白にアヒルの絵も書いたが、めちゃくちゃ下手だから何か恐ろしいガチョウにしか見えないだろう。]
フーッ、やり遂げたぜ。 きっと宿の人からの素敵なプレゼントだとみんな思うだろうな!
[恐らく誰も思わないしバレバレだろうが少年は満足そうに額の汗を拭う。]
(165) 2024/02/13(Tue) 12時半頃
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あ、そうだキリノとニジノに連絡しとかなきゃ。
[LINEを開くと、二人に文をしたためる。]
(ニジノへ/LINE) 着いた〜部屋は303だよ!勿論一緒の部屋だ。仲居さんから鍵を貰ってな! 俺適当に館内ぶらついてる!
(キリノへ) 早めに着いたよ!なんか綺麗になってるよ!スゲーよ。 俺の部屋は303だよ。
[仕事(?)が終わった少年は、空になった風呂敷をひらひら振りながら早速ゲームコーナーへと向かったーー。]*
(166) 2024/02/13(Tue) 12時半頃
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/* マスタード9瓶は致死量だな……。
このまま、クルーエル社怪しいから帰ろうぜ! にならなくて良かった。 それと柊がまたコイントスしてる! エモ! ただ柊の人が本当にランダ振ると、コインが割れる(ファンブr)
(-33) 2024/02/13(Tue) 13時頃
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――自宅――
ただいま。 外、雪が降りだしたよ。
[出迎えてくれた野々花に冷気を与えたくないので、 苦心して触れないように努める。
帰宅時間は間もなく11時。 暖かい室内で気も身体も緩んだのか、 ふあ、と欠伸を噛み殺してバスルームへと向かった。 熱い湯で手早く身体を温めて寝室に入ると、 野々花のキャリーケースと自身のボストンバッグが 部屋の隅に立てかけてある。 その準備の早さに彼女の期待感が伝わってくるようで 目許を和らげた。]
(167) 2024/02/13(Tue) 14時頃
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ここしばらくシフト詰めすぎて、 一緒に外出できてなかったからなあ。 温泉、久しぶりだしね。
[ベッドの上の毛布は、まるでつい今しがたまで 中に誰かいたみたいに膨らんでいる。 目に留めて、野々花の頬に手を伸ばした。 シャワーを浴びて人肌を取り戻したため、 やっと安心して野々花に触れられる。]
ゆっくり楽しもう。皆とも会えるといいな。
[こつんと額同士をくっ付けた。 それから彼女ごと引き寄せてベッドに腰かける。]
(168) 2024/02/13(Tue) 14時頃
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……ベッドにも、野々花の体温と 匂いがするね。
(-34) 2024/02/13(Tue) 14時頃
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温かいな。ぐっすり眠れそうだ。
[おやすみと添えて。 シーツの上の余熱だけではない ダイレクトに彼女の温度を感じながら、 眠りへとつくだろう。*]
(169) 2024/02/13(Tue) 14時頃
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――2/13――
前に女子会したカフェブロッサムってあそこ? じゃあこの先に―――― あ。
[目に入るのは学校の正門。 今ではその石柱に桜森高校温泉旅館と書かれた 新しいプレートが嵌め込まれている。
その先に見える校舎は寂れた廃校のそれではない。 元の施設を再利用したらしく無論新築ではないが 綺麗に手入れされた様子が覗える。]
(170) 2024/02/13(Tue) 14時頃
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へえ。ここが旧桜森高校か。
あ、野々花、ロビーこっちみたいだよ。
[野々花の手を握る。 ついぞ卒業することのなかった高校。 今はすっかり別の施設となったその場所の正門を 彼女とくぐるため足を踏み出した。**]
(171) 2024/02/13(Tue) 14時頃
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/* >>154 毛布にくるまってころりころり転がって 右に左に行き来する野々花。
はい、かわいさが優勝 (努めて冷静さを装う審査員顔で
(-35) 2024/02/13(Tue) 14時頃
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/* ワカナは旅館には行かないです! 動かすの大変だから()
(-36) 2024/02/13(Tue) 19時頃
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[>>#2 この招待状は、第2回のVRゲーム参加者全員に送られていた。 つまり、彼?彼女?───イニシャルA.Aの元にも。
都内のどこか、繁華街外れにある小さな下宿先にその郵便物は届く。 Aは怪訝な顔をして封を開け、眉をしかめた。]
───何これ?
[最初に沸き上がった感情は、"懐かしい"だ。 Aの元にはかつて、同じ差出人から、郵便物が届いたことがある。 それも2回。]
(@2) 2024/02/13(Tue) 19時頃
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温泉施設……?
