8 Solo Assembly Letters
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[黒いカーディガンの下の、白いドレスの裾。 セシルの髪よりも少しだけ明るい色味のボブカット。 それらがふわりと微かに翻ったのは、それなりの間合いの場所に、翼もつ御使いが降り立った時>>42。]
『ああ、いかにも。はじめまして! ワタシがグラーツィアだよ、ガブリエル。 ワタシとセシルをキミたちが見た時には、 そういえばろくな挨拶一つしなかったものだが――。 それでもちゃんとワタシの方だと判ってくれて何よりだ』
[無邪気な笑顔ひとつ崩さず返したこの言葉から、自分たちの姿が選手たちに垣間見られていた>>0:12ことをグラーツィアは認識していたことが解るだろう。
そしてこの言葉は、文字通り、笑顔ひとつ崩さず―― すなわち『くちびるを一切動かさずに』放たれている。 丁度、頭の中、あるいは精神の中に直接声を送り込むような、テレパシーめいた形の言葉だ。]
(56) sakanoka2 2021/04/21(Wed) 19時半頃
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[「もうお一方」>>43を何処に遣っているかは、グラーツィアの方からは告げない。 ヒトの方の主催の出頭を仮に求められていたとしても、この時の妖精は答えなかっただろう。
くるりと回るタロット・カード――『塔』の絵柄のそれ>>44を目にしても。 貼り付けたような御使いの笑みに対して向けるのは、相変わらずの無邪気な笑みだ。
月のひかりがふたつとも、流れる暗雲に遮られて弱まろうとも。 倫敦のどこか遠くで、雷火が穿つ音が響こうとも>>45。 呑気とも捉えられ得るほどに、妖精の笑顔は何一つ変わらない。]
(57) sakanoka2 2021/04/21(Wed) 19時半頃
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『そう言われても、どうしたものかなあ。 何せワタシは“ザンゲ”する側の存在じゃないからね、 神父、じゃなかった、御使い!』
[自称・地母神の末裔の、堂々たる宣言。]
『ともあれ、キミからの裁きというお礼、 ぜひとも有難く頂戴しよう。 こんな「バビロン危機一髪」な供物は 滅多に無いから楽しみだ!』
[『塔』についての異なる解釈をこの時特に考慮していないのは兎も角として――。 “刑務執行”を目前に控えながらなお、こんな能天気な調子でテレパシーめいた言葉を発する以外、グラーツィアは何もしない。 この態度が「何もしなくても、大したことにはならない」と確信するだけの余裕(もしくは慢心)の表れだと気づくか否かは、キミ次第だ。]
(58) sakanoka2 2021/04/21(Wed) 19時半頃
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[もっとも、「大したことにはならない」が、実際のところどうなるかと言われれば――それは実際に裁きを下された時の話。 少なくとも、主催者たち自身の存在や、この世界の存在自体に支障をきたすことにはならないだろう。
……そんなこの妖精は(そしてセシルも)、“お礼参り”の予告状すらない“刑務執行”の可能性>>54については、この時何の考慮もしていないのだった。]
(59) sakanoka2 2021/04/21(Wed) 20時頃
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/* ガブリエルさんがクソ天使なら グラーツィアはクソ妖精ですね わかります
>>-52 おばあちゃーん! やったー!! ありがとーーーーーー!!!!! 最速5日入荷納豆ピックアップたのしみにしています!!!!
(-75) sakanoka 2021/04/21(Wed) 20時頃
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/* ねねsキッチンはカルデアの健やかな食生活をささえています
(-76) reil 2021/04/21(Wed) 20時半頃
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[声をかけられた時>>52。 私はといえばぽりぽりもちろんぽり まだ野菜を満喫ぽりぽりしている ぽり最中ぱりぽりでしたぽりぽり。 手を止めて、じぃと彼女を見る] 勝負。 勝負……いま、勝負とおっしゃいました?
(60) tamamh2 2021/04/21(Wed) 21時頃
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聞き間違いじゃあ、ありませんよね。 [じんわりと、彼女に己と同じような 特徴が幻視されれば、さらにその笑みは深まる]
(61) tamamh2 2021/04/21(Wed) 21時頃
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やりましょう! やりましょう! マッチレースですか? 他に参加者は? います? いません? どうでしょう? [にっこにこ。 満面の笑みで、同じく風景画を見つつ、 空へ人差し指を差し出す── かけっこするひと、この指とまれ!]
(62) tamamh2 2021/04/21(Wed) 21時頃
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かけっこ? したいんだぞ!
[はいはーい!]
(63) reil 2021/04/21(Wed) 22時頃
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おお、本当に勝負が実現しそうとは……。
[良かったじゃないか、と思う気持ちはなくはない。>>53 セクレタリアトに勝負を持ちかけたデアドラもノリノリのようで、 尻尾がぱたぱた動いているような…………ん????]
