人狼議事


31 私を■したあなたたちへ

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【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 音楽科?
   
    いいえ。自慢ではないですが、
    楽譜もろくに読めませんよ。 」


 お兄さんにちょっかいかけた後。
 自分しかいなかったはずの演奏会。
 新たに加わった観客へ向けて、
 非才を恥じ入るように、はにかんで見せる。
  
 こちらは顔を覗けば、
 特筆する才のないつまらない人間だ。
 指揮だって当然しないし、できない。>>294

 よって会話をしながらも、ゆっくりと
 ロボットたちの演奏に、耳を傾けられただろう。
  

(300) 2023/11/20(Mon) 14時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 ああ …… こんにちは。
    坂理です。
    ナカムラさん、でしたか。 」


 声のした方向。
 振り向いて確認すれば、
 少しだけ驚き、ぱちりと瞬く。

 そこには朝方、気の毒だと。
 なんとも勝手な感想を抱いた相手が立っていた。**
 

(301) 2023/11/20(Mon) 14時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/20(Mon) 14時頃


【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
週明け以降IN率下がります(キリッ)

ってメモに書いてしまったので、ぶくぶくしてたんですが
(できてないかも)
家族が発熱して看病休みを取ったため、
今日もロルを書きにこれてしまった……

明日!明日から下がるから!!信じて!!!!

(-58) 2023/11/20(Mon) 14時半頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
中村さん全員と会おうとするの偉いな
でもそう言って貰えなかったら

犯人役は忙しそうだから
縁故がない自分は、
エンカ遠慮しておこうかな〜ってなったとは思う

(-59) 2023/11/20(Mon) 14時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 ええ。
    システムに指示して、選曲したのは俺ですけど。

    綺麗なプログラムなので
    命令は通しやすかったですよ。

    よければ、中村さんも試しにどうぞ。 」


 なお、この曲が終わったら、
 殿がサンバを踊るようなメロディが流れる予定だ。 

 組んでもまだ長さの余る足。
 横目に見ながら誘いに応じると、自身もベンチに座る。
 こうして、顔のいい空間が完成した。 
  

(306) 2023/11/20(Mon) 15時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 そうですね。 彼氏でしたよ。 」 


 寄せられた疑問符へは、
 勿体ぶることもなく、頷いた。

 既に卯木氏へ話している内容だ。>>1:56
 高校時代を見守っていた、蜜星教諭もいる。
 隠し立てする必要は失われていた。
 

(307) 2023/11/20(Mon) 15時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



   「 俺もね。
     中村さんに聞きたいことがあります。 」


 今までの流れに沿って、
 煙崎るくあとの思い出話。>>1:242

 ねだろうとした唇は、突然の裏切りを見せる。
 気付けば、別の答えを求めていた。
 

(308) 2023/11/20(Mon) 15時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 中村さん。かっこいいですよね。
    死にたくならないですか? 」
 
 

(309) 2023/11/20(Mon) 15時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 意に反した問い。

 しかし俺程度でも考えたことがあることだ。>>1:67
 ならばこれくらい、単なる世間話だろう。
 判断して、そのまま答えを待つ。

 耳を澄ませば、
 意志を持たないロボット達による
 神の祝福はまだ続いていた。*
 

(310) 2023/11/20(Mon) 15時頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
続いてないとマツケンサンバがくるからね……

(-61) 2023/11/20(Mon) 15時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 苦みを顔帯びたから察するに、
 快適な目覚めとは言えなかったらしい。


  「 それは残念。 
    俺、男には片想いばかりなんですよね …… 」


 幼稚園の頃の初恋然り
 先程の黒須ワとの邂逅然り。

 人選にお気に召さなかったらしいお兄さん。
 長く話を続けるつもりはなかったが。
 

(315) 2023/11/20(Mon) 15時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 …… お招き、ありがとうございます。 」


 足を止める意図の感じられない、
 抑揚のない一言へ。>>305
 こちらも、飾りのない一文を返してから。
 

(316) 2023/11/20(Mon) 15時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 望みは、叶いそうですか? 」


 余分な二言目。
 反応を待つことはしなかった。
 そのまま人の手の入った芝生を、靴先で揺らす。

 今の俺には、モナリザたちが待っているし。
 元より、教えるのはひとつだけの約束だ。**
 

(317) 2023/11/20(Mon) 15時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/20(Mon) 15時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ


 ── 『 お似合い。 』

 快活な声に乗せられているのに、
 どこか寒々しい響きに感じたのは。>>323
 こちらが後ろめたさを感じているせいだろう。

 死への渇望は、
 あっさりと肯定された。>>324

 至極当然と言った物言いは、
 まるでかつての自分の願いが許されたような ──

 堕ちた天使が美しく微笑むような、
 そんな、都合のいい誘惑に縋らせるかの如く。
 

(335) 2023/11/20(Mon) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 それすらもまた、都合のいい解釈に過ぎないが。


  「 ああ。少しわかるかもしれない。
    俺はね。 片想いばかりなんですよ。 」


 愛を一身に受けたような才能者が。
 愛を否定するその姿へ。>>325

 笑みを向けた拍子に、細まった瞳が、
 夏の日差しを受けてきらりと輝く光景は。
 少しだけ、涙にも似ていたかもしれない。

 片想い。
 ならば恋人である煙崎るくあの存在は?
 誰かに抱かせたのと同じ、当然の疑問だ。>>329
 相手に指摘される前に。
  

(336) 2023/11/20(Mon) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 ならある種、死は救済なのかもしれません。