[中に入っていた一枚の紙きれ。 裏と表をしげしげ眺めて、アパートの中に入り、玄関先にコートを脱ぎ捨てると、その上にぽいっと招待状を投げた。]
無料だか何だか知らんけど、行くわけねーし。
[興味なさそうに呟く。
もしこれが、3回目となるデスゲームの招待だったら、
───参加していたかもしれない。]**
(@3) 2024/02/13(Tue) 19時頃
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/* 思ったけど、今回、キリノじゃなくてワカナとか見物キャラで村建てすればよかったな。 メインで扱うキャラのすぐ下にパルックの顔があるの、めちゃくちゃ気が散る…w
(-37) 2024/02/13(Tue) 19時頃
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/* 次の村建ては7月?だけど、あまり使わないキャラで村建てしよう…。
(-38) 2024/02/13(Tue) 19時頃
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[現在少年はゲーセンに向かってが、やや時を戻してーーとある部屋の前に来ていた時のお話。>>163
廃校を温泉旅館に改築したわこの場所に来てから、細かい部分は違うもののあちこちが記憶を呼び覚ます。
少年たちはVR体験を経て現実ではたった数時間、しかし体感では何日間かを過ごした。
もう四年も前と考えたら、数日の事だって忘れてもおかしくない記憶だがーーその時にあった濃厚な体験は少年の心にも身体にも深く刻みこまれている。
今でも。
もしかしたらその部屋は存在しないんじゃないかな、とか思ったけれど、用務員室はきちんとそのままに在った。
少し眉を寄せて扉を開く。]
(172) 2024/02/13(Tue) 20時頃
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[もうここは廃校ではないから中は綺麗だ。それでも畳敷きの様子や、広さ。見上げる天井に少年の胸は締め付けられる。
用務員はいないが従業員が使用している部屋なのか、畳まれた煎餅布団も存在していた。]
埃臭かったんだよな、あん時。
(173) 2024/02/13(Tue) 20時頃
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[VRの廃校で少年はある男と出逢い、人生の半分ぐらいの情熱を燃やすような時を共にした。 身も心も狂ったように捧げた。
脱出の後、その男からは連絡を貰う予定になっていたがそれはなく。月日は過ぎてーー今に至る。
男の消息を少年は知らない。 調べようと思えば調べられたし、キリノなどの廃校メンバーに尋ねたらわかるかもしれなかったが、そんなことまでして追い掛ける気になれなかった。 関係を結んでいた頃だって「セフレでいい」なんて笑いなが言っていたぐらいだし。
VRの時間がシャボン玉のように消えたみたいに。 あの男も消えたのだ。]
(174) 2024/02/13(Tue) 20時頃
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……最初の頃はいつ連絡が来るかってそわそわしてたっけな。
[リアルで逢ったらバスケをしようとか、落語を見に行こうなんて話をした気がする。 昔はそれをとても楽しみにしていたけど。
どんなに焦がれても。 泣いても、喚いても。 苦しくて吐きそうになりながら喘いでも。
他人の心や行動をどうにかする事は不可能だ。 少年の主が少年であり、少年が少年の意思でしか動かないように、相手だってそうなのだ。
怨みはなかった。ただ、寂しくて胸をかきむしった。
でも人間は犬とは違う。永久にそんな風に悲しみに暮れている事は出来ない。]
(175) 2024/02/13(Tue) 20時頃
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[もしも少年が一人なら、そのまま空の餌箱と暖かみを失った毛布を抱き締めていたかもしれないが、少年にはーー未来への希望があった。
工場で働き始め、仕事にやりがいを感じた。 妹との関係が良好になった。 廃校で出逢ったニジノに恋心を抱いた。
まだ歩ける。歩きだせる。
立ち上がった少年はそれからーー 彼の事を意識の底に沈め、前を向いて生きている。]
……過去は、過去だ。
俺は進むぞ。転んだって這い上がって生きてくよ。
(176) 2024/02/13(Tue) 20時頃
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ーーアバヨ。
けん……
(177) 2024/02/13(Tue) 20時頃
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[名前を口にしようとした瞬間。 大きな瞳に涙が浮かぶ。
それはみるみる溢れて、溢れて。 気がつけば少年は泣いていた。 わあわあと子供みたいに声を上げて。
両手を畳について拳を握るとドンドン叩き、ありったけの感情を全身から発する。
限界まで締め付けられた魂が叫んで。少年の想いを昇華していった……。]
(178) 2024/02/13(Tue) 20時頃
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[どれだけ時間が経過したか。 鼻水と涙にまみれた顔をぐしぐしと手の甲で拭うと少年は立ち上がる。うまか棒も一本隠しておく。
それを見付ける者がいるなら。 いや。……次の部屋に行こう。 そろそろ宿泊するメンバーがやってくるはずだ。
パン、と手を叩いて。もう晴れやかな顔になって。振り向いて最後しなを作り。]
(179) 2024/02/13(Tue) 20時頃
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ーー今、何刻でぇ?
