31 私を■したあなたたちへ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
――回想/黒須???――
中学校で報道部に所属していたのは、意外と性に合っていた。一人で家にはなるべく居たくない、さりとて休日に遠征試合等で、両親を送迎で煩わせるような運動部や吹奏楽部には入れない。 報道部は、お昼休みに放送室から校内情報番組を流すこと、体育館の舞台の照明装置や裏方担当、毎月の校内新聞の発行などが主な活動内容だった。僕が選んだのは、校内新聞用の写真や、新入生募集用の学校案内、部活紹介等の短い動画を撮影する係。 どうせ僕が写っていたところで、誰が喜ぶわけでもないし、自分が撮られる側でないことに逆に安堵したり。存在感の薄さも幸いして、いつ撮られたのか分からないような自然なスナップ写真は、評判も悪くなかった。
煙崎るくあと出会った日から、写真に、映像に、彼女の姿が増えていった。
カメラ係という大義名分で、新聞や動画の素材集めのフリをしつつ、ファインダーは執拗に彼女だけを追っていた。自分用に、るくあのデータを拝借することもあった。
(136) 2023/11/19(Sun) 16時頃
|
|
思春期だったから、僕はそれを"恋愛感情"だと信じて疑わなかったけれど、どちらかというと親鳥を慕う雛の刷りこみ現象(インプリンティング)に近かったのかも知れない。僕の世界に、初めて彩りを与えてくれたひと。日本人の例に漏れず無心論者の僕だけど、苦しい時に救済を求める対象を神と呼ぶなら、僕にとってそれはるくあで、僕は彼女に縋ったのだ。
他の誰でもない、キミに見つけて、認めて貰いたかった。 いつも群衆に埋没して"その他大勢"にしかなれない、 誰も覚えず気にも留めない、希薄な"僕"の存在を。*
(137) 2023/11/19(Sun) 16時頃
|
|
バタバタバタバタ!! 騒がしい見た目の人影がエレベーターから飛び出すと、可能な限り大股で足音も騒がしく廊下を駆け抜ける。
「あああぁ!! 居た、坂理ってキミだろ、
そ こ へ 直 れ っっっっ!!!!!!」
勢い余って彼を通り過ぎてから、キキーっと急ブレーキをかけて180度Uターン。ぜぇはぁと肩を大きく上下させながら、酸素を吸って吐いて吐いて絞り出すように。
「ごっ、ごめん、 口が、 滑った、 えと、
ソレ、見つけて、 くれて、 あり、 がとっ……ぜぃ。」
両手を膝に置いた前傾姿勢で、顔だけは真っ直ぐ彼の手の内の落とし物に向けていた。*
(138) 2023/11/19(Sun) 16時頃
|
|
― 2日目/園内のどこか ―
[ロボットの姿しか見えない園内を、一人、歩く。 ふと、アポロに視線を落とすと、キャンディさんが落とし物をした事と、それが見つかった事を同時に知る。]
[少し考える間の後、メッセージを送ってみた。]
(139) 2023/11/19(Sun) 16時半頃
|
|
(綺羅さんへ個別送信)
今、どこに居ますか? 気になる乗り物を見つけたので、今日も一緒にどうかなって思って。 良かったら、気が向いた時にメッセージをください。
(*18) 2023/11/19(Sun) 16時半頃
|
|
[昨夜観覧車で聞こえた言葉と、私が考えている事を書いて、送ろうかと思ったけれど。 私達をここに招待した人は、個別メッセージも読めるんじゃないかなって思うから、会って直接話しをするべきだろうと。
気になる乗り物なんて無いけれど、 自然な内容に見える様に、そんな風に書いて送信をした。**]
(140) 2023/11/19(Sun) 16時半頃
|
|
/* >>112->>118 キラ様のロールに涙腺を破壊されてしまい 卯木さんの仕事人っぷり&るく兄との素敵ロールに喝采し キャンディちゃん(くんだと思ってるけど違うかしら?)と坂理くんの邂逅にわくわくしたり情緒がすこぶる不安定…!w みんなすてきよー!サイリウム振っちゃう。
(-22) 2023/11/19(Sun) 16時半頃
|
|
「 うっっわっっっ。 」
こちらを視認した途端。 ぎゅいん、加速度を増した姿は、 アクセルを踏み込んだような錯覚を抱く。 煌びやかな影は、予測より数秒早く 懐まで飛び込んできて。 …… そのまま通り過ぎ、やがて戻ってきた。
怒涛の一連に、 寝ぼけていた意識が完全に覚醒する。 この様子だと、送ったメッセージは読めていないだろう。
(141) 2023/11/19(Sun) 16時半頃
|
|
「 はい、これ。 大切なものなんだろう。