    だから中村さんは、
    煙崎さんを殺したんですか? 」


 問いをかける声の輪郭は、
 自分が思ったより、柔らかいものだった。
 

(337) 2023/11/20(Mon) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 蜜星教諭に行った二番煎じ。>>1:215

 反応を見た時間はごく僅か。
 決して長くは待たなかっただろう。
 せいぜい遠くから会釈をする、
 昨日ぶりのその姿に。>>312
 こちらからも手を振り返す程度の間。

 終わり次第。
 すぐにネタバラシをするつもりだった。>>1:216

 軽快なサンバには、少々似つかわしくない話題。
 音楽が切り替わる前には、終わらせる算段で。**
 

(338) 2023/11/20(Mon) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 恋もしましたし。
    同じ数だけ失恋もしましたよ。
    俺は神様ではないので。

    届かないと知りつつ、手を伸ばす側です。 」


 それなりの辛酸も苦渋も舐めたつもり。
 こちらは、凡庸でつまらない人間なのだから。


  「 でも、あなたは逆なんでしょうね。 」


 笑みを深める瞳がゆらりと揺れて、
 探るような色になる。
 

(350) 2023/11/20(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 

  「 届かないのをいいことに。
    綺麗な幻想を積み重ねられる側。 」


 ゆっくりと唇が動く。
 それは、あまりにも知ったような口だったかもしれない。
 

(351) 2023/11/20(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 煙崎るくあを殺した犯人。

 一瞬、得たかに見えた答えは、
 すぐに冗談めかして返される。

 別にブラフが得意なわけではない。
 並んだ二つのどちらが真実かなんて。
 当然、わかるわけがなかった。

 なので確かな事にだけ。
 自身の話題だけを摘んで、首を横に振る。
 

(352) 2023/11/20(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 残念ながら、俺は犯人じゃないですよ。

    言ったでしょう。俺みたいな凡人では、
    そんな役割は役者不足だ。

    せいぜい舞台の下で、
    皆さんを応援しているのがお似合いです。 」


 心からそう言って。
 苦く苦く、笑ってから。
  

(353) 2023/11/20(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 でも一人。
    舞台に上がっている人なら知っていますよ。 」
 
 

(354) 2023/11/20(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 煙崎灰羅さん。 」

 

(355) 2023/11/20(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 煙崎るくあの兄。
 この島への招待主の名。

 口止めされていないのだ。
 告げたところで咎められまい。

 むしろ俺に話したくらいだから。
 周知して欲しいと考える方が納得できる。

 いっそアポロで全体公開した方が、
 なんて気が利く青年だと、
 彼には喜んでもらえるかもしれない。
  

(356) 2023/11/20(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 誰が煙崎さんを殺したのか。
    俺は知らないです。

    ただもし心当たりがあるのなら。
    よければ、舞台に上がって下さい。
   
    煙崎るくあを殺した犯人に対して。
    それは、愛ではないかもしれませんが。
   
    きっと。
    煙崎灰羅は、──── 焦がれている。 」

 

(357) 2023/11/20(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 いつの間にか演奏は終わっていた。
 一際伸びやかな音の後に訪れる静寂は、
 本来なら余韻を楽しむ時間だけど。


  「 中村さん。好きな曲はありますか。 」


 話の終りを示すように、
 ぱっとベンチから腰を上げると。

 まだ幾分か高い日を見上げながら、
 どこか楽しそうな笑みを向けて。  
 

(358) 2023/11/20(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 よければ、リクエストどうぞ。 

    今日の閉園時間に流れるように
    モナリザ達に設定しておきますから。 」**
 
 

(359) 2023/11/20(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 月光の第3楽章ですか。

    いいですね。
    あの爆発するみたいな激情に。
    身を委ねられれば思い出せるかもしれませんね。

    自分の中にある、感情に。 」


 最も、そんなものがあればの話だが。

 第3楽章は速い上に転調が多く、
 奏でるにはそれなりの技巧を必要とするが。
 むしろ正確性を得意とするロボットの方が
 向いているかもしれない。
   

(376) 2023/11/20(Mon) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 月繋がりなら、
    ドビュッシーの月の光も好きですね。
    それじゃあ、モナリザに設定しておきます。 」


 ベンチを発つ足は、そのままモナリザの方向へ。
 何か思い至ったのか一度止めて。
 くるりと振り返れば、お互いの視線が宙で絡む。

 短い息を吐く。
 胸を刺す感情の色が、
 憐れみなのか、祈りなのか。
 自分でも決めかねたまま。


  「 …… 中村さん。 」

 

(377) 2023/11/20(Mon) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



  「 どうかあなたの孤独にも。
    神の祝福があらんことを。 」


 自分と似ているようで。
 何もかもが違うその人へ。

 言い終えれば、再び背を向ける。
 たとえ続く言葉があったとしても。

 突如周囲に鳴り響いた、
 陽気なサンバが搔き消しただろう。**
 

(378) 2023/11/20(Mon) 21時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/20(Mon) 21時半頃


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