[答えも続きも、ない。沈黙だけが部屋を満たした。]*
(180) 2024/02/13(Tue) 20時頃
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サラは、ここまで読んだ。
2024/02/13(Tue) 20時半頃
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―― 自宅 ――
お帰りなさい! えっ、雪? それじゃ、マフラーしても冷えたでしょ? お風呂追い炊きしたから、あったまってきて。
[彼がお風呂で身体を温めている間に 湿ったコートをリビングのハンガーに掛ける。 そうしてから、すぐ傍のカーテンを開けて 外を確かめれば薄ら白い気配が見えた。 東京では珍しいほど冷え込む夜になるらしい。
この季節は、ドアを直ぐに締めてくれたり、 帰宅してすぐ触れないようにしてくれたり 身体を冷やさないようにと慮ってくれている。 ……彼の思い遣りはとても嬉しいのだけれど、 ただいまのハグがお預けになるのが弱りどころ、と思ったりもする。]
(181) 2024/02/13(Tue) 21時頃
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そうね。冬はカフェもお客さんが長居してくれるから わたしもバイト時間が長めになるし 予定の合わない日が多くなっちゃって。
[もう、すぐ寝る時間だろうからと、 大人しく寝室で待機していた。 奏人くんの移動する気配があれば飛び起きて 頬に伸びて来た手に嬉しそうに摺り寄せる。]
温泉、っていうと 初めての旅行で滋賀に行ったのを思い出すけど あれから、丸2年くらい経つのね…… ……だから、楽しみ。
[湯上りの掌から、額から、温もりを貰って。 身体を引き寄せる手に意図を読み取ると、 ごく自然にふたりベッドに潜り込んで眠りに就く。]
(182) 2024/02/13(Tue) 21時頃
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ふふふ。あったかい? たくさんあっためておいたの。
匂い…… わたしには奏人くんの匂いしかしないから そう言われると恥ずかしいのだけど……
[あんまり意識しちゃだめ、 と、彼の鼻をえいと軽く摘まんだ]
(-39) 2024/02/13(Tue) 21時頃
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疲れてるでしょ。ゆっくり眠ってね。 ……おやすみなさい。
[二人だけの家で、二人だけの室内で、 密やかに囁き交わす声は外には漏れない。 ゆっくりと落ちる部屋の灯りに合わせ、瞼を閉じる。*]
(183) 2024/02/13(Tue) 21時頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2024/02/13(Tue) 21時頃
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―― 2/13:道すがら ――
『BLOSSOM』…… そうそう、前に話したカフェよ。 ニジノと沙羅と女子会をして、お土産を買ったところ。 出来立てで食べてほしいからって、あの日って その足で奏人くんのおうちにお邪魔し――… て、
[ぽんと両手を合わせて過去を手繰るけれど 甘ったるい思い出まで同時に思い出して―― 今となっては余りにも初々しい記憶だ―― 思わずぼっと湯気が出るほど頬を染めた。 語尾が消え入るほどに小さくなる。
切り替えるように一呼吸おき、 一度地図を確かめるようにスマホを確認。 すると、グループラインに通知が来ているのに気付く。]
(184) 2024/02/13(Tue) 21時頃
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………あっ、 ニジノが写真送ってくれてる。 見て見て、タピオカ。 当時、3人ともあんまり慣れなくて 「チャレンジ!」みたいな気持ちで口にしてね。
懐かしいなぁ。
[グループラインに投下してくれた写真>>150を 奏人くんにも見えるようスマホを掲げた。 もうニジノは旅館に辿り着いているかな? 前を通り過ぎる時に何気なく店内を覗こうとするけれど カーテンに遮られて中はよく見えなかった。]
(185) 2024/02/13(Tue) 21時頃
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[カフェを通り過ぎてから歩くこと暫し。 当時のままの雰囲気を残したまま、宿泊施設らしく リニューアルされた校舎が見えてきた。>>170] わあ。本当にすっかり変わってる……!
[暫し足を止めて、校舎の様子を見詰めた。]
(186) 2024/02/13(Tue) 21時頃
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[当時は、トラウマでグラウンドを直視することも 足を踏み入れることも出来なかったけれど。 今は、元グラウンドだった校庭を突っ切る形で ホテルのロビーへと続く道が出来ているようだった。 ロビーの方へと促す声に、彼を見上げて無言で頷く。 繋いだ手にほんの少しだけ力が篭ってしまったけれど ホテルのロビーの方にゆっくりと足を向けた。*]
(187) 2024/02/13(Tue) 21時半頃
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[温泉旅行に行く事が決まって、色々と話を話を終えた後。 キッチンへ戻ろうとしたタイミングで、スマホが野々花からのメッセージ>>151>>152の着信を告げて。]
💬 『そうなのね。 私も玲と話をして、行く事になったから、 向こうで会えるわね🐰』
[そう返信をして。 虹乃へは、木の陰から兎が様子を伺っているスタンプを押しておいた。]
(188) 2024/02/13(Tue) 21時半頃
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― 数日後 ―
[野々花とグループラインで話をした、数日後の事。 スマホを見ると、グループラインに虹乃>>118>>120と野々花>>115>>156のメッセージがあって。]
重大なお知らせ? バレンタインチョコ。
……材料? 温泉旅館で作るの??
