19 メタルボディの共存試験【R18ペア】
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やり残した仕事を片付けておきたいのだよ。 後々困るからね。
[そう説明して瑛羅を連れ出したのは、ルウポリスからほど近い港だった。
アルサラーンの事件に関しては司法の手が入り、また魔物に関わる別組織の介入もあって、問題の無い範囲に落ち着いている。 だが、魔物研究の副産物である薬を持って逃げた幹部は、いまだに追求を逃れて港近辺に潜伏しているということであった。]
自分で薬を飲んだ上に、適合したようで、 人間の警察には手に負えないだろう、ということでね。
[魔物化した首謀者と取り巻き、それと取り引きしようとしている人間をまとめて始末・捕縛しようというのだ。]
(-120) nekomichi 2022/10/22(Sat) 16時頃
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その取り引き会場が、ここだよ。
[倉庫の壁を指で撫でる。 入り口の側には車が何台か止まっており、見張りもいたが、倉庫の隙間となるこの場所には誰もいない。 そんな場所へいきなり現れるものがいるとは、普通は思わないものだ。]
中に何人いるか、分かるかい? 今回は、派手な突入といこう。
[微笑んで、作戦の開始を告げた。*]
(-121) nekomichi 2022/10/22(Sat) 16時頃
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[ 黍炉と過ごす日々は初めての経験の積み重ねだった。 忙しくも充実した時間。
新しく与えられた装備も、極めて調味深い。 まだまだ使い道もたくさんありそうだ。
メモリーをいくら黍炉で満たしても、無限に余地があると感じる。
それは何と言うか── 望ましい…嬉しい…愛おしい…関係性── 伴侶…つがい…血の絆…なのだと理解していた。 ]
(-122) enju2 2022/10/22(Sat) 18時半頃
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[ ゆえに、黍炉からの誘いは、その行先が寝室であれ、ラボであれ、戦場であれ、受けないなどあり得ないことである。]
魔素による凶暴化か。
[ 確かに生身の警察官では返り討ちに会う危険性が高い。 といって、軍用アンドロイドを大量に投入するのは、コストがかかるのだろう。
こんな時ばかり魔物に始末をさせようとは都合がいいやり方だとは思うが、黍炉が独自に介入すると決めた可能性もある。 魔物がそれなりに政治的なものだというのは黍炉と暮らして知ったことのひとつだ。
むろん、理由など、どちらでも構いはしなかった。
また黍炉を守う力を発揮できる。 それがいい。]
(-123) enju2 2022/10/22(Sat) 19時頃
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人数は── 中に8人、周囲の車に分散して24人。 通信を傍受してみたが、これで揃っているようだ。
で、今日は、恋人のふりはなしか ?
[ 取引現場を前にして、軽口を叩く。*]
(-124) enju2 2022/10/22(Sat) 19時頃
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おまえを愛する方に熱がいってしまうからね。
[軽口にキスを返し、肩を抱く。 人数を聞いて、頷いた。]
(-125) nekomichi 2022/10/22(Sat) 21時半頃
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外の人間はさほど警戒せずとも構わない。 注意するのは中にいる幹部一人だけれども、腹心に薬を持たせているかもしれないね。
取引相手も、魔物を相手にするようなものだ。 対抗策を持っている可能性はある。
注意すべき相手は多いけれど、 おまえがいてくれれば問題ないよ。
[信頼を告げて、もう一度キスをする。]
(-126) nekomichi 2022/10/22(Sat) 21時半頃
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念のため、これを渡しておくよ。
[ホルダーごと差し出したのは、口径の大きな拳銃だった。]
銀の弾丸が入っている。 銃身も聖別されているから、触らないように。
大抵の魔物には有効だからね。 必要なときに使いなさい。
[これがあれば、あのとき私を撃ち抜けたのだ、 と言おうとして、彼にその記憶が無いことを思い出す。 あとで話して聞かせよう。おまえに撃たれた喜びを。*]
(-127) nekomichi 2022/10/22(Sat) 21時半頃
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[ 接吻けと共に告げられた理屈に頷く。]
あなたは、説得の達人だな。 では、ご褒美にとっておこう。
(-128) enju2 2022/10/22(Sat) 21時半頃
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[ 念の為にと渡されたガンホルダーは、脇の下に納まるよう装着する。 銃身に触れてもいけないというのも、きっちり覚えておいた。]
物騒なくらいの秘密兵器なわけか。 いずれ、内蔵することも検討したらどうかな。
直接リンクしておけば、命中度もより高まるはずだ。
[ 律儀に機能のプレゼンをするところもいつも通りだった。]
(-129) enju2 2022/10/22(Sat) 21時半頃
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[ 突入の準備を進めながら、何か期待しているらしき黍炉に同調して、快活な笑みを浮かべた。]