流石に疲れたのかもしれませんね……。
[何せ色々ありすぎた、とはいえ帰って寝るにはまだ早い。 少しばかり宴会場を見て回る余裕も出てきた。 相変わらずセシルからは視線を外す決意を固めているが]
(64) Akatsuki-sm 2021/04/21(Wed) 22時頃
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[そんな感じで小さいテーブルに近寄る。 納豆をほかほかごはんにかけて食べるというのをやってみるためである。 テーブルの上にはなんだかポストに入りそうな気がしなくもない厚みの白いパックがある。 そのうちのひとつ(大粒のパック)を取って、 中身をこの目に晒そうと角からフタらしきものを取ろうとした。
ぺりっとフタらしきものは半分に割けた。
男の心に何らかの衝撃がはしった。 (いわゆるカルチャーショックである)]
(65) Akatsuki-sm 2021/04/21(Wed) 22時頃
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[……その後残り半分も慎重にはがし、 中に入っていた小袋はいったん脇にのけて、 納豆本体を覆う薄いビニールを慎重にはがす。
納豆から伸びる糸がビニールにもくっついて、 しかもよく伸びる。思わず切れるまで伸ばしてしまった。
あとはこれを小皿に移し、脇にのけた小袋の中身を加えてシャカシャカと混ぜる。 混ぜる。 とにかく混ぜてみる。粘り気が増しているようだ……。
気が済んだところで大きめの茶碗によそったばかりのご飯の上に納豆をかけ、 彩りを求めて細く刻まれた海苔やら細かく刻まれたネギやらを乗せた。 準備万端]
(66) Akatsuki-sm 2021/04/21(Wed) 22時頃
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……む。 …………おお。 ……………………。
(確かににおいもねばねば感も独特なものですが、 ドン引きするほどのものではありませんしとにかく白いご飯に合う! ……至高では? しかしこれが本来なら水戸に行かなければ食べられないとは……)
[ともかくこの出会いに感謝しなければ。もぐもぐ]
(67) Akatsuki-sm 2021/04/21(Wed) 22時半頃
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/* この指とまれシーンがめちゃくちゃ癒しだなあとなりつつ(えあーペンライト振り)
(-77) Akatsuki-sm 2021/04/21(Wed) 22時半頃
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……よかったあ。
[>>49心の底からほっとした表情を見せる。 >>48彼女が言わなかった可能性は想像もできず、 されど実現したならさぞ愉快なことになるのだろう]
なんだかすごく安心しちゃいました。 もう死んでも大丈夫かも。えへへ。
[少し目尻に涙を浮かべながら笑う]
ここに来て、短い時間なのに たくさんご縁をいただきましたね。 理不尽な「事故」のはずだったのに、 最後には楽しかった!って言えるの、 ちいさな奇跡みたいです。
(68) fortmorst 2021/04/21(Wed) 22時半頃
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変な言い方かもしれませんが、 皆さんがちゃんといるって実感できて嬉しいです!
[デアドラに続いて自分も手を振って。 誰かと話そうと思ったのだが]
(69) fortmorst 2021/04/21(Wed) 22時半頃
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レース!? します!!!!
[このゆびとーまった]
(70) fortmorst 2021/04/21(Wed) 22時半頃
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/* キリシマに絡みに行こうとも思ったのですが レースと聞いて飛びつかないわけがなくてですね キリシマの異文化交流ていねいでいいなあ
(-78) fortmorst 2021/04/21(Wed) 22時半頃
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/* いえーいレースしつつ 今日は崩れ落ちるんだなあ……
(-79) tamamh2 2021/04/21(Wed) 23時半頃
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クソ妖精さんににっこにこしてしまった にっこりしつつ僕もくずれおちるので 明日昼以降になると思いますすみません...
(-80) 雨京 2021/04/22(Thu) 00時半頃
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[ヴィクトーリアが見せたほっとした表情>>68は、偽りないものであるとデアドラの目にも映った。 涙交じりの笑顔のその人に、思い出したように、言葉を付け加えた。]
あなたのこと、覚えてるから――、 ヴィクトーリアも忘れないでね。 わたしは「かなしい」やつなんかじゃないんだって!