[虹乃が一週間位帰国するのなら、温泉旅行の前日とかに3人で集まって作るのかな?と思ったのだけど。 野々花のメッセージを見ると、旅館で作るという事?と。 頭に『?』を浮かべたまま、うっかり返信するのを忘れてしまった事に気が付いたのは、虹乃からの返信>>161があった時の事で。]
[色々と考える間の後、兎の長い耳が『○』を作っているスタンプを押しておいた。 ヒミツと言っても、女子3人で家庭科室に籠っていたら、バレてしまうのでは?とは思ってしまったけれど。*]
(189) 2024/02/13(Tue) 21時半頃
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── 2/13 旧桜森高校(桜森高校旅館) ──
[沙羅と一緒に参加する事を決めた後、 大和や奏人とも改めて連絡を取り、 現地で会おう、という流れで締め括った。
あれよあれよという間に当日。 まだ肌寒いので、いつものコートにマフラーを羽織り 沙羅の手を引いて現地に辿り着く。
旧桜森高校は、偶然、桐野の家から近い。 そのためもあってか、どことなくのんびりしていて 出発時間は割とギリギリだった。
正門をくぐると、記憶の中にある廃校とは違い 少し小綺麗になった、しかしどことなく懐かしい 3階建てのシルエットが見えて、眼を細める。]
おー……。なんか、綺麗になってる?
(190) 2024/02/13(Tue) 21時半頃
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まあ、リニューアルしてるわけだから、そうか。 でも見た目は割と"高校"だね。
[くすりと笑って、沙羅と一緒に校舎へと向かう。 グラウンドだった広い敷地は、遊具はなくなっているが 端のほうに庭園のようなものが見える。 温室もあるようだ。
ロビーに到着して、注意深く様子を伺う。 見た目は本当に普通のロビーだった。
名前を告げると、部屋番号の入ったキーを受け取る。 カードタイプじゃなく古めかしい感じのホテルキー。]
301号室だって。 取り敢えず、荷物置きに行こうか。
(191) 2024/02/13(Tue) 21時半頃
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[水色のキーと白いキーを受け取ったので、 白い方を沙羅に渡して、階段に向かった。]
階段…… まあ3階しかないし、エレベーターとか新設しないか。
[内装もあまり変わっていないような気がするが、 とにかく綺麗になっている。 沙羅とふたり、キョロキョロとあちこち気にしながら 3階の端にある部屋に辿り着いた。
鍵で開けると、中はかなり広い。 元が教室なので当然といえば当然だが。]
見てあれ、サイドテーブルが学校の机だ! ちょっと面白いな〜。
(192) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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[沙羅と自分の荷物をソファに置いて、 窓際のベッドに腰掛けてみた。悪くない。]
廃校利用の施設って……と思ってたけど、 想像してたより全然いいかも?
そうだ、みんなにLINEしとくか。
[ゆっくり出て来たので、もしかしたら 桐野と沙羅が最後の到着組かもしれない。
💬『301号室に到着したよ! なかなかいいな!?』
共通メッセージを、奏人と大和に送信しておいた。]*
(193) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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――桜森高校旅館へ――
よぉし、糖分チャージ完了っと。
[カードで会計しようとしたら、店員から『現金のみになります。』と申し訳なさそうに断られて、日本用のお財布を探すまでに一悶着あった。帰国する都度やらかす上、日本円の数え方もアヤシくなっている。]
便利さに慣れきってるなーぁ。
[全ての荷物をひっくり返して、結局キャリーケースのサイドポケットから小銭入れは無事発掘された。無料招待、なんて謳われたらうっかりキャッシュを忘れても大丈夫♪くらいの緩さになる。
グループLINEに『今から向いまーす!🦅』と一報入れると、意気揚々かつて何度も通った桜森高校への旧通学路を歩く。誰かと鉢合わせるかと思ったけれど、絶妙にタイミングが合わなかった模様。
大和からも到着のLINEが来ていたようだが、華麗にスルーした。時差はもうないけれど、彼からの連絡は半日くらい寝かせないと心臓が保たないことが多い。]
……冬だと大分印象が違う。
[昔歩いたのは五月の春先から七月の夏盛りまで。すっかり葉を散らした並木の歩道を、白い息を吐きながら眺めやる。]
(194) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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――2/13:道すがら――
[その日の気温は如何ほどだったか。 マフラーは忘れずに巻いてきたし、外出前――身体を 冷気に晒す前にしっかりハグもして。 野々花と連れ立って歩く。 まだ春の気配は遠いが、道路沿いの庭先には 蕾が姿を見せる梅の木もあった。]
土産……あ、ケークサレの店? じゃあそこで皆へのお土産買ってもよかったね。
[懐かしい塩気のあるケーキと、パウンドケーキ。 それから、忘れることのないその日の記憶。 頬染める彼女はあれから四年近くの月日が経っても あの日の印象を失わずに。常に傍らにあった。]
(195) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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虹乃さんか。彼女とも久しぶりだなあ。
[黒糖にしては透明度の低い黒い飲み物の写真を眺めて。 タイミングがあったのかこのために帰国したのか、 参加すると知った時はやはり驚いたのだ。 帰りに寄るのもいいかもしれない、そんなことを考えながら野々花の感嘆の声を耳にする。]
……懐かしいね。
[繋いだ手に僅かに力の籠ったのが分かる。 校舎からプールへと続くグラウンドにも所々植樹がなされ、 目で楽しめるようになっていた。 応えるように握り返して、ロビーへと向かう。 以前は靴箱の並ぶ玄関口だった場所だ。]