いいぞ。 いつでも、いける。
── どんな方法をとっても、あなたを守る。
[ 黍炉の後頭部を引き寄せて、軽く接吻けた。*]
(-130) enju2 2022/10/22(Sat) 22時頃
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その銃は、特に私のような魔物によく効くからね。 おまえの中に組み込むと、拒絶反応が出るかもしれない。
[プレゼンに、真剣な顔で応える。]
けれども、帰ったら検討してみよう。 今後は必要になるだろうからね。
[ご褒美に加えて、検討課題を積んでおく。 彼の事で予定がいっぱいだが、今は目の前の敵だ。]
(-131) nekomichi 2022/10/22(Sat) 22時半頃
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[引き寄せられ、接吻けられて吐息が零れる。 このまま押し倒してしまいたいのを、なんとかこらえる。 早く済ませて帰ろう。]
魔物封じは掛かっていない。 三つ数えたら、"跳んで"彼らの側に出るからね。 できる限り一度に、無力化してみておくれ。 今回は、大いに派手にしてくれて構わない。
全員でなくてもいい。 漏れた者から狩っていくよ。
[簡単な作戦を伝えて、彼の腰に手を添える。 瞳を覗いて、タイミングを合わせた。]
(-132) nekomichi 2022/10/22(Sat) 22時半頃
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では行こう。 ひとつ、ふたつ、みっつ ――
[こんな時にも甘い声で数え、瑛羅と共に闇を渡って倉庫の中に突入した。]
(-133) nekomichi 2022/10/22(Sat) 22時半頃
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[ 黍炉のカウントと共に、目の前の風景が切り替わる。 もう慣れた感覚だ。
黍炉と二人、風呂から寝室への移動は元より、摩天楼の上空から自由落下を体験したこともある。
今回は交渉の席への乱入だった。]
HEY ! 俺たち抜きでパーティを始めてもらっちゃ困る。
[ 挨拶代わりにテイザー針を展開し、4人ばかり昏倒させた。 売り手か買い手かなど区別はしない。*]
(-134) enju2 2022/10/22(Sat) 23時頃
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[突然の乱入に、相手が驚愕の表情を浮かべる。 そのうちの何割かは、瑛羅の顔に向けられていた。 そういえば、まだ顔を変えていない。
瑛羅が放った青白い光が半数ほどを打ち据えて地に転がす。 残りは4人。 1人は即座に反応して身を躱していた。 間違いなく、あれが魔物化した相手だ。]
(-135) nekomichi 2022/10/22(Sat) 23時半頃
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[薬とおぼしきケースを、昏倒した一人から回収する。 我に返って奪い返そうとしてきた男に、黒い衝撃波を当てて弾く。 壁際まで吹き飛んだ男は、そのまま動かなくなった。
瑛羅が相手でなければ、この威力なのだ。 あの戦いのことを思い出して、笑みが漏れる。]
(-136) nekomichi 2022/10/22(Sat) 23時半頃
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[怒号と共に、一人の男の身体か膨れ上がった。 衣服を弾けさせながら、元の倍ほどに巨大化した体躯は、毛皮に覆われている。 鼻面は長く伸び、鋭い牙と爪を備えていた。]
狼男か。 …他の要素も入っているね。
[狼男は普通あれほど大きくない。複数の魔物のエッセンスを取り込んでいるとみて間違いないだろう。 吼え猛る狼男の横で、もう一人の男がなにかを口に入れるのが見えた。 あとひとり、おそらく買い手側の男はまだ混乱している。]
来るよ。
[狼男が姿勢を下げたのを見て、警告を発した。*]
(-137) nekomichi 2022/10/22(Sat) 23時半頃
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[ 目の前で人間が変容するのを見る。]
機械であれば、総重量は変わらないと言いたいところだが── どうかな。
[ 動揺せず冷静に分析する。それがAIだ。
黍炉の警告に応え、倉庫内の事務机を押しながら、狼男の前へ突っ込んでゆく。 金属の机を全速力で押しながら移動するなど、人間にはできない芸当だ。 そのままぶつけられれば質量ダメージになるだろうし、受け止めるならば動きを止められる。よしんば、飛び越えられたとしても── 黍炉がいる。
狼男の注意をこちらに引きつけて、黍炉をフリーにして攻撃してもらう算段だった。*]
(-138) enju2 2022/10/22(Sat) 23時半頃
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常識が通用しないのが魔物だからね。
[見た目通りの質量を備えているだろう狼男が突進してくる。 瑛羅が金属の机を押してそれに向かっていく。 二つの力に挟まれた机は、一瞬持ちこたえたあと、盛大な音を立ててひしゃげた。 その一瞬に、机を蹴り、狼男の背に飛び乗る。
袖から引き抜いた剣を一閃し、狼男の首に切りつける。が、一刀両断とはいかなかった。 首の太さも毛皮の硬さも、並ではない。 のみならず、傷口が端から塞がっていくのを見て、眉をひそめる。]
高速回復…・
[誰か同族が、この薬のために犠牲になったということだ。 考えられることではあったが。]
(-139) nekomichi 2022/10/23(Sun) 00時半頃
