28 僕等(ぼくら)の
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コウッミサイルが来るッ
[僕にはそれを知らせるしかない。もしも回避をすれば、アストロの後方に位置する彼の母親はミサイルの嵐に巻き込まれる。
迎撃という発声にあわせて目映い光が敵に向かい放たれる。
まるでアストロの全身が耀いて、四方八方に矢を乱射したみたいな。
ミサイルとレーザーの応酬。バチバチと二つはぶつかり合い、弾け、周囲は煙と光に包まれた。]
ーーッ
[スクリーンがよく見えない。僕は思わず立ち上がる。
漸く視界が晴れるとーー倒れているらしき小さな小さな人影。
敵は、半分の履帯を失い傾いた姿勢、ミサイルの合間を縫ったレーザーが当たったのか、片側の扉が取れかけており、もうハートの形をしていない。
コアの露出。]
(269) 2023/08/20(Sun) 18時頃
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[だが、損壊したのは敵だけではない。僕らが乗るアストロも、彼の母親を護るために立ちはだかったのでーー
傷を負っている。 まるで、鋭い獣の爪で抉ったような痛々しい痕。
そこにはーー今までA戦(僕は見ていないが)、千映戦、大和戦でアストロがぐしゃりと蜜柑を潰すみたいに破壊してきたコアと同じものが。]
……あ。
[スクリーンを見ているから不思議な感覚だが、恐らくあそこに僕らがいるのだ。
つまり、双方が弱点を晒した状態。]
あーー…
[やはり、そうなんだ。やはり、コアにはパイロットがいる。
ーー双方の。]
(270) 2023/08/20(Sun) 18時頃
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[彼は敵が動けない、つまり止め寸前になったのを理解したのだろう。ハロに母親の転送を依頼する。 縁士が病院を指示してサポート。>>263]
……良かった。
[目の前で母親が亡くなったりしたら、彼はどうなったか。考えるだけで恐ろしい。
しかしまだ問題は残る。
剥き出しのコア。
恐らく人間が、僕らの地球のではない人間がぐちゃぐちゃ詰まったあのコックピットをーー彼は、潰すのか。]
(271) 2023/08/20(Sun) 18時頃
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……駄目だ。
[僕はか細い声で言う。]
そんなこと、しちゃーー…
[わかってる。わかってるけど、でも。
僕は青ざめた唇を震わせる。すると縁士が叫んだ。>>264]
(272) 2023/08/20(Sun) 18時頃
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[
ーー殺れ。]
(273) 2023/08/20(Sun) 18時頃
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[信じられない。目を見張る。そんな、そんなのをーー]
(274) 2023/08/20(Sun) 18時頃
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駄目だーーッ!!*
(275) 2023/08/20(Sun) 18時頃
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ーーコックピットーー
[みんなは誤解しただろう。僕が敵パイロットを慮ったのだと。
勿論その気持ちがないわけではない。 だが、本質は、違う。
僕は"彼に人殺しをさせたくなかった"のだ。
そしてもう1つ。コアの破壊はすなわち。
ーー彼の死を、意味する。
僕が止めない理由の方がないのだ。]
(281) 2023/08/20(Sun) 19時頃
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[彼は縁士の言葉に頷いたが、僕の叫びを無視しなかった。
立ち尽くす僕と、彼の目線はしっかりと合う。 そう、真っ直ぐに。 なんの雑じり気もなく。
くしゃ、と。
彼の顔が歪んだ。ーー美しい瞳に涙が滲む。]
……コウ。
[僕は、彼に近づく。一歩、二歩、ゆっくり。
そして身を屈めーー椅子に座る彼を、抱き締めた。
耳元に囁く。]
……死なないで。 死なないでーーお願い。
(282) 2023/08/20(Sun) 19時頃
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[抱いているから彼の表情は見えない。 真弓が一言、言った。
それは彼が判断した通りに。 "すべきこと"であり。
彼が低い声でーーアストロに最後の命を下す。
僕は画面を見ていないが、それがもう、彼の生命の終わりであるのを知る。
彼は、皆に謝った。 僕は彼を離して、二の腕を掴み。]
なんで謝るの?何を? 君はーー君、は… 一番辛いことを、したのに。
君は、君はこれで。 もう後少しでーー。
(283) 2023/08/20(Sun) 19時頃
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[僕は彼を解放した。みんなにお別れを言いたいなら、邪魔してはいけないから。]
……。
[必死に堪える。崩れ落ちてしまいそうになるのを。]*
(284) 2023/08/20(Sun) 19時頃
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[もう接触を躊躇う必要がないのは。彼の命の炎は消えるから。]
…迷うのが当たり前じゃないか?君は、優しい人だ。 敵だからと躊躇なく… 出来る人じゃない。>>285
[殺す、とは言えない。]
上手く出来なくて当たり前。 初めてだったんだよ。 むしろ、すぐ建て直せて凄かったよ。
(298) 2023/08/20(Sun) 20時頃
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君は、凄いんだ。
[心からの賛辞を。]
……聞けないんじゃない。パイロットに選ばれた時点、君にはどうにも出来なかった。
どの道を選んでも。
だから、僕が無理を言ったんだよ…
[涙が、頬を伝う。もう少し、後少しで、彼は。]*
(299) 2023/08/20(Sun) 20時頃
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[ハロが彼のお母さんを無事な場所に送ってくれた。僕はハロに感謝した。>>292]
(300) 2023/08/20(Sun) 20時頃
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[加賀先生が>>@25真弓が>>290 縁士が>>296ハロが>>297
みんなが彼に別れを告げる。感謝と共に。 僕は彼らと康生が言葉を交わすのを見守っている。]*
(303) 2023/08/20(Sun) 20時半頃
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ーー君と僕の終わりーー
[僕たちは、二人きりだ。 みんなは見守っている。コックピットにいるけど。
二人きりだった。
彼のお父さんも去ってしまったのを僕は知らないがーー
世界に、二人きり。]