無くさずにすんでよかった。 」
煌びやかなラメが縁取る眼差しは、 一心に、落とし物へと注がれて。 こちらの顔面事情など眼中になさそうだ。 それに幾分か安心した心持ちで。
彼女の呼吸が落ち着いた頃を見計らい。 爪の先まで整えられた手の平へ、目的の物を手渡す。
坂里だと認識しているのは。 アポロには顔写真を掲示している者が多いため、 消去法だと判断している。*
(142) 2023/11/19(Sun) 16時半頃
|
|
(煙崎さんへ個別送信)
『 いいえ、犯人捜しの 情報になればよいのですけど。 雛子さん…、海透さんですね。 私はお会いできていないんです。 でも、心に留めておきますね。 プラネタリウム…… に、 気になるもの………? 何かしら。 私では見当もつきませんが、 お二人ともお気をつけて。 』
(*19) 2023/11/19(Sun) 17時頃
|
|
[気を付けて そんな風に書いたのは 犯人だという疑いには変わりなかったためと。 卯木店長からそのように呼び出す違和感、また、 遊びに行くというわけでもなさそうという感触から。 なにかわかったら―― と、 定型文のように書きかけて。 接触があったのならいい機会かと、 もうひとつ、時間を置いて送信した。]
(143) 2023/11/19(Sun) 17時頃
|
|
『 さっきはお伝えしなかったのですけど、 もうひとつだけ、
(消去)
気になることがあって。
お伝えしたいことも。 お時間空きましたら、どこでもいいので、 5分、10分、お会いできませんか。 **』
(*20) 2023/11/19(Sun) 17時頃
|
|
/* ひどい書き間違いをしてる!
(-23) 2023/11/19(Sun) 17時頃
|
|
――ホテル廊下――
必死すぎて取り繕えない顔には、『よりにもよって、コイツに拾われるなんて』と書いてある。身に覚えのない剥き出しの敵意を隠そうとしない相手に、あくまで優しくソツない対応の坂理のイケメンぷりときたら。完全な敗北感に打ちのめされた惨めな敗者は、それでも心底ホッとしたように、自分の手元に戻ってきた宝物を崩さないよう胸に抱いた。
「……ほんとに助かった。 不本意だけど感謝してる。
だってこれは、るくあのか、――っ かか形見、みたいなものだから!」
髪、と言いかけて慌てて誤魔化しつつ、嫌々頭を下げる。すっかり色褪せ捩れほつれた紐束を通す左手は、ラメでやたら綺羅綺羅しい。
(144) 2023/11/19(Sun) 17時頃
|
|
目の前の相手は失せ物取得の恩人ではあるが、やっぱりどうにも透かした顔がいけ好かない。ちょっと驚かせてやろう、くらいの出来心が過って、神妙な声音で問うてみる。
「ところで、
……るくあを殺したのはボクだ、って言ったら
キミはどうする?」**
(145) 2023/11/19(Sun) 17時頃
|
|
──回想・ある日のカフェ──
[中村綺羅之助は、ファンの女の子と個人的に会うことはない。 煙崎るくあと会ったのも、カフェで遭遇した1回きり。
そう。今日ここに来ているのは、中村綺羅之介ではない。]
歌川綺羅。 僕の本名。……今日、君と会ってるのは、歌川。いいね?
[そう言ってそっと人差し指を唇に当てると、煙崎るくあは頷いた。 仄暗いブックカフェの片隅、壁に向かってお話しできるカウンター席に並んで座って。彼女は心なしか、とてもおしゃれをして来ている気がする。約束したわけじゃないけど、これってデートに入るのかな? 僕は紅茶を、彼女はほうじ茶を飲みつつ、少し雑談をした。 舞台の話なんかじゃなくて、僕の学生時代の話とか。ほんとうに一般的な雑談。
どれほど話をしても、 僕には、彼女が死にたい理由が分からなかった。]
(146) 2023/11/19(Sun) 17時半頃
|
|
───君から見たら、僕は幸せそうに見える?
[確か煙崎るくあは、わからない、と答えただろうか。]
そうだね。他人のことなんて、わからない……。
だから、君に届く言葉が、君に必要なものが何なのか、僕にも分からなくて。 ──だから。
[カウンターの下で、そっと彼女の手を取った。 そうして、自分の手の中にあった包みを静かに握らせて、彼女の細い指が閉じるように、両の手を上から重ねた。傍から見れば口説いているようにしか見えなかっただろう。 彼女の耳元に唇を寄せて、息声で囁く。]
───僕のお守り、あげるよ。
(147) 2023/11/19(Sun) 17時半頃
|
|
死にたいんでしょ?
これがあれば、いつでも死ねる。 そういうお守り………。
.