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[思いを巡らせる暇も無く、狼男が手を伸ばしてくる。 飛び上がって躱したものの、僅かに反応が遅れて爪の先に足を引っかけられた。
バランスを崩して、そのまま落ちる。*]
(-140) nekomichi 2022/10/23(Sun) 00時半頃
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[ 瑛羅と狼男と事務机、一番、脆かったのは事務机だった。 へしゃげた瞬間に黍炉が宙を舞うのが見えたから、事務机のことはもはや誰からも見向きもされない。
黍炉の刀捌きは文句なく見事だったが、狼男は持ち堪えた。 黍炉の言う通り、常識は通用しないのだろう。 あまつさえ、黍炉に手を伸ばしさえする。]
させるか。
[ 黍炉と狼男の間に入るような低い姿勢で足からスライディングし、ガンホルスターから聖別された銃を抜いて狼男の顎の下めがけて撃つ。*]
(-141) enju2 2022/10/23(Sun) 08時頃
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[猫のように空中で身体をひねり、手足の三点で床に下りる。 追撃が来なかったのは、瑛羅が間に入ったからだ。
耳に痛い発砲音の直後に狼男が顎をのけぞらせる。 がぁぁ、と吼えた口から血の泡を吹いた。]
いいね。 効いてる。
[素早く立ち上がって瑛羅の背に囁き、ふわりと跳ぶ。]
(-142) nekomichi 2022/10/23(Sun) 09時半頃
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[怒り狂う狼男と視線を合わせ、微笑んだ。]
おまえはもう、動けない。
[びくりと震えた狼男が動かなくなる。 だがそれにも耐性があるのか、すぐに瞬いて呪縛を解く気配を見せた。]
決めるよ。
[瑛羅を誘い、全身でぶつかるように剣を狼男の喉元に突き立てる。 鍔元まで埋まった剣の柄を足掛かりに、さらに跳んで狼男の背後に回った。]
(-143) nekomichi 2022/10/23(Sun) 09時半頃
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―― 撃って。
[狼男の背に手を当てながら、瑛羅を甘やかに呼ぶ。*]
(-144) nekomichi 2022/10/23(Sun) 09時半頃
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[ 銃弾は狼男をのけぞらせはしたが、止めを刺すには至らなかった。 だが、黍炉への攻撃は阻止できたのだから、文句はない。
異議があるとすれば──黍炉が狼男にも、その魅力的な笑みを惜しげもなく見せてやったことくらいか。 もっとも、その笑みには魔物の毒が含まれているようだと遅ればせながら気づく。
硬直する狼男の頭上を飛び越えて黍炉が背後に回り込んだ。 好機の指示に、瑛羅はひとつうなずく。]
(-145) enju2 2022/10/23(Sun) 19時頃
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[ さっきは距離があったからダメージが少なかったのかもしれない。 それなら今度は至近で、毛皮のない部分を狙おう。
床を蹴って、黍炉が残した剣の柄の上に軽業師めいたバランスで立ち、狼男の顔を見下ろす。 噛み裂かんと剥かれた牙と怒気に頓着することなく、銃を握った腕をその口の中に突き込んだ。
狼男の体越しに黍炉と向かい合う形になる。 もう他のものなど焦点の外だ。
弾丸が狼男を貫通したら、黍炉に当たる可能性があるのを一瞬、考慮したが、引き金をしぼる手を止めることはなかった。*]
(-146) enju2 2022/10/23(Sun) 19時頃
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[狼男へ向けた笑みへ、瑛羅が何かしらの思いを抱いたと知れば、嬉々として問いただしていたことだろう。 だが今はまだ知らぬこと。 確かなのは、彼の構える銃口が、狼男越しにこちらへ真っ直ぐ向けられていることだった。
なんて甘美で刺激的な瞬間だろう。
口内へ聖銀の銃を押し込まれて狼男が怒りと苦悶の呻きを発するが、もはや興味は失せていた。 自分が撃ち抜かれたと錯覚するほど至近で発砲音を聞く。 彼の手で撃たれる誘惑に抗って、狼男の肌に重ねて守りの力を展開した。]
(-147) nekomichi 2022/10/23(Sun) 21時半頃
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[銀の弾丸は、狼男の体内に入り、首の後ろから抜けようとして、硬い毛皮と守りの障壁に阻まれる。 跳ね返った弾は体内を蹂躙し、傷を広げた。
再生能力も追いつかないほどに破壊されて、狼男は雷に打たれたように硬直し、直後に崩れ落ちる。 残った身体も全て脆く砕けて灰のようになり、それすらも消えていった。]
終わりだね。 よくやってくれた。
[もはや遮るものなしに瑛羅へ微笑みを向ける。 そのまま、顔を寄せて接吻けた。*]
(-148) nekomichi 2022/10/23(Sun) 21時半頃
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[ 狼男の顎が閉じて瑛羅の腕を噛む。 猛々しい力だった。 だが、鋼の肉体は平然と耐える。
かまわず全弾、撃ち尽くした。 黍炉の期待に応えるべく。
黍炉はとても愉しげで、いつになく興奮しているようだ。 ふたりですることはいつだって刺激的だ。
服の下で瑛羅の肌にも蔓の意匠が浮かび上がっている。]
(-149) enju2 2022/10/23(Sun) 22時頃
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