(196) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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ーー ゲームコーナー/15:00より後 ーー
[幼い頃から少年はゲームが大好きだ。小銭を握り締めて駄菓子屋に通い筐体にかじりついて、何時間も過ごした思い出がある。
中学になってからはゲーセン通い。格ゲーは10人抜きも軽く、器用だからUFOキャッチャーも得意だ。
いつぞやの遊園地デートではニジノに黒豆芝のぬいぐるみを取ってあげてプレゼントした。 その時彼女は誕生日だったからーー。]
あん時はニジノからラブホでチョコ貰ったんよな。 ヤベエホテルだった……
[昭和臭満載のフラワーホテルについてはキリノにも当時LINEで伝えたが……「リボンオレンジとか激アマでヤベエ!お金がシューッて吸い込まれた!」など送ったりした記憶(※当然制服姿やにゃんこコスのニジノが可愛かっただののエロ自慢も満載で)]
(197) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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[思い出は無限に沸き上がるが、脱線を戻そう。
少年はゲーセンが大好きである。だから最初うまか棒を仕込みに行った際もワクワクしながら訪れたのだが。]
……なんだこれ? 古いゲームばっかじゃね?
[太鼓の達人はまだしも手前にあるワニワニパニックは子供の頃に遊んだやつのような。奥には懐かしのエアホッケーがあるが、あれは二人でないと遊べない。]
(198) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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さすがに靴箱は撤去されてるね。 こんにちは、予約の者です。
[受付で招待状を見せると 201と刻印のある鍵を手渡された。 対応はいたって普通の宿と変わりない。]
はい。 部屋番は普通のホテルみたいな感じなんだね。
[鍵を彼女に手渡して、まずは部屋へと歩き出した。*]
(199) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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>>193 [そこでLINEの返事がきた。ニジノかな?!パッと目を輝かせて開いたらキリノだった。もう到着したらしい。素早く返信する。]
(キリノへ/LINE) サラも一緒だよな? 俺今ゲームコーナーにいるよ!
[逢いたいと書いたら邪魔しちゃうかな?と思って居場所だけ告げる。
ニジノの返事はまだない……>>194]*
(200) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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最後は誕生日プレゼントのお返しとプロポーズか? プロポーズは今更な気もするな⁉️
(-40) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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誰もアヒル校長に触れてくれなくてドキドキしてきたよ‼️
ガチョウだから⁉️
(-41) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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――201号室――
[教室を改装した部屋はどんなものかと訝しんでいたが、 綺麗に整えられた宿泊施設に姿を変えていた。 ベッドの背中側にある学校特有の窓が独特な雰囲気を醸す。 サイドテーブルは教室机で、黒板のあった壁には大きなフレームアートが飾られている。]
部屋ごとに違うって言ってたね……あれ?
[そのアート作品の中に違和感でしかない物体が混じっていた。 財布に優しい庶民の味方の駄菓子はどう見ても。]
何でこんなとこに……。
[ぼんやりと8味のそれを見つめる。]
(201) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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/* >>201 チッ……(舌打ち)
8:豚骨ラーメン味 柊マジ柊案件を手ぐすね引いてお待ちしております。
(-42) 2024/02/13(Tue) 22時頃
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宿泊する部屋に大和が侵入するのはヤベエかなと思ってそれ以外に隠したことにしたけどきっと大和だから間違えたんだよ!
こういうの自分は気にしないから(間違えても困らないし!)どうか気にしないでくれたら。
(-43) 2024/02/13(Tue) 22時半頃
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――ロビー――
[一瞬、裏門に回ってみようかと思い浮かんだけれど、誰かに目撃されたら廃校に不法侵入していた時の比ではなく怒られそうだ。何度も攀じ登った正門はさすがに換装されていていて、真新しい旅館名の書かれたプレートだけ見れば、普通の温泉宿のよう。
ただ、歩むにつれ近付く校舎と佇まいは、ほぼ通うことのなかった私立八起学院よりも郷愁を誘うものがある。 あの椿の樹は、まだ残されているだろうか――遠目にはよく分からなかった。 カフェ休憩でチェックイン時刻まで間がなかったから、足早にロビーに向かう。
そして、『お連れ様、もう到着なさってますよ。』と笑顔でコンシェルジュに鍵を渡されたワケで。]
(202) 2024/02/13(Tue) 22時半頃
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は? なんで????