……コウ。
[僕は彼の髪を撫でる。なんて柔らかいのだろう。]
……怖いのは、僕も。 覚悟してたのに。
君に大丈夫と言い、安心させなきゃなのに。
(310) 2023/08/20(Sun) 21時頃
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ーー僕も怖いよ。
[僕は、彼の胸に手を当てる。温かみはあるのに、鼓動が聴こえない…]
君の、心臓はーーもう。
[声が震える。涙がとめどなく、溢れる。]
コウーーコウ。 君を独りになんかしない。
僕も、君が逝くところへ逝くから。 だから、先に待ってて。
[もう一度抱擁を交わして。囁く。]
(311) 2023/08/20(Sun) 21時頃
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キスしたい。 ……君も、僕とキスしたい?*
(312) 2023/08/20(Sun) 21時頃
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[触れているのに。 指先はまだ、彼を感じているのに。
遠くなる。遠退いて逝く。
僕の腕の中で、僕の最愛は息絶える。 僕の全てがーー息絶える。]
[僕は彼の頬に触れる。キメ細やかな肌を撫でる。]
するわけないよ。 コウが来るな!て言ったって、 追い掛ける。
ーーパイロットに選ばれたら、僕は。君の傍に。
ーーすぐだよ。きっと。 だから寂しがらないで。
(317) 2023/08/20(Sun) 21時半頃
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[後三戦。真弓、縁士、僕。誰も漏れることはない。
彼が死ぬのだから、僕にはもう生きるために足掻く理由がないのだ。]
あの日のエアキスだって嬉しかったよ?
ーーコウは、僕のお願いを叶えたいばかりだなあ。
……大丈夫。僕は君を愛してる。愛してるよーー康生。
[彼の言葉が途切れて、途切れて。
命が奪われていく。
死ぬ理由なんてまるでなかった。 死ななきゃいけない理由なんて何処にもなかった彼。
ーー理不尽に、ただ。]
(318) 2023/08/20(Sun) 21時半頃
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[
消える。]
(319) 2023/08/20(Sun) 21時半頃
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[伸ばされた手は。世界ではなく、僕に。
彼はちゃんと最期に僕を求めてくれた。それは他の誰でもなかった。
僕は彼の頬にを添え、顔を近付けた。
唇と唇をしっとりと重ねーー彼の生を看取ろうとする。]*
(320) 2023/08/20(Sun) 21時半頃
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ーー愛しく散る君の唇をーー
[確かにそれは、今までの彼とは違う彼であった。
僕はまだその事実を知らないが、彼はずっと父親と共にあった。だが心臓に屋度っていた父親が先に旅立ちーーたった独りになってしまったから。
きっと、今までは堪えられたことが、強がれたことが出来なくて。]
(326) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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[だが、人は弱くていい。 人はちっぽけで、力ない存在だ。自分だけで何かを変えることも出来ず常に無力感に苛まれる。
お互いを支え合いやっと生きていく。
だから、弱くていい。
独りぼっちは嫌。 それは人間の根幹が発する魂の叫びだ。
最後に彼は、とてもーーとても人らしく。 弱音を吐けたのだのではなかろうか。]
(327) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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[柔らかく吸い付く彼の花弁を。ずっとずっとこの唇で味わっていたかった。
だが、彼の吐息すら途絶え。 震える睫が閉じようとするのなら。
僕は、終わりがきたと悟った。]
ーーコウ。 ずっと、一緒だ。
[母親と、世界と。 僕を呼んで。 彼は逝ってしまった。
眠るように目蓋を臥せて。]
(328) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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……コウ?
[抱き締める。渾身の力で。 僕の全身が、心の痛みに軋む。]
コウ、コウーーコウ。
[譫言みたいに彼を呼ぶ。揺すっても、彼は答えない。]
コウッ!
[わかってる。もう、彼は。 もう終わった。終わってしまったんだ。
ーーだけど。]
……なん、で。 なんでだ、よーー
なんでだッ!
(329) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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なんで彼が死ななきゃならないッ! 彼が何をしたッ! なんの理由で、彼を奪うんだッ!
[涙が滝のように流れて。僕の感情が溢れる。]
嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だッ! こんなの納得しない、 僕は認めないッ!
コウを返せッ! 返せよッ!
[左手で彼を抱き、僕は床を右手拳で叩く。何度も何度も。 血が滲むまで。
そして最後はーー彼を抱き締めて頬ずりをし、床に蹲る。]
(330) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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ーー返せ、かえして。
……かえ、して。
[彼を床に横たえた。僕はその傍に体育座りをし、ハロを呼ぶ。]
ーー…彼を。
[それ以上は言わなくとも伝わるだろう。その後は、膝を抱き抱え、ずっと嗚咽を漏らしている。]*
(331) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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[残念というかなんというか。
僕はショック状態だから排出後、アストロの光点に全く気付かないだろう。]
(343) 2023/08/20(Sun) 23時半頃
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―戦闘後 コックピット外―
[ハロと真弓が何かを話していたが、今の僕の耳には何も届かない。
独りになりたい。 ただそう考えて、僕はフラフラ帰宅する。
もし僕が足を止めるとするなら、加賀先生か三千院部長から康生の手紙を受け取る時ぐらいだと思う。]*
(346) 2023/08/20(Sun) 23時半頃
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