[(相手に届いていたとは知らぬ)紙飛行機に記していた想いを、デアドラはこの場で改めて告げる。 屈託ない笑みにウィンクを載せるデアドラの胸中には、いまはもう、ヴィクトーリアへの殺意や不愉快さはない。
事故から生まれた、ちいさな奇跡。 神の御業に(おそらく)因らないそんな奇跡を思えば、自然と頬は緩み――。 うまく言葉にできずじまいの未来の(愉快な)奇跡の可能性をも思い、えっへへ、と声を零したのだった。]
(71) sakanoka 2021/04/22(Thu) 11時頃
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[そして殺意無きデアドラがいま抱くのは、紛れもない闘争心。]
もっちろんさ!!!! うん、うん、マッチレースでもいいけれど――
[ノー聞き間違い。ノー詐欺。ノー正体不明。 そう言わんばかりの「この指とまった!」を、セクレタリアト>>60>>61>>62の人差し指にタッチして宣言する。
ちなみにデアドラのぴんと立った馬耳とぱたぱた馬しっぽの幻像の存在はかなり“正体不明&詐欺”めいていたが、これはあくまで“ライダーの武器のレプリカ”めいた現象であり、スナーク・マグレガーは無実である。おそらく。 この謎耳と謎しっぽに対する誰かさんの言葉>>64は、てんで耳に入らぬまま――。]
(72) sakanoka 2021/04/22(Thu) 11時頃
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きん! ヴィクトーリア! あなたたちとも勝負できるんだね! やった! やったッ!! やったーッ!! おっしッ、みんなで一斉に競走しよッ!!
[そうはしゃぐなり、今度はすぐさま、ベルモントパークの絵にタッチ!
こうして、絵に触れたデアドラの姿は、競技場のフィールドへと転移し――。 転移した丁度その時に、どこからともない頭上から、丸められた手紙が一通、ぽてんと落ちてきたのだった。 なお、手紙は馬耳の虚像を貫通した。虚像は虚像だった。]
(73) sakanoka 2021/04/22(Thu) 11時頃
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――ベルモントパーク競技場――
[――という訳で、レースに出場しようとしていたら手紙>>4:-17>>4:-18を読んでいた、という状態にデアドラはなっていた。 頭上から落下してきたモノを無視できる程の猪突猛進では流石になく、気になるものは気になる、といった態だ。]
…………うぇ。
[急いで書かれた痕の見受けられるこの手紙が、キリトからの返事であることは冒頭の内容で理解できた。 その冒頭部、二重線の下敷きにされた、「思い出せた」の文字。 頑張って消した心算の「忘れてた」をキリトに読まれたことは明白だ! これからレースだというのに、このばつの悪さである。 (なおそのキリトも別の誰かに何かを読まれてしまっていた次第のことは、デアドラは知らない)]
(74) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃
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[ともあれ、気を取り直して読み進める。 記された本題、キリトとセカイの確かな「幸せ」の存在を思えば、よしよし、なんて満足の声が口から零れたのだけれど]
うぃ? ―――…あなたも?
[「悪い人」。キリトもそうなのだ、ということをデアドラはここで初めて知る。 それも、セカイを裏切ってでも愛する者を救う、ということ。 デアドラは暫し、まるであたかも眠りでもするように、両の碧眼を閉じた。]
(75) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃
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( ――…、ニーシャと一緒にまた暮らせるなら。 わたし、家も友達も、全部捨てて、 異聞帯を守るくらい、できちゃうんだろうな。 )
[ここでの「異聞帯」とは、このデアドラが住む正史としての人類史とは全く異なる成長を遂げたセカイ、くらいの意味合い。 そして異聞帯が存在するだけで、デアドラの住むの世界は崩壊する、とも――。 もっとも、異聞帯未満の「切り落とされるべき世界」の存在にカルデアが触れたことこそあれ、異聞帯そのものについては知識でしか知らない。これはあくまで仮定の話だ。
カルデアという「家」を持ち、ジーナをはじめとした「友達」をも持つようになったジェニファーの中には、けれども“ニーシャをどこまでも愛した”デアドラとしてのこんな意志が、確かに有り続けている。]
(76) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃
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[再び目を開けて読み進める便箋。 手紙の主たる「悪い人」は、けれども確かに《蒼い鳥》の祝福を受けているのだろう、と。 そう思いながら、問いかけの言葉に、笑って首を横に振ろうとして――。
その手紙の締めくくりに、不意に、目に熱いものが湧き出でる。 それはきっと、このデアドラの身が、かりそめであれ「さっき死んだばかり」だったからだろう。]
〜〜〜〜〜〜〜…、やだなぁ。 勝負前に泣いてちゃダメだっての。 こんなんじゃ、力入らなくなっちゃう。
[真紅のマントで顔を拭ってから、丸められた便箋を折りたたんで懐に仕舞った。 ――生き続けていれば、いつかは。 そう、思いながら]
(77) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃
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[綺麗に均されているダートを、どんっ と踏みしめ 力強く鼻息をあげた。 白馬の耳は凛と立ち、高揚を示すように尾は高く上がる。
デアドラは やる気だ!!!!]
(78) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃
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── そしてベルモントパーク ──
よい、しょっ、とぉ……!
[がらごろ、ごろごろ、がごん。 綺麗に整地されたダートに深い轍。 …はスタート位置にゲートを押しやっていた。 ……無事完了。
馬ならぬウマ娘たちが入るにちょうど良さそうな、人サイズのゲートはきっときっちりしたスタートタイミングを保証してくれるだろう。 そして]
(79) tamamh2 2021/04/22(Thu) 12時半頃
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