(203) 2024/02/13(Tue) 22時半頃
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むしろ柊が間違えてくれてホッとした…… これで俺もやらかしても大丈夫(謎の安堵)
(-44) 2024/02/13(Tue) 22時半頃
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― 2/13 桜森高校旅館 ―
[それから、あっという間に旅行当日。 ゆっくりめの時間に家を出ると、玲と手を繋いで、桜森高校旅館へ>>190。 正門をくぐると、校舎全体を見渡して。]
……そうね。
うん。綺麗にはなっているけれど、 VRでの事、色々思い出してしまうわ。 その後に、自転車で2人で来た事も。
[ふふっと目を細めて笑んで、玲と並んで、校舎の方へ歩き出す。 ロビーに着くと、部屋番号の入ったキー2つの内、白いキー>>192を受け取って。 辺りを見回しながら歩いていると、やがて301号室に辿り着いた。]
(204) 2024/02/13(Tue) 22時半頃
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[苗字の違う男女を当人の了解なく同室に放り込むとか、正気の沙汰とは思えない。普通に、一人一室、九人バラバラだと思ってましたがナニカ??
そして慌てて取り出したスマホで今更に>>166を確認する。 『勿論一緒』とかどこが『勿論』なのだ20文字以内で述べよ。]
うっそでしょ……。
何がどこまで筒抜けになってんの? クルーエル社やっぱ怖すぎだろ。
……もしかしてもしかすると、 ワカナさんがスパイで参加者のその後も 何くれと報告をあげてたり……しない……?
[謎の入れ替わりの夢とともに、大和の陰謀妄想細胞も譲り受けたのだろうか。悶々と巡る懸念にたっぷり53秒ほど鍵を握りしめたまま硬直していた。*]
(205) 2024/02/13(Tue) 22時半頃
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[部屋は結構広くて、サイドテーブルが机だった。 楽しそうな玲を眺めながら、目を細めて笑んで。]
本当だ。学校っぽさも、色々な所に残しているのね。 うん。内装も綺麗になっているし、 プールが温泉になっているのも、 普通の温泉旅館では、できない体験ね。
[玲がみんなにメッセージを送っているのを見ると、私もスマホの電源を付けて。 その時に、虹乃からメッセージ>>150>>194と写真が届いていた事に気が付く。 それを見ると、ふふっと笑みを零して。]
💬 『BLOSSOMのタピオカ懐かしい🐰』 『玲と私は、旅館に着いたわ。』
[そうメッセージを送って、301号室から見える景色を撮って添付した。*]
(206) 2024/02/13(Tue) 22時半頃
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[豚骨ラーメン味のうまか棒が宿の趣向とは思い難いが。 せっかくだからお茶と一緒に頂くとして、 ちょうど届いた玲からのLINEに返信する。]
💬『 僕らもさっき着いたよ 面白いね 校内マップ見てると色々あるみたいだし 見て廻るの楽しみ じゃあ、夕食か風呂の時にでも 』
『 あ、大丈夫だとは思うけど 何かあったら連絡してね 』
[ぽちぽちと打って、荷物の整理をする。*]
(207) 2024/02/13(Tue) 22時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2024/02/13(Tue) 22時半頃
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ーゲームコーナー ー
ん〜とりまスロットでもやっかな?いや、あの奥の銃は……。
[太鼓の達人の奥には、青と赤の銃がセットされた筐体が。
NAMCOのガンバレットか。 様々なユニークな的が現れるのを撃っていく明快!爽快!痛快なガンシューティングゲームである。]
最新作はガンバレットXなんだがな。 まいっか、遊んでよ!
[チャリーンとお金を入れると遊び始めた。
ちなみに余談であるが豚骨ラーメン味はラーメンが大好きな少年が考案したもの。>>207 こってりした白濁スープのこくを再現している。]*
(208) 2024/02/13(Tue) 22時半頃
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/* 大和が言うと『白濁スープ』がエロくてたまらんな。
(-45) 2024/02/13(Tue) 22時半頃
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風紀が……淫れている……。
[とはいえ自分もかつての十六の高校生ではなく、二週間後には二十歳になる。とっくに十八の成人も迎えているし、ワシントン州の自動車免許だって取得した。不純異性交遊と咎められる謂われもないと思うが、お膳立てされると逆に不気味で身構えてしまうのだ。]
それとも、私が日本を離れてた三年の間に その辺の風潮も変わったの……? まさかね。
[野々花や沙羅から特に言及がなかったなら、彼女たちは部屋割りに何の疑問も抱いていないのだろうか? 四人は大学生なりに節度のあるお付合い中なのだろうと想像はしていたが――同棲とかちょっと憧れもあるし羨ましい。むしろ、まだどっちも結婚してないの? くらいの勢いだ。]
『なんか、303号室で大和と同室って言われたんだけど……?