(148) 2023/11/19(Sun) 17時半頃
|
|
[静かにそれを受け取った煙崎るくあの眼の色は、なんとも言えない光を帯びていた。 彼女は、綺羅を、やはり神様だと感じただろうか。 それとも悪魔に見えただろうか。 推しに引導を渡された? 僕は何も、死ねと言っているわけじゃない。]
要らなくなったら僕に返してね。
それ……昔の悪い友達経由で手に入れたものだから ひとつしかないんだ。
(149) 2023/11/19(Sun) 17時半頃
|
|
[ひとつしかない、死への鍵。 それを彼女が、この僕、綺羅之介に返すことがあるとは……思っていなかったけれど。
彼女が大人の女性であれば他にも何か、ひと押しするための行動を付け足したかもしれないが………高校生だ。僕たちは清らかな秘密をひとつ共有するにとどまった。
僕は彼女が、仲間だと感じた。 中村綺羅之介ではなく、歌川姓の僕。
きっかけさえあれば きっと この世から飛び立てる。]*
(150) 2023/11/19(Sun) 17時半頃
|
|
(一斉送信)
キャンディの落とし物見つかったんだね、良かったーー!!
みんな上を向いて歩けるね👍
(*21) 2023/11/19(Sun) 18時頃
|
|
(個別送信→雛子ちゃん)
うん?今はカフェでモーニング食べてたよ。 気になる乗り物?いこいこ!
その前にちょっと僕、レンタル衣装屋で自分の服とスマホ回収してから向かうね。中央カフェあたりで待ち合わせでいい?
(*22) 2023/11/19(Sun) 18時頃
|
|
――地下研究室
その疑念はもっともだ。 犯人が死んだとして、 こんな大掛かりで莫迦げたことをするヤツが 素直に俺たちを解放するのか?
犯人もだが、どこかに潜んでるだろう招待主を 引き摺りだす必要も――ある、と思うよ。
[>>125 信用できないと口にする卯木には もっともらしく頷いてみせた。]
(151) 2023/11/19(Sun) 18時頃
|
|
[しかし今、この相手に己がその招待主だと 明かすわけにはいくまい。 腕っぷしまでは判らないが、己より上背があって、 敏く、まともな思考の組み立てのできる男だ。 捕えられでもしたら元も子もなくなってしまう。]
(152) 2023/11/19(Sun) 18時頃
|
|
……そういや、あったな。 生と死の境界。 正確なフレーズは覚えちゃいないが、 そんなことは言っていた。
あの年頃の、娘の言う話は、 俺には理解できんことが多い。
[ブラックジョークに心当たりはなかったが、>>127 もうひとつの話題は印象深かったため>>1:99 その横顔とともに記憶に残っていた。]
(153) 2023/11/19(Sun) 18時頃
|
|
[思考に沈もうとしていた意識は、 不意に砕けたものとなった卯木の口調で 浮上する。>>129 慰めや鼓舞というより、それは男の吐露に思えた。 穏やかな声音に虚偽の響きが含まれていないか、 それを探ろうとすることすら、引け目を感じるような 真摯さを伴って。]
(154) 2023/11/19(Sun) 18時頃
|
|
まあ……あれに対しては 偽りなく向き合ってきたつもりではある。
なあ……、努力ってのは、 それが善き行いに対して払われるものじゃなくとも 肯定できると思うか?
[卯木の前提に照らし合わせれば、 己は『生きている』カウントから外れた相手に なるのではないか。 何といっても会ったばかりの、 互いの事情も理解していない相手に。]
(155) 2023/11/19(Sun) 18時頃
|
|
何てな、 アンタがるくあと、 るくあだけじゃなく俺にまで 真面目に向き合おうとしてんのは感じたよ。
あいつも、アンタと話してる時間は 実りあるものだったんだろうと思う。 [そんな言葉で区切りをつけるように。 応えられるかどうかは別としてもだ。
開かれた扉の先に足を踏み入れる。>>133 卯木が一冊のノートに手を伸ばす間、 室内に視線を彷徨わせた。*]
(156) 2023/11/19(Sun) 18時頃
|
|
──現在・カフェ──
[紅茶の残りを飲み干したあたりで、雛子からの個人メッセージが入ったので、ぽちりと返信を送って。
廊下で何やらやり取りをしているキャンディと坂理を見かけたら、ひらひらと笑顔で手を振ってその場を去るだろう。]*
(157) 2023/11/19(Sun) 18時頃
|
|
(綺羅さんへ個別送信)
ありがとうございます。 中央カフェで待ってますね。
私、朝食を食べながら待っているので。 ゆっくり来ていただければ。
(*23) 2023/11/19(Sun) 18時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る