野々花も沙羅も、二人部屋だったりする……?』
[続々と旅館に着いたらしき報告が目に入って、心細くなってグループLINEを書き込む。]
(209) 2024/02/13(Tue) 22時半頃
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[そもそもこれはアミダくじの結果なのか何なのか。組み合わせを間違えば大事故にならないかとか、鮫島やキルロイや明彦やブラック鈴木先生(?)は如何に、等々、脳内がシェイクされていく。]
それとも、もとは男同士女同士で同室だったの、 主に男子たちが結託して部屋割り変えたとか……?
大和なら有り得る。
[完全なる濡れ衣である。]
(210) 2024/02/13(Tue) 22時半頃
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――チェンジで。(キリッ)
(211) 2024/02/13(Tue) 23時頃
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/* 虹乃さんに淫れてるっていわれてるの笑う (*PLさんのイメージが強いだけで虹乃さんは無罪)
(-46) 2024/02/13(Tue) 23時頃
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/* ざわ…<チェンジ
(-47) 2024/02/13(Tue) 23時頃
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ん?なんか背中がぞわってした。
[思わず銃を落としそうになった……>>211]*
(212) 2024/02/13(Tue) 23時頃
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[不当な要求ではないと思うが、『今から別室をご用意するとなりますと、宿泊料金が――』と案内されて撃沈した。 肩を落として部屋へ向かう。館内案内図を見ながら、記憶と照らし合わせ、]
ふむふむ、図書館の近くかー。 廃校の時も、三階とかは行かなかったなー。
[廊下に出て、左を見て、右を見て。構造はそのまま、テクスチャを張り替えたような館内の様子に少し浮足立つ。 目的の部屋に近い左手の階段でなく、右側から迂廻しようと思ったのは、どうしても足が其方へ向かうのを怖がったから。]
……あれ? 落とし物だ。
[廊下へ差し掛かってすぐの隅に転がっていたのは、虹乃は知る由もないが、大和が意図的に隠したものでなく、盛大にぶち撒け回収し損ねた一本だった。]
そそっかしいんだから、てか。 何で持って来てるんだ。 広報活動?
[同窓会で急にマルチとか勧誘するのはNG行為筆頭だけれど、ウエルカムうまか棒の手土産なら問題ないか。 持ち主の分かるそれをロビーに届けることはなく、ちゃっかり押収することにした。1味。*]
(213) 2024/02/13(Tue) 23時頃
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───第二回『Lycanthrope Game』参加者たちに送られた招待状。
モニター募集段階からのデータは当然残っていた。
誰が参加して、誰が不参加だったのか。
これは終了時の参加者全員に送られた招待状だったのか?
それとも───
(#3) 2024/02/13(Tue) 23時頃
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何コレ!?!?!新しい形の合コンのお知らせ?!?!
[クルーエル社から送られて来た招待状を手にして、 ワナワナと震える男の影。
年は三十…四十代にも見える風貌だったが、 彼は、つい先日、成人式を迎えたばかりだった。]
(@4) 2024/02/13(Tue) 23時頃
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ニジノは、チーズ味うまうま。
2024/02/13(Tue) 23時頃
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/* キャー(⁎˃ ꇴ ˂⁎)ッ💕 スズキサーン!!
(-48) 2024/02/13(Tue) 23時頃
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乗るしかない………この、ビッグウェーブに!!!
[そうして大事そうに招待状を封筒の中に戻した男は、 温泉旅行への夢を、今、羽ばたかせていた───。]**
(@5) 2024/02/13(Tue) 23時頃
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[メッセージを送ると、ほどなくして、虹乃から返信が届いた。>>209 文面からすると、今ロビーに着いた所だろうか。]
💬 『うん。私は玲と同室よ。 私宛の招待状も、玲の家に届いたし。』
[私宛の招待状が玲の家に届いた時点で、同室である事には、私は何も疑問は持たなかったけれど。 火浦さんと虹乃も同室というのは、確かに、少し怖いかもしれない。*]
(214) 2024/02/13(Tue) 23時頃
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[未来のうまか棒工場夫人が、少年の落としたうまか棒を拾った時。
少年はガンバレットで63点という成績を出していた。腕はなまってないか……?]*
(-49) 2024/02/13(Tue) 23時半頃
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[未来のうまか棒工場夫人が、少年の落としたうまか棒を拾った時。
少年はガンバレットで83点という成績を出していた。腕はなまってないか……?]*
(215) 2024/02/13(Tue) 23時半頃
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テストしたら点あがった笑
(-50) 2024/02/13(Tue) 23時半頃
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/* 83点……大和上手いなぁさすが。 虹乃は77(0..100)x1点くらいかな。
(-51) 2024/02/13(Tue) 23時半頃
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── 301号室 ──
[LINEを送ると、ほどなくして両方から返信が来た。 沙羅も一緒だよな?と書いてある大和には、 🐺✌のスタンプだけ送る。
奏人からのメッセージを見て、 やはり心配だよな、と苦笑しつつ。]
💬『そうだな、何か変な事あったら共有しよ。 今んとこ、普通の温泉施設っぽいけど… ま、あとで、どっかで。』
[送信ボタンを押すと、沙羅の方に向き直って微笑んだ。]
なんか行きたいとことか見たいとこある? 図書室とか音楽室とか、どうなってんのかなぁ。
(216) 2024/02/13(Tue) 23時半頃
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[言いながら、サイドテーブル──机の引き出しを 何気なく開けてみた。 旅館によくある便箋と封筒のセットが入っていて、 その傍らに、6味のうまか棒が 文房具のような顔をして紛れ込んでいた。]
何だこれ、おやつ…? 旅館のテーブルって よくお土産の菓子類が置いてあるけど。 そういうアレか……? 別にいいけど、いまいち情緒ないお菓子だ…… *
(217) 2024/02/13(Tue) 23時半頃
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キリノは、チョコバナナ味だったので、袋を開けて、食べてしまった。*
2024/02/13(Tue) 23時半頃
ヤマトは、何故か舌打ちしたい気持ち。「チッ外した!」(的)
2024/02/13(Tue) 23時半頃
スズキは、旅館のどこかで、4味のうまい棒を手に入れた。
2024/02/13(Tue) 23時半頃
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[うまい棒ごましお味……
ノーマルうまい棒にごましおをふっただけという実に手抜きなこの味は、老人ホームに慰安に行き配った時は大好評であった。
多分ふけ顔の人にも刺さる……?いやわからない。]
(218) 2024/02/13(Tue) 23時半頃
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[そこで漸く、手書きらしい謎のポスター>>164が視界に入った。]
アヒ……ル……?
こっっっっっわ!!!!!!!!
[それがアヒルでなくガチョウであることなど、虹乃は知る由もないが。画伯にはイロイロ問題アリな気がする、イロイロ。 遠慮なくチーズ味はいただくことにして、予てより企画していた事案も後でプレゼンすることにしよう。]
(219) 2024/02/14(Wed) 00時頃
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/* ここだとアヒルどころかガチョウの絵文字も出なかった。 かわりにドードーとかいる。 英語だと🦆がダックなんだ……?
(-52) 2024/02/14(Wed) 00時頃
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『そっか。沙羅も野々花も、一緒に住んでるんだし 今更同室だからって騒ぎ立てるホドでもないよねぇ。
私は……なんか複雑……。
あ! バレンタイン極秘任務決行はいつにする? 部屋に荷物置いたら、家庭科室確認してくるよ🥣』
[重い足取りで階段を上って上って。 グループLINE>>214に返信してから、問題の部屋前まで来てしまった。 腹を括って扉を開け放つ。ノックなんてしてやらない。]
…………大和?
[鍵が閉まっていたから予測した通り、部屋は無人だった。教室の大きさはツインルームにしてもとても広く感じられる。片方のベッドの傍らに見慣れたバッグが置き去りにされていたので、どこかをほっつき歩いているのだろう。ホっとしたような、残念なような。 部屋も、畳に布団敷きだったりしたら、両端に遠ざけて何らかの意志を示そうとしたけれど、ベッドでは動かせない。 キャリーバッグを置いて肩を回す。エレベータがないのは何気に盲点だ。一階の部屋であれば良かったのに。 ともあれ、無料宿泊で贅沢も言ってられない。大きく伸びをして、そのままボスッとベッドに転がった。*]
(220) 2024/02/14(Wed) 00時頃
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[虹乃に返信をしたタイミングで、玲も返信を終えた様で>>216。]
図書室と、音楽室……。
[玲が挙げた2つの場所には、ぼわっと、頬が赤くなってしまった。 思い出深い場所である事は確かなのだけれど、色々思い出してしまって。]
桜並木の木は、もう無いかしら? 屋上、は……。
[屋上は、VRゲームでの最後の時間を、一緒に過ごした場所だけれど。 玲は高い所が得意ではないのに、私に付き合ってくれたのだった。 あの時は、知らなかったけれど。
そんな事を考えながら、目を細めて笑んで、玲を眺めていると、 机の引き出しの中から何かを見つけたらしい。]
(221) 2024/02/14(Wed) 00時頃
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……学校だから、駄菓子? みたいな事なのかしらね?
[お菓子といえば、野々花と虹乃は、何時頃からチョコ作りを始めるのかな。 私は、玲宛のチョコは、ここで作るのは大変そうだったので、結局家で作ったものを持ってきてしまって。 ここへは、別の材料を持ってきていたりするのだけれど。*]
(222) 2024/02/14(Wed) 00時頃
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[そんな事を考えていると、丁度、虹乃から返信>>220が届いて。]
💬 『私はいつでも大丈夫よ。』
[兎の耳が『○』を作っているスタンプをぽちり。*]
(223) 2024/02/14(Wed) 00時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2024/02/14(Wed) 00時半頃
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/* 悩んだのだけど、玲宛のチョコ、材料の種類が多くて。 旅行にカボチャ持って行くの??とか思ってw なので旅館では、野々花と虹乃へ友チョコを作る事にしたのよ。
(-53) 2024/02/14(Wed) 00時半頃
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